JP2006287918A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スリープモードを用いつつセンサノードを稼動させても、システム全体の応答性がよい無線通信システムを実現することにある。
【解決手段】バッテリで駆動し、所定の周期でスリープモードからアクティブモードになりデータ収集を行なうセンサノードと、このセンサノードと無線通信でデータの送受信を行なう基地局と、この基地局と無線通信または有線通信でデータの送受信を行なう監視装置とを設け、そして、基地局は、監視装置からのコマンドを記憶する記憶手段と、コマンドを受信したことを監視装置に返信し、センサノードからの要求によって記憶手段のコマンドをセンサノードに送信するプロキシ手段とを有することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサノードと監視装置とが基地局を介して通信を行ない、基地局とセンサノード間が無線通信である無線通信システムに関するものであり、詳しくは、スリープモードを用いつつセンサノードを稼動させても、システム全体の応答性がよい無線通信システムに関するものである。
図10は、従来の無線ネットワークのトポロジーを示した構成図である(例えば、特許文献1参照)。センサノード10(1)〜10(n)は、各種センサ(例えば、温度センサ、圧力センサ、スイッチの開閉状態を確認するセンサ、測定対象機器の動作状態を測定するセンサ等)が実装され、内蔵するバッテリによって動作する。
基地局20は、センサノード10(1)〜10(n)よりも上位のノードであり、センサノード10(1)〜10(n)と無線により接続され、データの送受信を行う。基地局20の電源は、ラインパワーを始め、電源不足となって稼動が停止することが無いように構成され、センサノード10(1)〜10(n)に比べ制約が緩い条件になっており、トランシーバおよびレシーバは常にオンの状態であり、データの送受信が常時可能である。
なお、センサノード10(1)〜10(n)同士で通信を行なうことはなく、必ず基地局20を経由して通信を行なう。いわゆるスター型のトポロジーで構成されている。
監視装置30は、基地局20よりも上位のノードであり、無線または有線によって基地局20と接続される。また、監視装置30は、直接センサノード10(1)〜10(n)と通信を行なうことはなく、基地局20を介してセンサノード(1)〜10(n)と通信を行ない、センサノード10(1)〜10(n)の収集した情報を取得し、情報の保存、情報処理、情報の表示や、センサノード10(1)〜10(n)に対して所望の処理を行なわせ、処理結果を受け取る。監視装置30も、基地局20と同様に電源不足とならないように電力が供給され、データの送受信が常時可能である。
このような装置の動作を図11を用いて説明する。図11は、図10に示すシステムの動作を示したシーケンス図である。まず、センサノード10(1)〜10(n)が、一定の間隔で所定の処理を行なう動作から説明する。
センサノード10(1)〜10(n)が、所定の周期でデータ収集を行い(SQ1)、収拾したデータ、自機器の情報、自機器の状態等の必要な情報をセンサ情報として、基地局20を介して監視装置30に送信する(SQ2,SQ3)。そして、監視装置30が、センサ情報の情報処理を行い、処理結果を表示画面に表示したり、記憶手段に記憶する(SQ4)。一方、センサノード10(1)〜10(n)が、次のデータ収集のタイミングまで待機し、データ収集を再度行なう(SQ5、SQ1)。
次に、上述した所定の周期で行なうシーケンス(SQ1〜SQ5)の間に、上位装置側からデータ収集SQ1のタイミングとは非同期に所定の処理を行なうようにセンサノード10(1)〜10(n)へ指示が行なわれる場合の動作を説明する。
オペレータが、監視装置30の入力装置から、センサノード10(1)〜10(n)に処理させるためのコマンドを入力する(SQ6)。そして、監視装置30が、基地局20を介してセンサノード10(1)〜10(n)に送信する(SQ7、SQ8)。さらに、センサノード10(1)〜10(n)が、コマンドで指示された内容のコマンド処理を行い(SQ9)、処理結果を基地局20を介して監視装置30に送信する(SQ10,SQ11)。そして、監視装置30が、処理結果を表示画面に表示したり、記憶手段に記憶する(SQ12)。
特開2004−312069号公報
センサノード10(1)〜10(n)は、所定の位置(例えば、プラント、オフィス、自動車等の被測定対象物)に設けられ、携帯電話やPDAのように持ち運びされないことが多い。そのため、携帯電話やPDAのようにバッテリ充電を容易に行なうことができず、バッテリそのものを交換する必要があり、メンテナンスに手間、コストがかかる。
従って、バッテリ駆動のセンサノード10(1)〜10(n)を長時間動作させることが非常に重要であり、通常スリープ機能が使用される。データ収集、センサ情報の作成等の情報処理を行なっていない間や基地局20との通信等を行なっていない間は、センサノード10(1)〜10(n)をスリープモードに入れ、次のデータ収集のタイミングになる前に起床しアクティブモードにする。そして、これらの動作を繰り返す。
スリープモードになる時間は、センサノード10(1)〜10(n)の特性や無線通信システム全体の特性によって決定される。例えば、被測定対象の変化が大きい場合は、データの収集周期を短く設定しなければならずスリープ時間も短くなり、バッテリの消耗が大きく動作時間が短くなる。逆に、変化が小さい場合は、データの収集周期を長く設定できるのでスリープ時間も長くなり、バッテリの消耗を抑え長時間動作できる。このように、スリープモードになる時間は、データ収集の頻度とバッテリ寿命のトレードオフで決定される。
しかしながら、監視装置30から非同期にコマンドが送信される場合(SQ6〜SQ8)、センサノード10(1)〜10(n)は、常にデータを受信できるような待ち受け状態になっていなくてはならず、少なくともレシーバ等の受信回路は、常に動作している必要があり、バッテリ消耗の原因となる。また、センサノード10(1)〜10(n)において、無線送受信回路がもっとも多くの電力を消費する。従って、センサノード10(1)〜10(n)を長時間稼動させることが困難という問題があった。
なお、監視装置30からのコマンドは、基地局20が一時受け付けて、センサノード10(1)〜10(n)がアクティブモードになってから無線通信を行なうこともできる。しかしながら、センサノード10(1)〜10(n)のスリープ時間が長い場合、処理結果が戻ってくる(SQ10〜SQ12)までに応答時間がかかり、システム全体の応答性が悪くなるという問題があった。さらに、監視装置30側では、センサノード10(1)〜10(n)がスリープモードなので応答が無いのか、異常(例えば、センサノード10(1)〜10(n)の故障、通信エラー)が発生しているのか判断がつかないという問題があった。
そこで本発明の目的は、スリープモードを用いつつセンサノードを稼動させても、システム全体の応答性がよい無線通信システムを実現することにある。
請求項1記載の発明は、
バッテリで駆動し、所定の周期でスリープモードからアクティブモードになりデータ収集を行なうセンサノードと、
このセンサノードと無線通信でデータの送受信を行なう基地局と、
この基地局と無線通信または有線通信でデータの送受信を行なう監視装置と
を設け、
前記基地局は、
前記監視装置からのコマンドを記憶する記憶手段と、
前記コマンドを受信したことを監視装置に返信し、前記センサノードからの要求によって前記記憶手段のコマンドを前記センサノードに送信するプロキシ手段と
を有することを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
センサノードは、アクティブモード時に前記基地局にコマンドの送信を要求し、コマンドが送信されないとスリープモードにはいることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、
センサノードは、アクティブモード時に前記基地局にコマンドの送信を要求し、送信されたコマンドを処理した後にスリープモードにはいることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
基地局の記憶手段は、前記センサノードからのデータを記憶し、
基地局のプロキシ手段は、前記監視装置からの要求によって前記記憶手段のデータを前記監視装置に送信することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、
基地局は、
前記センサノードからのデータに、データを受信した時刻を付加する時刻出力手段を有することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、
基地局のプロキシ手段は、
前記監視装置に送信するデータに、前記センサノードがアクティブモードになるタイミングを付加することを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の発明において、
基地局のプロキシ手段は、
前記コマンドを受信したことを監視装置に返信する際に、前記センサノードがアクティブモードになるタイミングを付加することを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1〜7によれば、監視装置からセンサノードへのコマンドを、基地局の記憶手段が格納し、基地局のプロキシ手段が、コマンドを受信したことを監視装置に返信する。一方、センサノードが、アクティブモード時に、監視装置からのコマンドが存在するかを基地局に問い合わせてからスリープモードにはいる。これにより、スリープモードを用いつつセンサノードを稼動させても、システム全体の応答性をよくすることができる。さらに、監視装置側から、異常等が発生しているか否かの状態を判別することができる。
請求項4によれば、基地局の記憶手段が、センサノードからのデータを格納する。そして、監視装置からデータの送信を要求されると、基地局のプロキシ手段が、記憶手段のデータを監視装置に送信するので、監視装置の負荷が分散される。また、監視装置での情報処理が容易となる。
請求項5によれば、時刻出力手段が、センサノードからのデータを受信した時刻を受信データに付加し、監視装置に時刻付きのデータを送信する。これにより、監視装置が、受信したデータがどの程度新しいか、どの程度経過したデータかを判断することができる。
請求項6によれば、プロキシ手段が、センサノードの起床時刻をセンサノードからのデータに付加して監視装置に送信するので、監視装置が、最新のデータを取得できる時刻を判断することができ、無駄なデータ伝送を抑えることができる。
請求項7によれば、プロキシ手段が、センサノードの起床時刻を付加して、コマンドを受信したことを監視装置に送信するので、監視装置が、自身の送信したコマンドに対する処理結果がいつ実行されるか判断することができる。これにより、コマンドに対する応答をどの程度待てばよいか判断でき、管理アプリケーションの構築や作成が容易になる。
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図10と同一のものには同一符号を付し説明を省略する。図1において、基地局20の代わりに基地局40が設けられる。基地局40は、通信手段41、記憶手段42、プロキシ手段43を有し、センサノード10(1)〜10(n)と無線通信を行なってデータの送受信を行ない、監視装置30と無線通信または有線通信を行なってデータの送受信を行なう。
また、基地局40は、センサノード10(1)〜10(n)よりも上位のノードであり、監視装置30よりも下位のノードである。そして、基地局40の電源は、ラインパワーを始め、電源不足となって稼動が停止することが無いように構成され、センサノード10(1)〜10(n)に比べ制約が緩い条件になっており、トランシーバおよびレシーバは常にオンの状態であり、データの送受信が常時可能である。
通信手段41は、トランシーバおよびレシーバ等を有し、センサノード10(1)〜10(n)、監視装置30と通信を行なう。記憶手段42は、通信手段41と内部バスで相互に接続され、センサノード10(1)〜10(n)からのセンサ情報や監視装置30からのコマンドを記憶、すなわちキューイングしてキャッシュを行なう。プロキシ手段43は、通信手段41、記憶手段42と内部バスで相互に接続され、監視装置30からコマンドを受信すると、受信したこと示すデータを受信結果として出力する。
このような装置の動作を図2を用いて説明する。図2は、図1に示すシステムの動作の一例を示したシーケンス図であり、センサノード10(1)〜10(n)が、一定の間隔で所定の処理を行なう動作から説明する。
センサノード10(1)〜10(n)が、所定の周期でデータ収集を行い(SQ1)、収拾したデータ、自機器の情報、自機器の状態等の必要な情報をセンサ情報として、基地局40の通信手段41を介して監視装置30に送信する(SQ2,SQ3)。そして、監視装置30が、センサ情報の情報処理を行い、処理結果を表示画面に表示したり、記憶手段に記憶する(SQ4)。ここまでは、図11に示す装置と同様である。
そして、センサノード10(1)〜10(n)が、センサ情報の出力後(SQ2)に、コマンドチェックを要求するコマンドを基地局40に出力する(SQ13)。このコマンドチェックの要求によって、基地局40のプロキシ手段43が、記憶手段42に監視装置30からのコマンドが格納されているかを確認し(SQ14)、コマンドが格納されていないければ、格納されていないという検索結果を通信手段41を介してセンサノード10(1)〜10(n)に出力する(SQ15)。
この検索結果、すなわちコマンドが送信されない場合、センサノード10(1)〜10(n)が、スリープモードに入り(SQ16)、次のデータ収集のタイミングになると起床して、データ収集を再度行なう(SQ5、SQ1)。
なお、スリープモードでは、センサノード10(1)〜10(n)内のデバイス(例えば、CPU、トランシーバ、レシーバ等)が、再起動用に必要な電力しか消費しないため(例えば、作業するために最低限必要な電圧まで下げたり、動作周波数を下げる等)、センサノード10(1)〜10(n)内のデバイスの電力消費が低減される。そしてアクティブモードになる場合には、スリープモードを脱出してデバイスを元の状態に戻したり、再起動等する。
次に、図3を用いて、上述した所定の周期で処理を行なうシーケンス(SQ1〜SQ5)とは別に、上位装置側からデータ収集SQ1のタイミングとは非同期に所定の処理を行なうようにセンサノード10(1)〜10(n)へ指示が行なわれる場合の動作を説明する。図3は、図1に示すシステムの動作のその他の例を示したシーケンス図である。
オペレータが、監視装置30の入力装置から、センサノード10(1)〜10(n)に処理させるためのコマンドを入力する(SQ17)。そして、監視装置30が、基地局40に送信する(SQ18)。基地局40の通信手段41が、受信したコマンドを記憶手段42にキューイングし(SQ19)、プロキシ手段42に受信したことを知らせる。そして、プロキシ手段42が、コマンドを受け付けたことだけを通信手段41を介して監視装置30に返信する(SQ20)。さらに、監視装置30が、基地局40から受信した処理結果を表示画面に表示したり、図示しない記憶手段に記憶する(SQ21)。
一方、センサノード10(1)〜10(n)が、図2と同様にセンサ情報の出力後(SQ2)に、コマンドチェックを依頼するコマンドを基地局20に出力する(SQ13)。このコマンドチェックの要求によって、基地局20のプロキシ手段43が、記憶手段42に監視装置30からのコマンドが格納されているかを確認し(SQ14)、格納されているコマンドを通信手段41を介してセンサノード10(1)〜10(n)に出力する(SQ15)。
さらに、センサノード10(1)〜10(n)が、コマンドで指示された内容のコマンド処理を行い(SQ22)、処理結果を基地局40を介して監視装置30に送信する(SQ23,SQ24)。そして、監視装置30が、処理結果を表示画面に表示したり、記憶手段に記憶する(SQ25)。さらに、センサノード10(1)〜10(5)が、処理結果を送信後に図2と同様にスリープモードに入る(SQ16)。
このように、監視装置30からセンサノード10(1)〜10(n)へのコマンドを、基地局40が、記憶手段42にキューイングしてキャッシュすると共に、プロキシ手段43が、コマンドを受信したことを監視装置30に返信する。一方、センサノード10(1)〜10(n)が、アクティブモード時に、監視装置30からのコマンドが存在するかを基地局40に問い合わせ、コマンドが無ければスリープモードに入り、コマンドが有ればコマンド処理後にスリープモードにはいる。これにより、スリープモードを用いつつセンサノードを稼動させても、システム全体の応答性をよくすることができる。さらに、監視装置30側から、異常等が発生しているか否かの状態を判別することができる。
続いて、図4は、図1に示すシステムの動作のその他の例を示したシーケンス図である。図2では、基地局40が、センサノード10(1)〜10(n)からのセンサ情報を受信すると直ちに監視装置30に送信する例を示したが、基地局40が、、センサノード10(1)〜10(n)からのセンサ情報を一旦キャッシュする例を示している。ここで、図2と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。また、シーケンスSQ13〜SQ15の図示も省略する。
センサノード10(1)〜10(n)が、所定の周期でデータ収集を行なって(SQ1)センサ情報を基地局40に送信する(SQ2)。基地局40の通信手段41が、受信したセンサ情報を記憶手段42にキャッシュする(SQ26)。
オペレータが、所望のタイミングで、監視装置30の入力装置にセンサ情報の送信要求を入力する(SQ27)。そして、監視装置30が、送信要求を基地局40に送信する(SQ28)。この送信要求によって基地局40のプロキシ手段42が、記憶手段42に格納されたセンサ情報のなかから、監視装置30に送信していないセンサ情報を検索して読み出し(SQ29)、通信手段42に監視装置30へセンサ情報を送信させる(SQ30)。さらに、監視装置30が、基地局40から受信したセンサ情報の情報処理を行い、処理結果を表示画面に表示したり、記憶手段に記憶する(SQ31)。
もちろん、図3においても、図4と同様に、センサ情報を一旦基地局40がキャッシュし、監視装置30からの要求によってセンサ情報を送信してもよい。
このように、基地局40の記憶手段42が、センサノード10(1)〜10(n)からのセンサ情報を一旦格納する。そして、監視装置30からセンサ情報の送信を要求されると、プロキシ手段43が、記憶手段42のセンサ情報を監視装置30に送信するので、監視装置30の負荷が分散される。また、監視装置30での情報処理が容易となる。
例えば、監視装置30は、他システムとの通信やシステム全体の管理を行なうので負荷が高い状態や低い状態があるが、監視装置30からの要求によって基地局40がセンサ情報を監視装置30に送信する。これにより、監視装置30が自機器の負荷状況を考慮し、負荷の低いときにセンサ情報を受信することができ、負荷の分散を行なうことができる。
また、センサノード10(1)〜10(n)のデータ収集周期が1秒程度であり、監視装置30での情報処理が数分間隔程度で十分な場合、図2の例では、1秒ごとに通信が行なわれ通信経路上の伝送量が多くなるが、図4の例では、通信が行なわれるのが数分間隔で済み、監視装置30の負荷が分散される。また、監視装置30でも、情報処理する間隔を監視装置30側で設定でき、情報処理が容易となる。
[第2の実施例]
図5は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図5において、基地局40に、時刻出力手段44が新たに設けられ、内部バスで、通信手段41、記憶手段42、プロキシ手段43と相互に接続される。時刻出力手段44は、時刻を出力し、センサノード10(1)〜10(n)からのセンサ情報に、このセンサ情報を受信した時刻を付加する。
このような装置の動作を図6を用いて説明する。図5に示す装置は、図1に示す装置の動作とほぼ同様であるが、異なる動作は、基地局40がセンサ情報に時刻を付加し、付加したセンサ情報を監視装置40に送信する点が異なる。具体的には、基地局40の通信手段41が、受信したセンサ情報を記憶手段42にキャッシュする際に、時刻出力手段44が、センサ情報を受信した時刻を、センサ情報に付加する(SQ26’)。そして、基地局40のプロキシ手段42が、時刻が付加されたセンサ情報を検索して読み出し(SQ29’)、時刻が付加されたセンサ情報を、通信手段42によって監視装置30へ送信させる(SQ30’)。
このように、時刻出力手段44が、基地局40で受信した時刻をセンサ情報に付加し、監視装置30が、時刻付きのセンサ情報を受信する。これにより、監視装置30が、受信したセンサ情報がどの程度新しいか、どの程度経過したデータかを判断することができる。
[第3の実施例]
図7は、本発明の第3の実施例を示した構成図である。ここで、図5と同一のものには同一符号を付し、説明を省略する。図5において、基地局40に、起床時刻テーブル45が新たに設けられ、内部バスで、通信手段41、記憶手段42、プロキシ手段43、時刻出力手段44と相互に接続される。起床時刻テーブル45は、第2の記憶手段であり、各センサノード10(1)〜10(n)が起床してデータ収集する周期、すなわちスリープモードからアクティブモードになる周期を記憶する。
このような装置の動作を図8、図9を用いて説明する。図7に示す装置は、図5に示す装置の動作とほぼ同様であるが、異なる動作は、プロキシ手段43が、センサ情報を監視装置30に出力する際に、起床時刻テーブル45のデータ収集周期、時刻出力手段46が出力する時刻を参照し、センサノード10(1)〜10(n)が次に起床する時刻を付加して送信する点が異なる。また、プロキシ手段43が、コマンドを受信したことを示す受信結果を監視装置30に出力する際に、起床時刻テーブル45のデータ収集周期、時刻出力手段46が出力する時刻を参照し、センサノード10(1)〜10(n)が次に起床する時刻を付加して送信する点が異なる。
具体的には、基地局40のプロキシ手段42が、通信手段42に監視装置30へ時刻が付加されたセンサ情報を送信させるが、センサ情報に対応するセンサノード10(1)〜10(n)が起床するタイミングの時刻を、起床時刻テーブル45のデータ収集周期、時刻出力手段46が出力する時刻から求め、起床時刻と受信時刻が付加されたセンサ情報とを組して送信させる(図8、図9のSQ30’’)。
また、プロキシ手段42が、コマンドを受け付けたことを示す受信結果に、このコマンド先のセンサノード10(1)〜10(n)が起床するタイミングの時刻を、起床時刻テーブル45のデータ収集周期、時刻出力手段46が出力する時刻から求め、起床時刻と受信時刻が付加されたセンサ情報とを組して通信手段41を介して監視装置30に返信する(図9のSQ20’、SQ21’)。
このように、プロキシ手段43が、センサノード10(1)〜10(n)の起床時刻をセンサ情報に付加して監視装置30に送信するので、監視装置30が、最新のデータが取得できる時刻を判断することができる。例えば、センサノード10(1)〜10(n)のスリープ時間が非常に長い場合であっても、新たなデータ収集が行なわれる前に、監視手段30がセンサ情報の送信要求をするといった動作を防ぐことができ、無駄なデータ伝送を抑えることができる。
また、プロキシ手段43が、センサノード10(1)〜10(n)の起床時刻を受信結果に付加して監視装置30に送信するので、監視装置30が、自身30が送信したコマンドに対する処理結果がいつ実行されるか判断することができる。これにより、コマンドに対する応答をどの程度待てばよいか判断でき、管理アプリケーションの構築や作成が容易になる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよい。
図1、図5、図7に示す装置において、センサノード10(1)〜10(n)、基地局40、監視装置30のそれぞれは、何個でもよい。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 図1に示すシステムの動作の一例を示した図である。 図1に示すシステムの動作のその他の例を示した図である。 図1に示すシステムの動作のその他の例を示した図である。 本発明の第2の実施例を示した構成図である。 図5に示すシステムの動作の一例を示した図である。 本発明の第3の実施例を示した構成図である。 図7示すシステムの動作の一例を示した図である。 図7示すシステムの動作のその他の例を示した図である。 従来の無線通信システムの構成を示した図である。 図10に示すシステムの動作の一例を示した図である。
符号の説明
10(1)〜10(n) センサノード
30 監視装置
40 基地局
42 記憶手段
43 プロキシ手段
44 時刻出力手段
45 起床時刻テーブル

Claims (7)

  1. バッテリで駆動し、所定の周期でスリープモードからアクティブモードになりデータ収集を行なうセンサノードと、
    このセンサノードと無線通信でデータの送受信を行なう基地局と、
    この基地局と無線通信または有線通信でデータの送受信を行なう監視装置と
    を設け、
    前記基地局は、
    前記監視装置からのコマンドを記憶する記憶手段と、
    前記コマンドを受信したことを監視装置に返信し、前記センサノードからの要求によって前記記憶手段のコマンドを前記センサノードに送信するプロキシ手段と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. センサノードは、アクティブモード時に前記基地局にコマンドの送信を要求し、コマンドが送信されないとスリープモードにはいることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. センサノードは、アクティブモード時に前記基地局にコマンドの送信を要求し、送信されたコマンドを処理した後にスリープモードにはいることを特徴とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  4. 基地局の記憶手段は、前記センサノードからのデータを記憶し、
    基地局のプロキシ手段は、前記監視装置からの要求によって前記記憶手段のデータを前記監視装置に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
  5. 基地局は、
    前記センサノードからのデータに、データを受信した時刻を付加する時刻出力手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
  6. 基地局のプロキシ手段は、
    前記監視装置に送信するデータに、前記センサノードがアクティブモードになるタイミングを付加することを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 基地局のプロキシ手段は、
    前記コマンドを受信したことを監視装置に返信する際に、前記センサノードがアクティブモードになるタイミングを付加することを特徴とする請求項5または6記載の無線通信システム。
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