JP2006281308A - レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 導光路内のビーム雰囲気を低コストでもって良好に維持する。
【解決手段】 レーザ発振器(2)と、該レーザ発振器から出力されるレーザを集光する集光光学系(13)と、レーザ発振器からのレーザを集光光学系まで導く導光路(30)と、空気を除湿する除湿手段(40)と、除湿手段によって除湿された除湿空気を導光路まで供給する供給手段(31、32)とを具備するレーザ装置(100)が提供される。除湿手段(40)により除湿された除湿空気の大気圧露点は0℃以下である。レーザ発振器(2)と集光光学系(13)との間の距離(L)が所定の値よりも大きい場合には、複数の除湿手段(40a、40b)を含むようにするのが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス媒体を励起してレーザ出力を得るレーザ発振器、あるいはこのようなレーザ発振器からのレーザ出力によってレーザ切断、レーザ溶接などのレーザ加工を行うレーザ加工機を含むレーザ装置に関する。
一般に使用されているレーザ装置は、レーザを出力するレーザ発振器と、出力されたレーザを集光する集光レンズとを備えている。出力されたレーザは集光レンズによってワーク上に集光され、それにより、ワークをレーザ切断またはレーザ溶接等するようになっている。このようなレーザ装置においては、導光路がレーザ発振器と集光レンズとを接続するよう配置されており、レーザ発振器から出力されたレーザは導光路内を伝播して集光レンズに到達する。
通常は空気が導光路に存在している。このような場合には、空気中の炭酸ガス、つまり炭酸ガス、水蒸気、および/または有機ガス等に基づいてレーザビームが吸収散乱し、レーザビームの伝播変化が生じる。従って、レーザのレーザビーム径は伝播距離に応じて拡大するようになる。これにより、導光路内におけるレーザビームの干渉が大きくなってレーザビームの品質が低下する。このような場合には、集光レンズによってワーク上に集光されるレーザのパワーも低下するので、ワークが加工不良となることが多い。
レーザのパワー低下によってワークが加工不良となるのを防止するために、導光路内に窒素ガスを供給することが行われている。また、特許文献1においては、分子フィルタを備えた炭酸ガス濃度低減装置を使用して空気中の炭酸ガス濃度を所定の濃度まで低減した空気を導光路内に供給している。
窒素ガスを導光路に供給する場合には、導光路内の空気が窒素ガスにより置換されるので、レーザビームの吸収散乱を引き起こす炭酸ガス、水蒸気および/または有機ガス等が導光路内に存在しなくなる。一方、特許文献1の場合においても、炭酸ガス濃度の低い空気でもって導光路内の空気を置換しているので、レーザビームの吸収散乱を引き起こす炭酸ガスが少なくなる。従って、これらの場合においては、レーザビームの伝播変化は生じないかまたはほとんど生じず、その結果、ワーク上に集光されるレーザのパワーも維持されるので、ワークを良好に加工することが可能となる。
特開平9−99287号公報
しかしながら、窒素ガスを導光路に供給する場合には、レーザ装置の使用時に窒素を供給し続ける必要があるので、ランニングコストが極めて高価になるという問題がある。また、特許文献1の場合においては、窒素ガスを使用しない分だけランニングコストを抑えることが可能であるものの、分子フィルタを備えた炭酸ガス濃度低減装置の設置にかなりのコストを要する。しかも、この炭酸ガス濃度低減装置はレーザ装置を使用しない場合であっても常時通電する必要がある。このため、特許文献1の場合に必要とされる全体的なコストは、窒素ガスを導光路に供給する場合と比較して、それほど少なくなるわけではない。
特に近年においては、ワークの寸法の増大、導光路が複雑な構造である三次元加工機の需要の増大、およびレーザビームの品質向上などを目的として、導光路が長くなる傾向にあるので、レーザビームの吸収散乱が生じる可能性も増す傾向にある。それゆえ、このようなレーザビームの吸収散乱が生じないように、導光路内のビーム雰囲気を良好に維持することが望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、導光路内のビーム雰囲気を低コストでもって良好に維持することのできるレーザ装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、レーザ発振器と、該レーザ発振器から出力されるレーザを集光する集光光学系、例えば集光レンズと、前記レーザ発振器からの前記レーザを前記集光光学系まで導く導光路と、該導光路内の空気を除湿する除湿手段とを具備するレーザ装置が提供される。
2番目の発明によれば、レーザ発振器と、該レーザ発振器から出力されるレーザを集光する集光光学系、例えば集光レンズと、前記レーザ発振器からの前記レーザを前記集光光学系まで導く導光路と、空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段によって除湿された除湿空気を前記導光路まで供給する供給手段とを具備するレーザ装置が提供される。
すなわち1番目および2番目の発明においては、導光路内の空気が除湿されるので、空気中の水蒸気濃度が低減する。このため、水蒸気の存在に基づくレーザビームの吸収散乱作用が少なくなるので、レーザビームの伝播変化も生じなくなる。従って、レーザビームの品質が低下することはなく、ワークが加工不良となることも防止できる。除湿手段自体は安価であり、常時通電する必要も無いので、1番目および2番目の発明においては、導光路内のビーム雰囲気を低コストでもって良好に維持することが可能となる。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記レーザ発振器と前記集光光学系との間の距離が所定の値よりも大きい場合には、複数の除湿手段を含むようにした。
すなわち3番目の発明においては、レーザ発振器と集光光学系との間の距離に相当する導光路の長さが所定の長さ、例えば10mよりも大きい場合には、複数の除湿手段および/または複数の供給手段によって、レーザビームの伝播変化が生じなくなるのに十分な量の除湿空気を導光路まで供給することができる。例えば導光路の長さが10mよりも大きい場合には、全導光路容積の60倍以上の除湿空気を導光路に供給するのが好ましい。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、前記除湿手段により除湿された除湿空気の大気圧露点が0℃以下であるようにした。
除湿空気の大気圧露点、つまり大気圧中で、空気に含まれる水蒸気が冷却されて水滴になるときの温度が0℃より大きい場合には、レーザビームの吸収散乱が大きくなり、良好なレーザビーム伝播を維持できないことが分かっている。従って、4番目の発明においては、除湿空気の大気圧露点を0℃以下とし、それにより、導光路内のビーム雰囲気を良好に維持するようにしている。それゆえ、高温多湿の地域において本発明のレーザ装置を使用することは特に有利である。
5番目の発明によれば、2番目から4番目のいずれかの発明において、さらに、前記供給手段に設けられた切換手段と、該切換手段に接続された空気源とを具備し、該空気源内の空気の炭酸ガス濃度は所定の炭酸ガス濃度まで低減されており、前記切換手段は、前記除湿手段からの除湿空気または前記空気源からの前記空気のいずれか一方を前記供給手段に通して前記導光路まで供給するようにした。
炭酸ガス濃度の低い空気を導光路に供給した場合には、除湿空気を導光路に供給する場合よりもレーザビームの伝播変化の発生を抑えることができる。従って、5番目の発明においては、除湿空気だけでは導光路におけるレーザビームの伝播変化を解消するのに十分でない場合に、切換弁を用いて炭酸ガス濃度の低い空気を供給することにより、レーザビームの伝播変化の発生を抑え、ワークが加工不良となることを防止できる。それゆえ、炭酸ガス濃度の低い空気のみを使用する場合と比較して、レーザ装置のランニングコストを抑えることが可能となる。
6番目の発明によれば、2番目から4番目のいずれかの発明において、前記供給手段に設けられた切換手段と、該切換手段に接続された窒素源とを具備し、前記切換手段は、前記除湿手段からの除湿空気または前記窒素源からの窒素のいずれか一方を前記供給手段に通して前記導光路まで供給するようにした。
窒素ガスを導光路に供給した場合には、除湿空気を導光路に供給する場合よりもレーザビームの伝播変化の発生を抑えることができる。従って、6番目の発明においては、除湿空気だけでは導光路におけるレーザビームの伝播変化を解消するのに十分でない場合に、切換弁を用いて窒素ガスを導光路を供給することにより、レーザビームの伝播変化の発生を抑え、ワークが加工不良となることを防止できる。それゆえ、窒素ガスのみを使用する場合と比較して、レーザ装置のランニングコストを抑えることが可能となる。
7番目の発明によれば、2番目から4番目のいずれかの発明において、前記供給手段に設けられた切換手段と、該切換手段に接続された空気源とを具備し、該空気源内の空気の炭酸ガス濃度は所定の炭酸ガス濃度まで低減されており、さらに、前記切換手段に接続された窒素源を具備し、前記切換手段は、前記除湿手段からの除湿空気、前記空気源からの空気または前記窒素源からの窒素のいずれかを前記供給手段に通して前記導光路まで供給するようにした。
炭酸ガス濃度の低い空気または窒素ガスを導光路に供給した場合には、除湿空気を導光路に供給する場合よりもレーザビームの伝播変化の発生を抑えることができる。従って、7番目の発明においては、除湿空気だけでは導光路におけるレーザビームの伝播変化を解消するのに十分でない場合に、切換弁を用いて炭酸ガス濃度の低い空気または窒素ガスを導光路を供給することにより、レーザビームの伝播変化の発生を抑え、ワークが加工不良となることを防止できる。それゆえ、炭酸ガス濃度の低い空気および/または窒素ガスのみを使用する場合と比較して、レーザ装置のランニングコストを抑えることが可能となる。なお、除湿空気の供給によってレーザビームの伝播変化の発生を抑えることができない場合には炭酸ガス濃度の低い空気を導光路に供給するようにし、このような空気の供給によってもレーザビームの伝播変化の発生を抑えることができない場合に窒素ガスを導光路に供給するのが好ましい。
8番目の発明によれば、5番目から7番目のいずれかの発明において、前記切換手段の切換作用は、前記レーザ発振器と前記集光光学系との間の距離に応じて定まるようにした。
9番目の発明によれば、5番目から7番目のいずれかの発明において、前記集光光学系により集光されたレーザは被加工物を加工するようになっており、前記切換手段の切換作用は、前記被加工物の寸法に応じて定まるようにした。
すなわち8番目および9番目の発明においては、比較的簡単な構成によって、除湿空気および炭酸ガス濃度の少ない空気ならびに窒素ガスのいずれを使用するかを効率的に選択することができる。
各発明によれば、導光路内のビーム雰囲気を低コストでもって良好に維持することが可能となるという共通の効果を奏しうる。
さらに、3番目の発明によれば、レーザビームの伝播変化が生じなくなるのに十分な量の除湿空気を導光路まで供給することができるという効果を奏しうる。
さらに、4番目の発明によれば、除湿空気の大気圧露点を0℃以下とすることにより、導光路内のビーム雰囲気を良好に維持するという効果を奏しうる。
さらに、5番目の発明によれば、炭酸ガス濃度の低い空気のみを使用する場合と比較して、レーザ装置のランニングコストを抑えることができるという効果を奏しうる。
さらに、6番目の発明によれば、窒素ガスのみを使用する場合と比較して、レーザ装置のランニングコストを抑えることができるという効果を奏しうる。
さらに、7番目の発明によれば、炭酸ガス濃度の低い空気および/または窒素ガスのみを使用する場合と比較して、レーザ装置のランニングコストを抑えることができるという効果を奏しうる。
さらに、8番目または9番目の発明によれば、比較的簡単な構成によって、導光路雰囲気を効率的に選択することができるという効果を奏しうる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明に基づくレーザ装置の略図である。本発明に基づくレーザ装置100は主に金属加工用に用いられ、レーザ発振器2とレーザ加工機11とを含んでいる。図1に示されるように、これらレーザ発振器2とレーザ加工機11とは制御装置1を介して互いに電気的に接続されている。
レーザ発振器2は誘導放電励起型である比較的高出力のレーザガス発振器、例えば炭酸ガスレーザである。レーザ発振器2はレーザガス圧制御システム18に接続された放電管9を含んでいる。レーザガス圧制御システム18は、レーザ発振器2に形成されたレーザガス供給口17およびレーザガス排出口19を介して放電管9へのレーザガスの供給および放電管9からのレーザガスの排出を行うことができる。放電管9の一端には部分透過性を有しないリア鏡6(共振器内部ミラー)が設けられており、放電管9の他端には部分透過性を有する出力鏡8が設けられている。出力鏡8はZnSeから形成されており、出力鏡8の内面は部分反射コーティングされると共に出力鏡8の外面は全反射コーティングされている。リア鏡6の背面にはレーザパワーセンサ5が配置されている。図示されるように、リア鏡6および出力鏡8の間における放電管9の光共振空間内には二つの放電セクション29a、29bが設けられている。
各放電セクション29a、29bは放電管9を挟むように配置された一対の放電電極7a、7bをそれぞれ含んでいる。これら放電電極7a、7bは同一寸法であって、誘電体コーティングが施されているものとする。図1に示されるように放電電極7aはマッチング回路3を介してレーザ電源4に接続されている。なお、放電電極7bも同様のマッチング回路を介してレーザ電源に接続されているが、理解を容易にするためにこれらは図示しない。これらレーザ電源はそれぞれ独立して制御され、対応する各放電セクション29a、29bに供給する電力を自由に調整することができる。
さらに、図示されるように放電管9には送風機14が配置され、送風機の上流および下流には熱交換器12、12'がそれぞれ配置されている。さらに、レーザ発振器2は冷却水循環システム22に接続されており、放電管9内のレーザガスなどが適宜冷却されるようになっている。
なお、図1においては高速軸流型のレーザ発振器2が示されているが、レーザ発振器2が他の形態のレーザ発振器、例えば3軸直交型発振器もしくは熱拡散冷却によるガススラブレーザであってもよい。
レーザ加工機11は、レーザ発振器2の出力鏡8から出力されたレーザがこのレーザ加工機11の内部に入射できるように配置されている。レーザ加工機11は入射されたレーザを反射する反射鏡10を含んでいる。図示されるように、反射鏡10により反射されたレーザは集光レンズ13および加工ヘッド16を通って加工テーブル21上の加工ワーク20に照射されるようになっている。ここで、ZnSeから形成される集光レンズ13の両面は全反射コーティングされている。なお、図面には示さないものの、集光レンズ13の代わりにパラボラミラーを採用してもよい。
また、加工ワーク20は加工テーブル21の位置を水平方向に変更することにより所定の場所に位置決めされる。さらに、図1に示されるようにレーザ加工機11にはアシストガス供給システム15が設けられている。レーザ加工機11外部に設置されたアシストガス源(図示しない)からのアシストガスはアシストガス供給システム15によって加工ヘッド16の所望の位置まで供給される。
ところで、図1に示されるように、導光路30がレーザ発振器2とレーザ加工機11との間に配置されている。より正確には、導光路30はレーザ発振器2の出力鏡8とレーザ加工機11の集光レンズ13とを接続する中空の管路である。図示されるように、導光路30は出力鏡8から出力されるレーザの中心線Cに対して同軸に配置されており、レーザを反射する反射鏡10を包含している。
また、本発明の第一の実施形態においては、レーザ装置100は、導光路30の側面に形成された開口部32に供給通路31によって接続された除湿器40を含んでいる。図1に示される実施形態においては、供給通路31およびこれに関連する開口部32はレーザ発振器2とレーザ加工機11との間のほぼ中心に位置決めされている。この除湿器40は、外部から吸入した空気を内部冷却器に接触させることにより空気中の水蒸気を水滴状にし、次いで水蒸気が少なくされた除湿空気を排出するようになっている。当然のことながら、空気中の水蒸気を除去することのできる他の機構を備えた除湿器40を採用するようにしてもよい。図1においては、制御装置1によって制御される除湿器40は外部から吸入した空気を除湿して供給通路31に排出するようになっている。
図2は制御装置の詳細図である。レーザ発振器2とレーザ加工機11とを電気的に接続する制御装置1は、図2に示されるようにディジタルコンピュータからなり、双方向性バス106によって相互に接続されたROM(リードオンリメモリ)およびRAM(ランダムアクセスメモリ)を含む記憶部105と、CPU(マイクロプロセッサ)などの処理部104と、入力ポートとしての入力部102および出力ポートとしての出力部103とを具備している。これら入力部102および出力部103はレーザ発振器2、レーザ加工機11、除湿器40および後述する空気源50、窒素源60の所定の構成要素に適切に接続されているものとする。
レーザ装置100の動作時には、レーザガス圧制御システム18によってレーザガスがレーザガス供給口17を通って放電管9内に供給される。次いで、送風機14によってレーザガスは放電管9からなる循環路を循環する。図1において矢印により示されるように、送風機14から送り出されたレーザガスは圧縮熱を除去するための熱交換器12'を通過して各放電セクション29a、29bに供給される。
放電セクション29a、29bにおいて放電電極7a、7bにより、所定の電圧、例えば数百kHzから数十MHzの交流電圧を印加すると、放電作用によりレーザガスが励起され、それにより、レーザが発生する。周知の原理により、レーザは光共振空間で増幅され、出力鏡8を通じて出力レーザが取り出される。放電作用により高温となったレーザガスは熱交換器12によって冷却され、送風機14に再び戻る。なお、このときには冷却水循環システム22が作動して、放電管9内のレーザガスなどが適宜冷却されるものとする。
出力鏡8から取り出されたレーザは図示されるようにレーザ発振器2から導光路30を通ってレーザ加工機11に供給される。レーザ加工機11においては、レーザは導光路30内に配置された反射鏡10により適切に反射される。反射されたレーザは集光レンズ13により集光されて、加工ヘッド16を通じて加工ワーク20に照射される。これにより、加工テーブル21上の加工ワーク20を加工、例えば切断または溶接することが可能となる。
本発明においては、レーザ発振器2からのレーザ出力時には、制御装置1を通じて除湿器40が起動される。これにより、除湿器40によって形成された除湿空気が矢印で示されるように供給通路31を通って開口部32から導光路30内に流入する。この除湿空気はレーザ発振器2の起動前から導光路30内に存在していた空気を掃気する。従って、除湿器40を起動してから所定の時間が経過すると、導光路30内の空気は除湿空気に置換されるようになる。従って、レーザ発振器2から出力されたレーザは水蒸気が少なくされた除湿空気中を伝播するようになる。
ところで、図3は導光路内雰囲気とレーザビーム径との関係を示す図である。図3においては、縦軸は導光路30の集光レンズ13近傍で計測されたレーザのレーザビーム径Dを示している。図3の横軸は導光路30内の雰囲気を示しており、図3の左方から順番に、窒素(乾燥窒素)雰囲気、炭酸ガス(二酸化炭素)濃度が低くされた炭酸ガス濃度低減空気雰囲気、除湿器40により形成される除湿空気雰囲気、通常の空気雰囲気を示している。
空気中には炭酸ガス、水蒸気、および/または有機ガス等が存在しているので、レーザが通常の空気中を伝播する場合には、レーザはこれら炭酸ガス等によって吸収散乱され、レーザビーム径Dが拡大するようになる。従って、図3に示されるように、レーザが空気中を伝播する際のレーザビーム径Dは最も大きい。
一方、レーザが窒素雰囲気を伝播する場合には、窒素が不活性ガスであると共に炭酸ガス、水蒸気、および/または有機ガス等を含んでいないので、レーザの吸収散乱は最も少なく、従って、窒素雰囲気でのレーザビーム径Dも最も小さくなっている。
レーザビーム径Dが小さいということは、導光路30におけるレーザビームの吸収散乱が少ないことを意味する。従って、レーザビーム径Dが小さい場合には、レーザビームの品質は低下せず、加工ワーク20におけるレーザのパワーも低下していない。すなわち、レーザビーム径Dが小さい場合には加工ワーク20の加工不良は発生しない。つまり、レーザビーム径Dが比較的小さい場合には導光路30内のビーム雰囲気が良好であるといえる。
また、レーザが炭酸ガス濃度低減空気雰囲気を伝播する場合には、空気中の炭酸ガスが少なくなっているので、炭酸ガスに基づくレーザの吸収散乱も炭酸ガスの低減に応じて少なくなる。この場合、空気中の水蒸気まで除去されるわけではないので、図3に示されるように炭酸ガス濃度低減空気雰囲気の場合にはレーザビーム径Dは窒素雰囲気の場合よりも大きい。
さらに、本発明の第一の実施形態のように除湿器40により形成される除湿空気雰囲気をレーザが伝播する場合には、空気中の水蒸気が少なくなっているので、水蒸気に基づくレーザの吸収散乱も水蒸気の低減に応じて少なくなる。また、この場合、空気中の炭酸ガスまで除去されるわけではないので、除湿空気雰囲気の場合にはレーザビーム径Dは炭酸ガス濃度低減空気雰囲気の場合よりも大きい。なお、この場合における除湿空気の大気圧露点、つまり大気圧中で空気に含まれる水蒸気が冷却されて水滴になるときの温度は0℃以下である。
しかしながら、図3から分かるように、空気雰囲気の場合と比較すると、窒素雰囲気、炭酸ガス濃度低減空気雰囲気および除湿空気雰囲気の三つの場合のレーザビーム径Dは空気雰囲気の場合のレーザビーム径Dよりも大幅に小さく、またこれら三つの場合の間のレーザビーム径Dの差は極めて小さい。従って、窒素雰囲気、炭酸ガス濃度低減空気雰囲気および除湿空気雰囲気の三つの場合については、集光レンズ13近傍で得られるレーザビーム径Dは概ね同等であり、加工ワーク20における加工不良の発生も同程度に少ないと判断できる。
言い換えれば、本発明のように除湿器40からの除湿空気雰囲気でレーザを伝播させる場合であっても、ランニングコストの比較的高い窒素雰囲気および炭酸ガス濃度低減空気雰囲気の場合と同等のレーザビーム径Dおよび加工ワーク20の加工結果が得られる。そして、除湿器40は比較的安価に入手可能であって、レーザ発振器2のレーザ出力時にのみ駆動すれば足りるので常時通電する必要もない。従って、除湿器40を使用して導光路30内に除湿空気雰囲気を形成するのに要するコストは、窒素雰囲気および炭酸ガス濃度低減空気雰囲気を形成するのに要するコストと比較して大幅に少なくなる。つまり、本発明においては、除湿器40により形成された除湿空気を導光路30に供給することによって、導光路内のビーム雰囲気を低コストでもって良好に維持することが可能となる。
図1に示される実施形態においては除湿器40は供給通路31を介して導光路30に接続されているが、供給通路31を備えることなしに、除湿器40の一部分が導光路30の開口部32に直接的に設けられるようにしてもよい。この場合には、導光路30内の空気を除湿器40の当該一部分から除湿器40内部に吸入し、除湿器40で除湿した後で、除湿空気を開口部32に通して導光路30に送り返すようにする。つまり、導光路30内の空気を直接的に除湿することにより、導光路30内に除湿空気雰囲気を形成する。このような場合であっても、前述したのと同様な効果が得られるのは明らかである。
なお、供給通路31およびこれに関連する開口部32はレーザ発振器2の出力鏡8とレーザ加工機11の集光レンズ13との間のほぼ中心に位置決めされるのが好ましい。このような場合には、供給通路31を通じて開口部32から供給された除湿空気が導光路30内に概ね均等に分布し、レーザビームの吸収散乱を導光路30全体に亙って均等に少なくすることができる。
ところで、前述したように本発明においては除湿器40により形成される除湿空気の大気圧露点は0℃以下である。反対に、除湿空気の大気圧露点が0℃より大きい場合には、除湿空気内に水蒸気が生じるのでレーザビームの吸収散乱が発生し、レーザビーム径Dが増大するので、良好なビーム雰囲気を形成することができない。特に高温多湿地域においては、導光路30内に存在する空気中の水蒸気も当然に多いので、レーザビームも吸収散乱されやすくなる。これに対し、本発明においては、除湿空気によって導光路30内を置換するので、導光路30内の水蒸気は外部空気中の水蒸気と比較して極めて少なくなる。従って、高温多湿地域において本発明のレーザ装置100を使用するのは特に有利である。
図4は本発明の第二の実施形態に基づくレーザ装置の略図である。図4および後述する図5において図1と同じ符号が付されている部材については、図1を参照して説明したのと同様であるので説明を省略する。第二の実施形態においては、出力鏡8と集光レンズ13とを接続する導光路30は比較的長くなっている。図4においては、導光路30は10mより長いものとする。
第二の実施形態においては、導光路30の側面において、二つの開口部32a、32bが形成されている。除湿空気を導光路30内に均等に分布させるために、二つの開口部32a、32bは出力鏡8と集光レンズ13との間の導光路30全体を概ね三等分する位置に形成されるのが好ましい。そして、それぞれの開口部32a、32bから延びる供給通路31a、31bに、除湿器40a、40bがそれぞれ接続されている。これら除湿器40a、40bは第一の実施形態で示した除湿器40と同様である。
導光路30が比較的長い場合には導光路30の容積も当然に大きくなるので、レーザビームの伝播変化が生じなくなるのに十分な量の除湿空気を導光路に供給するのが困難になると共に、単一の除湿器40のみによって導光路30内を除湿空気で置換するのにかなりの時間を要する。図4に示される実施形態においては、複数、例えば二つの除湿器40a、40bの両方から除湿空気を供給しているので、レーザビームの伝播変化が生じなくなるのに十分な量の除湿空気を導光路に供給でき、また導光路30内の空気を短時間で除湿空気により置換できるようになる。本実施形態においては、導光路30全体の容積の60倍以上の除湿空気(単位時間当たり)を導光路30内に供給するのが好ましく、これにより、窒素雰囲気等の場合と同程度のレーザビーム径Dを確保することが可能となる。従って、本実施形態においても、導光路内のビーム雰囲気を低コストでもって良好に維持することが可能となる。なお、当然のことながら、さらに多数の除湿器40を備える構成にしてもよい。
ところで、レーザビームの吸収散乱の発生が予想される場合には、除湿空気雰囲気から、炭酸ガス濃度低減空気雰囲気または窒素雰囲気に切換えるようにしてもよい。図5は本発明の第三の実施形態に基づくレーザ装置の略図である。図5においては、除湿器40から延びる通路49が切換弁70を介して供給通路31に接続されている。さらに、空気源50および窒素源60からそれぞれ延びる通路59、69も切換弁70を介して供給通路31に接続されている。
空気源50は分子フィルタ51を内部に備えている。空気源50内の空気は分子フィルタ51を通って通路59まで供給される。分子フィルタ51は炭酸ガス分子を濾過する役目を果たすので、空気は分子フィルタ51を通過することによって、その炭酸ガス濃度が低減される。なお、分子フィルタ51は、所定の使用期間の後または所定の空気量の処理の後で、空気を逆方向に供給することにより再生される。一方、窒素源60には乾燥窒素が充填されている。
これら空気源50と窒素源60とは制御装置1に電気的に接続されており、制御装置1からの指令によって、炭酸ガスの少ない空気および窒素を対応する通路59、69にそれぞれ供給するようになっている。同様に、切換弁70も制御装置1からの指令によって、通路49、59、69のうちのいずれか一つが供給通路31に連通するように作動する。
図5に示される第三の実施形態においては、切換弁70を適宜切換えることによって、除湿空気、炭酸ガスの少ない空気、窒素のうちのいずれかを導光路30に供給することができる。これにより、第三の実施形態においても、前述したのと同様な効果を得ることができる。
なお、除湿空気、炭酸ガスの少ない空気、窒素のうちのどれを選択するかについては、例えば光路長L、つまり出力鏡8と集光レンズ13との間の距離に基づいて定めるようにしてもよい。図6はいずれの雰囲気を採用するかを決定する際のフローチャートである。図6に示されるステップ101においてレーザ装置100の光路長Lが所定の長さL0よりも大きいか否かが判定される。所定長さの光路長L0は例えば10mである。光路長Lが所定の長さL0以下である場合にはステップ106に進んで、除湿器40からの除湿空気を使用するように切換弁70が切換えられる。
光路長Lが所定の長さL0より大きいと判定された場合にはステップ102に進んで、レーザ発振器2の出力Pが所定の値P0よりも大きいか否かが判定される。所定の値P0は例えば2kWであるものとする。そして、出力Pが所定の値P0以下であると判定された場合にはステップ106に進む。このような場合には、加工ワーク20を加工不良とするほど大きなレーザビームの伝播変化は生じないと判定されるので、除湿器40からの除湿空気を使用するように切換弁70が切換えられる。
一方、レーザ発振器2の出力Pが所定の値P0より大きいと判定された場合にはステップ103に進み、光路長Lが所定の値L1よりも大きいか否かがさらに判定される。所定の値L1は所定の値L0よりも大きい値である。そして、光路長Lが所定の値L1以下であると判定された場合にはステップ105に進んで、空気源50からの炭酸ガス濃度低減空気を使用するように切換弁70が切換えられる。一方、光路長Lが所定の値L1より大きいと判定された場合にはステップ104に進んで、窒素源60からの窒素ガスを使用するよう切換弁70が切換えられる。
つまり、光路長Lが長くなるほどレーザビームの吸収散乱が起こりうるので、光路長Lが長くなるにつれて、除湿空気、炭酸ガス濃度低減空気、窒素ガスの順番で導光路内雰囲気が選択されるようにしている。このような場合には、ランニングコストが比較的高い炭酸ガス濃度低減空気および窒素ガスの使用を可能な限り少なくすることができる。なお、図6におけるステップ103を設けることなしに窒素ガスまたは炭酸ガス濃度低減空気のいずれかを適宜使用するようにしてもよい。このような場合には、空気源50または窒素源60のうちのいずれか一方が排除されていてもよい。
さらに、除湿空気、炭酸ガスの少ない空気、窒素のうちのどれを選択するかについては、加工ワーク20の寸法に基づいて定めるようにしてもよい。図7はいずれの雰囲気を採用するかを決定する際の他のフローチャートである。図7におけるステップ201においては加工ワーク20の寸法、より正確には表面積Aが所定の値A1よりも大きいか否かが判定される。そして、加工ワーク20の表面積Aが所定の値A1以下である場合にはステップ205に進んで、除湿空気を使用するよう切換弁70が切換えられる。
加工ワーク20の表面積Aが所定の値A1よりも大きい場合には、ステップ202に進んでこの表面積Aが所定の値A2(A2>A1)よりも大きいか否かがさらに判定される。そして、表面積Aが所定の値A2以下である場合には空気源50からの炭酸ガス濃度低減空気を使用するよう切換弁70が切換えられ(ステップ204)、表面積Aが所定の値A2より大きい場合には窒素源60からの窒素が使用されるよう切換弁70が切換えられる(ステップ203)。
加工ワーク20の寸法が大きくなると、これに伴って導光路30の長さも増大し、従って、レーザビームの吸収散乱も起こりうるので、加工ワーク20の寸法、例えば表面積が大きくなるにつれて、除湿空気、炭酸ガス濃度低減空気、窒素ガスの順番で選択すれば、ランニングコストが比較的高い炭酸ガス濃度低減空気および窒素ガスの使用を可能な限り少なくすることが可能となる。
当然のことながら、他のパラメータ、例えばレーザビームのエネルギ密度に応じて、除湿空気、炭酸ガス濃度低減空気および窒素ガスのうちのいずれかを選択するようにしてもよい。この場合には、レーザビームのエネルギ密度が小さくなるにつれて、除湿空気、炭酸ガス濃度低減空気、窒素ガスの順番で選択すればよい。また、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれる。
本発明の第一の実施形態に基づくレーザ装置の略図である。 制御装置の詳細図である。 レーザ出力が5kWであると共に光路長が10mであるときにおける、導光路内雰囲気とレーザビーム径との関係を示す図である。 本発明の第二の実施形態に基づくレーザ装置の略図である。 本発明の第三の実施形態に基づくレーザ装置の略図である。 本発明に基づくレーザ装置においていずれの雰囲気を採用するかを決定する際のフローチャートである。 本発明に基づくレーザ装置においていずれの雰囲気を採用するかを決定する際の他のフローチャートである。
符号の説明
1 制御装置
8 出力鏡
9 放電管
10 反射鏡
11 レーザ加工機
13 集光レンズ
16 加工ヘッド
20 加工ワーク
21 加工テーブル
30 導光路
31 供給通路
31a、31b 供給通路
32 開口部
32a、32b 開口部
40 除湿器
40a、40b 除湿器
49 通路
49、59、69 通路
50 空気源
51 分子フィルタ
60 窒素源
70 切換弁
100 レーザ装置

Claims (9)

  1. レーザ発振器と、
    該レーザ発振器から出力されるレーザを集光する集光光学系と、
    前記レーザ発振器からの前記レーザを前記集光光学系まで導く導光路と、
    該導光路内の空気を除湿する除湿手段とを具備するレーザ装置。
  2. レーザ発振器と、
    該レーザ発振器から出力されるレーザを集光する集光光学系と、
    前記レーザ発振器からの前記レーザを前記集光光学系まで導く導光路と、
    空気を除湿する除湿手段と、
    前記除湿手段によって除湿された除湿空気を前記導光路まで供給する供給手段とを具備するレーザ装置。
  3. 前記レーザ発振器と前記集光光学系との間の距離が所定の値よりも大きい場合には、複数の除湿手段を含むようにした請求項1または2に記載のレーザ装置。
  4. 前記除湿手段により除湿された除湿空気の大気圧露点が0℃以下であるようにした請求項1から3のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  5. さらに、前記供給手段に設けられた切換手段と、
    該切換手段に接続された空気源とを具備し、該空気源内の空気の炭酸ガス濃度は所定の炭酸ガス濃度まで低減されており、
    前記切換手段は、前記除湿手段からの除湿空気または前記空気源からの前記空気のいずれか一方を前記供給手段に通して前記導光路まで供給するようにした請求項2から4のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  6. 前記供給手段に設けられた切換手段と、
    該切換手段に接続された窒素源とを具備し、
    前記切換手段は、前記除湿手段からの除湿空気または前記窒素源からの窒素のいずれか一方を前記供給手段に通して前記導光路まで供給するようにした請求項2から4のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  7. 前記供給手段に設けられた切換手段と、
    該切換手段に接続された空気源とを具備し、該空気源内の空気の炭酸ガス濃度は所定の炭酸ガス濃度まで低減されており、
    さらに、前記切換手段に接続された窒素源を具備し、
    前記切換手段は、前記除湿手段からの除湿空気、前記空気源からの空気または前記窒素源からの窒素のいずれかを前記供給手段に通して前記導光路まで供給するようにした請求項2から4のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  8. 前記切換手段の切換作用は、前記レーザ発振器と前記集光光学系との間の距離に応じて定まるようにした請求項5から7のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  9. 前記集光光学系により集光されたレーザは被加工物を加工するようになっており、
    前記切換手段の切換作用は、前記被加工物の寸法に応じて定まるようにした請求項5から7のいずれか一項に記載のレーザ装置。
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