JP3833090B2 - 制御方法、制御装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字可能領域の決定についての制御方法、制御装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク機器が一般に利用され、ネットワーク上に多数のパソコン(以下、PC)やプリンターが接続されるようになった。このようなネットワーク環境において、印刷を行う際、ページ数の多いドキュメントあるいは部数の多いドキュメントについては、印刷時間の短縮を図るために、いったん印刷ジョブをスプールし、複数のプリンタに頁ごとあるいは部数ごとに分散して出力する印刷ジョブ制御システム(分散印刷システム)が知られている。
【0003】
さらに、このようなネットワーク環境において、カラー頁、モノクロ頁が混在する一つのドキュメントに対して、印刷時のコストおよび印刷時間の短縮を図るために、カラー頁はカラープリンタへ、モノクロ頁はモノクロプリンタへ分散して出力する印刷ジョブ制御システム(カラー・モノクロ分散印刷システム)が知られている。
【0004】
さらに、このようなネットワーク環境において、一つのドキュメントを一度の印刷指示で、複数のプリンタに同時に送信し印刷する印刷ジョブ制御システム(同報印刷システム)が知られている。
【0005】
さらに、このようなネットワーク環境において、一つのプリンタに送信したドキュメントに対し、そのプリンタでエラーが発生した場合は、自動的に他のプリンタに切り替えて印刷する印刷ジョブ制御システム(エラー代行印刷システム)が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同じサイズの紙に印字する場合でも、使用するプリンタによって印刷できる印字可能領域は異なる場合があり、印刷ジョブ制御システムで複数のプリンタを使用して分散、同報、代行等の印刷を行った場合に、夫々のプリンタに固有の特性(印字可能領域)を考慮して正常な印刷出力物が得られるように一括して設定するような効率的な設定方法はなかった。
【0007】
従来の設定方法によれば、それぞれのプリンタの印字可能領域を調べ、全てのプリンタで印字できる範囲で個々のプリンタあるいは個々のプリンタドライバに対し、同じ印刷領域を設定することもできるが、個別に設定を行う煩雑な操作が必要であった。
【0008】
また、接続された複数のプリンタへの印刷指示を、それぞれのプリンタをまとめた一つの仮想的なプリンタドライバで余白などの印字領域に関する設定をするような場合に、あるプリンタの印字領域に合わせて印刷指示を行うと、他のプリンタで印字欠けが発生する可能性があり、正常な印刷出力物を得るにはユーザはやはり、それぞれのプリンタの印字可能領域を調べ、全てのプリンタで印字できる範囲を自分で求める必要があった。
【0009】
また、複数のプリンタを対象とした印刷処理を想定した場合、複数のプリンタの組み合わせが変更されることもあり、このように変更された複数のプリンタの組合せに対して、正常な印刷出力物を得られるように印字可能領域に関する設定を行うには、ユーザはやはり個別のプリンタの印字領域を調べ夫々設定する必要があった。
【0010】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、複数のプリンタを用いる印刷環境下において、ユーザにとって利便性の高い印字可能領域の設定ができる仕組みを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、制御方法において、複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにて取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定ステップと、複数のメンバプリンタを利用する印刷処理に際して、代表となる印字可能領域を変更指定可能なユーザインターフェースに前記決定ステップにより決定された前記印字可能領域に基づく値を含めるよう制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明を適用するのに好適である実施形態について説明を行う。
【0020】
図1は、本発明を適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図である。なお、本システムにおけるクライアントコンピュータは、1台、または複数台接続されていることを仮定している。
【0021】
図1において、102、103、104はクライアントコンピュータ(クライアント)としての情報処理装置であり、イーサネット(登録商標)などのネットワークケーブルによって、ネットワーク106に接続され、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能であり、印刷データをプリンタに対応するプリンタ言語に変換する機能を有するプリンタドライバを搭載している。なお、プリンタドライバは複数のプリンタドライバをサポートするものとする。
【0022】
101は本実施形態のサーバ(以下、プリントサーバと呼ぶ)としての情報処理装置であり、ネットワークケーブルによって、ネットワーク106に接続され、ネットワークで使用されるファイルを蓄積したり、ネットワーク106の使用状態を監視したりする。プリントサーバ101は、ネットワーク106に接続されている複数のプリンタを管理している。
【0023】
構成としては、クライアント102〜104とプリントサーバ101は、一般的な情報処理装置であり、クライアントとプリントサーバには、それぞれ異なる制御を行う印刷制御プログラムが実行可能に格納されている。
また、プリントサーバ101は、一般的な情報処理装置であり、クライアント102〜104の機能を同時に持つこともできる。
【0024】
本実施形態におけるプリントサーバ101は、さらにクライアントコンピュータ102、103、104から印刷要求が出された印字データを含む印刷ジョブを格納して印刷したり、または、クライアントコンピュータ102、103、104から印字データを含まないジョブ情報のみ受け取り、クライアントコンピュータ102、103、104の印刷順序を管理し、印刷順序になったクライアントに対して印字データを含む印刷ジョブの送信許可を通知したり、ネットワークプリンタ105のステータスや印刷ジョブの各種情報を取得し、クライアントコンピュータ102、103、104に通知したりする機能を揃えている。
【0025】
105は印刷制御装置であるネットワークプリンタであり、図示省略したネットワークインターフェイスを介してネットワーク106と接続されており、クライアントコンピュータから送信される印字データを含む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換して、1ページ毎に印刷する。106はネットワークであり、クライントコンピュータ102、103、104、サーバ101、ネットワークプリンタ105等と接続している。
【0026】
図2は、本発明の情報処理装置の構成を説明するブロック図であり、情報処理装置であるクライントコンピュータ102、103、104も同じ構成であり、さらにサーバ101も同様あるいは同等のハードウエア構成とする。よって、クライアントとサーバの構成を説明するブロック図として説明する。
【0027】
図2において、200は情報処理装置の制御手段であるCPUであり、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや本発明のネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
【0028】
201は記憶手段であるROMであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202は一時記憶手段であるRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0029】
203は記憶媒体読み込み手段としてのフロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブであり、後述する図5に示すようにFDドライブ203を通じて記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。なお、記憶媒体は、FDに限らず、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
【0030】
204は記憶媒体であるフロッピーディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体である。
【0031】
205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、関連プログラム等を格納している。さらにスプール手段であるスプーラはここに確保される。スプール手段は、クライアントではクライアントスプーラのことであり、プリントサーバではサーバスプーラのことである。また、プリントサーバでは、クライアントから受けたジョブ情報を格納し、順序制御を行うためのテーブルもこの外部記憶手段に生成されて格納される。
【0032】
206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、また、オペレータや管理者がプリントサーバに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。
【0033】
207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。
【0034】
208はシステムバスであり、クライアントやプリントサーバであるコンピュータ内のデータの流れを司るものである。
【0035】
209は入出力手段であるインターフェイスであり、該インターフェイス209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。
【0036】
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、FD204からロードされる上記ネットワークプリンタ制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
【0037】
本実施形態では、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制御プログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。
【0038】
また、本ネットワークプリンタ制御プログラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CD−R、PCカード、DVD、ICメモリカードであってもよい。さらに、本ネットワークプリンタ制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。
【0039】
また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
【0040】
また、本ネットワークプリンタ制御プログラムのことを、簡単に印刷制御プログラムと呼ぶこともある。印刷制御プログラムは、クライアントにおいて印刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序を変更する指示をするための制御を行うプログラムを含み、また、プリントサーバにおいて、印刷ジョブの順序制御を行ったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知するためのプログラムを含んでいる。また、このような制御を行う本発明の印刷制御プログラムは、クライアントにインストールされるモジュールと、プリントサーバにインストールされるモジュールを別々に分けてもよいし、ひとつの印刷制御プログラムが、実行される環境によりクライアント用として機能したり、またはプリントサーバ用として機能するようにしてもよい。あるいは一台のコンピュータに、クライアント用の機能を持つモジュールと、プリントサーバ用として機能するモジュールをともにインストールし、同時に、あるいは時分割で擬似的に平行動作させる構成も可能である。
【0041】
301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムが入っている領域である。
【0042】
302はオペレーティングシステム(OS)であり、303はネットワークプリンタ制御プログラムで、RAM202上に確保される領域に記憶される。304は関連データで、RAM202上に確保される領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU200が本プリンタ制御プログラムを実行する領域が確保されている。
【0043】
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。
【0044】
図4において、400は前記FD204のデータ内容であり、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログラムであるネットワークプリンタ制御プログラム、404はその関連データである。403のネットワークプリンタ制御プログラムは、実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものであり、本実施例では、クライアント、サーバ共、同様の構成をとっている。
【0045】
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0046】
図5において、FD204には、本実施形態で説明するネットワークプリンタ制御プログラムおよび関連データを格納している。
【0047】
次に本実施の形態における、プリンタを複数台使用して、前述の分散、同報、代行といった印刷処理を行う、印刷ジョブ制御システムについて説明する。
【0048】
なお、本実施の形態では、複数のプリンタを1台のプリンタとして仮想的に束ねるプリンタをグループプリンタ、束ねられるプリンタをメンバプリンタと呼ぶ。また、それに対応するプリンタドライバをそれぞれグループプリンタドライバ、メンバプリンタドライバ、と呼ぶ。
【0049】
図6は本システムのクライアントサーバモデルにおいてMicrosoft Wordなどの一般的なアプリケーションから発行された印刷ジョブが、印刷ジョブ制御システムにおいてどのように処理されるかを示した図である。図6において、600はクライアントマシンで、印刷ジョブ制御システムのクライアントモジュールが動作するマシンを指す。
【0050】
通常、印刷の指示がされるとアプリケーションプログラムは一連の描画命令を生成し、プリンタドライバを経てWindows Spoolerに渡される。Windows Spoolerは、ユーザが選択したポートモニタにプリントジョブデータを渡してプリンタデバイスに送信させる手順をとる。
【0051】
本実施の形態では、ユーザはあらかじめ印刷ジョブ制御システム用のポートモニタ621(以降、本実施例ではジョブ制御ポートモニタと略記)を指定して印刷を指示する。アプリケーションプログラム601は一連の描画命令を生成する。描画命令を受け取ったグループプリンタドライバ603では、汎用印刷ファイルを生成し、プリンタデバイスへプリントジョブデータを送信するポートモニタではなく、ジョブ制御ポートモニタ621にプリントジョブデータとして送信する。ジョブ制御ポートモニタ621はプリントジョブデータをプリンタデバイス650に送信するのではなく、印刷ジョブ制御システム用プリントサービス622(以降、本実施例ではジョブ制御プリントサービスと略記)に送信する。ジョブ制御プリントサービス622は、プリントジョブデータに対して、後述するような印刷ジョブ制御処理を行う。
【0052】
印刷ジョブ制御システム用プリントマネージャ623(以降、本実施例ではジョブ制御プリントマネージャと略記)は、ユーザがジョブ制御プリントサービス622内部でプリントジョブがどのような状態にあるかを調べたり、プリントジョブを操作したりするためのユーザインターフェイス(UI)を提供するプログラムである。
ジョブ制御プリントマネージャ623はジョブ制御プリントサービス622のソフトウェアのインターフェイス(API)を介して、ジョブ制御プリントサービス622と情報・指示をやり取りしている。
【0053】
印刷ジョブ制御システム用サーバ630(以降、本実施例ではジョブ制御サーバと略記)は、個々のクライアント600上のジョブ制御プリントサービス622がプリンタデバイス650にプリントジョブデータを送信するタイミングを集中制御(スケジューリング)している。
【0054】
印刷ジョブ制御システム用マネージメントコンソール633(以降、本実施例ではジョブ制御マネージメントコンソールと略記)は、ジョブ制御サーバ630が持つソフトウェアがアクセスするためのAPIを介してジョブ制御サーバ630と情報・指示をやり取りすることで、印刷ジョブ制御システム全体を監視することができる。
【0055】
また、ジョブ制御サーバ630はデバイス情報コントロールモジュール631を用いて各プリンタデバイス650と通信を行い、各プリンタ内の印刷ジョブや動作状態に関する情報を入手したり、操作を行ったりする。入手した情報はクライアント600側のジョブ制御プリントサービス622に渡すことができる。
【0056】
次に本実施の形態におけるグループプリンタドライバ603からの印刷について説明する。
【0057】
グループプリンタドライバ603はアプリケーションプログラムが生成した一連の描画コマンドを、プリンタデバイスの種類に依存しない中間フォーマットのファイルである汎用印刷ファイルに変換する。この汎用印刷ファイルの構成については後述する。
【0058】
この汎用印刷ファイルは前述したようにWindows スプーラ604からジョブ制御ポートモニタ621を経て(a)、ジョブ制御プリントサービス622に導かれる(b)。ジョブ制御プリントサービス622はこのプリントジョブに対して行うジョブ制御の種類に応じて、汎用印刷ファイルをもとに描画コマンドを生成し(c)、続いてPDLドライバ602がその描画コマンドをプリンタデバイス650が解釈可能なPDLファイルにする。図6では、ジョブ制御プリントサービス622で、このプリントジョブに対してプリントジョブをふたつに分けるジョブ制御が行われる例で、2つのメンバジョブが生成された例を2つの矢印(c)で示している。PDLドライバ602で生成されたPDLファイルはWindows スプーラ604、ジョブ制御ポートモニタ621を経て(d)、再びジョブ制御プリントサービス622に渡される (e)。ジョブ制御プリントサービス622は、ジョブ制御サーバ630の指示に従ってPDLのプリントジョブデータをプリンタデバイス650に送信する(f)。
【0059】
ジョブ制御プリントサービス622は、汎用印刷ファイル中の印刷指示書の指示にしたがって、一つの汎用印刷ファイルを複数のプリントジョブに論理的に分割してそれぞれ別のプリンタデバイスに送信したり、一度送信したプリントジョブデータを別のプリンタデバイスに送信し直したりする。図A中の(c) (d) (e) (f) はそのような場合のプリントジョブデータの経路を示している。
【0060】
一方、汎用印刷ファイルをアプリケーションソフトウェアが作成し、そのアプリケーションソフトウェアが直接汎用印刷ファイルを印刷ジョブとして投入する場合、一般のアプリケーションとはグループプリンタドライバ603への情報の渡し方や、グループプリンタドライバ603での処理内容が異なる。前述のように、一般のアプリケーションの場合、アプリケーションはグループプリンタドライバ603に描画情報を渡す際、通常のプリンタドライバと同じようにWindowsのGDI関数を呼び出し、グループプリンタドライバ603がそれに応じて汎用印刷ファイルを生成する。これに対して汎用印刷ファイルを直接作成するアプリケーションの場合は、アプリケーションが汎用印刷ファイルをすでに持ち、それをグループプリンタドライバ603に供給する。グループプリンタドライバ603は必要に応じてあらかじめ設定された印刷方法にもとづいて汎用印刷ファイル内部の印刷指示書を書き換えてWindows Spooler604に送る。
【0061】
図8は、汎用印刷ファイルの構成の一例を示した図である。
本実施の形態で使用される汎用印刷ファイルは、印刷指示部8−aと、ドキュメントデータ部8−bからなる。印刷指示部は、ドキュメントの情報と印刷指示を記述した部分である。また、ドキュメントデータは、アプリケーションのドキュメントのデータを汎用的な形式のデータに変換したものであり、プリンタ言語に依存しないデータフォーマットとなっている。
印刷指示部はヘッダ部、ページ情報部、印刷体裁指示部、出力方法指定部、グループプリンタドライバ設定情報部、メンバプリンタ数、メンバプリンタドライバ名、メンバプリンタドライバ設定情報部などから構成されている。
ヘッダ部は本ファイルのバージョン識別やファイル情報などの情報を格納する部分である。
【0062】
ページ情報部は、ドキュメントデータ部8−bのドキュメントデータのページ数、各ページのサイズなどの情報を格納する部分である。
印刷体裁指示部は、印刷ページ範囲、印刷部数、ドキュメントデータの面付け情報(N−UPや製本印刷など)、ステイプル指示やパンチ指示など、出力体裁に関する情報を格納する部分である。
【0063】
出力方法指定部は、出力方法として、分散印刷、カラーモノクロ分散印刷、代行印刷、同報印刷などの情報を格納する部分である。
グループプリンタドライバ設定情報部は、後述するグループプリンタドライバのUIの設定情報を格納する部分である。
【0064】
メンバプリンタ数はグループプリンタドライバが関連付けているメンバプリンタの数を格納する部分である。
メンバプリンタドライバ名は、メンバプリンタのプリンタドライバ名を格納する部分である。
【0065】
メンバプリンタドライバ設定情報部はメンバプリンタのドライバUIの設定情報として例えばDEVMODEと呼ばれるWindows Systemのプリンタドライバ設定項目情報を格納する部分である。
【0066】
このメンバプリンタドライバ名とメンバプリンタドライバ設定情報部は、前述のメンバプリンタ数に格納された数だけの格納エリアを持っている。
前述の図6で説明したグループプリンタドライバ603では、汎用印刷ファイルを生成する際、グループプリンタドライバGUI上の設定を印刷指示部8−aへ記録する。さらに、グループプリンタドライバ603はGDIで受け取ったデータを汎用的なデータに変換しドキュメントデータとして、本汎用印刷ファイルのドキュメントデータ部に記録することとなる。
【0067】
なお、本ファイルは、印刷指示部8−aとドキュメントデータ部8−bが異なるファイルであってもかまわない。その場合、印刷指示部は印刷指示書ファイルとして、ドキュメントデータ部はドキュメントデータファイルとしてそれぞれ存在し、これらを一つのアーカイブ形式でまとめて同様に一つのファイルのように扱うこともが可能である。
【0068】
次に図7でWindowsが提供するPrintSystemと印刷ジョブ制御システムにおける印刷ジョブの関係と処理概要をさらに詳しく述べる。
【0069】
図7中で印刷ジョブ制御システム700は、サーバとクライアントの制御プログラムが動作する物理的なマシンをまたいだ、印刷ジョブ制御システムの範囲を示している。 また、サーバが管理している出力ポート(Output Port)711は、クライアントのジョブ制御プリントサービス622のプロキシ出力ポート(Proxy Output Port)712と関連付けられ、ひとつのポートに関連づけられた各クライアント上のプロキシ出力ポート全てを統一的に管理している。本実施例では、実際のプリントジョブデータはおのおののクライアントのプロキシ出力ポート712に保持される。ジョブ制御サーバ630は、プリントジョブデータ自体の送信処理は行わず、ジョブ制御プリントサービス622に対して印刷ジョブの送信指示のみを行う。その指示に応じてクライアントのジョブ制御プリントサービス622はプリントジョブデータをデバイス650に送信する。
【0070】
次に、印刷ジョブ制御システム700が、代行印刷、分散印刷、同報印刷などの付加価値的な印刷を行う場合の処理を説明する。
印刷ジョブ制御システム700が、代行印刷、分散印刷、同報印刷などの付加価値的な印刷を行う場合には、前述のようにユーザまたはアプリケーション601はグループプリンタドライバ603が割り当てられたプリンタに印刷ジョブを発行しなければならない。ジョブ制御プリントサービス622は、グループプリンタドライバ603によって処理されたジョブデータをジョブ制御ポートモニタ621を介して汎用印刷ファイルとして受け取る。ジョブ制御プリントサービス622はこのジョブを受け取り、Despooler701を介してPDLドライバが割り当てられた別のプリンタにジョブ(メンバジョブ)を発行して印刷を行わせる。この時、Despooler701は前述の図8で説明した汎用印刷ファイルの印刷指示部8−aを解釈し、ドキュメントデータ部8−bのドキュメントデータを加工して、WindowsのGDIに変換し、各プリンタドライバに対して印刷指示を行い印刷ジョブを発行する。例えば印刷体裁指定部に、2−UPの指示が記録されていた場合、用紙1枚に2ページ分のドキュメントデータを縮小レイアウトする。また分散印刷あるいは同報印刷の場合には、それらの設定に応じて印刷指示部8−aに記述されている複数のメンバプリンタにジョブを発行する。代行印刷の場合は、代行する条件が満たされた時に、自動代行では事前の設定、手動代行ではユーザの操作に応じてメンバジョブを発行する。
【0071】
また、Despooler701は各メンバプリンタにジョブを発行する際、メンバプリンタドライバに対応する印刷指示として、各メンバプリンタのDEVMODEを作成する必要があるが、このDEVMODEは印刷指示部8−aに記載された内容を適宜各メンバプリンタのDEVMODEに反映させて生成する。
【0072】
クライアント側のジョブ制御プリントサービス622は、PDLドライバ602によってレンダリングされた、それぞれのメンバジョブのPDLデータをジョブ制御ポートモニタ621を介して受け取り、受け取ったジョブに関する情報をサーバ側に知らせ、ジョブデータは自身のプロキシ出力キュー(Proxy Output Port)712で一時保持する。その後、ジョブ制御サーバ630からの送信指示を受けた後にプリントデバイス650に送信する。
【0073】
次に本発明の実施形態における、印刷ジョブ制御システムのためのグループプリンタドライバの制御について説明する。
【0074】
図9は、本発明のグループプリンタドライバのシステムへのインストール時の処理制御フローを示すフローチャートである。この図9のフローチャートの各ステップの処理は上に説明した情報処理装置に設けられたCPU(中央演算処理装置)が、ROM、FD、ハードディスク(HD)等の所定の記憶媒体に記憶された制御プログラムを読込み、該読込んだプログラムに基づく処理を実行することに応じて実現されるものとする。また後述する図10、11、15のフローチャートについても同様のこととする。
【0075】
先ず、ステップS901において、インストールが開始されると、印刷ジョブ制御システムAPIを使って、グループプリンタドライバで使用するメンバプリンタ名を取得する。
【0076】
そしてステップS902にて、メンバプリンタドライバの保持するIDを元に各メンバプリンタドライの印字可能領域情報に関する情報を取得する。尚、本実施の形態における印字可領域とは、所定のプリンタにおいて、1枚の記録媒体においてどこまでの印刷範囲を指定することができるかの印刷可能な範囲のことを指す。
【0077】
ここで、メンバプリンタドライバのIDについて詳しく説明すると、本実施の形態におけるメンバプリンタドライバのIDとしては、例えば、プリンタドライバに対応したアイコンに登録された名称(テキストデータ)や、プリンタドライバに独自に割り当てられたシリアル番号などの識別情報、登録されたプリンタドライバの管理テーブルに独自に割り当てられた識別情報などが想定されるが、夫々のメンバプリンタドライバを特定することができる情報であれば適用可能となる。また、後述する図10、図11、図15においても同様の事が想定される。
【0078】
また、紙などの所定の記録媒体のサイズと(例えばA4用紙サイズならば縦×横=297×210(mm))、印刷(画像形成)が実施になされる範囲を示す情報と、より余白値を算出することができるので、ステップS902において取得される印字可能領域に関する情報とは、余白値を示す情報そのもの、或は、所定のサイズの記録媒体に対して画像形成を行うことができる範囲を示す情報の双方が適用可能となる。
【0079】
そして、ステップS903においては、ステップS902において実行された処理を、対象となる全てのメンバプリンタに対して繰り返し行う。
【0080】
そして、ステップS904では、ステップS901からステップS903の処理を介して取得された各メンバプリンタドライの印字可能領域の情報より、複数のメンバプリンタドライバの夫々の属性において最適な印刷可能領域を決定する。
【0081】
なお、ステップS904にて決定された最適な印字可能領域はドライバのデフォルト設定値として所定の記憶部に保持されたのち、図9に示されたフローチャートの処理は終了される。
【0082】
図14にグループプリンタドライバのユーザインターフェイスの表示様子の一例を示す。この図14の表示は、本発明の印刷制御用プログラム(グループプリンタドライバを含む)に含まれるユーザインターフェイスを表示するための画面情報に基づく表示が、OSを介して表示部に表示されたものに相当するものであり、本実施形態における表示も同様の仕組みで表示されたものになる。
【0083】
この、図14においてはステップS904にて決定された最適な印字可能領域の情報が1401の余白に設定欄におけるデフォルト値としてユーザインターフェイスに反映されている。また、更なる好適な別の形態として、1402の余白の選択可能範囲(1402においては1.0〜52.5mmと表示)の最小値に、決定された印字可能領域に関する情報を反映させることも想定されこれによりユーザが不適切な余白値を設定するようなことを未然に防ぐことができる。即ち、コンフリクト処理の結果を最小値に反映させる。
【0084】
以上説明してきたように図9のフローチャートによれば、本発明の印刷制御プログラムがインストールされた時点において印字可能領域が決定され、更にデフォルトの設定として保持されているため、その後のアプリケーションからの問い合わせに対し、適正な印字可能領域を指定するための値を正しく返答することができるようになる。
【0085】
また、図9のステップS902の制御は、WindowsSystemを介してメンバプリンタドライバに問い合わせても良いし、あるいは、直接メンバプリンタに問い合わせても良い。または、印刷ジョブ制御システムにあらかじめ各メンバプリンタの印刷可能領域を登録しておき、グループプリンタドライバインストール時には印刷ジョブ制御システムに問い合わせる構成をとることも可能である。
【0086】
図10は、本発明におけるグループプリンタドライバのUI表示処理時の処理制御フローを示すフローチャートである。この図10のフローチャートの各ステップの処理は上に説明した情報処理装置に設けられたCPU(中央演算処理装置)が、ROM、FD、ハードディスク(HD)等の所定の記憶媒体に記憶された制御プログラムを読込み、該読込んだプログラムに基づく処理を実行することに応じて実現されるものとする。
【0087】
まず、ステップS1001では、WindowsSystemを介してアプリケーションからUI表示要求があると、印刷ジョブ制御システムAPIを使って、グループプリンタドライバで使用するメンバプリンタドライバのIDの取得が行われる。
【0088】
ステップS1002では、この際に取得された各メンバプリンタドライバIDと予めグループプリンタドライバが保持するメンバプリンタドライバの構成とを比較する処理が実行される。言い換えれば前回取得された複数のメンバプリンタドライバのIDと、今回取得された複数のメンバプリンタドライバのIDとの一致を調べる調査処理を実行する。
【0089】
ステップS1002の判定の結果、メンバプリンタドライの構成に変更がなかったと判定した場合には、ステップS1006で前回に決定した最適な印字可能領域の値に基づいてユーザインタ−フェイスの表示を行う制御がなされる。
【0090】
一方、ステップS1002における判定処理の結果、メンバプリンタドライバの構成(複数のメンバプリンタドライバのIDの組合せ)が以前と変更されていると判定された場合には、再度、印字可能領域に関する情報の調査を行う(S1003)。具体的には、図9のフローチャートにて説明した処理と同様のものであり、メンバプリンタドライバのIDを元に各メンバプリンタドライバの印字可能領域情報を取得する処理が施される。
【0091】
そして、全てのメンバプリンタドライバに対してステップS1003の処理が施されたか否かの判定が行われ(S1004)、終了したと判定されれば、処理をステップS1005に進める。
【0092】
そして、ステップS1005においては、ステップS1003及びステップS1004の処理により取得された各メンバプリンタドライバの印字可能領域に関する情報に基づく最適な印刷可能領域を決定する。そして、S1005にて決定された最適な印字可能領域の情報はグループプリンタドライバのデフォルトの設定値として所定の記憶部に保持され、その後、ステップS1005にて決定された最適な印字可能領域に基づくユーザインターフェイスを表示させるような制御が本発明の印刷制御プログラムによって実行される(S1006)。
【0093】
図10のフローチャートにより図9の場合と同様に、図14に示されるようなユーザインターフェイスが表示され、この場合には、ステップS1005にて決定された最適な印字可能領域に関する情報が1401の余白のデフォルト値としてユーザインターフェイスに反映されている。また、好適な別の形態そして、1402の余白の選択可能範囲の最小値に決定された印字可能領域に関する情報を反映させることも想定され、これにより、予めユーザが不適切な余白に関する設定値を設定することを未然に防ぐことができる。
【0094】
また、図10のフローチャートによれば、メンバプリンタドライバの構成が変更されることに応じて、図14の1401、或は、1402の値も変更されて設定されるよう制御が行われるので、ユーザは常にメンバプリンタの構成が変わろうとも、常に最適な印字可能領域に関する情報を得ることができる。
【0095】
図10のフローチャートの処理によれば、最適な印刷可能領域が決定され、グループプリンタドライバの設定値として所定の記憶部に保持されるため、その後のアプリケーションからの問い合わせに対し、最適な印刷可能領域を正しく返答することができる。
【0096】
ここで、更に、ステップS904、或は、ステップS1005の最適な印字可能領域の決定の処理について詳しく説明すると、ステップS904、或は、ステップS1005では取得された各メンバプリンタの印字可能領域に関する情報から、上下左右について各々もっとも狭い幅を印刷幅とし採用し最適な印刷可能領域に決定する。また、この処理は用紙サイズ毎に異なる印刷可能領域として決定される。
【0097】
尚、記録媒体のサイズと、該サイズに対する印字可能範囲と、が定まれば余白値が決定されることは明らかである。即ち、ステップS904、或は、ステップS1005における最適な印字可能領域は余白値としても無論提供することができる。
【0098】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、所定の用紙サイズに対して最も狭い印刷範囲を採用するよう処理について説明してきた。
【0099】
これとは別の最適な印字可能領域の決定方法として、得られた各メンバプリンタの印字可能領域から、上下左右について各々もっとも広い領域を採用すること、平均の値を採用する構成をとることも本発明では想定される。
【0100】
また、複数の印字可能領域決定の方法を持つ構成の場合に、その選択方法を一意に決定せず、ユーザーインターフェイスに表示することで、ユーザーに選択させることができる構成を取ることも可能である。
【0101】
以下、図面を参照しながら第2の実施の形態について説明をする。
【0102】
図11はそのグループプリンタドライバUIが表示される際の処理制御フローを示すフローチャートである。この図11のフローチャートの各ステップの処理は上に説明した情報処理装置に設けられたCPU(中央演算処理装置)が、ROM、FD、ハードディスク(HD)等の所定の記憶媒体に記憶された制御プログラムを読込み、該読込んだプログラムに基づく処理を実行することに応じて実現されるものとする。
【0103】
まず、ステップS1101では、WindowsSystemを介してアプリケーションからUI表示要求があると、印刷ジョブ制御システムAPIを使って、グループプリンタドライバを構築する各メンバプリンタドライバのIDの取得がされる。
【0104】
そして、ステップS1102では、グループプリンタドライバが予め保有するメンバプリンタドライバの構成と、ステップS1101で取得されたメンバプリンタドライバIDとの比較が行われる。
【0105】
ステップS1102において変更がなかったと判定された場合は、ステップS1116では、前回決定された最適な印字可能領域を反映させたグループプリンタドライバの各種設定を行うためのユーザインターフェイスの表示がなされる。
【0106】
また、ステップS1102における比較の判定の結果、メンバプリンタドライバの構成が変更されているとされた判定された場合には、夫々のメンバプリンタドライバのIDを元に各メンバプリンタドライバ固有の印字可能領域情報を取得し(S1103)、ステップS1103の処理を全てのメンバプリンタドライバに対して繰り返し行う(S1104)。
【0107】
そして、ステップS1103、ステップS1104にて得られた各メンバプリンタドライバの印字可能領域に関する情報と、図13に示されるようなユーザーインターフェイスを介して前回、或は予め指示された最適な印字可能領域決定方法と、に基づいて印刷可能領域を決定する(S1105)。
【0108】
そして、ステップS1105にて決定された印字可能領域の値をグループプリンタドライバのUIに反映させて表示させるようにする制御が施される(S1106)。
【0109】
さらに、ステップS1107では、ユーザーが印字可能領域決定方法を所定の印字可能領域決定方法に変更するよう指示がなされたか否かの判定が行われる。
【0110】
ステップS1107にて変更するよう指示が入力されたと認識した場合には、変更されるよう指示された印字可能領域決定と、ステップS1103、ステップS1104の処理にて取得された各メンバプリンタドライバの印刷可能領域の情報と、に基づいて再度印字可能領域を決定する(S1105)。
【0111】
ステップS1106では、ステップS1105にて再度決定された印字可能領域の値をグループプリンタドライバのUIに反映させて表示させるようにする制御が行われる。
【0112】
また、ステップS1107にて、印字可能領域決定方法を変更するよう指示がなかったと判定した場合には、現在選択されている印字可能領域決定方法と、ステップS1105にて決定された印字可能領域をグループプリンタドライバの設定値として所定の記憶部に保持させ処理を終了する。
【0113】
このように図11のフローチャートによれば、ユーザ所望の印字可能領域決定方法で印字可能領域を決定することを容易に実現できる。
【0114】
図13は、この構成におけるUI表示の一例を示したものである。ユーザは1301から1303をマウス等のポインティングデバイスを介して所望の印字可能領域決定方法を選択することができる。また、1301から1303の印字可能領域決定方法の変更に対して決定された印字可能領域の値は、1304にデフォルト値として反映され表示される。
【0115】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、図12に示されるような対応表に従って、印刷ジョブ制御システム700が、代行印刷、分散印刷、同報印刷などの付加価値的な印刷の内、いずれを行うかに従って、処理方法を自動的に選択する処理についての説明を行う。
【0116】
以下、図15を参照しながら説明をする。
【0117】
まずステップS1501から1503においては、現在設定されている出力方法が同報印刷か、或は、分散印刷か、或は、カラー/モノクロ分散印刷かの判定が行われる。何れもステップにおいても、判定結果がNoであった場合には、出力方法は代行印刷であると判定される。無論、出力方法が更にある場合には図15のフローに様々な出力方法についての判定処理と、夫々の出力方法に対応した印字可能領域決定方法が適用可能であることが想定される。
【0118】
また、グループプリンタドライに設定されている出力方法が、ステップS1501から1503の何れかの出力方法に該当すると判定された場合には、最適な印刷可能領域を決定する方法として”最小範囲選択”が採用される(S1505)。
【0119】
ここで、”最小範囲選択”の方法は、第1の実施の形態でも説明したように、取得された各メンバプリンタの印字可能領域に関する情報から、所定の用紙サイズ毎に、上下左右について各々もっとも狭い幅を印刷幅とし選択し、それを最適な印刷可能領域にするような制御に相当するものである。
【0120】
また、ステップS1501からステップS1503の出力方法の何れも該当しないと判定された場合、即ち、現在設定されている出力方法が”代行印刷”であると判定された場合には、代行先のプリンタに対する最適な印字可能領域の決定方法は、代表メンバプリンタに設定された印字可能領域と同じ印字可能領域が代行先のメンバプリンタドライバに対する実際の印刷対象領域として設定される(S1504)。
【0121】
ここで、代表のメンバプリンタ(代表メンバプリンタドライバ)とは、ユーザインターフェイスを介して優先順位を設定した複数のメンバプリンタの何れかのうち、優先順位が第1番目のものを指し、それを代表のメンバプリンタドライバとする。優先順位は、ユーザーに指示に応じて任意に設定させれるが、この際、優先順位が2番目、3番目、4番目、・・n番目のメンバプリンタドライバの印字可能領域に代表メンバプリンタドライバの印字可能領域が最適な印字可能領域として設定される。なお、最適印字可能領域が変更される際に、クライアントの表示部に、「最適印時可能領域の算出方法を変更してもよろしいですか?」などの警告を表示させるようにすれば、よりユーザに優しい。
【0122】
また、図15のフローチャートにおいて説明した制御は、第1の実施の形態にて説明した、図9のステップS904、或は、図10のステップS1005に当てはめて考えることができ、ことにより、現在設定されている出力方法(同報、分散、カラーモノクロ分散印刷、代行印刷など)に応じて最適な印刷可能領域算出方法が自動的選択されることになる。
【0123】
図15のフローチャートによれば、複数のメンバプリンタドライバを対象にした印刷処理において、分散印刷、代行印刷などの出力方法に応じて異なる最適な印字可能領域の決定方法を選択を、ユーザが特別な操作をすることなく実現することができる。
【0124】
また、出力方法に応じて異なる、最適な印刷可能領域を算出する方法は、図12に示したようなものに限定されるもんではなく、例えば、「代行印刷」に対して「最大範囲選択」、「分散印刷」に対して「最小範囲選択」、「カラーモノクロ分散印刷」に対して「最小範囲選択」、「同報印刷」に対して「範囲平均選択」と適宜変更することも本発明では想定される。
【0125】
以上の説明したように、ユーザーは煩雑な作業を強いられることなく、接続された複数のプリンタ全において正常な印刷が保証される印刷領域に、印刷を行うことが効率良く実現される。
また、印刷ジョブ制御システムの動作設定ごとに最適な印字可能領域決定方法をとることで、印字可能領域を印刷ジョブ制御の目的に合わせて、最適な印字可能領域を自動で設定できる。
【0126】
また、印字可能領域を明示的に指示することが可能なユーザインターフェイスを持つことで、自動決定された印字可能領域に不満のあるユーザに対しても、より柔軟な印字可能領域設定を提供できる。その際には、印字可能領域決定手段により決定された印字可能領域を規定値として表示することで、ほとんどのユーザに再度選択する手間をかけさせずに適切な印字可能領域設定を提供できる。さらに、いずれかの印刷装置で印字できない範囲については、表示、選択させないことで、誤って印字結果が欠けてしまうことを未然に防ぐことができる。
【0127】
以上のように、複数のプリンタ(メンバプリンタドライバ)を操作対象とするような印刷環境下において、ユーザにとって簡易に印字可能領域に関する印刷設定を行える仕組みを提供することができる。
【0128】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0129】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。
【0130】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体、或は、そのプログラムコード自体は本発明を構成することになる。
【0131】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、上にも説明したようにフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0132】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0133】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のプリンタを用いる印刷環境下において、印字可能領域の設定を効率的に且つ容易にユーザが設定できる仕組みを提供することが実現される。
【0138】
また、複数のプリンタを対象とした印刷処理において、複数のプリンタの組み合わせが変更されたとしても、変更に応じた印字可能領域をユーザに提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図。
【図2】本発明の情報処理装置の構成を説明するブロック図。
【図3】図2に示したRAM202のメモリマップの一例。
【図4】図2に示したFD204のメモリマップの一例。
【図5】図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図。
【図6】本発明の情報処理装置のプリント制御モジュール構成を説明するブロック図。
【図7】本発明の情報処理装置のプリント制御モジュール構成を説明するブロック図。
【図8】本発明の汎用印刷ファイルの構成の一例を示した図。
【図9】本発明のグループプリンタドライバのシステムへのインストール時の制御を示すフローチャート。
【図10】本発明におけるグループプリンタドライバのUI表示処理時の制御を示すフローチャートの一例。
【図11】本発明におけるグループプリンタドライバのUI表示処理時の制御を示すフローチャートの一例。
【図12】本発明の印字可能領域決定の方法を制御するためのテーブルの一例。
【図13】本発明のUI表示の一例。
【図14】本発明のUI表示の一例。
【図15】本発明の出力方法に応じて、最適な印刷可能領域を決定する方法を決定するためのテーブル。
Claims (18)
- 複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定ステップと、
複数のメンバプリンタを利用する印刷処理に際して、代表となる印字可能領域を変更指定可能なユーザインターフェースに前記決定ステップにより決定された前記印字可能領域に基づく値を含めるよう制御する制御ステップとを有することを特徴とする制御方法。 - 前記複数のメンバプリンタの何れかを利用した出力方法について複数種類の出力方法を制御可能であり、前記決定ステップは前記出力方法の種類に応じて前記印字可能領域の決定方法を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
- 前記複数のメンバプリンタの組合せの構成が変更されたか否かを判定する判定ステップを有し、前記判定ステップにより前記複数のメンバプリンタの構成が変更されたと判定された場合に、前記決定ステップは前記変更された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報により印字可能領域を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御方法。
- 複数のメンバプリンタが関連付けられ、前記複数のメンバプリンタの何れかを利用した出力方法について複数種類の出力方法を制御可能なグループプリンタによる制御方法であって、
前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定ステップとを有し、前記決定ステップは前記出力方法の種類に応じて前記印字可能領域の決定方法を異ならせることを特徴とする制御方法。 - 前記複数種類の出力方法には、代行印刷と、分散印刷或は同報印刷或はカラーモノクロ分散印刷と、が含まれており、前記決定ステップは、出力方法が代行印刷の場合には第1優先度のメンバプリンタの印字可能領域情報に基づき前記印字可能領域を決定し、出力方法が分散印刷或は同報印刷或はカラーモノクロ分散印刷の場合には前記取得ステップにおいて取得された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定することを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
- 前記複数のメンバプリンタの組合せの構成が変更されたか否かを判定する判定ステップを更に有し、前記判定ステップの判定結果が前記複数のメンバプリンタの構成が変更された判定の場合に、前記決定ステップは前記変更された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報により印字可能領域を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の制御方法。
- 複数のメンバプリンタが関連付けられ、前記複数のメンバプリンタの何れかを利用した出力方法について複数種類の出力方法を制御可能なグループプリンタによる制御方法であって、
前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定ステップと、
前記複数のメンバプリンタの組合せの構成が変更されたか否かを判定する判定ステップと有し、前記判定ステップの判定結果が前記複数のメンバプリンタの構成が変更された判定の場合に、前記決定ステップは前記変更された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報により印字可能領域を決定することを特徴とする制御方法。 - 複数のメンバプリンタの識別情報を取得する識別情報取得ステップを有し、前記判定ステップは、該取得された識別情報の組合せに基づき前記複数のメンバプリンタの組合せの構成の変更を判定することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
- 複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定手段と、
複数のメンバプリンタを利用する印刷処理に際して、代表となる印字可能領域を変更指定可能なユーザインターフェースに前記決定手段により決定された前記印字可能領域に基づく値を含めるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする制御装置。 - 前記複数のメンバプリンタの何れかを利用した出力方法について複数種類の出力方法を制御可能であり、前記決定手段は前記出力方法の種類に応じて前記印字可能領域の決定方法を異ならせることを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
- 前記複数のメンバプリンタの組合せの構成が変更されたか否かを判定する判定手段を有し、前記判定手段により前記複数のメンバプリンタの構成が変更されたと判定された場合に、前記決定手段は前記変更された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報により印字可能領域を決定することを特徴とする請求項9又は10に記載の制御装置。
- 複数のメンバプリンタが関連付けられ、前記複数のメンバプリンタの何れかを利用した出力方法について複数種類の出力方法を制御可能なグループプリンタを備えた制御装置であって、
前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定手段とを有し、前記決定手段は前記出力方法の種類に応じて前記印字可能領域の決定方法を異ならせることを特徴とする制御装置。 - 前記複数種類の出力方法には、代行印刷と、分散印刷或は同報印刷或はカラーモノクロ分散印刷と、が含まれており、前記決定手段は、出力方法が代行印刷の場合には第1優先度のメンバプリンタの印字可能領域情報に基づき前記印字可能領域を決定し、出力方法が分散印刷或は同報印刷或はカラーモノクロ分散印刷の場合には前記取得手段において取得された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定することを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
- 前記複数のメンバプリンタの組合せの構成が変更されたか否かを判定する判定手段を更に有し、前記判定手段の判定結果が前記複数のメンバプリンタの構成が変更された判定の場合に、前記決定手段は前記変更された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報により印字可能領域を決定することを特徴とする請求項12又は13に記載の制御装置。
- 複数のメンバプリンタが関連付けられ、前記複数のメンバプリンタの何れかを利用した出力方法について複数種類の出力方法を制御可能なグループプリンタを備えた制御装置であって、
前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報に基づく印字可能領域を決定する決定手段と、前記複数のメンバプリンタの組合せの構成が変更されたか否かを判定する判定手段と有し、前記判定手段の判定結果が前記複数のメンバプリンタの構成が変更された判定の場合に、前記決定手段は前記変更された複数のメンバプリンタの夫々の印字可能領域情報により印字可能領域を決定することを特徴とする制御装置。 - 複数のメンバプリンタの識別情報を取得する識別情報取得手段を有し、前記判定手段は、該取得された識別情報の組合せに基づき前記複数のメンバプリンタの組合せの構成の変更を判定することを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
- 請求項1乃至8の何れかに記載の制御方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
- 請求項1乃至8の何れかに記載の制御方法をコンピュータに実行させる為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な形態で記憶した記憶媒体。
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