JP2006288903A - 歯科用平行切削補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】口腔内に設置固定されることによる長時間に亘る苦痛を患者に与えることがなく、歯牙を切削する過程、補綴物を切削により作成する過程やインプラント植立においても使用でき、任意の角度で平行性を維持することができると共にハンドピースの操作性が著しく高い歯科用平行切削補助装置を提供する。
【解決手段】
歯又は仮床を固定する固定部1と第1アーム2と第2アーム4と平行上下動機構6が連結されており、ハンドピース装着用貫通孔71にハンドピースが装着される。ハンドピースは、ハンドピース装着用貫通孔71に切削具を通して固定される。また、着脱フック13を操作することで歯または仮床に固定部1を固定したり、取り外したりする。ハンドピースの使用時は、基軸12の回りにアームを回転させてハンドピースを移動させ、平行上下動機構6の働きにより、ハンドピースを上下方向にも移動させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者の口腔内に装着する歯科用補綴物を固定できるように歯牙、既存補綴物を切削する過程や歯科用インプラントを植立する過程において主に使用される歯科用平行切削補助装置に関する。
歯科用補綴物を装着するための支台歯やピン植立用窩洞や誘導面の形成や、期待する方向にインプラントを植立することは、補綴物による歯科修復を行う場合に必要不可欠な要素であり 、歯科用ハンドピース ( 以下、単にハンドピースと称することがある ) に装着された切削具を用いて歯牙の切削加工を行う治療行為の中でも高度な技術を要求されるものである。
少数歯欠損の場合にその欠損歯を連結固定架工義歯で補綴する際に、その架工義歯を複数の歯牙で支える役割を持つ支台歯は、歯牙または歯科用インプラント(以下、インプラントと称す )であり、固定性架工義歯はこの支台歯に連結固定装置で補綴されることにより、歯列としての機能を果たすのである。そしてこれが臼歯部の場合には、咀嚼時に大きな咬合圧が加わるため、より一層の加工 精度、特に平行関係に注意が払われる必要がある。また、前歯部の有髄歯の場合には、補綴物を保持させるのにピンを用いた術式で行うことがある。これは、有髄歯をあまり損ねることがないからであるが、この場合でも平行性の確保が重要な意味を持っている。
また補綴物がクラスプを備えた可徹性局部床義歯である場合には、歯列における歯牙の欠損部位 ( 以下、顎堤と称することがある ) に隣接する残存歯が健全歯である時に鈎歯への側方力を減少させるなど義歯の着脱が容易に行えるように、誘導面として補綴物の両隣となる残存歯の欠損歯側隣接面の顕著な凸面 ( 膨豊隆 ) を当該局部床義歯の着脱方向に一致する平行な面に形成することがある。このように、何れの場合においても、複数の歯を連結するために支台歯となる歯牙や顎提に隣接する残存歯に対する高い加工精度が要求される。
また、精密工作や精密鋳造等の技術力の向上から、支台歯に固着される内冠とこの内冠に適合される外冠とに分離可能に構成された二重金属冠も多用されるようになってきている。このテレスコープクラウンと呼称される二重金属冠で構成された可撤性の局部用補綴物の維持力は、外冠と内冠の両者の緊密な適合によって実現される。従って、ここでも複数の内冠の平行性を確保しながらのミリング研磨が、その着脱と維持を可能にする観点から重要な意味を持つ。
近年、インプラントの材料や技術の発展に伴い汎用されているが、個々の患者の顎堤や歯槽骨の形態、神経や血管の走行により植立方向を考慮しなければならない。インプラントを期待する方向に正確に植立する事は必須不可欠で手術の成否に関係するため、個々のインプラントを期待する方向に正確にドリリングする必要がある。
二本以上のインプラントの植立においても、植立した全てのインプラントが完璧に平行であることは植立した時点で、そのインプラントメーカーの既成のヘッドとキャップを使用することにより全ての支台歯形成は理想的に形成された状態である。このことは、前述のテレスコープクラウンの内冠と外冠が同時に作成された事になり直ちに、固定性架工義歯、可徹性架工義歯、半固定性架工義歯、半固定性義歯、可徹性義歯への選択が広がりそれに掛かる時間と経費が節約され技術的観点から重要な意味を持つ。
そこで、支台歯等の切削において被切削歯牙の平行状態等を確認するための種々の器具が知られている。例えば、口腔外部の作業等で使用される器具としては、テレスコープ クラウンやパラレロメーターがあり、その簡便な装置として主としてクラスプ義歯の平行測定を目的としたクラスプサーベヤーがある。これらは、歯列及び粘膜面の複製である石膏模型における切削や穿孔などの加工やワックスアップなどの作業を行い、そして作成する補綴物の着脱方向を決めたりする場合に用いられるに過ぎない。
口腔内で形成面等の平行状態を測定するためのパラレリングディバイスと称されている平行測定器があるが、この平行測定器は歯牙の形成面等の平行状態を測定するためのものであるから、被切削歯牙を切削する際に使用する場合には、研削作業と平行状態の確認、作業とを交互に行わなければならないため作業効率が大変悪いという欠点があった。
このような欠点に対しては、切削作業と平行状態の確認作業とを交互に行う必要がなく 、平行関係を常に保った状態で切削作業が可能な歯牙切削装置が知られており、例えば口腔内の上顎歯牙と下顎歯牙とで立設支持させる基軸と、この基軸に上下動自在に装着した基部アームと、この基部アームにリンク機構を介して水平方向に回動自在に連結した先端アームと、この先端アームに設けられ、エアーの噴射圧で、タービンバーを駆動するタービンを水平方向に回動自在に取付ける支持機構とで構成されている歯牙研削装置が知られている ( 例えば、特許文献 1 参照)。
また基軸を口腔内の上顎歯牙と下顎歯牙とで直接立設支持させないようにした歯牙切削用平行切削用補助具が提案されている ( 例えば、特許文献 2 参照)。
実開昭 61−191014号公報 特開平 11−318940号公報
しかし、上記従来の歯牙研削装置では口腔内に配備される基軸とこの基軸に装着された基部アームとが設けられているため、基部アームに取り付けられたハンドピースの切削具と被切削歯牙との角度が常に一定に維持され、平行関係が常に保たれた状態で切削作業ができるのであるが、基軸を口腔内の上顎歯牙と下顎歯牙とで立設支持させる必要があり、この基軸を被切削歯牙に対して所望の角度で正確に立設支持させるのが困難であり、しかもリンク機構の形状や動きにも制限を受け易いので術者にとって治療行為を行い難いという欠点があった。更に基軸は上顎歯牙と下顎歯牙とに立設されるため、患者は口を開けたまま長時間に亘る治療に耐えなければならない。
また、この歯牙切削装置では、基軸部においては、固定が出来ても、装置が大きく、正確さ、着脱の簡略さ、操作性に乏しく再現性がない。アーム部においては装置が複雑で機動性に乏しい。ハンドピース連結部はハンドピースヘッド部を挟んでアーム部を固定するもので、全ての切削機具メーカーに対応されていない上に固定装置が大きく複雑なため術部の視野が妨げられる。このような一連の操作の煩雑さと機具の複雑さは患者にも術者にも大きなストレスと不安をもたらしている等の問題があった。
一方、前記従来の歯科用平行切削用補助具では、口腔内に立設される基軸の代わりに軸又は軸受が配備されている横断面がコ字状の装着部を口腔内に装着することによって使用されるが、このコ字状の装着部の内面に充填した一塊の経時硬化性の材料を介して口腔内に装着されるため、一度装着すると再現性がなく、軸又は軸受の中心線を被切削歯牙に対して所望の角度となるように正確に設置固定させるのが困難であり、しかもリンク機構の形状や動きにも制限を受け易いので術者にとって治療行為を行い難いという欠点があった。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、口腔内に設置固定されることによる長時間に亘る苦痛を患者に与えることがなく、患者の口腔内に装着する補綴物を固定するように歯牙を切削する過程のみならず、歯科用補綴物を切削により作成する過程やインプラント植立においても使用することができ、任意の角度で平行性を維持することができると共にハンドピースの 操作性が著しく高い歯科用平行切削補助装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、歯又は仮床を固定する基台とこの基台に立設された基軸を有する固定部と、前記基軸に回転自在に連結される第1アームと、 前記第1アームと第1回転軸を介して回転自在に連結された第1支持部材とハンドピースを固定するためのハンドピース装着用貫通孔が形成された第2支持部材とが平行に配置された複数の連結板によって連結軸を介して連結されている平行上下動機構とを備え、前記複数の連結板は平行状態を保ちながら前記連結軸を中心として回転可能に構成されているとともに前記基軸の軸芯と前記第1回転軸の軸芯と前記ハンドピース装着用貫通孔の中心軸とが平行状態を構成していることを特徴とする歯科用平行切削補助装置である。
また、請求項2記載の発明は、歯又は仮床を固定する基台とこの基台に立設された基軸を有する固定部と、前記基軸に回転自在に連結される第1アームと、前記第1アームと第1回転軸を介して回転自在に連結された第2アームと、前記第2アームと第2回転軸を介して回転自在に連結された第1支持部材とハンドピースを固定するためのハンドピース装着用貫通孔が形成された第2支持部材とが平行に配置された複数の連結板によって連結軸を介して連結されている平行上下動機構とを備え、前記複数の連結板は平行状態を保ちながら前記連結軸を中心として回転可能に構成されているとともに前記基軸の軸芯と前記第1回転軸の軸芯と前記ハンドピース装着用貫通孔の中心軸とが平行状態を構成していることを特徴とする歯科用平行切削補助装置である。
また、請求項3記載の発明は、前記ハンドピース装着用貫通孔はハンドピースに取り付ける切削具の太さに合うように形成され、切削具を該ハンドピース装着用貫通孔に装着することでハンドピースを前記第2支持部材に固定することを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか1項に記載の歯科用平行切削補助装置。
また、請求項4記載の発明は、前記基軸の基台側は使用するハンドピースの切削具の太さに応じた第1の径に、前記基軸の先端部は使用されるハンドピースの切削具の太さに応じた第2の径に2段で形成されるとともに、前記基軸に連結される前記第1アームに穿孔された嵌合孔は第1の径に、前記ハンドピース装着用貫通孔は第2の径に形成され、前記基軸の第2の径に前記ハンドピース装着用貫通孔を挿入し、前記第1アームの嵌合孔には第1の径に応じた切削具を装着することにより、リバーシブルに使用できることを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか1項に記載の歯科用平行切削補助装置である。
また、請求項5記載の発明は、前記固定部には、歯又は仮床の突起部を挟持するためのクラッチ板を設け、前記クラッチ板に接続された着脱フックを動作させることで該クラッチ板の締付と緩和を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の歯科用平行切削補助装置である。
また、請求項6記載の発明は、前記クラッチ板側とこのクラッチ板と対面する基台の壁側には、歯牙または仮床に密着させるためのスペーサを着脱できる着脱機構が設けられていることを特徴とする請求項4記載の歯科用平行切削補助装置である。
本発明に係る歯科用平行切削補助装置は、平行四辺形状を構成し、平行状態を保持しつつ上下回転移動する平行上下動機構をアームに回転自在に連結することで、ハンドピースの切削具の方向(施術方向)を維持しながら平行移動できるので、自在に三次元の動作を行うことができる。
また、ハンドピース固定部とハンドピースとの連結を従来のハンドピース本体でなく歯科界共通の歯科用切削具のバーやポイントに求める事で、低速エンジン、高速タービン、注水下、非注水下の別なくいかなるメーカーのハンドピースでも使用できる。
また、固定部の基軸の径は切削具の異なる太さに合わせて二段に形成してあり、連結されたアーム部分の一端と他端には前記2段に構成された基軸の各径に適合する穴が開いているので反転してリバーシブルに装着することができる。
スタディーモデルで作成準備された固定部は直ちに患者の口腔内の歯牙または仮床にワンタッチのフック操作で固定でき、またワンタッチで取り外しが可能である。またいつも同じ条件で再装着ができるので患者も施術者も無理なく安心して使用できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明による歯科用平行切削補助装置の構成を示す。歯科用平行切削補助装置の各部は、強化合成樹脂やアルミ合金、チタン等の軽金属、またはステンレス鋼等を用いて構成することができる。
固定部1は、患者の口腔内の歯牙または仮床に固定するものであり、後述するように、固定部1に設けられた着脱フック13を操作することによって、装置全体を患者の口腔内の歯牙または仮床に固定したり、取り外したりすることができる。
固定部1の基台11に形成された基軸12に第1アーム2が回転自在に連結されており、第1アーム2の一端には基軸12と嵌合し、かつ回転できるように、貫通孔が形成されている。基軸12にはストッパー7が嵌め込まれており、第1アーム2が基軸12から抜け外れてしまわないように安全のために設けられている。第1アームを基軸12から取り外す場合には、まず、ストッパー7を取り外してから、第1アーム2を取り外す。
第1アーム2の他端は、第2アーム4と第1回転軸3を介して回転自在に連結されている。第1回転軸3は、第1アーム2と第2アーム4に各々貫通孔を穿孔してこれらの貫通孔に嵌め込む構成にするか、第1アーム2上に立設するようにして第2アーム4に形成された貫通孔に嵌合するようにしても良く、また、第2アーム4側に立設するようにして第1アーム2に形成された貫通孔に嵌合するようしても良い。また、上記基軸12の軸芯と第1回転軸3の軸芯とは、平行になるように構成されている。
第2アーム4は、さらに平行上下動機構6の支持部材61と第2回転軸5を介して回転自在に連結されている。第2回転軸5についても前記同様、第2アーム4と支持部材61に各々貫通孔を穿孔してこれらの貫通孔に嵌め込む構成にするか、第2アーム4上に立設するようにして支持部材61に形成された貫通孔に嵌合するようにしても良く、また、支持部材61側に立設するようにして第2アーム4に形成された貫通孔に嵌合するようしても良い。上記第1回転軸3の軸芯と第2回転軸3の軸芯とは、平行になるように構成されている。
平行上下動機構6は、第1支持部材としての支持部材61とこの支持部材に対面する第2支持部材としての支持部材70と、平行に配置された2枚の連結板63、64とが、4つの連結軸65、66、67、68を介して連結され、連結軸65、66、67、68を頂点として平行四辺形状を構成している。支持部材61が支持部材70と向き合っている平行四辺形状の一辺を構成する部分には、溝62が形成されており、他方、支持部材70が支持部材61と向き合っている平行四辺形状の一辺を構成する部分には、溝69が形成されている。
この溝62、69に同じ長さの連結板63、64を通して、支持部材61、70および連結板63、64に穿孔された貫通孔に連結軸65、66、67、68を通して結合し、連結板63、64は連結軸65、66、67、68を中心として自由に回転できるようになっている。
連結板63、64は平行に配置されているために、連結軸65、66、67、68を支点として回転した場合には、支持部材61と支持部材70とが常に一定の状態を保ちながら平行に上下に回転移動することになる。また、第2回転軸5の周りに支持部材61が回転することにより、平行上下動機構6全体も旋回することができる。したがって、支持部材61と支持部材70は、平行を確保したままそれぞれが上下方向に回転移動ができるとともにその姿勢を保ったまま左右方向・水平方向に360度旋回できる。
なお、第1回転軸3により連結された第1アーム2と第2アーム4及び第2回転軸3により連結された第2アーム4と平行上下動機構6は、互いに通常の動作では離脱しないように構成されているが、これを相互に着脱可能とする構造を付加して、連結するアームを減少させたり増やしたりしてアーム部全体の長さの変更を行うことや、アームの種類の変更を行うこと等を容易にできるようにしても良い。
支持部材70には、ハンドピース装着用貫通孔71が設けられている。このハンドピース装着用貫通孔71は、ハンドピースに取り付けられる切削バーが通る程度の大きさの径になっている。すなわち、図3に示すようなハンドピースヘッド82に取り付けられて切削、研磨、修正等の作業に用いられる切削具84の太さに合わせてハンドピース装着用貫通孔71が穿孔される。また、第2回転軸5の軸芯とハンドピース装着用貫通孔71の中心軸とは、平行になるように構成されている。
上記のように、基軸12の軸芯と第1回転軸3の軸芯と第2回転軸5の軸芯とハンドピース装着用貫通孔71の中心軸とが全て常に平行状態を維持するように構成されているので、歯科用サーベヤーで準備された基台11に立設された基軸12を第1アーム2の貫通孔に貫入することで、支持部材70を360度旋回してハンドピース81の切削具84を補綴物の装着や固定を施術する方向に、またインプラントの植立を施術する方向を保ちながら所定位置に移動でき、平行上下動機構6により切削具(切削バー)の角度(施術する方向)を一定に保ちながら上下方向に移動させ、歯牙又は仮床を切削、研磨、修正することができる。また、傾斜した平行四辺形をなす平行上下動機構6の支持部材70は上方へは多く、下方へは少なく回転移動する構造となっている。
ところで、上述の各アーム部分の大きさとしては、例えば、第1アーム2の長さ20〜25mm、第1アーム2の幅4〜5mm、第2アーム4の長さ15〜20mm、第2アーム4の幅4〜5mm、平行上下動機構6の長さ40〜45mm、平行上下動機構6の幅4〜5mm、平行上下動機構6の高さ6〜10mmとして構成することができる。前記のように、第1アーム2、第2アーム4、平行上下動機構6の幅はほぼ同一になるように構成することができ、各部の厚みは2〜5mmとすることができる。
また、本実施例では、第1アーム2の後に第2アーム4を連結した後に平行上下動機構6を連結するようにして、ハンドピースの操作範囲を広げるとともに、操作性も良いものとしているが、第2アーム4を省き、第1アーム2と平行上下動機構6とを第1回転軸を介して連結するようにしても良い。この場合でも、ハンドピースを操作する場合に、上記同様、切削具(切削バー)の角度を一定に保ちながら上下方向及び左右方向・水平方向に自在に移動させることができる。
図2に固定部1の詳細な構成を示す。固定部1には、コの字状に形成された基台11の上に基軸12が配備されている。基軸12には、第2の径として先端部側の小径軸121が、第1の径として基台側の大径軸122が形成されており、2段構造となっている。大径軸122の軸径はエンジン用切削バー又はポイントと同径、小径軸121の軸径をタービン用切削バー又はポイントと同径に形成されている。
ハンドピースの種類には、タービンを用いて切削具(切削バー)を高速で回転させるタービンハンドピースと、マイクロモータ等の電気エンジンを用いて切削具(切削バー)を低速で回転させるエンジンハンドピースがあり、各切削具の太さは異なる。例えば、タービンハンドピースの切削バーは直径1.6mm、エンジンハンドピースの切削バーは直径2.35mmのものが使用される。通常、タービンハンドピースは多量切削又は概略的切削を効率良く行うために使用され、エンジンハンドピースは修正・研磨用に使用される。ところで、ミリング研磨のような研磨作業や修正作業についても物理的には歯牙や仮床を切削していることに変わりはないので、このような作業を行う研磨用バーや修正用バーも本発明で記載した切削具(切削バー)に含まれるものである。
図1に示す第1アームに開けられた基軸12に嵌合する貫通孔は、エンジン用切削バーと同径、すなわち大径軸122と同径に形成されており、ハンドピース装着用貫通孔71はタービン用切削バーと同径、すなわち小径軸121と同径に形成されている。そして、タービンハンドピースを用いたい場合には、固定部1から第1アーム2以降の連結された部分を取り外し、逆にしてハンドピース装着用貫通孔71を基軸12の小径軸121に嵌合し、第1アーム2の貫通孔にタービンハンドピースを装着してリバーシブルに使用することでいかなる切削具にも対応できる。
固定スペース15に歯または仮床を挿入して挟持し、固定させるためにクラッチ板14が配備されている。また、スペーサ161とスペーサ162は、基軸12を施術する方向に向けて固定部1の固定をより確かにするために配置されるもので、舌側レジンブロックからなるスペーサ162と頬側レジンブロックからなるスペーサ161により構成される。
頬、舌側レジンブロックは患者もしくは各部位ごとに個々に作成されるので基台11の固定をより確実なものにする。このレジンブロックは、患者の口腔内に装着する歯科用補綴物を固定するように歯牙を切削または顎堤をドリリングする過程において、施術前に得た患者のスタディーモデル上でサーベヤーを用いて施術する切削方向またはドリリング方向を計測して得た情報を基に経時重合硬化レジンにより作成する。
頬側レジンブロックとしてのスペーサ161は着脱ネジ171により、舌側レジンブロックとしてのスペーサ162は着脱ネジ172により着脱ができ、繰り返し反復使用が可能で再装着することで何時でも再現することができる。
頬側に位置する着脱フック13はレバー形状に形成されており、この着脱フック13を図2に示す操作方向に回転することでクラッチ板14とともにスペーサ161を移動させて固定スペース15に位置する歯または仮床を締め付けたり、緩めたりすることができ、固定部1全体をワンタッチで瞬時に着脱できるようにしている。
図2の固定部1は、例えば、基台11の高さ約15mm、横幅約20mm、奥行約20mm、厚み2〜5mm、基軸12の小径軸121の長さ約5mm、直径15mm、大径軸122の長さ約5mm、直径23.5mm等の大きさに構成することができる。
図3は図1における歯科用平行切削補助装置の使用状態の一例を示す。サーベヤーを用いて計測された角度を正確に口腔内に再現するように基軸12の方向を一致させて、固定部1の固定スペース15に歯牙(又は仮床)86の一部を挟み、着脱フック13を回転操作させて固定部1を固定させる。基軸12の軸芯と第1回転軸3の軸芯と第2回転軸5の軸芯とハンドピース装着用貫通孔71の中心軸とは平行なので、ハンドピース81の切削具84が施術しようとする方向に向く。
ハンドピース装着用貫通孔71の上にハンドピース81のハンドピースヘッド82を載せ、ストッパー85が取り付けられた切削具84をハンドピース装着用貫通孔71に支持部材70の下から通してハンドピースヘッド82に装着する。一般的に、ハンドピースヘッド82と切削具84との着脱は、メタルチャック等によるチャック方式が用いられている。図3に示すように、ストッパー85は小球状の樹脂等からなるもので、切削具84の上端に配備固定されているが、切削具84に着脱も可能な構成となっている。
ストッパー85の太さ(径)は、ハンドピース装着用貫通孔71の径よりも大きく形成されており、ハンドピースヘッド82とストッパー85とで支持部材70を挟み込む形となるので、ハンドピース81が支持部材70に固定される。なお、ハンドピース81の支持部材70への固定は、固定部1を歯牙又は仮床に固定する前に行っても良い。
施術者は、ハンドピース81の把持部83を持って、作業部位まで切削具84を移動させ、切削具84に回転を与えて多量切削あるいは概略的切削の作業を行う。ハンドピース81の移動は、最初に切削具84が向いていた施術方向と常に平行を保った状態で行われるので、正確な施術を行うことができる。
次に、修正、研磨等を行いたい場合は、ハンドピースヘッド82から切削具84を取り外し、ハンドピース81を支持部材70から取り除き、基軸12に嵌められているストッパー7を取り外す。そして、第1アームから支持部材70までの連結されたアーム部分を一体として基軸12から離脱させ、支持部材70のハンドピース装着用貫通孔71を基軸12の小径軸121に通してストッパー7を基軸12に装着する。
一方、第1アーム2に開けられた貫通孔(基軸12に嵌合していた貫通孔)の方には、ハンドピースヘッド82を載置し、ストッパー85が取り付けられた修正、研磨用の切削具84をハンドピース装着用貫通孔71に通してハンドピースヘッド82に装着する。このようにハンドピース81が支持部材70に固定された後、作業を行う。固定部1は、歯牙又は仮床に固定したままで切削具84の交換が行うことができ、ハンドピース81の支持部材70への固定にはガタツキもないので、正確な施術を行うことができる。
歯科用平行切削補助装置へのハンドピースの固定を歯科界共通の歯科用切削バーやポイントに求めるとともに、支持部材70においてハンドピースヘッド82を載置固定する部分を最小限の面積としているので、タービン用切削バーで削合や研磨する場合にハンドピースヘッド82からの注水による冷却を妨げることがなく、エンジン用切削バーで歯牙や補綴物の削合、研磨、インプラント植立術の骨ドリリング時にもハンドピースヘッド82の噴水孔の注水による冷却を妨げることがない。いずれの場合でも切削物、被切削物を切削熱から守るので安心して使用できる。
このように、歯科用平行切削補助装置のハンドピース固定部とハンドピースとの連結を従来のハンドピースヘッド全体を固定連結する構造でなく、歯科界共通の歯科用切削バーやポイントにおいて固定連結するようにしているので、ハンドピース固定部(支持部材70)は簡単で小さい構造とすることができ、視野が広く、低速エンジン、高速タービン、注水下、非注水下の別なくいかなるハンドピースでも使用できる。
以上のように、固定部1の基軸12を中心として円形ドーム状に口腔内の空間をハンドピースを移動させることができ、広範囲の作業エリアを確保することができる。また、作業エリア内に施術しようとする部位が含まれないような場合や施術方向が異なる場合には、固定部1を他の歯牙または仮床に移動して固定することで解決できる。
さらに、患者が治療台に座れば直ちに作業に着手でき、作業をすぐに中断することもでき、歯牙や仮床の全部位での着脱と再現が可能なため、治療や施術を正確に行うことができる。
本発明に係る歯科用平行切削補助装置の斜視図である。 図1の固定部の詳細な構成を示す図である。 歯科用平行切削補助装置の使用状態の一例を示す図である。
符号の説明
1 固定部
2 第1アーム
3 第1回転軸
4 第2アーム
5 第2回転軸
6 平行上下動機構
7 ストッパー
11 基台
12 基軸
13 着脱フック
61 支持部材
62 溝
63 連結板
64 連結板
65 連結軸
66 連結軸
67 連結軸
68 連結軸
70 支持部材
71 ハンドピース装着用貫通孔

Claims (6)

  1. 歯又は仮床を固定する基台とこの基台に立設された基軸を有する固定部と、
    前記基軸に回転自在に連結される第1アームと、
    前記第1アームと第1回転軸を介して回転自在に連結された第1支持部材とハンドピースを固定するためのハンドピース装着用貫通孔が形成された第2支持部材とが平行に配置された複数の連結板によって連結軸を介して連結されている平行上下動機構とを備え、
    前記複数の連結板は平行状態を保ちながら前記連結軸を中心として回転可能に構成されているとともに前記基軸の軸芯と前記第1回転軸の軸芯と前記ハンドピース装着用貫通孔の中心軸とが平行状態を構成していることを特徴とする歯科用平行切削補助装置。
  2. 歯又は仮床を固定する基台とこの基台に立設された基軸を有する固定部と、
    前記基軸に回転自在に連結される第1アームと、
    前記第1アームと第1回転軸を介して回転自在に連結された第2アームと、
    前記第2アームと第2回転軸を介して回転自在に連結された第1支持部材とハンドピースを固定するためのハンドピース装着用貫通孔が形成された第2支持部材とが平行に配置された複数の連結板によって連結軸を介して連結されている平行上下動機構とを備え、
    前記複数の連結板は平行状態を保ちながら前記連結軸を中心として回転可能に構成されているとともに前記基軸の軸芯と前記第1回転軸の軸芯と前記ハンドピース装着用貫通孔の中心軸とが平行状態を構成していることを特徴とする歯科用平行切削補助装置。
  3. 前記ハンドピース装着用貫通孔はハンドピースに取り付ける切削具の太さに合うように形成され、切削具を該ハンドピース装着用貫通孔に装着することでハンドピースを前記第2支持部材に固定することを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか1項に記載の歯科用平行切削補助装置。
  4. 前記基軸の基台側は使用するハンドピースの切削具の太さに応じた第1の径に、前記基軸の先端部は使用されるハンドピースの切削具の太さに応じた第2の径に2段で形成されるとともに、前記基軸に連結される前記第1アームに穿孔された嵌合孔は第1の径に、前記ハンドピース装着用貫通孔は第2の径に形成され、
    前記基軸の第2の径に前記ハンドピース装着用貫通孔を挿入し、前記第1アームの嵌合孔には第1の径に応じた切削具を装着することにより、リバーシブルに使用できることを特徴とする請求項3記載の歯科用平行切削補助装置。
  5. 前記固定部には、歯又は仮床の突起部を挟持するためのクラッチ板を設け、前記クラッチ板に接続された着脱フックを動作させることで該クラッチ板の締付と緩和を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の歯科用平行切削補助装置。
  6. 前記クラッチ板側とこのクラッチ板と対面する基台の壁側には、歯牙または仮床に密着させるためのスペーサを着脱できる着脱機構が設けられていることを特徴とする請求項4記載の歯科用平行切削補助装置。
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