JP2006284817A - 電子楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子楽器において、レジストレーションデータの選択のみで、楽音の発生態様、自動演奏音の種類、および音声信号の種類を同時に選択制御できるようにする。
【解決手段】 ROM23および外部記憶装置25には、複数組のレジストレーションデータが記憶されている。各組のレジストレーションデータは、音色、音量などの楽音の発生態様を制御するための複数の制御パラメータ、MIDIソングデータ(自動演奏データ)を指定するMIDIソング指定データ、およびオーディオソングデータ(音声データ)を指定するオーディオソング指定データを含む。設定操作子群12の操作によりレジストレーションデータの一つを指定することにより、複数の制御パラメータによって楽音の発生態様が制御されるとともに、同指定されたレジストレーションに対応してMIDIソングデータおよびオーディオソングデータが同時に再生される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作パネル上の複数の設定操作子によって設定される楽音の発生態様を制御するための複数の制御パラメータからなるレジストレーションデータを用いて楽音の発生態様を制御するようにした電子楽器に関する。
従来から、下記特許文献1に示されているように、発生楽音の音色を表す音色データ、発生楽音の音量を表す音量データ、伴奏音の種類を指定するスタイルデータ、発生楽音に付与される効果を表す効果データなどの楽音制御パラメータを1セットにしてレジストレーションデータとしてメモリに予め記憶し、または操作パネル上の複数の設定操作子を用いて前記レジストレーションデータを設定してメモリに書き込むともに、1つのボタンに1つのレジストレーションデータを登録しておき、演奏中でもワンタッチでレジストレーションデータを読み出して、電子楽器における楽音の発生態様を短時間で設定できるレジストレーション機能はよく知られている。また、最近では、このレジストレーションデータ中に1組の自動演奏データ(MIDIソングデータ)を指定する自動演奏指定データも含めておき、1つのレジストレーションデータを指定した後、再生スタートスイッチを操作するだけで、自動演奏指定データによって指定された自動演奏データに基づく自動演奏音が発生されるようにした電子楽器も登場してきている。
特開平7−253780号公報
しかし、上記従来の装置では、音声信号を表す音声データ(オーディオソングデータ)をレジストレーションデータによって自動的に指定できるようにはなっていない。そのため、従来の電子楽器では、オーディオ録音しておいた音声データに基づく伴奏音を発生しながらメロディーパートを演奏したり、演奏者による演奏中および自動演奏データに基づく自動演奏音の再生中に、オーディオソングあるいはオーディオフレーズなどをBGMや効果音として加えることができなかった。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、楽音制御パラメータおよび自動演奏データに加えて音声データをレジストレーションデータによって自動的に指定できるようにして、レジストレーションデータの選択のみで、楽音の発生態様、自動演奏音の種類、および音声信号の種類を同時に選択制御できるようにした電子楽器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、操作パネル上の複数の設定操作子によって設定される楽音の発生態様を制御するための複数の制御パラメータからそれぞれなる複数組のレジストレーションデータを記憶するレジストレーションデータ記憶手段と、楽曲を構成する一連の楽音信号の発生を制御するための一連の演奏データからそれぞれなる複数種類の自動演奏データを記憶する自動演奏データ記憶手段と、音声信号を表す一連のデータからそれぞれなる複数種類の音声データを記憶した音声データ記憶手段とを備えた電子楽器において、複数組のレジストレーションデータのそれぞれに、複数種類の自動演奏データのいずれかを指定する自動演奏指定データおよび複数種類の音声データのいずれかを指定する音声指定データをそれぞれ含ませておくようにしたことにある。
この場合、音声データ(すなわちオーディオソングデータ)は、例えば、人間の歌声、楽器の演奏音、効果音(自然界の音または合成音)をディジタル変換しまたはディジタル圧縮したオーディオデータを指し、このオーディオデータは単にディジタル・アナログ変換器などを用いることにより、オーディオ信号を再生できるものである。さらに、前記電子楽器は、複数組のレジストレーションデータのうちの一組のレジストレーションデータが選択されたとき、同選択された一組のレジストレーションデータ中の複数の制御パラメータに加え、同選択された一組のレジストレーションデータ中の自動演奏指定データおよび音声指定データによってそれぞれ指定される自動演奏データおよび音声データを一時記憶手段に取込むレジストレーション制御手段を備え、一時記憶手段に取込んだ複数の制御パラメータ、自動演奏データおよび音声データに基づいて、楽音の発生態様を制御し、自動演奏音を発生し、かつ音声信号を発生するようにするとよい。
前記のように構成した本発明の特徴においては、各レジストレーションデータ中に、複数の制御パラメータ、自動演奏指定データおよび音声指定データを含ませてあるので、一つのレジストレーションデータの選択のみで、楽音の発生態様、自動演奏データおよび音声データを同時に指定できる。その結果、本発明の特徴によれば、オーディオ録音しておいた音声データに基づく伴奏音を発生しながらメロディーパートを演奏したり、演奏者による演奏中および自動演奏データに基づく自動演奏音の再生中に、オーディオソングあるいはオーディオフレーズなどをBGMや効果音として加えることができるようになり、豊かな音楽を奏でることできる。
また、本発明の他の特徴は、前述したレジストレーションデータ記憶手段、自動演奏データ記憶手段および音声データ記憶手段を備えた電子楽器において、複数組のレジストレーションデータのそれぞれに、複数種類の自動演奏データのいずれかを指定する自動演奏指定データおよび複数種類の音声データのいずれかを指定する音声指定データのうちの一方の指定データを含ませておき、自動演奏指定データおよび音声指定データのうちの他方の指定データを、一方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データ中に含ませておくようにしたことにある。
この場合も、音声データは、例えば、人間の歌声、楽器の演奏音、効果音をディジタル変換しまたはディジタル圧縮したオーディオデータを指す。また、複数組のレジストレーションデータのうちの一組のレジストレーションデータが選択されたとき、同選択された一組のレジストレーションデータ中の複数の制御パラメータに加え、同選択された一組のレジストレーションデータ中の一方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データを一時記憶手段に取込むとともに、自動演奏データまたは音声データ中に含まれている他方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データを一時記憶手段に取込むレジストレーション制御手段を備え、一時記憶手段に取込んだ複数の制御パラメータ、自動演奏データおよび音声データに基づいて、楽音の発生態様を制御し、自動演奏音を発生し、かつ音声信号を発生するようにするとよい。
前記のように構成した本発明の他の特徴においては、各レジストレーションデータ中に、複数の制御パラメータに加えて、自動演奏指定データおよび音声指定データのうちの一方の指定データを含ませるとともに、他方の指定データを一方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データ中に含ませてあるので、一つのレジストレーションデータの選択のみで、楽音の発生態様、自動演奏データおよび音声データを同時に指定できる。その結果、本発明の他の特徴によっても、音声データに基づく伴奏音を発生しながらメロディーパートを演奏したり、演奏者による演奏中および自動演奏データに基づく自動演奏音の再生中に、オーディオソングあるいはオーディオフレーズなどをBGMや効果音として加えることができるようになり、豊かな音楽を奏でることできる。また、本発明の他の特徴によれば、一方の指定データだけをレジストレーションデータとして記憶し、他方の指定データについては、一方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データ中に含ませるようにしたので、他方の指定データを自由に設定できるようになり、両者の効果的な再生および容易な同期再生が実現される。
また、本発明の他の特徴は、一方の指定データは自動演奏指定データであるとともに、他方の指定データは音声指定データであり、自動演奏データ記憶手段は、楽曲における楽音信号の発生タイミングを表すタイミングデータと共に一連の演奏データを記憶しており、かつ音声指定データは、タイミングデータと共に一連の演奏データ中に埋め込まれている。これによれば、自動演奏データによる自動演奏中に、オーディオソング、オーディオフレーズなどをBGMや効果音を、自由なタイミングで自動再生できるようになる。
また、本発明の他の特徴は、レジストレーション制御手段が、複数組のレジストレーションデータのうちの一組のレジストレーションデータが選択された時点で、音声指定データによって指定される音声データのうちで先頭の一部の音声データのみを一時記憶手段に取込むことにある。この場合、残りの音声データは、その後、所定タイミングごと、一時記憶手段内の取り込まれた音声データが所定量だけ再生されて未再生の音声データが一時記憶手段内に所定量以下となった時点ごと、または他のプログラム処理の空き時間などに一時記憶手段に取り込むようにするとよい。これによれば、音声データのデータ量が多くかつ一時記憶手段への取り込みに多くの時間が必要な場合でも、一時記憶手段における音声データの記憶エリアを小さくできるとともに、音声データの再生に時間遅れが生じない。
さらに、本発明の実施にあたっては、装置の発明に限定されることなく、同装置に適用されるコンピュータプログラムおよび方法の発明としても実施し得るものである。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る電子楽器を概略的に示すブロック図である。この電子楽器は、鍵盤11、設定操作子群12、表示器13および音源回路14を備えている。
鍵盤11は、発生楽音の音高を指定するための演奏操作子としての複数の鍵からなり、各鍵の操作はバス15に接続された検出回路16によって検出される。また、検出回路16には各鍵の押鍵速度を検出する鍵タッチ検出回路も含まれており、鍵の押鍵時に押鍵速度を表すベロシティ信号も出力する。設定操作子群12は、この電子楽器の操作パネル上に設けられて電子楽器の各部の動作に関する指示、特に楽音の発生態様およびレジストレーションデータに関する指示を行うための複数の設定操作子からなり、各設定操作子の操作はバス15に接続された検出回路17によって検出される。表示器13は、操作パネル上に設けられた液晶ディスプレイ、CRTなどで構成され、文字、数字、図形などを表示する。この表示器13の表示内容は、バス15に接続された表示制御回路18によって制御される。
音源回路14は、バス15に接続されていて、後述するCPU21の制御のもとに供給される演奏データおよび各種楽音制御パラメータに基づいてディジタル楽音信号を生成してサウンドシステム19に出力する。また、音源回路14には、生成されたディジタル楽音信号にコーラス、リバーブなどの各種音楽的効果を付与するための効果回路も含まれている。サウンドシステム19は、D/A変換器、アンプなどを含んでいて、供給されるディジタル楽音信号をアナログ楽音信号にD/A変換してスピーカ19aに供給する。また、サウンドシステム19には、CPU21からバス15を介してディジタル音声信号も供給されるようになっており、同供給されたディジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換してスピーカ19aに供給する。スピーカ19aは、供給されたアナログ楽音信号およびアナログ音声信号に対応した楽音および音声を放音する。
また、この電子楽器は、バス15にそれぞれ接続されていてマイクロコンピュータ本体部を構成するCPU21、タイマ22、ROM23およびRAM(一時記憶手段)24を備えているとともに、外部記憶装置25および通信インターフェース回路26も備えている。外部記憶装置25は、この電子楽器に予め組み込まれているハードディスクHDおよびフラッシュメモリ、同電子楽器に装着可能なコンパクトディスクCDおよびフレキシブルディスクFDなどの種々の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、後述するデータおよびプログラムの記憶及び読出しを可能にしている。これらのデータおよびプログラムは予め外部記憶装置25に記憶されていてもよいし、通信インターフェース回路26を介して外部から取り込んでもよい。なお、ROM23にも各種データおよびプログラムは予め記憶されているとともに、RAM24にも、電子楽器の動作制御時には、各種データおよびプログラムが、ROM23または外部記憶装置25から転送記憶されるようになっている。
通信インターフェース回路26は、他の電子楽器、パーソナルコンピュータなどの外部機器31に接続可能となっていて、この電子楽器が外部機器31と各種プログラム及びデータを交信可能となっている。また、通信インターフェース回路26は、インターネットなどの通信ネットワーク32を介して外部との接続も可能となっていて、この電子楽器が各種プログラム及びデータを外部から受信し、または外部へ送信できるようになっている。
次に、ROM23、外部記憶装置25およびRAM24に、予め記憶されまたは転送記憶されるデータおよびプログラムについて説明する。ROM23には、図2に示すように、複数のプリセットデータ、複数の処理プログラム、複数のMIDIソングファイル、複数のオーディオソングファイル、複数のレジストレーションバンクごとに分類された複数組のレジストレーションデータおよびその他のデータが予め記憶されている。複数のプリセットデータは、楽音の発生態様などの電子楽器の動作に必要なデータである。処理プログラムは、CPU21を作動させる基本的なプログラムである。
複数のMIDIソングファイルは、楽曲を構成する一連の楽音信号の発生を制御するための一連の演奏データからそれぞれなる自動演奏データを記憶するもので、本実施形態ではデモンストレーション用として3曲分のファイルA,B,Cが用意されている。各MIDIソングファイルは、初期データおよび複数(例えば、16個)のトラックデータからなる。初期データは、自動演奏開始時における楽曲全体に係る演奏テンポ、スタイル(伴奏の種類)、楽音の音量、楽音間の音量バランス、トランスポーズ(移調)、音楽効果などに関する制御パラメータからなる。
複数のトラックデータは、メロディ、伴奏、リズムなどの種々のパートにそれぞれ対応しており、各トラックデータは、初期データ、タイミングデータ、各種イベントデータおよびエンドデータからなる。初期データは、トラック(パート)ごとの自動演奏開始時における楽音の音色、楽音の音量、楽音に付与される効果などを表す制御パラメータからなる。タイミングデータは、イベントデータに対応していて同イベントデータによる制御タイミングを表すもので、自動演奏の開始からの絶対時間(すなわち小節、拍および拍内タイミング)を表す絶対タイミングデータである。
イベントデータは、少なくともノートオンイベントデータ、ノートオフイベントデータおよびオーディオソング開始(または終了)イベントデータを含む。ノートオンイベントデータは、楽音信号の発生開始を表すイベントデータ(鍵盤11における演奏データに対応)であり、ノートオンデータ、ノート番号データおよびベロシティデータからなる。ノートオンデータは、楽音信号の発生開始(鍵盤11における押鍵)を表す。ノート番号データは、楽音信号の音高(鍵盤11における鍵)を表す。ベロシティデータは、楽音信号の音量レベル(鍵盤11における押鍵速度)を表す。ノートオフイベントデータは、ノートオフデータおよびノード番号データからなる。ノートオフデータは、楽音信号の発生終了(鍵盤11における離鍵)を表す。ノート番号データに関しては、前記ノートオンイベントデータの場合と同じである。オーディオソング開始イベントデータは、オーディオソングデータの再生開始を表す。オーディオソング終了イベントデータは、オーディオソングデータの再生終了を表す。エンドデータは、トラックごとの自動演奏の終了を表す。なお、イベントデータとして、楽音の発生態様(音色、音量、効果など)を制御する制御パラメータを採用して、自動演奏中に発生楽音の態様を変更することもできる。
複数のオーディオソングファイルは、音声信号を表す一連のデータからそれぞれなる複数種類の音声データにそれぞれ対応するもので、本実施形態では3つのファイルa,b,cが用意されている。各オーディオソングデータは、管理データおよび音声データからなる。管理データは、音声データを再生するために必要なデコードに関するデータである。音声データは、人間の歌声、楽器の演奏音、効果音をディジタル変換しまたはディジタル圧縮したディジタルオーディオデータである。
複数組のレジストレーションデータは、操作パネル上の設定操作子群12によって設定される楽音信号の発生態様を制御するための複数の制御パラメータからそれぞれなるもので、本実施形態ではデモンストレーション用として3つのレジストレーションバンクB1,B2,B3に分類された12組のレジストレーションデータB1-1,B1-2・・が用意されている。各レジストレーションデータは、楽音の音色、楽音の音量、スタイル(伴奏の種類)、演奏テンポ、トランスポーズ(移調)、楽音間の音量バランス、音楽効果などを制御するための複数の制御パラメータを含むとともに、MIDIソング指定データおよびオーディオソング指定データを含む。MIDIソング指定データは、MIDIソングファイル(自動演奏データ)を指定するもので、MIDIソングファイルの記憶場所を示すパス情報とそのファイル名を表すデータからなる。オーディオソング指定データは、オーディオソングファイル(音声データ)を指定するもので、オーディオソングファイルの記憶場所を示すパス情報とそのファイル名を表すデータからなる。
外部記憶装置25には、図3に示すように、複数のMIDIソングファイルD,E,F・・、複数のオーディオソングファイルd,e,f・・、複数のレジストレーションバンクごとに分類された複数組のレジストレーションデータが記憶されるようになっている。MIDIソングファイルD,E,F・・およびオーディオソングファイルd,e,f・・は、前記ROM23内のMIDIソングファイルA,B,Cおよびオーディオソングファイルa,b,cとそれぞれ同様に構成されている。レジストレーションバンクに関しては、本実施形態では7つのバンクB4〜B10が設けられ、各バンクごとに4組のレジストレーションデータがそれぞれ用意され得るようになっている。各組のレジストレーションデータは、前記ROM23内のレジストレーションデータと同様に構成されている。なお、この外部記憶装置25に記憶されたMIDIソングファイル、オーディオソングファイルおよびレジストレーションデータは、後述するプログラム処理によりユーザによって作成されたり、通信インターフェース回路26を介して外部機器31または通信ネットワーク32上に接続された外部の機器から取り込まれるようになっている。
RAM24には、図4に示すように、一組のレジストレーションデータ(図2参照)が書き込まれる領域が用意されるとともに、レジストレーションデータ中のMIDIソング指定データおよびオーディオソング指定データによってそれぞれ指定されるMIDIソングデータ(自動演奏データ)およびオーディオソングデータ(音声データ)が記憶される領域が用意されている。なお、このRAM24には、電子楽器の動作を制御するためのその他の制御パラメータも記憶されるようになっている。
次に、上記のように構成した電子楽器の動作について、図5〜図13のフローチャートを用いて説明する。ユーザが電子楽器の図示しない電源スイッチをオン操作すると、CPU21は、図5のステップS10にてメインプログラムの実行を開始し、ステップS11にて電子楽器を作動させるための初期設定処理を実行する。この初期設定処理後、CPU21は、ステップS12〜S15からなる循環処理を電源スイッチがオフ操作されるまで繰り返し実行し、電源スイッチがオフ操作されると、ステップS16にてこのメインプログラムの実行を終了する。
前記循環処理中、CPU21は、ステップS12のパネル操作処理により、設定操作子群12の操作に応答して、電子楽器の動作態様、特に楽音の発生態様(音色、音量、効果など)を変更制御する。また、本発明に直接関係したレジストレーションデータに関する動作については、図6〜図11の各ルーチンを示すフローチャートを用いて詳しく後述する。
ステップS13の鍵盤演奏処理においては、CPU21は、鍵盤11におけるユーザの演奏に対応した楽音の発生を制御する。具体的には、鍵盤11にて鍵が押鍵されると、押鍵を表すノートオンデータ、押鍵された鍵を表すノート番号データおよび押鍵速度を表すベロシティデータからなる演奏データを音源回路14に供給する。音源回路14は、この演奏データの供給に応答して、前記ノート番号データおよびベロシティデータにそれぞれ対応した音高および音量を有するディジタル楽音信号を生成し始め、同ディジタル楽音信号に対応した楽音をサウンドシステム19およびスピーカ19aを介して放音する。この場合、音源回路14によって生成されるディジタル楽音信号の音色、音量などは、レジストレーションデータの処理を含む楽音の発生態様制御によって決定される。一方、押鍵されていた鍵が離鍵されると、音源回路14を制御して、前記発生中のディジタル楽音信号の生成を終了させる。これにより、離鍵された鍵に対応した楽音の放音が終了する。この鍵盤演奏処理により、鍵盤11による演奏音楽が奏でられる。
ステップS14のソングデータ再生処理においては、MIDIソングデータ(自動演奏データ)に基づく自動演奏音の発生が制御されるとともに、オーディオソングデータ(音声データ)に基づくオーディオ信号の発生が制御される。なお、これらの両制御については、図12および図13に示すフローチャートを用いて詳しく後述する。
次に、レジストレーションデータに関する処理について説明する。ユーザが設定操作子群12を操作することによりレジストレーションバンクの選択を指示すると、CPU21は、図5のステップS12のパネル操作処理において、図6に示すバンク設定処理ルーチンをステップS20にて開始し、ステップS21にてレジストレーションバンクの選択画面(図15参照)を表示器13に表示する。このレジストレーションバンクの選択の指示は、図14に設定操作子群12の一部を拡大して示すバンク選択操作子12aを操作することにより行われる。このレジストレーションバンクの選択画面の表示状態で、ユーザが設定操作子群12を操作することにより、例えば、レジストレーションバンクの選択画面の所望のレジストレーションバンクの表示位置をマウスで1クリックすると、所望のレジストレーションバンクが選択される。図15は、レジストレーションバンクB7が選択された状態を示している。このレジストレーションバンクの選択後、ユーザが設定操作子群12を操作することによりレジストレーションバンクの名称の変更を指示すると、ステップS23の処理により、選択されているレジストレーションバンクの名称が変更される。
この状態で、ユーザが表示設定操作子12bを操作すると、CPU21は、ステップS24にて、図7のレジストレーションデータ設定ルーチンを実行して、選択されたレジストレーションバンク内の複数組(本実施形態では4組)のいずれかのレジストレーションデータの変更を許容する。ただし、レジストレーションデータの変更は、外部記憶装置25に設けられたレジストレーションバンクB4〜B10についてのみ可能である。レジストレーションデータ設定ルーチンの実行は、ステップS30にて開始され、CPU21は、ステップS31にてレジストレーションバンク内の4組のレジストレーションデータの内容(制御パラメータの内容)を選択的に表示する。すなわち、図15の表示状態にて、最初に表示設定操作子12bが操作されたときには、選択されているレジストレーションバンク内の第1番目のレジストレーションデータの内容が表示器13に表示される。図16は、レジストレーションバンクB7内のレジストレーションデータB7−1の内容を表示器13に表示した状態を示している。その後、表示設定操作子12bが操作されるごとに、選択されているレジストレーションバンク内の第2番目、第3番目および第4番目のレジストレーションデータの内容が順次表示される。
この図16の表示状態で、ユーザが設定操作子群12を操作することによりレジストレーションデータの内容の変更を指示すると、CPU21は、ステップS32の処理により、レジストレーションデータの内容を変更する。具体的には、図16の表示中の制御パラメータ項目に対応した三角印をマウスでクリックすると、クリックされた制御パラメータの内容に関する複数の候補が表示器13に表示される。そして、表示された複数の候補のうちのいずれか一つをマウスでクリックすれば、該当する制御パラメータの内容がクリックされた候補に変更される。その後、ユーザが設定操作子群12を操作することによりレジストレーションデータの更新を指示すると、例えば図16中のセーブマーク(SAVE)をマウスでクリックすると、CPU21は、ステップS33の処理により、前記選択されている外部記憶装置25内のレジストレーションデータが表示器13に表示されている状態(すなわち図16に表示されているレジストレーションデータの内容)に更新される。このようにして外部記憶装置25内のレジストレーションデータを変更した後、ユーザが設定操作子群12を操作することによってレジストレーションデータの設定終了を指示すると、CPU21は、ステップS34にて「Yes」と判定して、ステップS35にてレジストレーションデータ設定ルーチンの実行を終了する。
ふたたび、図6のバンク設定処理ルーチンの説明に戻ると、図15の表示状態すなわちレジストレーションバンクの選択表示状態で、ユーザが設定操作子群12を操作することにより、設定操作子群12の中の4つのレジストレーション操作子12c〜12f(図14参照)へのレジストレーションデータの登録を指示すると、選択されているレジストレーションバンク内の4組のレジストレーションデータがレジストレーション操作子12c〜12fにそれぞれ登録される。なお、このレジストレーション操作子12c〜12fへのレジストレーションデータの登録を表すデータは、RAM24に記憶される。具体的には、図15の表示状態において、例えば、レジストレーションバンクB1〜B10のいずれか一つのレジストレーションバンクの表示位置にてマウスをダブルクリックすることにより、レジストレーションデータのレジストレーション操作子12c〜12fへの登録が指示される。そして、ユーザが設定操作子群12を操作することによってレジストレーションバンクの設定処理の終了を指示すると、CPU21は、ステップS26にて「Yes」と判定して、ステップS27にてバンク設定処理ルーチンの実行を終了する。
次に、ユーザが、鍵盤11の演奏の際に、レジストレーションデータを用いる場合について説明する。この場合、ユーザは、図14のレジストレーション操作子12c〜12fのいずれかを操作すると、CPU21は、図5のステップS12のパネル操作処理において、図8のレジストレーションデータ読込みルーチンを実行する。このレジストレーションデータ読込みルーチンの実行は、ステップS40にて開始される。そして、CPU21は、ステップS41にて、操作されたレジストレーション操作子12c〜12fに登録されているレジストレーションデータをROM23または外部記憶装置25から読み出して、RAM24内に書き込む。すなわち、図4に示すように、音色、音量、テンポ、スタイルなどの楽音の発生態様を制御するための制御パラメータに加えて、MIDIソング指定データおよびオーディオソング指定データをRAM24内に書き込む。次に、ステップS42にて、前記RAM24内に書き込まれたMIDIソング指定データおよびオーディオソング指定データによってそれぞれ指定されるMIDIソングデータ(自動演奏データ)およびオーディオソングデータ(音声データ)をROM23または外部記憶装置25から読み出して、RAM24内に書き込む。そして、ステップS43にてレジストレーションデータ読込みルーチンの実行を終了する。
なお、前記ステップS42の処理により全てのオーディオソングデータ(音声データ)のRAM24内に書き込んでもよいが、オーディオソングデータの先頭部分のみをRAM24内に書き込むようにしてもよい。すなわち、オーディオソングデータ(音声データ)に関しては、データ量が極めて多く、RAM24内のオーディオソングデータの記憶領域が不足したり、オーディオソングデータの再生までに多くの時間を要することがある。したがって、このような場合には、前記レジストレーション操作子12c〜12fの操作によるレジストレーションデータの指定時、または後述する他のレジストレーションデータの指定時には、オーディオソング指定データによって指定されたオーディオソングデータの先頭部分のみをRAM24内に書き込むようにするとよい。
そして、残りのオーディオソングデータに関しては、所定タイミングごと、RAM24内に書き込まれた音声データが後述する処理により所定量だけ再生されて未再生の音声データがRAM24内に所定量以下となった時点ごと、または他のプログラム処理の空き時間などに図9のオーディオソングデータ読込みルーチンを実行させるようにする。このオーディオソングデータ読込みルーチンの実行はステップS45にて開始され、CPU21は、ステップS46にて、オーディオソング指定データによって指定されるオーディオソングデータ(音声データ)をROM23または外部記憶装置25から所定量ずつ順次読み出して、RAM24内に書き込む。そして、ステップS47にてこのオーディオソングデータ読込みルーチンの実行を終了する。
次に、MIDIソングデータ(自動演奏データ)およびオーディオソングデータ(音声データ)の再生について説明する。ユーザが、設定操作子群12(例えば図14のMIDIソングの再生スタート操作子12gまたは再生ストップ操作子12h)を操作することにより、MIDIソングデータの再生開始または再生停止を指示すると、CPU21は、図5のステップS12のパネル操作処理において、図10のMIDIソング操作子指示ルーチンを実行する。MIDI操作子指示ルーチンの実行はステップS50にて開始され、MIDIソングデータの再生開始が指示された場合には、CPU21は、ステップS51,S52の処理により、新MIDI動作フラグMRN1をMIDIソングデータの再生状態を表す“1”に設定する。MIDIソングデータの再生停止が指示された場合には、CPU21は、ステップS53,S54の処理により、新MIDI動作フラグMRN1をMIDIソングデータの非再生状態を表す“0”に設定する。
また、ユーザが、設定操作子群12(例えば図14のオーディオソングの再生スタート操作子12iまたは再生ストップ操作子12j)を操作することにより、オーディオソングデータの再生開始または再生停止を指示すると、CPU21は、図5のステップS12のパネル操作処理において、図11のオーディオソング操作子指示ルーチンを実行する。オーディオソング操作子指示ルーチンの実行はステップS60にて開始され、オーディオソングデータの再生開始が指示された場合には、CPU21は、ステップS61,S62の処理により、新オーディオ動作フラグARN1をオーディオソングデータの再生状態を表す“1”に設定する。オーディオソングデータの再生停止が指示された場合には、CPU21は、ステップS63,S64の処理により、新オーディオ動作フラグARN1をオーディオソングデータの非再生状態を表す“0”に設定する。
一方、図5のステップS14のソングデータ再生処理においては、図12のMIDIソング再生ルーチンおよび図13のオーディオソング再生ルーチンが所定の短時間ごとに繰り返し実行されている。MIDIソング再生ルーチンの実行はステップS100にて開始され、ステップS101においては、新MIDI動作フラグMRN1が“1”であるかを判定することにより、MIDIソングデータの再生が現在指示されているかを判定する。いま、新MIDI動作フラグMRN1が“0”であって、MIDIソングデータの再生が現在指示されていなければ、CPU21は、ステップS101にて「No」と判定して、ステップS115にて旧MIDI動作フラグMRN2を新MIDI動作フラグMRN1が示す値“0”に設定して、ステップS116にてMIDIソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。
一方、新MIDI動作フラグMRN1が“1”であって、MIDIソングデータの再生が現在指示されていれば、CPU21は、ステップS101にて「Yes」と判定して、ステップS102にて、RAM24内のレジストレーションデータ中にMIDIソング指定データがあるかを判定する。MIDIソング指定データがなければ、ステップS102にて「No」と判定して、ステップS103にて表示器13に「MIDIソングが指定されていない」旨を表示して、ステップS103にて新MIDI動作フラグMRN1を“0”に変更して、前述したステップS115の処理後、ステップS116にてMIDIソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。この場合、以降、前述したステップS101にて「No」と判定されるので、ステップS102〜S114の処理は実行されない。
次に、RAM24内のレジストレーションデータ中にMIDIソング指定データがある場合について説明する。この場合、ステップS102の「Yes」との判定後、CPU21は、ステップS105にてMIDIソングデータの前回の再生指示の状態を表す旧MIDI動作フラグMRN2が“0”であるかを判定することにより、MIDIソングデータの再生開始時であるかを判定する。MIDIソングデータの再生開始時であれば、ステップS105にて「Yes」と判定して、ステップS106にて楽曲の進行位置を表すテンポカウント値を初期値に設定する。一方、MIDIソングデータの再生開始時ではなく、既に再生を開始していれば、ステップS105にて「No」と判定して、ステップS107にて楽曲の進行位置を表すテンポカウント値をカウントアップさせる。
前記ステップS106又はステップS107の処理後、CPU21は、MIDIソングデータ中にテンポカウント値を表すタイミングデータがあるかを判定する。テンポカウント値を表すタイミングデータがない場合には、ステップS108にて「No」と判定して、前述したステップS115の処理後、ステップS116にてMIDIソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。テンポカウント値を表すタイミングデータがあれば、ステップS108にて「Yes」と判定して、ステップS110にて、前記タイミングデータに対応したイベントデータは楽音制御イベントデータ、すなわちノートオンイベントデータ、ノートオフイベントデータ、または音色や音量を制御するその他の楽音制御イベントデータであるかを判定する。
楽音制御イベントデータでなければ、ステップS111に進む。楽音制御イベントデータであれば、ステップS110に同楽音制御イベントを音源回路14に出力して、楽音信号の発生態様を制御する。具体的には、ノートオンイベントデータであれば、CPU21は、ノート番号データおよびベロシティデータを音源回路14に供給して、ノート番号データおよびベロシティデータに応じたディジタル楽音信号の生成開始を指示する。また、ノートオフイベントデータであれば、生成中のノート番号データに対応したディジタル楽音信号の生成終了を音源回路14に指示する。これにより、前述した鍵盤11の演奏と同様に、音源回路14は、ノートオンイベントデータに応答してディジタル楽音信号を生成し始め、ノートオフイベントデータに応答してディジタル楽音信号の生成を終了する。音色や音量を制御するための楽音制御イベントデータであれば、同イベントデータを構成する制御パラメータが音源回路14に供給されるので、音源回路14にて生成されるディジタル楽音信号の音色、音量などが前記制御パラメータによって制御される。これにより、MIDIソング指定データによって指定されるMIDIソングデータ(自動演奏データ)に従った自動演奏音楽が奏でられる。
次に、ステップS111にて、前記タイミングデータに対応したイベントデータはオーディオソング開始イベントまたはオーディオソング終了イベントであるかが判定される。イベントデータがオーディオソング開始または終了イベントデータでなければ、ステップS113に進む。オーディオ開始イベントであれば、ステップS112にて、新オーディオ動作フラグARN1が“1”に設定される。また、オーディオ終了イベントであれば、ステップS112にて、新オーディオ動作フラグARN1が“0”に設定される。これにより、MIDIソングデータの再生によっても、新オーディオ動作フラグARN1が変更される。
次に、ステップS113において、CPU21は、MIDIソングデータの読み出しがエンドデータまで達したかを判定する。エンドデータまで達していなければ、CPU21は、ステップS113にて「No」と判定して、前述したステップS115の処理後、ステップS116にてMIDIソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。これにより、MIDIソングデータの読み出しが終了するまで、前述したステップS102,S105,S107〜S113からなる処理が繰り返し実行されて、楽音の発生が制御されるとともに、新MIDI動作フラグMRN1が更新される。
MIDIソングデータの読み出しがエンドデータまで達すると、CPU21は、ステップS113にて「Yes」と判定して、ステップS114にて新MIDI動作フラグMRN1を“0”に設定し、前述したステップS115の処理後、ステップS116にてMIDIソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。したがって、この場合には、MIDIソング再生ルーチンが実行されても、ステップS102〜S114の処理が実行されなくなり、MIDIソングデータの再生が終了する。また、MIDIソングデータの再生中に、前記図10のMIDIソング操作子指示ルーチンのステップS54の処理により新MIDI動作フラグMRN1が“0”に設定された場合にも、MIDIソングデータの再生は終了する。
一方、オーディオソング再生ルーチンの実行は図13のステップS120にて開始され、ステップS121において、新オーディオ動作フラグARN1が“1”であるかを判定することにより、オーディオソングデータの再生が現在指示されているかを判定する。いま、新オーディオ動作フラグARN1が“0”であって、オーディオソングデータの再生が現在指示されていなければ、CPU21は、ステップS121にて「No」と判定して、ステップS129にて旧オーディオ動作フラグARN2を新オーディオ動作フラグARN1が示す値“0”に設定して、ステップS130にてオーディオソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。
一方、新オーディオ動作フラグARN1が“1”であって、オーディオソングデータの再生が現在指示されていれば、CPU21は、ステップS121にて「Yes」と判定して、ステップS122にて、オーディオソングデータの前回の再生指示の状態を表す旧オーディオ動作フラグARN2が“0”であるかを判定することにより、オーディオソングデータの再生開始時であるかを判定する。オーディオソングデータの再生開始時であれば、ステップS122にて「Yes」と判定して、ステップS123にてRAM24内のレジストレーションデータ中にオーディオソング指定データがあるかを判定する。オーディオソング指定データがなければ、ステップS123にて「No」と判定して、ステップS124にて表示器13に「オーディオソングが指定されていない」旨を表示して、ステップS125にて新オーディオ動作フラグARN1を“0”に設定して、前述したステップS129の処理後、ステップS130にてオーディオソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。この場合、以降、前述したステップS121にて「No」と判定されるので、ステップS122〜S128の処理は実行されない。
次に、RAM24内のレジストレーションデータ中にオーディオソング指定データがある場合について説明する。この場合、ステップS123の「Yes」との判定後、CPU21は、ステップS126にて、RAM24内のオーディオソングデータ(ディジタル音声データ)を時間経過に従ってサウンドシステム19に順次供給する。サウンドシステム19は、この供給されたディジタル音声データをアナログ音声信号に変換してスピーカ19aに供給する。したがって、スピーカ19aからは、オーディオソングデータに対応した音声が発生される。なお、このオーディオソングデータの再生開始以降は、旧オーディオ動作フラグARN2は前記ステップS129の処理により“1”に設定されるので、ステップS122の処理後、ステップS123の処理を実行することなく、ステップS126の処理が実行されるようになる。
前記ステップS126の処理後、ステップS127において、CPU21は、オーディオソングデータの再生が終了したかを判定する。オーディオソングデータの再生が終了していなければ、CPU21は、ステップS127にて「No」と判定して、前述したステップS129の処理後、ステップS130にてオーディオソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。これにより、オーディオソングデータの再生が終了するまで、前述したステップS121,S122,S126,S127,S129からなる処理が繰り返し実行されて、オーディオソングデータの再生が制御されるとともに、旧オーディオ動作フラグARN2が更新される。
オーディオソングデータの再生が終了すると、CPU21は、ステップS127にて「Yes」と判定して、ステップS128にて新オーディオ動作フラグARN1を“0”に設定し、前述したステップS129の処理後、ステップS130にてオーディオソング再生ルーチンの実行を一旦終了する。したがって、この場合には、オーディオソング再生ルーチンが実行されても、ステップS122〜S128の処理が実行されなくなり、オーディオソングデータの再生が終了する。また、オーディオソングデータの再生中に、前記図11のオーディオソング操作子指示ルーチンのステップS64または図12のMIDIソング再生ルーチンのステップS112の処理により新オーディオ動作フラグARN1が“0”に設定された場合にも、オーディオソングデータの再生は終了する。
上記説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、各レジストレーションデータ中に、複数の制御パラメータ、MIDIソング指定データ(自動演奏指定データ)およびオーディオソング指定データ(音声指定データ)を含ませて、一つのレジストレーションデータの選択のみで、楽音の発生態様、MIDIソングデータおよびオーディオソングデータを同時に指定できる。したがって、オーディオ録音しておいた音声データに基づく伴奏音を発生しながらメロディーパートを演奏したり、演奏者による演奏中および自動演奏データに基づく自動演奏音の再生中に、オーディオソングあるいはオーディオフレーズなどをBGMや効果音として加えることができるようになり、豊かな音楽を奏でることできる。
また、MIDIソングデータ中に、オーディオソング開始イベントデータを埋め込むようにしたので、MIDIソングデータによる自動演奏中に、オーディオソング、オーディオフレーズなどをBGMや効果音を、自由なタイミングで自動再生できるようになる
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、レジストレーションデータ中にMIDIソング指定データおよびオーディオソング指定データの両方を含ませるようにした。しかし、これに代えて、図17に示すように、レジストレーションデータ中にはMIDIソング指定データのみを含ませておき、MIDIソングデータ(自動演奏データ)中に、オーディオソング指定データを埋め込むようにしてもよい。この場合、オーディオソング指定データを、MIDIソングデータ中の初期データ中に埋め込んだり、トラックデータ中に、オーディオソング開始(又は終了)指定イベントデータに代えまたは加えて、タイミングデータとともにイベントデータとして埋め込むようにしてもよい。
いずれの場合も、レジストレーションデータの指定時におけるMIDIソングデータのRAM24への書き込み時に、RAM24内のMIDIソングデータを検索して、オーディオソング指定データがある場合には、同オーディオソング指定データによって指定されるオーディオソングデータの一部または全部をRAM24内に読み込む。また、MIDIソングデータの再生開始時または再生に同期して、オーディオソング指定データをRAM24内に読み込むようにしてもよい。
この変形例によっても、一つのレジストレーションデータの選択のみで、楽音の発生態様、自動演奏データおよび音声データを同時に指定できるので、上記実施形態の場合と同様に、豊かな音楽を奏でることできる。また、オーディオソング指定データをMIDIソングデータ中に含ませるようにしたので、オーディオソング指定データを自由に設定できるようになり、両者の効果的な再生および容易な同期再生が実現される。さらに、オーディオソング指定データは、楽曲における楽音信号の発生タイミングを表すタイミングデータと共にMIDIソングデータ中に記憶されているので、MIDIソングデータによる自動演奏中に、オーディオソング、オーディオフレーズなどをBGMや効果音を、自由なタイミングで自動再生できるようになる
また、上記変形例においては、オーディオソング指定データをMIDIソング指定データ中に埋め込むようにしたが、この逆に、オーディオソングデータ中にMIDIソング指定データを埋め込むようにしてもよい。この場合、オーディオソングデータ(WAVデータ)に対応した管理データ中にMIDI指定データを含ませるようにするとよい。さらに、MIDIソング指定データに、MIDIソングデータを再生するタイミングを表すタイミングデータを記憶させるようにするとよい
また、上記実施形態においては、MIDIソングデータ中には、ノートオンイベントデータ、ノートオフイベントデータ、楽音制御パラメータおよびオーディオソング開始(または終了)イベントデータを含ませるようにした。しかし、これに加えて、レジストレーション指定データをMIDIソングデータ中にタイミングデータと共に埋め込んでおき、自動演奏データの再生中にレジストレーションデータを切り換えるようにしてもよい。
また、上記実施形態においは、MIDIソングデータとして、イベントのタイミングを絶対時間を表すタイミングデータで指定するようにした。しかし、これに代えて、前回のイベントタイミングから今回のイベントタイミングまでの相対時間を表す相対タイミングデータを用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、レジストレーション操作子12c〜12fとにより指定するようにした。しかし、これに加えて、複数の異なるレジストレーションデータを順次切り換え指定するシーケンスデータをRAM24に記憶しておき、同シーケンスデータを時間経過に従って読み出して、レジストレーションデータを順次切り換えるようにしてもよい。また、設定操作子群12の中にレジストレーション切り換え操作子を設けておき、同操作子を操作するごとに、前記シーケンスデータに従ってレジストレーションデータを順次切り換えるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、演奏操作手段として鍵盤11を採用した電子楽器に本発明を適用したが、鍵に代えて、単なる押圧スイッチ、タッチスイッチなどを音高を指定する演奏操作子を採用した電子楽器に適用してもよい。特に、本発明は、電子楽器の形態を問わず、電子弦楽器、電子管楽器などの電子楽器にも適用され得る。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の全体ブロック図である。 前記電子楽器のROMに記憶されているデータを示すメモリマップである。 前記電子楽器のハードディスクに記憶されるデータを示すメモリマップである。 前記電子楽器のRAMに記憶されるデータを示すメモリマップである。 前記電子楽器に実行されるメインプログラムを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのパネル操作処理にて実行されるバンク設定処理ルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのパネル操作処理にて実行されるレジストレーションデータ設定ルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのパネル操作処理にて実行されるレジストレーションデータ読込みルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのパネル操作処理にて実行されるオーディオソングデータ読込みルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのパネル操作処理にて実行されるMIDIソング操作子指示ルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのパネル操作処理にて実行されるオーディオソング操作子指示ルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのソングデータ再生処理にて実行されるMIDIソング再生ルーチンを示すフローチャートである。 前記メインプログラムのソングデータ再生処理にて実行されるオーディオソング再生ルーチンを示すフローチャートである。 前記電子楽器の操作パネルの一部を拡大して示す図である。 前記電子楽器の表示器におけるレジストレーションバンクの選択表示画面を示す図である。 前記電子楽器の表示器におけるレジストレーションデータの設定表示画面を示す図である。 変形例に係る電子楽器のROMに記憶されているデータを示すメモリマップである。
符号の説明
11…鍵盤、12…設定操作子群、12a…バンク選択操作子、12b…表示設定操作子、12c〜12f…レジストレーション操作子、12g,12i…再生スタート操作子、12h,12j…再生ストップ操作子、13…表示器、14…音源回路、19…サウンドシステム、21…CPU、23…ROM、24…RAM(一時記憶手段)、25…外部記憶装置

Claims (6)

  1. 操作パネル上の複数の設定操作子によって設定される楽音の発生態様を制御するための複数の制御パラメータからそれぞれなる複数組のレジストレーションデータを記憶するレジストレーションデータ記憶手段と、
    楽曲を構成する一連の楽音信号の発生を制御するための一連の演奏データからそれぞれなる複数種類の自動演奏データを記憶する自動演奏データ記憶手段と、
    音声信号を表す一連のデータからそれぞれなる複数種類の音声データを記憶した音声データ記憶手段とを備えた電子楽器において、
    前記複数組のレジストレーションデータのそれぞれに、前記複数種類の自動演奏データのいずれかを指定する自動演奏指定データおよび前記複数種類の音声データのいずれかを指定する音声指定データをそれぞれ含ませておくようにしたことを特徴とする電子楽器。
  2. 請求項1に記載した電子楽器において、さらに、
    前記複数組のレジストレーションデータのうちの一組のレジストレーションデータが選択されたとき、同選択された一組のレジストレーションデータ中の複数の制御パラメータに加え、同選択された一組のレジストレーションデータ中の自動演奏指定データおよび音声指定データによってそれぞれ指定される自動演奏データおよび音声データを一時記憶手段に取込むレジストレーション制御手段を備え、
    前記一時記憶手段に取込んだ複数の制御パラメータ、自動演奏データおよび音声データに基づいて、楽音の発生態様を制御し、自動演奏音を発生し、かつ音声信号を発生するようにした電子楽器。
  3. 操作パネル上の複数の設定操作子によって設定される楽音の発生態様を制御するための複数の制御パラメータからそれぞれなる複数組のレジストレーションデータを記憶するレジストレーションデータ記憶手段と、
    楽曲を構成する一連の楽音信号の発生を制御するための一連の演奏データからそれぞれなる複数種類の自動演奏データを記憶する自動演奏データ記憶手段と、
    音声信号を表す一連のデータからそれぞれなる複数種類の音声データを記憶した音声データ記憶手段とを備えた電子楽器において、
    前記複数組のレジストレーションデータのそれぞれに、前記複数種類の自動演奏データのいずれかを指定する自動演奏指定データおよび前記複数種類の音声データのいずれかを指定する音声指定データのうちの一方の指定データを含ませておき、
    前記自動演奏指定データおよび前記音声指定データのうちの他方の指定データを、前記一方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データ中に含ませておくようにしたことを特徴とする電子楽器。
  4. 請求項3に記載した電子楽器において、さらに、
    前記複数組のレジストレーションデータのうちの一組のレジストレーションデータが選択されたとき、同選択された一組のレジストレーションデータ中の複数の制御パラメータに加え、同選択された一組のレジストレーションデータ中の一方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データを一時記憶手段に取込むとともに、前記自動演奏データまたは音声データ中に含まれている他方の指定データによって指定される自動演奏データまたは音声データを前記一時記憶手段に取込むレジストレーション制御手段を備え、
    前記一時記憶手段に取込んだ複数の制御パラメータ、自動演奏データおよび音声データに基づいて、楽音の発生態様を制御し、自動演奏音を発生し、かつ音声信号を発生するようにした電子楽器。
  5. 請求項4に記載の電子楽器において、
    前記一方の指定データは自動演奏指定データであるとともに、前記他方の指定データは音声指定データであり、
    前記自動演奏データ記憶手段は、楽曲における楽音信号の発生タイミングを表すタイミングデータと共に前記一連の演奏データを記憶しており、かつ
    前記音声指定データは、前記タイミングデータと共に前記一連の演奏データ中に埋め込まれている電子楽器。
  6. 請求項2、請求項4および請求項5のうちのいずれか一つに記載した電子楽器において、
    前記レジストレーション制御手段は、前記複数組のレジストレーションデータのうちの一組のレジストレーションデータが選択された時点で、前記音声指定データによって指定される音声データのうちで先頭の一部の音声データのみを前記一時記憶手段に取込むことを特徴とする電子楽器。
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