JP2006264960A - Work carrying device - Google Patents
Work carrying device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006264960A JP2006264960A JP2005089085A JP2005089085A JP2006264960A JP 2006264960 A JP2006264960 A JP 2006264960A JP 2005089085 A JP2005089085 A JP 2005089085A JP 2005089085 A JP2005089085 A JP 2005089085A JP 2006264960 A JP2006264960 A JP 2006264960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- drive mechanism
- exhaust
- sealed case
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
Description
本発明は、半導体ウエハなどのワークを搬送する装置として、例えばクリーンルームのような清浄な環境下で使用されるワーク搬送装置に関する。 The present invention relates to a workpiece transfer device used as a device for transferring a workpiece such as a semiconductor wafer in a clean environment such as a clean room.
クリーンルーム等で使用されるワーク搬送装置として、ワーク固定座を有するキャリッジと、キャリッジを一軸方向に往復駆動するキャリッジ駆動機構と、キャリッジ駆動機構を収容する密閉ケースとを備え、密閉ケースには、ワーク固定座を密閉ケースの外部に突出させるために、細長いスリットがキャリッジの移動方向に沿って形成されているものがある。 As a workpiece transfer device used in a clean room or the like, a carriage having a workpiece fixing seat, a carriage driving mechanism that reciprocates the carriage in one axis direction, and a sealing case that accommodates the carriage driving mechanism are provided. In some cases, an elongated slit is formed along the moving direction of the carriage in order to protrude the fixed seat to the outside of the sealed case.
このようなワーク搬送装置では、キャリッジの送り精度を高めるために、キャリッジ駆動機構をボールねじやリニアガイドなどから構成している場合が多い。このため、キャリッジを一軸方向に往復駆動させると、キャリッジ駆動機構を構成するボールねじやリニアガイドなどで摩耗粉が発生する。そして、ボールねじやリニアガイドなどで発生した摩耗粉が密閉ケースに形成されたスリットから外部に飛散し、クリーンルーム内を汚染するおそれがある。 In such a workpiece transfer device, the carriage drive mechanism is often composed of a ball screw, a linear guide, or the like in order to increase the carriage feed accuracy. For this reason, when the carriage is reciprocated in one axis direction, wear powder is generated by a ball screw, a linear guide, or the like constituting the carriage drive mechanism. And abrasion powder generated by a ball screw, a linear guide, etc. may be scattered outside from the slit formed in the airtight case, and there exists a possibility of polluting the inside of a clean room.
そこで、密閉ケースに形成されたスリットをシールするシール機構を、スリットよりも幅広に形成されたシールベルトと、このシールベルトをキャリッジの移動方向に走行可能に支持する複数のプーリとで構成することによって、ワーク固定座とシール機構との干渉を防止するようにしたものが考案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載のワーク搬送装置では、密閉ケースに形成された排気孔を通じて密閉ケース内の空気を外部に排気する排気手段として真空ポンプを使用している。このため、部品コストの上昇を招くと共にワーク搬送装置のコンパクト化を妨げる要因となっていた。さらに、真空ポンプのメンテナンスに多くの時間と費用を要するという問題もあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、部品コストの低減およびコンパクト化を図れると共にメンテナンス性の向上を図ることのできるワーク搬送装置を提供することを目的とするものである。
However, in the workpiece transfer apparatus described in
The present invention has been made paying attention to such problems, and an object thereof is to provide a work transfer device capable of reducing the component cost and reducing the size and improving the maintainability. It is.
上記の目的を達成するために、第1の発明は、ワーク固定座を有するキャリッジと、該キャリッジを一軸方向に往復駆動するキャリッジ駆動機構と、該キャリッジ駆動機構を収容する密閉ケースと、該密閉ケースに形成された排気孔を通じて前記密閉ケース内の空気を外部に排気する排気手段とを備え、前記密閉ケースに形成されたスリットをシールするシール機構を、前記スリットの最小幅よりも幅広に形成されたシールベルトと、このシールベルトを前記キャリッジの移動方向に走行可能に支持する複数のプーリとで構成したワーク搬送装置において、前記排気手段を排気ファンから構成したことを特徴とする。
第1の発明に係るワーク搬送装置において、排気ファンはシロッコファンであることが好ましい。
In order to achieve the above object, a first invention includes a carriage having a workpiece fixing seat, a carriage drive mechanism that reciprocally drives the carriage in one axial direction, a sealing case that accommodates the carriage drive mechanism, and the sealing An exhaust means for exhausting the air in the sealed case to the outside through an exhaust hole formed in the case, and a sealing mechanism for sealing the slit formed in the sealed case is formed wider than the minimum width of the slit In the work conveying apparatus constituted by the seal belt formed and a plurality of pulleys that support the seal belt so as to be able to travel in the moving direction of the carriage, the exhaust means is constituted by an exhaust fan.
In the work transfer device according to the first aspect of the invention, the exhaust fan is preferably a sirocco fan.
第2の発明は、ワークテーブルと、該ワークテーブルを一軸方向に往復駆動する第1の駆動機構部と、該第1の駆動機構部を前記ワークテーブルの移動方向に対して垂直な軸回りに旋回駆動する第2の駆動機構部と、該第2の駆動機構部を前記ワークテーブルの移動方向に対して直角な方向に往復駆動する第3の駆動機構部と、前記第1〜第3の駆動機構部内の空気を外部に排気する排気手段とを備えたワーク搬送装置において、前記排気手段を排気ファンから構成したことを特徴とする。
第2の発明に係るワーク搬送装置において、排気ファンはシロッコファンであることが好ましい。
According to a second aspect of the present invention, there is provided a work table, a first drive mechanism portion that reciprocates the work table in one axial direction, and the first drive mechanism portion about an axis perpendicular to the moving direction of the work table. A second drive mechanism section for rotationally driving; a third drive mechanism section for reciprocatingly driving the second drive mechanism section in a direction perpendicular to the moving direction of the work table; In a work transfer device provided with an exhaust means for exhausting the air in the drive mechanism to the outside, the exhaust means is constituted by an exhaust fan.
In the work transfer device according to the second invention, the exhaust fan is preferably a sirocco fan.
本発明に係るワーク搬送装置によれば、排気装置として真空ポンプを使用した従来例と比較して、部品コストを低減できると共に装置のコンパクト化を図ることができる。また、排気装置として真空ポンプを使用した従来例のように、排気装置のメンテナンスに多くの費用や労力を要することもないので、メンテナンス性の向上を図ることができる。 According to the work transfer device of the present invention, compared with the conventional example using a vacuum pump as an exhaust device, the parts cost can be reduced and the device can be made compact. Further, unlike the conventional example in which a vacuum pump is used as the exhaust device, maintenance of the exhaust device does not require much cost and labor, so that maintainability can be improved.
以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施形態に係るワーク搬送装置について説明する。
図1に示されるワーク搬送装置1はキャリッジ2(図2参照)を備えており、このキャリッジ2の上面両側部にはブロック状のワーク固定座3が突設されている。また、ワーク搬送装置1はキャリッジ2を一軸方向に往復駆動するキャリッジ駆動機構4(図2参照)を備えており、このキャリッジ駆動機構4はボールねじ5、リニアガイド6等から構成されている。
Hereinafter, with reference to FIGS. 1-4, the workpiece conveyance apparatus which concerns on one Embodiment of this invention is demonstrated.
1 includes a carriage 2 (see FIG. 2), and block-shaped
さらに、ワーク搬送装置1はキャリッジ駆動機構4のボールねじ5を駆動するボールねじ駆動モータ7(図1参照)を備えており、このボールねじ駆動モータ7で発生した回転トルクは、図4に示すように、プーリ8、タイミングベルト9、プーリ10を介してボールねじ5のねじ軸5a(図2参照)に伝わるようになっている。また、ワーク搬送装置1はキャリッジ駆動機構4を収容する密閉ケース11(図1参照)を備えており、この密閉ケース11の上面には、キャリッジ2のワーク固定座3を密閉ケース11の外部に突出させるために、スリット12,13がキャリッジ2の移動方向に沿って形成されている。
Further, the
密閉ケース11には、ボールねじ5やリニアガイド6で発生した摩耗粉がスリット12,13から密閉ケース11の外部に飛散するのを防ぐために、スリット12,13をシールするシール機構14,15(図1参照)が設けられている。このシール機構14,15はスリット12,13の最小幅よりも幅広に形成されたシールベルト16(図2参照)と、このシールベルト16をキャリッジ2の移動方向に走行可能に支持する複数のプーリ17(図3参照)とからなり、シールベルト16の両端部はワーク固定座3の前端部と後端部に固定されている。スリット12,13には、シールベルト16の幅方向端部を収容する溝が設けられている。
The sealed
ワーク搬送装置1は、密閉ケース11に形成された排気孔18(図1参照)を通じて密閉ケース11内の空気を外部に排気する排気装置19を備えている。この排気装置19は排気ファン、好ましくはシロッコファン20からなり、ボールねじ5やリニアガイド6で発生した摩耗粉は密閉ケース11内の空気と共にシロッコファン20に吸引され、図示しない排気ダクトを通ってクリーンルームの外部へ排気されるようになっている。
The
このように、密閉ケース11内の空気を外部に排気する排気装置19を排気ファン、好ましくはシロッコファン19から構成したことにより、排気装置として真空ポンプを使用した従来例と比較して、部品コストを低減できると共に装置のコンパクト化を図ることができる。また、排気装置として真空ポンプを使用した従来例のように、排気装置のメンテナンスに多くの費用や労力を要することもないので、メンテナンス性の向上を図ることができる。
As described above, the
次に、図5〜図16を参照して本発明の他の実施形態に係るワーク搬送装置について説明する。
図5に示されるワーク搬送装置25は、ワークテーブル26と、このワークテーブル26を一軸方向(図5中矢印X方向)に往復駆動する第1の駆動機構部27と、この第1の駆動機構部27をワークテーブル26の移動方向に対して垂直な軸回りに旋回駆動する第2の駆動機構部51と、この第2の駆動機構部51をワークテーブル26の移動方向に対して直角な方向(図5中矢印Z方向)に往復駆動する第3の駆動機構部59とを備えて構成されている。
Next, a workpiece transfer apparatus according to another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
5 includes a work table 26, a
第1の駆動機構部27はキャリッジ28(図8参照)と、このキャリッジ28を図5中矢印X方向に往復駆動するキャリッジ駆動機構30とを備えており、キャリッジ28には、後述するストローク伝達機構40の密閉ケース41をキャリッジ28に固定するためのケース固定座29が設けられている。
キャリッジ駆動機構30は、ワークテーブル26の移動方向に案内するリニアガイド31と、このリニアガイド31の長手方向にキャリッジ28を駆動するボールねじ32とを備えている。また、キャリッジ駆動機構30はボールねじ駆動モータ33(図6参照)を備えており、このボールねじ駆動モータ33で発生した回転トルクは図示しない二個のプーリとタイミングベルトを介してボールねじ32のねじ軸32a(図8参照)に伝わるようになっている。
The
The
さらに、キャリッジ駆動機構30はリニアガイド31及びボールねじ32を収容する密閉ケース34(図8参照)を備えており、この密閉ケース34の上面には、ケース固定座29を密閉ケース34の外部に突出させるために、スリット35(図6参照)がキャリッジ28の移動方向に沿って形成されている。
密閉ケース34には、リニアガイド31やボールねじ32で発生した摩耗粉がスリット35から密閉ケース34の外部に飛散するのを防ぐために、スリット35をシールするシール機構36(図8参照)が設けられている。このシール機構36はスリット35の最小幅よりも幅広に形成されたシールベルト37と、シールベルト37をキャリッジ28の移動方向に走行可能に支持する複数個のプーリ38(図7参照)とからなり、シールベルト37の両端部はケース固定座29の前端部と後端部に固定されている。スリット35には、シールベルト37の幅方向端部を収容する溝が設けられている。
Further, the
The
ケース固定座29の上面には、キャリッジ28の移動ストロークをワークテーブル26に増倍して伝えるストローク伝達機構40(図5参照)が設置されている。このストローク伝達機構40はキャリッジ28と一体に移動する箱形の密閉ケース41(図9及び図10参照)と、この密閉ケース41内に設けられたリニアガイド42(図12参照)とを備えており、密閉ケース41の左右両側面にはスリット43(図10参照)がキャリッジ28の移動方向に沿って形成されている。
A stroke transmission mechanism 40 (see FIG. 5) is installed on the upper surface of the
リニアガイド42はスライダ42aを有しており、このスライダ42aには、ワークテーブル26をスライダ42aに取付けるためのテーブル取付け座44が密閉ケース41のスリット43から突出して設けられている。また、リニアガイド42はスライダ42aをキャリッジ28の移動方向に案内する案内レール42bを有しており、この案内レール42bは図示しないボルトにより密閉ケース41の底面部に固定されている。
The
密閉ケース41内には、キャリッジ28の移動ストロークをスライダ42aに伝えるために、ストローク伝達ベルト45(図11及び図12参照)がスリット43を閉塞するように設けられている。このストローク伝達ベルト45の両端部はテーブル取付け座44の前端部と後端部に固定され、かつ途中の一ヶ所を拘束部47に固定されている。密閉ケース41内には四つのプーリ46(図12参照)が回転可能に設けられ、これらのプーリ46にストローク伝達ベルト45が掛け渡されている。
A stroke transmission belt 45 (see FIGS. 11 and 12) is provided in the sealed
拘束部47は第1の駆動機構部27の密閉ケース34に固定されている。従って、第1の駆動機構27により例えば密閉ケース34に対しキャリッジ28及び密閉ケース41が距離Lだけ移動したとすると、ワークテーブル26は密閉ケース41に対して距離Lだけ移動する。従って、このときワークテーブル26は第1の駆動機構部27の密閉ケース34に対しては距離2Lだけ移動することになる。
The
密閉ケース41の底面には、排気孔48(図12参照)が形成されている。この排気孔48はケース固定座29の上面に形成された排気孔49(図8参照)に連通しており、密閉ケース41内の空気は排気孔48,49を通じてキャリッジ駆動機構29の密閉ケース34内に排気されるようになっている。
第2の駆動機構部51は回転テーブル52(図13参照)を備えており、密閉ケース34は図示しないボルトにより回転テーブル52の上面に固定されている。また、第2の駆動機構部51は回転テーブル52を駆動する駆動モータ53(図13参照)を備えており、この駆動モータ53は中空構造でアウターロータ型のダイレクトドライブモータである。
An exhaust hole 48 (see FIG. 12) is formed on the bottom surface of the sealed
The
密閉ケース34内の底面及び回転テーブル52を貫通して、排気孔55(図13参照)が形成されている。この排気孔55は駆動モータ53のモータ軸53a及び密閉ケース54を貫通して形成された排気通路56に連通しており、密閉ケース34内の空気は排気孔55及び排気通路56を通じて密閉ケース54内に排気されるようになっている。モータ軸53aは駆動モータ53のステータを構成し、密閉ケース54に下端を固定されている。駆動モータ53のロータを構成する外ハウジング53bは、その上面を回転テーブル52に固定されている。密閉ケース54内にはシロッコファン58が設けられ、その排気口は密閉ケース54の排気口54aに面するようにされている。また、図示を省略するが、排気孔55及び排気通路56は第1の駆動機構部27の駆動モータ33等の配線ケーブルの通路も兼ねる。また、排気口54aは駆動モータ33の配線に加え、駆動モータ53及びシロッコファン58の配線の通路も兼ねる。
An exhaust hole 55 (see FIG. 13) is formed through the bottom surface in the sealed
第3の駆動機構部59は密閉ケース34を図5中矢印Z方向に搬送するキャリッジ60(図5及び図6参照)と、このキャリッジ60を図5中矢印Z方向に往復駆動するキャリッジ駆動機構61(図6参照)とを備えており、キャリッジ駆動機構61はキャリッジ駆動部62と、このキャリッジ駆動部62と平行に設けられたケーブル案内部75とから構成されている。
The
キャリッジ駆動部62はボールねじ63(図14参照)を備えており、このボールねじ63のナット63aには、ナットブラケット63aを介してキャリッジ60をナット63aに取付けるためのキャリッジ取付け座64が設けられている。キャリッジ取付座64はボールねじ63と平行に設けられた二列のリニアガイド64aにより案内されている。また、キャリッジ駆動部62はボールねじ駆動モータ65(図5参照)を備えており、このボールねじ駆動モータ65で発生した回転トルクは図示しない二個のプーリとタイミングベルトを介してボールねじ63のねじ軸63b(図14参照)に伝わるようになっている。なお、ねじ軸63は両端部で密閉ケース66に固定された不図示の軸受ユニットにより回転自在に支持されている。
The
さらに、キャリッジ駆動部62はボールねじ63を収容する密閉ケース66を備えており、この密閉ケース66には、キャリッジ取付け座64を密閉ケース66の外部に突出させるために、スリット67,68がキャリッジ60の移動方向に沿って形成されている。また、キャリッジ駆動部62は密閉ケース66内の空気を吸気する排気装置としてのシロッコファン73(図5参照)を備えており、ボールねじ63及びリニアガイド64aで発生した摩耗粉は密閉ケース66内の空気と共にシロッコファン73で吸引され、図示しない排気ダクトを通じてクリーンルームの外部に排出されるようになっている。
Further, the
密閉ケース66には、ボールねじ63等で発生した摩耗粉がスリット67,68から密閉ケース66の外部に飛散するのを防ぐために、スリット67,68をシールするシール機構69,70(図14参照)が設けられている。このシール機構69,70はスリット67,68の最小幅よりも幅広に形成されたシールベルト71と、シールベルト71をスリット67,68の長手方向に走行可能に支持する複数個のプーリ72とからなり、シールベルト71の両端部はキャリッジ取付け座64の前端部と後端部に固定されている。スリット69,70には、シールベルト71の幅方向両端部を収容する溝が設けられている。
The sealing
ケーブル案内部75はリニアガイド76(図14参照)を備えており、このリニアガイド76のスライダ76aには、キャリッジ60をスライダ76aに取付けるためのキャリッジ取付け座77が設けられている。キャリッジ取付け座77には、第1駆動機構部27の駆動モータ33、第2駆動機構部51の駆動モータ53等の配線ケーブルを保護すると共に案内するケーブル保護具(例えばケーブルベア(登録商標))100の一端が固定される。ケーブル保護具100は多数の互いに回動可能に連結された要素100a…からなり、全体として可撓性を有し、長手方向の任意の位置で図5に破線で示すようにU字状に折り曲がり可能である。ケーブル保護具100の他端は密閉ケース78に固定される。
The
また、ケーブル案内部75はケーブル保護具100及びリニアガイド76を収容する密閉ケース78を備えており、この密閉ケース78には、キャリッジ取付け座77を密閉ケース78の外部に突出させるために、スリット79がキャリッジ60の移動方向に沿って形成されている。
密閉ケース78内には、リニアガイド76で発生した摩耗粉がスリット79から密閉ケース78の外部に飛散するのを防ぐために、スリット79をシールするシール機構80(図14参照)が設けられている。このシール機構80はスリット79の最小幅よりも幅広に形成されたシールベルト81と、シールベルト81をスリット79の長手方向に走行可能に支持する複数個のプーリ82とからなり、シールベルト81の両端部はキャリッジ取付け座77の前端部と後端部に固定されている。スリット79には、シールベルト81の幅方向両端部を収容する溝部が設けられている。
The
A sealing mechanism 80 (see FIG. 14) that seals the
スライダ76aの排気通路には、排気ダクト83(図6参照)の一端部が接続されている。この排気ダクト83の他端部は密閉ケース54に形成された排気口54a(図13参照)に接続されており、密閉ケース54内の空気は排気ダクト83及びスライダ76aに設けられた排気通路を通って密閉ケース78内に排気されるようになっている。また、駆動モータ33,53及びシロッコファン58の配線ケーブルも同じ経路を通り、ケーブル保護具100に固定される。そして、これらの配線ケーブルはケーブル保護具100の他端から密閉ケース78に設けられた貫通孔78aを経由し、外部へ導かれる。また、密閉ケース78には排気装置としてのシロッコファン84(図5参照)を備えており、ボールねじ32やリニアガイド30,42,76で発生した摩耗粉は密閉ケース78内の空気と共にシロッコファン84で吸引され、図示しない排気ダクトを通じてクリーンルームの外部に排出されるようになっている。
One end of an exhaust duct 83 (see FIG. 6) is connected to the exhaust passage of the
このように構成されるワーク搬送装置では、第1〜第3の駆動機構部27,51,60内の空気を外部に排気する排気手段を排気ファン、好ましくはシロッコファン73,84から構成したことにより、排気装置として真空ポンプを使用した従来例と比較して、部品コストを低減できると共に装置のコンパクト化を図ることができる。さらに、シロッコファン58の追加により可動部分の排気もより確実となる。また、排気装置として真空ポンプを使用した従来例のように、排気装置のメンテナンスに多くの費用や労力を要することもないので、メンテナンス性の向上を図ることができる。また、可動部である第1駆動機構部27や第2駆動機構部51のための配線ケーブルも密閉ケース34、54,78等の内部に収容し、安全で且つケーブル保護具100からの発塵が外部を汚染することもない。
In the workpiece transfer apparatus configured as described above, the exhaust means for exhausting the air in the first to third
2,28,60 キャリッジ
3 ワーク固定座
4,30,61 キャリッジ駆動機構
5,32,63 ボールねじ
6,31,42,76 リニアガイド
7,33,65 ボールねじ駆動モータ
8,10 プーリ
9 タイミングベルト
11,34,41,54,66,78 密閉ケース
12,13,35,43,67,68,79 スリット
14,15,36,69,70,80 シール機構
16,37,71,81 シールベルト
17,38,46,72,82 プーリ
18,48,49,55 排気孔
19 排気装置
20,58,73,84 シロッコファン
26 ワークテーブル
27 第1の駆動機構部
29 ケース固定座
40 ストローク伝達機構
44 テーブル取付け座
45 ストローク伝達ベルト
51 第2の駆動機構部
52 回転テーブル
53 駆動モータ
56 排気通路
59 第3の駆動機構部
83 排気ダクト
2, 28, 60
Claims (4)
前記排気手段を排気ファンから構成したことを特徴とするワーク搬送装置。 A carriage having a workpiece fixing seat, a carriage drive mechanism that reciprocally drives the carriage in one axial direction, a sealed case that accommodates the carriage drive mechanism, and air in the sealed case through an exhaust hole formed in the sealed case A sealing mechanism that seals a slit formed in the hermetic case, a sealing belt formed wider than a minimum width of the slit, and a moving direction of the carriage. In a workpiece transfer device configured with a plurality of pulleys supported so as to be able to travel,
A work transfer apparatus characterized in that the exhaust means comprises an exhaust fan.
前記排気手段を排気ファンから構成したことを特徴とするワーク搬送装置。 A work table, a first drive mechanism section that reciprocates the work table in one axis direction, and a second drive mechanism that pivots the first drive mechanism section about an axis perpendicular to the movement direction of the work table. A drive mechanism, a third drive mechanism that reciprocates the second drive mechanism in a direction perpendicular to the direction of movement of the work table, and air in the first to third drive mechanisms. In a work transfer device provided with an exhaust means for exhausting outside,
A work transfer device characterized in that the exhaust means comprises an exhaust fan.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005089085A JP2006264960A (en) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | Work carrying device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005089085A JP2006264960A (en) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | Work carrying device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006264960A true JP2006264960A (en) | 2006-10-05 |
Family
ID=37201320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005089085A Pending JP2006264960A (en) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | Work carrying device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006264960A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036184A (en) * | 2013-08-09 | 2015-02-23 | 日本電産サンキョー株式会社 | Industrial robot |
KR101861135B1 (en) * | 2011-12-26 | 2018-05-25 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | Transfer device and transfer method |
-
2005
- 2005-03-25 JP JP2005089085A patent/JP2006264960A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101861135B1 (en) * | 2011-12-26 | 2018-05-25 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | Transfer device and transfer method |
JP2015036184A (en) * | 2013-08-09 | 2015-02-23 | 日本電産サンキョー株式会社 | Industrial robot |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7562595B2 (en) | Dust proof sliding device | |
US6000292A (en) | Actuator | |
JPH08290384A (en) | Direct driven actuator to generate smaller amount of dust | |
JP3570077B2 (en) | Non-suction clean actuator | |
JP4667187B2 (en) | Substrate transfer device | |
JP2006264960A (en) | Work carrying device | |
JP2015051488A (en) | Robot | |
JP2008101642A (en) | Actuator | |
US7066649B2 (en) | Actuator | |
WO2014181451A1 (en) | Actuator | |
KR100537785B1 (en) | Electric Actuator | |
WO2015098122A1 (en) | Linear-motion-guiding bearing device, conveying device, and construction machine | |
US11999574B2 (en) | Reel motor with closed cooling circuit | |
JP4211325B2 (en) | Linear actuator | |
JP5866837B2 (en) | Table device | |
JP2663584B2 (en) | Linear transport device for working mechanism | |
JPH11255487A (en) | Conveyer device | |
JP3750637B2 (en) | Low dust generation linear motion actuator | |
JP2007095717A (en) | Conveyor apparatus | |
JP2004012048A (en) | Clean assembly module device and production system constructed of it | |
JPS62157788A (en) | Industrial robot | |
JPS61288990A (en) | Industrial robot | |
JP2008126665A (en) | Machining assembly | |
JP2005212948A (en) | Conveyor device | |
KR200408239Y1 (en) | Linear guide apparatus with plural tables |