JP2006277036A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの原稿に対して、ユーザオペレーションにより任意の設定項目に対して複数回の印刷設定ができず、また原画像を縮小して印刷する方法を取るため、画像の劣化が発生し原稿画像との差異や体裁の確認(位置あわせ)もできず、プロ向きの試し印刷可能なシステムの考案が要望されていた。
【解決手段】 一度に複数の試し印刷結果を得られる事から、本印刷に向けてのパラメータ調整時間の短縮が可能となる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、本印刷前の試し印刷処理を行う画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラムに係る印刷装置に関するものである。
POD系のワークフローでは、本印刷前に試し印刷を何度も行って本印刷用の適切なパラメータに合わせていくといったワークフローを取る。しかし、試し印刷は通常の印刷フローと同じく、一回の印刷に対して設定可能な印刷設定はその印刷用に一回のみであった。したがってパラメータを振って複数回の試し印刷を行いながらの調整を行うようなケースでは、印刷物を得てから再度試し印刷を行うといったフローとなり本印刷用のパラメータ調整に時間がかるといった問題があった。
一方、読取られた原稿の画像データを縮小して写真(誤差拡散)モード、写真(ディザ)モード、淡色モード等の複数の画像処理を施した後、各々の画像データを画像メモリに格納させ、この画像メモリに格納された各画像データを用いて1枚の印刷用紙P上に試し用マルチ印刷として出力させる方法が考案されている。
特開2002−33903号公報
しかしながら、前記特許文献では1つの原稿に対して、ユーザオペレーションにより任意の設定項目に対して複数回の印刷設定ができず、また原画像を縮小して印刷する方法を取るため、画像の劣化が発生し原稿画像との差異や体裁の確認(位置あわせ)は不可である恐れがあり、プロ向きの試し印刷可能なシステムの考案が要望されていた。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、一度に複数の試し印刷結果を得られることから、本印刷に向けてのパラメータ調整時間の短縮が可能となる印刷装置を提供することを目的とする。
印刷パラメータの設定手段と、試し印刷時には印刷設定のデフォルト値として使用する手段と通常印刷設定手段と試し印刷手段の切り替え手段を備え、試し印刷手段として手動及び自動設定手段を備え、前記2つの手段の切り替え手段と手動設定手段では設定項目に対して手動で設定変更を行い設定継続手段を選択時には別の試し印刷設定として設定パラメータを記憶する手段と自動設定手段では設定項目に対して設定値の範囲及び刻み幅を設定する手段とその間の設定パラメータを自動的に生成させる記憶する手段と印刷時に前記パラメータにより複数ジョブを発生させて印刷する手段とを有することを特徴とする。
一度に複数の試し印刷結果を得られる事から、本印刷に向けてのパラメータ調整時間の短縮が可能となる。
以下、本発明を適用するのに好適である実施形態について説明を行う。
図1は、本発明を適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図である。なお、本システムにおけるクライアントコンピュータは、1台、または複数台接続されていることを仮定している。
図において、102、103、104はクライアントコンピュータ(クライアント)としての情報処理装置であり、イーサネット(登録商標)などのネットワークケーブルによって、ネットワーク106に接続され、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能であり、印刷データをプリンタに対応するプリンタ言語に変換する機能を有するプリンタドライバを搭載している。101は本実施形態のサーバ(以下、プリントサーバと呼ぶ)としての情報処理装置であり、ネットワークケーブルによって、ネットワーク106に接続され、ネットワークで使用されるファイルを蓄積したり、ネットワーク106の使用状態を監視したりする。プリントサーバ101は、ネットワーク106に接続されている複数のプリンタを管理している。
構成としては、クライアント102〜104とプリントサーバ101は、一般的な情報処理装置であり、クライアントとプリントサーバには、それぞれ異なる制御を行う印刷制御プログラムが実行可能に格納されている。
また、プリントサ本実施形態におけるプリントサーバ101は、さらにクライアントコンピュータ102、103、104から印刷要求が出された印字データを含む印刷ジョブを格納して印刷したり、または、クライアントコンピュータ102、103、104から印字データを含まないジョブ情報のみ受け取り、クライアントコンピュータ102、103、104の印刷順序を管理し、印刷順序になったクライアントに対して印字データを含む印刷ジョブの送信許可を通知したり、ネットワークプリンタ105のステータスや印刷ジョブの各種情報を取得し、クライアントコンピュータ102、103、104に通知したりする機能を揃えている。
105は印刷制御装置であるネットワークプリンタであり、図示省略したネットワークインタフェースを介してネットワーク106と接続されており、クライアントコンピュータから送信される印字データを含む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換して、1ページ毎に印刷する。106はネットワークであり、クライントコンピュータ102、103、104、サーバ101、ネットワークプリンタ105等と接続している。
図2は、本発明の情報処理装置の構成を説明するブロック図であり、情報処理装置であるクライントコンピュータ102、103、104も同じ構成であり、さらにサーバ101も同様あるいは同等のハードウェア構成とする。よって、クライアントとサーバの構成を説明するブロック図として説明する。
図2において、200は情報処理装置の制御手段であるCPUであり、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや本発明のネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ーバ101は、一般的な情報処理装置であり、クライアント102〜104の機能を同時に持つこともできる。
201は記憶手段であるROMであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202は一時記憶手段であるRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
203は記憶媒体読み込み手段としてのフロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブであり、後述する図5に示すようにFDドライブ203を通じて記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。なお、記憶媒体は、FDに限らず、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
204は記憶媒体であるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体である。
205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、関連プログラム等を格納している。さらにスプール手段であるスプーラはここに確保される。スプール手段は、クライアントではクライアントスプーラのことであり、プリントサーバではサーバスプーラのことである。また、プリントサーバでは、クライアントから受けたジョブ情報を格納し、順序制御を行うためのテーブルもこの外部記憶手段に生成されて格納される。
206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、また、オペレータや管理者がプリントサーバに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。
207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。
208はシステムバスであり、クライアントやプリントサーバであるコンピュータ内のデータの流れを司るものである。
209は入出力手段であるインタフェースであり、該インタフェース209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、FD204からロードされる上記ネットワークプリンタ制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
本実施形態では、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制御プログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。
また、本ネットワークプリンタ制御プログラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CD−R、PCカード、DVD、ICメモリカードであってもよい。さらに、本ネットワークプリンタ制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。
また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。また、本ネットワークプリンタ制御プログラムのことを、簡単に印刷制御プログラムと呼ぶこともある。印刷制御プログラムは、クライアントにおいて印刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序を変更する指示をするための制御を行うプログラムを含み、また、プリントサーバにおいて、印刷ジョブの順序制御を行ったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知するためのプログラムを含んでいる。
また、このような制御を行う本発明の印刷制御プログラムは、クライアントにインストールされるモジュールと、プリントサーバにインストールされるモジュールを別々に分けてもよいし、ひとつの印刷制御プログラムが、実行される環境によりクライアント用として機能したり、またはプリントサーバ用として機能するようにしてもよい。あるいは一台のコンピュータに、クライアント用の機能を持つモジュールと、プリントサーバ用として機能するモジュールをともにインストールし、同時に、あるいは時分割で擬似的に平行動作させる構成も可能である。
301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムが入っている領域である。
302はオペレーティングシステム(OS)であり、303はネットワークプリンタ制御プログラムで、RAM202上に確保される領域に記憶される。304は関連データで、RAM202上に確保される領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU200が本プリンタ制御プログラムを実行する領域が確保されている。
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。
図4において、400は前記FD204のデータ内容であり、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログラムであるネットワークプリンタ制御プログラム、404はその関連データである。403のネットワークプリンタ制御プログラムは、実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものであり、本実施例では、クライアント、サーバ共、同様の構成をとっている。
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
図5において、FD204には、本実施形態で説明するネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データを格納している。
図6は本システムのクライアントサーバモデルにおいてMicrosoft Wordなどの一般的なアプリケーションから発行された印刷ジョブが、印刷ジョブ制御システムにおいてどのように処理されるかを示した図である。図6において、600はクライアントマシンで、印刷ジョブ制御システムのクライアントモジュールが動作するマシンを指す。
通常、印刷の指示がされるとアプリケーションプログラムは一連の描画命令を生成し、プリンタドライバを経てWindows(登録商標) Spoolerに渡される。Windows(登録商標) Spoolerは、ユーザが選択したポートモニタにプリントジョブデータを渡してプリンタデバイスに送信させる手順をとる。
本実施の形態では、ユーザはあらかじめ印刷ジョブ制御システム用のポートモニタ621(以降、本実施例ではジョブ制御ポートモニタと略記)を指定して印刷を指示する。アプリケーションプログラム601は一連の描画命令を生成する。描画命令を受け取ったプリンタドライバ603では、汎用印刷ファイルを生成し、プリンタデバイスへプリントジョブデータを送信するポートモニタではなく、ジョブ制御ポートモニタ621にプリントジョブデータとして送信する。ジョブ制御ポートモニタ621はプリントジョブデータをプリンタデバイス650に送信するのではなく、印刷ジョブ制御システム用プリントサービス622(以降、本実施例ではジョブ制御プリントサービスと略記)に送信する。ジョブ制御プリントサービス622は、プリントジョブデータに対して、後述するような印刷ジョブ制御処理を行う。
印刷ジョブ制御システム用プリントマネージャ623(以降、本実施例ではジョブ制御プリントマネージャと略記)は、ユーザがジョブ制御プリントサービス622内部でプリントジョブがどのような状態にあるかを調べたり、プリントジョブを操作したりするためのユーザインタフェース(UI)を提供するプログラムである。
ジョブ制御プリントマネージャ623はジョブ制御プリントサービス622のソフトウェアのインタフェース(API)を介して、ジョブ制御プリントサービス622と情報・指示をやり取りしている。
印刷ジョブ制御システム用サーバ630(以降、本実施例ではジョブ制御サーバと略記)は、個々のクライアント600上のジョブ制御プリントサービス622がプリンタデバイス650にプリントジョブデータを送信するタイミングを集中制御(スケジューリング)している。
印刷ジョブ制御システム用マネージメントコンソール633(以降、本実施例ではジョブ制御マネージメントコンソールと略記)は、ジョブ制御サーバ630が持つソフトウェアがアクセスするためのAPIを介してジョブ制御サーバ630と情報・指示をやり取りすることで、印刷ジョブ制御システム全体を監視することができる。
また、ジョブ制御サーバ630はデバイス情報コントロールモジュール631を用いて各プリンタデバイス650と通信を行い、各プリンタ内の印刷ジョブや動作状態に関する情報を入手したり、操作を行ったりする。入手した情報はクライアント600側のジョブ制御プリントサービス622に渡すことができる。
次に本実施の形態におけるプリンタドライバ603からの印刷について説明する。
プリンタドライバ603はアプリケーションプログラムが生成した一連の描画コマンドを、プリンタデバイスの種類に依存しない中間フォーマットのファイルである汎用印刷ファイルに変換する。この汎用印刷ファイルの構成については後述する。
この汎用印刷ファイルは前述したようにWindows(登録商標) スプーラ604からジョブ制御ポートモニタ621を経て(a)、ジョブ制御プリントサービス622に導かれる(b)。ジョブ制御プリントサービス622はこのプリントジョブに対して行うジョブ制御の種類に応じて、汎用印刷ファイルをもとに描画コマンドを生成し(c)、続いてPDLドライバ602がその描画コマンドをプリンタデバイス650が解釈可能なPDLファイルにする。
図6では、ジョブ制御プリントサービス622で、このプリントジョブに対してプリントジョブをふたつに分けるジョブ制御が行われる例で、2つのメンバジョブが生成された例を2つの矢印(c)で示している。PDLドライバ602で生成されたPDLファイルはWindows(登録商標)スプーラ604、ジョブ制御ポートモニタ621を経て(d)、再びジョブ制御プリントサービス622に渡される(e)。ジョブ制御プリントサービス622は、ジョブ制御サーバ630の指示に従ってPDLのプリントジョブデータをプリンタデバイス650に送信する(f)。
ジョブ制御プリントサービス622は、汎用印刷ファイル中の印刷指示書の指示にしたがって、一つの汎用印刷ファイルを複数のジョブに論理的に分割してジョブ送信する。図6中の(c),(d),(e),(f)はそのような場合のプリントジョブデータの経路を示している。
図8は、汎用印刷ファイルの構成の一例を示した図である。
本実施の形態で使用される汎用印刷ファイルは、印刷指示部8−aと、ドキュメントデータ部8−bからなる。印刷指示部は、ドキュメントの情報と印刷指示を記述した部分である。また、ドキュメントデータは、アプリケーションのドキュメントのデータを汎用的な形式のデータに変換したものであり、プリンタ言語に依存しないデータフォーマットとなっている。
印刷指示部はヘッダ部、ページ情報部、印刷体裁指示部、出力方法指定部、から構成されている。
ヘッダ部は本ファイルのバージョン識別やファイル情報などの情報を格納する部分である。
ページ情報部は、ドキュメントデータ部8−bのドキュメントデータのページ数、各ページのサイズなどの情報を格納する部分である。
印刷体裁指示部は、印刷ページ範囲、印刷部数、ドキュメントデータの面付け情報(N−UPや製本印刷など)、ステイプル指示やパンチ指示など、出力体裁に関する情報を格納する部分である。
出力方法指定部は、出力方法として、分散印刷、カラーモノクロ分散印刷、同報印刷、代行印刷、などの情報を格納する部分である。
印刷体裁指示部は、印刷ページ範囲、印刷部数、ドキュメントデータの面付け情報(N−UPや製本印刷など)、ステイプル指示やパンチ指示など、出力体裁に関する情報を格納する部分である。
出力方法指定部は、出力方法として、分散印刷、カラーモノクロ分散印刷、同報印刷、代行印刷、などの情報を格納する部分である。
前述の図6で説明したプリンタドライバ603では、汎用印刷ファイルを生成する際、プリンタドライバGUI上の設定を印刷指示部8−aへ記録する。さらに、プリンタドライバ603はGDIで受け取ったデータを汎用的なデータに変換しドキュメントデータとして、本汎用印刷ファイルのドキュメントデータ部に記録することとなる。
なお、本ファイルは、印刷指示部8−aとドキュメントデータ部8−bが異なるファイルであってもかまわない。その場合、印刷指示部は印刷指示書ファイルとして、ドキュメントデータ部はドキュメントデータファイルとしてそれぞれ存在し、これらを一つのアーカイブ形式でまとめて同様に一つのファイルのように扱うこともが可能である。
次に図7でWindows(登録商標)が提供するPrintSystemと印刷ジョブ制御システムにおける印刷ジョブの関係と処理概要をさらに詳しく述べる。
図7中で印刷ジョブ制御システム700は、サーバとクライアントの制御プログラムが動作する物理的なマシンをまたいだ、印刷ジョブ制御システムの範囲を示している。また、サーバが管理している出力ポート(Output Port)711は、クライアントのジョブ制御プリントサービス622のプロキシ出力ポート(Proxy Output Port)712と関連付けられ、ひとつのポートに関連づけられた各クライアント上のプロキシ出力ポート全てを統一的に管理している。本実施例では、実際のプリントジョブデータはおのおののクライアントのプロキシ出力ポート712に保持される。ジョブ制御サーバ630は、プリントジョブデータ自体の送信処理は行わず、ジョブ制御プリントサービス622に対して印刷ジョブの送信指示のみを行う。その指示に応じてクライアントのジョブ制御プリントサービス622はプリントジョブデータをデバイス650に送信する。
次に本印刷システム700が印刷を行う場合の処理を説明する。
印刷ジョブ制御システム700が、印刷を行う場合には、前述のようにユーザまたはアプリケーション601はプリンタドライバ603が割り当てられたプリンタに印刷ジョブを発行しなければならない。ジョブ制御プリントサービス622は、プリンタドライバ603によって処理されたジョブデータをジョブ制御ポートモニタ621を介して汎用印刷ファイルとして受け取る。ジョブ制御プリントサービス622はこのジョブを受け取り、Despooler701を介してPDLドライバが割り当てられた別のプリンタにジョブ(メンバジョブ)を発行して印刷を行わせる。
この時、Despooler701は前述の図8で説明した汎用印刷ファイルの印刷指示部8−aを解釈し、ドキュメントデータ部8−bのドキュメントデータを加工して、Windows(登録商標)のGDIに変換し、ドライバに対して印刷指示を行い印刷ジョブを発行する。
例えば印刷体裁指定部に、2−UPの指示が記録されていた場合、用紙1枚に2ページ分のドキュメントデータを縮小レイアウトする。クライアント側のジョブ制御プリントサービス622は、PDLドライバ602によってレンダリングされた、PDLデータをジョブ制御ポートモニタ621を介して受け取り、受け取ったジョブに関する情報をサーバ側に知らせ、ジョブデータは自身のプロキシ出力キュー(Proxy Output Port)712で一時保持する。その後、ジョブ制御サーバ630からの送信指示を受けた後にプリントデバイス650に送信する。
次に本実施の形態における、プリンタドライバのUI制御について説明する。
図9は、本プリンタドライバUI制御フローを示すフローチャートである。
ステップ9−1は、印刷設定を行うステップであり試し印刷を行う際には、この設定が試し印刷のデフォルト設定となる。ステップ9−2は、試し印刷の設定を行うステップであり、ドライバUI上で試し印刷ボタンを押下するステップである。なお図14には、試し印刷ボタンの表示例を示してある。
ここで試し印刷ボタンが押下された場合には、試し印刷モードとしてステップ9−3へ進む。また押下されない場合には通常の印刷モードとしてステップ9−7へ進む。ステップ9−3は、試し印刷の設定方法を手動とするか自動とするか選択するステップである。手動を選択した場合には、ステップ9−4へ進み、自動を選択した場合にはステップ9−5へ進む。ステップ9−4は、手動設定を行った際の処理フローである。手動設定とは、複数回の試し印刷の設定をドライバUIを手動で設定していくものである。
図10は、ステップ9−4の詳細を示すフローである。ステップ10−1では、試し印刷カウンタをゼロにするステップである。ステップ10−2は、手動印刷設定を行うステップであり、ドライバUI上で手動により設定変更を行うステップである。一連の設定変更をメモリに記憶するステップである。ステップ10−3は、別の試し印刷として設定を継続するか、印刷を行うか判断するステップであり、ユーザがドライバUI上で試し印刷設定継続を選択(印刷設定継続ボタンを押下)した場合には、ステップ10−4へ進み、試し印刷カウンタのイクンリメントを行った後にステップ10−2へ進み別試し印刷の設定として設定変更をメモリ上に記憶する。
記憶方法の1例としては、
試し印刷[1]−−−Step10−2の印刷設定1回目
試し印刷[2]−−−Step10−2の印刷設定2回目
試し印刷[n]−−−Step10−2の印刷設定n回目
といった形を取る。
また、前記ステップ10−3で設定継続以外が選択された場合にはステップ10−5へ進み、設定の適用が選択された場合には(適用ボタンの押下)にはステップ9−6へ処理が進み、また、処理のキャンセルが選択されていた場合には、印刷設定処理を終了する。なお図14には、試し印刷ボタン、試し印刷継続ボタン、及び適用、キャンセルボタンの表示例である。
図11は、ステップ9−5の詳細を示すフローである。ステップ11−1は設定項目の選択を行うステップであり、具体的にはドライバUI上で所望の設定項目に対して、設定項目に付加されているチェックBOXをチェックする。
ステップ11−2は、前記ステップで選択した設定項目に対して、試し印刷を行う際に実行したいパラメーラの設定範囲として、設定値の最小値及び最大値を設定するステップである。ステップ11−3は、設定の刻み幅を設定するステップであり、この刻み値は、前記ステップで設定した最小値に対して刻み幅の値でインクリメントし最大値となるまで印刷を実行する際に利用する。
なお、刻み幅としてステップ11−2で設定した範囲の分割数を設定し、刻み幅を算出するようにしても有効なのは言うまでもない。
ステップ11−4は、設定の適用もしくはキャンセルを選択するステップであり適用が選択された場合には(適用ボタンの押下)ステップ9−5へ処理が進み、また、処理のキャンセルが選択されていた場合には、印刷設定処理を終了する。ステップ11−5は、前記ステップ11−2で設定した設定した範囲を、ステップ11−3で設定した刻み幅で刻んだ際の印刷回数を算出するステップであり算出した値を試し印刷カウンタに設定する。また、本ステップでは、試し印刷のパラメータをメモリ上に記憶する。
以下が記憶方法の一例である。
試し印刷[0]−−−MIN値+刻み幅*0
試し印刷[1]−−−MIN値+刻み幅*1
試し印刷[n]−−−MIN値+刻み幅*n
以上のステップを経た後にステップ9−6へ進む。ステップ9−6は、印刷モード設定を行うステップであり、印刷時に使用する印刷設定を印刷物に対してWaterマークとして印刷するかどうかを選択させるモード、及び一連の試し印刷を同一BINへの出力とするか、別BINへの出力とするかモードを切り替えるステップである。本ステップで設定を行った後にステップ9−7へ進む。本ステップは印刷を実行するステップである。
図12は、設定パラメータおよび出力BINの設定を行うためのフローチャートである。ステップ12−1では設定パラメータ印刷か否かの判断が行われる。ステップ12−1でYesと判定された場合、ステップ12−2で設定パラメータ印刷設定が実行される。続いて、ステップ12−3で、出力BIN設定を設定するか否かの判定を行う。ステップ12−3の判定によりYesと判定された場合、ステップ12−4で出力BIN設定が行われることとなる。
図13は、その詳細である。ステップ13−1は、印刷設定カウンタ(試し印刷カウンタ)を確認し処理の終了を判断するステップであり、カウンタの値が0でなければ処理を継続するものとして、ステップ13−2へ進む。ステップ13−2は、前記ステップ9−4、9−5で設定したパラメータを印刷指示部に設定するステップである。ここでは、各試し印刷毎に記憶した印刷設定を印刷指示部にセットする。また、ステップ9−6で設定した印刷モードによっては設定パラメータのWaterマーク設定や、出力BIN指定といった設定も付加する。ステップ13−3は、生成された汎用印刷ドキュメントデータを図8−bの汎用印刷ファイルに設定するステップである。なお、前記汎用印刷ドキュメントデータは、一連の試し印刷処理が終了するまで保持し、汎用印刷ファイル生成時に前記保持しているデータを複製し設定する。
ステップ13−4は、ジョブを送信するステップであり、前記ステップで生成した汎用印刷ファイルをジョブ制御モニタ621を経由しシステムに送信する。ステップ13−5は、試し印刷カウンタをデクリメントするステップであり、デクリメントした後にステップ13−1へ進む。
以上説明したように一回のドライバUI設定オペレーションに対してパラメータを振って複数回の試し印刷結果を得られる事から、本印刷に向けてのパラメータ調整時間の大幅な短縮が可能となる。
また、図15は色設定を行うためのダイアログウィンドウであり、ガンマ補正や刻み幅を設定することが可能である。なお、設定された内容は情報処理装置の記憶部に保持されることとなる。
適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図 情報処理装置の構成を説明するブロック図 図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図 図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図 図2に示したFDドライブ203とFD204との関係を示す図 情報処理装置のプリント制御モジュール構成を説明するブロック図 プリントサーバで管理されるジョブ情報のデータ構造の一例を示す図 汎用印刷ファイルの構造例を示す図 試し印刷設定基本フローチャート 試し印刷手動設定フローチャート 試し印刷自動設定フローチャート 印刷設定モード設定フローチャート 印刷実行処理フローチャート 設定UI例〔1〕を示す図 設定UI例〔2〕を示す図
符号の説明
200 CPU
521 ジョブ制御ポートモニタ
603 汎用プリンタドライバ
604 Widows(登録商標)Spooler
710 Logicalポート

Claims (4)

  1. プリンタドライバでの設定を印刷指示パラメータとしてデバイスに通知し、前記パラメータで印刷させる印刷装置において、印刷パラメータの設定手段と、試し印刷時には印刷設定のデフォルト値として使用する手段と通常印刷設定手段と試し印刷手段の切り替え手段を備え、試し印刷手段として手動及び自動設定手段を備え、前記2つの手段の切り替え手段と手動設定手段では設定項目に対して手動で設定変更を行い設定継続手段を選択時には別の試し印刷設定として設定パラメータを記憶する手段と自動設定手段では設定項目に対して設定値の範囲及び刻み幅を設定する手段とその間の設定パラメータを自動的に生成させる記憶する手段と印刷時に前記パラメータにより複数ジョブを発生させて印刷する手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記自動設定手段は、所望の設定項目を選択する手段と前記設定項目に対して設定する、最小値、及び最大値及び刻み値もしくは最大値から最小値の分割数を設定させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷手段では手動設定手段による設定実行時に試し印刷設定として記憶した設定継続手段までの一連の設定回数分のジョブを生成し印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷手段では自動設定手段による設定実行時に、最小値に対して刻み幅を付加し最大値以下の値となるまで刻み幅を増加させた回数分のジョブを生成し印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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