JP2006264963A - 回転ドラムコンベア - Google Patents

回転ドラムコンベア Download PDF

Info

Publication number
JP2006264963A
JP2006264963A JP2005089515A JP2005089515A JP2006264963A JP 2006264963 A JP2006264963 A JP 2006264963A JP 2005089515 A JP2005089515 A JP 2005089515A JP 2005089515 A JP2005089515 A JP 2005089515A JP 2006264963 A JP2006264963 A JP 2006264963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
rotary
drum conveyor
inlet side
rotary drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005089515A
Other languages
English (en)
Inventor
Suetsugi Kumasaka
末次 熊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Osaka Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority to JP2005089515A priority Critical patent/JP2006264963A/ja
Publication of JP2006264963A publication Critical patent/JP2006264963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Screw Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

【課題】微粉末の多い乾燥原料を貯蔵箇所からフラッシュすることなく安定して給養・輸送できる回転ドラムコンベアを提供する。
【解決手段】円筒状の回転ケーシング11の中に中心軸12とこの外周に立設したスクリュ羽根13とを設け、スクリュ羽根13の外周端を前記回転ケーシング11の内周面と間隙のない状態で一体的に固着し、前記回転ケーシング11の端部は、入口側の端部を入口側接続用の固定ケーシング14内に回転自在に挿入し、出口側の端部を出口部接続用の固定ケーシング15内に回転自在に挿入し、前記中心軸12は前記回転ケーシング11の両端より外方へ突出して、一端側では軸支するとともに駆動源と接続し、他端側では一体的に固着された前記回転ケーシング11の外周側で回転自在に支持し、駆動時には前記中心軸12と前記回転ケーシング11とを一体に回転するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、標準的な大きさは50mm以下で、50〜150mm程度の塊状物も若干雑じる、塊状物が含まれている微粉末を多く含む粉粒体、水分の多い粉粒体、またはフラッシュし易い微粉末を多く含む乾燥原料を、詰まることなく運転が継続でき、フラッシュすることなく安定して給養・輸送することができる回転ドラムコンベアに関するものである。
頁岩や粘板岩等の粘土質原料を多く含む原料がロータリドライヤを用いて乾燥される場合、乾燥の状態によっては 粘土質原料が塊状物を多く含むものであっても 乾燥の進行に伴い粉状物が多い状態に変化する。この状況は、粘土質原料のみを乾燥する場合や、他の原料、例えば、セメント原料のように標準的な大きさは 50mm以下であるが、50〜150mm程度の塊状物も若干雑じる石灰石等が80重量%を超えるほど混合した状態で乾燥しても起こり、しばしば乾燥物を貯蔵するサイロからの給養装置にベルトフィーダ(以降、Befと略す)やエプロンフィーダ(以後、AFと略す)を用いて給養する際、フラッシュを生ずることがある。
一般的には、BefやAFで粉粒状物を給養する場合には、ロータリフィーダ(以後、RFと略す)のような装置と組み合わせることによりフラッシュの防止を図るが、凡そ50mm以下とはいえ塊状物が相当量混入しており、RFでの塊状物 噛込みトラブルの発生が危惧されることから、使用されないことが常態化されている。
このように、RFを組み合わせて使用出来ない状態でBef又はAFを用いると、しばしばフラッシュを生ずる微粉末の多い乾燥原料を、貯蔵するサイロから安定して給養・輸送する装置の開発が望まれていた。
仮に、給養・輸送装置としてスクリューコンベア(以後、SCと略す。給養装置としてはスクリューフィーダ(SCFと略す)となる。)を用いるとすれば(特許文献1,2)、フラッシュを防止するためには引出部のスクリュピッチ(羽根間隔)を狭めて小さくし、且つ、スクリュ羽根とケーシングの間隙をできるだけ小さくすることで、おおよその程度ではフラッシュに対応することができる。
しかし、微粉末を多く含む粉粒体で、凡そ50mm以下の塊状物、若干の50〜150mm程度の塊状物を含むフラッシュし易い乾燥原料(以後、微粉末の多い乾燥原料と略記する)を取り扱うことを考えると、スクリュ羽根とケーシングの間隙に原料の噛込みトラブルを生じることは容易に推定でき、SCは妥当な装置とは言い難い。
また、モータの回転軸にスクリューコンベアを形成したものでは(特許文献3)、量的に少量の搬送では利用できるが、微粉末の多い乾燥原料を貯蔵したサイロあるいはロータリドライヤから直接に多量の乾燥原料を搬送するような場合には、より大型の装置が必要となり、形状安定性、耐熱性およびシール性等の技術的問題点の多くを解決しなければならない。
次に、上記原料の乾燥において、梅雨や台風のような多量の降雨により原料が保有する水分が異常に多くなった場合や設備あるいは操作上のトラブルにより、乾燥原料の水分が異常に多くなることがある。このような場合の最大水分量は数十%になることがあり、部分的には粘着性を帯びることもある。
このような場合、従来のBefまたはAFでは、給養・輸送装置であるベルトやエプロンに原料が付着してしまい、給養・輸送ができなくなったり、サイロ下部の絞った部分に詰まったり、アーチングしたりして、安定して引き出せないこともあった。
特開2004−151118号公報 特開平9−169421号公報 特開昭59−90795号公報
〔従来技術の問題点〕
ロータリドライヤで乾燥された乾燥原料を一時的に貯蔵する末端のサイロ、その手前のサイロに乾燥原料がトリッパを用いて払い落とされた残りのダスト部分が入るサイロでは、殆んど粉粒体のみが投入される。しかし、若干の塊状物が投入される可能性があることから、RF等を用いることなく、サイロの引出し装置はAF単体を使用していたから、この系統のサイロの中で最もフラッシュが頻発していた。
従来から使用しているBef及びAFのような給養・輸送装置では、微粉末を多く含む粉粒体の乾燥原料をフラッシュさせずに給養することは難しく、一般的にはRFをその前に組み込むことによりフラッシュを防止するようにしている。
フラッシュ対策だけを考えると、SCを用いれば、比較的にフラッシュし易い粉粒体の給養・輸送に対応した構造を有するものもあるが、今回取扱う微粉末を多く含む乾燥原料は、50mm以下の塊状物で若干の50〜150mm程度の塊状物を含むから、フラッシュに対応するような型式のRFやSCでは回転部とケーシングとの間隙に塊状物を噛み込むトラブルが発生しやすく、給養・輸送装置として用いることはできない。
そこで、やむなくBef及びAFを単体で用いて、給養・輸送を行っていたが、今回取扱う対象とした乾燥原料では、しばしばサイロからの引出時にフラッシュによるトラブルを発生し、その後段の輸送機であるベルトコンベアが埋没し、あるいはベルトを損傷するような事態を招いていた。
又、サイロからの給養装置として従来から使用しているものとして、シェーキングフィーダやテーブルフィーダ及びチェンフィーダやエアーフィーダ等が挙げられるが、何れも塊状物を含むフラッシュし易い粉粒体の給養・輸送に関しては、完全なフラッシュ防止対策が施し難いとか塊状物の雑じる粉粒体の取り扱いが出来難い等の問題があり、適合した装置とは言い難い。
更に、梅雨や台風のような大雨により、乾燥機に供給される原料の水分が異常に高くなった場合や、乾燥設備系の操業的、機械的トラブルに伴う乾燥の著しい不良により、乾燥器通過後の原料の水分量が数十重量%のものがサイロに装入されることがある。
このように水分の多い塊状物を含む原料であっても、給養・輸送に関しては、安定して引出せるようにすることが望ましい。
本発明は、従来の技術における前記問題点に鑑みて成されたものであり、それを解決するため具体的に設定した課題は、微粉末の多い乾燥原料を貯蔵箇所からフラッシュすることなく安定して給養・輸送できる回転ドラムコンベアを提供することにある。
併せて、水分の殆んどない微粉末の多い乾燥原料から、粒径の比較的大きな塊状物を含む乾燥原料、さらには水分を多量に含んだ原料まで、安定して給養・輸送できる装置とすることにある。
そこで、サイロ引出し装置としては密閉式で、且つ、乾燥原料のフラッシュしようとする力を阻止するような構造のものを思い描き、この過程で、SCのようなものでありながら、ケーシング内部が該原料で充填されることでフラッシュすることがなくなり、併せて、50mm〜150mm程度の塊状物やそれより小さな粒状物が雑じっても噛み込むことのないものを想定したところ、「SCのスクリュ状の羽根が回転して輸送するのでなく、スクリュとケーシングが一体に回転することで輸送できるのではないか」との考えに到達し、この考えを基礎としてさらに鋭意研究の結果、微粉末の多い乾燥原料を安定してサイロから引き出すため、SCやRFのような回転部分を装置内部に設けないことにより噛み込みトラブルの生じない構成とし、また、対象物である微粉末の多い乾燥原料がフラッシュし易いものであることから、フラッシュの防止を図るため、装置内部に対象物自身を含む壁を設ける構成として前記問題点を解決した。すなわち課題解決手段は以下の通りである。
前記課題を効果的に解決できる具体的に構成された手段として、本発明の回転ドラムコンベアにおける第1の課題解決手段は、円筒状の回転ケーシングの中に中心軸とこの中心軸の外周に立設したスクリュ羽根とを設け、このスクリュ羽根の外周端を前記回転ケーシングの内周面と間隙のない状態で一体的に固着し、前記回転ケーシングの端部は、入口側の端部を入口側接続用の固定ケーシング内に回転自在に挿入し、出口側の端部を出口部接続用の固定ケーシング内に回転自在に挿入し、前記中心軸は前記回転ケーシングの両端より外方へ突出して、一端側では軸支するとともに駆動源と接続し、他端側では一体的に固着された前記回転ケーシングの外周側で回転自在に支持し、駆動時には前記中心軸と前記回転ケーシングとを一体に回転することを特徴とするものである。
回転ドラムコンベアにおける第2の課題解決手段は、前記スクリュ羽根の入口側端部を、前記中心軸とともに前記回転ケーシングの端部より突出した状態で前記入口側接続用の固定ケーシング内に挿入したことを特徴とする。
回転ドラムコンベアにおける第3の課題解決手段は、対象とした被給養・輸送物の水分が、0〜30重量%の範囲で使用されることを特徴とする。
回転ドラムコンベアにおける第4の課題解決手段は、前記回転ケーシングの外周面を同一横断面上で複数のローラにより支持することを特徴とする。
同上回転ドラムコンベアにおける第5の課題解決手段は、前記回転ケーシングのローラで受ける部分の外周をベルト状にダブリングし、このダブリング部の外周面を中心軸と同心の真円に加工したことを特徴とする。
同上回転ドラムコンベアにおける第6の課題解決手段は、前記回転ケーシング外面と前記入口側接続用の固定ケーシングおよび出口部接続用の固定ケーシングとの間に、柔軟性のある材料からなるシール部材を用いたシール構造を形成したことを特徴とする。
同上回転ドラムコンベアにおける第7の課題解決手段は、前記シール構造では摺動面に摺動面当接部材をスプリング等の弾性部材による付勢力で常時押え付けるように形成したことを特徴とする。
以上のように本発明の回転ドラムコンベアにおける第1の課題解決手段では、密閉型の給養・輸送装置となっており、また、スクリュ羽根が外縁部を円筒状の回転ケーシングの内周面と間隙が生じないように接合され、この回転ケーシング内に螺旋状の通路を形成し、乾燥原料はこの通路を充満した状態で回転するのに合わせて徐々に出口側に送出される。
乾燥原料の実際の通過距離は装置長さを大きく上回ることから、フラッシュし易いものを取り扱う場合でも、乾燥原料自身が螺旋状の通路内を充満し、壁のようになって軸方向に流れることを阻むような働きをする。
このため、乾燥原料はフラッシュすることなく、安定して連続的に給養・輸送される。同時に、装置周辺の吹き出しによる発塵もなく、この回転ドラムコンベア及びその下流側に位置する輸送機の周辺もダストが堆積することなく、綺麗な状態が維持できる。
当然のことながら、回転ケーシングを横断面でみればスクリュ羽根も幾重にも重なっており、乾燥原料のフラッシュしようとする力を分散して受けることにより、軸方向の流れを阻むように作用する。
これにより、乾燥原料は、スクリュ羽根とケーシングとの間のネジ状の空間を縫って、入口から出口に向かって徐々に送出され、搬送部が螺旋状の空間に形成されたことにより、サイロから引き出される乾燥原料のフラッシュする力はスクリュ羽根とその間にある原料自身が壁となり吸収されて、フラッシュすることなく給養・輸送ができる。
また、回転ドラムコンベアにおける第2の課題解決手段では、中心軸と共にスクリュ羽根が入口側接続用の固定ケーシング内に挿入されたことにより、サイロ下部に設けられた入口側接続用の固定ケーシング内で原料を切り出すような働きをするため、安定した引出しができ、比較的に塊状物の雑じらない乾燥原料や水分の多い原料であっても、付着やアーチング等を生ぜずに給養・輸送ができ、さらには好適な位置にバイブレータ等の詰まり防止装置を設ければ、相乗効果もあって、より効果的に給養・輸送ができる。
また、回転ドラムコンベアにおける第3の課題解決手段では、原料の水分量が0〜30重量%の範囲であれば、既存のサイロや給養・輸送装置における付着、詰り、又はアーチング等は回避でき、これらに起因する原料引出しの不備がなくなり、乾燥原料の安定した引出しができる。とくに、梅雨や台風のような多量の降雨により乾燥原料の保有水分量が異常に多くなった場合や、設備乃至操作上のトラブルにより乾燥原料の水分が異常に多くなり、既存のサイロや給養・輸送装置では内部に付着したり、詰まったり、アーチングしたりして、安定して引出せなくなるような場合であっても、スクリュ羽根の入口側端部がサイロ下部の入口側接続ケーシングの内部深くに入るように形成したことによって、乾燥原料にネジを切って引き出すような力が作用して、容易に給養・輸送することができる。
また回転ドラムコンベアにおける第4の課題解決手段では、回転ケーシングの外周面をローラで支持することにより、中心軸が片持ち状態で支持されている点を補うことができ、強度上および動力伝達上より好ましい状態になって、支持が適切になると共に軸受の荷重負担を軽減して支持荷重を適切に分散できて、装置の大型化が可能になり、搬送能力を向上することができる。
また、回転ドラムコンベアにおける第5の課題解決手段では、回転ケーシングの真円形の位置で支持できるようになって、回転軸の振れをなくして回転を滑らかにし、支持部の荷重負担を軽減するとともに均一化し、またシール部のシール性を向上することができる。
また、回転ドラムコンベアにおける第6の課題解決手段では、シール構造に柔軟性のある材料を用いたことにより、大型の回転体におけるシールを容易にするとともにシール性を改善することができる。
また、回転ドラムコンベアにおける第7の課題解決手段では、柔軟性のある材料を用いたシール構造であっても、摺動面に摺動面当接部材を弾性部材の付勢力によって押し付けて、シール性の低下を防止することができ、シール構造部分からの漏洩を防止できて、フラッシュを防止し、所定のシール性を維持することができる。
以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。
なお、この実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるため具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、特許請求の範囲の記載事項を限定するものではない。
〔構成〕
本実施形態における回転ドラムコンベア10は、図1〜図4に示すように、回転ドラムを形成する回転ケーシング(以下、ケーシングと略す)11を円筒状に形成し、その中心軸12からスクリュ羽根13を一体に立設し、このスクリュ状羽根13の外縁をケーシング11の内面に接するまで拡径するとともに、スクリュ羽根13の外周端とケーシング11の内面との間隙をアーク溶接等により閉鎖して一体的に固着する。このケーシング11の一端は入口、もう一端は出口となる。
ケーシング11の入口部11aはサイロ、ビン及びホッパー等(図示せず、以後、これらをサイロとして代表して表記する)の下部の入口側接続用の固定ケーシング(以下、入口側接続ケーシングと略す)14に接続し、出口部11bは後段(下流)の輸送機(図示せず)に乗り継ぐための出口部接続用の固定ケーシング(以下、出口部接続ケーシングと略す)15の中に挿入する。
ケーシング11と入口側接続ケーシング14との接続角度は、通常の場合には水平又は出口側下がり勾配で取り付け、フラッシュを非常に生じ易い乾燥原料については出口側を上がり勾配にして取り付け、出口側下がり勾配を正(+)角度、上がり勾配を負(−)角度で表記した場合には−10〜+15°の範囲にし、特に、通常の場合には0〜+5°の範囲にすることが望ましい。
ケーシング11の直径は、乾燥原料に混在している塊状物の最大径(長軸側の長さ)の3倍以上とし、特に、搬送効率を考慮するとケーシング11の直径を塊状物の最大径(長軸側の長さ)の3〜5倍とすることが望ましい。
ケーシング11の中央部を入口側から出口側に貫通する中心軸12は、出口側では駆動装置(図示せず)と連結するためケーシング11より外方へ突設し、入口側では入口側接続ケーシング14の内部深くまで突設する。
中心軸12の出口側の端部は、駆動装置と連結可能な長さに外方へ突出し、先端部を駆動側の軸16とフランジ17又は嵌合部材により連結可能に形成して、フランジ17又は嵌合+通しボルトで駆動装置に繋がれた軸16とラブレックスカップリング等を介して連結する。
スクリュ羽根13の出口側に位置する端部は、ケーシング11の開放側端部の端面から100mm以下の範囲で内側に終端を設け、特に、原料排出効率を考慮すると終端から数十mmの範囲で内側に設けることが望ましい。
スクリュ羽根13の出口側の端部を開放状態のまま使用にできるようにし、下流側を後段の輸送機に繋げるとともに発塵を防止し、且つ、後段の輸送機に速やかに乗り継ぎできるような適切な出口側のフードとなるように出口部接続ケーシング15を設ける。
ケーシング11の出口側は、開放状態の構造で次の輸送機に繋がるので、発塵を防止し、且つ、次の輸送機に速やかに乗り継ぎできるように適切な出口部接続ケーシングを設けるため、集塵する装置を設けると一層好ましい構成となる。
中心軸12の出口側端部に駆動用のモータや減速機を連結するとともに、モータをインバータ(以降、INVと略す)を介して回転制御することで、ケーシング11の回転数増減を制御し、必要な給養・輸送量になるように適宜搬送量を調整する。
サイロ下部からの引出し量の増減は、ケーシング11の回転数の増減をコントロールすることで調整する。
中心軸12の入口側の端部は、軸受等で支持することなく、ケーシングの入口側の端部より突出した状態で設けられ、その軸端位置までスクリュ羽根13を設ける。
スクリュ羽根13を取り付けた中心軸12のケーシング11より突出した部分は、乾燥原料のサイロの下部に形成された入口側接続ケーシング14の内部に奥深くまで入り込むように設ける。
これは、サイロに投入されている乾燥原料は凡そ数mm以下の粉粒体で、塊状物によりスクリュ羽根13が損傷する危険が少ないこと、及び、仮に水分の多いものが入っても掻き出す効果が期待できるから、あえてスクリュ羽根13を設けた中心軸12を挿入する。
ケーシング11は外径700mm、板厚6mm、長さ3100mm、中心軸12はSTPG125Asch60の鋼管で太さ140mm、スクリュ羽根13はピッチ350mm、板厚6mm、ピッチ数10ピッチとし、ケーシング11の出口端より75mm内側からスクリュ羽根13を取り付ける。
ケーシング径は、乾燥原料に雑じっている塊状物の最大径(長軸側の長さ)の3倍以上とすることが良く、塊状物が詰まらないようにするための最小限の寸法としては3〜5倍程度とすることが望ましい。
そのため、好ましくはケーシング径を1000mm以下、更に好ましくは400〜800mm程度の範囲とするのが望ましい。
また、スクリュ羽根13のピッチを乾燥原料に雑じっている塊状物の最大径(長軸側の長さ)の2倍以上とし、少なくとも2〜4倍とすることが望ましい。そして、スクリュ羽根13の軸方向長さを、5〜20ピッチの長さにし、特に小型化の観点からは7〜12ピッチの長さにすることが望ましい。
また、中心軸12の支持状態は駆動側の軸受1箇所のみで片持ち構造となるから、入口側が真円を描かず首振り状態となる可能性があるため、図2に示すように、円筒状のケーシング11の入口側端部に近い場所を複数のローラ18,…,18で受けるようにして、ケーシングの首振り問題の解消を図る。
このため、ケーシング11のローラ受け部11cは、タイヤのように10mm厚でダブリングして剛性を高めるようにするとともに外表面を中心軸と同心の真円に加工する。そして真円加工箇所の横断面における周上均等箇所に少なくとも4つのローラ18,…,18を等分配置して回転可能に取り付け、ケーシング11の軸心が振れずに回転するように形成する。各ローラ18,…,18は、支柱19,19に架け渡された梁部材20,20の対向する面に支持部材20a,…,20aを介して回転自在に取り付ける。
ケーシング11はこれらのローラ18,…,18により外周を囲まれるように支柱19,19と梁部材20,20とにより囲まれた中に挿通されている状態になる。
ローラ18は、ウレタンゴム製の車輪を用いたが、それ以外のものでもかまわない。
どうしても完全に間隙を無くすことができないところの、固定部であるサイロ下部の入口側接続ケーシング14と回転部であるケーシング11との間には、図3,図4に示すように、ゴム板等の柔軟性のある材料からなるシール部材21,22を用いたシール構造23,24を形成して漏洩対策とした。
入口側のシール構造23は、図3に示すように、ケーシング11の外周側にシール部材当接用の受け部25を設け、この受け部25に接触して漏止めとして機能するシール部材21を挟持したシール部材支持構造体27a,27bを入口側接続ケーシング14から突設し、ケーシング11の外周面にはシール部材支持構造体27aからケーシング11側に延びる板状部材27cを両面側から非接触で挟むような位置に配置したラビリンスプレート29a,29bを立設する。シール部材支持構造体27aの基部27dは入口側接続ケーシング14に固着する。
出口側のシール構造24は、図4に示すように、ケーシング11の外周側にシール部材当接用の受け部26を設け、この受け部26に接触して漏止めとして機能するシール部材22を挟持したシール部材支持構造体28a,28bを出口部接続ケーシング15から突設する。シール部材支持構造体28aの基部28cは出口部接続ケーシング15に固着する。
〔作用効果〕
本実施形態の回転ドラムコンベア10では、ケーシング11を円筒状に形成し、その中心部を貫通する中心軸12と一体にスクリュ羽根13を設け、中心軸12と一緒にスクリュ羽根13ごと回転するようにスクリュ羽根13を拡径してケーシング11の内面に固着したから、密閉型の給養・輸送装置となっており、乾燥原料は、スクリュ羽根13とケーシング11との間のネジ状の空間を縫って、入口から出口に向かって徐々に送出される。
搬送部が密閉型の螺旋状空間に形成されたことにより、サイロから引き出される乾燥原料のフラッシュする力は、スクリュ羽根13とその間にある原料自身が壁となって吸収され、フラッシュすることなく送出される。
これにより、乾燥原料はフラッシュすることなく、安定して連続的に給養・輸送でき、同時に、装置周辺の吹出しによる発塵もなく、回転ドラムコンベア10及び後段の輸送機周辺もダストが堆積することなく綺麗な状態を維持することができる。
当然のことながら、スクリュ羽根も円筒状のケーシング横断面でみれば幾重にも重なっており、乾燥原料のフラッシュしようとする力を分散して受けることで、流れることを阻むような働きをする。
回転ドラムコンベアのケーシングの大きさおよびスクリュ羽根の大きさとピッチを適正な範囲に設定したことによって、回転ドラムコンベアの重量および駆動動力を増大させずに、ケーシングを受けるローラ及びその架台の強度アップを必要とせずに、効果的に給養・輸送能力を向上するとともにフラッシュを防止することができる。
SCと異なりケーシング11が回転するため、そのままでは装置の荷重全てが中心軸12に掛ることになるが、ケーシング11をキルンやロータリドライヤのように外周側をローラ18,…,18で受けたことにより、中心軸12の軸受に対する負荷を軽減でき、また、ケーシング11もケーシング外面のローラ18,…,18で受ける箇所に設けたローラ受け部11cをダブリングして厚みを増すことで剛性を高めると共に耐磨耗性を向上でき、さらに、このダブリング部分を真円に機械加工することで真円性を出したことにより、回転が滑らかになり、ケーシングが真円に近い回転をするようになって、効果的に防振できるようになる。
これにより、円筒状のケーシング11が真円に近い状態で回転することもシールの維持管理には良好な影響を与え、特にケーシング11とサイロ下部の入口側接続ケーシング14との取り合いが一定になって入口部のシール構造23を比較的に良好な状態で維持することができて、乾燥原料の零れや吹出しが発生しないようにすることができる。
同様に、ケーシング11の出口側に設けた機械的なシール構造24により、効果的にダストの吹出し、発塵を防止することができる。
このシール構造23,24の構成により、運転中でもシール部材21,22の調整並びに交換が容易にできるようになる。
また、比較的に塊状物の雑じらない乾燥原料や水分の多いものにおいては、ケーシング11の入口側ではサイロ下部の入口側接続ケーシング14の内部までスクリュ羽根13を突出した構造にしたことによって、スクリュ羽根13が入口側接続ケーシング14の中で乾燥原料を切り出すような働きをするため、乾燥原料の安定した引出しができる。入口側接続ケーシング14の好適な位置にバイブレータ等の詰まり防止装置を設ければ、相乗効果もあって、付着やアーチング等を生ぜずに給養・輸送ができる。
また、もう一つの課題であった、乾燥原料において、梅雨や台風のような多量の降雨により原料が保有する水分が異常に多くなった場合や、設備乃至操作上のトラブルにより乾燥原料の水分が異常に多くなり、既存のサイロや給養・輸送装置に付着したり、詰まったり、アーチングしたりして、安定して引き出せなくなるような場合であっても、スクリュ羽根13の入口側端部がサイロ下部の入口側接続ケーシング14の内部深くに入るように形成したことによって、ボーリングのように乾燥原料に穴掘りしながら内容物を引き出す作用によって、容易に給養・輸送することができる。
通常、梅雨や台風による貯蔵されている乾燥原料の水分増加量は数%程度であるから、この程度の水分増加量ではサイロ下部の入口側接続ケーシング14や回転ドラムコンベア10の詰まりが生じることはなく、また、設備トラブルと操業ミスが複合して発生するような特異な場合に水分増加量が異常に多くなったとしても、回転ドラムコンベア10が回転すると、ボーリング効果により、サイロ下部、入口側接続ケーシング14、回転ドラムコンベア10のケーシング11における入口部および本体内部の乾燥原料が、送り速度に応じてケーシング11の出口側へ送られ、正常に給養・輸送することができる。
乾燥原料として50mm以下の塊状物、50〜150mm程度の塊状物が若干雑じるものを一次貯蔵しているサイロから引き出す場合について以下に説明する。
回転ドラムコンベア30は、図5,図6に示すように、対象とする乾燥原料が比較的多くの塊状物が雑じることから、実施例1で行ったスクリュ羽根をサイロ下部の入口側接続ケーシング内に挿入する形とせず、入口側接続ケーシング34の出口端部を円筒状のシュートのように形成して、ケーシング31の入口側端部31aに差し込んだ形状に形成する。
ケーシング31の入口側端部31aの中にはスクリュ羽根33を接合し、入口側に同径の導入部31bを取り付けてサイロ下部の入口側接続ケーシング34の出口部34aと接続する。
導入部31bは、更に軸方向に2分割され、スクリュ羽根形成側に位置する半分は案内羽根の役目を受け持つ軸方向に短いスパイラル状の羽根(今回は高さ50mm、板厚 9mm)31cを内側に取り付け、サイロ側に位置する半分は筒状胴体のみとする。
また、スクリュ羽根33は、入口及び出口共にそれぞれ端部より内側(凡そ75mm程度)で終わるように形成する。このため、全長では約7ピッチ程度になる。
中心軸32の出口側の端部は、駆動装置39と連結可能な長さに形成して出口部接続ケーシング35の中へ突出し、先端部を駆動側の軸36とフランジ37により連結可能に形成して、フランジ37で繋がれた軸36とラブレックスカップリング38等を介して駆動装置39に連結する。
ケーシング31の入口側端部31aの中に、入口側接続ケーシング34の出口側端部を円筒状のシュートのような出口部34aに形成して差し込んだため、繋ぎ部分の間隙部の完全密閉性を確保することが難しく、入口側のシール構造40は、図7に示すように、摺動面をスプリング41で常時押し付けるように形成した。
入口側のシール構造40は、ケーシング31の入口側端部31aの端面からシール部材支持構造体42を突設し、このシール部材支持構造体42の先端部にシール部材保持用の受け部材43を設け、この受け部材43の端面に漏止めとして機能するシール部材44を取り付け、入口側接続ケーシング34の出口部34aの外周面に支持構造体45を立設し、この支持構造体45にスプリング41を介してシール部材44に当接し押圧する当接部材46を設ける。支持構造体45とスプリング41とは螺子部品47によって位置調節可能に取り付け、螺子部品47の位置調節によりシール部材44を押圧する当接部材46に加える押圧力を調節する。
ケーシングの出口側シールは、構造的には実施例1と同様で、使用部材の寸法等を若干調整した程度である。
出口側のシール構造50は、図8に示すように、ケーシング31の外周側に漏止めとして機能するシール部材51を挟持したシール部材支持構造体52,53を出口部接続ケーシング35から突設する。シール部材支持構造体52の基部52aは出口部接続ケーシング35に固着し、シール部材51はシール部材支持構造体52,53により挟持されて、ボルト54とナット55により締め付けて位置固定する。
シール材料としてはフェルトパッキンを用いるようにしたが、今後も好適なシール材を探索する。
その他の細部については実施例1と同様に形成する。
〔作用効果〕
このように構成した回転ドラムコンベア30と実施例1の回転ドラムコンベア10とを、乾燥原料を一時貯蔵するサイロに設けられた9基の給養・輸送装置に代えて順次置き換え、回転ドラムコンベア10を1基、回転ドラムコンベア30を8基備えた構成にしたところ、
乾燥原料には塊状物が相当な比率で雑じっているため、サイロ下部で詰まったり、アーチングするようなことはなく、サイロ下部の円筒形をしたシュート状の出口から乾燥原料を順調に引き出せた。
サイロに投入された乾燥原料はフラッシュすることなく、安定した引出しが継続できるようになり、回転ドラムコンベア10及び30と次輸送機であるBC周辺への原料堆積がなくなった。
次に、回転ドラムコンベア30にて、水分の多いものの給養・輸送ができないかとの疑問があったが、比較的良好な運転ができることが判った。
実際、乾燥原料の水分が異常に多い状態が発生するのは、設備トラブルに操業ミスが複合して発生するような特異な場合であるが、この場合に、乾燥原料の水分が10%を超えるような高い状態であっても、回転ドラムコンベア30を試作導入して以降、サイロ下部から回転ドラムコンベア30のケーシング31の入口側端部31aやケーシング31の中で詰まるような事態は一度も発生していない。
生したトラブルは、サイロ内部のアーチング現象による詰まりが殆んど全てで、回転ドラムコンベア30での問題は発生していない。これは、回転ドラムコンベア30が回転することにより、水分の多い原料であっても入口側接続ケーシング34のシュート状に形成された出口部34aから引き出すためである。
本発明における実施例1の回転ドラムコンベアを示す縦断面図である。 同上回転ドラムコンベアの受けローラ部を示す横断面説明図である。 同上回転ドラムコンベアの入口側シール構造を示す拡大断面説明図である。 同上回転ドラムコンベアの出口側シール構造を示す拡大断面説明図である。 本発明における実施例2の回転ドラムコンベアを示す縦断面図である。 同上回転ドラムコンベアを示す平面図である。 同上回転ドラムコンベアの入口側シール構造をスプリングで押し付ける状態を示す拡大断面説明図である。 同上回転ドラムコンベアの出口側シール構造を示す拡大断面説明図である。
符号の説明
10,30 回転ドラムコンベア
11,31 (回転)ケーシング
11a 入口部
11b 出口部
11c ローラ受け部
12,32 中心軸
13,33 スクリュ羽根
14,34 入口側接続ケーシング(入口側接続用の固定ケーシング)
15,35 出口部接続ケーシング(出口部接続用の固定ケーシング)
16,36 軸
17,37 フランジ
18 ローラ
19 支柱
20 梁部材
20a 支持部材
21,22,44,51 シール部材
23,24,40,50 シール構造
25,26 受け部
27a,27b,28a,28b シール部材支持構造体
27c 板状部材
27d 基部
29a,29b ラビリンスプレート
31a 入口側端部
31b 導入部
31c (短いスパイラル状の)羽根
41 スプリング
42,52,53 シール部材支持構造体
43 受け部材
45 支持構造体
46 当接部材
47 螺子部品

Claims (7)

  1. 円筒状の回転ケーシングの中に中心軸とこの中心軸の外周に立設したスクリュ羽根とを設け、
    このスクリュ羽根の外周端を前記回転ケーシングの内周面と間隙のない状態で一体的に固着し、
    前記回転ケーシングの端部は、入口側の端部を入口側接続用の固定ケーシング内に回転自在に挿入し、出口側の端部を出口部接続用の固定ケーシング内に回転自在に挿入し、
    前記中心軸は前記回転ケーシングの両端より外方へ突出して、一端側では軸支するとともに駆動源と接続し、他端側では一体的に固着された前記回転ケーシングの外周側で回転自在に支持し、
    駆動時には前記中心軸と前記回転ケーシングとを一体に回転する
    ことを特徴とする回転ドラムコンベア。
  2. 前記スクリュ羽根の入口側端部を、前記中心軸とともに前記回転ケーシングの端部より突出した状態で前記入口側接続用の固定ケーシング内に挿入したことを特徴とする請求項1記載の回転ドラムコンベア。
  3. 対象とした被給養・輸送物の水分が、0〜30重量%の範囲で使用されることを特徴とする請求項2記載の回転ドラムコンベア。
  4. 前記回転ケーシングの外周面を同一横断面上で複数のローラにより支持することを特徴とする請求項1記載の回転ドラムコンベア。
  5. 前記回転ケーシングのローラで受ける部分の外周をベルト状にダブリングし、このダブリング部の外周面を中心軸と同心の真円に加工したことを特徴とする請求項4記載の回転ドラムコンベア。
  6. 前記回転ケーシング外面と前記入口側接続用の固定ケーシングおよび出口部接続用の固定ケーシングとの間に、柔軟性のある材料からなるシール部材を用いたシール構造を形成したことを特徴とする請求項1記載の回転ドラムコンベア。
  7. 前記シール構造では摺動面に摺動面当接部材をスプリング等の弾性部材による付勢力で常時押え付けるように形成したことを特徴とする請求項6記載の回転ドラムコンベア。
JP2005089515A 2005-03-25 2005-03-25 回転ドラムコンベア Pending JP2006264963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005089515A JP2006264963A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 回転ドラムコンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005089515A JP2006264963A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 回転ドラムコンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006264963A true JP2006264963A (ja) 2006-10-05

Family

ID=37201323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005089515A Pending JP2006264963A (ja) 2005-03-25 2005-03-25 回転ドラムコンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006264963A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072607A1 (ja) * 2007-12-05 2009-06-11 Daido Kogyo Co., Ltd. パンチユニット
CN105222544A (zh) * 2015-06-16 2016-01-06 浏阳市浏河机械有限公司 一种火药烘干设备
CN105819235A (zh) * 2015-01-04 2016-08-03 神华集团有限责任公司 物料输送设备及其设计方法、物料输送方法
CN110817301A (zh) * 2019-12-05 2020-02-21 尤广文 一种制造砖块用混合料过渡输送机构
CN112453567A (zh) * 2020-12-01 2021-03-09 常德市鼎城奕通机械制造有限公司 一种用于钢管锯床的改进型自动送料机构
CN112625466A (zh) * 2020-12-30 2021-04-09 青岛德固特节能装备股份有限公司 一种炭黑造粒设备
CN113928827A (zh) * 2021-11-25 2022-01-14 湖北北新建材有限公司 一种圆管输送铰刀粉料输送装置
CN117774177A (zh) * 2024-02-23 2024-03-29 江苏田园主义健康科技有限公司 一种淀粉基多孔材料的制备方法及装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311192U (ja) * 1976-07-12 1978-01-30
JPS6096826A (ja) * 1983-10-28 1985-05-30 Kobe Steel Ltd 固形廃棄物の定量供給装置
JP2003176013A (ja) * 2001-12-11 2003-06-24 Hiyoshi Gijutsu Sangyo:Kk 移送装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311192U (ja) * 1976-07-12 1978-01-30
JPS6096826A (ja) * 1983-10-28 1985-05-30 Kobe Steel Ltd 固形廃棄物の定量供給装置
JP2003176013A (ja) * 2001-12-11 2003-06-24 Hiyoshi Gijutsu Sangyo:Kk 移送装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072607A1 (ja) * 2007-12-05 2009-06-11 Daido Kogyo Co., Ltd. パンチユニット
JP2009136955A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Daido Kogyo Co Ltd パンチユニット
CN105819235A (zh) * 2015-01-04 2016-08-03 神华集团有限责任公司 物料输送设备及其设计方法、物料输送方法
CN105222544A (zh) * 2015-06-16 2016-01-06 浏阳市浏河机械有限公司 一种火药烘干设备
CN105222544B (zh) * 2015-06-16 2017-10-17 浏阳市浏河机械有限公司 一种火药烘干设备
CN110817301A (zh) * 2019-12-05 2020-02-21 尤广文 一种制造砖块用混合料过渡输送机构
CN112453567A (zh) * 2020-12-01 2021-03-09 常德市鼎城奕通机械制造有限公司 一种用于钢管锯床的改进型自动送料机构
CN112453567B (zh) * 2020-12-01 2023-07-25 常德市鼎城奕通机械制造有限公司 一种用于钢管锯床的改进型自动送料机构
CN112625466A (zh) * 2020-12-30 2021-04-09 青岛德固特节能装备股份有限公司 一种炭黑造粒设备
CN112625466B (zh) * 2020-12-30 2024-03-29 青岛德固特节能装备股份有限公司 一种炭黑造粒设备
CN113928827A (zh) * 2021-11-25 2022-01-14 湖北北新建材有限公司 一种圆管输送铰刀粉料输送装置
CN113928827B (zh) * 2021-11-25 2023-06-16 湖北北新建材有限公司 一种圆管输送铰刀粉料输送装置
CN117774177A (zh) * 2024-02-23 2024-03-29 江苏田园主义健康科技有限公司 一种淀粉基多孔材料的制备方法及装置
CN117774177B (zh) * 2024-02-23 2024-05-28 江苏田园主义健康科技有限公司 一种淀粉基多孔材料的制备方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006264963A (ja) 回転ドラムコンベア
US7878431B2 (en) Separator rotary feeder and method of using the same
US10688542B2 (en) Portable system and method for processing waste to be placed in landfill
US10625316B2 (en) Portable system and method for processing waste to be placed in landfill
US11535447B2 (en) Mobile and cascadable storage silo
KR20140078647A (ko) 압축성 물질의 운반 및 이송 장치
CN103552774B (zh) 螺旋输送机的防堵装置
KR20020086875A (ko) 합성 원료 처리 장치
CN211003649U (zh) 一种粉状燃料输送控制装置
CN208683742U (zh) 一种螺旋输送机
CN208103410U (zh) 一种避免堵塞的进料装置
CN211495693U (zh) 输送机机尾的接料装置
CN211870807U (zh) 一种石灰石下料输送设备
CN208000026U (zh) 一种抽湿机
JP3186076U (ja) 高水分含有木屑チップ定量的供給機
US4486126A (en) Pneumatic conveyor for silage and haylage
CN207714080U (zh) 方便下料的冷料供应装置
CN205555578U (zh) 阶梯式螺旋运输装置
US810989A (en) Device for transporting green malt.
CN205873163U (zh) 一种螺旋输送装置
CN205471249U (zh) 新型螺旋输送机
CN212268824U (zh) 一种粉体用气力输送装置
CN210523074U (zh) 一种筛分进料设备
CN220536997U (zh) 一种粉状材料自动布料装置
CN202542218U (zh) 一种防堵卸料设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070808

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100628

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100727

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110726

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02