JP2006273515A - ハイブリッド型フォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】大動力の取り出しが可能でありながらエネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトを提供することを課題とする。
【解決手段】第1の出力軸1aに出力されたエンジン1の動力により走行負荷4が駆動される。また、第2の出力軸1bに出力されたエンジン1の動力が荷役用動力分割機構5の第1及び第2出力端に分割されて出力され、第1出力端に出力されたエンジン1の動力hにより荷役負荷7が駆動される。また、エンジン1を作動させると共にバッテリ10により電力を荷役モータ6に供給して作動させることにより、荷役負荷7がエンジン1と荷役モータ6の合算の動力により駆動される。なお、第2の出力軸1bに出力されるエンジン1の動力に余剰動力が発生すると、この余剰動力により荷役モータ6及び荷役側発電機8が発電してバッテリ10が充電される。
【選択図】図1

Description

この発明は、ハイブリッド型フォークリフトに係り、特にエンジン及び電動型のモータの2つの動力源を有するハイブリッド型フォークリフトに関する。
一般に、産業車両として知られているフォークリフトは、エンジンや電動型のモータを動力源として、走行のための走行負荷と、荷役作業を行うための荷役負荷を駆動している。
例えば特許文献1には、単一のエンジンにより走行負荷と荷役負荷の双方を駆動するエンジン型フォークリフトが開示されている。走行兼荷役作業時には、荷役レバーの操作量に基づいてエンジンの運転を制御し、油圧式のクラッチ及びブレーキを有する変速機構により走行速度を制御している。
一方、例えば特許文献2には、走行負荷及び荷役負荷にそれぞれ対応する2つのモータを有し、バッテリから各モータに電力を供給して作動させることにより走行負荷及び荷役負荷を駆動するバッテリ型フォークリフトが開示されている。
また、例えば特許文献3には、上述の特許文献2のような走行負荷用及び荷役負荷用の2つのモータに加えて、バッテリに充電を行うためのエンジンを搭載したハイブリッド型フォークリフトが開示されている。このハイブリッド型フォークリフトでは、エンジンにより発電機を駆動してバッテリを充電すると共にバッテリから各モータに電力を供給して作動させることにより走行負荷及び荷役負荷が駆動される。
特開平6−247190号公報 特開2003−192299号公報 特開昭60−153436号公報
しかしながら、特許文献1のエンジン型フォークリフトでは、走行兼荷役作業時に、荷役レバーの操作量に基づいてエンジンの運転条件を決定し、変速機構により走行速度を制御するため、荷役負荷と走行負荷の双方のトルクパターンに対し、エンジンを低燃費で駆動させる最適な動作状態を実現することが困難であった。また、このとき、油圧式のクラッチ及びブレーキを制御して走行速度を調整するので、大きなエネルギー損失を生じる場合があった。
また、一般に、モータを用いてエンジンと同等の出力を得ようとすると、エンジンに比べてかなり大型のモータとバッテリとが必要となる。このため、特許文献2あるいは特許文献3のようにフォークリフトに搭載されたモータ及びバッテリにより走行負荷と荷役負荷とをそれぞれ駆動する場合、実際には大きな動力を取り出すことが困難となる。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、大動力の取り出しが可能でありながらエネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトを提供することを目的とする。
この発明に係る第1のハイブリッド型フォークリフトは、第1の出力軸及び第2の出力軸を有するエンジンと、エンジンの第1の出力軸に接続されると共に走行を行うための走行負荷と、エンジンの第2の出力軸に接続されると共にこの第2の出力軸に出力されるエンジンの動力を第1出力端と第2出力端とに分割して出力する荷役用動力分割機構と、荷役用動力分割機構の第1出力端に接続されると共に発電手段として兼用される荷役モータと、荷役用動力分割機構の第1出力端に荷役モータの回転軸を介して接続されると共に荷役作業を行うための荷役負荷と、荷役用動力分割機構の第2出力端に接続される荷役側発電機と、荷役モータ及び荷役側発電機で発生された電力を蓄えると共に必要に応じて荷役モータに電力を供給して作動させるバッテリとを備え、荷役負荷は、エンジンの動力及び荷役モータの動力の少なくとも一方によって駆動されるものである。
エンジンの第1の出力軸に接続されると共に発電手段として兼用される走行モータをさらに備え、走行負荷を走行モータの回転軸を介してエンジンの第1の出力軸に接続し、走行モータはバッテリから必要に応じて電力を供給されて作動されると共にこの走行モータが発電手段として発生した電力はバッテリに蓄えられるように構成することもでき、この場合、走行負荷を、エンジンの動力及び走行モータの動力の少なくとも一方によって駆動することができる。
また、この場合、エンジンの第1の出力軸と走行モータとの間に配設されたクラッチをさらに備え、クラッチでエンジンの第1の出力軸と走行モータとを切り離すことにより、走行負荷を、走行モータの動力のみによって駆動することができる。
また、エンジンの第1の出力軸に接続されると共にこの第1の出力軸に出力されるエンジンの動力を第1出力端と第2出力端とに分割して出力する走行用動力分割機構と、走行用動力分割機構の第2出力端に接続されると共に発生した電力がバッテリに蓄えられる走行側発電機とをさらに備え、走行用動力分割機構の第1出力端に走行モータの回転軸を介して走行負荷を接続することができ、この場合、走行負荷を、エンジンの動力及び走行モータの動力の少なくとも一方によって駆動することができる。
この発明に係る第2のハイブリッド型フォークリフトは、エンジンと、エンジンに接続されると共にエンジンの動力を第1出力端と第2出力端とに分割して出力する動力分割機構と、動力分割機構の第1出力端に接続されると共に発電手段として兼用される荷役モータと、動力分割機構の第1出力端に荷役モータの回転軸を介して接続されると共に荷役作業を行うための荷役負荷と、動力分割機構の第2出力端に接続される発電機と、走行モータと、走行モータに接続されると共に走行を行うための走行負荷と、荷役モータ及び発電機で発生された電力を蓄えると共に必要に応じて荷役モータ及び走行モータに電力を供給して作動させるバッテリとを備え、荷役負荷はエンジンの動力及び荷役モータの動力の少なくとも一方によって駆動され、走行負荷は走行モータの動力のみによって駆動されるものである。
なお、第1及び第2のハイブリッド型フォークリフトにおいて、動力分割機構は、遊星歯車装置または差動歯車装置を有するものから構成することができる。
ここで、遊星歯車装置は、第2出力端を有するサンギヤと、それぞれサンギヤに噛合し且つ入力端を有するキャリアにより互いに連結された複数のプラネタリーギヤと、複数のプラネタリーギヤに噛合し且つ第1出力端を有するリングギヤとを有し、入力端にエンジンからの動力を伝達させることができる。
この発明によれば、大動力の取り出しが可能でありながらエネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトを実現することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係るハイブリッド型フォークリフトの構成を示す。このフォークリフトでは、エンジン1が第1の出力軸1a及び第2の出力軸1bを有しており、第1の出力軸1aにトルクコンバータ2及び変速機3を介して走行のための走行負荷4が接続されると共に、第2の出力軸1bに荷役用動力分割機構5が接続されている。また、荷役用動力分割機構5は、第1出力端及び第2出力端としての2つの回転軸5a及び5bを有しており、第1出力端としての回転軸5aに荷役モータ6を介して、フォークの昇降等の荷役作業を行うための荷役負荷7が接続されると共に、第2出力端としての回転軸5bに荷役側発電機8が接続されている。
ここで、荷役モータ6は、発電手段として兼用されると共に荷役インバータ9を介して、図示しない機台に搭載されたバッテリ10に電気的に接続されている。同様に、荷役側発電機8も発電機インバータ11を介してバッテリ10に電気的に接続されており、発電機インバータ11を介してバッテリ10から荷役側発電機8に電力を供給することによりこの荷役側発電機8をモータとして作動させることもできる。
なお、具体的には、走行負荷4として走行用の駆動輪が変速機3の出力軸に接続されると共に、荷役負荷7として荷役作業用の油圧装置に作動油を供給する油圧ポンプが荷役モータ6の回転軸の他端部に接続されている。また、変速機3は、図示しない機台の前進及び後進を切り替えるための前後進切替機構と減速機とを含むものである。
荷役用動力分割機構5は、エンジン1の動力を分割して出力するためのものであり、図2及び3に示されるような遊星歯車装置から構成することができる。この遊星歯車装置は、中央に配置されるサンギヤ12、サンギヤ12の外周部に互いに間隔を隔てて配置される3つのプラネタリーギヤ13と、これらサンギヤ12及び3つのプラネタリーギヤ13の周りを囲うように配置される環状のリングギヤ14とを有している。サンギヤ12及び3つのプラネタリーギヤ13はそれぞれ外周部に歯が配列形成された外歯歯車からなると共にリングギヤ14は内周部に歯が配列形成された内歯歯車からなり、3つのプラネタリーギヤ13はそれぞれサンギヤ12及びリングギヤ14の双方に噛合している。また、3つのプラネタリーギヤ13はキャリア15により互いに連結されており、各プラネタリーギヤ13は自転すると共にサンギヤ12の周りを公転することができる。
また、キャリア15には入力端として用いられる回転軸15aが連結されており、この回転軸15aにはエンジン1の第2の出力軸1bが接続されている。また、リングギヤ14に第1出力端として用いられる回転軸5aが連結されると共に、サンギヤ12に第2出力端として用いられる回転軸5bが連結されており、このサンギヤ12の回転軸5bに荷役側発電機8が接続されている。また、リングギヤ14の回転軸5aに荷役モータ6の回転軸の一端部が接続され、荷役モータ6の回転軸の他端部に荷役負荷7が接続されている。
次に、この発明の実施の形態1に係るハイブリッド式フォークリフトの動作を説明する。エンジン1を作動させると、エンジン1の動力が第1の出力軸1aと第2の出力軸1bとにそれぞれ出力され、第1の出力軸1aに出力されたエンジン1の動力がトルクコンバータ2及び変速機3を介して走行負荷4に機械的に伝達されることによりこの走行負荷4が駆動される。
また、第2の出力軸1bに出力されたエンジン1の動力は、キャリア15の回転軸15aに入力されると共にキャリア15及び3つのプラネタリーギヤ13を介してサンギヤ12及びリングギヤ14に伝達され、これによりエンジン1の動力がリングギヤ14の回転軸5aとサンギヤ12の回転軸5bとに分割されて出力される。ここで、リングギヤ14の回転軸5aに出力されたエンジン1の動力が荷役モータ6の回転軸を介して荷役負荷7に機械的に伝達されることによりこの荷役負荷7が駆動されると共に、サンギヤ12の回転軸5bに出力されたエンジン1の動力により荷役側発電機8が駆動され、この荷役側発電機8により発生された電力が発電機インバータ11を介してバッテリ10に蓄えられる。
また、エンジン1を作動させると共にバッテリ10から荷役インバータ9を介して荷役モータ6に電力を供給して作動させることにより、リングギヤ14の回転軸5aに出力されたエンジン1の動力と荷役モータ6の動力との合算により荷役負荷7を駆動することもできる。
また、エンジン1を停止させると共にバッテリ10から荷役インバータ9を介して荷役モータ6に電力を供給して作動させることにより、荷役負荷7を荷役モータ6の動力のみにより駆動することもできる。なお、このとき荷役側発電機8が逆回転することで、エンジン1の停止状態が維持される。
また、リングギヤ14の回転軸5aに出力されるエンジン1の動力に余剰動力が発生すると、この余剰動力により荷役モータ6が発電手段として作動されて電力を発生し、この電力が荷役インバータ9を介してバッテリ10に蓄えられる。
なお、エンジン1の第1の出力軸1aと第2の出力軸1bとは、互いに一定の比率の回転数で回転されるように構成されている。
また、例えば図4に示されるように、荷役負荷7に必要な回転数Nlが決まると、次のようにしてエンジン1の第2の出力軸1bの回転数Nbが求められる。
まず、リングギヤ14の回転数Nlと、エンジン1の第2の出力軸1bの回転数Nbと、荷役側発電機8の回転数Ngとは、リングギヤ14の歯数に対するサンギヤ12の歯数の比率をρとすると、
(Nb−Ng)/(Nl−Nb)=ρ ・・・(1)
と表される。
ここで、図5に、燃費が最小となるエンジン1の第2の出力軸1bの回転数とエンジントルクの関係を表す最小燃費曲線を示す。すなわち、この曲線はエンジン1を燃費が最小となる最適な動作状態で運転することができる運転条件を表している。
エンジン1を最小燃費曲線上の動作点、例えばエンジン1の第2の出力軸1bの回転数Nbとこの回転数Nbに対する最適なトルクTbとで運転すると、上述の式(1)から、
Ng=(1+ρ)Nb−ρ・Nl ・・・(2)
となり、荷役側発電機8はこの回転数Ngで回転することとなる。
このとき、エンジン1の第2の出力軸1bに出力されるトルクTbは、荷役側発電機8の回転軸及び荷役負荷7の回転軸に対してそれぞれ以下に示すトルクTbg及びTblに分配される。
Tbg=Tb/(1+ρ)
Tbl=ρTb/(1+ρ)
ここで、荷役負荷7の回転軸にかかるトルクTblと荷役モータ6のトルクTmlとの合算トルクが荷役負荷7の駆動に必要なトルクTlとつり合うことになる。
すなわち、
Tl=Tml+Tbl=Tml+ρTb/(1+ρ) ・・・(3)
である。
このとき、Tml<0であれば、荷役モータ6が発電手段として作動してバッテリ10を充電する一方、Tml≧0であれば、荷役モータ6がトルクTblを補助するトルクTmlを生じることとなる。
また、図6に示されるように、このフォークリフトはコントローラ16を有しており、このコントローラ16により荷役モータ6が駆動制御される。すなわち、荷役負荷7で必要とされる所望の回転数Nと、荷役モータ6の実際の回転数Nとの偏差が減算器17で演算され、コントローラ16はこの偏差がゼロとなるようなトルク指令Tを荷役モータ6に与えて制御する。すなわち、上述の式(3)を満たすように、コントローラ16により荷役モータ6のトルクTmlが制御される。同様に、荷役側発電機8も、モータとしての作動時にはコントローラ16により駆動制御される。
以上のように、エンジン1を燃費が最小となる最適な動作状態で運転することができるため、優れたエネルギー効率を有するハイブリッド型フォークリフトを実現することが可能となる。
また、荷役負荷7及び走行負荷4をそれぞれエンジン1の動力により直接に駆動することができるため大動力の取り出しが可能である。また、荷役負荷7を荷役モータ6とエンジン1の合算の動力により駆動することができるため、荷役作業に対してさらに大きな動力を取り出すこともでき、エンジン1単体の出力を低減することもできる。
また、荷役用動力分割機構5の回転軸5a及び5bにそれぞれ接続された荷役モータ6及び荷役側発電機8を制御することにより、エンジン1の回転数にかかわらず、荷役負荷7の回転数を任意に制御することができ、これにより走行負荷4と荷役負荷7とを独立して制御することが可能であり、操作性が向上する。
また、これら荷役用動力分割機構5、荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて、走行中であっても荷役負荷7である油圧ポンプを停止させることができるため、無駄な油圧損失の発生を未然に回避することができる。
また、エンジン1を停止させて荷役モータ6で荷役負荷7を駆動することにより、排ガスの発生を防止することができ、特に屋内等において有効に用いることができる。
また、エンジン1の第2の出力軸1bに荷役用動力分割機構5を介して荷役モータ6及び荷役側発電機8が接続されているので、走行減速時に荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて発電することにより走行エネルギーの回生を行うことができ、また、走行用のアクセルペダルを離すことで自動的に減速するアクセルオフブレーキも可能となる。
また、第2の出力軸1bに出力されるエンジン1の動力を荷役負荷7の駆動に必要な動力よりも大きくすることによりエンジン1の余剰動力を発生させ、この余剰動力により荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて電力を発生してバッテリ10に蓄えることができると共に、この蓄えられた電力をこれら荷役モータ6及びモータとして作動される際の荷役側発電機8で共用することができる。したがって、エネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトが得られる。
さらに、エンジン1の始動時にバッテリ10により電力を荷役モータ6及び荷役側発電機8に供給して作動させることにより、第2の出力軸1bを介してエンジン1を始動することができる。したがって、エンジン1を始動させるための専用のスタータを設ける必要がなくなる。
なお、図7に示されるように、エンジン1を停止させる(Nb=0)と共に荷役モータ6を動作させると、上述の式(2)から、荷役側発電機8の回転数Ngは、
Ng=−ρ・Nl
とマイナスの値になり(荷役側発電機8が逆回転し)、エンジン1の第2の出力軸1bの回転数Nbと荷役用動力分割機構5におけるリングギヤ14の回転数Nlと荷役側発電機8の回転数Ngとのバランスが保たれる。これにより、エンジン1を停止させても、荷役モータ6のみで荷役負荷7を駆動することができる。
実施の形態2.
図8に、この発明の実施の形態2に係るハイブリッド型フォークリフトの構成を示す。このフォークリフトは、図1に示す実施の形態1に係るハイブリッド型フォークリフトにおいて、発電手段として兼用される走行モータ21を備え、この走行モータ21をエンジン1の第1の出力軸1aとトルクコンバータ2との間に配置したものである。すなわち、エンジン1の第1の出力軸1aに走行モータ21の回転軸の一端部が接続され、走行モータ21の回転軸の他端部にトルクコンバータ2及び変速機3を介して走行負荷4が接続されている。ここで、走行モータ21は、荷役モータ6及び荷役側発電機8と同様に、走行インバータ22を介してバッテリ10に電気的に接続されている。
エンジン1を作動させると、エンジン1の動力が第1の出力軸1aと第2の出力軸1bとにそれぞれ出力され、第1の出力軸1aに出力されたエンジン1の動力が、走行モータ21の回転軸、トルクコンバータ2及び変速機3を介して走行負荷4へ機械的に伝達されることによりこの走行負荷4が駆動される。
また、エンジン1を作動させると共にバッテリ10から走行インバータ22を介して走行モータ21に電力を供給してこの走行モータ21を作動させることにより、走行負荷4を、第1の出力軸1aに出力されたエンジン1の動力と走行モータ21の動力との合算により駆動することもできる。
また、第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力に余剰動力が発生すると、この余剰動力により走行モータ21が発電手段として作動されて電力を発生し、この電力が走行インバータ22を介してバッテリ10に蓄えられる。
なお、上述の実施の形態1と同様に、荷役負荷7については、エンジン1の動力及び荷役モータ6の動力の少なくとも一方により駆動することができ、また、第2の出力軸1bに出力されるエンジン1の動力の余剰分により荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて発電してバッテリ10を充電することができる。
また、この実施の形態2では、エンジン1の第2の出力軸1bに接続された荷役用動力分割機構5の回転軸5aに荷役モータ6の回転軸を介して荷役負荷7が接続されると共に回転軸5bに荷役側発電機8が接続され、エンジン1の第1の出力軸1aに走行モータ21の回転軸を介して走行負荷4が接続されている。そのため、エンジン1を図5の最小燃費曲線上の動作点(Nb,Tb)で運転する、すなわち最小燃費曲線上に沿って運転し、第1の出力軸1a及び第2の出力軸1bにそれぞれ出力されるエンジン1の動力が足りないときは、走行モータ21とエンジン1との合算の動力により走行負荷4を、荷役モータ6とエンジン1との合算の動力により荷役負荷7を駆動すると共に、第1の出力軸1a及び第2の出力軸1bにそれぞれ出力されるエンジン1の動力が余るときは、走行モータ21、荷役モータ6及び荷役側発電機8がこのエンジンの動力の余剰分により電力を発生することができる。
なお、この実施の形態2では、荷役モータ6及び荷役側発電機8だけでなく走行モータ21も、上述の実施の形態1と同様に図6のコントローラ16により駆動制御される。
以上のように、エンジン1を燃費が最小となる最適な動作状態で運転することができるため、エネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトを実現することが可能となる。
また、走行負荷4及び荷役負荷7をそれぞれエンジン1の動力により直接に駆動することができるため、上述の実施の形態1と同様に、大動力の取り出しが可能である。
また、この実施の形態2では、荷役負荷7を荷役モータ6とエンジン1の合算の動力により駆動することができると共に、走行負荷4を走行モータ21とエンジン1の合算の動力により駆動することができるため、荷役作業及び走行の双方に対してさらに大きな動力を取り出すこともでき、エンジン1単体の出力を低減することもできる。
また、荷役用動力分割機構5の回転軸5a及び5bにそれぞれ接続された荷役モータ6及び荷役側発電機8を制御することにより、エンジン1の回転数にかかわらず、荷役負荷7の回転数を任意に制御することができ、これにより走行負荷4と荷役負荷7とを独立して制御することが可能であり、操作性が向上する。
また、これら荷役用動力分割機構5、荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて、走行中であっても荷役負荷7である油圧ポンプを停止させることができるため、無駄な油圧損失の発生を未然に回避することができる。
また、エンジン1を停止させて荷役モータ6で荷役負荷7を駆動することにより、排ガスの発生を防止することができ、特に屋内等において有効に用いることができる。
また、エンジン1の第1の出力軸1aと走行負荷4との間に走行モータ21がその回転軸を介して接続されているので、走行減速時に走行モータ21を発電手段として作動させて発電することにより走行エネルギーの回生を行うことができ、また、走行用のアクセルペダルを離すことで自動的に減速するアクセルオフブレーキも可能となる。
また、エンジン1の動力を走行負荷4及び荷役負荷7の駆動に必要な動力よりも大きくすることによりエンジン1の余剰動力を発生させ、この余剰動力により走行モータ21、荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて電力を発生してバッテリ10に蓄えることができると共に、この蓄えられた電力をこれら走行モータ21、荷役モータ6及びモータとして作動される際の荷役側発電機8で共用することができる。したがって、エネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトが得られる。
さらに、エンジン1の始動時にバッテリ10により電力を走行モータ21に供給して、または荷役モータ6及び荷役側発電機8に供給して作動させることにより、第1の出力軸1aまたは第2の出力軸1bを介してエンジン1を始動することができる。なお、走行モータ21及び荷役モータ6及び荷役側発電機8を共に用いてエンジン1を始動することもできる。したがって、エンジン1を始動させるための専用のスタータを設ける必要がなくなる。
実施の形態3.
図9に、この発明の実施の形態3に係るハイブリッド型フォークリフトの構成を示す。このフォークリフトは、図8に示す実施の形態2に係るハイブリッド型フォークリフトにおいて、エンジン1の第1の出力軸1aと走行モータ21との間にクラッチ31を配置したものである。すなわち、エンジン1の第1の出力軸1aにクラッチ31を介して走行モータ21の回転軸の一端部が接続されており、このクラッチ31によりエンジン1と走行モータ21との間の接続/切り離しを行なうことができる。
クラッチ31でエンジン1と走行モータ21との間を接続して動力の伝達を可能にすることにより、上述の実施の形態2と同様に、走行負荷4を、第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力のみ、または第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力と走行モータ21の動力との合算の動力により駆動することができ、また、第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力の余剰分により走行モータ21が発電手段として発電してバッテリ10を充電することができ、これにより実施の形態2と同様の効果が得られる。
加えて、この実施の形態3では、バッテリ10に十分な電力が蓄えられている場合や、走行負荷4が小さい場合などに、クラッチ31でエンジン1と走行モータ21との間を切り離して動力の伝達を遮断することにより、エンジン1を停止させると共にバッテリ10により電力を走行モータ21に供給して作動させ、この走行モータ21の動力のみにより走行負荷4を駆動することができる。すなわち、バッテリ10の電力のみにより荷役モータ6及び走行モータ21を作動させて荷役作業及び走行を行うEVモードが可能となって、エンジン1を停止させて荷役負荷7及び走行負荷4を駆動することにより排ガスの発生をより効果的に防止することができる。
また、クラッチ31でエンジン1と走行モータ21との間を切り離して動力の伝達を遮断した状態で、走行モータ21を駆動制御することにより、トルクコンバータ2がなくても発進することができるため、図10に示されるように、トルクコンバータ2を省略することもでき、その場合、部品点数を低減できるだけでなく、坂道停止が可能となると共に走行回生及びアクセルオフブレーキ等をより効果的に行うことができる。
なお、クラッチ31として電磁クラッチを用いることができる。この場合には、エンジン1の始動時に、クラッチ31によりエンジン1と走行モータ21との間を接続した状態で、バッテリ10から走行モータ21に電力を供給してこの走行モータ21を作動させることにより、クラッチ31及び第1の出力軸1aを介してエンジン1を始動することができる。なお、走行モータ21の代わりに、荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて、あるいは走行モータ21及び荷役モータ6及び荷役側発電機8を共に用いてエンジン1を始動することもできる。したがって、エンジン1を始動させるための専用のスタータを設ける必要がなくなる。
また、クラッチ31として、エンジン1の第1の出力軸1aから走行モータ21の方向には動力を伝達し、走行モータ21からエンジン1の第1の出力軸1aの方向には動力を伝達しないようにエンジン1の第1の出力軸1aと走行モータ21との間を接続するワンウェイクラッチを用いれば、クラッチ31の制御を行うことなく同様の効果が得られる。
実施の形態4.
図11に、この発明の実施の形態4に係るハイブリッド型フォークリフトの構成を示す。このフォークリフトは、図8に示す実施の形態2に係るハイブリッド型フォークリフトにおいて、エンジン1の第1の出力軸1aに接続される走行用動力分割機構41を備え、この走行用動力分割機構41を介して走行モータ21をエンジン1の第1の出力軸1aに接続したものである。
走行用動力分割機構41は、荷役用動力分割機構5と同様の構成を有する遊星歯車装置からなり、その第1出力端としての回転軸41aに走行モータ21の回転軸の一端部が接続され、走行モータ21の回転軸の他端部に変速機3を介して走行負荷4が接続されている。また、走行用動力分割機構41の第2出力端としての回転軸41bには、走行側発電機42が接続されている。ここで、走行側発電機42は、走行モータ21、荷役モータ6及び荷役側発電機8と同様に、発電機インバータ43を介してバッテリ10に電気的に接続されている。また、バッテリ10から発電機インバータ43を介して走行側発電機42に電力を供給することによりこの走行側発電機42をモータとして作動させることができる。
なお、実施の形態4において走行モータ21と変速機3との間に配置されていたトルクコンバータが省略されている。
エンジン1を作動させると、エンジン1の動力が第1の出力軸1aと第2の出力軸1bとにそれぞれ出力され、第1の出力軸1aに出力されたエンジン1の動力は走行用動力分割機構41を介してその第1及び第2出力端としての回転軸41a及び41bに分割されて出力される。ここで、第1出力端としての回転軸41aに出力されたエンジン1の動力が走行モータ21の回転軸及び変速機3を介して走行負荷4に機械的に伝達されることによりこの走行負荷4が駆動されると共に、第2出力端としての回転軸41bに出力されたエンジン1の動力により走行側発電機42が駆動され、この走行側発電機42により発生された電力が発電機インバータ43を介してバッテリ10に蓄えられる。
また、エンジン1を作動させると共にバッテリ10から走行インバータ22を介して走行モータ21に電力を供給して作動させることにより、走行負荷4を、回転軸41aに出力されたエンジン1の動力と走行モータ21の動力との合算により駆動することもできる。
また、エンジン1を停止させると共にバッテリ10から走行インバータ22を介して走行モータ21に電力を供給して作動させることにより、走行負荷4を走行モータ21の動力のみにより駆動することもできる。なお、このとき走行側発電機42が逆回転することで、エンジン1の停止状態が維持される。
また、回転軸41aに出力されるエンジン1の動力に余剰動力が発生すると、この余剰動力により走行モータ21が発電手段として作動されて電力を発生し、この電力が走行インバータ22を介してバッテリ10に蓄えられる。
なお、上述の実施の形態2と同様に、荷役負荷7を、エンジン1の動力及び荷役モータ6の動力の少なくとも一方により駆動することができ、また、第2の出力軸1bに出力されるエンジン1の動力の余剰分により荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて発電してバッテリ10を充電することができる。
また、この実施の形態4では、エンジン1の第2の出力軸1bに接続された荷役用動力分割機構5の回転軸5aに荷役モータ6の回転軸を介して荷役負荷7が接続されると共に回転軸5bに荷役側発電機8が接続され、エンジン1の第2の出力軸1aに接続された走行用動力分割機構41の回転軸41aに走行モータ21の回転軸を介して走行負荷4が接続されると共に回転軸41bに走行側発電機42が接続されている。そのため、エンジン1を図5に示したような最小燃費曲線上の動作点で運転する、すなわち最小燃費曲線上に沿って運転し、第1の出力軸1a及び第2の出力軸1bにそれぞれ出力されるエンジン1の動力が足りないときは、走行モータ21とエンジン1との合算の動力により走行負荷4を、荷役モータ6とエンジン1との合算の動力により荷役負荷7を駆動すると共に、第1の出力軸1a及び第2の出力軸1bにそれぞれ出力されるエンジン1の動力が余るときは、走行モータ21及び走行側発電機42、荷役モータ6及び荷役側発電機8がこのエンジン1の動力の余剰分により電力を発生することができる。
なお、この実施の形態4では、荷役モータ6、荷役側発電機8及び走行モータ21だけでなく走行側発電機42も、上述の実施の形態3と同様に図6のコントローラ16により駆動制御される。
以上のように、エンジン1を燃費が最小となる最適な動作状態で運転することができるため、優れたエネルギー効率を有するハイブリッド型フォークリフトを実現することが可能となる。
また、上述の実施の形態2と同様に、荷役負荷7及び走行負荷4をそれぞれエンジン1の動力により直接に駆動することができるため大動力の取り出しが可能であり、また、荷役負荷7及び走行負荷4をそれぞれ対応するモータ6及び21とエンジン1の合算の動力により駆動することができるため、荷役作業及び走行の双方に対してさらに大きな動力を取り出すこともでき、エンジン1単体の出力を低減することもできる。
また、荷役用動力分割機構5の回転軸5a及び5bにそれぞれ接続された荷役モータ6及び荷役側発電機8や、走行用動力分割機構41の回転軸41a及び41bにそれぞれ接続された走行モータ21及び走行側発電機42を制御することにより、エンジン1の回転数にかかわらず荷役負荷7及び走行負荷4の回転数を任意に制御することができ、これにより走行負荷4と荷役負荷7とを独立して制御することが可能であり、操作性が向上する。
また、荷役用動力分割機構5、荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて、走行中であっても荷役負荷7である油圧ポンプを停止させることができるため、無駄な油圧損失の発生を未然に回避することができる。
また、バッテリ10に十分な電力が蓄えられている場合や、走行負荷4が小さい場合などに、エンジン1を停止させてバッテリ10の電力のみにより荷役モータ6及び走行モータ21を作動させて荷役負荷7及び走行負荷10を駆動するEVモードが可能となって、排ガスの発生を防止することができ、特に屋内等において有効に用いることができる。
また、走行用動力分割機構41と走行負荷4との間に走行モータ21がその回転軸を介して接続されているので、走行減速時に走行モータ21を発電手段として作動させて発電することにより走行エネルギーの回生を行うことができ、また、走行用のアクセルペダルを離すことで自動的に減速するアクセルオフブレーキ及び坂道停止も可能となる。
また、エンジン1の動力を走行負荷4及び荷役負荷7の駆動に必要な動力よりも大きくすることによりエンジン1の余剰動力を発生させ、この余剰動力により走行モータ21、走行側発電機42、荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて電力を発生してバッテリ10に蓄えることができると共に、この蓄えられた電力をこれら走行モータ21及び荷役モータ6で共用することができる。したがって、エネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトが得られる。
さらに、エンジン1の始動時にバッテリ10により電力を走行モータ21及び走行側発電機42に供給して、または荷役モータ6及び荷役側発電機8に供給して作動させることにより、第1の出力軸1aまたは第2の出力軸1bを介してエンジン1を始動することができる。なお、これら走行モータ21、走行側発電機42、荷役モータ6及び荷役側発電機8を共に用いてエンジン1を始動することもできる。したがって、エンジン1を始動させるための専用のスタータを設ける必要がなくなる。
なお、走行モータ21と走行負荷4との間に変速機3を配置する代わりに、荷役用動力分割機構5の第1出力端としての回転軸41aと走行モータ21との間に変速機3を配置することもできる。
実施の形態5.
図12に、この発明の実施の形態5に係るハイブリッド型フォークリフトの構成を示す。このフォークリフトは、図1に示す実施の形態1に係るハイブリッド型フォークリフトにおいて、エンジン1が第1の出力軸1aのみを有し、この第1の出力軸1aに荷役用動力分割機構5を介して荷役負荷7及び荷役側発電機8を接続すると共に、走行負荷4を駆動するための走行モータ51を備え、バッテリ10により電力を走行モータ51に供給して作動させることにより走行負荷4を駆動するものである。この走行モータ51は、発電手段として兼用されると共に荷役モータ6及び荷役側発電機8と同様に、走行インバータ52を介してバッテリ10に電気的に接続されており、走行モータ51には減速機53を介して走行負荷4が接続されている。
バッテリ10に蓄えられた電力を走行インバータ52を介して走行モータ51に供給して作動させることにより、走行モータ51の動力が減速機53を介して走行負荷4に機械的に伝達され、走行負荷4が駆動される。
なお、上述の実施の形態1と同様に、荷役負荷7を第1の出力軸1aに出力されたエンジン1の動力及び荷役モータ6の動力の少なくとも一方により駆動することができ、また、第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力の余剰分により荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて発電してバッテリ10を充電することができる。
また、この実施の形態5では、走行負荷4がエンジン1に直結されているのではなく、バッテリ10から供給される電力で作動する走行モータ51により駆動されると共に、エンジン1の第1の出力軸1aに接続された荷役用動力分割機構5の第1出力端に荷役モータ6の回転軸を介して荷役負荷7が接続されると共に第2出力端に荷役側発電機8が接続されている。そのため、エンジン1を図5に示したような最小燃費曲線上の動作点で運転する、すなわち最小燃費曲線上に沿って運転し、第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力が荷役負荷7に対して足りないときは、荷役モータ6とエンジン1との合算の動力により荷役負荷7を駆動すると共に、第1の出力軸1aに出力されるエンジン1の動力が余るときは、荷役モータ6及び荷役側発電機8がこのエンジンの動力の余剰分により電力を発生することができる。
なお、走行モータ51が、上述の実施の形態1と同様に図6のコントローラ16により駆動制御される。
以上のように、エンジン1を燃費が最小となる最適な動作状態で運転することができるため、エネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトを実現することが可能となる。
また、荷役負荷7をエンジン1の動力により直接に駆動することができるため、大動力の取り出しが可能である。また、エンジン1の動力と荷役モータ6の動力との合算により荷役負荷7を駆動できるため、さらに大きな動力を取り出すこともでき、エンジン1単体の出力を低減することもできる。
また、荷役負荷7は荷役用動力分割機構5を介してエンジン1に接続され、走行負荷4はバッテリ10により電力を供給されて作動される走行モータ51により駆動されるため、エンジン1の回転数にかかわらず、走行負荷4の回転数を任意に制御することができ、これにより走行負荷4と荷役負荷7とを独立して制御することが可能であり、操作性が向上する。
また、走行中であっても荷役負荷7である油圧ポンプを停止させることができるため、無駄な油圧損失の発生を未然に回避することができる。
また、バッテリ10に十分な電力が蓄えられている場合や、荷役負荷7及び走行負荷4が小さい場合などに、エンジン1を停止させてバッテリ10の電力のみにより荷役モータ6及び走行モータ51を作動させて荷役負荷7及び走行負荷10を駆動するEVモードが可能となって、排ガスの発生を防止することができ、特に屋内等において有効に用いることができる。
また、走行負荷4に走行モータ51がその回転軸を介して接続されているので、走行減速時に走行モータ51を発電手段として作動させて発電することにより、走行エネルギーの回生を効果的に行うことができると共に、走行用のアクセルペダルを離すことで自動的に減速するアクセルオフブレーキや坂道停止も可能となる。
また、エンジン1の出力を荷役負荷7の駆動に必要な動力よりも大きくすることによりエンジン1の余剰動力を発生させ、この余剰動力により荷役モータ6及び荷役側発電機8を用いて電力を発生してバッテリ10に蓄えることができると共に、この蓄えられた電力を荷役モータ6、走行モータ51、モータとして作動される際の荷役側発電機8で共用することができる。したがって、エネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトが得られる。
また、エンジン1の始動時にバッテリ10により電力を荷役モータ6及び荷役側発電機8に供給して作動させることにより、第1の出力軸1aを介してエンジン1を始動することができる。したがって、エンジン1を始動させるための専用のスタータを設ける必要がなくなる。
さらに、この実施の形態5では、走行負荷4がバッテリ10により電力を供給されて作動される走行モータ51により駆動されるため、前後進切替機構やトルクコンバータを設ける必要がなく、したがって部品点数を低減できる。
また、エンジン1を図13に示す最小燃費曲線上の任意の動作点、すなわち任意の回転数Ne及びトルクTeで運転することにより、燃費が最小となり、エネルギー効率の優れたフォークリフトを実現することができるが、この実施の形態4では、この最小燃費曲線上でも最も効率のよい動作点A(回転数Nea,トルクTea)で運転することにより、さらにエネルギー効率を向上させることができる。例えば、バッテリ10に十分な電力が蓄えられているときは、荷役側発電機8及び荷役モータ6の出力をバランスさせることによりエンジン1を常にこの動作点Aで運転するように構成することもできる。
また、バッテリ10の充電量の変動を抑えるようにエンジン1の動作点を最小燃費曲線上の原点Oと点Aとの間の領域Z1で変化させて運転すれば、バッテリ10の長寿命化を達成することができる。また、エンジン1を点A以降の領域Z2で運転すれば高出力を得ることができる。
なお、上述の実施の形態1〜5では、リングギヤ14に連結された回転軸5aを第1出力端として用いていたが、その代わりに、リングギヤ14が荷役用動力分割機構5の第1出力端として用いられる外歯を有すると共に、外歯歯車からなり且つリングギヤ14の外歯に噛合する回転取出用歯車を設け、この回転取出用歯車の回転軸に荷役モータ6の回転軸を介して荷役負荷7を接続しても、リングギヤ14に伝達されたエンジン1の動力を荷役モータ6を介して荷役負荷7に機械的に伝達してこの荷役負荷7を駆動することができ、実施の形態1〜5と同様の効果が得られる。同様に、実施の形態4における走行用動力分割機構41についてもこのような構成にすることができる。
また、実施の形態1〜5における荷役用動力分割機構5では、サンギヤ12に荷役側発電機8が、リングギヤ14に荷役負荷7がそれぞれ接続されていたが、これとは反対に、サンギヤ12に荷役負荷7が、リングギヤ14に荷役側発電機8がそれぞれ接続されていてもよい。実施の形態4における走行用動力分割機構41の走行負荷4と走行側発電機42についても同様である。
また、上述の実施の形態1〜5において、3つのプラネタリーギヤ13を有する遊星歯車装置の代わりに、2つ以下、あるいは4つ以上のプラネタリーギヤを有する遊星歯車装置を荷役用動力分割機構5及び走行用動力分割機構41として用いることもできる。
また、荷役用動力分割機構5及び走行用動力分割機構41として、遊星歯車装置を用いる代わりに、差動歯車装置(ディファレンシャルギヤ)等を用いることもできる。ここで、双方の動力分割機構5及び41を差動歯車装置等から構成することもできるし、また、一方を遊星歯車装置から、他方を差動歯車装置等から構成することもできる。
なお、上述の実施の形態1〜5において、荷役負荷7として用いられる油圧ポンプとして、可変容量型のポンプを用いれば、荷役負荷7の回転軸に与えられるトルクに対して回転数をある範囲で変更することが可能であり、したがって、エンジン1をより高効率の動作状態で運転することができ、さらにエネルギー効率の優れたハイブリッド型フォークリフトが得られる。
また、実施の形態1〜5において、燃費が最小となる最適な動作状態の代わりに、エンジン1の排気中のNOが最小となる、またはエンジン1で生じる音が最小となるような最適な動作状態を目標にして、エンジン1を運転することもできる。
この発明の実施の形態1に係るハイブリッド型フォークリフトを示すブロック図である。 実施の形態1における動力分割機構近傍の構造を示す断面図である。 実施の形態1における動力分割機構の構造を示す正面図である。 実施の形態1における動力分割機構の各入出力端の回転数の関係を示す共線図である。 燃費が最小となるエンジン回転数とエンジントルクの関係を示すグラフである。 実施の形態1におけるモータ制御系を示すブロック図である。 実施の形態1におけるエンジン停止時の動力分割機構の各入出力端の回転数の関係を示す共線図である。 この発明の実施の形態2に係るハイブリッド型フォークリフトを示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係るハイブリッド型フォークリフトを示すブロック図である。 実施の形態3の変形例に係るハイブリッド型フォークリフトを示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係るハイブリッド型フォークリフトを示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係るハイブリッド型フォークリフトを示すブロック図である。 燃費が最小となるエンジン回転数とエンジントルクの関係を示すグラフである。
符号の説明
1 エンジン、1a 第1の出力軸、1b 第2の出力軸、2 トルクコンバータ、3 変速機、4 走行負荷、5 荷役用動力分割機構、5a,5b,15a,41a,41b 回転軸、6 荷役モータ、7 荷役負荷、8 荷役側発電機、9 荷役インバータ、10 バッテリ、11,43 発電機インバータ、12 サンギヤ、13 プラネタリーギヤ、14 リングギヤ、15 キャリア、16 コントローラ、17 減算器、21,51 走行モータ、22,52 走行インバータ、31 クラッチ、41 走行用動力分割機構、42 走行側発電機、53 減速機。

Claims (8)

  1. 第1の出力軸及び第2の出力軸を有するエンジンと、
    前記エンジンの第1の出力軸に接続されると共に走行を行うための走行負荷と、
    前記エンジンの第2の出力軸に接続されると共にこの第2の出力軸に出力される前記エンジンの動力を第1出力端と第2出力端とに分割して出力する荷役用動力分割機構と、
    前記荷役用動力分割機構の第1出力端に接続されると共に発電手段として兼用される荷役モータと、
    前記荷役用動力分割機構の第1出力端に前記荷役モータの回転軸を介して接続されると共に荷役作業を行うための荷役負荷と、
    前記荷役用動力分割機構の第2出力端に接続される荷役側発電機と、
    前記荷役モータ及び前記荷役側発電機で発生された電力を蓄えると共に必要に応じて前記荷役モータに電力を供給して作動させるバッテリと
    を備え、前記荷役負荷は、前記エンジンの動力及び前記荷役モータの動力の少なくとも一方によって駆動されることを特徴とするハイブリッド型フォークリフト。
  2. 前記エンジンの第1の出力軸に接続されると共に発電手段として兼用される走行モータをさらに備え、前記走行負荷は前記走行モータの回転軸を介して前記エンジンの第1の出力軸に接続され、前記走行モータは前記バッテリから必要に応じて電力を供給されて作動されると共にこの走行モータが発電手段として発生した電力は前記バッテリに蓄えられ、前記走行負荷は、前記エンジンの動力及び前記走行モータの動力の少なくとも一方によって駆動される請求項1に記載のハイブリッド型フォークリフト。
  3. 前記エンジンの第1の出力軸と前記走行モータとの間に配設されたクラッチをさらに備え、前記クラッチで前記エンジンの第1の出力軸と前記走行モータとを切り離すことにより、前記走行負荷は、前記走行モータの動力のみによって駆動される請求項2に記載のハイブリッド型フォークリフト。
  4. 前記エンジンの第1の出力軸に接続されると共にこの第1の出力軸に出力される前記エンジンの動力を第1出力端と第2出力端とに分割して出力する走行用動力分割機構と、前記走行用動力分割機構の第2出力端に接続されると共に発生した電力が前記バッテリに蓄えられる走行側発電機とをさらに備え、前記走行用動力分割機構の第1出力端に前記走行モータの回転軸を介して前記走行負荷が接続され、前記走行負荷は、前記エンジンの動力及び前記走行モータの動力の少なくとも一方によって駆動される請求項2に記載のハイブリッド型フォークリフト。
  5. エンジンと、
    前記エンジンに接続されると共に前記エンジンの動力を第1出力端と第2出力端とに分割して出力する動力分割機構と、
    前記動力分割機構の第1出力端に接続されると共に発電手段として兼用される荷役モータと、
    前記動力分割機構の第1出力端に前記荷役モータの回転軸を介して接続されると共に荷役作業を行うための荷役負荷と、
    前記動力分割機構の第2出力端に接続される発電機と、
    走行モータと、
    前記走行モータに接続されると共に走行を行うための走行負荷と、
    前記荷役モータ及び前記発電機で発生された電力を蓄えると共に必要に応じて前記荷役モータ及び前記走行モータに電力を供給して作動させるバッテリと
    を備え、前記荷役負荷は、前記エンジンの動力及び前記荷役モータの動力の少なくとも一方によって駆動され、前記走行負荷は、前記走行モータの動力のみによって駆動されることを特徴とするハイブリッド型フォークリフト。
  6. 前記動力分割機構は、遊星歯車装置を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のハイブリッド型フォークリフト。
  7. 前記遊星歯車装置は、第2出力端を有するサンギヤと、それぞれ前記サンギヤに噛合し且つ入力端を有するキャリアにより互いに連結された複数のプラネタリーギヤと、前記複数のプラネタリーギヤに噛合し且つ第1出力端を有するリングギヤとを有し、前記入力端に前記エンジンからの動力が伝達される請求項6に記載のハイブリッド型フォークリフト。
  8. 前記動力分割機構は、差動歯車装置を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のハイブリッド型フォークリフト。
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