JP2006291917A - 遠心ポンプ用羽根車及びそれを備えた遠心ポンプ - Google Patents

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泰行 西
Tsutomu Takebe
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昭宏 安藤
Arata Funasaka
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Abstract

【課題】 螺旋状の内部流路を有する羽根車を備えた遠心ポンプにおいて、ポンプ効率を大きく低下させることなく、ポンプを小流量域で高揚程化する。
【解決手段】 羽根車は略円筒形状に形成されており、羽根車の一端には吸込口が形成され、他端側の側方には吐出口34が形成されている。羽根車の内部には、前記吸込口と吐出口34とをつなぐ螺旋状の1次流路35が形成されている。羽根車は、外周部分の一部を内側に削ったような形状の2次羽根38を備えている。2次羽根38は、1次流路35と連続し且つ外周面に沿って周回する2次流路37を区画している。2次羽根38の入口位置P1における通過粒径Aは、軸方向から見て1次流路35の螺旋状の流線S1とフランジ部40の外周縁とが交差する位置である羽根出口位置P2の通過粒径Bよりも大きい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば汚水等の搬送に好適な遠心ポンプ用の羽根車及び遠心ポンプに関するものである。
従来より、汚水等の搬送に好適なポンプとして、種々の遠心ポンプが用いられている。遠心ポンプは、主要な構成要素として、羽根車とポンプケーシングとを備えている。このような羽根車のうち、異物等の固形分を含んだ汚水等に対しても詰まりが生じにくい羽根車として、内部に螺旋状の流路が形成されたノンクロッグ型の羽根車が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1に開示された羽根車は、下面に形成された吸込口から上方に向かって螺旋状に延びる1次流路と、1次流路と連続し且つ外周面に沿って周回する2次流路とを有している。上記羽根車では、流路の途中で通過粒径が変わらないようになっており、1次流路の直径と2次流路の幅(羽根車の軸方向の幅。以下、羽根出口幅という)とは等しくなっている。
特開2005−36778号公報
前述したように、羽根車は遠心ポンプの主要構成要素であり、羽根車の形状や寸法等を変更することによって、遠心ポンプを高揚程化することができる。ここで、螺旋状の流路を有する羽根車を小流量域(最高効率点より締め切り側)で高揚程化するためには、羽根出口幅を小さくし、羽根車の外径を大きくする必要がある。
しかし、以下に示すように、従来の構造を保ったまま単に羽根出口幅を小さくし、外径を大きくしただけでは、小流量域で十分な高揚程化を図ることは難しかった。すなわち、羽根出口幅を1次流路と共に一律に小さくして羽根車外径を大きくしただけでは、小流量域で十分な高揚程化を図ることは難しかった。
この種の羽根車では、1次流路が螺旋状であるのに対し、2次流路は円周状である等の理由により、1次流路と2次流路との境界部分において、流れの様式が変化する。また、2次流路を区画する部分を2次羽根と称すると、単に羽根出口幅を小さくし且つ外径を大きくしただけでは、2次羽根の入口部と出口部との間での流れの相対速度の減速比が小さくなりすぎる場合がある。その結果、流れの剥離が生じ、ポンプ効率が大幅に低下するおそれがあった。したがって、従来の羽根車において、単に羽根出口幅を小さくし且つ外径を大きくしただけでは、小流量域で十分な高揚程化を図ることは難しかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内部に螺旋状の流路を有する羽根車を備えた遠心ポンプにおいて、ポンプ効率の大幅な低下を招くことなくポンプを小流量域で高揚程化することにある。
本発明に係る羽根車は、一端に吸込口が形成され且つ他端側の側方に吐出口が形成され、内部に前記吸込口と前記吐出口とをつなぐ螺旋状の1次流路が区画された略円筒形状の遠心ポンプ用羽根車であって、外周面における前記吐出口よりも前記吸込口側の部分から前記外周面に沿って外方に突出し、前記吸込口側と前記吐出口側とを仕切るフランジ部と、前記フランジ部よりも前記吐出口側の外周部分の一部を内側に削ったような形状に形成され、前記1次流路と連続し且つ外周面に沿って周回する2次流路を区画する羽根と、を備え、前記羽根の入口位置での通過粒径は、軸方向から見て前記1次流路の螺旋状の流線と前記フランジ部の外周縁とが交差する位置である羽根出口位置の通過粒径よりも大きいものである。
上記羽根車によれば、羽根入口位置から羽根出口位置に至る間において、通過粒径が減少している。そのため、羽根出口位置における通路の幅、すなわち羽根出口幅を小さくし、且つ外径を大きくしたとしても、羽根入口位置と羽根出口位置との間での流れの相対速度の減速比は、過剰に小さくなることはない。したがって、ポンプの効率の低下を抑制することができ、小流量域で高揚程化を図ることができる。
前記羽根車は、前記羽根入口位置と前記羽根出口位置との間において、通過粒径が連続的に減少していることが好ましい。
このことにより、流れの剥離が効果的に防止され、ポンプの効率の更なる向上及び小流量域での一層の高揚程化を図ることができる。
本発明に係る他の羽根車は、一端に吸込口が形成され且つ他端側の側方に吐出口が形成され、内部に前記吸込口と前記吐出口とをつなぐ螺旋状の1次流路が区画された略円筒形状の遠心ポンプ用羽根車であって、外周面における前記吐出口よりも前記一端側の部分から前記外周面に沿って外方に突出した第1のフランジ部と、外周面における前記吐出口よりも前記吸込口側の部分から前記外周面に沿って外方に突出し、前記吸込口側と前記吐出口側とを仕切る第2のフランジ部と、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部との間の外周部分を内側に削ったような形状に形成され、前記1次流路と連続し且つ外周面に沿って周回する2次流路を区画する羽根と、を備え、前記羽根の入口部分の通過粒径は、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部との間の幅よりも大きいものである。
上記羽根車においても、羽根入口位置と羽根出口位置との間での流れの相対速度の減速比が過剰に小さくなることはない。したがって、ポンプの効率の低下を抑制することができ、小流量域で高揚程化を図ることができる。
前記1次流路の通過粒径は略一定であり、前記2次流路の前記羽根出口位置よりも下流側の通過粒径も一定であってもよい。
このことにより、汚水の搬送等に好適な遠心ポンプ用羽根車を得ることができる。
本発明に係る遠心ポンプは、上記遠心ポンプ用羽根車を備えたものである。
このことにより、小流量域で揚程の高い遠心ポンプを得ることができる。
本発明によれば、ポンプ効率の大幅な低下を抑制しつつ、ポンプを小流量域で高揚程化することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、実施形態に係るポンプは、汚水処理用の水中ポンプ10である。このポンプ10は遠心ポンプからなり、羽根車11と、羽根車11を覆うポンプケーシング12と、羽根車11を回転させる密閉型の水中モータ13とを備えている。
水中モータ13は、ステータ14及びロータ15からなるモータ16と、モータ16を覆うモータケーシング17とを備えている。ロータ15の中心部分には、上下方向に延びる駆動軸18が設けられている。この駆動軸18は、上部軸受19及び下部軸受20によって回転自在に支持されている。駆動軸18の下端部は羽根車11に連結されており、水中モータ13の回転駆動力が羽根車11に伝達されるようになっている。
ポンプケーシング12は、羽根車11を覆うとともに、羽根車11から吐出される汚水をポンプ外へ排出する流路50を形成している。ポンプケーシング12の内部には、断面視で半円状に湾曲した側壁12aにより外周側を囲まれたポンプ室26が形成されている。図2に示すように、羽根車11は、小径の吸込部27と、大径の吐出部28とを備えている。図1に示すように、ポンプ室26内には、羽根車11の吐出部28(図2参照)が収容されている。
ポンプケーシング12の下部には、下方に突出した吸込部21が形成されている。この吸込部21には、下方に向かって開口した吸込口22が形成されている。吸込口22は、羽根車11の吸込口29に連通している。一方、ポンプケーシング12の側部には、側方に突出した吐出部23が形成されている。この吐出部23には、側方に向かって開口した吐出口24が形成されている。この吐出口24は流路50の出口になっており、羽根車11から吐出された汚水は吐出口24からポンプ外へ排出されることになる。
図2に示すように、羽根車11には、軸方向の下側から上側に向かって順に、吸込部27と吐出部28とが設けられている。これらの吸込部27及び吐出部28は、いずれも略円筒形状に形成されており、吐出部28は吸込部27よりも大径に構成されている。吐出部28の上側には、全周にわたって側方に突出した第1フランジ部39が形成されている。吐出部28と吸込部27との間にも、全周にわたって側方に突出した第2フランジ部40が形成されている。第2フランジ部40は、羽根車11の吐出部28と吸込部27とを上下に仕切っている。すなわち、この羽根車11は、吸込部27と吐出部28とが第2フランジ部40で仕切られたクローズドタイプの羽根車である。
前述したように、吸込部27の下端には、下方に向かって開口した吸込口29が設けられている(図1参照)。図2に示すように、吐出部28の上側の中心部分には、ボス部31が設けられている。ボス部31には、駆動軸18の先端を挿入するための取付穴32が形成されている。
吐出部28の上側の一部には、下方に窪んだ窪み33が形成されている。この窪み33により、羽根車11の全体の重量バランスが均一化され、回転の安定性が向上している。ただし、窪み33の大きさや形状は、何ら限定されるものではない。また、窪み33は必ずしも必要ではなく、吐出部28の上側部分の形状は特に限定されるものではない。例えば、吐出部28の上側部分は面一に形成されていてもよい。
吐出部28の上側には、ボルトやねじ等の締結具を螺合するための孔40aが形成されたリブ41が設けられている。図3に示すように、吐出部28の上側には、窪み33を覆う蓋42が設けられている。蓋42は、ボルト等の締結具43によって吐出部28に固定されている。これにより、羽根車11の上側がほぼ面一の状態となっている。
図2、図4及び図11(a)等に示すように、羽根車11の吐出部28には、側方に向かって開口する吐出口34が形成されている。図1及び図5〜図12に示すように、羽根車11の内部には、吸込部27の吸込口29から吐出口34に至る螺旋状の1次流路35(螺旋状流路)が区画形成されている。図4に示すように、吐出口34は、螺旋状の1次流路35の延長方向に向かって開口している。なお、本明細書では、この1次流路35を区画している区画壁を1次羽根36と称する。
図2及び図5〜図12に示すように、吐出部28の第1フランジ部39と第2フランジ部40との間には、内側に窪んだ2次流路37が形成されている。図4に示すように、この2次流路37は、吐出口34において、羽根車11内に形成された1次流路35の下流側と連続している。そして、2次流路37は、羽根車11の半周以上の長さにわたって吐出部28を周回している。2次流路37の下流端は、吐出口34の近傍にまで延びている。なお、2次流路37の長さは、半周以上且つ1周未満が好ましいが、特に限定されるものではない。
2次流路37は、非螺旋状の流路であり、その流路中心は羽根車11の軸線と直交する直交面上に位置している。この2次流路37を区画している区画壁を2次羽根38と称すると、2次羽根38はいわゆる半径流形の羽根であり、この2次羽根38によって汚水は外周側(径方向外側)に吐出される。図4に示すように、2次流路37の流路の横幅は、下流側に行くに従って細くなっている。また、2次羽根38の厚みも下流側に行くに従って薄くなっている。
本実施形態では、図4に示すように、2次羽根38の羽根出口角θ2は、1次羽根36の羽根出口角θ1よりも小さく設定されている。ここで、羽根出口角は、羽根の出口側の先端と円周接線とのなす角で定義される。そして、この羽根車11では、1次羽根36の出口側の先端(下流端)36Aが2次羽根38の上流端と連続しており、1次羽根36の出口端と2次羽根38の入口端との境界部分が曲線で連続的につながっている。すなわち、1次羽根36と2次羽根38とが滑らかに連続するように形成されている。
なお、通常、羽根の設計の際には、羽根の曲線を表す所定の関数を用いることが多い。本実施形態では、1次羽根36と2次羽根38とでは、設計の際に用いられる関数が異なっている。
ここで、2次羽根38の入口位置(吐出口34の位置でもある。以下、羽根入口位置という)をP1、軸方向から見て、1次流路35の螺旋状の流線S1と第2のフランジ部40の外周縁とが交差する位置を羽根出口位置P2とすると、羽根入口位置P1と羽根出口位置P2とでは、通過粒径が異なっている。すなわち、本羽根車11では、羽根入口位置P1の通過粒径は、羽根出口位置P2の通過粒径よりも大きくなっている。なお、通過粒径とは、当該流路を通過することのできる最大の球の直径のことである。
本実施形態では、1次流路35の通過粒径Aは、吸込口29の直後ではやや大きいものの、その後は吐出口34に至るまで一定であり、ポンプ10の吐出口の直径とほぼ等しい。そして、2次羽根38の羽根入口位置P1から羽根出口位置P2にわたって、通過粒径は連続的に減少している。
羽根出口位置P2における通過粒径は、第1フランジ部39と第2フランジ部40との間の幅、すなわち2次流路37の縦方向の幅(以下、羽根出口幅という)Bに等しい。この羽根出口幅Bは、ポンプ10の吐出口の直径Aよりも小さくなっている。具体的には、本実施形態では、羽根出口幅Bは上記吐出口の直径Aの0.7倍に設定されている。ただし、羽根出口幅Bと上記直径Aとの比率は、特に限定される訳ではない。例えば、上記比率は0.5〜0.9であってもよく、0.6〜0.8であってもよい。
なお、羽根入口位置P1から羽根出口位置P2に至る間の通過粒径の変化の態様は、何ら限定されない。上記通過粒径は、流路に沿って直線的に減少してもよいし、曲線(例えば2次曲線等)的に減少していてもよい。流れの剥離を抑制する観点から、上記通過粒径は滑らかに減少していることが好ましい。
上記ポンプ10では、汚水は以下のようにして吐出される。すなわち、水中モータ13によって羽根車11が回転し、この回転によって、羽根車11の1次羽根36が下側の吸込口29から汚水を上方へ向かって吸い込む。そして、吸い込まれた汚水は、羽根車11内の螺旋状の1次流路35を通過し、吐出口34及び2次羽根38によって外周側に吐出される。吐出された汚水は、羽根車11を覆うポンプケーシング12によって受け止められ、流路50を流通した後、吐出口24からポンプ外へ排出される。
この際、1次羽根36の出口部分、言い換えると2次羽根38の入口部分において、流れの様式が変化する。しかしながら、2次羽根38の羽根入口位置P1での通過粒径Aが1次流路35の通過粒径を確保しているので、2次羽根38の羽根入口位置P1から羽根出口位置P2(2次羽根38の仮想的な出口位置)に向かって通過粒径が減少し、吐出部28の外径が大きくても、これら羽根入口位置P1と羽根出口位置P2との間での流れの相対速度の減速比が過剰に小さくなることはない。そのため、流れの剥離は起こりにくい。したがって、本羽根車11によれば、ポンプ効率の低下を招くことなく小流量域で高揚程化を図ることができる。
次に、本実施形態の効果を確認するために行った試験の結果について説明する。この試験では、本実施形態に係る羽根車11(実施例)と、1次流路35から2次流路37にわたって(つまり流路の全体にわたって)通過粒径が一定の羽根車(比較例)とについて、吐出し量に対する軸動力、揚程、及びポンプ効率をそれぞれ比較した。図13(a)に示すように、吐出し量が同じ場合、実施例は比較例よりも軸動力が少なくて済むことが分かる。また、図13(b)に示すように、実施例は比較例に比べて、ポンプ効率が高く、揚程が高いことが分かる。
以上のように、本実施形態によれば、羽根出口幅の小さい羽根車を得るにあたって、全流路の通過粒径を一律に小さくするのではなく、1次流路35の通過粒径を大きく保ったまま、2次羽根38の羽根入口位置P1から羽根出口位置P2にかけて、通過粒径を減少させることとした。そのため、全流路の通過粒径を一律に小さくする場合に比べて、ポンプ効率を向上させることができ、ポンプを小流量域で高揚程化することができる。
また、特に本実施形態では、羽根入口位置P1と羽根出口位置P2との間において、通過粒径は連続的に減少する。そのため、流れの乱れが少なくなり、ポンプ効率をより一層向上させることができる。また、小流量域で更に高揚程化することができる。
なお、上記実施形態では、羽根車11は吸込口29が鉛直下向きに開口するような姿勢で設置されていたが、羽根車11の設置姿勢は何ら限定されない。例えば、吸込口29が横方向を向くように、羽根車11を横置き設置することも可能である。前述の説明における上下方向は説明の便宜上の方向であり、実際の設置方向を限定するものではない。
以上説明したように、本発明は、流体を搬送する遠心ポンプについて有用であり、例えば、夾雑物等を含んだ汚水を搬送する汚水処理用ポンプ等について有用である。
水中ポンプの縦断面図である。 羽根車の斜視図である。 羽根車の平面図である。 図5のIV−IV線断面図である。 (a)は図3のD1方向矢視図であり、(b)はD1方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD2方向矢視図であり、(b)はD2方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD3方向矢視図であり、(b)はD3方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD4方向矢視図であり、(b)はD4方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD5方向矢視図であり、(b)はD5方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD6方向矢視図であり、(b)はD6方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD7方向矢視図であり、(b)はD7方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)は図3のD8方向矢視図であり、(b)はD8方向から見た羽根車の縦断面図である。 (a)及び(b)は、水中ポンプの性能曲線図である。
符号の説明
10 遠心ポンプ
11 羽根車
29 吸込口
34 吐出口
35 1次流路
37 2次流路
38 2次羽根(羽根)
39 第1フランジ部
40 第2フランジ部
P1 羽根入口位置
P2 羽根出口位置
A 羽根入口位置での通過粒径
B 羽根出口位置での通過粒径

Claims (5)

  1. 一端に吸込口が形成され且つ他端側の側方に吐出口が形成され、内部に前記吸込口と前記吐出口とをつなぐ螺旋状の1次流路が区画された略円筒形状の遠心ポンプ用羽根車であって、
    外周面における前記吐出口よりも前記吸込口側の部分から前記外周面に沿って外方に突出し、前記吸込口側と前記吐出口側とを仕切るフランジ部と、
    前記フランジ部よりも前記吐出口側の外周部分の一部を内側に削ったような形状に形成され、前記1次流路と連続し且つ外周面に沿って周回する2次流路を区画する羽根と、を備え、
    前記羽根の入口位置での通過粒径は、軸方向から見て前記1次流路の螺旋状の流線と前記フランジ部の外周縁とが交差する位置である羽根出口位置の通過粒径よりも大きい、遠心ポンプ用羽根車。
  2. 前記羽根入口位置と前記羽根出口位置との間において、通過粒径が連続的に減少している、請求項1に記載の渦巻ポンプ用羽根車。
  3. 一端に吸込口が形成され且つ他端側の側方に吐出口が形成され、内部に前記吸込口と前記吐出口とをつなぐ螺旋状の1次流路が区画された略円筒形状の遠心ポンプ用羽根車であって、
    外周面における前記吐出口よりも前記一端側の部分から前記外周面に沿って外方に突出した第1のフランジ部と、
    外周面における前記吐出口よりも前記吸込口側の部分から前記外周面に沿って外方に突出し、前記吸込口側と前記吐出口側とを仕切る第2のフランジ部と、
    前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部との間の外周部分を内側に削ったような形状に形成され、前記1次流路と連続し且つ外周面に沿って周回する2次流路を区画する羽根と、を備え、
    前記羽根の入口部分の通過粒径は、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部との間の幅よりも大きい、遠心ポンプ用羽根車。
  4. 前記1次流路の通過粒径は略一定であり、
    前記2次流路の前記羽根出口位置よりも下流側の通過粒径は一定である、請求項1〜3のいずれか一つに記載の遠心ポンプ用羽根車。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の遠心ポンプ用羽根車を備えた遠心ポンプ。

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