JP2006283992A - 冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 フッ素系の冷媒を循環させて熱交換器で冷却する冷却システムでは、室温の冷媒を熱交換器によって0°C以下の低温にした場合、この冷媒から水が析出し氷になるが、この氷によって流量調整弁等の機器に氷詰まりが起きないようにした機構を備えた冷却システムを提供する。
【解決手段】 低温タンク4に貯留された冷媒Rを冷凍機2の熱交換器3で冷却し、該冷却した冷媒を流量調整弁6を介して低温タンク4に戻すようにした冷却システムにおいて、冷媒タンク4に水分含有量が露点温度−40°C以下の乾燥空気を供給するエアブロータンクTを冷媒タンク4に接続し、エアブロータンクTにスピードコントローラ34によって弱い正圧に減圧した乾燥空気を供給するとともに、エアブロータンクTに大気に開放するドレンパイプ33を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チラーユニット等の冷却システムに関し、特に、ガルデン(商品名、以下同様)、フロリナート(商品名、以下同様)等のフッ素の表面張力の小さい室温の冷媒を0°C以下の低温にしたとき、この冷媒から析出される氷によって、流量調整弁等の機器が氷詰まりを起こさないようした冷却システムに関する。
ガルデン、フロリナート等の表面張力の小さいフッ素系の冷媒は、例えば、半導体素子の電気試験(機能試験)等に使用されるプローバの温度を制御する冷却液等に用いられている。ICなど、ほとんどの半導体素子はシリコンウエハー上に作られており、1つの機能を持った半導体素子は、シリコンウエハーから切り出される前または後あるいは前後ともに、最終的な電気試験(機能試験)が行われ、その特性が計られ、良否の判定が行われている。この試験では、ウエハーの移動と、加熱・冷却の温度調節を行うプローバと呼ばれる装置が使われている。プローバ内部には3次元方向に精密に移動可能なテーブル(X―Y―Zテーブル)があり、このテーブルには、テストするウエハーを把持するチャックが取り付けられている。このプローバは、テストするウエハーの温度を、例えば−70°C〜200°Cの範囲で設定できるようになっている。
このプローバの設定温度の制御は、電気ヒータによるチャックの加熱と、冷却液によるチャックの冷却とによって行われている。このチャックを加熱・冷却する従来のシステムの一例を図3の冷却システムのフロー図に基づいて説明する。図3において、Cはチラーユニットであり、Pはプローバである。なお、図3では、説明の都合上、チラーユニットCや冷凍機2やプローバPのケーシングなどは2点鎖線で示し、低温タンク4や常温タンク8などはタンクの内部が見える形で記載してある。
チラーユニットCは、その筺体1内に、熱交換器3を備えた冷凍機2と、冷却液としてガルデン、フロリナート等のフッ素系の表面張力の小さい冷媒Rが貯留される断熱性の低温タンク4と、この冷媒Rを循環させる循環ポンプ5と、熱交換器3で冷却される低温冷媒の流量を制御する流量調整弁6と、低温タンク4内の冷媒Rの温度を検出する温度センサー7と、低温タンク4に冷媒を補給する常温タンク8と、常温タンク8の冷媒を低温タンク4に補給する補給ポンプ9とを備えている。なお、低温タンク4と常温タンク8は、それぞれ冷媒タンクとして総称されるものである。
熱交換器3は、二重管(図示せず)から構成されており、その内管の中を冷凍機2の冷媒が流れ、内管と外管との間に形成される流路に低温タンク4からの冷媒が流れるようになっている。二重管からなる熱交換器3は、内管と外管との間に冷却フィンを設けたものであってもよいし、冷却フィンを設けないものであってもよい。また、低温タンク4からの冷媒を内管の中へ、内管と外管との間に形成される流路に冷凍機2からの冷媒が流れるようにしてもよい。
低温タンク4と常温タンク8は、密閉あるいはほぼ密閉に構成されており、それぞれ上部に大気に開放する大気開放チューブ10,11が設けられている。この大気開放チューブ10,11は、低温タンク4や常温タンク8の液面が上昇や下降して、低温タンク4や常温タンク8内に圧力の変動が生じたとき、その圧力の変動を吸収するようになっている。また、低温タンク4には、常温タンク8に接続するオーバフロー管12が設けられている。低温タンク4内の冷媒Rが不足した場合には、補給ポンプ9を駆動し、常温タンク8内の冷媒を補給ホース9aを通して低温タンク4に供給するようになっている。なお、4aは低温タンク4の冷媒液面,8aは常温タンク8の冷媒液面を示す。
循環ポンプ5は、そのポンプ部が、低温タンク4に貯留された冷媒Rの中に位置し、駆動部が低温タンク4の外側に位置するように低温タンク4に取り付けられている。循環ポンプ5の吸入口(図示せず)は、低温タンク4内に開口し、その吐出口5aは、冷媒循環ホース13(往き管)によって熱交換器入口3aに接続されるとともに、冷媒循環ホース13から分岐した冷却液供給ホース15によって後述するプローバPに接続されている。
流量調整弁6は、図6に示すように、ステンレス製のケーシング6aの上部に駆動部6bを有し、その下部に弁部を有している。この弁部は、ケーシング6aの底部に開口する冷媒入口6cと、冷媒入口6cより上方でケーシング6aの側面に開口する冷媒出口6dと、冷媒入口6cと冷媒出口6dを連通する冷媒流路6eと、冷媒流路6eの途中に形成したケーシング6aと一体の弁座6fと、弁座6fの下部に配置され、弁座の6fの下方から弁座6fに離接して冷媒流路6eを開閉する樹脂製の弁体6gから構成されている。弁体6gは、弁棒6hによって駆動部6bに連結されるとともに、その下方から復帰スプリング6iによって弁座6f側に付勢されている。また、弁体6gは、ケーシング6aの底部から突接されたガイド部材6jによって案内されるようになっている。なお、図6の6kはケーシング6aに設けた断熱材である。
このように構成された流量調整弁6は、駆動部6bが低温タンク4の外部に位置し、弁部が低温タンク4内に位置するように低温タンク4に取り付けられている。また流量調整弁6の冷媒入口6cは低温タンク4内の冷媒液面4aより下方に位置し、その冷媒出口6dは冷媒液面4aより上方に位置する。この流量調整弁6の冷媒入口6cは、継手14aを介して、熱交換器出口3bに接続された冷媒循環ホース14(戻り管)に接続されている。流量調整弁6の冷媒出口6dは、低温タンク4内に開口している。
冷媒循環ホース13、14は、SUS等の材料から形成されており、低温タンク4から上方に立ち上がり、次いでほぼ水平に延びて熱交換器3に接続するようにチラーユニットの筺体1の中に配管されている。なお、図3において、2aは、冷媒循環ホース13用に冷凍機2の外壁に設けた管継手であり、2bは、同様に、冷媒循環ホース14用に冷凍機2の外壁に設けた管継手である。また、4bは、冷媒循環ホース13用に低温タンク4の外壁に設けた管継手であり、4cは、冷媒循環ホース14用に低温タンク4の外壁に設けた管継手である。
プローバPは、3次元方向に精密に移動可能なテーブルすなわちX―Y―Zテーブル(図示せず)と、このテーブルに取り付けられ、テストするウエハーを把持するチャック17と、チャック17の温度を検出する温度センサー18と、チャック17を加熱するヒータ19と、冷却液によってチャック17を冷却する冷却部20とを備えている。
冷却部20は、その冷却液入口(図示せず)がチャック接続ホース21(往き管)に接続され、その冷却液出口(図示せず)がチャック接続ホース22(戻り菅)に接続されている。さらに、チャック接続ホース21は、冷却液循環ポンプの吐出口4aに接続する冷却液供給ホース15(往き管)に継手23を介して接続され、チャック接続ホース22は、低温タンク4に連通する冷却液供給ホース16(戻り菅)に継手23を介して接続されている。チャック接続ホース21,22は、プローバPのテーブルの移動に追随できるようにテフロン(登録商標)樹脂等の可撓性の材料から形成されている。冷却液供給ホース15,16は、SUS等の材料によって形成されている。なお、図3において、4dは冷却液供給ホース16用に低温タンク4の外壁に設けた継手である。
このように構成されたシステムでは、チャック17の設定温度、すなわちプローバPの設定温度が例えば約40°C以上の場合は、ヒータ19のみによって、チャック17の温度制御が行われ、それ未満の場合は、ヒータ19と冷却部20とによってチャック17の温度制御が行われる。ヒータ19のみによって温度制御を行う場合には、プローバPに設けた温度センサー18でチャック17の温度を検出し、チャック17の温度が設定温度になるようにヒータ19を制御する。
ヒータ19と冷却部20とでチャック17の温度制御を行う場合には、冷凍機2と循環ポンプ5を運転する。循環ポンプ5によって吸引された低温タンク4内の冷媒Rは、冷媒循環ホース13を通って冷凍機2に設けた熱交換器3に供給されると同時に、冷却液供給ホース15及びチャック接続ホース21を通ってプローバPに設けたチャック17の冷却部20に供給される。低温タンク4から熱交換器3に供給された冷媒は、熱交換器3で冷却された後、冷媒循環ホース14、流量調整弁6を通って低温タンク4内に戻される。他方、チャック17の冷却部20に冷却液として供給された冷媒は、チャック17を冷却した後、チャック接続ホース22及び冷却液供給ホース16を通って低温タンク4内に戻される。
この時、流量調整弁6は、例えば5秒おきに出される開指令に基づいて開閉するようになっており、この開指令によって、駆動部6bは、復帰スプリング6iの付勢に抗して弁体6gが弁座6fから離れて所定時間冷媒流路6eを開くように弁体6gを駆動する。冷媒流路6eが開かれると、熱交換器3で冷却された低温冷媒が冷媒出口6dを通って低温タンク4内に供給される。所定時間が経過すると、駆動部6bによって弁体6gが駆動されなくなるので、図4に示すように、弁体6gは、復帰スプリング6iの付勢力によって復帰して冷媒流路6eを閉じるようになる。流量調整弁6は、このような開閉を繰り返し、低温タンク4内の冷媒Rの温度がチャック17の設定温度に対応した温度になるように、熱交換器3で冷却された冷媒を低温タンク4に供給する。弁体6gが開かれている時間、すなわち、開を維持する時間は、プローバPの設定温度に対応しており、プローバPの設定温度が高いほどその時間は短くなる。低温タンク4内の冷媒Rの温度は、温度センサー7によって監視されている。
このように温度調整された低温タンク4内の冷媒Rを冷却液としてチャック17に供給することによって、プローバの設定温度を維持する。同時に、温度センサー18でチャック17の温度を検出し、検出したチャック17の温度が設定温度より低い場合には、設定温度になるようにヒータ19を運転する。
冷媒循環装置に関連する先行技術文献として次の特許文献1があり、半導体検査装置に関連する先行技術文献として次の特許文献2,3がある。
特開平2003−148852号公報 特開平2−147973号公報 特開平2−147974号公報
前述のように構成された冷却システムにおいて、低温タンク4の冷媒温度が室温程度になる条件でシステムを運転しているとき、低温タンク4内の冷媒温度が異常に低下し、チャック17の設定温度を維持するのが困難になるという現象が生じた。発明者らが、その原因を分析したところ、図5に示すように、流量調整弁6への氷Kの詰まりが生じており、この氷Kの詰まりによって流量調整弁6の閉動作が妨げられ、熱交換器3で冷却された低温冷媒が流量調整されないまま低温タンク4に流れ込み、低温タンク4内の冷媒Rが冷却されすぎていることが分かった。
さらに、この現象を分析したところ、この流量調整弁6への氷Kの詰まりは、次のようにして生じていることが分かった。例えば、図3に示すように、プローバPの設定温度T0を30°Cに設定して冷却システムを運転した場合、チャック17には、約27°C(=T2)の冷媒を冷却液として供給する必要がある。一方、低温タンク4から熱交換器3に供給された冷媒は、熱交換器3で約−75°C(=T4)まで冷却され、冷媒循環ホース14を通って約−70°C(=T4)の温度となって低温タンク4に戻される。流量調整弁6は、プローバPに27°C(=T2)の冷却液を供給するため、低温タンク4内の冷媒温度T1を約23°Cに維持するように熱交換器3に供給される冷媒の流量を調整する。
ところで、ガルデンやフロリナート等の表面張力の小さいフッ素系の冷媒は、室温状態では、空気から水分を吸収しやすいという性質を持っており、前述したように低温タンク4内の冷媒温度を約23°Cの室温程度に維持したとき、低温タンク4内に存在する湿った空気から水分を吸収するようになる。この低温タンク4内で水分を吸収した室温の冷媒が、前述したように熱交換器3で0°C以下の低温に冷却されると、冷媒から水が析出し、この水は熱交換器3で冷却されて氷になる。この氷は、冷却された低温冷媒とともに冷媒供給ホース14を流れて流量調整弁6に運ばれることがある。特に、フィンを備えていない二重管から構成された熱交換器3の場合、流量調整弁6に運ばれる氷の量が多いことが分かった。
氷を含んだ低温冷媒R1が流量調整弁6を通るようになると、図7に示すように、流量調整弁6の開時に、流量調整弁6の弁座6fと弁体6gの間に氷Kが噛み込み、弁座6fと弁体6gが凍りついて、弁体6gの復帰が妨げられという流量調整弁6の異常を起こすことがある。このような異常が発生すると、熱交換器3で冷却された約−70°C(=T4)の氷を含んだ低温冷媒R1が流量調整されずに低温タンク4にそのまま流れ込むため、低温タンク4内の冷媒温度T1が約23°Cより大きく低下して、プローバPの設定温度を30°Cに維持できなくなる。
また、氷を含んだ低温冷媒R1が流量調整弁6に運ばれて弁座6fと弁体6gの間を流れるとき、弁座6fと弁体6gが直接凍りつき、弁体6gが弁座6fに着座したまま、弁体6gの開閉ができないという流量調整弁6の異常を起こすことも考えられる。このような異常が発生すると、熱交換器3で冷却された冷媒が低温タンク4に供給されず、逆に、低温タンク4内の冷媒温度T1が約23°Cより大きく上昇して、プローバPの設定温度を30°Cに制御できなくなる。
なお、フッ素系の冷媒に含まれる水分の影響を排除するため、フッ素系の冷媒に含まれる水分を水の状態で吸収するフィルタが存在するが、水を吸収するフィルタの場合、水を吸収したフィルタを水のない状態に再生することが困難であり、フィルタの交換が必要となるため、メンテナンスが容易でないという問題がある。
本発明の課題は、ガルデンやフロリナート等の表面張力の小さいフッ素系の冷媒を循環させて熱交換器で冷却する冷却システムにおいて、室温の冷媒を熱交換器によって0°C以下の低温にした場合、この冷媒から水が析出し氷になるが、この氷によって流量調整弁等の機器に氷詰まりが起きないようにした冷却システムを提供することにある。特に、冷媒タンク内を水分含有量の少ない空気で満たせば、氷の発生を抑えることができるという新たな知見に基づいて、流量調整弁等の機器に氷詰まりが起きないようにした冷却システムを提供することにある。
本発明の課題を解決するための手段は、特許請求の範囲の請求項1(以下、「請求項1」などという)のように、冷媒タンクに貯留された表面張力の小さいフッ素系の冷媒を冷凍機の熱交換器で冷却し、該冷却した冷媒を流量調整弁等の機器を介して前記冷媒タンクに戻すようにした冷却システムにおいて、前記冷媒タンク内に水分含有量が露点温度−40°C以下の乾燥空気を供給するエアブロータンクを前記冷媒タンクに接続したことにある。
この請求項1の構成によれば、エアブロータンクから冷媒タンク内に乾燥空気を供給し、冷媒タンク内を水分含有量が露点温度−40°C以下の乾燥空気で満たす。この乾燥空気は水分含有量がきわめて少ないので、冷媒タンク内には冷媒の吸収する水分がほとんど存在しないことになる。したがって、室温状態にある冷媒を熱交換器で例えば0°C以下の低温に冷却しても、冷媒は水分をほとんど吸収していないから熱交換器で析出して氷になる水の量はごくわずかであり、流量調整弁等の機器に氷が付着して作動が不良になるというようなことはない。
また、請求項2のように、請求項1の冷却システムにおいて、前記エアブロータンクに、減圧手段によって弱い正圧に減圧された前記乾燥空気を供給するとともに、前記エアブロータンクに大気に開放する流路を設ける構成とするとよい。
請求項2の構成によれば、冷媒タンク内の空気は常に弱い正圧に保たれているため、冷媒タンクに外部から湿った空気が侵入することがない。さらに、冷却システムの運転中、冷媒タンクの液面が下がったとき、冷媒タンクは空気を吸い込むようになるが、エアブロータンク内は弱い正圧に保たれているので、冷媒タンクの液面が下がったときにも、エアブロータンク内の正圧の乾燥空気が冷媒タンク内に供給され、冷媒タンクが外部から湿った空気を吸い込むことがない。逆に、冷媒タンクの液面が上昇したときには、冷媒タンク内の圧力が上昇するが、その上昇した圧力はエアブロータンクに形成した大気に開放する流路を通して外部に逃がすことができる。また、冷媒タンクの液面が上昇したとき、液の逆流が起きる場合もあるが、この場合も、逆流した液はエアブロータンクに形成した大気に開放する流路を通して外部に逃がすことができる。したがって、冷媒タンク内の空気を常に乾燥空気で満たし、しかも、冷媒タンクの液面の上昇、下降に伴う冷媒タンク内の気体圧力の変動を吸収することができるので、冷却システムをより安定して運転することができる。
本発明によれば、冷媒タンクに貯留された水分を吸収しやすい冷媒を冷凍機に備えた熱交換器に供給して冷却し、該冷却した低温冷媒を流量調整弁等の機器を介して冷媒タンクに戻すようにした冷却システムにおいて、冷媒タンク内にある空気の水分含有量を露点温度−40°C以下まで下げる乾燥空気を供給するエアブロータンクを冷媒タンクに接続したので、冷媒タンク内の空気には冷媒が吸収する水分がほとんど存在しないから、室温の冷媒を熱交換器によって0°C以下の低温にした場合でも、この冷媒から水が析出し氷になるようなことがほとんどない。したがって、氷詰まりによる流量調整弁等の機器の異常を防止することができる。また、エアブロータンクの構成も複雑でないので、メンテナンスも容易である。
以下、本発明の冷却システムの第1の実施の形態を図1,2に基づいて説明する。図1は、エアブロータンクを備えた冷却システムのフロー図であり、図2は、エアブロータンクの概略図である。なお、図1中において、図3と同一の符号を付した部材は、特段の説明がない限り図3に示した部材と同一構成であり、同一構成については、前述した図3の説明を援用し、その詳細な説明は省略する。また、流量調整弁等の機器としての流量調整弁6は、前述した図4のとおりであるので、その詳細な説明は省略する。
図1において、Cはチラーユニットであり、チラーユニットCの筺体1内には、熱交換器3を備えた冷凍機2と、冷却液としてガルデン、フロリナート等の表面張力の小さいフッ素系の冷媒Rを貯留する密閉あるいはほぼ密閉された断熱性の低温タンク4と、低温タンク4に取り付けられて、冷媒を循環させる循環ポンプ5と、低温タンク4に取り付けられて、熱交換器3で冷却された低温冷媒の流量を制御する流量調整弁6と、低温タンク4内の冷媒の温度を検出する温度センサー7と、冷媒を低温タンク4に補給する密閉あるいはほぼ密閉された常温タンク8と、常温タンク8の冷媒を低温タンク4に補給ホース9aを通して送る補給ポンプ9とを備えている。また、この低温タンク4や常温タンク8には、これらタンク4,8に乾燥空気を供給するエアブロータンクTが接続されている。10は低温タンク4の上部に設けた大気開放チューブ,11は常温タンク8の上部に設けた大気開放チューブであり、12はオーバフロー管である。
循環ポンプ5の吸入口(図示せず)は、低温タンク4内に開口し、その吐出口5aは、冷媒循環ホース13(往き管)によって熱交換器入口3aに接続されるとともに、冷媒循環ホース13から分岐した冷却液供給ホース15(往き管)によって後述するプローバPに接続されている。流量調整弁6は、駆動部6bと、冷媒流路6eを開閉する弁体6gとを備えた前述した図4に示すとおりのものである。流量調整弁6の冷媒入口6cは、継手14aを介して、熱交換器出口3bに接続された冷媒循環ホース14(戻り管)に接続され、流量調整弁6の冷媒出口6dは、低温タンク4内に開口している。
プローバPは、X―Y―Zテーブル(図示せず)と、このテーブルに取り付けられ、テストするウエハーを把持するチャック17と、チャック17の温度を検出する温度センサー18と、チャック17を加熱するヒータ19と、冷却液によってチャック17を冷却する冷却部20とを備えている。冷却部20は、その冷却液入口(図示せず)がチャック接続ホース21(往き管)に接続され、その冷却液出口(図示せず)がチャック接続ホース22(戻り菅)に接続されている。さらに、チャック接続ホース21は、循環ポンプ5の吐出口4aに接続する冷却液供給ホース15(往き管)に継手23を介して接続され、チャック接続ホース22は、低温タンク4に連通する冷却液供給ホース16(戻り菅)に継手23を介して接続されている。チャック接続ホース21,22は、プローバPのテーブルの移動に追随できるようにテフロン(登録商標)樹脂等の可撓性の材料から形成されている。
低温タンク4や常温タンク8に乾燥空気を供給するエアブロータンクTは、図2に示すように、密閉あるいはほぼ密閉された円筒状のタンク本体30として構成されており、タンク本体30は、天板30aと、底板30bと、周壁30cとを有している。また、エアブロータンクT内は、後述するように、弱い正圧に維持されているので、周壁30cは、天板30aや底板30bより薄肉に形成することができる。このように構成されたタンク本体30は、図示しないが、チラーユニットC内に取り付けるのが好ましい。
このエアブロータンクTには、低温タンク4や常温タンク8にエアブロータンクT内の乾燥空気を供給するための一対のエア供給ホース31,32と、エアブロータンクTの内部空間を大気に開放するドレンホース33が取り付けられている。一対のエア供給ホース31,32は、図2に示すように、周壁30cの一側に上下に取り付け、ドレンホース33は、周壁30cの他側、すなわちエア供給ホース31,32の反対側の下方に、エア供給ホース32と同じ高さに取り付けるとよい。なお、35は底板30bに設けた取り付けボルト用のネジ穴である。
上方のエア供給ホース31は、接続ホース36を介して低温タンク4に設けた大気開放チューブ10に接続され、下方のエア供給ホース32は、接続ホース37を介して常温タンク8に設けた大気開放チューブ11に接続されている。また、ドレンホース33は、接続ホース38を介して、低温タンク4や常温タンク8の下方に配置された大気に開放する水受け39に接続されている。
さらに、エアブロータンクTには、エアブロータンクTの内部空間に連通する減圧手段としてのスピードコントローラ34が接続されている。このスピードコントローラ34は、乾燥空気発生手段、例えば、チラーユニットCに既設のエアドライヤ(図示せず)からの乾燥空気を、弱い正圧までに減圧して、エアブロータンクT内に供給するものであり、図2に示すように天板30aに直接取り付けるのが好ましい。エアブロータンクTに供給される乾燥空気は、低温タンク4や常温タンク8内の空気の水分含有率を露点温度−40°C以下まで下げるようなものである。なお、エアブロータンクT内は、常に弱い正圧に保たれているので、ドレンホース33から外部の湿った空気が侵入することはない。
このように構成された冷却システムでは、チャック17の設定温度が例えば約40°C以上の場合は、ヒータ19のみによって、チャック17の温度制御が行われ、それ未満の場合は、ヒータ19と冷却部20とによってチャック17の温度制御が行われる。ヒータ19のみによって温度制御を行う場合には、プローバPに設けた温度センサー18でチャック17の温度を検出し、チャック17の温度が設定温度になるようにヒータ19を制御する。
ヒータ19と冷却部20とでチャック17の温度制御を行う場合には、冷凍機2と循環ポンプ5を運転する。循環ポンプ5によって吸引された低温タンク4内の冷媒Rは、冷媒循環ホース13を介して冷凍機2に設けた熱交換器3に供給されると同時に、冷却液供給ホース15及びチャック接続ホース21を介してプローバPに設けたチャック17の冷却部20に供給される。熱交換器3に供給された冷媒は、熱交換器3で冷却された後、冷媒循環ホース14、流量調整弁6を通って低温タンク4内に戻される。他方、チャック17の冷却部20に冷却液として供給された冷媒は、チャック17を冷却した後、チャック接続ホース22及び冷却液供給ホース16を介して低温タンク4内に戻される。
この時、流量調整弁6は、前述したように、例えば5秒おきに出される開指令に基づいて開閉されるようにされており、この開指令によって、駆動部6bは、復帰スプリング6iの付勢に抗して弁体6gが弁座6fから離れて所定時間冷媒流路6eを開くように弁体6gを駆動し、所定時間が経過すると、弁体6gは、復帰スプリング6iの付勢力によって復帰して冷媒流路6eを閉じるようになる。流量調整弁6は、図4に示す正常状態では、このような開閉を繰り返し、低温タンク4内の冷媒Rの温度がチャック17の設定温度に対応した温度になるように、熱交換器3で冷却された冷媒を低温タンク4に供給する。弁体6gが開かれている時間、すなわち、開を維持する時間は、チャック17の設定温度に対応しており、チャックの設定温度が高いほどその時間は短くなる。低温タンク4内の冷媒Rの温度は、温度センサー7によって監視されている。
ところで、この実施の形態によれば、低温タンク4や常温タンク8に乾燥空気を供給するエアブロータンクTには、乾燥空気発生手段からスピードコントローラ34を介し水分含有率が露点温度−40°C以下の乾燥空気が供給されており、このエアブロータンクT内の乾燥空気は、エア供給ホース31、接続ホース36、大気開放チューブ10を通って低温タンク4内に供給され、また、エア供給ホース32、接続ホース37、大気開放チューブ11を通って常温タンク8に供給されているので、低温タンク4や常温タンク8内は水分含有率が露点温度−40°C以下の乾燥空気で満たされることになる。この乾燥空気はほとんど水分を含んでいないから、低温タンク4や常温タンク8内が室温状態であっても、低温タンク4や常温タンク8内の冷媒が水分を吸収する余地はなく、冷媒はからからに乾いた状態にある。
このようなエアブロータンクTを備えた冷却システムでは、例えば、図1に示すようにプローバPの設定温度T0を30°Cに設定し、低温タンク4内の冷媒の温度T1を約23°Cの室温状態に維持するように冷却システムを運転した場合でも、低温タンク4や常温タンク8内の冷媒はからからに乾いた状態にあるので、この冷媒を熱交換器3で−75°Cまで冷却しても水が析出して氷が発生することはほとんどない。したがって、熱交換器3で−75°Cまで冷却された冷媒が流量調整弁6を流れても、冷媒よって運ばれる氷が存在しないので、氷による流量調整弁6の異常が生じることはない。
また、低温タンク4や常温タンク8内の乾燥空気は常に弱い正圧に保たれているため、低温タンク4や常温タンク8に外部から湿った空気が侵入することがない。さらに、冷却システムの運転中、低温タンク4や常温タンク8の液面4a,8aが上昇したり、下降したりして低温タンク4や常温タンク8内の圧力が変動することがある。液面が下降したとき、低温タンク4や常温タンク8は空気を吸い込むようになるが、エアブロータンクT内は弱い正圧に保たれているので、前記低温タンク4や常温タンク8の液面4a,8aが下がったときにも、ブロータンクT内の正圧の乾燥空気が低温タンク4や常温タンク8内に供給され、低温タンク4や常温タンク8が外部から湿った空気を吸い込むことはない。
逆に、低温タンク4や常温タンク8の液面4a,8aが上昇したとき、または、気化した冷媒が戻ってしまった場合、低温タンク4や常温タンク8の気体の圧力が上昇するが、エアブロータンクTは、ドレンホース33によって常に大気に開放されており、低温タンク4内の上昇した圧力は、大気開放チューブ10、接続ホース36、エア供給ホース31、タンク本体30、ドレンホース33、接続ホース38を介して外部に逃がし、他方、常温タンク8内の上昇した圧力は、大気開放チューブ11、接続ホース37、エア供給ホース32、タンク本体30、ドレンホース33、接続ホース38を介して外部に逃がすことができる。したがって、エアブロータンクTのエア供給ホース31,32が接低温タンク4や常温タンク8の大気開放チューブ10,11に直接接続されていても、低温タンク4や常温タンク8内の空気の圧力が異常に上昇することがない。また、低温タンク4や常温タンク8の液面が上昇した時、低温タンク4や常温タンク8内の液が逆流することもあるが、この場合も、逆流した液は、同様に、ドレンホース33、接続ホース38を介して外部に逃がし、水受け39に送ることができる。
このように、この実施の形態の冷却システムによれば、低温タンク4や常温タンク8内が常に水分含有率が露点温度−40°C以下の乾燥空気で満たされており、冷媒が吸収する水分がほとんど存在しないから、室温の冷媒を熱交換器で0°C以下に冷却しても、水が析出して氷になることがない。したがって、流量調整弁6に氷が運ばれることがないので、氷による流量調整弁6の異常を防止でき、プローバPの設定温度を常に安定して制御することができる。また、エアブロータンクT内は、弱い正圧とされ、しかもエアブロータンクTには、大気に開放するドレンホース33が設けられているので、低温タンク4や常温タンク8の液面4a,8aの上昇、下降に伴う低温タンク4や常温タンク8内の気体の圧力の変動を吸収することができ、冷却システムをより安定して運転することができる。また、エアブロータンクTの構成は複雑でないので、メンテナンスも容易である。さらに、乾燥空気発生手段としてチラーユニットCに既設のエアドライヤを使用すれば、別途、乾燥空気を発生させる装置を設ける必要がないので、部品点数の増加を抑えることができる。
なお、このエアブロータンクTは、低温タンク4のみに接続するようにしてもよい。さらに、この実施の形態では、エアブロータンクTのエア供給ホース31、32をそれぞれ大気開放チューブ10、11に接続したが、大気開放チューブ10,11とは別に独立して低温タンク4や常温タンク8に接続するようにしてもよい。この場合、エアブロータンクTには、ドレンホース33を設けないようにすることもできる。また、エアブロータンクTは、円筒状に限らず、種々の形状、大きさとすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず種々の設計変更が可能であり、それらはいずれも本発明に含まれる。例えば、本発明の冷却システムは、プローバに使用されるものに限らず、室温にある冷媒を熱交換器で0°C以下に冷却する必要があるものであればどのような用途のものであってもよい。また、流量調整弁を設けた冷却システムに限らず、熱交換器で発生する氷によって異常を引き起こす機器を設けたものに広く適用できる。
本発明の実施の形態に係る冷却システムのフロー図。 本発明の実施の形態に係るエアブロータンクの概略図。 従来の冷却システムのフロー図。 流量調整弁の正常状態を示す概略図。 従来の冷却システムにおいて、流量調整弁の異常状態を示す概略図。
符号の説明
C チラーユニット
P プローバ
T エアブロータンク
1 チラーユニットの筺体
2 圧縮機
3 熱交換器
4 低温タンク
5 循環ポンプ
6 流量調整弁
7 温度センサー
8 常温タンク
10,11 大気開放チューブ
13,14 冷媒循環ホース
15、16 冷却液供給ホース
17 チャック
18 温度センサー
19 ヒータ
20 冷却部
21,22 チャック接続ホース
30 エアブロータンクの本体
31,32 エア供給ホース
33 ドレンホース
34 スピードコントローラ
36,37,38 接続ホース

Claims (2)

  1. 冷媒タンクに貯留された表面張力の小さいフッ素系の冷媒を冷凍機の熱交換器で冷却し、該冷却した冷媒を流量調整弁等の機器を介して前記冷媒タンクに戻すようにした冷却システムにおいて、前記冷媒タンク内に水分含有量が露点温度−40°C以下の乾燥空気を供給するエアブロータンクを前記冷媒タンクに接続したことを特徴とする冷却システム。
  2. 前記エアブロータンクには減圧手段によって弱い正圧に減圧した前記乾燥空気を供給するとともに、前記エアブロータンクには大気に開放する流路を設けた請求項1に記載の冷却システム。
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