JP2006262251A - 送信ミキサ回路 - Google Patents

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Tetsuo Ito
徹夫 伊藤
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Abstract

【課題】送受切替え信号の入力端と、ローカル信号入力端と、ベースバンド信号入力端と送信ミキサ出力端を備え、ベースバンド信号とローカル信号を掛け算して出力する送信ミキサ回路において、受信時に、送信ミキサ回路が動作停止していても、掛け算器上段のトランジスタのベース−コレクタ間の寄生容量によって、ローカルリークが発生し、他の受信機に対する妨害となり、また自分自身の受信回路に対する妨害成分となり感度劣化等を引き起こす。
【解決手段】送信ミキサ回路の掛け算器部分の負荷がLC同調回路で構成されており、送受切替え信号を受けて、ミキサ回路を受信時に動作停止させる場合に、ミキサ回路の動作電流を停止させるだけでなく、ミキサ回路負荷のLC同調回路の同調周波数をずらすことによって、受信時のローカルリークの低減を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線機器の送信部に使用する送信ミキサ回路、及び送信ミキサ回路を備えた送受信機に関する。
以下に従来の送信ミキサ回路について説明する。
図2は一般的な送受信機の構成図である。図2において、40は送信ベースバンド信号発生器、41は送信ミキサ回路、42はローカル信号発生器、43は送受切り替え信号発生器、44はパワーアンプ(PA)、45は送信出力端、46は受信入力端、47は受信ローノイズアンプ(LNA)、48は受信ミキサ回路、49は受信ベースバンド信号復調器、50は送受信機である。
以上のように構成された、送受信機の動作について以下に説明する。送信ベースバンド信号発生器40からのベースバンド信号とローカル信号発生器42からのローカル信号が、送信ミキサ回路41に入力され、送信ミキサ回路で掛け算された後、PA44で増幅され、送信出力端45より出力される。また、受信入力端46から入力された受信信号はLNA47で増幅され、受信ミキサ回路48でローカル信号と掛け算された後、受信ベースバンド信号復調器49で復調される。送受切り替え信号発生器43は、送信時には、LNA47と受信ミキサ回路48を動作停止させ、また受信時には、送信ミキサ回路41とパワーアンプ44を動作停止させることによって、送受信機としての消費電流削減を図り、また受信時に受信回路に対して妨害となる送信回路からのローカルリークを抑えることが可能である。
図3は従来の送信ミキサ回路の一例である。図3において、61は送受切り替え信号入力端、62はスイッチ用トランジスタ、63は送信ミキサ回路の動作電流を決定する電流源である。64、66のトランジスタと65、67の抵抗とでミラー回路を構成している。68、70、72、73、74、75のトランジスタと69、71の抵抗とで掛け算器を構成しており、80、81のコンデンサと82、83のインダクタとで構成され、送信周波数に同調された同調回路がミキサの負荷となる。76、77は送信ベースバンド信号入力端、78、79はローカル信号入力端、85、86はミキサ出力端、84は電源端である。
以上のように構成された送信ミキサ回路において、送信時にはスイッチ用トランジスタ62がオフしミキサ回路は動作するが、受信時にはスイッチ用トランジスタ62がオンすることにより、ミキサ回路の掛け算器部分に動作電流が流れず、ミキサ回路は動作停止する。これにより、ミキサ出力端85、86への、受信時のローカルリークを抑えている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭57−7617号公報
しかしながら、上記従来の送信ミキサ回路では、掛け算器部分の電流が流れず動作停止していても、掛け算器上段のトランジスタ72、73、74、75のベース−コレクタ間の寄生容量によって、78、79のローカル信号入力端から入力したローカル信号が、85、86のミキサ出力端に現れる。このもれ成分が、図2に示す送受信器において、動作停止状態のPA44を通じたリークとして、送信出力端45に現れ、他の受信機に対する妨害となり、また自分自身の受信回路に対する妨害成分となり感度劣化等を引き起こす。また、送受信器を集積回路化した場合には、ミキサ出力端より、基板容量等を経由して、直接自分自身の受信回路に対する妨害となり得る。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、受信時のローカルリークを十分に低いレベルとし、他の送受信機、または自分自身の受信回路に対する妨害を低減可能な送信ミキサ回路を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の送信ミキサ回路は、受信時に送信ミキサ回路の掛け算器部分の動作電流を停止するだけでなく、掛け算器の負荷回路を構成するLC同調回路の同調周波数をずらす機能を付加する。
本発明の送信ミキサ回路を用いることによって、受信時のローカルリークを十分に低いレベルとすることができるため、他の送受信機に対する妨害を低減でき、また自分自身の受信回路に対する感度劣化等の影響を低減することができるため、送受信機としての特性を向上できる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る送信ミキサ回路を説明する。
図1に本発明の一実施形態に係る送信ミキサ回路の構成を示す。
図1において、1は送受切り替え信号入力端、2はスイッチ用トランジスタ、3は送信ミキサ回路の動作電流を決定する電流源である。4、6のトランジスタと5、7の抵抗とでミラー回路を構成している。8、10、12、13、14、15のトランジスタと9、11の抵抗とで掛け算器を構成しており、以上は、図3に示す従来例と同様である。32は同調周波数切替え部であり、27、29のコンデンサと28、30の抵抗と31のスイッチ用トランジスタで構成されている。前記同調周波数切替え部32と、20、21のコンデンサと22、23のインダクタとで掛け算器の負荷を構成している。16、17は送信ベースバンド信号入力端、18、19はローカル信号入力端、25、26はミキサ出力端、24は電源端である。
以上のように構成された送信ミキサ回路において、以下その動作を説明する。
送信時にはスイッチ用トランジスタ2がオフしミキサ回路の掛け算器部分に動作電流が流れるとともに、スイッチ用トランジスタ31がオフし、掛け算器負荷部分の同調周波数はコンデンサ20、21とインダクタ22、23とで決まり、この同調周波数は送信周波数に合わせておく。一方、受信時にはスイッチ用トランジスタ2がオンすることにより、ミキサ回路の掛け算器部分に動作電流が流れず、ミキサ回路は動作停止し、さらにスイッチ用トランジスタ31がオンすることにより、コンデンサ20、21と並列にコンデンサ27、29が挿入されるため、同調周波数が送信周波数からずれることとなり、送信周波数帯域でのゲインが下がる。
このため、18、19のローカル信号入力端から入力したローカル信号が、掛け算器上段のトランジスタ12、13、14、15のベース−コレクタ間の寄生容量によって、25、26のミキサ出力端に現れるローカルリークを十分に低い値に低減することが可能となる。
本実施形態では、受信時にスイッチ用トランジスタ31がオンし、コンデンサ27、29が有効になる構成としたが、送信時にトランジスタ31がオンし、コンデンサ27、29が有効になる構成とすることも可能であり、その場合はコンデンサ20、21、27、29とインダクタ22、23から決まる同調周波数を送信周波数に合わせることになる。
以上に示すように、本実施形態に係る送信ミキサ回路によれば、受信時のローカルリークを十分に低いレベルとすることができるため、他の送受信機に対する妨害を低減でき、また自分自身の受信回路に対する感度劣化等の影響を低減することができるため、送受信機としての特性を向上できる。
本発明に係る送信ミキサ回路は、ミキサ出力端における受信時のローカルリークを低減できるため、無線通信システムにおける送受信器として使用した場合、他の受信機に対する妨害の少ない、また自分自身の受信器に対する感度劣化等の妨害も低減可能な、送受信機を提供できる。
本発明の実施形態における送信ミキサ回路の構成を示す回路図 送信ミキサ回路を含む送受信機の構成を示すブロック図 従来の送信ミキサ回路の構成を示す回路図
符号の説明
1、61 送受切り替え信号入力端
2、31、62 スイッチ用トランジスタ
3、63 電流源
4、6、8、10、12、13、14、15 トランジスタ
64、66、68、70、72、73、74、75 トランジスタ
5、7、9、11、28、30、65、67、69、71 抵抗
16、17、76、77 送信ベースバンド信号入力端
18、19、78、79 ローカル信号入力端
20、21、27、29、80、81 コンデンサ
22、23、82、83 インダクタ
24、84 電源端
25、26、85、86 ミキサ出力端
32 同調周波数切替え部
40 送信ベースバンド信号発生器
41 送信ミキサ回路
42 ローカル信号発生器
43 送受切り替え信号発生器
44 パワーアンプ(PA)
45 送信出力端
46 受信入力端
47 受信ローノイズアンプ(LNA)
48 受信ミキサ回路
49 受信ベースバンド信号復調器
50 送受信機

Claims (2)

  1. 送受切替え信号の入力端と、ローカル信号入力端と、ベースバンド信号入力端と送信ミキサ出力端を備え、ベースバンド信号入力端より入力されたベースバンド信号と、ローカル信号入力端より入力されたローカル信号を掛け算して、送信ミキサ出力端より出力する送信ミキサ回路において、前記送信ミキサ回路の掛け算器部分の負荷がLC同調回路で構成されており、送受切替え信号を受けて、前記ミキサ回路を受信時に動作停止させる場合に、ミキサ回路の動作電流を停止させるだけでなく、ミキサ回路負荷のLC同調回路の同調周波数をずらすことによって、受信時のローカルリークの低減を実現する送信ミキサ回路。
  2. 請求項1の送信ミキサ回路と、送信バースバンド信号発生器、ローカル信号発生器、送受切替え信号発生器、パワーアンプ、LNA、受信ミキサ回路、受信ベースバンド信号復調器を備えた送受信機。
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