JP2006290521A - エスカレータのスケジュール運転制御装置 - Google Patents

エスカレータのスケジュール運転制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加減速運転が行われると乗客がバランスを崩しやすい位置にいるときには、それを検出して加減速運転を実行しないようにし、加減速運転を実行すると危険位置に到達する可能性のある利用者がいなくなってからはじめて加減速を開始する。
【解決手段】一定時刻になると、あらかじめ設定した速度変化パターンに基づいた運転速度の速度変更指令を送信するスケジューラ12と、エスカレータの踏段にあらかじめ設定された検出領域を有し、この検出領域内で乗客を検出する乗客検出手段20、21、22と、加減速の指令を受信すると、乗客検出手段20,21,22からの出力信号から、検出領域内の乗客の存否の判別を開始し、その判別結果に基づいて、速度変更の許否について判定する加減速許可判定手段と、速度変更が許可された場合に、加減速指令に基づいてエスカレータの運転速度を制御する運転制御手段と、を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、エスカレータのスケジュール運転制御装置に係り、特に、運転中のエスカレータに対して、あらかじめ設定した時刻になると運転速度の変更を指示するエスカレータのスケジュール運転制御装置に関する。
エスカレータの設置されている場所によっては、乗客の輸送量が時間帯に応じて大きく変動することが多い。例えば、鉄道の駅舎に設置されるエスカレータの場合、通勤、通学の乗客で混雑する朝夕のラッシュ時には、エスカレータを利用する客が格段に増えるので、エスカレータの運転速度を上げて輸送能力を増強する必要がある。他方、ラッシュ時以外の時間帯では、ラッシュ時の運転速度を維持する必要性はないので、速度を通常運転や低速運転にして利用者の安全性を向上させるといった運転速度の切り換えが行われている。
従来、エスカレータ運転速度を切り替える場合、エスカレータの管理者が操作盤を手動操作して速度を切り替えていたが、合理化のために管理者の削減が進められている昨今では、あらかじめ設定した時刻になると、運転速度を加減速する指令をエスカレータの制御盤に送信するスケジューラを利用したスケジュール運転が普及している(例えば、特許文献1参照)。
従来のスケジュール運転では、あらかじめ設定した時刻になると、エスカレータの利用者が現に踏段に乗っている、いないに関係なく、スケジューラから一方的に速度変更指令信号が送信され、エスカレータは即、指令された通りの加減速運転を開始する。
エスカレータの速度制御の方式にはインバータ制御が採用されており、加減速がより緩やかに行われるため、通常、踏段上の乗客は慣性力による急激な衝撃を受けることはない。
特開2004−10259号公報
しかしながら、乗客が乗っている踏段の位置によっては、加減速中にバランスを崩しやすく状態になるところと、比較的バランスを崩し難いところとがある。
例えば、降り口の床板に取付られているコムプレートのところでは、コムプレートの先端部分が踏段に対して段差が生じているので、乗客がちょうどこの位置まで移動してきたところで、加減速されると、乗客がコムプレートにつまづいて体勢のバランスを崩しやすい。
また、踏段の移動方向が傾斜方向から水平方向、あるいは水平方向から傾斜方向に変化する上下階の踏段段差運動発生領域を加減速運転中に通過した場合にもバランスを崩しやすい状態になることが指摘されている。
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、踏段降り口のコムプレートや、上下階の踏段段差運動発生領域というように、加減速運転が行われると乗客がバランスを崩しやすい位置にいるときには、それを検出して加減速運転を実行しないようにし、加減速運転を実行すると危険位置に到達する可能性のある利用者がいなくなってからはじめて加減速を開始するようにして、乗客の安全を第1に考慮して加減速運転を実施するエスカレータのスケジュール運転制御装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
あらかじめ設定された一定時刻になると運転速度の変更を行うエスカレータのスケジュール運転制御装置において、
一定時刻になると、あらかじめ設定した速度変化パターンに基づいた運転速度の速度変更指令を送信するスケジューラと、
エスカレータの踏段にあらかじめ設定された検出領域を有し、この検出領域内で乗客を検出する乗客検出手段と、
加減速の指令を受信すると、前記乗客検出センサからの出力信号から、前記検出領域内の乗客の存否の判別を開始し、その判別結果に基づいて、速度変更の許否について判定する加減速許可判定手段と、
速度変更が許可された場合に、加減速指令に基づいてエスカレータの運転速度を制御する運転制御手段と、
を具備したことを特徴とするものである。
本発明によれば、踏段降り口のコムプレートや、上下階の踏段段差運動発生領域というように、加減速運転が行われると乗客がバランスを崩しやすい位置にいるときには、それを検出して加減速運転を実行しないので、加減速運転を実行すると危険位置に到達する可能性のある利用者がいなくなってからはじめて加減速を開始するようにして、乗客の安全を第1に考慮して加減速運転を実施することができる。
以下、本発明によるエスカレータのスケジュール運転制御装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1は、本発明に係るスケジュール運転を実施するエスカレータの全体構成を示す側面図である。図1において、参照番号1は、エスカレータの欄干を示し、2は、手すりベルトを示す。踏段3に固定された踏段チェーン4は、上階側に配置された駆動スプロケット5と下階側に配置された従動スプロケット6にエンドレスで巻き掛けられている。踏段3は、電動機7により駆動されて、踏段ガイドレール8に案内されながら循環移動するようになっている。エスカレータそのものは、従来のものを利用して、本発明のスケジュール運転を行うことができる。
次に、図2は、エスカレータの運転を制御する運転制御装置と、スケジュール運転を指令するスケジューラーの間の信号の送受信関係を示す。
図2において、参照番号10は運転制御装置である。運転制御装置10は、速度指令信号をインバータ装置11に送信し、エスカレータを駆動する電動機7はインバータ制御により指令された速度に緩やかに加減速される。そして、参照番号12は、エスカレータのスケジュール運転を設定するスケジューラーである。このスケジューラー12は、設定している一定時刻になると、図3に示すような速度変化パターンのタイムチャートに基づいて、運転制御装置10に運転速度の加減速指令を送信する。なお、参照番号20、21、22は、後述する人感センサ群である。
図3において例示する速度パターンでは、三段階の速度を設定している。エスカレータを低速20m/分で運転するのは昼間の利用者の少ない時間帯で、ラッシュ時の時間帯では、その低速時の倍速40m/分で運転し輸送効率を高める。閑散時間帯とラッシュ時を除いた時間帯では中間の速度で運転する。
加減速を指令する時間について、スケジューラー12は、朝の5時になると、エスカレータを起動し30m/分で運転を開始する。そして、通勤通学の利用者がそろそろ増えてくる朝7時になると、スケジューラー12は、速度を40m/分に変更する速度増加指令を運転制御装置10に送信する。運転制御装置10は、インバータ装置11に指令して速度を緩やかに30m/分から40m/分まで加速させる。ラッシュが一段落ついて、利用者が減ってくる午前10時になると、スケジューラー12は、速度を40m/分から20m/分に減速させるため、減速速度指令を運転制御装置10に送信し、これにより、エスカレータの運転速度は、ゆるやかに20m/分に減速される。図3のタイムチャートに示されるように、設定された時刻に設定された運転速度に加減速し、利用者の多寡に応じてエスカレータの輸送力を調整する。
本発明では、以上のような速度変更パターンに設定されているスケジュール運転を実行するにあたり、単に、時間帯によって運転速度を切り替えるだけではなく、エスカレータの踏段に一定の範囲で複数の人感センサを配置し、乗客の存否を検出する領域を設定している。
ここで、図4は、エスカレータの加減速運転中に利用者が体勢のバランスを崩しやすい位置を示している。この図4において、上昇運転の行われているエスカレータであれば、上階側の降り口に近い波線が囲んだA、Bの領域で利用者は体勢を崩す危険がある。このうち、Aは、踏段3の移動方向が傾斜方向から水平方向に変化する結果、踏段に段差運動が発生する領域であり、利用者が段差運動発生領域Aを通過している途中で、加減速が行われると体勢を崩しやすい状態となる。また、Bは、降り口に配置されるコムプレート15の手前領域であり、このコムプレート手前領域Bを通過している途中で加減速が実行されると、乗客はコムプレート15の先端で躓きバランスを崩しやすい。
エスカレータが下降運転をしている場合であれば、同様に、下階側の降り口に近い段差運動発生領域Cとコムプレート手前領域Dでバランスを崩しやすい。
そこで、上昇運転のエスカレータの場合、図5に示すように、エスカレータの踏段に沿って、人感センサ群からなる検出領域をあらかじめ設定している。
この図5において、人感センサ群20、21、22の3つのセンサ群により検出領域が設定されている。このうち、人感センサ群20は、利用者が加減速の途中で踏段の段差運動発生領域Aへ到達しないようにするためのセンサ群で、人感センサ群21は、コムプレート15の手前領域を利用者が通過しているときに、加減速の途中で途中でコムプレート15の先端に到達しないようにするためのセンサ群である。下階側のセンサ群22は、下階側から乗り込んだ利用者が下階側の段差運動発生領域Cに加減速の途中で到達しないようにするためのセンサ群である。
図6に示すように、人感センサ群20では、複数の人感センサ20a乃至20fが一定の間隔でデッキに配置されており、そのうち、人感センサ20aは、検出開始点に配置されるセンサである。この場合、加減速開始から加減速終了までに踏段が進むの移動距離をsとすると、この移動距離sだけ段差運動発生開始点P1から戻った位置が検出開始点に設定されている。そして、人感センサ群20検出開始点から踏段の段差運動が終了する終了点P2までの領域をカバーするように人感センサ20a乃至20fが配置されている。下階側のセンサ群22についても同様である。
利用者がコムプレート15の先端の段差で躓くのを防止する人感センサ群21についても、加減速開始から加減速終了までに踏段が進む移動距離をsとして、この移動距離だけコムプレート15の先端の段差から戻った位置を検出開始点に設定されている。人感センサ21a乃至21dは、この検出開始点から降り口のコムプレート15の先端までの領域をカバーするように配置されている。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、スケジュール運転に際しての運転制御装置の動作について説明する。
まず、運転制御装置10がスケジューラー12から速度変更指令を受信すると(ステップS10)、運転制御装置10は、人感センサ群20、21、22のすべての人感センサの動作をONに切り替え(ステップS11)、検出領域内に利用者がいるかどうかの検出を開始する。
そこで、人感センサ群20、21、22のすべての人感センサの中で、利用者を検出した人感センサがひとつも無かった場合には(ステップS13のno)、ステップS14に進んで、速度変更を許可する。これにより、エスカレータは運転速度を指定された速度に加減速する(ステップS15)。人感センサはOFFになり、次の速度変更速指令を受信するまで待機となる(ステップS16)。
検出領域内に利用者が検出されなかった場合には、加減速が終了するまでに、乗客が段差運動発生領域に到達することも、コムプレートの先端に到達することもないので、加減速を支障なく実行することができる。
これに対して、人感センサ群20、21、22のすべての人感センサの中で、利用者を検出した人感センサが1つでもあった場合(ステップS13のyes)には、速度変更を許可しないことになる。これにより、エスカレータは現状の運転速度を継続する(ステップS17)。そして、このループは、検出領域内から乗客がいなくなるまで繰り返される。乗客が一人もいなくなってはじめて、ステップS14で速度変更が許可され、エスカレータは加減速を開始することになる。
例えば、図6において、スケジューラー12から送信された速度変更指令を受信した時点で、人感センサ群20の検出開始点にある人感センサ20aの位置に利用者がいた場合、加減速は実行されずに、利用者が検出領域外に出てはじめて加減速が開始されるので、加減速の途中で段差運動発生領域やコムプレート15に到達することを確実に防止することができる。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について図8乃至10を参照しながら説明する。
この第2実施形態では、検出領域は、第1実施形態と同様であるが、配置する人感センサを各領域ごとに一箇所として、利用者を検出した場合には加減速の実行を順繰りに遅らせるようにしている。
図8に示すように、検出領域が設定されている人感センサ群20、21、22の3つのセンサ群には、検出開始位置に人感センサ20a、21a、22aが1つだけ設置されている。図9に示すように、この検出開始位置は、加減速開始から加減速終了までに踏段が進む移動距離sだけ段差運度開始点並びにコムプレート15の先端の段差から戻った位置に設定されている点は第1実施形態と同様である。また、人感センサ20aの設置位置から段差運動終了点まで踏段が加減速前の速度で移動するのに必要な時間をt1、人感センサ21aの設置位置からコムプレート先端まで踏段が加減速前の速度で移動するのに必要な時間をt2として、人感センサ20a、21aで利用者を検出した場合は、それぞれt1、t2だけ加減速の実行を遅らせるようになっている。
そこで、図10のフローチャートを参照しながら、スケジュール運転に際しての運転制御装置の動作について説明する。
まず、スケジューラー12は、設定された時刻に速度変更指令を送信することに先立って(少なくとも、設定時刻よりも上述したt1、t2より以前)、人感センサの動作をONにする信号を送信する(ステップS20)。以後、運転制御装置10は、人感センサ20a、21a、22aの出力信号から検出領域内に利用者がいるかどうかの検出を開始する(ステップS21)。
そこで、人感センサ20a、21a、22aのいずれの人感センサも利用者を検出していない場合には(ステップS22のno)、ステップS23に進んで、速度変更を許可する。そしてスケジューラー12から送信された速度変更信号を受信する(ステップS24)と同時に、エスカレータは運転速度を指定された速度に加減速する(ステップS25)。その後、人感センサはOFFになり、次の速度変更速の時刻になるまで待機となる(ステップS26)。
検出領域内に利用者が検出されなかった場合には、加減速が終了するまでに、乗客が段差運動発生領域に到達することも、コムプレートの先端に到達することもないので、加減速を支障なく実行することができる。
これに対して、人感センサ群20、21、22のうち、例えば、人感センサ21aで、利用者を検出した場合(ステップS22のyes)には、ステップS27に進んで、速度変更指令の受信を待ってから(ステップS27)、速度変更指令受信から時間t1が経過するまで、速度変更を許可を保留することになる(ステップS28)。この間、エスカレータは現状の運転速度を継続する。そして、時間t1が経過すれば、利用者は段差運動終了点を過ぎることになる。このとき、人感センサ21aで利用者の検出がなければ(ステップS29)、ステップS23で速度変更が許可され(ステップS30)、エスカレータは加減速を開始することになる。
乗客の検出があれば、ステップS28、ステップS29が領域内から利用者がいなくなるまで繰り返される。乗客が一人もいなくなってはじめて、エスカレータは加減速を開始することになる。なお、人感センサ21aが利用者を検出した場合も、同様に速度変更指令受信から時間t2が経過するまで、速度変更を許可しない。
このようにして、第1実施形態のように多数の人感センサを用いずとも、利用者がいた場合、加減速は実行されずに、利用者が検出領域外に出てはじめて加減速が開始されるので、加減速の途中で段差運動発生領域やコムプレートに到達することを確実に防止することができる。
本発明によるエスカレータのスケジュール運転制御装置が適用されるエスカレータの全体構成図。 同エスカレータのスケジュール運転制御装置の信号送受の説明図。 本発明のエスカレータのスケジュール運転制御装置でスケジューラーに設定された速度変化パターンの例を示すタイムチャート。 エスカレータのスケジュール運転において、加減速が実行されると乗客のバランスが崩れやすい位置の説明図。 人感センサの配置を示す図。 人感センサの配置を詳細に示す図。 本発明の第1の実施形態でのスケジュール運転のフローチャート。 第2実施形態での人感センサの配置を示す図。 人感センサの配置を詳細に示す図。 本発明の第2の実施形態でのスケジュール運転のフローチャート。
符号の説明
1 欄干
2 手すりベルト
3 踏段
4 踏段チェーン
10 運転制御装置
12 スケジューラー
15 コムプレート
20 人感センサ群
21 人感センサ群
22 人感センサ群

Claims (7)

  1. あらかじめ設定された一定時刻になると運転速度の変更を行うエスカレータのスケジュール運転制御装置において、
    一定時刻になると、あらかじめ設定した速度変化パターンに基づいた運転速度の速度変更指令を送信するスケジューラと、
    エスカレータの踏段にあらかじめ設定された検出領域を有し、この検出領域内で乗客を検出する乗客検出手段と、
    加減速の指令を受信すると、前記乗客検出センサからの出力信号から、前記検出領域内の乗客の存否の判別を開始し、その判別結果に基づいて、速度変更の許否について判定する加減速許可判定手段と、
    速度変更が許可された場合に、加減速指令に基づいてエスカレータの運転速度を制御する運転制御手段と、
    を具備したことを特徴とするエスカレータのスケジュール運転制御装置。
  2. 前記加減速許可判定手段は、前記検出領域内に乗客が全くいないと判別した場合にのみ、速度変更を許可することを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのスケジュール運転制御装置。
  3. 前記加減速許可判定手段は、検出領域内に乗客がいると判別した場合には、検出領域内から乗客がいなくなるまでは速度変更を許可しないことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのスケジュール運転制御装置。
  4. 前記検出領域は、加減速開始から加減速終了までの踏段の移動距離をコムプレートの先端から逆算して検出開始点を求め、この検出開始点からコムプレートの先端までの領域を含むことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのスケジュール運転制御装置。
  5. 前記検出領域は、加減速開始から加減速終了までの踏段の移動距離を段差運動開始点から逆算して検出開始点を求め、この検出開始点から踏段の段差運動が発生する領域に到達するまでの領域を含むことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのスケジュール運転制御装置。
  6. 利用者を検出した場合、検出開始点からコムプレート先端まで踏段が進むのに必要な通過時間だけ、速度変更指令の受信時点から加減速の実行を遅らせるようにしたことを特徴とする請求項4に記載のエスカレータのスケジュール運転制御装置。
  7. 利用者を検出した場合、検出開始点から踏段の段差運動が終了する地点まで踏段が進むのに必要な通過時間だけ、速度変更指令の受信時点から加減速の実行を遅らせるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のエスカレータのスケジュール運転制御装置。
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