JP2006255956A - 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006255956A
JP2006255956A JP2005073557A JP2005073557A JP2006255956A JP 2006255956 A JP2006255956 A JP 2006255956A JP 2005073557 A JP2005073557 A JP 2005073557A JP 2005073557 A JP2005073557 A JP 2005073557A JP 2006255956 A JP2006255956 A JP 2006255956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
priority
user
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005073557A
Other languages
English (en)
Inventor
Saori Iura
沙織 井浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005073557A priority Critical patent/JP2006255956A/ja
Publication of JP2006255956A publication Critical patent/JP2006255956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理を行うことを目的とする。
【解決手段】 ジョブの優先度に係る複数の要素に係る情報を、ジョブ毎に取得する要素情報取得手段21と、要素毎に、ジョブの優先度に係る値を算出する要素毎優先度算出手段22と、要素毎に算出されたジョブの優先度に係る値に基づいて、ジョブの優先度を算出するジョブ優先度算出手段23と、算出されたジョブの優先度に基づき、必要に応じて画像形成に係る待ち行列内のジョブの順序を並び替えるジョブ並び替え手段24と、を有し、要素の一つは、ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間であることによって上記課題を解決する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体に関する。
従来、ネットワークを介して複数のPC(Personal Computer)と接続された画像形成装置では、例えばジョブ単位でPCより画像データを取得し、該取得した画像データを一旦メモリ等に蓄積し、取得した(又は蓄積した)順に、画像データに対する処理(又はジョブ)を実行していた。しかしながら、このような画像形成装置では、緊急を要しないジョブ(以下、ジョブ1という)を取得した後に、緊急を要するジョブ(以下、ジョブ2という)を取得した場合、ジョブ1が終了しない限り、ジョブ2が実行されない問題があった。
このような問題を解決するため、「画像データが蓄積された時点からの経過時間」及び「画像形成枚数」に基づいて、ジョブの優先度を適宜変更するジョブの管理方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このような問題を解決するため、現在実行中のジョブに関して、「ジョブを開始してからの経過時間」、「処理済のデータ量」、「印刷済みのページ数」を元に優先度を算出し、該優先度を割り込み印刷を許可するか否かの判定条件と比較することで、大量枚数或いは大量部数の印刷が行われている場合でも、優先度の高いジョブを効率よく印刷することができるジョブ管理方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、このような問題を解決するため、計算機内でのスケジューリングの際、待ちジョブ数と、平均待ちジョブ数と、を比較し、待ちジョブ数が平均待ちジョブ数未満の場合にはスケジューリング前のジョブ順列の先頭ジョブを選択し、待ちジョブ数が平均待ちジョブ数以上の場合には、優先度に従ったジョブの整列を行い、その結果得られたジョブ順列の先頭ジョブを選択する方法も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2002−137500号公報 特開平11−224168号公報 特開平04−264927号公報
しかしながら、上述した特許文献1記載の従来技術では、優先度が、複数の要素に基づいて決定されているが、各要素を同等に扱っているため、優先度が複数の要素に基づいて作成されている利点を活かしきれていない問題があった。つまり、ユーザが、どの要素に重きを置いているか、等が考慮されていない問題があった。また、優先度を構成する要素に、ユーザが希望する印刷終了時間を表す「希望印刷終了時間」が含まれていない問題もあった。したがって、該従来技術では、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理が行われていない問題があった。
また、上述した特許文献2記載の従来技術では、特許文献1記載の従来技術と同様、優先度が、複数の要素に基づいて決定されているが、各要素を同等に扱っているため、優先度が複数の要素に基づいて作成されている利点を活かしきれていない問題があった。つまり、ユーザが、どの要素に重きを置いているか、等が考慮されていない問題があった。また、優先度を構成する要素に、ユーザが希望する印刷終了時間を表す「希望印刷終了時間」が含まれていない問題もあった。したがって、該従来技術では、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理が行われていない問題があった。
また、上述した特許文献3記載の従来技術では、優先度を複数の要素に基づいて決定しておらず、したがって、優先度を構成する要素に、ユーザが希望する印刷終了時間を表す「希望印刷終了時間」も含まれておらず、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理が行われていない問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理を行うことを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、ジョブの優先度に係る複数の要素に係る情報を、ジョブ毎に取得する要素情報取得手段と、前記要素毎に、ジョブの優先度に係る値を算出する要素毎優先度算出手段と、前記要素毎に算出されたジョブの優先度に係る値に基づいて、ジョブの優先度を算出するジョブ優先度算出手段と、算出されたジョブの優先度に基づき、必要に応じて画像形成に係る待ち行列内のジョブの順序を並び替えるジョブ並び替え手段と、を有し、前記要素の一つは、ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間であることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブの優先度に係る複数の要素に係る情報を、ジョブ毎に取得する要素情報取得手段と、前記要素毎に、ジョブの優先度に係る値を算出する要素毎優先度算出手段と、前記要素毎に算出されたジョブの優先度に係る値に基づいて、ジョブの優先度を算出するジョブ優先度算出手段と、算出されたジョブの優先度に基づき、必要に応じて画像形成に係る待ち行列内のジョブの順序を並び替えるジョブ並び替え手段と、を有し、前記要素の一つは、ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間であることにより、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理を行うことができる。
なお、要素情報取得手段は、例えば後述する要素情報取得部21に対応する。また、要素毎優先度算出手段は、例えば後述する要素毎優先度算出部22に対応する。また、ジョブ優先度算出手段は、例えば後述するジョブ優先度算出部23に対応する。また、ジョブ並び替え手段は、例えば後述するジョブ並べ替え部24に対応する。また、画像形成装置は、例えば後述する複合機1、又はコピー機、又はスキャナ、又はFAX、又はプリンタ等に対応する。
また、上記課題を解決するための手段として、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体としてもよい。
本発明によれば、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、画像形成システムの一例のシステム構成図である。図1に示されるように、画像形成システムは、ネットワークを介して少なくとも1台以上の複合機1と、少なくとも1台以上のPC2と、が接続されている。なお、画像を形成するのは、複合機ではなく、コピー機や、スキャナ、FAX、プリンタ等であってもよいが、以下では説明の簡略化のため、複合機1を用いて説明を行う。
複合機1は、例えばPC2等より取得した画像データをジョブ(例えば、印刷ジョブ)単位でメモリ等に蓄積し、「数値による値」、「希望印刷終了時間」、「ページ数及び部数」、「ジョブの容量」、「ユーザ」等に基づいて、ジョブ毎の優先度を算出し、該算出した優先度に基づいて、ジョブの管理を行う。
なお、「数値による値」とは、ユーザが設定する優先度に係る数値による値のことである。また、「ユーザ」とは、ユーザに割り当てられた優先度の基となる値(又は、該基となる値と対応付けられたユーザの役職名)のことである。なお、本実施例では複合機1における印刷を例に説明を行っている。但しこのことは本発明の実施を制限するものではない。
以下、複合機1の一例のハードウェア構成を図2に示す。図2は、複合機の一例のハードウェア構成図である。図2に示されるように、複合機1は、操作部11と、ドライブ部12と、記録媒体13と、メモリ14と、CPU(Central Processing Unit)15と、インターフェース部16と、スキャナ部17と、画像処理部18と、書き込み部19と、を含む。
操作部11は、ユーザが画像形成装置1に各種操作情報(又は操作データ)を入力したり、各種情報(又はデータ)をユーザに表示したりするのに用いられる。インターフェース部16は、複合機1をネットワーク等に接続するインターフェースである。複合機1のプログラムは、出荷時から複合機1にインストールされているか、又は、例えばCD−ROM等の記録媒体13によって複合機1に提供されるか、又は、ネットワークを通じてダウンロードされる。記録媒体13は、ドライブ部12にセットされ、プログラムが記録媒体13からドライブ部12を介してメモリ14等にインストールされる。
メモリ14は、プログラムや、プログラムの処理に用いられるデータ、例えば後述する印刷キュー及び優先度の値、重み設定の定義ファイル等、を格納する。CPU11は、プログラムに従って、適宜メモリ14を利用しつつ、例えば後述する機能構成で示される各機能を提供したり、後述するフローチャートで示されるような処理を実行したりする。
スキャナ部17は、画像の読み込みを行う読み込み部である。画像処理部18は、画像処理を行う処理部であって、例えばスキャナ部17が読み込んだ画像に対して画像処理を行う。書き込み部19は、画像の書き込みを行う書き込み部であって、例えば画像処理部18等より受け取った画像を記録紙等に書き込む(又は画像形成する。)。
なお、PC2も、一般的なPCと同様、CPUを有し、CPUは、適宜メモリ等を使用しつつ、プログラムに従って、処理を実行する。
以下、複合機1の一例の機能構成を、図3に示す。図3は、複合機の一例の機能構成図である。図3に示されるように、複合機1は、要素情報取得部21と、要素毎優先度算出部22と、ジョブ優先度算出部23と、ジョブ並び替え部24と、排紙先決定部25と、指標値設定部26と、重み設定部27と、所要時間算出部28と、所要時間提示部29と、待機時間算出部30と、検査部31と、複合機検索部32と、問い合わせ部33と、ジョブ送信部34と、終了時間算出部35と、時間情報提示・情報選択部36と、重み変更部37と、を含む。
要素情報取得部21は、後述するジョブ情報フォーム40を用いてユーザによって入力(又は選択)されたジョブ情報、及び当該複合機1に投入された対応するジョブの容量、ユーザに割り当てられた優先度の基となる値等を、取得する。要素情報取得部21は、取得した情報を、例えば一旦、メモリ14等に格納する。
要素毎優先度算出部22は、要素情報取得部21が取得した要素情報及び、重み設定部27において例えば、重み設定の定義ファイル等に設定された各要素情報の重みに基づいて、要素毎の優先度を算出する。例えば、「数値による値」をX1、「希望印刷終了時間」をX2、「ページ数及び部数」をX3、「ジョブの容量」をX4、「ユーザ」をX5、「数値による値の重み」をA1、「希望印刷終了時間の重み」をA2、「ページ数及び部数の重み」をA3、「ジョブの容量の重み」をA4、「ユーザの重み」をA5、「数値による値の優先度」をY1、「希望印刷終了時間の優先度」をY2、「ページ数及び部数の優先度」をY3、「ジョブの容量の優先度」をY4、「ユーザの優先度」をY5とすると、要素毎優先度算出部22は、要素毎の優先度をY1=X1・A1、Y2=X2・A2、Y3=X3・A3、Y4=X4・A4、Y5=X5・A5と算出する。
ジョブ優先度算出部23は、要素毎優先度算出部22が算出した要素毎の優先度に基づいて、ジョブの優先度を算出する。例えば、ジョブの優先度をY、「数値による値の優先度」をY1、「希望印刷終了時間の優先度」をY2、「ページ数及び部数の優先度」をY3、「ジョブの容量の優先度」をY4、「ユーザの優先度」をY5とすると、ジョブ優先度算出部23は、Y=Y1+Y2+Y3+Y4+Y5と算出する。
ジョブ並び替え部24は、ジョブ優先度算出部23が算出したジョブの優先度と、印刷キュー内の他のジョブの優先度等に基づいて、印刷キュー内のジョブの印刷順序を並び替える。また、ジョブ並び替え部24は、印刷キュー内に投入しようとしている新しいジョブの優先度と、既に印刷キュー内にあるジョブと、が同じ優先度の場合、これらのジョブを構成する要素を重みが大きい順に比較し、比較対象の要素の優先度が大きい方のジョブを優先し、印刷キュー内のジョブの印刷順序を並び替える。
排紙先決定部25は、ジョブ優先度算出部23が算出したジョブの優先度等に基づいて、画像を形成した記録紙の排紙先を決定する。但し、複合機1は、記録紙の排紙先をユーザに問い合わせ、ユーザが排紙先を設定すると、該設定された排紙先を、排紙先決定部25が決定した排出先より優先する。このような構成とすることで、ユーザが、間違って他の印刷物をもっていったり、また印刷が終了していないと勘違いしたりする事などを防止することができる。
指標値設定部26は、後述する図5に示されるような重み設定フォーム50を用いてユーザによって入力(又は選択)された各要素の指標値(例えば、「数値による値」は、値が高い順、「希望印刷終了時間」は、終了時間が早い順、等といった値)を、例えば重み設定の定義ファイル等に設定する。
重み設定部27は、後述する図5に示されるような重み設定フォーム50を用いてユーザによって入力(又は選択)された各要素の重みを、例えば重み設定の定義ファイル等に設定する。
所要時間算出部28は、印刷キューに新しいジョブが投入されるたびに、該ジョブに係る画像形成の開始から終了までの所要時間を、ジョブを構成する「ページ数及び部数」と、「ジョブの容量」と、に基づいて算出する。所要時間提示部29は、所要時間算出部28が算出した所要時間を例えば操作部11等に表示してユーザに提示する。
待機時間算出部30は、定期的(例えば、2分おき)に、又は新たなジョブが印刷キューに投入されるたびに、印刷キュー内の各々のジョブに対して、ジョブ毎の優先度や、各ジョブの「ページ数及び部数」、「ジョブの容量」等に基づいて、印刷を開始するまでの予想待機時間を算出する。
検査部31は、待機時間算出部30が算出した予想待機時間と、「希望印刷終了時間」と、に基づいて、ジョブが、「希望印刷終了時間」までに印刷を終了することができるか否か検査する。
複合機検索部32は、検査手段31が「希望印刷終了時間」までに印刷を終了することができないと判定したジョブを「希望印刷終了時間」までに処理可能な、当該複合機1とネットワークを介して接続された他の複合機1を検索する。
問い合わせ部33は、複合機検索部32が検索した他の複合機1において、印刷を行うか(又はジョブを実行するか)否かを例えば操作部11等に表示してユーザに問い合わせる。ジョブ送信部34は、例えば操作部11等においてユーザが、他の複合機1において印刷を行う(又はジョブを実行する)、を選択した旨の情報を受け取ると、対応するジョブを該他の複合機1に送信する。
終了時間算出部35は、実行中のジョブが終了するまでの時間を算出する。時間情報提示・情報選択部36は、終了時間算出部35が算出した実行中のジョブが終了するまでの時間をユーザに提示すると共に、実行中のジョブの終了を待ってから新規投入したジョブを実行するか、又は実行中のジョブを一旦停止してから新規投入したジョブを実行するか、又は当該画像形成装置以外の画像形成装置で新規投入したジョブを実行するか、を例えば操作部11等に表示してユーザに選択させる。
重み変更部37は、例えば重み設定の定義ファイル等に設定されている各要素の重みを、要求に応じて、後述する図5(又は図14)に示されるような重み設定フォーム50を用いてユーザによって入力(又は選択)された各要素の重みに変更する。重み変更部37が、重みを変更すると、要素毎優先度算出部22は、印刷キュー内のジョブの各要素の優先度を算出し直し、ジョブ優先度算出部23は、算出し直された各要素の優先度等に基づいて、ジョブの優先度を算出し直す。
以下、ジョブ情報フォーム40の一例を、図4に示す。図4は、ジョブ情報フォームの一例を示す図である。複合機1は、ユーザからの要求に応じて、操作部11等にジョブ情報フォーム40を表示し、ジョブ情報フォーム40を用いてユーザによって入力(又は選択)されたジョブ情報等を取得する。なお、ジョブ情報フォーム40を、PC2のディスプレイ等に表示させ、PC2よりネットワークを介して複合機1が、ジョブ情報を取得するようにしてもよい。但し、以下では説明の簡略化のため、ジョブ情報フォーム40は、複合機1の操作部11に表示されるものとして説明を行う。
以下、重み設定フォーム50の一例を、図5に示す。図5は、重み設定フォームを示す図(その1)である。複合機1は、ユーザからの要求に応じて、操作部11等に重み設定フォーム50を表示し、重み設定フォーム50を用いてユーザによって入力(又は選択)された指標値や、重みを取得する。なお、重み設定フォーム50を、PC2のディスプレイ等に表示させ、PC2よりネットワークを介して複合機1が、指標値や、重みを取得するようにしてもよい。但し、以下では説明の簡略化のため、重み設定フォーム50は、複合機1の操作部11に表示されるものとして説明を行う。
以下、メモリ14等に格納されている印刷キュー及びジョブの優先度を、図6に示す。図6は、印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その1)である。図6に示されるように、印刷キューには、複数のジョブが格納され、ジョブ毎に、ジョブ毎の優先度を構成する各要素の値と、ジョブ毎の優先度を構成する各要素の優先度と、ジョブ毎の優先度と、が格納(又は設定)されている。また、複数のジョブは、ジョブ毎の優先度が高い(値が大きい)順に印刷キューに格納されている。
以下、ジョブ管理処理の一例を、図7に示す。図7は、ジョブ管理処理を示すフローチャート(その1)である。
ステップS10において、複合機1は、例えばユーザがスキャナ部17等に紙をセットし、操作部11等を操作する等して作成したジョブを取得する。ステップS10に続いてステップS11に進み、ユーザがジョブ情報フォーム40を用いて入力したジョブ情報や、ステップS10において取得したジョブに係る情報(例えば、ジョブの容量、該ジョブを作成したユーザに割り当てられた優先度の基となる値等)を取得する。なお、ユーザに割り当てられた優先度の基となる値は、例えば定義ファイル等に、予めユーザ(又はユーザが所属するグループ等)毎に割り当てられた優先度が設定されているものとする。また、該定義ファイル等は、予めメモリ14等に格納されているものとする。
ステップS11に続いてステップS12に進み、複合機1は、例えばユーザが重み設定フォーム50を用いて入力した各要素の重みを取得する。ステップS12に続いてステップS13に進み、複合機1は、ステップS11において取得したジョブ情報や、ジョブに係る情報と、ステップS12において取得した各要素の重みと、に基づいて、各要素の優先度を算出する。
ステップS13に続いてステップS14に進み、複合機1は、ステップS13において算出した各要素の優先度に基づいて、ステップS10において取得した(又は投入された)ジョブの優先度を算出する。
ステップS14に続いてステップS15に進み、複合機1は、投入されたジョブの実行開始から終了までに必要な時間を、ジョブを構成する「ページ数及び部数」と、「ジョブの容量」と、に基づいて算出する。
ステップS15に続いてステップS16に進み、複合機1は、実行中のジョブの優先度と、投入されたジョブの優先度と、を比較する。複合機1は、実行中のジョブの優先度が、投入されたジョブの優先度より小さいと判定すると、処理Aに進み、実行中のジョブの優先度と、投入されたジョブの優先度と、が同じであると判定すると、ステップS17に進み、実行中のジョブの優先度が、投入されたジョブの優先度より大きいと判定すると、処理Bに進む。処理Aの詳細は、後述する図8に示す。また、処理Bの詳細は、後述する図11に示す。
ステップS17では、複合機1が、変数iに1を代入する。ステップS17に続いてステップS18に進み、複合機1は、ステップS18からステップS21までのジョブの構成要素の優先度比較ループを変数iが優先度の構成要素数以下の間繰り返す。
ステップS19では、複合機1が、実行中のジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度と、投入されたジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度と、を比較する。複合機1は、実行中のジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度が、投入されたジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度より大きいと判定すると、構成要素の優先度比較ループを出て、処理Bに進み、実行中のジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度と、投入されたジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度と、が同じであると判定すると、ステップS20に進み、実行中のジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度が、投入されたジョブのi番目に重みが大きい要素の優先度より小さいと判定すると、構成要素の優先度比較ループを出て、処理Aに進む。
ステップS20では、複合機1が、変数iをインクリメントする。上述したように、複合機1は、ジョブの構成要素の優先度比較ループを変数iが優先度の構成要素数以下の間繰り返す。
以下、ジョブ管理処理の他の例を、図8に示す。図8は、ジョブ管理処理を示すフローチャート(その2)である。
処理AからステップS30に進み、複合機1は、実行中のジョブの実行開始から終了までに必要な時間を、ジョブを構成する「ページ数及び部数」、「ジョブの容量」等に基づいて算出する。
ステップS30に続いてステップS31に進み、複合機1は、ステップS30において算出した時間、及び、実行中のジョブの終了を待って新規に投入したジョブの印刷を開始するか、実行中のジョブを一時停止し、新規に投入したジョブの印刷を開始するか、実行中のジョブを処理している当該複合機1以外の複合機1で、直ちにジョブを開始できる複合機1が存在しないかを調べるか、の選択肢を、例えば操作部11等に表示してユーザに提示する。
ステップS31に続いてステップS32に進み、複合機1は、ステップS31においてユーザに提示した選択肢の内、ユーザがどの選択肢を選択したかを判定する。複合機1は、ユーザが、実行中のジョブの終了を待って新規に投入したジョブの印刷を開始する、を選択したと判定すると、ステップS33に進み、実行中のジョブを一時停止し、新規に投入したジョブの印刷を開始する、を選択したと判定すると、ステップS36に進み、実行中のジョブを処理している当該複合機1以外の複合機1で、直ちにジョブを開始できる複合機1が存在しないかを調べる、を選択したと判定すると、ステップS40に進む。
ステップS33では、複合機1は、実行中のジョブをそのまま実行する。ステップS33に続いてステップS34に進み、複合機1は、印刷キューの先頭から2番目に、投入されたジョブを設定する。
ステップS34に続いてステップS35に進み、複合機1は、印刷キュー内のそれ以降のジョブ(元々先頭から2番目にあったジョブ以降のジョブ)を1つずつ、印刷キューの先頭から後方へ移動させ、通常のジョブの管理処理(例えば、印刷キュー内にあるジョブをジョブ毎の優先度順に実行させる処理)を続ける。
ここで、印刷キュー及びジョブの優先度の他の例を、図9に示す。図9は、印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その2)である。投入されたジョブをジョブG、実行中のジョブをジョブDとした場合、例えばジョブ毎の優先度が同じであっても、複合機1によって、図7のステップS17から処理A、及び図8の処理AからステップS35の処理等が実行されると、図9に示されるように、例えばジョブGは、印刷キューの先頭から2番目に格納(又は設定)される。
再び、図8に戻り、ステップS36では、複合機1は、実行中のジョブを一時停止し、メモリ14等に実行状態(例えば、ジョブをどこまで実行したのか等の情報等)を記録する。
ステップS36に続いてステップS37に進み、複合機1は、印刷キューの先頭に、投入されたジョブを設定し、印刷キューの先頭から2番目に、先ほどまで実行中だったジョブを設定する。なお、該先ほどまで実行中だったジョブを後で実行する際は、複合機1は、先ほど記憶した実行状態等に応じて、実行していた処理の途中から該ジョブの実行を再開する。
ステップS37に続いてステップS38に進み、複合機1は、印刷キュー内のそれ以降のジョブ(元々先頭から2番目にあったジョブ以降のジョブ)を1つずつ、印刷キューの先頭から後方へ移動させる。
ステップS38に続いてステップS39に進み、複合機1は、印刷キュー内の先頭のジョブ(つまり、投入されたジョブ)を実行し、通常のジョブの管理処理(例えば、印刷キュー内にあるジョブをジョブ毎の優先度順に実行させる処理)を続ける。
ここで、印刷キュー及びジョブの優先度の他の例を、図10に示す。図10は、印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その3)である。投入されたジョブをジョブG、実行中のジョブをジョブDとした場合、複合機1によって、図8のステップS36からステップS38の処理等が実行されると、図10に示されるように、例えばジョブGは、印刷キューの先頭に格納(又は設定)され、例えばジョブDは、印刷キューの先頭から2番目に格納される。
再び、図8に戻り、ステップS40では、複合機1が、当該複合機1とネットワークを介して接続された他の複合機1に、例えばジョブを直ちに開始できないか否かの問い合わせリクエストを送信する等して、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1を検索する。
ステップS40に続いてステップS41に進み、複合機1は、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかったか否かを判定する。複合機1は、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかったと判定すると(ステップS41においてYES)、ステップS43に進み、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つからなかったと判定すると(ステップS41においてNO)、ステップS42に進む。
例えば複合機1は、問い合わせリクエストに対応するレスポンスが、予め定められた時間内に他の複合機1より返ってこない場合、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つからなかったと判定し、該レスポンスが、予め定められた時間内に他の複合機1より返ってきた場合、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかったと判定する。
ステップS42では、複合機1が、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つからなかった旨を、例えば操作部11等に表示してユーザに提示し、ステップS31に戻る。一方、ステップS43では、複合機1が、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかった旨を、例えば操作部11等に表示してユーザに提示する。
ステップS43に続いてステップS44に進み、複合機1は、見つかった他の複合機1を使用して印刷を行うか否か、例えば操作部11等に表示してユーザに問い合わせる。ステップS44に続いてステップS45に進み、複合機1は、ユーザが例えば操作部11等を操作して、見つかった他の複合機1を使用して印刷を行う、を選択したと判定すると(ステップS45においてYES)、ステップS46に進み、見つかった他の複合機1を使用して印刷を行う、を選択しなかったと判定すると(ステップS45においてNO)、ステップS31に進む。
ステップS46では、例えば複合機1が、見つかった他の複合機1に対して、投入されたジョブを送信し、通常のジョブの管理処理(例えば、印刷キュー内にあるジョブをジョブ毎の優先度順に実行させる処理)を続ける。なお、複合機1は、ジョブを送信する際に、ジョブと共に、各要素の優先度の指標値や、重み等の情報も、見つかった他の複合機1に対して送信するようにしてもよい。これらの情報を送信することによって、ユーザは、再び他の複合機1で、該情報を入力する必要がなくなる。
以下、ジョブ管理処理の他の例を、図11に示す。図11は、ジョブ管理処理を示すフローチャート(その3)である。
処理BからステップS50に進み、複合機1は、実行中のジョブをそのまま実行する。ステップS50に続いてステップS51に進み、複合機1は、印刷キューの先頭から2番目に、投入されたジョブを設定する。
ステップS51に続いてステップS52に進み、複合機1は、印刷キュー内のそれ以降のジョブ(元々先頭から2番目にあったジョブ以降のジョブ)を1つずつ、印刷キューの先頭から後方へ移動させ、通常のジョブの管理処理(例えば、印刷キュー内にあるジョブをジョブ毎の優先度順に実行させる処理)を続ける。
以下、上述したフローチャートに示した処理(又はプロセス)とは別に、定期的(例えば、2分おき)に、又は新たなジョブが印刷キュー(又は当該複合機1)に投入されるたびに、処理を開始するジョブ管理処理(又はジョブ管理プロセス)の一例を、図12に示す。図12は、ジョブ管理処理を示すフローチャート(その4)である。
ステップS60において、複合機1は、印刷キュー内の各々のジョブに対して、ジョブ毎の優先度や、各ジョブの「ページ数及び部数」、「ジョブの容量」等に基づいて、印刷を開始するまでの予想待機時間を算出する。
ステップS60に続いてステップS61に進み、複合機1は、ステップS60において算出した予想待機時間と、「希望印刷終了時間」と、に基づいて、ジョブが、「希望印刷終了時間」までに印刷を終了することができるか否か検査する。
複合機1は、印刷キュー内に、「希望印刷終了時間」までに印刷を終了することができないジョブがあると判定すると(ステップS61においてYES)、ステップS62に進み、印刷キュー内に、「希望印刷終了時間」までに印刷を終了することができないジョブがないと判定すると(ステップS61においてNO)、該処理を終了する。
ステップS62では、複合機1が、「希望印刷終了時間」までにジョブを終了できない旨を、該ジョブを当該複合機1に投入したユーザに、例えば操作部11等に表示したり、メモリ14等に保持しているユーザ情報及びユーザのPCを特定する情報等に基づいて、例えばユーザのPC2に送信したりして通知する。なお、以下では、説明の簡略化のため、複合機1は、「希望印刷終了時間」までにジョブを終了できない旨を、操作部11に表示してユーザに通知を行うものとして説明を行う。以下に示すユーザに対する情報の提示、問い合わせ等においても同様である。
また、複合機1は、「希望印刷終了時間」までにジョブを終了できない旨をユーザに通知すると共に、該ジョブを「希望印刷終了時間」までに終了できる複合機1が無いか探すか否かの問い合わせもユーザに対して行う。
ステップS63では、複合機1は、ユーザが、「希望印刷終了時間」までにジョブを終了できる複合機1が無いか探す、を選択したか否かを判定する。複合機1は、ユーザが、「希望印刷終了時間」までにジョブを終了できる複合機1が無いか探す、を選択したと判定すると(ステップS63においてYES)、ステップS64に進み、ユーザが、「希望印刷終了時間」までにジョブを終了できる複合機1が無いか探す、を選択しなかったと判定すると(ステップS63においてNO)、該処理を終了する。
ステップS64では、複合機1が、当該複合機1とネットワークを介して接続された他の複合機1に、例えばジョブを直ちに開始できないか否かの問い合わせリクエストを送信する等して、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1を検索する。
ステップS64に続いてステップS65に進み、複合機1は、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかったか否かを判定する。複合機1は、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかったと判定すると(ステップS65においてYES)、ステップS67に進み、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つからなかったと判定すると(ステップS65においてNO)、ステップS66に進む。
例えば複合機1は、問い合わせリクエストに対応するレスポンスが、予め定められた時間内に他の複合機1より返ってこない場合、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つからなかったと判定し、該レスポンスが、予め定められた時間内に他の複合機1より返ってきた場合、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかったと判定する。
ステップS66では、複合機1が、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つからなかった旨を、例えば操作部11等に表示してユーザに提示し、該処理を終了する。一方、ステップS67では、複合機1が、ジョブを直ちに開始できる他の複合機1が見つかった旨を、例えば操作部11等に表示してユーザに提示する。
ステップS67に続いてステップS68に進み、複合機1は、見つかった他の複合機1を使用して印刷を行うか否か、例えば操作部11等に表示してユーザに問い合わせる。ステップS68に続いてステップS69に進み、複合機1は、ユーザが例えば操作部11等を操作して、見つかった他の複合機1を使用して印刷を行う、を選択したと判定すると(ステップS69においてYES)、ステップS70に進み、見つかった他の複合機1を使用して印刷を行う、を選択しなかったと判定すると(ステップS69においてNO)、該処理を終了する。
ステップS70では、例えば複合機1が、見つかった他の複合機1に対して、「希望印刷終了時間」までに印刷が完了しないジョブを送信し、該処理を終了する。なお、複合機1は、ジョブを送信する際に、ジョブと共に、各要素の優先度の指標値や、重み等の情報も、見つかった他の複合機1に対して送信するようにしてもよい。これらの情報を送信することによって、ユーザは、再び他の複合機1で、該情報を入力する必要がなくなる。また、複合機1は、送信したジョブを、印刷キューから削除する。
複合機1が、図12に示されるような処理を行うことによって、ユーザは、設定した「希望印刷終了時間」までに印刷等の処理を完了させることができる。
以下、重み変更処理の一例を、図13及び図14に示す。図13は、重み変更処理を示すフローチャートである。また、図14は、重み設定フォームを示す図(その2)である。
複合機1は、ユーザからの要求に応じて、操作部11等に重み設定フォーム50を表示し、重み設定フォーム50を用いてユーザによって入力(又は選択)された変更された指標値及び/又は重みを取得する。なお、図14に示される重み設定フォーム50では、図5に示した重み設定フォーム50と比べて、各要素の重みの設定がユーザによって変更されている。
図14に示されるように、複合機1は、ユーザによって、指標値及び/又は重みが変更されると、図13に示される処理を開始する。図13のステップS80において、複合機1は、図14に示されるような重み設定フォーム50においてユーザが変更した指標値及び/又は重み(重みに係る変更情報)を取得する。
ステップS80に続いてステップS81に進み、複合機1は、ステップS80において取得した重みに係る変更情報や、印刷キューに格納されているジョブに係る情報に基づいて、印刷キューに格納されているジョブで、実行中のジョブ以外のジョブの各要素の優先度を算出する。
ステップS81に続いてステップS82に進み、複合機1は、ステップS81において算出した各要素の優先度に基づいて、印刷キューに格納されているジョブで、実行中のジョブ以外の全てのジョブの優先度を算出する。
ステップS82に続いてステップS83に進み、複合機1は、ステップS82において算出したジョブの優先度に基づいて、必要に応じて、印刷キュー内のジョブを並び替える。
複合機1が、図14に示されるような処理行うことによって、ユーザは、「数値による値」、「希望印刷終了時間」、「ページ数及び部数」、「ジョブの容量」、「ユーザ」等の重みを、印刷環境や、印刷状況等に応じて、自由に変更することができ、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理を提供することができる。
以下、印刷キュー及びジョブの優先度の他の例を、図15に示す。図15は、印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その4)である。図15に示されるように、図6と比較して、ジョブの各要素の優先度が変更されたことにより、印刷キューに格納されているジョブの並び等が複合機1によって変更されている。
上述したように、本発明によれば、ユーザの希望に沿った細やかなジョブ管理を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、ジョブの構成要素に更に、「ジョブが投入されてからの経過時間」等を含むようにしてもよい。
画像形成システムの一例のシステム構成図である。 複合機の一例のハードウェア構成図である。 複合機の一例の機能構成図である。 ジョブ情報フォームの一例を示す図である。 重み設定フォームを示す図(その1)である。 印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その1)である。 ジョブ管理処理を示すフローチャート(その1)である。 ジョブ管理処理を示すフローチャート(その2)である。 印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その2)である。 印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その3)である。 ジョブ管理処理を示すフローチャート(その3)である。 ジョブ管理処理を示すフローチャート(その4)である。 重み変更処理を示すフローチャートである。 重み設定フォームを示す図(その2)である。 印刷キュー及びジョブの優先度を示す図(その4)である。
符号の説明
1 複合機
2 PC
11 操作部
12 ドライブ部
13 記録媒体
14 メモリ
15 CPU
16 インターフェース部
17 スキャナ部
18 画像処理部
19 書き込み部
21 要素情報取得部
22 要素毎優先度算出部
23 ジョブ優先度算出部
24 ジョブ並び替え部
25 排紙先決定部
26 指標値設定部
27 重み設定部
28 所要時間算出部
29 所要時間提示部
30 待機時間算出部
31 検査部
32 複合機検索部
33 問い合わせ部
34 ジョブ送信部
35 終了時間算出部
36 時間情報提示・情報選択部
37 重み変更部
40 ジョブ情報フォーム
50 重み設定フォーム

Claims (15)

  1. ジョブの優先度に係る複数の要素に係る情報を、ジョブ毎に取得する要素情報取得手段と、
    前記要素毎に、ジョブの優先度に係る値を算出する要素毎優先度算出手段と、
    前記要素毎に算出されたジョブの優先度に係る値に基づいて、ジョブの優先度を算出するジョブ優先度算出手段と、
    算出されたジョブの優先度に基づき、必要に応じて画像形成に係る待ち行列内のジョブの順序を並び替えるジョブ並び替え手段と、
    を有し、
    前記要素の一つは、ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 算出されたジョブの優先度に基づいて、画像を形成した記録紙の排紙先を決定する排紙先決定手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 画像を形成する前に、記録紙の排紙先をユーザに問い合わせ、ユーザが排紙先を設定すると、該設定された排紙先を優先することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. ジョブの優先度に係る要素のその他として、ユーザが設定する優先度に係る値、ページ数及び部数、ジョブの容量、ユーザに割り当てられた優先度に係る値、を含むことを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の画像形成装置。
  5. ジョブの優先度に係る複数の要素各々に対して、ジョブの優先度の指標に係る値を設定する指標値設定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の画像形成装置。
  6. ジョブの優先度に係る複数の要素各々に対して、優先度に係る重みを設定する重み設定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 前記ジョブ並び替え手段は、優先度が同一のジョブが待ち行列内に存在すると、前記重みが大きい要素順に要素の優先度を比較して、該比較結果に基づいて、画像形成に係る待ち行列内のジョブの順序を並び替えることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 新たなジョブが投入されるたびに、該ジョブに係る画像形成の開始から終了までの所要時間を、前記ページ数及び部数と、前記ジョブの容量と、に基づいて算出する所要時間算出手段と、
    算出された所要時間をユーザに提示する所要時間提示手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項4乃至7何れか一項記載の画像形成装置。
  9. 定期的に、又は新たなジョブが投入されるたびに、画像形成に係る待ち行列内のジョブに対して、画像形成に係る処理を開始するまでの予想待機時間を算出する予想待機時間算出手段と、
    算出された予想待機時間と、前記ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間と、に基づいて、ジョブが、該ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間までに処理を終了できるか否か検査する検査手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至8何れか一項記載の画像形成装置。
  10. 前記検査手段において、ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間までに処理を終了できないジョブであると判定されると、
    該ジョブを、前記終了時間までに処理可能な、当該画像形成装置とネットワークを介して接続された他の画像形成装置を検索する画像形成装置検索手段と、
    該画像形成装置検索手段において検索された前記他の画像形成装置において画像形成に係る処理を行うか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段と、
    ユーザが前記他の画像形成装置において画像形成に係る処理を行うと選択した旨の情報を受け取ると、該ジョブを前記他の画像形成装置に送信するジョブ送信手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 実行中のジョブが終了するまでの時間を算出する終了時間算出手段と、
    前記時間をユーザに提示すると共に、実行中のジョブの終了を待ってから新規投入したジョブを実行するか、又は実行中のジョブを一旦停止してから新規投入したジョブを実行するか、又は当該画像形成装置以外の画像形成装置で新規投入したジョブを実行するか、をユーザに選択させる時間情報提示・情報選択手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至10何れか一項記載の画像形成装置。
  12. 前記重みを変更する重み変更手段を更に有し、
    ユーザが前記変更手段を用いて前記重みを変更すると、前記要素毎優先度算出手段は、画像形成に係る待ち行列内のジョブの各要素の優先度に係る値を算出し直し、前記ジョブ優先度算出手段は、算出し直されたジョブの優先度に係る値に基づいて、ジョブの優先度を算出し直すことを特徴とする請求項6乃至11何れか一項記載の画像形成装置。
  13. 画像形成装置におけるジョブ管理方法であって、
    ジョブの優先度に係る複数の要素に係る情報を、ジョブ毎に取得する要素取得段階と、
    前記要素毎に、ジョブの優先度に係る値を算出する要素毎優先度算出段階と、
    前記要素毎に算出されたジョブの優先度に係る値に基づいて、ジョブの優先度を算出するジョブ優先度算出段階と、
    算出されたジョブの優先度に基づき、必要に応じて画像形成に係る待ち行列内のジョブの順序を並び替えるジョブ並び替え段階と、
    を有し、
    前記要素の一つは、ユーザが希望する画像形成に係る処理の終了時間であることを特徴とするジョブ管理方法。
  14. 請求項13記載のジョブ管理方法を、画像形成装置のコンピュータに実行させることを特徴とするジョブ管理プログラム。
  15. 請求項14記載のジョブ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005073557A 2005-03-15 2005-03-15 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体 Pending JP2006255956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073557A JP2006255956A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005073557A JP2006255956A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006255956A true JP2006255956A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37095702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005073557A Pending JP2006255956A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006255956A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219718A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷制御装置および印刷装置
JP2011235613A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Seiko Epson Corp ジョブ処理装置およびジョブ処理方法
JP2017056719A (ja) * 2015-08-31 2017-03-23 コニカ ミノルタ ラボラトリー ユー.エス.エー.,インコーポレイテッド ジョブ複雑性を特定するためのカスタマイズされた印刷ジョブ解析

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219718A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 印刷制御装置および印刷装置
JP4702468B2 (ja) * 2009-03-16 2011-06-15 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 印刷制御装置および印刷装置
JP2011235613A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Seiko Epson Corp ジョブ処理装置およびジョブ処理方法
JP2017056719A (ja) * 2015-08-31 2017-03-23 コニカ ミノルタ ラボラトリー ユー.エス.エー.,インコーポレイテッド ジョブ複雑性を特定するためのカスタマイズされた印刷ジョブ解析

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3523854B2 (ja) 画像形成システムの制御装置と制御方法
JP4978661B2 (ja) 画像処理装置
JP5907153B2 (ja) プリントシステム、プリンター、ジョブ処理方法、およびジョブ処理プログラム
JP2006313494A (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
US20070127065A1 (en) Printing apparatus, printing system, and printing method
JP2008236028A (ja) 画像形成装置
US9026576B2 (en) Image processing device, job processing method, and program
JP5834648B2 (ja) 情報処理装置、プログラムおよび制御方法
JP2006255956A (ja) 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体
JP2007196475A (ja) 印刷制御装置および印刷制御プログラム
JP5561267B2 (ja) 画像処理システム、サーバー、画像形成装置、管理方法、および制御プログラム
JP2008265135A (ja) 印刷システム及び印刷装置
JP3821147B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JPH10333844A (ja) ネットワークにおける印刷制御システム及び当該印刷制御プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP3631187B2 (ja) 画像形成装置
JP2008269566A (ja) プリンタドライバプログラム及びそれを有するプリンタシステム
JP2005190017A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを記録した記録媒体
JP5168220B2 (ja) 画像形成装置
JP4368165B2 (ja) 画像形成装置
JP6673025B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2006254075A (ja) 情報処理装置、情報処理管理方法およびプログラム
JPH07121325A (ja) 画像処理システム
JP2008236541A (ja) 画像処理装置
JP2003067154A (ja) 印刷制御方法及びプリンタ装置
JP6350015B2 (ja) 画像処理装置、文字認識処理方法および文字認識処理プログラム