JP2006288083A - 同期モータの制御方法 - Google Patents
同期モータの制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006288083A JP2006288083A JP2005105014A JP2005105014A JP2006288083A JP 2006288083 A JP2006288083 A JP 2006288083A JP 2005105014 A JP2005105014 A JP 2005105014A JP 2005105014 A JP2005105014 A JP 2005105014A JP 2006288083 A JP2006288083 A JP 2006288083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synchronous motor
- motor
- control method
- vector
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
【解決手段】同期モータ20の1回転中に負荷トルクが変動する負荷が接続された前記同期モータを制御する方法であって、(a)前記負荷トルクの変動に対応したベクトルを算出するステップと、(b)前記算出されたベクトルを所望の制御量に制御するステップとを備えている。前記算出されたベクトルは、回転ベクトルであり、前記(b)は、前記回転ベクトルを回転座標変換してなる値を前記所望の制御量に制御することを含む。
【選択図】 図1
Description
図3の左のグラフに示すように、周期的にトルク変動がある場合に、フィルタを用いることにより、そのトルク変動成分(負荷変動成分)のみが直流値として推定される。即ち、下記[数9]に示すように、トルク変動成分を含む入力に対してフィルタをかけると、出力は、直流値となる。このような特徴をもつフィルタとしては、下記[数9]のようなものがある。
電流検出器(図示せず)は、モータ20の電流i(u、w)を検出する。
座標変換演算部27は、その検出された電流i(u、w)を回転座標上に変換して、電流i(γ,δ)を出力する。
機械角誤差推定(γ)部41及び機械角誤差推定(δ)部42は、それぞれ、電流i(γ,δ)を入力して、電流i(γ,δ)に含まれるトルク変動成分Err(M)(γ,δ)を求める。
振幅制御部44は、トルク変動成分Err(M)δに基づいて、振幅補償Vm(Err)^を求める。振幅補償Vm(Err)^は、電圧生成部15に入力される。
速度推定器24は、その推定された位置誤差Δθ^がゼロになるような角速度ωre^を推定する。
積分器26は、その速度推定器24の出力ωre^を積分して、回転子の位置θ(γ、δ)^を算出する。
電流制御器14は、γ軸(d軸)電流の指令値iγ*と、実際に検出された電流情報から求められたγ軸電流iγとの誤差をゼロにするために用いられる。
速度制御器12の出力の電圧指令値V(m)*と、電流制御器14の出力の位相指令値Vβ*とに基づいて、PWM出力値V(u,v,w)*が算出される。
電圧補償器16は、電圧生成器15によって生成されたPWMインバータ17への電圧指令値V(u,v)*を入力し、その値V(u,v)*に対して位相、振幅を補正した電圧推定値Vmd(u,v)^を出力する。
座標変換演算部28は、電圧補償器16から出力された電圧推定値Vmd(u,v)^を回転座標上に変換する。
加算器11では、角速度指令値ωre*と、角速度推定値ωre^の偏差が算出される。その偏差は、PI(比例積分)制御器により構成される速度制御器12に入力される。速度制御器12から出力される出力指令は、電圧振幅指令V(m)*になる。この電圧振幅指令V(m)*は、モータ20の三相指令電圧の振幅指令である。
図1に示すように、速度生成値及び電流生成値に対してトルク制御のための補償が行われる。前者に対しては、機械角誤差推定(δ)により、Err(M)δが計算され、振幅補償した後にθδ(M)の補償が行われる。後者に対しては、機械角誤差推定(γ)により、Err(M)γが計算され、位相補償した後にθγ(M)の補償が行われる。
例えば、低速域におけるトルク変動などを抑えることが可能となることにより、運転範囲が広がる。エアコンのコンプレッサにおいては、低速域での運転範囲が広がり、電気代などが低減し、高効率化の可能なシステムが実現できる。
11 加算器
12 速度制御器
13 加算器
14 電流制御器
15 電圧生成部
16 電圧補償器
17 PWMインバータ
21 位置誤差推定器
22 インダクタンス補償器
24 速度推定器
26 積分器
27 座標変換演算部
28 座標変換演算部
41 機械角誤差推定(γ)部
42 機械角誤差推定(δ)部
43 位相制御部
44 振幅制御部
Claims (13)
- 同期モータの1回転中に負荷トルクが変動する負荷が接続された前記同期モータを制御する方法であって、
(a) 前記負荷トルクの変動に対応したベクトルを算出するステップと、
(b) 前記算出されたベクトルを所望の制御量に制御するステップと
を備えたことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1記載の同期モータの制御方法において、
前記算出されたベクトルは、回転ベクトルであり、
前記(b)は、前記回転ベクトルを回転座標変換してなる値を前記所望の制御量に制御することを含む
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1または2に記載の同期モータの制御方法において、
前記所望の制御量は、一定の値である
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記ベクトルは、前記同期モータの電流値に基づいて求められる
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記ベクトルは、前記同期モータのd軸、q軸ごとに求められる
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記算出されたベクトルに基づいて、前記同期モータの位相又は振幅が制御される
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項2記載の同期モータの制御方法において、
前記値は、前記同期モータの機械角に対応した値であり、
前記値は、前記同期モータの電気角と極対数の乗算値を用いて求められる
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記同期モータの制御は、センサレス制御により行われる
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記(b)は、前記ベクトルが制御器に入力され、前記制御器の出力がフィードバック制御されることにより、前記ベクトルが前記所望の制御量に制御されることを含む
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から11のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記所望の制御量は、ゼロである
ことを特徴とする同期モータの制御方法。 - 請求項1から12のいずれか1項に記載の同期モータの制御方法において、
前記(a)は、前記同期モータの初期位相に関する情報を用いて前記ベクトルを算出することを含む
ことを特徴とする同期モータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105014A JP2006288083A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 同期モータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005105014A JP2006288083A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 同期モータの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006288083A true JP2006288083A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37409408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005105014A Pending JP2006288083A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 同期モータの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006288083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109469613A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-03-15 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 抑制压缩机转速波动的方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62135292A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-18 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | 直流モ−タ |
JPH05103498A (ja) * | 1991-10-03 | 1993-04-23 | Toshiba Corp | 電動機制御装置 |
JP2001178174A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Yaskawa Electric Corp | 同期電動機の速度制御方法 |
JP2004236437A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Sharp Corp | モータの制御装置 |
JP2004343993A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ制御装置、圧縮機、空気調和機、及び冷蔵庫 |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005105014A patent/JP2006288083A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62135292A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-18 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | 直流モ−タ |
JPH05103498A (ja) * | 1991-10-03 | 1993-04-23 | Toshiba Corp | 電動機制御装置 |
JP2001178174A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Yaskawa Electric Corp | 同期電動機の速度制御方法 |
JP2004236437A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Sharp Corp | モータの制御装置 |
JP2004343993A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ制御装置、圧縮機、空気調和機、及び冷蔵庫 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109469613A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-03-15 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 抑制压缩机转速波动的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4496410B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP4989075B2 (ja) | 電動機駆動制御装置及び電動機駆動システム | |
JP4221307B2 (ja) | 同期電動機の制御装置,電気機器およびモジュール | |
JP4576857B2 (ja) | 回転子位置推定方法、モータの制御方法、およびプログラム | |
JP4502734B2 (ja) | 電動機の回転位置検出装置の原点オフセット量算出方法およびこの算出方法を用いた電動機制御装置 | |
JP4631672B2 (ja) | 磁極位置推定方法、モータ速度推定方法及びモータ制御装置 | |
JP2009044935A (ja) | モータ制御装置及び圧縮機 | |
JP2009136085A (ja) | 交流モータの制御装置 | |
WO2015019495A1 (ja) | モータ駆動システムおよびモータ制御装置 | |
JP2006191737A (ja) | モータ制御装置及びこれを有するモータ駆動システム | |
EP2706659A1 (en) | System for correcting an estimated position of a rotor of an electrical machine | |
JP5330652B2 (ja) | 永久磁石モータ制御装置 | |
WO2021171679A1 (ja) | モータ駆動装置およびそれを用いた空気調和機の室外機、モータ駆動制御方法 | |
JP2015069439A (ja) | 制御装置 | |
JP2008220096A (ja) | 同期電動機のセンサレス制御装置 | |
TW201601445A (zh) | 用於永磁電動機的無感測器式磁場導向控制系統、方法和設備 | |
JP3832443B2 (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
EP2493067B1 (en) | Method and apparatus for estimating rotor angle of synchronous reluctance motor | |
JP2009303435A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2010035363A (ja) | 永久磁石形同期電動機の制御装置 | |
JP3707528B2 (ja) | 交流電動機の制御方法およびその制御装置 | |
JP2008220169A (ja) | モータ制御装置 | |
JP4722002B2 (ja) | Pwmインバータ制御装置及びpwmインバータ制御方法並びに冷凍空調装置 | |
JP6541092B2 (ja) | 永久磁石同期電動機の制御装置 | |
JP2011067066A (ja) | 永久磁石形同期電動機の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110705 |