JP2006257758A - コンクリート製品の連結構造及び接続部材 - Google Patents

コンクリート製品の連結構造及び接続部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2006257758A
JP2006257758A JP2005077281A JP2005077281A JP2006257758A JP 2006257758 A JP2006257758 A JP 2006257758A JP 2005077281 A JP2005077281 A JP 2005077281A JP 2005077281 A JP2005077281 A JP 2005077281A JP 2006257758 A JP2006257758 A JP 2006257758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
concrete product
steel material
fastening
male screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005077281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4057020B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Uchida
和彦 内田
Hideki Kishi
秀樹 岸
Hidetoshi Fujimoto
英敏 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Concrete Works Co Ltd
Original Assignee
Asahi Concrete Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Concrete Works Co Ltd filed Critical Asahi Concrete Works Co Ltd
Priority to JP2005077281A priority Critical patent/JP4057020B2/ja
Publication of JP2006257758A publication Critical patent/JP2006257758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057020B2 publication Critical patent/JP4057020B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

【課題】屈曲部を有する管渠の形成の際に、2本のPC鋼棒の軸線が交差する場合にこれらのPC鋼棒の接続を簡単な構成により安価に行うコンクリート製品の連結構造及び接続部材の提供。
【解決手段】ボックスカルバート1を連結する構造の接続機構3に、第1のPC鋼材21の雄ねじ部2aに螺着した第2のナット31と、第2のPC鋼材22の雄ねじ部2aに螺着した第3のナット32と、第2ナット31に係合する第1の係合面33a及び第3のナット32に係合する第2の係合面33bを有し第1及び第2のPC鋼材21、22を引き合うように接続するソケット33とを備え、ソケット33と第2のPC鋼材22とが相対回動可能な構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンクリート製品に埋設したPC鋼材を介する複数のコンクリート製品の連結構造及び接続部材に関する。
従来、複数のコンクリート製品を鋼材を用いて緊締連結する方法として、コンクリート製品に鋼材を埋設しておき、隣接するコンクリート製品の互いに対向する鋼材を締着材と連結部材とを介して緊締定着することにより該コンクリート製品を緊締連結する方法が行われている。特に、ボックスカルバート等大型のコンクリート製品を緊締連結し、屈曲部を有する管渠を形成する場合には、対向する鋼材の軸線が交差する場合であってもこれら対向する鋼材を緊締連結できるようにすべく、連結部材として定着面を曲面状に成形した特殊カップラーを採用し、この特殊カップラーを介して相対する鋼材を接続する態様が考えられている(例えば特許文献1を参照)。
特公昭63−27494号
しかして、上述した特許文献1記載の構成では、前記特殊カップラーの定着面と締着材との間に座金を介在させ、この座金が前記定着面に密着するようにしている。すなわち、前記特殊カップラーの定着面に密着可能に座金を形成する必要があるが、このような特殊カップラーの定着面及び座金の成形は困難であり、高価なものである。
本発明は以上に述べた課題を解決し、ボックスカルバート等大型のコンクリート製品を利用した屈曲部を有する管渠の形成を、簡単な構成により安価に行うことができるようにするものである。
すなわち本発明に係るコンクリート製品の連結構造の一つは、コンクリート製品内部に配置され、該コンクリート製品に定着された第1のPC鋼材と、該コンクリート製品に隣接して配置された他のコンクリート製品内部に配置され、前記第1のPC鋼材に対向する第2のPC鋼材とを接続機構を介して接続することによりこれらコンクリート製品を連結するようにしているものであって、前記接続機構が、前記第1のPC鋼材の端部に形成した雄ねじ部に螺着した第1の締着材と、前記第2のPC鋼材の端部に形成した雄ねじ部に螺着した第2の締着材と、前記第1の締着材に係合する第1係合部及び前記第2の締着材に係合する第2係合部を有し前記第1及び第2のPC鋼材を引き合うように接続する接続部材とを備え、前記接続部材と前記第1又は第2のPC鋼材の少なくとも一方とを相対回動可能に構成していることを特徴とする。
このようなものであれば、隣接するコンクリート製品間に角度を設ける場合に、隣接するコンクリート製品にそれぞれ埋設させたPC鋼材にそれぞれ雄ねじ部を設けるとともに第1及び第2の締着材を前記雄ねじ部に螺着し、前記第1の締着材及び第2の締着材に接続部材を係合させる従来の構成に大幅な変更を加えることなく、前記接続部材と前記対向するPC鋼材のうち一方ないし両方とがなす角度を調整することにより該隣接するコンクリート製品を連結できる。従って、設計コスト及び製造コストの低減を図ることができるようになる。さらに、このような接続機構を用いれば、該接続機構を管路の直線部と屈曲部とに共用することにより、部品の共通化を図ることもできる。すなわち、この点からも管渠の建設コストの低減を図ることができる。
また、本発明に係るコンクリート製品の連結構造の他の一つは、コンクリート製品内部に配置され、該コンクリート製品に定着された第1のPC鋼材と、該コンクリート製品に隣接して配置された他のコンクリート製品内部に配置され、前記第1のPC鋼材に対向する第2のPC鋼材とを接続機構を介して接続することによりこれらコンクリート製品を連結するようにしているものであって、前記接続機構が、前記第1又は第2のPC鋼材のうち一方の端部に形成した雄ねじ部に螺着した締着材と、前記締着材に係合する係合部及び前記第1又は第2のPC鋼材のうち他方の端部に形成した雄ねじ部に螺着する雌ねじ部を有し第1及び第2のPC鋼材を引き合うように接続する接続部材とを備え、前記接続部材と前記第1又は第2のPC鋼材の一方とを相対回動可能に構成していることを特徴とする。
このようなものであっても、隣接するコンクリート製品間に角度を設ける場合に、隣接するコンクリート製品にそれぞれ埋設させたPC鋼材にそれぞれ雄ねじ部を設けるとともに締着材及び接続部材を前記雄ねじ部に螺着し、締着材に接続部材を係合させる従来の構成に大幅な変更を加えることなく、前記接続部材と前記対向するPC鋼材のうち一方ないし両方とがなす角度を調整することにより該隣接するコンクリート製品を連結できる。従って、設計コスト及び製造コストの低減を図ることができるようになる。さらに、このような接続機構を用いれば、該接続機構を管路の直線部と屈曲部とに共用することにより、部品の共通化を図ることもできる。すなわち、この点からも管渠の建設コストの低減を図ることができる。
なお、本発明において、「第1又は第2のPC鋼材の雄ねじ部に締着材を螺着する」とは、第1又は第2のPC鋼材自体に形成した雄ねじ部に締着材を螺着することの他に、第1又は第2のPC鋼材にカップラ等を介して接続した該PC鋼材と同一方向に延伸し、端部に雄ねじ部を有する棒材の雄ねじ部に締着材を螺着すること等を含む概念である。
このようなコンクリート製品の連結構造の具体的な態様の一例として、前記対向するPC鋼材間のなす角度が広がるよう移動することを禁止すべく前記接続部材をコンクリート製品に係留する保定部を設けているものが挙げられる。このようなものであれば、前記保定部の作用により、前記対向するPC鋼材間のなす角度を一定に保ち、隣接するコンクリート製品の位置がずれる不具合の発生を防ぐことができる。
前記保定部が、コンクリート製品に埋設させる雌ねじと、この雌ねじに螺合させてなる雄ねじ部材と、前記雄ねじ部材に設けられ前記接続部材に当接する当接部とを有するものであれば、前記当接部がねじ頭として機能し、前記雌ねじと前記雄ねじ部材との間の締着力により前記接続部材を安定して保持できる。
前記接続部材に前記PC鋼材を挿入可能な切り欠きを設けているとともに、前記締着材がこの切り欠きの開口縁部に当接するようにしているものであれば、先に前記PC鋼材に締着材を螺着しておいてから、前記接続部材の切り欠きに前記PC鋼材を挿入するようにして前記PC鋼材間に前記接続部材を取り付けるようにすることができるので、前記接続部材を容易に取り付けることができる。
特に、前記切り欠きの開口縁部を、円筒状に形成しているものであれば、PC鋼材と接続部材との相対角度に関わらず第1又は第2の締着材と接続部材との当接態様を一定にでき、より安定してコンクリート製品を連結できる。
このようなコンクリート製品の連結構造に好適に用いられる接続部材として、前記第1の締着材に係合する第1係合部と、前記第2の締着材に係合する第2係合部とを有するとともに、前記第1係合部及び第2係合部の少なくとも一方を、前記第1又は第2の締着材を雄ねじ部に螺着したPC鋼材の延伸方向が長手方向となす角度が所定の範囲内である場合に前記第1又は第2の締着材と係合可能にしているものや、前記締着材に係合する第1係合部と、PC鋼材の雄ねじ部に螺着する雌ねじ部とを有するとともに、前記第1係合部を、前記締着材を雄ねじ部に螺着したPC鋼材の延伸方向が長手方向となす角度が所定の範囲内である場合に前記締着材と係合可能にしているものが挙げられる。
本発明は、以上のような構成であるから、互いに隣接するコンクリート製品に埋設され互いに対向するPC鋼材を締着材及び接続部材を介して接続する従来の構成に大幅な変更を加えることなく、前記接続部材と前記対向するPC鋼材のうち一方ないし両方とがなす角度を調整することにより該隣接するコンクリート製品を連結できる。従って、設計コスト及び製造コストの低減を図ることができるようになる。さらに、同一の接続機構を直線部と屈曲部とに共用し、部品の共通化を図ることもできる。すなわち、この点からも管渠の建設コストの低減を図ることができる。
以下に本発明の第1実施形態について述べる。
本実施形態に係るコンクリート製品たるボックスカルバート1は、正面図を図1、側面図を図2に示すように、その上面を形成する頂版11と、その底面を形成する底版12と、1対の側壁13と有する。頂版11、底版12、及び側壁13は略平板状をなし、これらの境界部にハンチ部14を形成している。そして、このボックスカルバート1の長手方向両端のハンチ部14には、凹部1aを設けている。
ここで本実施形態では、図2の(a)に示すように、開口端面が延伸方向に垂直であり外形が略直方体状のボックスカルバート1Xと、同図の(b)に示すように、開口端面が延伸方向に非垂直な斜角面18となっているボックスカルバート1とを用意するようにしている。直線的な管路を構築する際には、前記外形が略直方体状のボックスカルバート1Xを直列連結する。一方、屈曲ないし湾曲する管路を構築する場合には、前記斜角面18を有するボックスカルバート1の斜角面18同士を接合することにより、管路の屈曲部位を構築する。さらに、これらボックスカルバート1X、1の内部には、長手方向に延伸するPC鋼材たるPC鋼棒2を配置している。なお、このボックスカルバート1X、1の長手寸法は、2〜4mに設定している。
このPC鋼棒2の両端部には雄ねじ部2aが形成してある。そして、PC鋼棒2の一端部を、前記雄ねじ部2aに螺着した定着部材である第1のナットNを介してボックスカルバート1に定着するとともに、前記ボックスカルバート1に定着された前記PC鋼棒2(以下、第1のPC鋼棒21と称する)と、隣接するボックスカルバート1内部に配置され、このPC鋼棒2に対向するPC鋼棒2(以下、第2のPC鋼棒22と称する)とを接続機構3を介して互いに接続することにより隣接するボックスカルバート1同士が連結されて管渠を形成するようにしている。なお、前記第1のナットNは、本実施形態では六角ナットとして周知の形状のものである。
ここで、斜角面18を有するボックスカルバート1の斜角面18同士を接合する場合、前記第1及び第2のPC鋼棒21、22の軸線は交差する位置関係にある。前記接続機構3は、このように交差する位置関係にある第1及び第2のPC鋼棒21、22を好適に連結可能である。
具体的には、ボックスカルバート1を連結した際の図1におけるa−a断面図である図3及び図4に示すように、前記接続機構3は、前記第1のPC鋼棒21の雄ねじ部2aに螺着する第1の締着材たる第2のナット31と、前記第2のPC鋼棒22の雄ねじ部2aに螺着する第2の締着材たる第3のナット32と、前記第2のナット31及び第3のナット32に係合するとともにこれら第1及び第2のPC鋼棒21、22を引き合うように接続する接続部材たるソケット33とを備えている。ここで、前記図3は管路の屈曲部の外側、前記図4は管路の屈曲部の内側をそれぞれ示している。
前記第2のナット31及び第3のナット32は、図5に示すように、六角ナットとして周知のものとほぼ同様の形状を有するが、球面状をなして前記ソケットに当接する面である当接面31a、32aを形成してある。なお、前記図5の(a)、(b)、及び(c)に、これら第2のナット31及び第3のナット32の平面図、正面図、及び側面図をそれぞれ示している。
前記ソケット33は、図6の(a)に平面図、同図の(b)に中央縦断面図、同図の(c)にx−x断面図、同図の(d)にy−y断面図をそれぞれ示すように、略円筒状をなすものであり、長手方向一端には、前記第2のナット31の当接面31aと係合する第1係合部たる第1係合面33aを形成しているとともに、他端には、前記第3のナット32の当接面32aと係合する第2係合部たる第2係合面33bを形成している。そして、これら第1及び第2係合面33a、33bには、幅方向中央部にPC鋼棒2を挿通可能な切り欠きたる第1、第2鋼棒挿通口33x、33yをそれぞれ形成している。
しかして本実施形態では、前記接続機構3を、交差する位置関係にある第1及び第2のPC鋼棒21、22を好適に連結可能にすべく、前記第2のPC鋼棒22の延伸方向とソケット33の長手方向がなす角度が一定範囲である場合に、前記第2係合面33bと前記第3のナット32の当接面32aとを係合可能に構成している。
さらに詳述すると、ソケット33の第2係合面33b側の端部は、外方に半円筒状に膨出させて形成している。すなわち、前記第2係合面33bを、半円筒面状に形成し、前記第3のナット32を螺着した第2のPC鋼棒22を第2鋼棒挿通口33yにどの方向から挿通させるようにしても第3のナット32が前記第2係合面33bに面的に係合するようにし、前記ソケット33と前記第2のPC鋼棒22とを相対回動可能に構成している。
加えて、前記接続機構3により第1及び第2のPC鋼棒21、22を接続した後、これら第1及び第2のPC鋼棒21、22間のなす角度が広がる方向に前記ソケット33が移動することを禁止すべく、本実施形態では、前記ソケット33とボックスカルバート1との間に保定手段4を設けている。
前記保定手段4は、ボックスカルバート1に埋設させて設ける雌ねじ部材42と、この雌ねじ部材42に螺合させてなるとともに頭部41aを前記ソケット33に係合可能な雄ねじ部材41とを備えている。一方、前記ソケット33には、前記雄ねじ部材41を挿通可能な雄ねじ部材挿通孔33zを設けている。また、管路の屈曲部の内側においては、前記図4に示すように、前記ソケット33と前記凹部1aの内壁との間にスペーサ部材5を取り付けるようにしている。
このようなボックスカルバート1を連結して管渠を形成する手順を以下に述べる。まず、一方のボックスカルバート1に埋設したPC鋼棒すなわち第1のPC鋼棒21に第1のナットNを取り付ける。次いで、第1のPC鋼棒21を緊張し、第1のナットNを螺着して前記凹部1aの底面に係合させ、この第1のPC鋼棒21を前記ボックスカルバート1に定着する。それから、前記第1のPC鋼棒21にソケット33を挿通させ、第2のナット31を前記第1のPC鋼棒21に螺着する。次いで、他方のボックスカルバート1に埋設したPC鋼棒すなわち第2のPC鋼棒22に、第3のナット32を螺着する。それから、ソケット33と第2のナット31とを前記第1のナットNから離間した位置において係合させる。そして、第3のナット32を前記ソケット33に係合させる。その後、前記保定部4を形成する前記雄ねじ部材41を前記雌ねじ部材42に螺着し、雄ねじ部材41の頭部41aを前記ソケット33に係合させる。以上に述べた操作を順次繰り返してボックスカルバート1を順次連結していくことにより、管渠を形成する。なお、本実施形態では、互いに隣接するボックスカルバート1が上述した手順で連結された状態で、ボックスカルバート1間の距離が略一定の所定距離になるようにしている。また、ボックスカルバート1の端面にEPDMスポンジゴム等の図示しない水密部材を貼付し、互いに隣接するボックスカルバート1が上述した手順で連結された際にこの水密部材が圧縮され、ボックスカルバート間のジョイント部の水密性を確保するようにしている。前記水密部材としては、上述したEPDMスポンジゴムの他に、ブチルゴムや水膨張ゴムなどが考えられる。
なお、以上の説明においては、前記接続機構3により斜角面18を有するボックスカルバート1の斜角面18同士を接合し、管路の屈曲部位を構築することについて主に述べてきたが、前記接続機構3は、外形が略直方体状のボックスカルバート1X同士を直列連結する場合にももちろん使用可能である。すなわち、前記第2のナット31、第3のナット32、及びソケット33を備えた接続機構3は、管路の直線部分にももちろん使用可能である。
以上に述べたように、本実施形態では、互いに対向するPC鋼棒すなわち前記第1、第2のPC鋼棒21、22を、第2のナット31、第3のナット32、及びソケット33を備えた接続機構3を介して接続しているとともに、前記接続機構3を、これら第1、第2のPC鋼棒21、22の軸線が交差する位置関係にある場合であってもこれら第1、第2のPC鋼棒21、22間の接続を可能なものに構成している。従って、従来広く用いられている接続機構3に大きく変更を加えることなく、屈曲ないし湾曲する管路を構築することができ、このような管路を有する管渠の建設コストの低減を図ることができる。さらに、前記接続機構3は管路の直線部分にももちろん使用可能であるので、直線部と屈曲部とに同一の接続機構3を使用可能であり、部品の共通化を図ることができる。すなわち、この点からも管渠の建設コストの低減を図ることができる。
また、前記第2係合面33bを、半円筒面状に形成し、前記第2のPC鋼棒22を第2鋼棒挿通口33yにどの方向から挿通させるようにしても第3のナット32が前記第2係合面33bに面的に係合するようにし、前記ソケット33と前記第2のPC鋼棒22とを相対回動可能に構成しているので、屈曲角を任意に設定でき、管渠の建設の際における設計の自由度の向上を図ることができる。
加えて、前記第1及び第2のPC鋼棒21、22間のなす角度が広がる方向にソケット33が変位することを禁止する保定手段4を、前記ソケット33と前記ボックスカルバート1との間に設けているので、前記対向するPC鋼棒2間のなす角度を一定に保ち、隣接するボックスカルバート1の位置がずれる不具合の発生を防ぐことができる。
さらに前記保定部4が、前記雌ねじ部材42と、前記雄ねじ部材41とを有するとともに、前記雄ねじ部材41の頭部41aをソケット33に係合させた状態で前記雄ねじ部材41を前記雌ねじ部材42に螺着するようにしているので、前記雌ねじ部材42と前記雄ねじ部材41との間の締着力により前記ソケット33を安定して保持できる。
また、前記ソケット33に前記第1及び第2のPC鋼棒21、22をそれぞれ挿入可能な切り欠きである第1、第2鋼棒挿通口33x、33yを設けているとともに、前記第2、第3のナット31、32がこれら第1、第2鋼棒挿通口33x、33yの開口縁部すなわち第1、第2係合面33a、33bにそれぞれ当接するようにしているので、上述したように、先に前記第1、第2のPC鋼棒21、22に前記第2、第3のナット31、32をそれぞれ螺着しておいてから、前記第1、第2鋼棒挿通口33x、33yに前記第1、第2のPC鋼棒21、22をそれぞれ挿入するようにして前記第1、第2のPC鋼棒21、22間に前記ソケット33を取り付ける態様を採用できる。従って、前記ソケット33の取付を容易に行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態について述べる。なお、上述した第1実施形態に対応する箇所等には、同一の名称及び符号を付している。
本実施形態においても、コンクリート製品たるボックスカルバート1を連結して、管渠を形成するようにしている。このボックスカルバート1は、前記図1及び図2に示す上述した第1実施形態に係るボックスカルバート1と同様に構成されているので、詳細な説明は省略する。また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、PC鋼棒2をボックスカルバート1内部に配置していて、PC鋼棒2の両端部をそれぞれボックスカルバート1に設けた前記凹部1aに位置させているとともに、PC鋼棒2の両端部に雄ねじ部2aを形成している。さらに、前記ボックスカルバート1に定着された前記PC鋼棒2(以下第1のPC鋼棒21と称する)と、隣接するボックスカルバート1に埋設され、このPC鋼棒2に対向するPC鋼棒2(以下第2のPC鋼棒22と称する)とを接続機構6を介して互いに接続することにより隣接するボックスカルバート1同士が連結されて管渠を形成するようにしている。そして、第1のPC鋼棒21の一端部を、前記雄ねじ部2aに螺着した定着部材である第1のナットNを介してボックスカルバート1に定着している。ここで、ボックスカルバート1を連結した際の上述した第1実施形態の図3及び図4にそれぞれ相当する図を図7及び図8にそれぞれ示す。なお、前記第1のナットNは、本実施形態では六角ナットとして周知の形状のものである。
ここで、斜角面18を有するボックスカルバート1の斜角面18同士を接合する場合、前記第1、第2のPC鋼棒21、22の軸線は交差する位置関係にある。前記接続機構6は、このように交差する位置関係にある第1、第2のPC鋼棒21、22を好適に連結可能である。
具体的には、前記接続機構6は、前記第1のPC鋼棒21の雄ねじ部2aに螺着する第1の締着材たる第2のナット61と、前記第2のPC鋼棒22の雄ねじ部2aを一端部に螺着可能なカップラCと、長手方向全体にわたって雄ねじ山20aを有し前記カップラCの他端部に螺着可能な棒材20と、前記棒材20の雄ねじ山20aに螺着する第2の締着材たる第3のナット62と、前記第2のナット61及び第3のナット62に係合するとともにこれら第1、第2のPC鋼棒21、22を引き合うように接続する接続部材たるソケット63とを備えている。ここで、前記棒材20は、前記第2のPC鋼棒22と同一方向に延伸し、中心軸線を前記第2のPC鋼棒22と異ならせて位置させている。
前記第2のナット61及び第3のナット62は、図9に示すように、六角ナットとして周知のものとほぼ同様の形状を有するが、球面状をなして前記ソケットに当接する面である当接面61a、62aを形成してある。なお、前記図9の(a)、(b)、及び(c)に、これら第2のナット61及び第3のナット62の平面図、正面図、及び側面図をそれぞれ示している。
前記ソケット63は、図10の(a)に平面図、同図の(b)に中央縦断面図、同図の(c)にx−x断面図、同図の(d)にy−y断面図をそれぞれ示すように、略円筒状をなすものであり、長手方向一端には、前記第2のナット61の当接面61aと係合する第1係合部たる第1係合面63aを形成しているとともに、他端には、前記第3のナット62の当接面62aと係合する第2係合部たる第2係合面63bを形成している。そして、これら第1及び第2係合面63a、63bには、中央部に第1のPC鋼棒21及び前記棒材20をそれぞれ挿通可能な切り欠きたる第1、第2鋼棒挿通口63x、63yをそれぞれ形成している。
しかして本実施形態では、前記接続機構6を、交差する位置関係にあるPC鋼棒2を好適に連結可能にすべく、前記第2のナット62を螺着した棒材20及びこの棒材20に前記カップラCを介して接続した第2のPC鋼棒22の延伸方向とソケット63の長手方向がなす角度が一定範囲である場合に、前記第2係合面63bと前記第3のナット62の当接面62aとを係合可能に構成している。
さらに詳述すると、ソケット63の第2係合面63b側の端部は、外方に半円筒状に膨出させて形成している。すなわち、前記第2係合面63bを、半円筒面状に形成し、前記棒材20を第2鋼棒挿通口63yにどの方向から挿通させるようにしても第3のナット62が前記第2係合面63bに面的に係合するようにし、前記ソケット63と前記棒材20の一方とを相対回動可能に構成している。
加えて、前記接続機構6により第1、第2のPC鋼棒21、22を接続した後、前記第1、第2のPC鋼棒21、22間のなす角度が広がるようソケット63が移動することを禁止すべく、本実施形態では、前記ソケット63とボックスカルバート1との間に保定手段7を設けている。
前記保定手段7は、ボックスカルバート1に埋設させて設ける雌ねじ部材72と、両端に雄ねじ部71aを有し、一端部を前記雌ねじ部材72に螺合させてなる雄ねじ部材71と、前記雄ねじ部材71の他端部に螺合させてなり、前記ソケット63に係合可能な係合部たる保定ナット73とを備えている。一方、前記ソケット63には、前記雄ねじ部材71を挿通可能な雄ねじ部材挿通孔33zを設けている。また、管路の屈曲部の内側においては、前記図8に示すように、前記ソケット63と前記凹部1aの内壁との間にスペーサ部材8を取り付けるようにしている。
このようなボックスカルバート1を連結して管渠を形成する手順は、上述した第1実施形態におけるものとほぼ同様であるので詳細な説明は省略するが、前記ソケット63をボックスカルバート1に係留する際には、前記保定部7の雄ねじ部材71の一端部を前記雌ねじ部材72に螺合させた後、前記保定ナット73を前記雄ねじ部材71の他端部に螺合させ、前記ソケット63に係合させるようにしている。
なお、以上の説明においては、前記接続機構6により斜角面18を有するボックスカルバート1の斜角面18同士を接合し、管路の屈曲部位を構築することについて主に述べてきたが、前記接続機構3は、上述した第1実施形態において述べたような外形が略直方体状のボックスカルバート1X同士を直列連結する場合にももちろん使用可能である。すなわち、前記第2のナット61、第3のナット62、及びソケット63を備えた接続機構6は、管路の直線部分にももちろん使用可能である。
以上に述べたように、本実施形態では、互いに対向する第1、第2のPC鋼棒21、22を、第2のナット61、第3のナット62、及びソケット63を備えた接続機構6を介して接続しているとともに、前記接続機構6を、これら第1、第2のPC鋼棒21、22の軸線が交差する位置関係にある場合であってもこれら第1、第2のPC鋼棒21、22間の接続を可能なものに構成しているので、上述した第1実施形態における主要な効果、すなわち従来広く用いられている接続機構に大きく変更を加えることなく、屈曲ないし湾曲する管路を構築することができ、このような管路を有する管渠の建設コストの低減を図ることができる効果を得ることができる。さらに、前記接続機構6は管路の直線部分にももちろん使用可能であるので、直線部と屈曲部とに同一の接続機構6を使用可能であり、部品の共通化を図ることができる。すなわち、この点からも管渠の建設コストの低減を図ることができる。
また、前記第2係合面63bを、半円筒面状に形成し、前記棒材20を第2鋼棒挿通口63yにどの方向から挿通させるようにしても第3のナット62が前記第2係合面63bに面的に係合するようにし、前記ソケット63と前記第2のPC鋼棒22とを相対回動可能に構成しているので、屈曲角を任意に設定でき、管渠の建設の際における設計の自由度の向上を図ることができる。
さらに、前記保定部7が、前記雌ねじ部材72と、この雌ねじ部材72に螺着する前記雄ねじ部材71と、この雄ねじ部材71に螺着してソケット63に係合する前記保定ナット73とを有するので、締着力により前記ソケット63を安定して保持できる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、上述した第1実施形態において示した図3に相当する部位の図を図11に示すように、略直方体状をなすとともに長手方向両端部の底面を4分の1円筒状に面取りした形状の接続部材たるソケット93、及び上述した実施形態において示した第2、第3のナットと同様の構成を有する第1及び第2の締着材である第2、第3のナット91、92を備える接続機構9を用いるようにしてもよい。前記ソケット93は、上述した実施形態におけるソケット33、63と同様に、幅方向中央部に第1、第2のPC鋼棒21、22を挿通可能な切り欠きたる第1、第2鋼棒挿通口93x、93yをそれぞれ形成しているとともに、保定手段4の雄ねじ部材41を挿通可能な雄ねじ部材挿通孔93zを設けている。
また、上述した実施形態における第2、第3のナットに、通常の六角ナットを用いるようにしてももちろんよい。
さらに、上述した第1実施形態において示した図3に相当する部位の図を図12に示すように、上述した第1実施形態における第2のナットに代えて、接続部材たるソケット103の一端に雌ねじ部103xを形成し、第1のPC鋼材21の雄ねじ部2aをこの雌ねじ部103xに螺着するとともに、前記ソケット103の他端部に、第2のPC鋼材22の雄ねじ部2aに螺着する締着材たる係合ナット102を係合させる接続機構10を利用する態様を採用してもよい。この態様において、前記ソケット103と前記係合ナット102との係合は、前記係合ナット102の当接面102aを、前記ソケット103の他端部に形成した係合部たる係合面103bに係合させて行うようにしている。また、このソケット103の係合面103bには、中央部に第2のPC鋼棒22を挿通可能な切り欠きたる鋼棒挿通口103yを形成している。なお、前記ソケット103の係合面103b及び前記鋼棒挿通口103yは、それぞれ上述した第1実施形態におけるソケット33の第2係合面33b及び第2鋼棒挿通口33yと同様の構成ないし形状を有する。
加えて、上述した第2実施形態において、カップラを省略し、対向する2つのPC鋼棒を直接接続するようにしてもよい。
そして、上述した第1、第2実施形態や、前記図12を利用して説明した態様では接続部材と第2のPC鋼材とを相対回動可能に構成するようにしているが、接続部材と第1のPC鋼材とを相対回動可能に構成するようにしてももちろんよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
本発明の第1実施形態に係るボックスカルバートの正面図。 同実施形態に係るボックスカルバートの側面図。 同実施形態に係るボックスカルバートを連結した際の図1におけるa−a断面図。 同実施形態に係るボックスカルバートを連結した際の図1におけるa−a断面図。 同実施形態に係るナットを示す図。 同実施形態に係るソケットを示す図。 本発明の第2実施形態に係るボックスカルバートを連結した際の図1におけるa−a断面図。 同実施形態に係るボックスカルバートを連結した際の図1におけるa−a断面図。 同実施形態に係るナットを示す図。 同実施形態に係るソケットを示す図。 本発明の他の実施形態に係るボックスカルバートを連結した際の図3に相当する図。 本発明の他の実施形態に係るボックスカルバートを連結した際の図3に相当する図。
符号の説明
1…ボックスカルバート
21…第1のPC鋼棒
22…第2のPC鋼棒
3、6、9、10…接続機構
31、61、91…第2のナット(第1の締着材)
32、62、92…第3のナット(第2の締着材)
33、63、93、103…ソケット(接続部材)
102…係合ナット(締着材)
4、7…保定部

Claims (10)

  1. コンクリート製品内部に配置され、該コンクリート製品に定着された第1のPC鋼材と、該コンクリート製品に隣接して配置された他のコンクリート製品内部に配置され、前記第1のPC鋼材に対向する第2のPC鋼材とを接続機構を介して接続することによりこれらコンクリート製品を連結するようにしているものであって、
    前記接続機構が、前記第1のPC鋼材の端部に形成した雄ねじ部に螺着した第1の締着材と、前記第2のPC鋼材の端部に形成した雄ねじ部に螺着した第2の締着材と、前記第1の締着材に係合する第1係合部及び前記第2の締着材に係合する第2係合部を有し前記第1及び第2のPC鋼材を引き合うように接続する接続部材とを備え、前記接続部材と前記第1又は第2のPC鋼材の少なくとも一方とを相対回動可能に構成していることを特徴とするコンクリート製品の連結構造。
  2. コンクリート製品内部に配置され、該コンクリート製品に定着された第1のPC鋼材と、該コンクリート製品に隣接して配置された他のコンクリート製品内部に配置され、前記第1のPC鋼材に対向する第2のPC鋼材とを接続機構を介して接続することによりこれらコンクリート製品を連結するようにしているものであって、
    前記接続機構が、前記第1又は第2のPC鋼材のうち一方の端部に形成した雄ねじ部に螺着した締着材と、前記締着材に係合する係合部及び前記第1又は第2のPC鋼材のうち他方の端部に形成した雄ねじ部に螺着する雌ねじ部を有し第1及び第2のPC鋼材を引き合うように接続する接続部材とを備え、前記接続部材と前記第1又は第2のPC鋼材の一方とを相対回動可能に構成していることを特徴とするコンクリート製品の連結構造。
  3. 前記第1及び第2のPC鋼材間のなす角度が広がる方向に接続部材が変位することを禁止する保定手段を、接続部材とコンクリート製品との間に設けていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート製品の連結構造。
  4. 前記保定手段が、コンクリート製品に埋設される雌ねじ部材と、接続部材に係合した状態でこの雌ねじ部材に螺合する雄ねじ部材とを有することを特徴とする請求項3記載のコンクリート製品の連結構造。
  5. 前記接続部材に前記PC鋼材を挿入可能な切り欠きを設けているとともに、前記締着材がこの切り欠きの開口縁部に当接するようにしていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のコンクリート製品の連結構造。
  6. 前記接続部材が前記締着材に当接する部位を、半円筒状に形成していることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のコンクリート製品の連結構造。
  7. コンクリート製品内部に配置され、該コンクリート製品に定着された第1のPC鋼材と、該コンクリート製品に隣接して配置された他のコンクリート製品内部に配置され、前記第1のPC鋼材に対向する第2のPC鋼材とを、前記第1のPC鋼材の端部に形成した雄ねじ部に螺着した第1の締着材と、前記第2のPC鋼材の端部に形成した雄ねじ部に螺着した第2の締着材と、前記第1の締着材及び前記第2の締着材に係合するとともに前記第1及び第2のPC鋼材を引き合うように接続する接続部材とを有する接続機構を介して接続することによりこれらコンクリート製品を連結するコンクリート製品の連結構造に用いられる接続部材であって、
    前記第1の締着材に係合する第1係合部と、第2の締着材に係合する第2係合部とを有するとともに、前記第1係合部及び第2係合部の少なくとも一方を、前記第1又は第2のPC鋼材の延伸方向が長手方向となす角度が所定の範囲内である場合に前記第1又は第2の締着材と係合可能にしていることを特徴とする接続部材。
  8. 前記第1係合部及び第2係合部に、前記第1及び第2のPC鋼材をそれぞれ挿入可能で前記締着材が開口縁部に当接する切り欠きを設けていることを特徴とする請求項7記載の接続部材。
  9. 前記第1係合部及び第2係合部のいずれか一方を、半円筒状に形成していることを特徴とする請求項7又は8記載の接続部材。
  10. コンクリート製品内部に配置され、該コンクリート製品に定着された第1のPC鋼材と、該コンクリート製品に隣接して配置された他のコンクリート製品内部に配置され、前記第1のPC鋼材に対向する第2のPC鋼材とを、前記第1又は第2のPC鋼材のうち一方の端部に形成した雄ねじ部に螺着した締着材と、前記締着材に係合するとともに前記第1又は第2のPC鋼材のうち他方の端部に形成した雄ねじ部に螺着し第1及び第2のPC鋼材を引き合うように接続する接続部材とを有する接続機構を介して接続することによりこれらコンクリート製品を連結するコンクリート製品の連結構造に用いられる接続部材であって、
    前記締着材に係合する係合部と、前記第1のPC鋼材の雄ねじ部に螺着する雌ねじ部とを有するとともに、前記係合部を、前記第2のPC鋼材の延伸方向が長手方向となす角度が所定の範囲内である場合に前記締着材と係合可能にしていることを特徴とする接続部材。
JP2005077281A 2005-03-17 2005-03-17 コンクリート製品の連結構造及び接続部材 Expired - Fee Related JP4057020B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077281A JP4057020B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 コンクリート製品の連結構造及び接続部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077281A JP4057020B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 コンクリート製品の連結構造及び接続部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006257758A true JP2006257758A (ja) 2006-09-28
JP4057020B2 JP4057020B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=37097322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077281A Expired - Fee Related JP4057020B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 コンクリート製品の連結構造及び接続部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4057020B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102591846B1 (ko) * 2023-05-02 2023-10-23 (주)에코이노텍 곡선 구간 적응 양방향 강연선 정착 장치
JP7473427B2 (ja) 2020-09-04 2024-04-23 戸田建設株式会社 鋼殻エレメントの接合構造及びその施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7473427B2 (ja) 2020-09-04 2024-04-23 戸田建設株式会社 鋼殻エレメントの接合構造及びその施工方法
KR102591846B1 (ko) * 2023-05-02 2023-10-23 (주)에코이노텍 곡선 구간 적응 양방향 강연선 정착 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4057020B2 (ja) 2008-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2507435C2 (ru) Способ восстановления существующей трубы
JP5030494B2 (ja) ハウジング形管継手
KR101708477B1 (ko) 철근연결구
JP4057020B2 (ja) コンクリート製品の連結構造及び接続部材
KR101095174B1 (ko) 유동구조물 연결용 턴버클
JP4121524B2 (ja) 鋼管の連結構造
JP2007056587A (ja) 杭の連結構造
JP6244925B2 (ja) 鋼管杭の継手構造
KR20140093388A (ko) 내진용 철근 커플링 장치
JP3839031B2 (ja) 連結装置、コンクリートブロックの連結構造と該連結構造に使用可能なコンクリートブロック
US20170299095A1 (en) Pipe joint
JP5155614B2 (ja) トンネルセグメント連結構造
KR102493204B1 (ko) 조립식 프레임 결합장치
KR20110115120A (ko) 관 결합구조
KR100590407B1 (ko) 하수관거 이음부 밀폐장치
KR20100048182A (ko) 관 결합구조
JP2011122628A (ja) 管体接続金具
JP2008303924A (ja) 可撓性管継手
KR200402964Y1 (ko) 파이프 결합장치
JP2011074602A (ja) 管材連結具
KR20080002198U (ko) 배관연결용 소켓
KR100385348B1 (ko) 스프링클러헤드용 배관연결장치
KR200396421Y1 (ko) 편심 파이프 이음용 유니언.
KR200313104Y1 (ko) 조립식 구조물용 옥타링크
JPH094386A (ja) コンクリートブロック連結構造体及びその連結工法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees