JP2006267566A - 投射型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の空間光変調素子を有しカラー画像の表示を行う投射型画像表示装置において、装置構成を複雑化することなく、各空間光変調素子の相対位置を高精度に調整し、固定することができるようにする。
【解決手段】 空間光変調素子R,G,Bの少なくとも一と結像光学系14との間の光路上に、透明な平行平面板7,10,13を変調光の光軸に略直交させて配置し、この平行平面板7,10,13を保持する第1のホルダ15を、第2のホルダ16により、光軸に対して傾斜した回転軸回りに回転可能に保持させる。第1のホルダ15は、第2のホルダ16に対して回転軸回りに回転操作されることにより、平行平面板7,10,13を光軸に対して傾斜させ、変調光の光路を平行移動させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 空間光変調素子R,G,Bの少なくとも一と結像光学系14との間の光路上に、透明な平行平面板7,10,13を変調光の光軸に略直交させて配置し、この平行平面板7,10,13を保持する第1のホルダ15を、第2のホルダ16により、光軸に対して傾斜した回転軸回りに回転可能に保持させる。第1のホルダ15は、第2のホルダ16に対して回転軸回りに回転操作されることにより、平行平面板7,10,13を光軸に対して傾斜させ、変調光の光路を平行移動させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空間光変調素子に対する照明光をこの空間光変調素子によって変調し、この変調光を結像光学系を介してスクリーン上に結像させて画像を表示する投射型画像表示装置に関する。
近年、コンピュータ、通信、放送、情報記録メディア等に関する技術進展と並行して、これらにおいて扱われる画像情報を、大画面、かつ、高精細に表示する表示装置(ディスプレイ)ヘの要望が高まっている。そして、このような表示装置としては、投射型画像表示装置が提案されている。この投射型画像表示装置は、例えば、反射型液晶ライトバルブ(LCOS)の如き空間光変調素子に対する照明光をこの空間光変調素子によって変調し、この変調光を投射レンズ等の結像光学系を介してスクリーン上に拡大して結像させて、画像を表示するものである。このような投射型画像表示装置においては、空間光変調素子のピクセルごとに照明光が制御されることにより、照明光の光量や偏光状態についての変調が行われ、画像表示が行われる。
このような投射型画像表示装置において、カラー画像の表示を行うには、照明光を色分解し、各色光に対応された複数の空間光変調素子に照射し、これら空間光変調素子によって変調された各変調光を色合成して、結像光学系に入射させるようにしている。このような投射型画像表示装置において、装置内に空間光変調素子を固定するにあたっては、各空間光変調素子の相対的な位置関係を正確に調整することが重要である。
そのため、従来の投射型画像表示装置においては、特許文献1に記載されているように、空間光変調素子の位置調整を行った後に、この空間光変調素子の固定を行うようにしている。すなわち、この投射型画像表示装置においては、図6に示すように、色分解プリズム等を内蔵した光学ブロックに取付け用ブラケット101を接着しておき、一方、空間光変調素子102にも対応するブラケット103を装着しておき、この空間光変調素子102の位置調整(レジストレーション調整、あるいは、コンバーゼンス調整)を行う。そして、この位置調整の後に、半田付け、あるいは、紫外線硬化型接着材により、取付け用ブラケット101と対応するブラケット103との固定を行う。
空間光変調素子102は、この空間光変調素子102の位置調整中より、取付け用ブラケット101と対応するブラケット103との固定が完了するまでの間は、いわゆるマニュピレータなどの保持冶具によって保持される。
ところで、前述した従来の投射型液晶表示においては、以下のような問題がある。すなわち、空間光変調素子は画素がマトリクス状(縦画素×横画素)に配列された素子であり、位置調整の段階では、光学中心(表示画像の中心)近傍では、空間光変調素子の位置ずれ量を、0.1画素(ドット)ピッチ以下とすることが要求される。
そのため、6軸マニュピレータを用いて、画素の位置を確認しながら空間光変調素子の傾き及び位置の調整を行ったり、または、このマニュピレータを自動制御することにより、空間光変調素子の位置精度の向上が図られている。
また、空間光変調素子を保持するブラケットにマイクロモータを内蔵させ、このマイクロモータの駆動力により、減速ギアを介して、このブラケットの位置を制御することも行われている。しかし、このように空間光変調素子を保持するブラケットにマイクロモータを内蔵させることは、空間光変調素子が小型化された装置においては、極めて高精度なマイクロメカが必要となってしまい、装置構成の複雑化や、製造コストの高騰が招来される。
また、このようにして位置調整をいくら高精度に行っても、空間光変調素子を固定するための半田付けを行うときに、半田の収縮により、空間光変調素子の位置が微妙にずれてしまう虞れがある。そのため、半田の収縮による位置ずれ量を予め見込んで、本来の調整位置に対して所定量ずらした位置に調整することが行われるが、半田の収縮による位置ずれ量を正確に見込むことは困難である。また、投射型画像表示装置が発する熱による温度ドリフトにより、半田やブラケット自体が熱膨張を生ずるため、レジストレーションが微妙にずれる虞れがあった。
なお、各空間光変調素子の相対位置が、上下方向、または、左右方向に0.5画素ピッチ以上ずれている場合には、各画素に対する情報書き込み位置を1画素分早くしたり、または、遅くすることにより、相対位置のずれの影響を抑えることができる。例えば、1.3画素ピッチ分のずれがある場合、情報書き込み位置を1画素分ずらすことにより、実質的な相対位置のずれ量は、0.3画素ピッチ分ということになる。しかし、空間光変調素子の相対位置のずれ量が、0.5画素ピッチ分や1.5画素ピッチ分である場合には、情報書き込み位置を1画素分ずらしても、0.5画素ピッチ分のずれが残ることとなり、ずれ量をこれ以上小さくすることはできない。
そこで、本発明は、前述の実情に鑑みて提案されるものであって、複数の空間光変調素子を有しカラー画像の表示を行う投射型画像表示装置において、装置構成を複雑化することなく、各空間光変調素子の相対位置を高精度に調整し、固定することができるようになされた投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決し、前記目的を達成するため、本発明に係る投射型画像表示装置は、以下の構成を備えるものである。
〔構成1〕
光源から発せられる照明光により照明光学系を介して複数の空間光変調素子を照明しこれら照明光を空間光変調素子によって変調しこれら変調光を結像光学系を介してスクリーン上に結像させてカラー画像の表示を行う投射型画像表示装置において、空間光変調素子の少なくとも一と結像光学系との間の光路上に変調光の光軸に略直交して配置された透明な平行平面板と、平行平面板を保持する第1のホルダと、この第1のホルダを光軸に対して傾斜した回転軸回りに回転可能に保持する第2のホルダとを備え、第1のホルダは、第2のホルダに対して回転軸回りに回転操作されることにより、平行平面板を光軸に対して傾斜させ、変調光の光路を平行移動させることを特徴とするものである。
光源から発せられる照明光により照明光学系を介して複数の空間光変調素子を照明しこれら照明光を空間光変調素子によって変調しこれら変調光を結像光学系を介してスクリーン上に結像させてカラー画像の表示を行う投射型画像表示装置において、空間光変調素子の少なくとも一と結像光学系との間の光路上に変調光の光軸に略直交して配置された透明な平行平面板と、平行平面板を保持する第1のホルダと、この第1のホルダを光軸に対して傾斜した回転軸回りに回転可能に保持する第2のホルダとを備え、第1のホルダは、第2のホルダに対して回転軸回りに回転操作されることにより、平行平面板を光軸に対して傾斜させ、変調光の光路を平行移動させることを特徴とするものである。
この投射型画像表示装置においては、空間光変調素子の画像の位置を光学的にシフトさせることが容易に行え、かつ、複雑な部品構成からなる機構が不要であるので、装置構成を複雑化することなく、各空間光変調素子の相対位置を高精度に調整し、固定することができる。
本発明に係る投射型画像表示装置においては、第1のホルダは、第2のホルダに対して回転軸回りに回転操作されることにより、平行平面板を光軸に対して傾斜させ、変調光の光路を平行移動させることができる。
したがって、この投射型画像表示装置においては、空間光変調素子の画像の位置を光学的にシフトさせることが容易に行え、かつ、複雑な部品構成からなる機構が不要であり、装置構成を複雑化することなく、各空間光変調素子の相対位置を高精度に調整し、固定することができる。
すなわち、本発明は、複数の空間光変調素子を有しカラー画像の表示を行う投射型画像表示装置において、装置構成を複雑化することなく、各空間光変調素子の相対位置を高精度に調整し、固定することができるようになされた投射型画像表示装置を提供することができるものである。
以下、本発明に係る投射型画像表示装置の最良の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る投射型画像表示装置の構成を示す平面図である。
この投射型画像表示装置は、図1に示すように、空間光変調素子となる第1乃至第3の反射型液晶表示パネル(LCOS)R,G,Bを備え、これら反射型液晶表示パネルにより変調された変調光を合成し、スクリーンSに向けて投射するように構成されている。なお、この実施の形態において空間光変調素子として用いている反射型液晶ライトバルブは、高解像化に適した空間光変調素子である。
この投射型画像表示装置においては、光源1より発せられた照明光は、ミラー2を経て、クロスダイクロイックミラー3に入射される。光源としては、例えば、キセノンランプや超高圧水銀ランプ等の発光管が使用される。この照明光は、クロスダイクロイックミラー3において、赤色及び緑色光成分r,gと、青色光成分bとが互いに反対方向に反射されて分離される。
赤色及び緑色光成分r,gは、ミラー4を経て、ダイクロイックミラー5に入射される。この赤色及び緑色光成分r,gは、ダイクロイックミラー5において、緑色光成分gのみが反射されて、これら赤色光成分rと緑色光成分gとが分離される。
ダイクロイックミラー5を透過した赤色光成分rは、第1の偏光ビームスプリッタ6に入射し、この第1の偏光ビームスプリッタ6の偏光分離面6aにより直線偏光成分が反射され、λ/4(四分の一波長)板7を経て、第1の反射型液晶表示パネルRに入射する。この第1の反射型液晶表示パネルRにおいては、表示画像の赤成分に応じて液晶の配向が制御され、入射光が表示画像に応じて変調されて反射される。この第1の反射型液晶表示パネルRにより変調された反射光は、λ/4板7を経て、第1の偏光ビームスプリッタ6の偏光分離面6aを透過し、クロスダイクロイックプリズム8に入射する。
また、ダイクロイックミラー5により反射された緑色光成分gは、第2の偏光ビームスプリッタ9に入射し、この第2の偏光ビームスプリッタ9の偏光分離面9aにより直線偏光成分が反射され、λ/4板10を経て、第2の反射型液晶表示パネルGに入射する。この第2の反射型液晶表示パネルGにおいては、表示画像の緑成分に応じて液晶の配向が制御され、入射光が表示画像に応じて変調されて反射される。この第2の反射型液晶表示パネルGにより変調された反射光は、λ/4板10を経て、第2の偏光ビームスプリッタ9の偏光分離面9aを透過し、クロスダイクロイックプリズム8に入射する。
そして、クロスダイクロイックミラー3において分離された青色光成分bは、ミラー11を経て、第3の偏光ビームスプリッタ12に入射し、この第3の偏光ビームスプリッタ12の偏光分離面12aにより直線偏光成分が反射され、λ/4板13を経て、第3の反射型液晶表示パネルBに入射する。この第3の反射型液晶表示パネルBにおいては、表示画像の青成分に応じて液晶の配向が制御され、入射光が表示画像に応じて変調されて反射される。この第3の反射型液晶表示パネルBにより変調された反射光は、λ/4板13を経て、第3の偏光ビームスプリッタ12の偏光分離面12aを透過し、クロスダイクロイックプリズム8に入射する。
クロスダイクロイックプリズム8は、三角プリズムに波長選択性誘電体多層膜を形成しこれらを貼り合わせた構造のプリズムである。このクロスダイクロイックプリズム8は、赤色光を反射する反射面8aと青色光を反射する反射面8bとを有し、これら反射面を垂直に交差させている。このクロスダイクロイックプリズム8においては、第1の反射型液晶表示パネルRからの赤色の変調光、第2の反射型液晶表示パネルGからの緑色の変調光及び第3の反射型液晶表示パネルBからの青色の変調光が合成され、投射レンズ14側に射出される。
そして、投射レンズ14は、入射された変調光をスクリーンS上に投射し、結像させる。
図2は、この投射型画像表示装置における光学系の要部の構成を示す斜視図である。
この投射型画像表示装置において、光源1より偏光ビームスプリッタ6,9,12に到達した照明光は、偏光ビームスプリッタ6,9,12の偏光分離面6a,9a,12aに対してS偏光となるように偏光面を揃えられており、図2に示すように、偏光分離面6a,9a,12aにおいて反射されて、λ/4板7,10,13を透過して、反射型液晶表示パネルR,G,Bに入射される。λ/4板7,10,13は、平行平面板である一対のガラス基板により、波長フィルムを挟んで接着して構成されている。
そして、反射型液晶表示パネルR,G,Bにおいて偏光変調された変調光は、λ/4板7,10,13を透過して、偏光ビームスプリッタ6,9,12に戻り、このとき、偏光分離面6a,9a,12aに対してP偏光となっているために、この偏光分離面6a,9a,12aを透過する。そして、これら変調光は、投射レンズ14を介して、スクリーンS上に投射される。
図3は、λ/4板に垂直に入射する光線の光路を示す側面図である。
図4は、λ/4板に傾斜して入射する光線の光路を示す側面図である。
ところで、λ/4板7,10,13が入射光線に対して垂直に配置されている場合には、図3に示すように、この光線は、そのまま直進する。しかし、λ/4板7,10,13が入射光線に対して傾斜している場合には、図4に示すように、この光線は、λ/4板7,10,13の表面及び裏面において屈折されて、平行にずれた状態で出射される。すなわち、λ/4板7,10,13の表面の法線と入射光線とのなす角度がθ1であるとき、λ/4板7,10,13をなす平行平面板の屈折率がN2であるとすると、以下の(式1)(スネルの公式)が成立する。
N1sinθ1=N2sinθ2 ・・・・(式1)
この(式1)において、N1はλ/4板7,10,13の外の媒質(空気)の屈折率、θ2はλ/4板7,10,13内に入射した光線がλ/4板7,10,13の表面の法線に対してなす角度である。そして、この(式1)は、λ/4板7,10,13の裏面より出射する光線についても成立する。したがって、λ/4板7,10,13に入射する光線と、λ/4板7,10,13から出射する光線とは、互いに平行となる。
この(式1)において、N1はλ/4板7,10,13の外の媒質(空気)の屈折率、θ2はλ/4板7,10,13内に入射した光線がλ/4板7,10,13の表面の法線に対してなす角度である。そして、この(式1)は、λ/4板7,10,13の裏面より出射する光線についても成立する。したがって、λ/4板7,10,13に入射する光線と、λ/4板7,10,13から出射する光線とは、互いに平行となる。
なお、一般に、空気の屈折率(N1)は1.0であり、λ/4板7,10,13をなす平行平面板をガラス(BK7等)からなるものとすると、この屈折率がN2は、約1.43となる。
ここで、λ/4板7,10,13に入射する光線と、λ/4板7,10,13から出射する光線との間隔をdとし、平行平面板の板厚がtであるとすると、以下の(式2)が成立する。
d=tcosθ1・sin(θ1−θ2) ・・・・(式2)
すなわち、λ/4板7,10,13の表面の法線と入射光線とのなす角度θ1を適宜調整することにより、これらλ/4板7,10,13からの出射光線を平行に移動させることができる。
すなわち、λ/4板7,10,13の表面の法線と入射光線とのなす角度θ1を適宜調整することにより、これらλ/4板7,10,13からの出射光線を平行に移動させることができる。
そして、この投射型画像表示装置においては、各反射型液晶表示パネルR,G,Bの空間的な相対位置の調整を、λ/4板7,10,13からの出射光線を平行に移動させることによって行うことができる。この場合に必要となる光線のずれ量は、各反射型液晶表示パネルR,G,Bにおける画素ピッチの半分の長さである。各反射型液晶表示パネルR,G,Bにおける画素ピッチが10μmであれぱ、λ/4板7,10,13からの出射光線を、最大で0.5μmずらせば、各反射型液晶表示パネルR,G,Bの空間的な相対位置の調整を行うことができる。
図5は、λ/4板を保持するホルダの構成を示す側面図である。
この投射型画像表示装置においては、λ/4板7,10,13のうちの少なくとも一枚、好ましくは、二枚以上は、図5に示すように、第1のホルダ15により保持され、さらに、この第1のホルダ15が第2のホルダ16によって保持されることによって支持されている。第2のホルダ16は、第1のホルダ15を、入射光の光軸に対して、(θ1)/2だけ傾斜した回転軸a回りに回転可能に保持している。
第1及び第2のホルダ15,16には、互いに回転操作をなされるためのノブ(突起)15a,16bが設けられている。これら第1及び第2のホルダ15,16は、図5中の(a)に示すように、互いのノブ15a,16bが重なった状態においては、λ/4板7,10,13の表面と入射光とが垂直なるように配置されている。
そして、第1のホルダ15は、第2のホルダ16に対して回転軸a回りに回転操作されることにより、λ/4板7,10,13を光軸に対して傾斜させ、変調光の光路を平行移動させる。
すなわち、図5中の(b)に示すように、第1及び第2のホルダ15,16は、互いのノブ15a,16b間の角度が180度のとなる状態においては、λ/4板7,10,13の表面の法線と入射光とのなす角度がθ1となるように、λ/4板7,10,13を傾斜させる。このとき、λ/4板7,10,13を経た変調光は、λ/4板7,10,13が傾斜していない状態に対して、dだけ平行にシフトする。
また、第1及び第2のホルダ15,16のノブ15a,16bの位置を180度未満の任意の位置とすれば、λ/4板7,10,13を経た変調光のずれ量を、0乃至dの任意の距離とすることができる。
さらに、第1及び第2のホルダ15,16の位置関係を維持したままで、全体を回転させれば、λ/4板7,10,13を経た変調光のずれ量を維持したままで、ずれの方向を任意の方向とすることができる。
このようにして、各反射型液晶表示パネルR,G,Bの空間的な相対位置の調整を行うことができる。
なお、前述した実施の形態においては、λ/4板7,10,13は、円形のものとなっているが、各反射型液晶表示パネルR,G,Bの形状に対応させて、四角形のものとしてもよい。
また、本発明に係る投射型画像表示装置において、各反射型液晶表示パネルR,G,Bの空間的な相対位置の調整を行うために傾斜させる平行平面板は、前述の実施の形態のようなλ/4板に限定されず、例えば、LCD(透過型液晶表示パネル)を構成する偏光板や、防塵用のガラスプレートなどとしてもよい。
1 光源
3 クロスダイクロイックミラー
6 第1の偏光ビームスプリッタ
7,10,13 λ/4板
8 クロスダイクロイックプリズム
9 第2の偏光ビームスプリッタ
12 第3の偏光ビームスプリッタ
14 投射レンズ
15 第1のホルダ
16 第2のホルダ
R 第1の反射型液晶表示パネル
G 第2の反射型液晶表示パネル
B 第3の反射型液晶表示パネル
S スクリーン
3 クロスダイクロイックミラー
6 第1の偏光ビームスプリッタ
7,10,13 λ/4板
8 クロスダイクロイックプリズム
9 第2の偏光ビームスプリッタ
12 第3の偏光ビームスプリッタ
14 投射レンズ
15 第1のホルダ
16 第2のホルダ
R 第1の反射型液晶表示パネル
G 第2の反射型液晶表示パネル
B 第3の反射型液晶表示パネル
S スクリーン
Claims (1)
- 光源から発せられる照明光により照明光学系を介して複数の空間光変調素子を照明し、これら照明光を前記空間光変調素子によって変調し、これら変調光を結像光学系を介してスクリーン上に結像させてカラー画像の表示を行う投射型画像表示装置において、
前記空間光変調素子の少なくとも一と前記結像光学系との間の光路上に前記変調光の光軸に略直交して配置された透明な平行平面板と、
前記平行平面板を保持する第1のホルダと、
前記第1のホルダを、前記光軸に対して傾斜した回転軸回りに回転可能に保持する第2のホルダと
を備え、
前記第1のホルダは、前記第2のホルダに対して前記回転軸回りに回転操作されることにより、前記平行平面板を前記光軸に対して傾斜させ、前記変調光の光路を平行移動させることを特徴とする投射型画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005085748A JP2006267566A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 投射型画像表示装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06123868A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-05-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 投射形表示装置 |
JPH09190969A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-22 | Canon Inc | 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
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2005
- 2005-03-24 JP JP2005085748A patent/JP2006267566A/ja active Pending
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