JP2006281779A - 記録装置、記録装置のデータ処理方法、記録装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

記録装置、記録装置のデータ処理方法、記録装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ホストコンピュータにおける記録データの生成処理を高速化させる。
【解決手段】ホスト機器が、設定データとして、各ノズル列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション調整値を含むデータを送信し、記録装置は、各ノズル列の記録データを、走査方向における記録位置に関連付けて格納する記録バッファ4を備え、記録バッファリング構造制御回路8は、レジスタに格納されたレジストレーション調整値と記録データの読み出し順序の情報とに基づいて、各ノズル列の記録データの格納位置を調整して記録バッファ4に格納するように制御する。
【選択図】図5A

Description

本発明は、記録装置、記録装置のデータ処理方法、記録装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関し、より詳細には、複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、記録素子の配列方向と交差する方向に走査させて記録を行う記録装置、記録装置のデータ処理方法、記録装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
例えばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置として、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用されている。
プリンタの記録方式としては様々な方式が知られているが、用紙等の記録媒体に非接触記録が可能である、カラー化が容易である、静粛性に富む、等の理由でインクジェット方式が近年特に注目されており、又その構成としては、所望される記録情報に応じてインクを吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジを用紙等の記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復走査させながら記録を行なう、シリアル記録方式が安価で小型化が容易などの点から一般的に広く用いられている。
従来、記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上で走査させて記録を行うために、記録ヘッドの走査方向の記録領域を複数の領域に分割し、分割された領域単位の記録データを格納するバッファを有する記録装置(印刷装置)が知られている。
このような記録装置では、分割された領域単位の記録データをバッファに格納する際に、色毎に記録データの格納領域を切替える情報と格納可能なバッファ残量及び書き込みアドレス更新量の比較の結果とに基づき、領域単位の記録データの書き込みアドレス情報を、色毎に制御する書き込み制御部を備えている(特許文献1)。
また、バッファに格納された記録データを読み出すための読み出しアドレス情報を色毎に制御する読み出し制御部と、読み出しアドレス情報に基づいて読み出された記録データに従い、分割された領域単位の記録データを生成する記録データ生成手段とを備えている。
このように構成された従来の記録装置では、記録バッファへの書き込み制御時には記録バッファの読み出しアドレスを参照しているが、この読み出しアドレスはデータを読み出す度には更新されず、1ブロックのデータを全て読み出した後に更新される(特許文献2)。
特開2003−305896号公報 特開2003−305895号公報
一般に、ホストコンピュータにおける記録データの生成処理の高速化を目的として記録装置側で画像変換やレジストレーション調整が行なわれている。さらにコストダウンを目的として記録バッファの容量を小さくし、RAM等の容量を減らすことが行われている。
このような記録装置では、記録データを記録バッファに書き込む際に、1ブロックのデータを全て読み出すまでの待ち時間(書き込み待ち時間)が比較的長くなってしまう。
近年は記録装置の解像度が向上しており、ホストコンピュータから記録装置へ転送する記録データの量も増大している。このため記録データの量が増大し更に記録バッファでの書き込み待ち時間が増えると、記録を指示してから記録装置で記録が実行されるまでの実効的な速度が低下することとなる。
以上のような理由で、ホストコンピュータ(プリンタドライバ)から記録装置への記録データの転送に要する時間や、記録を指示してから記録が実行されるまでの時間を短縮することが課題となっていた。
本発明は以上のような状況に鑑みてなされたものであり、記録バッファの容量が少ない場合においても、記録装置における記録データの書き込みを効率的に行って、記録を指示してから記録が実行されるまでの時間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一態様としての記録装置は、複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行う記録装置であって、
接続されたホスト機器から送信され、各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報を含む設定データ及び各記録素子列の記録データを格納する受信バッファと、
各記録素子列の記録データを、前記走査方向における記録位置に関連付けて格納する記録バッファと、
前記レジストレーション情報と各記録素子列の記録データの前記記録バッファからの読み出し位置の情報とに基づいて、各記録素子列の記録データの格納位置を調整して前記記録バッファに格納するように制御する書き込み制御手段と、を備えている。
このようにすると、従来ホスト機器で行われていた記録素子列間の相対距離に関連したレジストレーション調整処理が記録装置側で実行されると共に、各記録素子列の記録データの記録バッファからの読み出し位置の情報に基づいて、記録バッファへの記録データの格納(書き込み)を効率的に行うことができる。
従って、記録バッファの容量が少ない場合においても、記録装置における記録データの書き込みを効率的に行って、記録を指示してから記録が実行されるまでの時間を短縮することができる。
記録バッファが、走査方向における記録領域を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に記録データを格納するように構成されている場合には、書き込み制御手段は、レジストレーション情報に応じて各記録素子列の記録データのブロックにおける格納開始位置を変更し、読み出し位置の情報に基づいて当該ブロックに対応してホスト機器から送信された記録データが格納可能であるか否かを判断する判断手段を含むのがよい。
読み出し位置の情報は、各記録素子列についての読み出しアドレス、読み出しデータの有り無しを示す情報、及び記録データの有り無しを示す情報を含むのがよい。
記録バッファの容量が、前記録ヘッドが1回の走査で記録可能なデータ量よりも少ない場合には、書き込み制御部は、記録バッファの最終アドレスの次に先頭アドレスに記録データを格納して、記録バッファを循環的に使用するのがよい。
書き込み制御部は、記録バッファから記録データが読み出される毎に読み出し位置の情報を更新するのがよい。
記録装置が、各記録素子列によってそれぞれ異なった色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等)で記録を行うように構成されていてもよい。
各記録素子はインクを吐出して記録を行うように構成されているのがよく、より好ましくは、各記録素子は、熱エネルギーを利用してインクを吐出すべく、インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体を備えている構成である。
また、上記目的を達成する本発明の別の態様としての記録装置のデータ処理方法は、複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行い、接続されたホスト機器から送信され、設定データ及び各記録素子列の記録データを格納する受信バッファと、各記録素子列の記録データを、前記走査方向における記録位置に関連付けて格納する記録バッファと、を備える記録装置のデータ処理方法であって、
前記設定データに含まれる各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報と各記録素子列の記録データの前記記録バッファからの読み出し位置の情報とに基づいて、各記録素子列の記録データの格納位置を調整して前記記録バッファに格納するように制御する。
なお、上記の目的は、上記記録装置のデータ処理方法をコンピュータ装置によって実現させるコンピュータプログラム、該コンピュータプログラムを格納した記憶媒体によっても達成される。
本発明によれば、記録バッファの容量が少ない場合においても、記録装置における記録データの書き込みを効率的に行って、記録を指示してから記録が実行されるまでの時間を短縮することが出来る。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」(「記録素子」と言う場合もある)とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
以下、本発明をインクジェット記録装置(印刷装置)に適用した一実施形態について具体的に説明する。
<記録装置の概略構成>
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の概略構成を示すカバーを外した状態の斜視図である。
図1において、キャリッジ101は記録ヘッド(不図示)とカートリッジ110を搭載し、ガイド軸102に沿って走行可能である。なお、本実施形態では、記録ヘッドは、インクジェット方式の記録ヘッドである。また、103はシャーシであり、メインシャーシ103aと左右の側面板103b及び103cから構成される。108はキャリッジの駆動源であるキャリッジモータであり、109はキャリッジに接続されキャリッジモータ108によって駆動されるベルト、130は記録ヘッド吐出面の清掃や吸引動作行う回復系ユニット、140はキャリッジ101に搭載された発光素子及び受光素子と共にキャリッジの位置及び速度を算出するCRエンコーダを構成するスケールである。
記録媒体としての記録紙は、給紙ローラ(不図示)によって装置本体内に送り込まれ、紙送りローラ105とピンチローラ(不図示)、紙押え板(不図示)によって狭持され、記録ヘッドの記録領域へと搬送され記録が行われる。
インクカートリッジ110は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクを収容したカラーインクカートリッジと、ブラックインクを収容したブラックインクカートリッジの2種類で、それぞれ別々にカートリッジガイド7に挿入され、記録ヘッドと接続される。
本実施形態のインクジェット記録装置は、ホストコンピュータと接続され、ホストコンピュータ(プリンタドライバ)から記録データの供給を受けて記録を行う。また、本実施形態の記録装置は、記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上で走査させて記録を行うために、記録ヘッドの走査方向の記録領域を複数の領域に分割し、分割された領域単位で画像を記録(印刷)する。
その場合、本実施形態のインクジェット記録装置では、ホストコンピュータ側では、ビット単位のデータ処理により走査方向における記録データ位置の調整(レジスト調整)は行わず、この記録データのレジスト調整は、後述する図2の記録装置側の記録バッファリング構造制御回路8で行う。また書き込み制御ブロックで使用する読み出しアドレスは、記録バッファの記録データが読み出される毎に更新される。そのため、記録データの書き込み待ち時間が短縮され、実効的な記録速度の高速化を図ることが可能となる。
<記録制御部の構成>
図2は、本発明にかかる記録装置の記録制御部の構成を示すブロック図である。同図に於いて、1はインターフェース信号線S1を介してホストコンピュータ(不図示)から転送されてくるデータを受信し、その受信したデータの中から、記録装置の動作に必要なデータ及び記録データを抽出して一旦蓄えるインターフェース制御部(コントローラ)であり、インターフェースコントローラ1で抽出されたデータは信号線S2を介して受信バッファ2に格納される。
受信バッファ2はSRAMもしくはDRAM等の記憶装置(メモリ)で構成され、この受信バッファに蓄えられるデータは図3(a)及び(b)に示すような構造のものとなる。
図3(a)において受信バッファのデータ構造が示されるように、左から順に「コマンド」(201)、「データ長」(202)、「設定データ」(203)のデータが格納される。これに続いて「コマンド」(204)、「データ長」(205)、「設定データ」(206)のデータが格納されている。これは時系列順に転送されてきたデータが、受信バッファの連続したアドレスに格納されることを示す。ここで示す設定データ206は、例えば給紙の実行や紙送り量の設定、使用する記録ヘッド数等を示す情報であり、この設定データで定められた情報が全て揃って初めて記録装置で記録が可能となる。この後に、記録の対象となる画像データである記録データ(209、212)が受信バッファ2に格納される。
この記録データ(209、212)は、記録ヘッドが記録媒体上を1度の走査で記録する際に必要とされるデータ量を、それより少ないデータ量としてブロック単位に分割したデータである。そのブロック単位で分割された記録データは区切られ、順次第1ブロックデータ(209)、第2ブロックデータ(212)、…として格納される。
図3(b)はブロック単位に分割された記録データのデータ構造を詳細に示す。同図で示すように、複数の色のデータ(213〜214)が各々圧縮されたデータとして順次格納される。この圧縮TAG、圧縮データは「色変えコード」(216、217、218)で区切られる。
例えば、シアン、イエロー、マゼンタ、それと黒の4色の記録データを想定した場合、各色毎に縦64ノズルを1列としたノズル列が走査方向に2列ずつ配列する記録ヘッドを用いると、各ノズル列単位のデータが1つの色の記録データを構成することになるのでノズル2列が4色分、すなわち、圧縮された第1色から第8色の記録データが一つのブロックデータ内に記録データとして格納される。このノズル列の各ノズルは、記録媒体の搬送方向に並んでいる。例えば、第1色と第2色がシアンに対応する記録データ、第3色と第4色はマゼンタに対応する記録データ、第5色と第6色はイエローに対応する記録データ、第7色と第8色は黒に対応する記録データとなる。
図4は記録データを保持する記録バッファのデータ構造を示す図である。例えば1回の走査で最大約8インチの走査方向の長さを記録する場合、1つのブロックデータが走査方向に約1インチの記録ができるサイズとすると、トータル8ブロックの記録データを記録すれば、1走査分の画像が完成することになる。第1ブロックから第8ブロックは記録ヘッドの走査方向に配置され、各ブロックデータには、第1色のデータから第8色のデータが格納される。各ブロック内に格納される各色のデータの長さは記録ヘッドのノズル数に対応するものである。
説明を図2に戻し、各制御ブロックの説明を続ける。受信バッファ2に格納されるデータのうち、記録装置の制御用の設定値である「コマンド」、「データ長」、「設定データ」は、インターフェースコントローラ1から信号線S902を介してCPU9により読み出され、図中にある各部制御回路(7、8)に設定される(S903、S907)。CPU9は読み出したデータ(図3(a)の201〜208に相当するデータ)を解釈し、その結果に従って記録装置の全体的な記録制御を統括する。一方、CPU9は記録データの処理に関してはデータ解凍ブロック55を起動して処理を実行させるものとする。
データ解凍ブロック55は受信バッファ2から、図3(b)で示されるように「圧縮TAG」と「圧縮データ」及び「色変えコード」の3種類のデータを読み出し、これらのデータに基づきデータの展開制御を実行する。本実施形態ではデータの圧縮/解凍方法としてPackBits圧縮を用いたので、圧縮TAGが8ビットで00hから7Fhまでの値の場合、非連続なデータが1から128個データ領域に有るとして処理する。また、圧縮TAGが8ビットでFFhから81hまでの値の場合、次の1バイトデータを連続した2から128個のデータに解凍する処理を行う。なお、データの読出し処理において、80hを読み出した場合は色変えコードとして処理する。解凍したデータを信号線S4aを介して、画像変換ブロック54に送る。この画像変換ブロックにてHV変換がなされ、信号線S4bを介してHV変換されたデータが記録バッファ4に格納される。
記録バッファ4には解凍された記録データが図4に示すデータ構造で格納される。記録バッファ4の先頭アドレスには第1ブロックの第1色のデータの先頭データが書き込まれ、その後に続くデータは、アドレスを適宜変更しながら順次書き込まれる。記録バッファのアドレスに一つの色のデータとして格納できる領域は、最初にCPU9が読み込んだ設定データで決定され、その値以上のデータは書き込めないので記録データを圧縮する際には、その設定データに従ったデータサイズの制限が加えられることになる。色変えコードを検出した後のデータは第2色のデータの先頭番地から順次書き込まれる。このアドレスデータの制御は後に説明する記録バッファリング制御構造回路8が実行することになる。
この書き込みを第1ブロックの第1色のデータから第8色のデータまで繰り返し、第8色のデータの書き込みを終えて色変えコードを検知すると、第1ブロックのデータが全て書き込み終えたことになる。データ解凍ブロック55はデータの展開動作を終了し、CPU9に対しブロック1個分のデータの展開が完成したことを割込み(S906)で伝え、CPU9からの次のデータ展開の起動を待つ。
記録バッファ4上に複数ブロックの記録データが揃った段階で、CPU9は記録動作を開始すべくキャリッジモータ(図1の108)を動作させ、記録ヘッド6を搭載したキャリッジを走査させながら、記録データをキャリッジエンコーダ(CRエンコーダ)10に同期して転送し、記録することで紙面上(記録媒体に)に画像を完成させることができる。記録ヘッド6が主走査方向に走査した後、搬送手段が記録媒体を副走査方向に搬送する。こうして、記録ヘッドの走査と、記録媒体の搬送を繰り返し行って、1ページ分の画像の記録を行う。
記録データ生成ブロック5は、記録バッファ4上に有る記録データの各ブロック構造を、CPU9から指定された値に従って、CRエンコーダ10に同期したタイミングで信号線S5を介して読み出し、記録ヘッド6が記録できるデータ構造に変換しながら信号線S6に出力していく。この記録データ生成ブロック5は後で述べる記録バッファ内のブロック幅(ブロックの長さを示す。)の情報、ブロックの各色の高さ(各色のデータの「ラスター数」、あるいは記録ヘッドの「ノズル数」)についての情報を保持する。
尚、記録バッファ4から読み出されたデータ領域は次の記録データを蓄えるために、零クリアされる。
<受信バッファの書き込み、読み込み制御>
以上説明したように受信バッファ2には、インターフェースコントローラ1がデータを書き込み、データ解凍ブロック55が記録データのみを読み出すが、その書き込みアドレスと読み出しアドレスを制御しているのが受信バッファリング構造制御回路7である。受信バッファリング構造制御回路7は受信バッファ2の先頭アドレスと最終アドレス、それと書き込みアドレスと読み出しアドレスの管理を行っている。
受信バッファリング構造制御回路7はインターフェースコントローラ1から受信する書き込み要求信号(S701)を受け付け毎に1アドレスずつ加算し、これを書き込みアドレスの情報として受信バッファ2に出力する(S702)。そして、受信バッファリング構造制御回路7は受信バッファ2の最終アドレスに達した場合に書き込みアドレスを受信バッファ2の先頭のアドレスに戻す制御を行う。
また、書き込みアドレスが読み出しアドレスに到達(一致)した場合、受信バッファ2がデータでいっぱいになり、次のデータを書き込めない旨をインターフェースコントローラ1に信号線S703を介して通信する。
このとき同時にCPU9に対しても信号線S904の割込み信号により、受信バッファ2はデータの書き込みができない状態であることを知らせる。受信バッファ2の構造はCPU9が信号線S903のバスを用いて内部のレジスタに書き込むことで設定することができる。
読み出しアドレスは、CPU9が受信バッファリング構造制御回路7の中に有るデータリード用レジスタを介して直接に受信バッファ2の中のデータを読み出す場合と、データ解凍ブロック55がデータ読み出し要求信号線S705を介して要求した場合に、読み出しアドレスとして信号線S706を介して1アドレスずつ加算されて受信バッファ2に出力される。
受信バッファリング構造制御回路7は読み出しアドレスが最終アドレスに達した場合、読み出しアドレスを受信バッファ2の先頭アドレスに戻す制御を行う。また読み出しアドレスが書き込みアドレスに到達(一致)した場合、受信バッファ上からデータがなくなったので、次のデータを読み出せない旨をデータ解凍ブロックに信号線S704を介して通信する。このとき同時にCPU9に対しても信号線S904の割込み信号線で、受信バッファ2上には、読み出すデータが無い旨を知らせる。
以上が受信バッファ2に対するデータの書き込み、読み取り制御の処理内容である。次に、この受信バッファ2から読み出され、展開処理されたデータを記録バッファに書き込みし、あるいはその記録バッファからデータを読み取るための処理内容を説明する。
<記録バッファの書き込み、読み取り制御>
記録バッファ4に対して、画像変換ブロック54が記録データを書き込み、記録データ生成ブロック5がその書き込まれた記録データを読み出すが、その際、書き込みアドレスと読み出しアドレスを制御しているのが記録バッファリング構造制御回路8である。
記録バッファリング構造制御回路8は記録バッファの先頭アドレスと、最終アドレス、それと書き込みアドレスと、読み出しアドレスの管理を行っている。
記録バッファリング構造制御回路8は画像変換ブロック54から受信する書き込み要求信号(S801)を受け付ける毎にアドレスを適宜変更し、これを書き込みアドレスの情報として記録バッファ4に出力する(S802)。そして、記録バッファリング構造制御回路8は記録バッファ4の最終アドレスに達した場合に書き込みアドレスを記録バッファ4の先頭のアドレスに戻す制御を行う。
また、書き込みアドレスが読み出しアドレスに到達(一致)した場合、記録バッファ4が記録データでいっぱいになり、次の記録データを書き込めない旨を画像変換ブロック54に信号線S809を介して通信する。
また、データ解凍ブロック55が色変えコードを受信バッファ2から読み込んだ場合、データ解凍ブロック55は信号線S541を介して画像変換ブロック54にその旨を通信し、画像変換ブロックは、信号線S807を介して、記録バッファリング構造制御回路に出力する。記録バッファリング構造制御回路8は次の色のデータを格納する先頭番地を信号線S802から出力するように準備する。記録バッファ4の構造はCPU9が信号線907のバスを用いて内部のレジスタに書き込むことで設定することができる。
読み出しアドレスは、記録データ生成ブロック5が各色毎にデータ読み出し要求信号線S805を介して要求すると、読み出しアドレスとして信号線S806を介して1アドレスずつ加算されて記録バッファ4に出力される。
記録バッファリング構造制御回路8は読み出しアドレスが最終アドレスに達した場合、読み出しアドレスを記録バッファ4の先頭アドレスに戻す制御を行う。
記録データ生成ブロック5は現在読み出している記録データブロックのデータ構造をCPU9から信号線S908のバスを介して、記録データ生成ブロック5内部にあるレジスタに設定する。設定された記録データブロック構造内にある記録データを全て読み出すと終了信号S909をCPU9に対し割り込み信号として通信する。この際、記録バッファ4上に次の記録データブロックがすでに展開されているならば、その記録データブロック構造をレジスタに書き込む。
記録バッファ4は1記録データブロック単位でデータの書き込みを制御しており、書き込まれていない記録データブロックに対し記録データ生成ブロックを起動しないので、記録バッファの読み出しアドレスが書き込みアドレスを越えることは起きない。11は、バッファ構造情報メモリである。これは、記録バッファの制御用の作業用メモリ(ワークRAM)で、後で述べる記録バッファ構造についての情報を一時的に格納する領域である。
<記録バッファリング構造制御回路の説明>
記録バッファリング構造制御回路の説明を図5A及び図8を用いて説明する。記録バッファリング構造制御回路の処理において、図5Aは書き込みアドレス制御を中心に説明する図であり、図8は記録バッファリング構造制御回路8の読み出しアドレス制御を中心に説明する図である。
記録バッファリング構造制御回路8は読み出し制御部8Aと書き込みアドレス制御部8Bで構成されている。また、記録バッファ4のバッファ領域は、記録バッファの先頭のアドレスをtop_adrで示し、最終アドレスをbottom_adrで表示する。この先頭アドレスは書き込みアドレス制御部8B内のレジスタ803に格納され、最終アドレスは書き込みアドレス制御部8B内のレジスタ804に格納される。
記録バッファ4に示される「RP」はリードポインタを示し、「WP」はライトポインタを示す。記録バッファの中のRPとWPの間のハッチング部分は記録データが格納されていることを表している。また、記録バッファ4の白色部分は記録データが格納されていないことを表す。
読み出しアドレス制御部8A内の802は、データの読み出しアドレス(RP:リードポインタ)を示すレジスタを管理するRP制御部である。805から812は第1色から第8色について、各色の情報を格納するレジスタである。ここで、レジスタ805には第1色目データのバッファの高さ情報(1st_height)と、第1色のデータの有り無しを示す情報(1_color_bit)と、第1色目のレジスト調整値情報(1_reg_wnum)とが格納され、同様にレジスタ806〜812についても第2色〜第8色について同様の情報が設定される。
なお、レジスト調整値情報は、ノズル列間のラスタ方向における相対位置に対応した値となるので、1つのノズル列に対しては常に同じ値となる。すなわち、ノズル列毎にレジスト調整値情報を持っている。例えば、第1ノズル列を基準とすると、第1色のデータに対するレジスト調整値情報は0、第2ノズル列と第1ノズル列との距離がAカラム分であれば、第2色のデータに対するレジスト調整値情報はAとなる。また、第3ノズル列と第1ノズル列との距離がBカラム分であれば、第3色のデータに対するレジスト調整値情報はBとなる。このように、第1色のデータを記録する第1ノズル列の位置を基準にして各ノズル列との相対距離に対応して、第2色のデータから第8色のデータのレジスト調整値情報が設定される。
813はブロックの幅情報(block_width)を設定するレジスタであり、この幅情報は第1色〜第8色までブロック単位で、共通して使われる値である。
上述のブロックの高さ情報、幅情報及びレジストレーション調整値情報は、図3(a)で説明した設定データに含まれる情報である。
815は次のブロックデータのアドレスを格納するレジスタであり、このアドレスは各色に関する情報を格納するレジスタ805からレジスタ812のうちのいずれかの値と、ブロックデータに関する幅の情報を格納するレジスタ813の値を用いて決定することができる。書き込み制御部8Bは、書き込み対象となる第1ブロックデータに関する設定情報に従い、次に書き込み対象となる第2ブロックデータの書き込み開始アドレスを決定し、このレジスタに格納する。
817はレジスト調整分の書き込み開始アドレスを格納するレジスタであり、このアドレスは各色に関する情報を格納するレジスタ805からレジスタ812のうち全ての値と、ブロックデータに関する幅の情報を格納するレジスタ813の値を用いて決定することができる。書き込み制御部8Bは、書き込み対象となる第1ブロックデータに関する設定情報に従い、次に書き込み対象となるレジスト調整分の書き込み開始アドレスを決定し、このレジスタに格納する。
なお、書き込み制御部8Bは、例えば第1色のデータについて説明すると、第1ブロックのデータに対応する記録データの書き込み完了前に、第1ブロックのデータのレジスト調整幅分を反映した第2ブロックでの書き込み開始アドレス情報を決定している。他の色のデータ(第2色のデータ〜第8色のデータ)についても同様である。
書き込み制御部8Bは、第1ブロックデータに対応する記録データの書き込み完了前に、第1ブロックデータのレジスト幅分に対する書き込みアドレス情報を、決定した書き込み開始アドレスに更新することができる。
また、816はデータの書き込みアドレス(WP)を格納するレジスタである。
814はアドレス制御レジスタで、書き込みアドレス(WP)が読み出しアドレス(RP)を追い越したり、両アドレスが重複したアドレスを指定しないように、書き込み処理、読み出し処理の管理をする。
アドレス制御レジスタ814の構成について図5Bを参照して説明する。このアドレス制御レジスタ814は、データの書き込み先を選択する選択部814Aを有している。この選択部814Aは、リードポインタの情報と色に対応するデータの有無を示す情報とを保持するレジスタを有している。このレジスタはノズル列毎(色毎)に備えている。この図5Bでは、説明を簡単にするために、3つのノズル列を備えている記録ヘッドを例にして説明する。この図5Bでは、3つのレジスタ即ち3色分のレジスタを有している場合の説明図である。880は第1色に対応するデータについて、881は第2色に対応するデータについて、882は第3色に対応するデータについて保持するレジスタである。ここで、レジスタ880には第1色の読み出しアドレス(1st_color_rp)と、第1色の読み出しデータの有り無しを示す情報(1_color_bit)と、第1色の書き込みデータの有り無しを示す情報(1_color_bit_w)とが格納され、レジスタ881、882についても同様である。このように、ノズル列の数に対応した数のレジスタを備える。従って、8つのノズル列を備えている記録ヘッドを使用する記録装置は、選択部814Aは8つのレジスタを備える。
この選択部814Aは、第1色のデータ、第2色のデータ、第3色のデータのうち、どの色に対応するデータを格納するかを選択する。例えば、この選択部814Aは、1つのブロックにつき、第1色のデータから第3色のデータまで順に格納するが、このデータを格納する場合に、書き込みデータの有り無しを示す情報と読み出しデータの有り無しを示す情報とを参照して、データの書き込みを行うか否かを判断する(なお、ここでは、書き込みデータの有り無しを示す情報と読み出しデータの有り無しを示す情報の両方を用いて判断しているが、例えば、いずれか一方を情報を用いて行っても構わない)。
そして、書き込みデータの有り無しを示す情報と読み出しデータの有り無しを示す情報の両方があることを示す情報がレジスタに保持されていれば、そのレジスタに対応するデータを記録バッファに対して書き込みをする。また、書き込みデータの有り無しを示す情報と読み出しデータの有り無しを示す情報の両方がないことを示す情報がレジスタに保持されていれば、そのレジスタに対応するデータの書き込みは行わない。
書き込みを行う場合には、各レジスタ(例えば第1色の場合には、読み出しアドレス(1st_color_rp)を参照してデータの書き込みを行う。
<読み出しアドレスと書込みアドレスの制御>
ここで、読み出しアドレスと書込みアドレスの制御に関して、従来の制御方法と本実施形態に係る制御方法とを比較して説明する。
図7Aと図5Cは、従来の、記録バッファに対するデータの読み込み/書き込みの制御方法を示す図である。図7Aにおいて、701は現在書き込み中のブロック、702は現在読み出し中のブロック、703は次に読み出されるブロックを夫々示している。また「a」で示す領域は、これから各色のデータが書かれる領域であり、「b」で示す領域は既に色のデータが読み出された領域である。また、図5Cは、従来の書込み制御部に備えられているアドレス制御レジスタ814を示す。アドレス制御レジスタ814は、RP制御部802から参照できるアドレスを保持するレジスタ814A’を備えている。従って、図5Cに示すように、従来の書込みアドレス制御部8Bは、RP制御部802から参照できるアドレスは1つであった。このアドレスは、各ブロックの先頭アドレスであった。
例えば、1つのブロックが、第1色のデータ、第2色のデータで構成されている場合には、第1色のデータを保持する領域の先頭アドレスが各ブロックの先頭アドレスとして参照された。別のブロックでは、第3色のデータ、第4色のデータ、第5色のデータで構成されている場合には、第3色のデータを保持する領域の先頭アドレスが各ブロックの先頭アドレスとして参照された。
従って、従来の制御方法では、読み出し中のブロック702の全データを読み出し終えた後に、レジスタ814A’に格納されているアドレス711を次に読み出すブロック703の先頭のアドレス713に更新していた(この711、713は書込みアドレス制御部が参照できるリードポインタである)。つまり、従来の書込み制御部に備えられているアドレス制御レジスタ814’のアドレスの更新単位は、1ブロック単位であった。。そのため、実際には既にデータが読み出された「b」で示す領域やその色のデータが無い領域にも、1つのブロック内の全ての色のデータを読み出した後でないとデータを書き込むことができない。このように従来の方法は、読み出しアドレスの管理が単純となるという利点があるが、メモリ領域を効率的に使用することできない。
具体的な例で示すと、図7Aに示すように、第1色目のレジストレーション調整の幅Wによってはみ出すデータ720が、「b」で示す領域内に格納できる状態(bの容量>720の容量)であっても、このはみ出したデータ720を1つも書き込むことは出来ない(1ワードが書きこみ単位であれば、1ワードも書き込むことはできない)。このため、記録バッファの容量を小さくした低コストの記録装置においては、各色のレジストレーション調整ではみ出すデータについて、書き込み待ちの回数が増えると共に書き込み待ち時間が長くなってしまう。
一方、図7Bは本実施形態に係る記録バッファに対するデータの読み込み/書き込みの制御方法を示す図であり、図7Aと同様な部分は同じ参照符号で示している。この読み出しアドレスの制御方法は、データを読み出す毎に、各ノズル列(各色)のリードポインタを更新する。すなわち、各色のデータ毎にリードポインタ712a、712b、712cを独立に設け、実際の読み出し動作に伴ってアドレスを指すポインタの値を更新する。これらのアドレスは、既に図5Bで説明したアドレス制御レジスタ814にそれぞれ保持される。アドレス制御レジスタ814のアドレス値は、色(ノズル列)毎に1カラム単位で更新される。このように、書き込みアドレス制御部に送られるリードポインタの情報の更新単位が、1ブロック単位から、1カラム単位になったことで、データ格納の効率が良くなった。
具体的な例で示すと、本願に係る制御方法では、データが読み出された場合には、リードポインタのアドレスが更新され、書き込みを行う領域(余地)ができる。従って、従来より書き込み待ち時間は短くなる。記録動作の進行とともにデータの読出しが行われ、リードポインタが進むので、「b」で示す領域内に第1色目のレジストレーション調整ではみ出すデータ720を格納できる。従って、第1色目のレジストレーション調整ではみ出すデータ720を「b」の領域に書き込むことができる。なお、データの読出しが行われ、リードポインタが1アドレス(例えば16ビット)でも分進めば、レジストレーション調整ではみ出すデータ720のうちの1アドレス分のデータを格納できる。このため、記録バッファの容量を小さくした低コストの記録装置においても、メモリ領域を効率的に使用することができる。したがって、各色のレジストレーション調整ではみ出すデータについて、書き込み待ちの回数を低減させると共に書き込み待ち時間を短縮することができる。
この場合の動作として、RP制御部802では各色のレジスタ880〜887での設定に基づいて、読み出しアドレス(RP)の出力を行う。具体的には現在書き込んでいる色に対応した読み出しアドレスを出力する。
これを図7Bを参照して説明する。今、第1色目の大半のデータを書き終え、第1色目のレジストレーション調整ではみ出すデータ720だけが書き込み待ち状態であるとする。
ここで、第1色目のレジストレーション調整ではみ出すデータ720が書き込めるか否かの判断を、第1色目の読み出しアドレス以外、すなわち、他の色の読み出しアドレスを参照して行う場合を想定する。
第1色〜第3色の読み出しアドレスは、各色独立して制御されている。そのため、仮に第2色や第3色のアドレスを、第1色目のレジストレーション調整ではみ出すデータ720が書き込めるか否かの判断するために用いても、正しい判断が行えないことが分かる。これは第2色目、第3色目の書き込みについても同様である。現在、書き込んでいる色以外の読み出しアドレスを、「第n色目のレジストレーション調整ではみ出すデータ」が書き込めるか否かの判断に用いても、正しい判断を行うことが出来ないことが分かる。
以上の理由より、本実施形態では、各色のレジストレーション調整ではみ出すデータが書き込めるか否かを、対応する読み出しアドレスを参照して行う。
このような制御を行うための前提としては、同一走査中は記録に使用する色数、データバッファの高さ、使用するブロックの幅を変更しないことが必要である。
<記録バッファへのデータの格納(図6)>
図6(a)乃至(d)は、記録バッファ4に記録データがどのように格納されるか説明する図である。図6(a)では、第1色のデータとして縦に順に4ワード分ずつ、格納される状態を示す。ここで1ワードが16画素分に対応している。レジスタに情報を格納するアドレスは1ずつインクリメントされるものとすると、ライトポインタ(WP)は1→2→3→4→5→…とカウントされる。
例えば、図6(a)のレジスタの設定は、バッファの高さ情報(ラスター数)の値(1st_height)は「4」であり、データの有り無し情報(1_color_bit)の値は「1(有り)」である。レジスタ813(ブロックの幅情報:block_width)の値は「28」である。
図6(b)は、第2色のデータがある場合に、記録バッファ4へのデータの書き込みを示す図である。第1色の格納領域に全てデータを格納した後、矢印のようにライトポインタ(WP)を第2色の先頭アドレスへ移動し、第2色のデータの格納を行う。図6(c)では、第2色のデータが無い場合、第1色のデータの格納領域に続き、第3色のデータが格納されることを示す。この場合、図5Aで示すレジスタ806の第2色のデータの有り無し情報(2_color_bit)は、データ無しを示す「0(無し)」である。あるいは、バッファの高さ情報(2nd_height)が「0」であれば、データが無いことを示すので、この情報を用いてもかまわない。あるいはデータの有り無し情報とバッファの高さ情報との論理積演算(AND処理)を行ってその結果を用いて判断しても良い。
図6(d)では、第2色のデータについて、書き込み位置を示すe1(WP:ライトポインタ)は、読み出し位置を示すe2(RP:リードポインタ)の手前で書き込みを停止することを示す。これは、読み出しが終了していない位置には、データの書き込みを禁止して、上書きをすることを防ぐ制御を行うものである。以上の制御は、第3色から第8色の領域についても同様である。
<記録バッファからのデータの読み出し>
以下に、図8を参照して記録バッファからのデータの読み出し処理について説明する。図8において、左側は記録バッファリング構造制御回路8の読み出しアドレス制御部8Aを示し、右側は記録バッファ4を示している。
記録バッファ4のバッファ領域は、記録バッファの先頭のアドレスであるtop_adrで表され、最終アドレスはbottom_adrで表される。この先頭アドレスはレジスタ803に格納され、最終アドレスはレジスタ804に格納される。記録バッファに示される「RP」は図5Aと同様にリードポインタであり、「WP」はライトポインタである。記録バッファ4におけるRPとWPの間のハッチング部分は記録データが格納されていることを表し、それ以外の部分は記録データが格納されていないことを表す。
読み出しアドレス制御部8A内の802は、上述のように各色のデータの読み出しアドレス(RP:リードポインタ)を示すRP制御部であり、破線の枠で囲った900は第1レジスタ群、実線の枠で囲った901は第2レジスタ群である。
第1ブロックから第8ブロックの記録データを記録する場合、例えば、走査の開始時において、第1レジスタ群には第1ブロックについての情報が格納されている。また、第2レジスタ群には、第2ブロックについての情報が格納される。第1ブロックの記録が終了すると、第1レジスタ群900には第2レジスタ群901の情報がコピーされて格納される。そして第2レジスタ群901には、第3ブロックの情報が格納される。以下、最後の第8ブロックのデータが格納されるまで同様の処理が順に行われる。そして、次の走査開始時には、再び、第1レジスタ群には第1ブロックの情報が格納され、第2レジスタ群には第2ブロックの情報が格納される。
第1レジスタ群が示す第nブロックの記録が終了した時、第2レジスタ群に第n+1ブロックの情報が格納されていない場合は、第n+1ブロックの記録データがまだ準備できていないので、第2レジスタ群の情報は第1レジスタ群にコピーされず、加えて記録バッファからのデータ読み出しを停止する。
第1レジスタ群内にあるレジスタ819は、第1色についての高さ情報(1st_height)と色のデータの有り無し情報(1_color_bit)を設定するレジスタである。各レジスタ822、824、826、828、830、832、834は第2色〜第8色について同様に高さ情報とデータの有り無し情報を設定するレジスタである。
820は各ブロックデータの幅情報(block_width)を格納するレジスタである。この幅情報は第1色〜第8色までブロック単位で、共通して使われる値である。
レジスタ818は第1色の読み出しアドレス(1st_color_adr)を格納するレジスタである。第1色のデータが格納されている記録バッファ819から読み出されるとアドレスが更新される。
なお、この第1色の読み出しアドレス(1st_color_adr)は、図5Bの説明で述べた切替え部814Aのレジスタ880の1st_color_rpあるいは図7Bの説明で述べた712a、に対応している。同様に、第2色の読み出しアドレス(2st_color_adr)は、図5Bの説明で述べた切替え部814Aのレジスタ881の2nd_color_rp、あるいは図7Bの説明で述べた712bに対応しており、他の色の読出しアドレスについても同様である。
このデータの読出しは、例えば図6(a)に示すように、第1色のデータの内、1→2→3→4と1カラム分のデータが読み出される。レジスタ821、823、825、827、829、831、833はそれぞれ第2色〜第8色の読み出しアドレスを格納するレジスタであり、第2色〜第8色のデータも第1色のデータと同様に順に1カラム分のデータが読み出される。
記録バッファ4に格納されるデータは複数の色のデータを含むため、例えば、第1色、第2色、…のデータが混在した場合、各色単位のデータを格納するためのアドレスは、連続していないものとなる。そのため、読み出しアドレスのレジスタが1つであれば、例えば第1色の記録バッファ4のアドレスの次に第2色の記録バッファ1のアドレス読み出しを行う際、アドレス計算をする必要があるが、記録バッファ4に各色ごとに読み出しアドレスを格納するレジスタを用意することで、カラム単位での読み出しを行う際のアドレス計算を省くことができる。
817はアドレス制御レジスタである。読み出しアドレスは、記録データ生成ブロック5が各色毎にデータ読み出し要求信号線S805を介して要求すると、アドレス制御レジスタ817は読み出しアドレスとして信号線S806を介して1アドレスずつ加算して記録バッファ4に出力する。
835は次のブロックのアドレスを格納するレジスタである。現在読み出されているブロックが第1ブロックであれば、このレジスタには第2ブロックの先頭のアドレスが格納される。このレジスタの値は、現在読み出されているブロックデータの読み出しが終了すると、レジスタ802にコピーされる。これにより、次のブロックデータの読み出しがスムーズにできる。
レジスタ836は第1色から第8色のうち、読み出す順序を特定するための情報を格納するテーブルである。このテーブルに設定された値によって記録バッファからデータを読み出す順序を自由に設定することができる。例えば、第1色→第2色→…→第8色の順に読み出すことができる。また、値を変えて、第1色→第2色→第5色→第6色→第7色→第8色のように第3色、第4色のデータの読み出しをスキップすることもできる。これによって、格納されていない色の記録データについては、正確に読みとばすことができる。
第2レジスタ群901は次のブロックデータに関する情報を格納するバッファの集まりである。第1レジスタ群の各レジスタが読まれたら、第2レジスタ群の各レジスタに設定されている値が、第1レジスタ群の対応するレジスタに設定される。例えば、レジスタ838に設定されている値がレジスタ819に設定される。レジスタ839〜845は、次のブロックデータにおける第2色〜第8色のデータについて同様の情報が設定されるレジスタである。
レジスタ838(819)には第1色目のデータのバッファの高さ情報と、第1色のデータの有り無しを示す情報が格納される。
846(820)はブロックの幅情報を設定するレジスタである。この幅情報は第1色〜第8色までブロック単位で、共通して使われる値である。
レジスタ878は、先に設定したブロックのサイズとブロックのサイズが同じであるか否かを表す情報(same_type)を格納するレジスタであり、ブロックのサイズが同じ場合、この値を「1」とすることで、第1レジスタ群に同じ値を容易に再設定することができる。この場合、レジスタ838〜846の設定を省くことができる。一方、レジスタ878の値が「0」の場合には、各レジスタ838〜846にそれぞれの値が設定される。
以上説明したように好適な一実施形態によればインクジェット記録装置において、記録データの読み出しアドレスを格納するレジスタを各記録素子列に対応して設け、記録データを読み出す毎に対応する読み出しアドレスを更新する機能を持たせることで、ホストコンピュータからの記録データの転送を高速化することができ、ホストコンピュータで記録が指示されてから記録装置が記録を実行するまでの時間を短縮することができる。
<レジストレーション調整値の算出>
本実施形態において説明した、ノズル列間のレジストレーション調整値情報(1_reg_wnum)は、個々の記録ヘッド(記録カートリッジ)並びにその取り付けによって異なるものであるため、出荷時等には検査工程でそれらの値を設定しても良いが、記録ヘッドを交換した際には、所定のテストパターンを記録し、ずれ量を視認又はスキャナなどで読み取ってユーザが入力した値を設定するようにするのが好ましい。例えば、ホストコンピュータで動作するプリンタドライバーに設定メニューを設けて、そのメニューでレジストレーション調整値情報をユーザが設定すればよい。
他の例として、ユーザは、記録装置に備えられている操作部を用いて、ずれ量を視認したずれ量の設定を行う。この設定によりレジストレーション調整値情が、記録装置に設けられている記憶手段に保存される。この記憶手段に保存されるレジストレーション調整値情報は、上述した記録バッファリング構造制御回路8で使用される。そして、ホストコンピュータから記録装置へ記録データを転送する前に予め、記録装置からホストコンピュータへレジストレーション調整値情報を転送する形態であっても構わない。
このような記録したテストパターンに基づいた調整値の検出や算出については、従来より知られている様々な方法によって行うことができるが、本発明の特徴ではないので詳細な説明は省略する。
<他の実施形態>
以上の実施形態では本発明をインクジェット方式に従って記録を行うインクジェット記録装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明は複数の記録素子が配列された記録ヘッドを記録素子の配列方向と交差する方向に走査して記録を行う記録装置であれば、他の方式の記録装置にも適用できる。
以上の実施形態は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置、或いはそれらの機能を併せ持つ複合機の形態を取るものであっても良い。
本発明の好適な実施形態としてのインクジェット記録装置のカバーを外した状態の外観斜視図である。 図1のインクジェット記録装置の記録制御部の構成を示すブロック図である。 ホストコンピュータから転送され、受信バッファに格納されるデータの構造を示す図である。 記録データを保持する記録バッファのデータ構造を示す図である。 記録バッファリング構造制御回路の書き込みアドレス制御を説明する図である。 図5Aのアドレス制御レジスタを詳細に示す図である。 従来の書込み制御部に備えられているアドレス制御レジスタ814を示す図である。 記録バッファに記録データがどのように格納されるか説明する図である。 従来の読み出しアドレスの制御方法を説明する図である。 本発明に係る読み出しアドレスの制御方法を説明する図である。 記録バッファリング構造制御回路の記録バッファからのデータの読み出し処理について説明する図である。

Claims (16)

  1. 複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行う記録装置であって、
    接続されたホスト機器から送信され、各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報を含む設定データ及び各記録素子列の記録データを格納する受信バッファと、
    各記録素子列の記録データを、前記走査方向における記録位置に関連付けて格納する記録バッファと、
    前記レジストレーション情報と各記録素子列の記録データの前記記録バッファからの読み出し位置の情報とに基づいて、各記録素子列の記録データの格納位置を調整して前記記録バッファに格納するように制御する書き込み制御手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録バッファは、前記走査方向における記録領域を複数のブロックに分割し、該ブロック毎に記録データを格納するように構成されており、
    前記書き込み制御手段は、前記レジストレーション情報に応じて各記録素子列の記録データの前記ブロックにおける格納開始位置を変更し、前記読み出し位置の情報に基づいて当該ブロックに対応して前記ホスト機器から送信された記録データが格納可能であるか否かを判断する判断手段を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記読み出し位置の情報が、各記録素子列についての読み出しアドレス、読み出しデータの有り無しを示す情報、及び記録データの有り無しを示す情報を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記記録バッファの容量は、前記記録ヘッドが1回の走査で記録可能なデータ量よりも少なく、
    前記書き込み制御部は、前記記録バッファの最終アドレスの次に先頭アドレスに記録データを格納して、前記記録バッファを循環的に使用する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記書き込み制御部は、前記記録バッファから記録データが読み出される毎に前記読み出し位置の情報を記録素子列ごとに更新するレジスタを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 各記録素子列によってそれぞれ異なった色で記録を行うように構成されている、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 各記録素子からインクを吐出して記録を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 各記録素子は、熱エネルギーを利用してインクを吐出すべく、インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体を備えていることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行い、接続されたホスト機器から送信され、設定データ及び各記録素子列の記録データを格納する受信バッファと、各記録素子列の記録データを、前記走査方向における記録位置に関連付けて格納する記録バッファと、を備える記録装置のデータ処理方法であって、
    前記設定データに含まれる各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報と各記録素子列の記録データの前記記録バッファからの読み出し位置の情報とに基づいて、各記録素子列の記録データの格納位置を調整して前記記録バッファに格納するように制御する制御工程を備える、ことを特徴とする記録装置のデータ処理方法。
  10. 複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行う記録装置のデータ処理方法であって、
    接続されたホスト機器から送信され、各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報を含む設定データ及び各記録素子列の記録データを受信バッファに格納する受信データ格納工程と、
    各記録素子列の記録データを、前記走査方向における記録位置に関連付けて記録バッファに格納する記録データ格納工程と、
    前記レジストレーション情報と各記録素子列の記録データの前記記録バッファからの読み出し位置の情報とに基づいて、各記録素子列の記録データの格納位置を調整して前記記録バッファに格納するように制御する書き込み制御工程と、を備えることを特徴とする記録装置のデータ処理方法。
  11. 複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行うもので、前記走査方向に複数に分割された領域を複数有し、前記記録素子列のそれぞれに対応する記録データを保持する記録バッファを有する記録装置の制御方法であって、
    前記走査方向に複数に分割された領域に対応する記録データを入力する入力工程と、
    前記記録データを入力順に前記走査方向に複数に分割された領域への書き込みを、各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報に基づき書込みを行う書き込み制御工程と、
    前記記録バッファに書き込まれた記録データを前記記録素子列毎に読み出しを行う読み出し制御工程と、
    を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
  12. 請求項9から11のいずれか1項に記載の記録装置のデータ処理方法の手順がプログラムコード記述されたコンピュータで実行可能なプログラム。
  13. 請求項9から11のいずれか1項に記載の記録装置のデータ処理方法の手順がプログラムコード記述されたコンピュータで実行可能なプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体。
  14. 複数の記録素子が配列された記録素子列を複数有する記録ヘッドを、前記配列の方向と交差する方向に走査させて記録を行う記録装置であって、
    各記録素子列の記録データを、前記走査方向に複数に分割された領域を複数有する記録バッファと、
    前記走査方向に複数に分割された領域に対応する記録データを外部から入力する入力手段と、
    前記走査方向に複数に分割された領域への前記記録データの書き込みを、各記録素子列間の走査方向における相対距離に対応したレジストレーション情報に基づき、前記記録データの入力順に行う書き込み制御手段と、
    前記記録バッファに書き込まれた記録データを記録素子列毎に読み出しを行う読み出し制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  15. 前記記録バッファの容量は、前記記録ヘッドが1回の走査で記録可能なデータ量よりも少ないことを特徴とする請求項14に記載の記録装置。
  16. 前記書込み制御部は、前記記録バッファから記録データが読み出される毎に前記読み出し位置の情報を記録素子列ごとに更新するレジスタを備えることを特徴とする請求項14または15に記載の記録装置。
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