JP2006287785A - 記録再生装置、記録再生方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

記録再生装置、記録再生方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意図に反して予約記録中の放送コンテンツを出力して視聴させてしまうといった事態を、防止することが可能な記録再生装置を提供する。
【解決手段】記録再生装置1は、放送コンテンツを受信する放送受信手段11と、放送コンテンツを出力するコンテンツ出力手段13と、放送受信手段11で受信可能な放送コンテンツを予約記録する予約記録手段12とを備え、放送コンテンツの記録及び再生を行う。コンテンツ出力手段13は、予約記録手段12にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限する出力制限手段13aを有する。出力制限手段13aでは、例えば、対象の放送コンテンツの出力自体を禁止したり、対象の放送コンテンツを先頭から出力したりすることで、出力制限を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、予約記録機能を有する記録再生装置、記録再生方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来から、映画,ニュース番組,ドラマ,スポーツ番組,音楽番組などのコンテンツが、テレビ放送やラジオ放送によって配信或いはビデオカセットテープ,DVD(Digital Versatile Disc),CD(Compact Disc)等の記録媒体で配布されている。近年は、配信する放送形態も増え、流通する記録媒体の種類や容量も増えてきており、大容量のコンテンツも視聴者に届くようになってきている。さらに、昨今の情報処理機器及びネットワーク技術の進展により、ネットワークを介した通信によっても視聴者にコンテンツが配信されている。
テレビ放送やラジオ放送で代表される放送コンテンツは、放送時間に視聴者の都合でコンテンツを視聴できないこともあり、これを補償するために予約録音機能や予約録画機能をもった装置がある。これら予約記録機能を用い、ユーザは予約記録を行いたい放送コンテンツを各種メディアや電子番組表(EPG)を参照して探し出して予約し、装置はその予約を受け付け、その予約に従った記録処理を行う。
また、複数の録画番組のそれぞれの内容をインデックス画像で確認でき、しかも所望の録画番組を簡単な操作で正確に頭出しできるようにすることを目的としたビデオレコーダが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載のビデオレコーダでは、留守録コール手段を操作すると、予約録画された番組毎の、録画予約手段により指定した少なくとも録画日や録画開始時刻やチャンネルからなる予約録画番組情報とインデックス画像記憶手段に記憶されたインデックス画像がディスプレイ装置に一覧表示され、前記予約録画番組情報と前記インデックス画像に基づき所望の予約録画番組を選択すると、当該予約録画番組のインデックス信号の位置をサーチして頭出し再生する。
特開2000−261755号公報
しかしながら、上述のごときビデオレコーダをはじめとする従来の記録再生装置では、予約録画中にビデオレコーダの出力を行うと、チューナが録画中の番組に合わされているため、録画中の現在の番組が最初に表示されることとなる。
このため、野球やサッカーなどのスポーツ中継や、ドラマのクライマックス部分など、ユーザが番組の先頭からの視聴のみを希望し、決して番組の途中からの視聴を望まない場合であっても、録画中の番組がテレビに映し出されるため、ユーザにとって不本意な視聴を行わざるを得なかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの意図に反して予約記録中の放送コンテンツを出力して視聴させてしまうといった事態を、防止することが可能な、記録再生装置、記録再生方法、その記録再生装置に組み込むためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、以下の各技術手段によりそれぞれ構成される。
第1の技術手段は、放送コンテンツを受信する放送受信手段と、放送コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、前記放送受信手段で受信可能な放送コンテンツを予約記録する予約記録手段とを備え、放送コンテンツの記録及び再生を行う記録再生装置であって、前記コンテンツ出力手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限する出力制限手段を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記出力制限手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止する手段であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、当該記録再生装置で出力可能なコンテンツを一覧表示する一覧表示手段を備え、前記出力制限手段は、前記記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止している期間中、該放送コンテンツの出力を要求された場合に、前記一覧表示手段に対し、現在出力可能なコンテンツを一覧表示するよう指示する手段を有することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記出力制限手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を要求された場合に、該放送コンテンツの先頭からの出力とする限定を行う手段であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、前記出力制限手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を要求された場合に、出力の是非を確認する表示を行う出力確認手段を有し、該出力確認手段での確認の結果、前記放送コンテンツの出力を再度要求されている場合には、該放送コンテンツに対して前記確認以外の出力制限を行わないことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記放送受信手段は、複数のチューナを有し、前記予約記録手段で予約記録に使用中のチューナを予約記録チューナ、該予約記録チューナ以外のチューナを他のチューナとすると、該他のチューナは、前記予約記録チューナで受信した放送コンテンツが前記出力制限手段により出力制限されている場合に、前記予約記録チューナで受信した放送コンテンツ以外の放送コンテンツを受信し、前記コンテンツ出力手段は、前記他のチューナのいずれかで受信した放送コンテンツを出力することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、放送コンテンツに対する番組情報からなる電子番組表を取得する電子番組表取得手段を備え、前記出力制限手段は、前記電子番組表取得手段で取得された番組情報に基づき、所定条件を満たす番組の記録が予約されたときにのみ、該番組の出力を制限することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、放送コンテンツを受信して記録及び再生を行う記録再生方法であって、放送コンテンツを受信する受信ステップと、放送コンテンツを出力する出力ステップと、前記受信ステップで受信可能な放送コンテンツを予約記録する予約記録ステップとを含み、前記出力ステップは、前記予約記録ステップにて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限する出力制限ステップを有することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段の記録再生装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
第10の技術手段は、放送コンテンツを受信して予約記録及び再生を行う記録再生装置に組み込んで、該記録再生装置内の演算処理装置に実行させるためのプログラムであって、記録の予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限するステップを、前記演算処理装置に実行させることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第9又は第10の技術手段におけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、ユーザの意図に反して予約記録中の放送コンテンツを出力して視聴させてしまうといった事態を、防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録再生装置の一構成例を示す図である。また、図2は、図1の記録再生装置における再生処理例を説明するためのフロー図で、本発明の一実施形態に係る記録再生方法を説明するためのフロー図でもある。
本発明に係る記録再生装置1は、放送局から受信した放送コンテンツを出力及び記録するための装置であり、ハードディスクレコーダ,DVDレコーダ,ハードディスク内蔵DVDレコーダ,BD(Blu−ray Disc)レコーダ,ビデオレコーダなど、種々の記録媒体に記録(ダビング)可能な様々な機器に好適に適用でき、さらには、記録再生機能付きのテレビジョン受信機や、放送受信チューナ,記録再生プログラム,ビデオカード(ビデオアダプタともいう)等のモジュールを備えたパーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)などにも適用可能である。
図1で説明する記録再生装置1は、放送受信手段11及び予約記録手段12に加え、本発明の特徴部分である出力制限手段13aを有するコンテンツ出力手段13を備えるものとする。なお、一覧表示手段15については、他の実施形態で後述する。
放送受信手段11は、放送コンテンツを受信する手段であり、衛星放送,地上波放送,モバイル放送等の各種放送を受信するためのアンテナやチューナ等で構成される。放送受信手段11としては、デジタル放送/アナログ放送に依らず、受信したい放送に対応したアンテナ及びチューナ等が具備されていればよい。
コンテンツ出力手段13は、放送受信手段11で受信した放送コンテンツや、記録媒体14に記録されたコンテンツ(放送コンテンツや他の方法で取得したコンテンツ)を出力する手段である。コンテンツ出力手段13は、少なくとも放送コンテンツを出力できるものであればよいが、このように放送コンテンツ以外のコンテンツの出力も可能としておくことが好ましい。
また、ここでの出力とは、コンテンツが映像コンテンツであれば表示装置への映像信号出力並びに音声再生装置への音声信号出力によるコンテンツ再生を指し、また、コンテンツがラジオ放送コンテンツ等のオーディオコンテンツであれば音声再生装置への出力によるコンテンツ再生を指す。従って、コンテンツ出力手段13はコンテンツ再生手段とも言える。なお、このように、本発明はテレビジョン放送に限らず、ラジオ放送にも適用可能であり、以下、ラジオ放送においては受信,出力,記録を行う信号が基本的に音声信号だけとなる(テキスト情報の受信を行う場合にはその信号も出力/記録対象となる)のみであり、ラジオ放送に関する説明は省略する。また、コンテンツ出力手段13では、受信した放送コンテンツを出力するために、受信信号の復調や映像/音声信号への分離などの各種処理が施される。
予約記録手段12は、放送受信手段11で受信可能な放送コンテンツを予約記録する手段であり、例えば次の記録指示受付手段,コンテンツ記録予約手段,コンテンツ記録手段などで構成される。
記録指示受付手段は、ユーザから放送コンテンツ記録の予約指示を受け付ける手段であり、例えば、記録再生装置1の本体やリモートコントローラ(リモコン)に設けられた予約記録ボタン等の押下、場合によってはOSD(On Screen Display)等の画面表示手段などを利用した選択入力などによって、予約指示が実行できるように構成されていればよい。勿論、予約記録は、放送コンテンツの放送時間やチャンネル等の指定が必要となるが、これに代わりGコードや電子番組表(EPG)等を利用して予約指示を実行するような機能を付加しておくことが好ましい。コンテンツ記録予約手段は、記録指示受付手段で受け付けた予約指示に対し、その予約指示が示す放送コンテンツの記録処理を予約する手段である。また、コンテンツ記録手段は、コンテンツ記録予約手段で予約された記録処理を、予約開始時間の到来により実行し、放送コンテンツを記録媒体14に記録し、予約終了時間の到来により記録を終了する手段である。上述のごとき構成により、予約記録手段12は、予約期間の到来と共に、予約された放送コンテンツを記録媒体14へ記録する。
なお、記録媒体14への記録対象となるコンテンツは、放送コンテンツに限らず、或る記憶場所に記憶されネットワーク経由で転送可能なコンテンツも含めてもよいが、放送コンテンツ以外のこのようなコンテンツは、後述の出力制限手段13aにおいて記録済みのコンテンツの一つとして記録されるだけである。そのとき、記録再生装置1に設けるコンテンツの入力手段としては、放送コンテンツ入力用のチューナをはじめ、記録媒体やネットワーク通信手段などを適宜設けておけばよい。また、記録媒体14としては、ハードディスク等の媒体が想定でき、またDVD,BD等の外部記録媒体も想定でき、さらにはそれら複数の媒体を組み合わせたものであってもよい。
本発明の主たる特徴部分である、コンテンツ出力手段13に設けられる出力制限手段13aは、予約記録手段12にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限する手段である。この出力制限については様々な例を後述するが、例えば、出力制限手段13aは、番組の予約録画機能を使って4CHの番組を録画中である場合、ユーザは途中の番組を見ることを希望しないものとして、その4CHの放送番組(録画している内容)を表示しないようにする。
出力制限手段13aは、例えばテレビ受像機,レコーダ等のアプリケーションの一つとして組み込むためのファームウェアで構成しても、ハードウェアで構成してもよい。また、出力制限手段13aは、記録再生装置1において常に機能させておいてもよいが、機能させるモードと機能させないモードとをユーザ選択可能に設けておくことが好ましい。これらモードの提示方法も、予約記録時に出力制限機能付き予約記録モードと通常の予約記録モードとからユーザ選択可能に提示するなど、様々な形態が採り得る。
次に、上述のごとき記録再生装置1における再生処理(出力処理)について、図2を参照して説明する。ここでは、ユーザにより記録の予約操作がなされ、その予約が出力制限機能付き予約記録モードでなされたものとして、再生処理例を説明する。なお、記録の予約操作の方法は、例えば記録対象として選択可能な放送コンテンツの一覧を画面上に表示し、表示したコンテンツ一覧からユーザが記録対象コンテンツを選択することで、記録対象コンテンツが決定されるなど、任意の技術を適用すればよく、その詳細な説明は以降省略する。
まず、記録再生装置1において、ユーザがリモコンや本体の操作ボタンによるユーザ操作を行うことや、予約記録の開始時間の到来によってスリープモードから通常モードへ復帰することで、放送コンテンツの出力指示がなされる(ステップS1)。ここで、ユーザ操作とは、ユーザによって電源が投入されること、或いは通常モードにおいてチャンネル選択ボタンを操作することなど、放送コンテンツを表示装置等に出力するための様々な操作がそれに該当する。そして、ステップS1に続き、本発明に係る出力制限機能がオフとなっている場合、或いは従来の方式である場合には、デフォルトのチャンネル、或いは直前に選択されたチャンネル、或いはユーザ操作されたチャンネルがそのまま選択され、そのチャンネルで放送されているコンテンツが出力されることとなる。ステップS1における放送コンテンツの出力指示とは、例えば、このような放送コンテンツ出力を実行させるための制御指示である。
放送コンテンツ出力指示に対応して、まず、現在予約記録中であるか否かを判定し(ステップS2)、予約が現在無い場合或いは予約による記録が実行中でない場合にはステップS1での出力指示に基づき、コンテンツ出力手段13が放送受信手段11で受信した放送コンテンツを出力する(ステップS4)。一方、ステップS2で予約記録中であると判定された場合には、出力制限手段13aが出力制限処理を施し(ステップS3)、その後で、その出力制限に則ってコンテンツ出力手段13が放送コンテンツを出力する(ステップS4)。
以上、本発明によれば、ユーザの意図に反して予約記録中(テレビジョン放送であれば予約録画中)の放送コンテンツを出力して視聴させてしまうといった事態を、防止することができる。従って、本発明を適用することで、ユーザにとって不本意な視聴が行われることがなく、記録再生装置の利便性を向上することができる。なお、予約記録中ではなく、単なる記録中(例えば録画ボタンの押下によって開始される録画中)の放送コンテンツは、ユーザは視聴中に記録操作を行っているので、出力しても何ら問題はなく、出力制限手段13aによる出力制限のごとき処理は不要である。
図3は、図1の記録再生装置における再生処理の他の例を説明するためのフロー図で、本発明の他の実施形態に係る記録再生方法を説明するためのフロー図でもある。
出力制限手段13aは、予約記録手段12にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止する手段として構成してもよい。しかしながら、予約記録中、その放送コンテンツの出力を禁止するに際し、何も出力されないことを避けるために、別のコンテンツの出力を可能としておくことが好ましい。
その一つの方法として、記録再生装置1は、装置1内(すなわち記録媒体14)に記録済みのコンテンツを一覧表示する一覧表示手段15を備えることが好ましい。ここで記録済みコンテンツとは、過去に記録済みで現在記録媒体14内に格納されているコンテンツであり、その取得形態は問わず、放送受信により過去に記録したコンテンツだけでなく、ネットワーク経由でファイル転送などにより取得したコンテンツであってもよい。そして、出力制限手段13aは、記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止している期間中、その放送コンテンツの出力を要求された場合に、一覧表示手段15に対し、記録媒体14に記録済みのコンテンツを一覧表示するよう指示する手段を有する。
上述のごとき構成の記録再生装置1における再生処理について、図3を参照して説明する。ここでは、ユーザにより記録の予約操作がなされ、その予約が出力制限機能付き予約記録モードでなされたものとして、再生処理例を説明する。
まず、記録再生装置1において、図2のステップS1と同様に放送コンテンツの出力指示がなされる(ステップS11)。次に、放送コンテンツ出力指示に対応して、まず、現在予約記録中であるか否かを判定し(ステップS12)、予約が現在無い場合或いは予約による記録が実行中でない場合にはステップS11での出力指示に基づき、コンテンツ出力手段13が放送受信手段11で受信した放送コンテンツを出力する(ステップS16)。
一方、ステップS12で予約記録中であると判定された場合、出力制限手段13aは出力制限処理として、まず該当する放送コンテンツの出力を禁止し(ステップS13)、記録媒体に記録済みのコンテンツの一覧表示を映像表示装置(或いは他の設定・時刻表示用の表示装置など)に行うように一覧表示手段15に指示し、この指示を受けた一覧表示手段15は指示に基づき一覧表示を行う(ステップS14)。ステップS14に続き、ユーザ選択を受け付け、その選択結果に基づき、出力制限手段13aが出力コンテンツを決定する(ステップS15)。ステップS13〜S15においてなされた出力制限処理の後、その出力制限に則って、すなわちステップS15での決定に基づき、コンテンツ出力手段13が決定されたコンテンツを出力する(ステップS16)。
また、一覧表示手段15は、出力制限手段13aで出力禁止された放送コンテンツ以外の受信可能な放送コンテンツの一覧を表示するようにしてもよく、さらに、記録済みコンテンツの一覧表示と併せて禁止されていない放送コンテンツの一覧も同時に表示しておくようにしてもよい。但し、禁止されていない放送コンテンツの一覧を表示するためには、当然、予約記録中であってもその一覧に表示する放送コンテンツが出力可能である必要があり、従って予約記録に用いるチューナとは別にチューナを具備しておく必要がある。ここで、放送コンテンツの出力禁止処理並びに一覧表示処理については、図3で説明した通りであり、一覧表示する際の対象が異なるだけである。
このように、出力制限手段13aは、記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止している期間中、その放送コンテンツの出力を要求された場合に、一覧表示手段15に対し、現在出力可能なコンテンツの全部又は一部を一覧表示するよう指示し、一覧表示手段15がその一覧表示を行った後、記録再生装置1は、出力禁止された放送コンテンツの代替コンテンツをユーザ選択させ、その選択結果に基づいて代替コンテンツの出力を行う。また、一覧表示手段15は、現在出力可能なコンテンツに対し、その特定シーンなどのサムネイルを用いて一覧表示するようにしてもよい。また、一覧表示を行う際には、例えば現時刻と共にコンテンツの総時間を表示するようにしてもよい。
なお、複数の記録の予約が同時に存在してもよく、さらには複数の同時間の予約が同時に存在してもチューナ等の受信回路や記録先が複数存在すれば対応可能である。そして、本発明を適用する場合にも、例えば、2つのチューナを備え、それらが同時間の2つの予約記録で使用されている場合には、双方のチューナに対し、出力制限を行い、結果として、記録済みコンテンツの一覧を表示させればよい。
本実施形態によれば、予約記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止した場合にも、何も出力されないといった事態を避け、別のコンテンツをユーザの意図で出力することができる。
図4は、図1の記録再生装置における再生処理の他の例を説明するためのフロー図で、本発明の他の実施形態に係る記録再生方法を説明するためのフロー図でもある。
放送コンテンツの出力を禁止するに際し、何も出力されないことを避けるための他の方法としては、上述したように、放送受信手段11に複数のチューナを備えておき、予約記録に使用しているチューナとは異なるチューナを使用して放送コンテンツを出力するようにしてもよい。但し、出力制限手段13aは、そのチューナで出力可能な放送コンテンツを、予約記録中の放送コンテンツ以外の放送コンテンツに制限する。以下、予約記録手段12で予約記録に使用中のチューナを予約記録チューナ(第1チューナ)、予約記録チューナ以外のチューナを他のチューナとし、また、他のチューナのうち出力を行うチューナを第2チューナとして説明する。
他のチューナは、予約記録チューナで受信した放送コンテンツが出力制限手段13aにより出力制限されている場合に、予約記録チューナで受信した放送コンテンツ以外の放送コンテンツを受信するものとする。そして、コンテンツ出力手段13は、他のチューナのいずれかのチューナ(第2チューナ)で受信した放送コンテンツを出力する。このように、第1チューナを用いて予約録画している内容を表示しない機能が有効となっている場合に、第1チューナ以外のチューナ(他のチューナ)を使用する場合は、該他のチューナは、第1チューナが録画中の番組以外を表示する機能を有する。この機能により予約録画に使用していないチューナは、予約録画中の番組をスキップさせるなど選択できなくしたり、また、チャンネルサーチにおいても、そのチャンネルはサーチ結果から除くようにしたりすればよい。
上述のごとき構成の記録再生装置1における再生処理について、図4を参照して説明する。ここでは、ユーザにより記録の予約操作がなされ、その予約が出力制限機能付き予約記録モードでなされ、且つ予約録画が第1チューナを使用して受信した信号を元に行われているものとして、再生処理例を説明する。
まず、記録再生装置1において、図2のステップS1と同様に放送コンテンツの出力指示がなされる(ステップS21)。但し、ステップS21では、第2チューナによって受信する放送コンテンツの出力指示がなされたとする。次に、放送コンテンツ出力指示に対応して、まず、現在第1チューナで予約記録中であるか否かを判定し(ステップS22)、第1チューナを使用した予約が現在無い場合或いは予約による記録が実行中でない場合にはステップS21での出力指示に基づき、第2チューナが指示された放送コンテンツを受信し、コンテンツ出力手段13が第2チューナで受信された放送コンテンツを出力する(ステップS24)。
一方、ステップS22で予約記録中であると判定された場合、出力制限手段13aは第2チューナに対する出力制限処理として、第1チューナで受信中の放送コンテンツを出力制限して、出力する放送コンテンツを決定する(ステップS23)。ステップS23に続き、コンテンツ出力手段13が決定された放送コンテンツを出力する(ステップS24)。なお、第2チューナに対する出力制限処理は、第2チューナ自体が第1チューナで受信中のチャンネルを受信できないように制御してもよいし、第2チューナは第1チューナで受信中のチャンネルを受信できるが出力の段階でそのチャンネルを出力しないようにしてもよい。
本実施形態によれば、予約記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止した場合にも、何も出力されないといった事態を避け、別の放送コンテンツをユーザの意図(チャンネル選択)で出力することができる。
また、本発明は、他の実施形態として、予約記録中の放送コンテンツの出力を禁止するのではなく、予約記録中の放送コンテンツを必ず先頭から出力(再生)するような出力制限処理を実行するよう構成してもよい。
この実施形態における出力制限手段13aは、予約記録手段12にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を要求された場合に、要求時点での受信データ(機器操作の状態変化、要求時点での受信時間、記録時間ともいえる)に拘わらず、その放送コンテンツの先頭からの出力とする限定を行う。
すなわち、本実施形態では、予約記録中の放送コンテンツ(放送番組)を途中から視聴させることのないように、先頭からの開始のみに出力を限定する。例えば、予約録画機能により録画している番組(例えば4CH)を表示する際には、録画中番組(例えば4CH)を記録媒体から読み出して、必ずその先頭から再生するようにする。また、この実施形態では、上述した一覧表示手段15並びにこの手段に対する一覧表示指示を行う出力制限手段13aを併せて備えてもよい。但し、この形態においては、表示する一覧の一コンテンツとして予約記録中の放送コンテンツも含めるような指示がなされ、その指示に基づく処理がなされ、且つその予約記録中の放送コンテンツがユーザ選択されたときには先頭から再生するようにすればよい。
なお、本実施形態においても複数のチューナを備えておいてもよいことは言及するまでもないが、1つのチューナのみで構成したものの方がより効果が顕著に表れる。また、2つのチューナを有し、複数の同時間の予約が同時に存在してそれらが同時間の2つの予約記録で使用されている場合には、出力を要求された場合にはいずれのチューナに対する要求であっても出力制限を行い、結果として、冒頭から放送コンテンツを出力させればよい。
本実施形態によれば、予約録画された番組を、必ず番組の冒頭から視聴できる。また、本実施形態では、記録の予約を行った放送コンテンツが正常に記録されているかを、コンテンツの途中から視聴をしてしまうようなこともなく確認することもできる。なお、確認した後は、そのまま視聴し続けてもよいし、視聴を止めて、後で視聴するようにしてもよい。
また、本発明は、他の実施形態として、予約記録中の放送コンテンツの出力が要求された場合に、その出力の是非をユーザに確認し、確認がとれた段階でその出力を許可するように構成してもよい。
この実施形態における出力制限手段13aは、次の出力確認手段を有する。この出力確認手段は、予約記録手段12にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を、ユーザから或いは装置の制御部から要求された場合に、出力の是非を確認する表示を行う。そして、出力制限手段13aは、出力確認手段での確認の結果、予約記録中の放送コンテンツの出力を再度要求されている場合、すなわちユーザ確認によりコンテンツ途中からの出力が認められた場合には、その放送コンテンツに対して実行した確認以外の出力制限を行わないようにする。ここで、確認以外の出力制限を実行していてもよいが、併せて、確認結果により途中からの出力がユーザに認められた場合にはその出力制限を解除するようにする必要がある。
本実施形態では、例えば、テレビ画面に確認するGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を表示するなどの確認を行う。確認のために表示する文章としては、例えば、「現在録画中の内容を表示しない機能が有効になっています、内容を確認しますか。確認するには○○ボタンを押して下さい」などとすればよく、また音声による確認であってもよい。
また、本実施形態の応用として、ユーザ確認がとれた予約記録中の放送コンテンツ出力に対しても、途中から出力せず、冒頭から出力するようにしてもよい。また、ユーザ確認の際に、出力しないのか、或いは放送コンテンツを現在受信中のものを出力するのか、或いは放送コンテンツを冒頭から出力するのか、のいずれかを問うような内容にしておき、その返答に応じた処理を行うようにしてもよい。このように、本実施形態の応用として、確認をとり、確認が得られた段階で、確認以外の出力制限を施すようにしてもよい。
本実施形態によれば、ユーザの意志を反映して、予約記録中の放送コンテンツの出力が可能となり、例えば、ニュース番組など途中から視聴し、それまでに放映された部分を後で視聴するようにしてもよいような放送コンテンツにも対応が可能となる。
図5は、図1の記録再生装置における再生処理の他の例を説明するためのフロー図で、本発明の他の実施形態に係る記録再生方法を説明するためのフロー図でもある。また、図6は、図5の再生処理において提示する電子番組表の一例を示す図である。
本発明の他の実施形態として、記録再生装置1は、放送コンテンツに対する番組情報からなる電子番組表(EPG)を、ネットワーク経由やデジタル放送から取得する電子番組表取得手段を具備するようにしてもよい。そして、この実施形態における出力制限手段13aは、電子番組表取得手段で取得された番組情報に基づき、所定条件を満たす番組の記録が予約(予約選択)されたときにのみ、その番組の出力を制限するようにする。
また、この電子番組表取得手段は、予約記録手段12に備えられることが好ましく、また、ここで説明する実施形態とは無関係に予約記録手段12では電子番組表による記録の予約を可能としておくことが好ましい。例えば、予約記録手段12は、電子番組表取得手段に加え、電子番組表取得手段で取得した電子番組表をユーザに提示する電子番組表提示手段と、提示した電子番組表から、予約記録を行う放送コンテンツとして、所望の番組をユーザに選択させるユーザ選択手段とを備えればよい。
出力制限手段13aにおける出力制限を機能させる条件となる上述の所定条件とは、例えば、スポーツ,連続ドラマ,長時間映画番組,特定歌謡番組等の番組のカテゴリ別やジャンル別に特定番組を指定するための条件であってもよいし、出演者による条件であってもよく、その他、様々な条件が適用できる。
上述のごとき構成の記録再生装置1における再生処理について、図5及び図6を参照して説明する。ここでは、ユーザにより記録の予約操作がなされ、その予約が出力制限機能付き予約記録モードでなされ、且つ、上述したユーザ確認や一覧表示等の実施形態も併せて適用した例を説明する。
まず、記録再生装置1において、図2のステップS1と同様に放送コンテンツの出力指示がなされる(ステップS31)。但し、ステップS31では、装置内に具備された第1チューナ又は第2チューナによって受信する放送コンテンツに対し、出力指示がなされたとし、予約録画する放送コンテンツは第1チューナによって受信したものとして説明する。
次に、放送コンテンツ出力指示に対応して、まず、現在第1チューナで予約記録中であるか否かを判定し(ステップS32)、第1チューナを使用した予約が現在無い場合或いは予約による記録が実行中でない場合にはステップS31での出力指示に基づき、出力制限手段13aが出力コンテンツを決定する(ステップS40)。ステップS40に続き、コンテンツ出力手段13が決定されたコンテンツを出力する(ステップS39)。ステップS32,S40と続く処理の後に実行されるステップS39では、指示により決定された放送コンテンツを第1又は第2チューナが受信し、コンテンツ出力手段13がそのチューナで受信された放送コンテンツを出力する。
一方、ステップS32で予約記録中であると判定された場合、出力制限手段13aは第1・第2チューナに対する出力制限処理として、EPG20で取得した番組情報21から、第1チューナで受信中の放送コンテンツが所定条件を満たすものであるかを判定する(ステップS33)。ステップS33で所定条件を満たさない場合、ステップS40,S39の処理を行う。なお、EPG20には、各番組に番組情報21が含まれ、番組情報21としては、例えば放送局名,放送日,開始時刻,終了時刻,ジャンル,番組名,放送回数(△回/○○回),出演者,内容などが含まれる。
ステップS33で予約記録中の放送コンテンツが所定条件を満たすものである場合、まず、ユーザに出力の是非を確認する(ステップS34)。この確認でユーザがどちらを選択したかの情報を得て、そのユーザ選択に基づきそのまま出力してもよいか否かを判定する(ステップS35)。そのままの出力でよい場合には、ステップS40,S39の処理を行う。なお、ここで、予約記録中の放送コンテンツを先頭からの出力に決定して、ステップS40の処理を実行してもよい。
ステップS35でNOであった場合、第1チューナで受信中の放送コンテンツを出力しないよう、第1・第2チューナの出力を制限し(ステップS36)、一覧表示手段15は録画で使用されている第1チューナ以外で取得可能なコンテンツ(第2チューナで受信可能な放送コンテンツ及び記録媒体に記録済みのコンテンツ)の一覧を表示する(ステップS37)。この一覧表示は、図6の電子番組表20と共に記録済みコンテンツの一覧を表示するようにすればよい。そのとき、電子番組表20では、例えば、予約録画中の番組を示す領域22を色分けするなど特別な表示とし、且つ選択できないようにするとよい。ステップS37での一覧表示に基づき、ユーザが視聴したいコンテンツを選択すると、コンテンツ出力手段13は、その選択情報に基づき出力する放送コンテンツを決定し(ステップS38)、決定された放送コンテンツを出力する(ステップS39)。
本実施形態によれば、ユーザが指定した特定の条件を満たす放送コンテンツが予約録画されている場合のみ、出力制限をかけることが可能となる。
次に、上述した各実施形態に係る記録再生装置としての番組録画再生装置への適用例を説明する。記録再生装置としての処理の詳細については、上述した通りであり、基本的にその説明を省略するが、この番組録画再生装置は、少なくとも本発明に係る出力制限の機能のいずれかを有するものとする。
図7は、本発明に係る記録再生装置の一構成例としての番組録画再生装置の一例を示すブロック図である。なお、上述した各実施形態と共通の部分の説明は省略する。
番組録画再生装置30は、アンテナ31a,31b,チューナ32a,32b,デコード部33,EPG処理部34,エンコード部35,本発明の主要部が含まれる出力制御部36,ネットワークインタフェイス(以下、I/Fと略す)部37,入力部38,外部記録媒体I/F部39,記憶部40,CPU41,メモリ42,システムバス43を備えている。記憶部40は磁気ディスクなどで構成され、メモリ42はROMやRAMなどで構成され、チューナ32,デコード部33,EPG処理部34,エンコード部35,出力制御部36,ネットワークI/F部37,入力部38,外部記録媒体I/F部39,記憶部40,CPU41,メモリ42の各部はシステムバス43を介して相互に接続されている。また、デコード部33,EPG処理部34,エンコード部35,出力制御部36,CPU41,メモリ42,システムバス43やその他の部位を、システムLSI(System Large Scale Integration)として構成してもよい。
さらに、番組録画再生装置30は、番組録画再生装置30へ遠隔で各種操作入力するためのリモートコントローラ(以下、リモコンと略す)45、音声データの出力装置であるスピーカ46、映像データの出力装置であるCRT(Cathode−ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display),PDP(Plasma Display Panel),ELD(Electroluminescence Display)などの表示装置47、音声や映像データを記録可能なDVD,ビデオテープ,半導体メモリ,HDなどの外部記録媒体48などで構成され、出力制御部36を介してコンテンツの出力先となるスピーカ46及び表示装置47を接続し、外部記録媒体I/F部39を介して外部記録媒体48を着脱可能に接続し、ネットワークI/F部37を介してインターネットなどのネットワーク44と接続可能とする。なお、入力部38は受光部を備え、リモコン45からの操作信号を入力する。
図7において、チューナ32aは、アンテナ31aで受信された放送波から放送信号を復調し、映像信号成分、音声信号成分、(及びコンテンツに関する情報)に分離する。同様に、チューナ32bは、アンテナ31bで受信された放送波から放送信号を復調し、映像信号成分、音声信号成分、(及びコンテンツに関する情報)に分離する。ここで、コンテンツに関する情報は、EPGデータから取得するようにしてもよい。EPGデータは、例えば、番組名,ジャンル,放送時間帯(開始時刻/終了時刻),出演者,番組内容(あらすじ)などの各番組に関する情報が含まれ、放送波から取得する以外に、EPG配信サービスを提供するサービス提供業者等のサーバ装置からネットワーク44を介してネットワークI/F部37で取得するようにしてもよい。なお、放送波は、デジタル放送波(BS,CS,地上波)或いはアナログ放送波のいずれであってもよい。
アナログ放送波による番組を録画する場合、チューナ32は、アンテナ31を介して受信した高周波信号(アナログ変調信号)を復調し、分離した映像信号と音声信号をエンコード部35に、EPGデータをEPG処理部34にそれぞれ入力する。エンコード部35は、入力された映像信号と音声信号を、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などでエンコードする。エンコードされた映像信号と音声信号は、記憶部40或いは外部記録媒体48に記憶される。また、上述した常時記録手段においてもこのような録画を実行すればよい。EPG処理部34は、EPGデータの構造解析を行い、その解析結果を記憶部40に記憶する。なお、記憶部40に記憶されるEPGデータは、新たなEPGデータを取得する毎に最新のものに更新するようにしてもよい。ここで、本発明に係る一覧表示における現在予約録画中の放送番組の特別表示は、予約録画が開始されると共にEPGデータ自体を書き換えるか、予約録画が開始されてから一覧表示がなされるときに特別表示の部分を重ねあわせるかによって実行するとよい。
アナログ放送の録画データを再生する場合、記憶部40或いは外部記録媒体48に記憶された映像信号と音声信号はデコード部33に出力され、デコード部33は、入力された映像信号と音声信号をMPEG方式でデコードして出力制御部36に出力する。出力制御部36は、デコードされた映像信号に基づいて表示出力を制御して表示装置47に映像を出力させると共に、音声信号に基づいて音声出力を制御してスピーカ46に音声を出力させる。視聴者は上述の各信号に対応したアナログ放送番組を視聴することができる。
また、デジタル放送波による番組を録画する場合、チューナ32は、アンテナ31を介して受信した高周波信号(デジタル変調信号)を復調し、分離した映像信号と音声信号とコンテンツ情報とを記憶部40或いは外部記録媒体48に出力して記憶させる。EPGデータはEPG処理部34に入力させる。デジタル放送波の予約録画の場合もEPG処理部34における予約録画処理は同じであるが、放送波として受信したコンテンツ情報を利用できる点が異なる。
デジタル放送の録画データを再生する場合、記憶部40或いは外部記録媒体48に記憶された映像信号と音声信号はデコード部33に出力され、デコード部33は、入力された映像信号と音声信号をデコードして出力制御部36に出力する。出力制御部36は、デコードされた映像信号に基づいて表示出力を制御して表示装置47に映像を出力させると共に、音声信号に基づいて音声出力を制御してスピーカ46に音声を出力させる。視聴者は上述の各信号に対応したデジタル放送番組を視聴することができる。デジタル放送波の再生の場合もアナログ放送波の再生処理と同じであるが、放送波として受信したコンテンツ情報を利用できる点が異なる。
そして、本発明の特徴部分である出力制限処理は、主として出力制御部36でなされ、システムバス43を介して、或いは直接チューナ32a,32bやEPG処理部34等の各部と連携して実行される。この出力制限処理は、その他に、記憶部40等に記憶させた本発明に係るファームウエアをCPU41がメモリ42を用いて実行し、出力制御部36等を制御することで実行されるような構成であってもよい。
以上、図1乃至図7を参照しながら、本発明の記録再生装置及び方法を中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、上述した各実施形態における記録再生装置(又は各手段)として機能させるための記録再生プログラム、或いはコンピュータにそれら装置の処理手順或いはそれら方法の各ステップを実行させるための記録再生プログラムとしても、或いは、その記録再生プログラムを記録した情報処理機器で読み取り可能な記録媒体としての形態もある。
本発明に係るプログラムは、ファームウエアとして触れたように、放送コンテンツを受信して予約記録及び再生を行う記録再生装置に組み込んで、記録再生装置内の演算処理装置に実行させるためのものである。このプログラムは、少なくとも、記録の予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限するステップを、演算処理装置に実行させるものとする。ここでは、予約記録中であることをこのプログラムにて検出すればよい。なお、PCをはじめとする汎用コンピュータやPDA(携帯情報端末)等のモバイルコンピュータ、或いは携帯電話等で、本発明に係るファームウエア又はアプリケーションプログラムとして組み込んで適用する場合には、画像描画用のLSI(Large Scale Integration)チップや画面イメージを保持するメモリ(VRAM)、表示装置と接続するための端子などで構成され、画面表示機能を追加する拡張カード(ビデオアダプタ)を、装着しておく方が処理速度の観点から好ましい。
本発明による記録再生の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態を説明する。ここでの記録媒体としては、具体的には、各種のCD,MO(光磁気ディスク),DVD,FD,フラッシュメモリや、その他各種ROMやRAM等が想定でき、上述した記録再生プログラムを、これら記録媒体に記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして、コンピュータ等の情報処理装置に、上述のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置により記録再生プログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記録媒体に記録再生プログラムを記憶させておき、必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わる記録再生の機能を実行することができる。
本発明の一実施形態に係る記録再生装置の一構成例を示す図である。 図1の記録再生装置における再生処理例を説明するためのフロー図である。 図1の記録再生装置における再生処理の他の例を説明するためのフロー図である。 図1の記録再生装置における再生処理の他の例を説明するためのフロー図である。 図1の記録再生装置における再生処理の他の例を説明するためのフロー図である。 図5の再生処理において提示する電子番組表の一例を示す図である。 本発明に係る記録再生装置の一構成例としての番組録画再生装置の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1…記録再生装置、11…放送受信手段、12…予約記録手段、13…コンテンツ出力手段、13a…出力制限手段、14…記録媒体、15…一覧表示手段、30…番組録画再生装置、31a,31b…アンテナ、32a,32b…チューナ、33…デコード部、34…EPG処理部、35…エンコード部、36…出力制御部、37…ネットワークI/F部、38…入力部、39…外部記録媒体I/F部、40…記憶部、41…CPU、42…メモリ、43…システムバス、44…ネットワーク、45…リモートコントローラ、46…スピーカ、47…表示装置、48…外部記録媒体。

Claims (11)

  1. 放送コンテンツを受信する放送受信手段と、放送コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、前記放送受信手段で受信可能な放送コンテンツを予約記録する予約記録手段とを備え、放送コンテンツの記録及び再生を行う記録再生装置であって、前記コンテンツ出力手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限する出力制限手段を有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記出力制限手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止する手段であることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 当該記録再生装置で出力可能なコンテンツを一覧表示する一覧表示手段を備え、前記出力制限手段は、前記記録対象となっている放送コンテンツの出力を禁止している期間中、該放送コンテンツの出力を要求された場合に、前記一覧表示手段に対し、現在出力可能なコンテンツを一覧表示するよう指示する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 前記出力制限手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を要求された場合に、該放送コンテンツの先頭からの出力とする限定を行う手段であることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 前記出力制限手段は、前記予約記録手段にて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を要求された場合に、出力の是非を確認する表示を行う出力確認手段を有し、該出力確認手段での確認の結果、前記放送コンテンツの出力を再度要求されている場合には、該放送コンテンツに対して前記確認以外の出力制限を行わないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  6. 前記放送受信手段は、複数のチューナを有し、前記予約記録手段で予約記録に使用中のチューナを予約記録チューナ、該予約記録チューナ以外のチューナを他のチューナとすると、該他のチューナは、前記予約記録チューナで受信した放送コンテンツが前記出力制限手段により出力制限されている場合に、前記予約記録チューナで受信した放送コンテンツ以外の放送コンテンツを受信し、前記コンテンツ出力手段は、前記他のチューナのいずれかで受信した放送コンテンツを出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  7. 放送コンテンツに対する番組情報からなる電子番組表を取得する電子番組表取得手段を備え、前記出力制限手段は、前記電子番組表取得手段で取得された番組情報に基づき、所定条件を満たす番組の記録が予約されたときにのみ、該番組の出力を制限することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録再生装置。
  8. 放送コンテンツを受信して記録及び再生を行う記録再生方法であって、放送コンテンツを受信する受信ステップと、放送コンテンツを出力する出力ステップと、前記受信ステップで受信可能な放送コンテンツを予約記録する予約記録ステップとを含み、前記出力ステップは、前記予約記録ステップにて予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限する出力制限ステップを有することを特徴とする記録再生方法。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録再生装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 放送コンテンツを受信して予約記録及び再生を行う記録再生装置に組み込んで、該記録再生装置内の演算処理装置に実行させるためのプログラムであって、記録の予約に従った放送コンテンツの記録がなされている期間中、記録対象となっている放送コンテンツの出力を制限するステップを、前記演算処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9又は10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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