JP2006269242A - リチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池 - Google Patents

リチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】 リチウム二次電池用負極において、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層が負極集電体に充分に密着されるようにし、リチウム二次電池におけるサイクル寿命を向上させる。
【解決手段】 リチウム二次電池の負極11として、金属箔からなる負極集電体11aの上にLiと反応しない導電性中間層11bを気相から原料を供給して堆積させて形成すると共に、この導電性中間層の上にケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層11cを形成し、この状態でこれらを非酸化性雰囲気中で焼結させたものを用いた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池に係り、特に、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質を用いたリチウム二次電池用負極を改善して、リチウム二次電池におけるサイクル寿命を向上させるようにした点に特徴を有するものである。
近年、高出力,高エネルギー密度の新型二次電池として、非水電解液を用い、リチウムイオンを正極と負極との間で移動させて充放電を行うようにしたリチウム二次電池が利用されるようになった。
ここで、このようなリチウム二次電池においては、その負極の1つとして、負極活物質にリチウムと合金化する材料を用い、この負極活物質を負極集電体に付与させたものが使用されている。
しかし、このように負極活物質としてリチウムと合金化する材料を用いたリチウム二次電池を充放電させた場合、リチウムを吸蔵・放出する際に、この負極活物質の体積が膨張・収縮し、これにより負極活物質が微粉化したり、負極活物質が集電体から剥離したりして、負極における集電性が低下し、リチウム二次電池の充放電サイクル特性が低下するという問題があった。特に、リチウム二次電池の容量を高めるために、リチウムと合金化する材料として、リチウムを吸蔵・放出する能力が大きいケイ素及び/又はケイ素合金を使用した場合、この負極活物質の体積の膨張・収縮が大きくなり、充放電サイクル特性が大きく低下するという問題があった。
そして、近年においては、リチウム二次電池用負極として、表面粗さRaが0.2μm以上である導電性金属箔からなる負極集電体の表面上に、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質を用いた混合物の層を非酸化性雰囲気下で焼結させたものを使用し、上記の混合物の層と負極集電体との密着性を高めて、リチウム二次電池における充放電サイクル特性を向上させるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、上記のようなリチウム二次電池用負極を用いた場合においても、上記のケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質を用いた混合物の層と負極集電体との密着力が必ずしも充分であるとはいえず、依然として、リチウム二次電池における充放電サイクル特性を充分に向上させることは困難であった。
さらに、近年においては、ケイ素等のリチウムを吸蔵・放出する負極活物質からなる薄膜を中間層を介して負極集電体の上に設けたリチウム二次電池用負極(例えば、特許文献2,3参照。)や、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質と第1のバインダーとを含む負極合剤層と金属箔集電体との間に、第2のバインダーと導電性粒子とを含む導電性中間層を設け、これらを非酸化性雰囲気下で焼結させたリチウム二次電池用負極(例えば、特許文献4参照。)が提案されている。
しかし、これらのリチウム二次電池用負極においても、中間層と負極活物質の層との密着性と、中間層と負極集電体との密着性とを必ずしも充分に向上させることはできず、依然として、リチウム二次電池における充放電サイクル特性を充分に向上させることは困難であった。
特開2002−260637号 特開2002−373644号 国際公開WO01/031724号 特開2004−288520号
本発明は、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質を用いたリチウム二次電池用負極において、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層が負極集電体に充分に密着され、リチウム二次電池を充放電させた場合にも、この負極合剤層が負極集電体から剥離するのを防止し、リチウム二次電池におけるサイクル寿命を向上させることを課題とするものである。
本発明におけるリチウム二次電池用負極においては、上記のような課題を解決するため、金属箔からなる負極集電体の上に、Liと反応しない導電性中間層を介してケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層が形成されたリチウム二次電池用負極において、前記の導電性中間層を気相から原料を供給して負極集電体の上に堆積させて形成すると共に、前記の負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成させた状態で、非酸化性雰囲気中で焼結させるようにしたのである。
そして、本発明のように、導電性中間層を気相から原料を供給して上記の負極集電体の上に堆積させて形成すると、この導電性中間層の形成時に、負極集電体の成分が導電性中間層内に拡散して合金層が形成され、負極集電体と導電性中間層との間の密着性が充分に向上されるようになる。
また、本発明のように、負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成させた状態で、これらを非酸化性雰囲気中において焼結させると、焼結時に負極合剤層におけるバインダーと導電性中間層の構成材料とが反応して、負極合剤層と導電性中間層との密着性が充分に向上し、負極合剤層が導電性中間層を介して負極集電体に強固に密着されるようになり、負極合剤層が負極集電体から剥離するのが充分に抑制されるようになる。
ここで、本発明において使用する上記の負極集電体としては、その表面粗さRaが0.2μm以上のものを用いることが好ましい。このように表面粗さRaが0.2μm以上の負極集電体を用い、この負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成させると、この負極集電体と導電性中間層との密着性が向上すると共に、上記の負極合剤層におけるバインダーによるアンカー効果が大きく得られて、導電性中間層と負極合剤層との密着性が大きく向上する。さらに、上記のように非酸化性雰囲気中で焼結させることにより、負極合剤層におけるバインダーが導電性中間層に作用し、より一層密着性が向上するようになる。
ここで、上記のように表面粗さRaが0.2μm以上になった負極集電体を得るにあたっては、この負極集電体の表面を粗面化処理させるようにする。
そして、このような粗面化処理の方法としては、例えば、めっき法、気相成長法、エッチング法、研磨法等を用いることができる。
ここで、めっき法としては、電解めっき法や無電解めっき法を用いることができる。また、気相成長法としては、スパッタリング法、CVD法、蒸着法等を用いることができる。また、エッチング法としては、物理的エッチング法や化学的エッチング法を用いることができる。また、研磨法としては、サンドペーパーによる研磨やブラスト法による研磨等を行うことができる。
また、この負極集電体の材料としては、例えば、銅、ニッケル、鉄、チタン、コバルト等の金属又はこれらの合金を用いることができ、特に、銅元素を含む金属箔を用いることが好ましく、更に好ましくは、銅箔又は銅合金箔を用いるようにする。また、上記の銅元素を含む金属箔としては、銅以外の金属元素から成る金属箔の表面に銅元素を含む層を形成したものであってもよい。
また、上記の負極集電体の厚みは特に限定されないが、通常、10μm〜100μmの範囲のものが使用される。
また、上記の負極集電体の表面粗さRaの上限も特に限定されるものではないが、負極集電体の厚みが10μm〜100μmの範囲にあることが好ましいので、実質的には表面粗さRaの上限は10μm以下になる。
また、上記の負極集電体としては、その表面粗さRaと局部山頂の平均間隔Sとが100Ra≧Sの関係を有することが好ましい。ここで、表面粗さRa及び局部山頂の平均間隔Sは、日本工業規格(JIS B 0601−1994)に規定されるものであり、例えば、表面粗さ計により測定することができる。
また、上記のような負極集電体の上に導電性中間層を気相から原料を供給して堆積させるにあたっては、例えば、CVD法、スパッタリング法、蒸着法等を用いることができる。
ここで、上記の導電性中間層を構成する材料は、前記のようにLiと反応しない導電性の材料であればよいが、上記のように負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成させた状態で、非酸化性雰囲気中で焼結させた場合に、上記の負極合剤層におけるバインダーに作用して、導電性中間層と負極合剤層との密着性をさらに向上させるためには、特に、Ti,Ta,Mo及びWから選択される金属並びにこれらの金属の酸化物,窒化物及び炭化物から選択される少なくとも1種を用いることが好ましい。なお、これらの材料以外にも,例えば、Mg,Cr,Zr,Co及びNiから選ばれる少なくとも一種の金属又はこの金属を主成分とする合金や、これらの金属の酸化物、窒化物及び炭化物を用いることもできる。
また、上記の導電性中間層の厚みも特に限定されないが、通常0.01〜1μmの範囲になるようにする。なお、この導電性中間層は必ずしも負極集電体の表面を完全に覆う必要はなく、負極集電体の表面に導電性中間層が存在しない部分があってもよい。
また、上記の導電性中間層の上に、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層を形成するにあたり、この負極合剤層の厚みXは、上記の負極集電体の厚みY及びその表面粗さRaに対して、5Y≧X、250Ra≧Xの条件を満たすことが好ましい。これは、負極合剤層の厚みXが5Yや250Raを超える場合、充放電反応時におけるこの負極合剤層の体積の膨張・収縮が大きくなり、負極集電体の表面に凹凸が形成されていても、この負極合剤層と導電性中間層との密着性を維持させることが困難になって、負極合剤層が導電性中間層から剥離しやすくなるためである。なお、負極合剤層の厚みXは特に限定されるものではないが、1000μm以下が好ましく、さらに好ましくは10μm〜100μmの範囲である。
また、この本発明において用いる負極活物質は、上記のようにケイ素及び/又はケイ素合金を含むものであればよく、ケイ素及び/又はケイ素合金以外に、リチウムと合金化する材料を含むものであってもよい。ここで、リチウムと合金化する材料としては、例えば、ゲルマニウム、錫、鉛、亜鉛、マグネシウム、ナトリウム、アルミニウム、ガリウム、インジウム及びこれらの合金等を用いることができる。但し、この負極における容量を高めるためには、負極活物質として上記のケイ素及び/又はケイ素合金だけを用いることが好ましい。
ここで、上記のケイ素合金としては、ケイ素と他の1種以上の元素と固溶体、ケイ素と他の1種以上の元素との金属間化合物、ケイ素と他の1種以上の元素との共晶合金等を用いることができる。また、このような合金の作製方法としては、アーク溶解法、液体急冷法、メカニカルアロイング法、スパッタリング法、化学気相成長法、焼成法等を用いることができる。
また、上記のケイ素及び/又はケイ素合金としては、その粒子の表面を金属等で被覆したものを用いることもできる。この場合、この粒子の表面を被覆する金属として、前記の導電性中間層と同じ金属又は金属化合物を用いると、前記の焼結時において、導電性中間層との結合性が向上して、負極合剤層と導電性中間層との密着性がさらに向上する。
また、上記の負極活物質の平均粒径は特に限定されないが、その粒径が小さくなるほど、負極活物質が微粉化したりするのが抑制されるため、100μm以下であることが好ましく、更に好ましくは50μm以下、最も好ましくは10μm以下である
また、上記の負極合剤層の導電性中間層に対する密着性を高めるためには、この負極合剤層に用いるバインダーとして、熱可塑性樹脂を用いることが好ましく、より好ましくはポリイミドを用いるようにする。
また、この負極合剤層中におけるバインダーの量が少ないと、負極合剤層中における負極活物質を充分に保持したり、負極合剤層と導電性中間層との密着性を充分に高めたりすることが困難になる一方、バインダーの量が多くなると、負極の抵抗が増大して初期の充電が困難になる。このため、負極合剤層中においてバインダーの占める体積を5%〜50%の範囲にすることが好ましい。
また、この負極合剤層における導電性を高めて、負極における集電性を高めるため、この負極合剤層中に導電性粉末を添加させることができる。ここで、この導電性粉末としては、上記の負極集電体や導電性中間層と同様の材質のものを用いることが好ましく、具体的には、銅、ニッケル、鉄、チタン、コバルト等の金属や、これらの合金や、これらの混合物を用いることができる。なお、負極合剤層に添加させる導電性粉末の平均粒径は特に限定されるものではないが、一般に100μm以下であることが好ましく、更に好ましくは50μm以下、最も好ましくは10μm以下のものを用いるようにする。
また、前記のように負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成させた状態で、非酸化性雰囲気中で焼結させるにあたり、焼結を行う前に、これを圧延させることが好ましい。このように負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成したものを圧延させると、負極合剤層の充填密度が向上して、負極合剤層中における負極活物質間の密着性が向上すると共に、負極集電体と導電性中間層との密着性や、導電性中間層と負極合剤層との密着性も向上する。
そして、前記のように負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とを形成させた状態で、非酸化性雰囲気中で焼結させるにあたっては、負極合剤層中におけるバインダーが導電性中間層に熱融着されて、充分なアンカー効果が得られるようにするため、バインダーのガラス転移温度より20℃以上高い温度で焼結させることが好ましい。但し、焼結させる温度が高くなりすぎて、上記のバインダーが完全に分解すると、負極合剤層中における負極活物質間の密着性や、負極合剤層と導電性中間層との密着性が大きく低減されるため、上記のバインダーが完全には分解してしまわない温度で焼結させることが必要となり、例えば、バインダーとして一般に使用されているポリイミドを用いる場合、ポリイミドが完全には分解してしまわない600℃以下で焼結させることが好ましい。
また、上記の負極集電体として銅箔を用いた場合において、焼結させる温度が高くなりすぎると、銅の結晶性が変化するなどにより、負極集電体の強度が大きく低下するため、好ましくは500℃以下で、さらに好ましくは450℃以下で焼結させるようにする。
また、前記のように負極合剤層と導電性中間層との密着性を高めるためには、バインダーのガラス転移温度より20℃以上高い温度で焼結させることが好ましいため、このように負極集電体に銅箔を用いた場合、バインダーとしては、ガラス転移温度が450℃以下のものを用いることが好ましい。
また、本発明におけるリチウム二次電池は、正極と負極と非水電解質とを備え、その負極に上記のリチウム二次電池用負極を用いるようにしている。
ここで、本発明のリチウム二次電池において使用する非水電解質は特に限定されず、一般に使用されているものを用いることかでき、例えば、非水系溶媒に溶質を溶解させた非水電解液や、ポリエチレンオキシド,ポリアクリロニトリル等のポリマー電解質に上記の非水電解液を含浸させたゲル状ポリマー電解質や、LiI,Li3N等の無機固体電解質を用いることができる。
また、上記の非水系溶媒についても特に限定されず、一般に使用されているものを用いることかでき、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート等の環状カーボネートと、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等の鎖状カーボネートとの混合溶媒や、環状カーボネートと1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン等のエーテル系溶媒との混合溶媒を使用することができる。
また、上記の溶質についても特に限定されず、一般に使用されているものを用いることができ、例えば、LiPF6,LiBF4,LiCF3SO3,LiN(CF3SO22,LiN(C25SO22,LiN(CF3SO2)(C49SO2),LiC(CF3SO23,LiC(C25SO23,LiAsF6,LiClO4,Li210Cl10,Li212Cl12や、これらの混合物等を用いることができる。
また、正極に使用する正極活物質についても特に限定されず、一般に使用されているものを用いることができ、例えば、LiCoO2,LiNiO2,LiMn24,LiMnO2,LiCo0.5Ni0.52,LiNi0.7Co0.2Mn0.12等のリチウム含有遷移金属酸化物や、MnO2などのリチウムを含有していない金属酸化物等を用いることができる。
本発明におけるリチウム二次電池用負極においては、前記のように金属箔からなる負極集電体の上に、Liと反応しない導電性中間層を気相から原料を供給して堆積させて形成したため、負極集電体の成分が導電性中間層内に拡散して合金層が形成され、負極集電体と導電性中間層との間の密着性が充分に向上されるようになった。また、この導電性中間層の上にケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層を形成させた後、これらを非酸化性雰囲気中で焼結させたため、焼結時に負極合剤層におけるバインダーと導電性中間層の構成材料とが反応して、負極合剤層と導電性中間層との密着性が充分に向上されるようになった。
この結果、本発明におけるリチウム二次電池用負極においては、負極合剤層が導電性中間層を介して負極集電体に強固に密着されるようになり、負極合剤層が負極集電体から剥離するのが充分に抑制されるようになった。
また、この発明におけるリチウム二次電池においては、上記のようなリチウム二次電池用負極を用いたため、このリチウム二次電池を充放電させた場合にも、上記の負極合剤層が負極集電体から剥離するのが充分に防止されるようになり、サイクル寿命に優れたリチウム二次電池が得られるようになった。
以下、この発明に係るリチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池について実施例を挙げて具体的に説明すると共に、この実施例に係るリチウム二次電池においてはサイクル寿命が向上することを、比較例を挙げて明らかにする。なお、本発明におけるリチウム二次電池用負極及びリチウム二次電池は下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
(実施例1)
実施例1においては、下記のようにして作製した負極と正極と非水電解液とを用いるようにした。
[負極の作製]
負極集電体として、表面粗さRaが0.5μmになった厚み35μmの電解銅箔を用いるようにした。そして、この負極集電体に対して、ターゲットにTiを使用し、高周波電力400W,アルゴンガス流量65sccm,ガス圧力2.0〜2.5×10-1Pa,形成時間75分間の条件でスパッタリングを行い、上記の負極集電体の上に膜厚が0.13μmになったTiの薄膜からなる導電性中間層を形成した。なお、この実施例においては、スパッタリング用の電力として高周波を供給するようにしたが、直流や直流パルスを供給してスパッタリングを行うことも可能である。
また、活物質に平均粒径3μmのケイ素粉末(純度99.9%)を用いると共にバインダーにガラス転移温度が190℃のポリイミドを使用し、上記の活物質81.8重量部に対して、バインダーのポリイミドを18.2重量部含む8.6重量%のN−メチルピロリドン溶液を混合させて、負極合剤のスラリーを調製した。
そして、この負極合剤のスラリーを、上記のように負極集電体の上に形成した導電性中間層の上に塗布し、これを乾燥させた後、25×30mmの長方形状に切り抜いて圧延させた後、これをアルゴン雰囲気中において400℃で10時間焼結させて、上記の負極集電体の上に上記の導電性中間層と負極合剤層とが形成された負極を作製した。なお、この負極の厚みは50μmであり、上記の負極合剤層の厚みは約15μmであり、負極集電体の表面粗さRaに対する負極合剤層の厚みの比は約30、負極集電体の厚みに対する負極合剤層の厚みの比は約0.43であった。また、この負極合剤層におけるポリイミドの密度は1.1g/cm3であり、ポリイミドの占める体積は負極合剤層の総体積の31.8%となっていた。
ここで、上記のようにして作製した負極11は、図1に示すように、負極集電体12aの凹凸状になった表面に導電性中間層12bが形成され、さらにこの導電性中間層12bの表面に、負極活物質12cとバインダー12cとを含有する負極合剤層12cが設けられた構造になっている。
[正極の作製]
正極活物質を作製するにあたり、Li2Co3とCoCo3とを用い、Li:Coの原子比が1:1になるように秤量して、これらを乳鉢で混合し、これを直径17mmの金型でプレスして加圧成形した後、これを空気中において、800℃の温度で24時間焼成してLiCoO2の焼成体を製造し、このLiCoO2の焼成体を乳鉢で粉砕して、平均粒径が20μmになったLiCoO2粉末からなる正極活物質を作製した。
そして、このLiCoO2粉末90重量部に対して、導電剤の人口黒鉛粉末5重量部と、結着剤のポリフッ化ビニリデンを5重量部含む5重量%のN−メチルピロリドン溶液を混合させて、正極合剤のスラリーを調製し、このスラリーを正極集電体であるアルミニウム箔の上に塗布し、これを乾燥させて圧延した後、これを20×20mmの大きさに切り抜いて、正極集電体の上に正極合剤層が形成された正極を作製した。
[非水電解液の作製]
非水電解液としては、エチレンカーボネートとジエチレンカーボネートを3:7の体積比で混合させた混合溶媒にLiPF6を1モル/リットル溶解させ、その総重量に対して0.4重量%のCO2を溶解させたものを用いるようにした。
そして、リチウム二次電池を作製するにあたっては、図2及び図3(A),(B)に示すように、上記のように正極集電体11aに正極合剤層11bが形成された正極11における正極集電体11aに正極集電タブ11cを取り付けると共に、上記のように負極集電体12aの上に導電性中間層12bと負極合剤層12cとが形成された負極12における負極集電体12aに負極集電タブ12dを取り付け、上記の正極11と負極12との間に多孔質ポリエチレンからなるセパレータ13を挟み込み、これをアルミニウムラミネートフィルムで構成された外装体14内に挿入させると共に、この外装体14内に上記の非水電解液を加え、その後、上記の正極集電タブ11cと負極集電タブ12dとを外部に取り出すようにして、上記の外装体14の開口部を封口させた。
(実施例2)
実施例2においては、上記の実施例1における負極の作製において、負極集電体の上に導電性中間層を形成するにあたり、ターゲットにTaを使用し、高周波電力400W,アルゴンガス流量65sccm,ガス圧力2.0〜2.5×10-1Pa,形成時間45分間の条件でスパッタリングを行い、上記の負極集電体の上に膜厚が0.10μmになったTaの薄膜からなる導電性中間層を形成するようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にしてリチウム二次電池を作製した。
(実施例3)
実施例3においては、上記の実施例1における負極の作製において、負極集電体の上に導電性中間層を形成するにあたり、ターゲットにTiを使用し、高周波電力400W,アルゴンガス流量65sccm,窒素ガス流量10sccm,ガス圧力2.0〜2.5×10-1Pa,形成時間150分間の条件でスパッタリングを行い、上記の負極集電体の上に膜厚が0.02μmになったTiNの薄膜からなる導電性中間層を形成するようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にしてリチウム二次電池を作製した。
(実施例4)
実施例4においては、上記の実施例1における負極の作製において、負極集電体の上に導電性中間層を形成するにあたり、ターゲットにTaを使用し、高周波電力400W,アルゴンガス流量65sccm,窒素ガス流量10sccm,ガス圧力2.0〜2.5×10-1Pa,形成時間180分間の条件でスパッタリングを行い、上記の負極集電体の上に膜厚が0.01μmになったTaNの薄膜からなる導電性中間層を形成するようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にしてリチウム二次電池を作製した。
(比較例1)
比較例1においては、上記の実施例1における負極の作製において、負極集電体の上に導電性中間層を設けないようにし、それ以外は、上記の実施例1の場合と同様にしてリチウム二次電池を作製した。
そして、上記のようにして作製した実施例1〜4及び比較例1の各リチウム二次電池を、それぞれ25℃の雰囲気中において、14mAの電流で4.2Vまで充電させた後、14mAの電流で2.75Vまで放電させ、これを1サイクルとして充放電を繰り返して行い、それぞれ放電容量が1サイクル目の放電容量の80%に低下するまでのサイクル数を求め、実施例3のリチウム二次電池におけるサイクル数を100とした指数で、各リチウム二次電池におけるサイクル寿命を求め、その結果を下記の表1に示した。
Figure 2006269242
この結果、負極集電体の上にLiと反応しないTiやTa等の導電性中間層を気相から原料を供給して堆積させて、負極集電体と負極合剤層との間に上記の導電性中間層を形成した実施例1〜4の各リチウム二次電池は、上記のような導電性中間層を形成していない比較例1のリチウム二次電池に比べて、サイクル寿命が向上していた。
(実施例5)
実施例5においては、上記の実施例3と同様にして、負極集電体の上に膜厚が0.02μmになったTiNの薄膜からなる導電性中間層を形成する一方、この導電性中間層の上に負極合剤のスラリーを塗布した後、アルゴン雰囲気中において焼結させる温度を600℃にして10時間焼結させるようにし、それ以外は、実施例3の場合と同様にしてリチウム二次電池を作製した。
(比較例2)
比較例2においては、上記の実施例3と同様にして、負極集電体の上に膜厚が0.02μmになったTiNの薄膜からなる導電性中間層を形成する一方、この導電性中間層の上に負極合剤のスラリーを塗布した後、これを焼結させないようにし、それ以外は、実施例3の場合と同様にしてリチウム二次電池を作製した。
そして、このようにして作製した実施例5及び比較例2の各リチウム二次電池についても、上記の場合と同様にして、放電容量が1サイクル目の放電容量の80%に低下するまでのサイクル数を求め、実施例3のリチウム二次電池におけるサイクル数を100とした指数で、各リチウム二次電池におけるサイクル寿命を求め、その結果を下記の表2に示した。
Figure 2006269242
この結果、導電性中間層の上に負極合剤のスラリーを塗布した後、これを非酸化性雰囲気中において焼結させた実施例3,5の各リチウム二次電池は、導電性中間層の上に負極合剤のスラリーを塗布した後、これを非酸化性雰囲気中において焼結させていない比較例2のリチウム二次電池に比べて、サイクル寿命が大幅に向上していた。
また、実施例3,5のリチウム二次電池を比較した場合、焼結させる温度を400℃にした実施例3のリチウム二次電池に比べて、焼結させる温度を600℃にした実施例5のリチウム二次電池のサイクル寿命が大きく低下していた。これは、前記のように焼結させる温度を600℃にすると、負極集電体に用いた銅箔の状態が変化すると共に、負極合剤層中におけるポリイミドからなるバインダーが分解されて、負極集電体に対する負極合剤層の密着性が低下したためであると考えられる。
(実施例6,7)
負極集電体として、実施例6においては、表面粗さRaが0.2μmになった厚み35μmの電解銅箔を、実施例7においては、表面粗さRaが0.17μmになった厚み35μmの電解銅箔を用いるようにした。
そして、これらの各負極集電体の上に、上記の実施例3の場合と同様にして、膜厚が0.02μmになったTiNの薄膜からなる導電性中間層を形成して、各リチウム二次電池を作製した。
そして、このようにして作製した実施例6,7の各リチウム二次電池についても、上記の場合と同様にして、放電容量が1サイクル目の放電容量の80%に低下するまでのサイクル数を求め、実施例3のリチウム二次電池におけるサイクル数を100とした指数で、各リチウム二次電池におけるサイクル寿命を求め、その結果を下記の表3に示した。
Figure 2006269242
この結果、表面粗さRaが0.2μm以上になった負極集電体を使用した実施例3,6の各リチウム二次電池は、表面粗さRaが0.2μm未満になった負極集電体を使用した実施例7のリチウム二次電池に比べて、サイクル寿命が向上していた。
この発明の実施例に係るリチウム二次電池用負極の構造を示した概略断面図である。 この発明の実施例に係るリチウム二次電池を示した概略斜視図である。 この発明の実施例に係るリチウム二次電池の内部構造を示した概略断面図である。
符号の説明
11 正極
11a 正極集電体
11b 正極合剤層
11c 正極集電タブ
12 負極
12a 負極集電体
12b 導電性中間層
12c 負極合剤層
12c 負極活物質
12c バインダー
12d 負極集電タブ
13 セパレータ
14 外装体

Claims (10)

  1. 金属箔からなる負極集電体の上に、Liと反応しない導電性中間層を介してケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質とバインダーとを含む負極合剤層が形成されたリチウム二次電池用負極において、前記の導電性中間層が気相から原料を供給して上記の負極集電体の上に堆積されて形成されると共に、前記の負極集電体の上に前記の導電性中間層と前記の合剤層とが形成された状態で非酸化性雰囲気中において焼結されてなることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  2. 請求項1に記載のリチウム二次電池用負極において、前記の導電性中間層が、Ti,Ta,Mo及びWから選択される金属並びにこれらの金属の酸化物,窒化物及び炭化物から選択される少なくとも1種で構成されていることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のリチウム二次電池用負極において、前記の負極合剤層中のバインダーが熱可塑性樹脂であることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極において、前記の負極合剤層中のバインダーがポリイミドであることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極において、前記負極集電体の表面粗さRaが0.2μm以上であることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  6. 請求項1〜4の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極において、前記負極集電体が、銅若しくは銅合金からなる金属箔又は表面に電解銅層若しくは電解銅合金層を設けた金属箔であることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極において、負極集電体の上に導電性中間層と負極合剤層とが形成されたものを非酸化性雰囲気中で焼結させる温度が、前記の合剤層中におけるバインダーのガラス転移温度より20℃以上高温であることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極において、前記の負極合剤層中におけるバインダーのガラス転移温度が450℃以下であることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極において、前記の負極活物質が、ケイ素及び/又はケイ素合金だけからなることを特徴とするリチウム二次電池用負極。
  10. 正極と負極と非水電解質とを備えたリチウム二次電池において、その負極に請求項1〜9の何れか1項に記載のリチウム二次電池用負極を用いたことを特徴とするリチウム二次電池。
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