JP2006264130A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが印刷処理終了後にいつでも画像データが記憶装置から完全に消去できたかを確認することができる印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 画像データを受信するための受信手段と該受信した画像データを記憶装置に記憶するための画像記憶手段と該画像記憶手段に記憶された画像データを処理する画像処理手段と該受信した画像データの印刷処理終了後、該画像記憶手段に記憶された画像データを消去するための消去手段を備える印刷装置において、画像データの消去処理が終了したかに関する情報の保持を行う消去情報管理手段を備えることを特徴とする印刷装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像データを受信するための受信手段と該受信した画像データを記憶装置に記憶するための画像記憶手段と該画像記憶手段に記憶された画像データを処理する画像処理手段と該受信した画像データの印刷処理終了後、該画像記憶手段に記憶された画像データを消去するための消去手段を備える印刷装置において、画像データの消去処理が終了したかに関する情報の保持を行う消去情報管理手段を備えることを特徴とする印刷装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は印刷装置に関し、記憶装置に格納された機密情報が本人以外の第三者により利用されることを防止する印刷装置の機密情報消去管理方式に関するものである。
従来、画像データを読み取り、その画像データをハードディスク等の不揮発性メモリに一旦記憶し、そのメモリから適宜記憶した画像データを読み出してプリントアウトするプリンタや複写機が知られている。このようなプリンタでは、データの印刷が終了した後も、次に新たな画像データが読み取られてハードディスクに上書きされるまでは、前に記憶した画像データが残っていることになる。よって、ハードディスクがプリンタなどの装置から抜き取られ、画像データが流出してしまい、機密情報を扱う場合に問題となっていた。
これに対して、特許文献1に開示されている技術では、機密文書モードを設け、このモードが設定されているときには画像データの処理が終了した時点でその画像データを消去するように設定されている。
また、特許文献2に開示されている技術では、装置のアイドル時間に画像データを消去するように設定されている。
また、特許文献3に開示されている技術では、上書き作業の完了を確認することができるものが提案されている。
特開平9−223061号公報
特開平9−284572号公報
特開平2−271447号公報
しかしながら、上記、従来の技術による画像データの消去を行った場合、ユーザは消去処理中の間、待機していて、消去処理が終了した際の消去終了表示を確認することでしか、本当に機密情報である画像データが完全に消去できたかを確認することができず、問題であった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザは印刷処理終了後にいつでも画像データが記憶装置から完全に消去できたかを確認することができる印刷装置を提供することを目的とする。
本発明に係る印刷装置は、画像データを受信するための受信手段と該受信した画像データを記憶装置に記憶するための画像記憶手段と該画像記憶手段に記憶された画像データを処理する画像処理手段と該受信した画像データの印刷処理終了後、該画像記憶手段に記憶された画像データを消去するための消去手段を備える印刷装置において、画像データの消去処理が終了したかに関する情報の保持を行う消去情報管理手段を備えることを特徴とする。
また、前記印刷装置において、前記消去情報管理手段はパスワードとファイルナンバーと消去完了情報から構成される消去情報を保持することを特徴とする。
また、前記印刷装置における前記受信手段において画像データを受信した場合、ユーザに対しパスワードを要求し、受信した該画像データに対し、ファイルナンバーを割り当て、割り当てたファイルナンバーをユーザに与え、上記消去情報管理手段において該パスワードと該ファイルナンバーを保持することを特徴とする。
また、前記印刷装置において、前記消去手段による画像データの消去が終了した場合、消去完了情報を前記消去情報管理手段へ保持することを特徴とする。
また、前記印刷装置において、ユーザからの消去確認の問い合わせを受けた場合、前記パスワードと前記ファイルナンバーを要求し、該パスワードと該ファイルナンバーが一致したものが前記消去情報管理手段にあるかどうかを判別し、一致したものがあった場合、前記消去完了情報をユーザへ与えることを特徴とする。
また、前記印刷装置において、消去完了後、ユーザの消去確認が終了した場合、あるいは印刷終了後からある一定の期間がたった場合、前記パスワードと前記ファイルナンバーと前記消去完了情報を前記消去情報管理手段から消去することを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置に記憶された機密データの消去処理が完了したかを印刷終了後、パスワードとファイルナンバーの入力を行うことにより確認することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の係る印刷装置の一実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る印刷装置の一実施形態であるインクジェットプリンタの構成図である。本図1のインクジェットプリンタは、受信バッファメモリ部2、画像処理部3、エンジンI/F部4、ハードディスク5、機器制御部6、プリンタエンジン部7を備えている。
図1は、本発明に係る印刷装置の一実施形態であるインクジェットプリンタの構成図である。本図1のインクジェットプリンタは、受信バッファメモリ部2、画像処理部3、エンジンI/F部4、ハードディスク5、機器制御部6、プリンタエンジン部7を備えている。
本実施形態にかかるインクジェットプリンタ100を用いて印刷する場合、1はホストコンピュータであり、インクジェットプリンタ100とネットワーク101によって接続されており、画像データを送り出す。2は受信バッファメモリであり、ホストコンピュータから送られる画像データを一時的に蓄える。ここで受信バッファメモリ2上にある画像データはハードディスク5へ書き込まれ記憶される。そして、再びハードディスク5から画像データを読み出し、画像処理部3でラスタデータに変換される。ラスタ化された画像データはエンジンI/F部4からプリンタエンジン部8へ転送され、印刷処理が行われる。画像データが機密データであるという指定があった場合、インクジェットプリンタ100は、印刷処理後直ちにハードディスク5へ記憶された画像データに対する消去処理を行う。
なお、ここでは画像データを保存するハードディスク5を備えている場合について説明するが、これに限らず、装置本体から取り出しても保存された画像データを保持することができる不揮発性のメモリやバックアップ機能付きのメモリ等を備えている場合についても同様に適用することが可能である。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ100の各構成部は、機器制御部6により制御される。機器制御部6は受信した画像データの解析、インクジェットプリンタ100の状態管理、外部からの処理要求に対する制御を行う。
操作部7はプリンタパネルでありユーザはプリンタの設定を行うことができ、また、ユーザに対してプリンタの状態を表示するものである。
ハードディスク5は図2に示すように、消去情報管理領域とデータ記憶領域に区分けしてある。消去情報管理領域はユーザが機密データの消去が完了しているか確認した場合に使用する情報を格納している領域であり、データ記憶領域は機密データでない画像データを保存しておく領域である。また、データ記憶領域は印刷処理時に一時的に画像データを記憶しておく領域としても使用される。
次に本実施形態におけるインクジェットプリンタ100において、機密データを受信した場合の消去情報を消去情報管理領域へ保存する方法について説明する。
図3は図1のインクジェットプリンタ100が画像データを受信した際の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ユーザは機密データの印刷をしたい場合、プリンタドライバで機密データの印刷を指定し、その際にパスワードを入力するよう求められる。インクジェットプリンタ100は画像データを受信バッファ2に受信すると機器制御部6によって該画像データを解析し、該画像データが機密データかどうかの判別を行う。ステップS1によって受信した画像データが機密データでないと判別した場合、ステップS3による印刷処理を行い、終了となる。
ステップS1によって画像データが機密データだと判別された場合、機器制御部6はハードディスク5の消去情報管理領域へ該画像データの消去情報を保存する領域を確保する。そして割り当てた該画像データに対するファイルナンバーと該画像データに付加されたパスワードと消去完了情報を消去情報管理領域へ保存する。この時、消去完了情報は未消去を表している。更に、この処理時にユーザのホストコンピュータ1に対し、ファイルナンバーを返す。ユーザはホストコンピュータ1でそれを確認することができる。
その後、インクジェットプリンタ100は、ステップS3による印刷処理を行い、排紙終了後にステップS4によってハードディスク5へ記憶されている機密データの消去を行う。そして、消去が終了した時に、ステップS5によって、消去情報管理領域の消去完了情報を未消去から消去完へ書き換えることによって消去情報の保持を行う。
消去情報管理領域の内容は、例えば図4のようになっており、消去情報管理領域には画像データを特定するファイルナンバー、ユーザを特定するパスワード、そして機密データの消去が完了したのかを表す消去完了情報で構成されている。
次に機密データの消去が完了したかの確認処理手順について説明する。図5は本実施形態におけるインクジェットプリンタ100において、消去確認を行う際の一例を示すフローチャートである。
ユーザがホストコンピュータ1からインクジェットプリンタ100に対し、消去確認の要求をすると、ステップS11で機器制御部6は消去確認の要求を認識し、ユーザに対し、パスワードとファイルナンバーの入力を求める。ステップS12によるパスワードとファイルナンバーの入力が確認されると、ステップS13で機器制御部6は、入力されたパスワードとファイルナンバーに一致するものが消去情報管理領域へあるかどうかの検索を行う。一致したものがなければ再度パスワードとファイルナンバーの入力を要求する。一致したものがあった場合、ステップS14で消去完了情報をホストコンピュータに表示する。
そして、ステップS15による消去完了情報が消去完の場合、ステップS16で消去情報管理領域から確認した消去情報を消去する。消去完了情報が未消去の場合は、ステップS11から始まる消去確認によって、機密データの消去が完了したことをユーザが確認するまで消去情報を保持しておく。
次に消去情報の保持をある一定期間だけ行う場合の処理手順について説明する。図6は本実施形態におけるインクジェットプリンタ100において、消去情報をある一定期間だけしか保持しない場合の一例を示すフローチャートである。
機器制御部6はステップS101で機密データの消去処理が完了すると消去情報の消去管理情報を消去完に書き換えるとともに、消去が完了した時刻も消去情報管理領域へ記憶しておく。ステップS102によって、あらかじめインクジェットプリンタ100に設定してある消去情報保持期間より消去終了からの期間が大きくなった場合、ステップS107の消去情報の消去を行う。消去情報保持期間より消去終了からの期間が小さい消去情報については保持する。ステップS103からステップS106の処理については前記図5ステップS11からステップS14と同様の処理のため省略する。
消去情報管理領域の内容は、例えば図7のようになっており、消去情報管理領域には画像データを特定するファイルナンバー、ユーザを特定するパスワード、そして機密データの消去が完了したのかを表す消去完了情報に加えて、消去の終了した時間を表す消去時刻で構成されている。
<第2の実施形態>
本実施の形態は、消去確認を第1の実施形態ではホストコンピュータ1から行っているのに対し、インクジェットプリンタ100、操作部7のプリンタパネルから行う点で異なる。
本実施の形態は、消去確認を第1の実施形態ではホストコンピュータ1から行っているのに対し、インクジェットプリンタ100、操作部7のプリンタパネルから行う点で異なる。
ユーザは印刷終了後、操作部7のプリンタパネルから消去確認メニューを選択し、要求されたパスワード、ファイルナンバーを入力することによって、プリンタパネル上で消去の確認を行うことも可能である。操作部7のプリンタパネルからの消去確認の手順についてはホストコンピュータにおける消去確認の手順と同じなので省略する。
なお、上述した実施形態では、インクジェットプリンタにおける消去確認処理を例にとって説明を行ったが、外部から画像データが入力され、記憶装置に画像データが記憶された後、消去処理が行われる場合、例えば複写機として動作する場合にも同様の処理が行われる。
1 ホストコンピュータ
2 受信バッファ
3 画像処理
4 エンジンI/F
5 ハードディスク
6 機器制御部
7 操作部
8 プリンタエンジン
100 インクジェットプリンタ
101 ネットワーク
2 受信バッファ
3 画像処理
4 エンジンI/F
5 ハードディスク
6 機器制御部
7 操作部
8 プリンタエンジン
100 インクジェットプリンタ
101 ネットワーク
Claims (6)
- 画像データを受信するための受信手段と該受信した画像データを記憶装置に記憶するための画像記憶手段と該画像記憶手段に記憶された画像データを処理する画像処理手段と該受信した画像データの印刷処理終了後、該画像記憶手段に記憶された画像データを消去するための消去手段を備える印刷装置において、画像データの消去処理が終了したかに関する情報の保持を行う消去情報管理手段を備えることを特徴とする印刷装置。
- パスワードとファイルナンバーと消去完了情報から構成される消去情報を保持する消去情報管理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記受信手段において機密情報である画像データを受信した場合、受信した該画像データに対し、ファイルナンバーを割り当て、割り当てたファイルナンバーをユーザに与え、前記消去情報管理手段において、画像データに付加されたパスワードと該ファイルナンバーを保持することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記消去手段による画像データの消去が終了した場合、消去完了情報を前記消去情報管理手段へ保持することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- ユーザからの消去確認の問い合わせを受けた場合、前記パスワードと前記ファイルナンバーを要求し、該パスワードと該ファイルナンバーの一致したものが前記消去情報管理手段にあるかどうかを判別し、一致したものがあった場合、前記消去完了情報をユーザへ与えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 消去完了後、ユーザの消去確認が終了した場合、あるいは印刷終了後からある一定の期間がたった場合、前記パスワードと前記ファイルナンバーと前記消去完了情報からなる前記消去情報を前記消去情報管理手段から消去する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086047A JP2006264130A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005086047A JP2006264130A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006264130A true JP2006264130A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37200591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005086047A Withdrawn JP2006264130A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006264130A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015077807A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-04-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷管理装置及びプログラム |
US9335962B2 (en) | 2010-05-24 | 2016-05-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Print management device, print management system, print management method and computer readable medium |
-
2005
- 2005-03-24 JP JP2005086047A patent/JP2006264130A/ja not_active Withdrawn
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JP2015077807A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-04-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷管理装置及びプログラム |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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