JP2006296025A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 位置センサとモータとの間に生じる組み付け誤差に応じたオフセット値を従来より正確に特定することが可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、モータ19が出力した誘起電圧Eの波形がゼロクロスしたときのレゾルバ25の実際の検出値θ1をオフセット値θ2として求めている。そして、モータ19の誘起電圧Eの波形は、モータ19にかかる外部負荷の有無・大小に拘わらず、モータ19の実際の電気角が0度のときに必ずゼロクロスするので、レゾルバ25とモータ19との間に生じる組み付け誤差に応じたオフセット値θ2を従来より正確に特定することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、位置センサの検出値に応じてモータへの相電流を変更し、モータの回転を制御するモータ制御装置に関する。
一般に、モータ制御装置は、位置センサによりモータの電気角を求め、その電気角に応じてモータへの相電流を変更することで、モータの回転を制御する。このためモータを効率よく駆動するためには、位置センサの実際の検出値とモータの実際の電気角とを設計通りに対応させる必要がある。そこで、位置センサとモータとの間に生じる組み付け誤差に応じてオフセット値を特定し、位置センサの実際の検出値からオフセット値を引く補正を行っていた。そのオフセット値を特定するために、従来のモータ制御装置では、モータに所定のロック電流を流し、そのロック電流に対応した電気角にロータをロックさせ、このときの位置センサの実際の検出値をオフセット値として求めていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−319680号公報(段落[0002]〜[0007],[0010],[0029]〜[0031])
しかしながら、上記した従来のモータ制御装置では、モータへの外部負荷の有無・大小により、同じロック電流に対してロータがロックされる電気角が変わるため、上記組み付け誤差に応じたオフセット値を正確に特定できない事態が起こり得た。具体的には、モータを電動パワーステアリング装置の動力源に用いた場合、タイヤと路面との摩擦が外部負荷となり、上記した事態が起こり得た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、位置センサとモータとの間に生じる組み付け誤差に応じたオフセット値を従来より正確に特定することが可能なモータ制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るモータ制御装置は、モータの実際の電気角が0度又は180度のときに、モータに連結された位置センサの検出値が0になるように位置センサの実際の検出値を補正し、その補正された検出値に応じてモータへの相電流を変更してモータの回転を制御するモータ制御装置であって、モータが外部トルクを受けて回転したときに発生した誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、誘起電圧の波形がゼロクロスしたときの位置センサの実際の検出値をオフセット値として求めるオフセット値検出部と、そのオフセット値を記憶するためのオフセットデータ記憶部と、オフセットデータ記憶部に記憶されたオフセット値を位置センサの実際の検出値から引いて検出値を補正する検出値補正部とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、モータへの給電を停止してオフセット値検出部を作動させるための操作スイッチを備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、予め定められた所定の条件で自動的にモータへの給電を停止してオフセット値検出部を作動させる更新自動起動手段と、オフセット値が予め定められた上限値より大きくなったときに警告信号を出力する異常報知手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のモータ制御装置において、モータは車両に搭載される電動パワーステアリング装置の動力源であり、モータ制御装置とバッテリーとの間が非導通状態から導通状態に切り替わったことを条件にして、モータへの給電を停止した状態で車両のハンドルを操作可能としかつオフセット値検出部を作動させるように構成したところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
本実施形態の構成によれば、モータが出力した誘起電圧の波形がゼロクロスしたときの位置センサの実際の検出値をオフセット値として求め、これをオフセットデータ記憶部に記憶する。そして、そのオフセット値を、逐次変化する位置センサの実際の検出値から引いて検出値を補正する。ここで、モータの誘起電圧の波形は、モータにかかる外部負荷の有無・大小に拘わらず、モータの実際の電気角が0度又は180度のときに必ずゼロクロスするので、本発明によれば、位置センサとモータとの間に生じる組み付け誤差に応じたオフセット値を従来より正確に特定することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、操作スイッチの手動操作により、随時、オフセット値を更新することができる。
[請求項3の発明]
請求項3の構成によれば、予め定められた所定の条件でオフセット値が自動的に更新される。そして、オフセット値が予め定められた上限値より大きくなったときに、警告信号が出力されるので、異常に対して迅速な対応が可能になる。
[請求項4の発明]
車両に搭載された電動パワーステアリング装置を交換する際には、モータ制御装置とバッテリーとの間が断絶され、新たに電動パワーステアリング装置が搭載されると、モータ制御装置とバッテリーとの間が接続される。そして、請求項4の構成によれば、モータ制御装置とバッテリーとの間が非導通状態から導通状態に切り替わったことを条件にして、モータへの給電を停止した状態で車両のハンドルが操作可能になる。そこで、手動でハンドルを操作すると、これが外部トルクとなってモータが回転し、誘起電圧が発生する。このとき、オフセット値検出部が作動しているので、誘起電圧の波形がゼロクロスしたときの位置センサによる検出値がオフセット値として特定される。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1における符号11は、電動パワーステアリング装置であって、筒形ハウジング18の内部に直動シャフト16を貫通して備えている。筒形ハウジング18は、車両10の本体に固定され、その軸方向の中間部分にモータ19が内蔵されている。このモータ19はブラシレスモータであって、筒形ハウジング18の内側にステータ20が嵌合固定され、そのステータ20の内側に筒形のロータ21を備えている。直動シャフト16は、そのロータ21内を貫通しかつ筒形ハウジング18から両端部が露出し、それら両端部がタイロッド17,17を介して転舵輪50,50に連結されている。
ロータ21の内面には、ボールネジナット22が組み付けられている。また、直動シャフト16の軸方向の中間部分にはボールネジ部23が形成されている。そして、これらボールネジナット22とボールネジ部23とからボールネジ機構24が構成され、ロータ21と共にボールネジナット22が回転すると、筒形ハウジング18に対してボールネジ部23が直動し、これにより転舵輪50,50が転舵する。なお、転舵輪50の近傍には、転舵輪50の回転に基づいて車速を検出するための車速センサ36が設けられている。
直動シャフト16の一端寄り部分にはラック30が形成され、ステアリングシャフト32の下端部に備えたピニオン31がこのラック30に噛合している。また、ステアリングシャフト32の上端部には、ハンドル33が取り付けられ、ステアリングシャフト32のうち上端寄り位置には、舵角センサ34及びトルクセンサ35が取り付けられている。
モータ19のうちステータ20に備えた巻線は、モータ駆動回路42に接続されている。具体的には、巻線は、U相、V相、W相からなり、これらU相巻線、V相巻線、W相巻線の各端末がモータ駆動回路42に備えた図示しないFET回路に接続されている。そして、モータ駆動回路42はPWM制御を行って下記関係式が成り立つように、U相巻線に相電流Iuを流し、V相巻線に相電流Ivを流し、W相巻線に相電流Iwを流す。なお、下記式において「Ie」は所定の定数であり、「ωt」はモータ19の電気角である。
Iu=Ie・sin(ωt) ・・・・(1)
Iv=Ie・sin(ωt−2π/3) ・・・・(2)
Iw=Ie・sin(ωt−4π/3) ・・・・(3)
筒形ハウジング18の一端寄り位置には、ロータ21の回転位置を検出するためのレゾルバ25(本発明に係る「位置センサ」に相当する)が設けられている。レゾルバ25は、ロータ21と一体回転する図示しない可動部と、筒形ハウジング18に固定された図示しない固定部とを備えている。そして、ロータ21と共にレゾルバ25の可動コイルが回転すると、レゾルバ25における固定部と可動部との間の相互インダクタンスが変化する。すると、レゾルバ25に接続されたレゾルバ信号処理回路25Cが、その相互インダクタンスの変化に基づいてレゾルバ25の電気角を電気信号に変換して後述の操舵制御装置41に出力する。この出力が本発明に係るレゾルバ25の検出値(以下、「検出値θ1」という)になる。
ここで、レゾルバ25の極数をkとすると、レゾルバ25は機械角で1回転すると、電気角でk回転することになる。換言すれば、機械角が0〜360/k[度]変化する間に、レゾルバ25の電気角は0〜360度変化する。従って、図2(A)に示したように、レゾルバ25の機械角とレゾルバ25の電気角(検出値θ1)との関係をグラフ化すると、そのグラフは機械角が360/k[度]ずつ変化する度に三角波が繰り返して出現する形状になる。なお、一般の場合と同様に、本実施形態においても、レゾルバ25の極数とモータ19の極数とは同じ値になっている。
図1において符号41は操舵制御装置であって、本発明に係る「モータ制御装置」に相当する。操舵制御装置41に備えたROM41Rには、アシスト制御プログラム、オフセット値更新プログラムPG1(本発明に係る「オフセット値検出部」に相当する)等の各種プログラムが記憶されている。また、操舵制御装置41には、オフセット値θ2を記憶するためのフラッシュメモリ41F(本発明に係る「オフセットデータ記憶部」に相当する)が備えられている。
操舵制御装置41には、本発明に係る誘起電圧検出部51が設けられている。そして、モータ19への給電を停止した状態で、ハンドル33を操作したときに、モータ19に発生した誘起電圧Eを誘起電圧検出部51にて検出している。
ところで、レゾルバ25とモータ19とは極数が同じであり、設計上は、レゾルバ25の検出値θ1(即ち、電気角)と、モータ19の電気角ωt(即ち、三相巻線のうちU相巻線の位相)とは一致する。従って、設計上は、U相巻線の誘起電圧Eの波形が負から正の値に変化する過程でゼロクロスしたポイント(以下、単に「ゼロクロスポイント」という)では、レゾルバ25の検出値θ1は設計上「0」になる。しかしながら、実際には、モータ19及びレゾルバ25の組み付け誤差により、図2(A)と図2(C)とに対比して示すように、誘起電圧Eの波形のゼロクロスポイントでレゾルバ25の実際の検出値θ1は「0」にはならず、オフセット値θ2になる。そこで、本実施形態の操舵制御装置41では、オフセット値更新プログラムPG1を実行して、U相巻線の誘起電圧Eとレゾルバ25の検出値θ1とからオフセット値θ2を検出している。
以下、本実施形態の作用効果と共に、操舵制御装置41のROM41Rに記憶された各プログラムについて説明する。運転席に備えた操作スイッチ52(図1参照)がオン操作されると、操舵制御装置41は、モータ駆動回路42からモータ19への給電を停止する。そして、オフセット値更新プログラムPG1を実行する。オフセット値更新プログラムPG1が実行されると、図3に示すようにカウンタiが「1」に初期設定される(S10)。次いで、誘起電圧Eが負から正の値に変化してゼロクロスしたか否かを判別する(S11)。そして、誘起電圧Eが負から正の値に変化してゼロクロスした場合には(S11:YES)、そのゼロクロスポイントにおいてレゾルバ25の実際の検出値θ1を、R(i)に格納する(S12)。
次いで、カウンタiをインクリメントし(S13)、カウンタiが定数Nより大きくなるまで、この動作を繰り返す(S11〜S14のループ)。そして、複数のR(i)の平均値Ravを求め(S15)、フラッシュメモリ41Fに記憶されたオフセット値θ2の値を前記平均値Ravの値に更新する(S16)。
以上によりオフセット値更新プログラムPG1が終了する。そして、モータ駆動回路42からモータ19に給電可能な状態に戻される。
操作スイッチ52がオン操作されない状態(即ち、通常の状態)では、操舵制御装置41は、アシスト制御プログラムを実行し、舵角センサ34、トルクセンサ35及び車速センサ36の検出結果に基づき、図示しないマップを参照して電動パワーステアリング装置11に出力させるアシスト力を決定する。また、アシスト力を電動パワーステアリング装置11に出力させるために、操舵制御装置41は、モータ駆動回路42に備えた図示しないFETをオンオフ制御して、モータ駆動回路42から電動パワーステアリング装置11に流される相電流を変更する。具体的には、アシスト制御プログラムの実行によりアシスト力が決定されると、操舵制御装置41は、レゾルバ25の検出値θ1を取得する。ここでθ1>θ2の場合は、下記式(4)の如く、検出値θ1からオフセット値θ2を引く補正を行って検出値θnを求める。また、θ1<θ2の場合は、下記式(5)の如く、検出値θ1からオフセット値θ2を引きかつ1周期分の値(360度)を加える補正を行って検出値θnを求める。従って、図2(B)と図2(C)とに対比して示すように、補正後の検出値θnは、U相巻線の誘起電圧Eの波形がゼロクロスポイントしたときには「0」になる。
θn=θ1−θ2 ・・・・(4)
θn=360+(θ1−θ2) ・・・・(5)
そして、この補正後の検出値θnをモータ19の電気角ωtとし、その電気角ωtに応じた相電流Iu,Iv,Iw(式(1)〜(3)参照)をモータ19に流す。これにより、モータ19が駆動されて、電動パワーステアリング装置11から前記アシスト力が出力される。
このように本実施形態の構成では、モータ19が出力した誘起電圧Eの波形がゼロクロスしたときのレゾルバ25の実際の検出値θ1をオフセット値θ2として求めている。ここで、モータ19の誘起電圧Eの波形は、モータ19にかかる外部負荷の有無・大小に拘わらず、モータ19の実際の電気角が0度のときに必ずゼロクロスするので、レゾルバ25とモータ19との間に生じる組み付け誤差に応じたオフセット値θ2を従来より正確に特定することができる。そして、このように正確に求めたオフセット値θ2をフラッシュメモリ41Fに更新して記憶しておき、そのオフセット値θ2を、逐次変化するレゾルバ25の実際の検出値θ1から引く補正を操舵制御装置41(検出値補正部)にて行い、その補正後の検出値θnで、モータ19の回転を制御するので、従来より効率よくモータを回転駆動することができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、図示されておらず、制御の構成のみが第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、同一の構成に関しては同一符号を付して重複説明は省略する。本実施形態の操舵制御装置41は、車両10に備えた他の制御装置から走行距離を取得し、予め定められた一定距離を走行する毎に、又は、車両10に備えたタイマーにて計測した時間が一定時間経過する毎に、或いは、車速が100[km/h]以上となった時などモータ19のアシストを必要としなくなった時に、自動的にモータ19への給電を停止して、オフセット値更新プログラムPG1を実行する。そして、オフセット値更新プログラムPG1で求めたオフセット値θ2が、予め定められた上限値より大きくなったときには警告信号を出力する。この構成により、オフセット値θ2が自動的に更新されかつ異常のチェックも同時に行うことができ、異常に対する迅速な対応が可能になる。
[第3実施形態]
本実施形態では、操舵制御装置41とバッテリーとの間が非導通状態から導通状態に切り替わったこと、又は、電動パワーステアリング装置11と操舵制御装置41との間が非導通状態から導通状態に切り替わったことを条件にして、操舵制御装置41が自動的に前記オフセット値更新プログラムPG1を実行する構成になっている。これにより、操舵制御装置41又は電動パワーステアリング装置11が交換された場合に、オフセット値θ2が電動パワーステアリング装置11に内蔵のモータ10に応じた正確な値に自動更新される。
なお、本実施形態の構成とした場合、自動車の整備マニュアルに、「電動パワーステアリング装置11又は操舵制御装置41の何れかを交換した場合には、オフセット値θ2を更新するために、ハンドル33を左右に回転させて下さい」という旨の記載をしておくことが好ましい。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態では、車両10の電動パワーステアリング装置11の動力源としてのモータ19を駆動するためのモータ制御装置に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、工作機械、ロボット等の駆動源としてのモータを駆動するためのモータ制御装置に適用してもよい。
(2)前記第1実施形態では、設計上、モータの実際の電気角が0度のときに位置センサの検出値が0になるような構成となっていたが、設計上、モータの実際の電気角が180度のときに位置センサの検出値が0になる構成のものに、本発明を適用してもよい。
(3)前記第1実施形態では、オフセット値θ2を複数回検出してそれらの平均値を求める構成であったが、オフセット値θ2を1回だけ検出する構成としてもよい。
(4)前記第1実施形態で説明した操作スイッチ52をオン操作した際に、「オフセット値更新のためにハンドル33を左右に回転させて下さい」という旨の音声ガイダンスを流す構成にすることが好ましい。
本発明の第1実施形態に係る車両の概念図 (A)レゾルバの機械角とレゾルバの検出値との関係グラフ(B)レゾルバの機械角と補正されたレゾルバの検出値との関係グラフ(C)モータの機械角と誘起電圧との関係グラフ オフセット値更新プログラムのフローチャート
符号の説明
11 電動パワーステアリング装置
19 モータ
25 レゾルバ(位置センサ)
41 操舵制御装置(モータ制御装置)
42 モータ駆動回路
51 誘起電圧検出部
52 操作スイッチ
E 誘起電圧
Iu,Iv,Iw 相電流
θ1 検出値
θ2 オフセット値
θn 検出値
ωt 電気角

Claims (4)

  1. モータの実際の電気角が0度又は180度のときに、前記モータに連結された位置センサの検出値が0になるように前記位置センサの実際の検出値を補正し、その補正された検出値に応じて前記モータへの相電流を変更して前記モータの回転を制御するモータ制御装置であって、
    前記モータが外部トルクを受けて回転したときに発生した誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、
    前記誘起電圧の波形がゼロクロスしたときの前記位置センサの実際の検出値をオフセット値として求めるオフセット値検出部と、
    そのオフセット値を記憶するためのオフセットデータ記憶部と、
    前記オフセットデータ記憶部に記憶された前記オフセット値を前記位置センサの実際の検出値から引いて前記検出値を補正する検出値補正部とを備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記モータへの給電を停止して前記オフセット値検出部を作動させるための操作スイッチを備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 予め定められた所定の条件で自動的に前記モータへの給電を停止して前記オフセット値検出部を作動させる更新自動起動手段と、
    前記オフセット値が予め定められた上限値より大きくなったときに警告信号を出力する異常報知手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記モータは車両に搭載される電動パワーステアリング装置の動力源であり、前記モータ制御装置とバッテリーとの間が非導通状態から導通状態に切り替わったことを条件にして、前記モータへの給電を停止した状態で前記車両のハンドルを操作可能としかつ前記オフセット値検出部を作動させるように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のモータ制御装置。
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