JP2006254586A - Piezoelectric power plant - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、発電効率を向上することができる圧電発電装置に関する。 The present invention relates to a piezoelectric power generator that can improve power generation efficiency.
圧電セラミックスを利用した圧電発電装置としては、例えば、特許文献1に示すものが公知である。
As a piezoelectric power generation device using piezoelectric ceramics, for example, the one shown in
この特許文献1に記載された圧電発電装置は、筒体の両側に圧電セラミックス体を配置し、上記筒体に収納された鋼球を筒内を往復移動させることで、両側の圧電セラミックス体を殴打し、発電するように構成したものである。
In the piezoelectric power generation device described in
しかしながら、上記従来の圧電発電装置にあっては、鋼球が筒体内を往復移動する時間が掛かりすぎるため、短時間で一定発電量まで発電することが難しい、という問題を有していた。 However, the conventional piezoelectric power generation apparatus has a problem that it is difficult to generate power to a certain amount of power generation in a short time because it takes too much time for the steel ball to reciprocate in the cylinder.
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、極めて高効率で発電をすることができる圧電発電装置を提供しようとするものである。 The present invention has been invented in view of the current situation, and intends to provide a piezoelectric power generator capable of generating power with extremely high efficiency.
請求項1の発明は、少なくとも一の圧電セラミックス体と、バネ材で形成された基部材と、該基部材の垂直部に固定された弾性支持体と、この弾性支持体の両端部にそれぞれ固定されて上記圧電セラミックス体を殴打して該圧電セラミックス体に衝撃を与える硬質の鋼球と、で圧電発電装置を構成し、上記一方の鋼球に外力を付与する手段は、上記ワイヤーの中途部に巻き付けられて回動すると共に、周囲に複数の羽根を突設した回転加振体で構成され、該回転加振体は、外力が作用したときに軸を支点として回転して、上記羽根が上記一方の鋼球を殴打して該一方の鋼球に外力を付与することで、他方の鋼球が共振作用によって振動を連続して繰り返すことで、センサー部の駆動に必要な電力を自己発電するように構成したことを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, at least one piezoelectric ceramic body, a base member formed of a spring material, an elastic support fixed to a vertical portion of the base member, and fixed to both ends of the elastic support, respectively A hard steel ball that strikes the piezoelectric ceramic body and gives an impact to the piezoelectric ceramic body, and a means for applying an external force to the one steel ball is a midway part of the wire It is composed of a rotating vibrating body that is wound around and rotated with a plurality of blades around it, and the rotating vibrating body rotates around an axis when an external force is applied. By striking one of the steel balls and applying an external force to the one steel ball, the other steel ball continuously vibrates due to the resonance action, thereby self-generating power necessary for driving the sensor unit. It is characterized by being configured to .
請求項2の発明は、請求項1記載の圧電発電装置であって、上記回転加振体の上下方向の複数段に上記羽根を放射状に複数突設すると共に、該回転加振体を中心として放射状に上記圧電発電装置を複数配置し、この複数の圧電発電装置の上記上下方向の複数段の各羽根に対向する位置に上記一方の鋼球をそれぞれ設けたことを特徴とする。 A second aspect of the present invention is the piezoelectric power generation device according to the first aspect, wherein a plurality of the blades project radially from a plurality of stages in the vertical direction of the rotary shaker, and the rotary shaker is the center. A plurality of the piezoelectric power generation devices are arranged radially, and the one steel ball is provided at a position facing each of the plurality of vertical blades of the plurality of piezoelectric power generation devices.
請求項1又は請求項2のいずれかに記載の圧電発電装置を利用して、自然現象による力により線材を引張し、或は巻き戻すことで、各センサー部の鋼球を殴打させ、この殴打による振動により他方の鋼球を連続的に振動させることで発電を行うように構成することで、自然現象に対する検知センサーとして用いることを特徴とする。 Using the piezoelectric power generator according to claim 1 or 2, the steel ball of each sensor part is beaten by pulling or rewinding the wire by a natural phenomenon force. It is characterized in that it is used as a detection sensor for a natural phenomenon by being configured to generate electricity by continuously vibrating the other steel ball by the vibration caused by.
以上説明したように、請求項1の発明によれば、直線的に作用する外力をそのまま回転加振体の回転力に変換させることにより、該回転加振体の複数の羽根で一方の鋼球を連続的に殴打することができる。即ち、該回転加振体の一回の回転により一方の鋼球に複数の羽根で連続的に外力付与することによって、圧電セラミックス体への殴打を連続的に繰り返すことができる。その結果、従来の鋼球を用いた圧電発電装置で得られる電流出力よりも数十倍以上の発電量を確実に得ることができ、実用レベルの発電量を、よりコンパクトで廉価に確保することが可能となる、という効果を得ることができる。 As described above, according to the first aspect of the present invention, by converting the externally acting external force as it is into the rotational force of the rotary shaker, one of the steel balls with the plurality of blades of the rotary shaker Can be beaten continuously. That is, by continuously applying an external force to one steel ball with a plurality of blades by one rotation of the rotating vibration body, the striking of the piezoelectric ceramic body can be repeated continuously. As a result, it is possible to reliably obtain a power generation amount that is several tens of times higher than the current output obtained with a piezoelectric power generation device using a conventional steel ball, and to ensure a practical power generation amount that is more compact and inexpensive. Can be obtained.
請求項2の発明によれば、圧電発電装置を複数個放射状に配設するように構成したので、回転加振体の1回の回転による発電を高効率で無駄なく行なうことができる。 According to the second aspect of the present invention, since a plurality of piezoelectric power generators are arranged radially, power generation by one rotation of the rotating vibration exciter can be performed efficiently and without waste.
請求項3の発明によれば、水等の液体流力や風などの気体流力、固体による力、或はこれらの混合物(例えば、土石流や崖崩れ又は地滑り等)の移動による力を、本発明に係る圧電発電装置を内蔵したセンサー部で検知するように構成としたことにより、自然現象の力に伴う危険度の検出精度を高めることができる検知センサーとして使用することができる。 According to the third aspect of the present invention, the liquid flow force such as water, the gas flow force such as wind, the force due to the solid, or the force due to the movement of the mixture (for example, debris flow, landslide or landslide) is Since the sensor unit having the built-in piezoelectric power generation device according to the present invention is used for detection, it can be used as a detection sensor capable of increasing the detection accuracy of the degree of danger associated with the force of a natural phenomenon.
以下、本発明の最良の実施形態としの実施例を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, an example as the best mode of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、この発明の実施例1に係る無電源方式の圧電発電装置30に外力Fを付与する外力付与装置(外力を付与する手段)100の構成を示す説明図である。
FIG. 1 is an explanatory diagram showing the configuration of an external force applying device (means for applying an external force) 100 for applying an external force F to a non-power-supply type piezoelectric
この外力付与装置100は、円筒状の本体101と共に回転する円柱状の軸102に前記ワイヤー2の中途部が巻き付けられた回転加振体105で構成されている。この回転加振体105は、軸102を支点として上記ワイヤー2が引っ張られたり、引き戻されたときに回動して、その本体101の周囲に等間隔毎に突設された複数(この実施例1では4枚)の板状の羽根103が後述する圧電発電装置30の一方の鋼球43を殴打するように構成されている。
The external
尚、上記回転加振体105は、軸102の中心から鋼球殴打部としての羽根103の先端までの長さ寸法L4が、上記軸102の中心から本体101の外周までの長さ寸法L3に対して長い寸法に設定することで、外力Fの作用によるロッド1,1,1,…の移動量が2〜3mm程度であっても、これを大きな外力Fに変換して上記一方の鋼球43を強く殴打することが可能となり、大きな電力を短時間で得ることができ、無電源でも確実にセンサー部90を作動させることができるようになっている。また、図2中符号7はワイヤー2を引っ張る方向に付勢するスプリングを示している。
In the rotary vibrating
圧電発電装置30は、相対向する一対のフレーム31,31と、該各フレーム31に固定され、圧電セラミックス体10の固有振動が他の構造体に伝達しにくい柔状態で該圧電セラミックス体10をクッション材12を介して保持する板バネ13と、この板バネ13に固定された圧電セラミックス体10と、上記一対のフレーム31,31間に掛け渡されたバネ材で形成されてなる基部材40と、該基部材40の中央部で前後に延びるように固定された弾性支持体41,42と、この弾性支持体41,42の両端部にそれぞれ固定されてなる硬質の鋼球である鋼球43,44とで構成されており、この一方の鋼球43に外力Fを付与することで、他方の鋼球44が共振作用によって上下振動を連続して繰り返し、上記圧電セラミックス体10を殴打して該圧電セラミックス体10に衝撃を与え発電させるように構成されている。
The piezoelectric
即ち、棒状ステンレス等の金属体で形成されてなる上記弾性支持体41,42は、上記基部材40の接続点L0から同じ長さL1,L2を有して溶接固定されている。
That is, the elastic supports 41 and 42 formed of a metal body such as rod-like stainless steel are welded and fixed at the same lengths L1 and L2 from the connection point L0 of the
ここで、図1に示す鋼球43,44を0.6gの鋼球で形成し、弾性支持体41,42をφ0.6のステンレス棒材(sus304−WPB)で形成し、かつ、L1,L2間長さを70mmとし、ステンレス材(sus301:t=0.4)で形成された基部材40のL0寸法を15mmに設定した場合、鋼球43,44の上下振幅ストロークは14〜15mmであった。この構成からなる圧電発電装置30による発電量を、前記測定装置で電圧を測定した。その結果を、図2に示す。
Here, the
図2に示すデータからも明らかなように、上記一方の鋼球43に外力Fを1度与えると、他方の鋼球44が振り子状に連続して振動を繰り返し、従来のような1回限りの殴打により得られる発電量の数十倍の発電が得られることが判る。即ち、この実施例1では、L1=L2,43=44として、一方の固有振動数と他方の固有振動数とを同一に設定し、左右が共振するように構成されている。このように構成することで、一方の固有周波数(n・fo)を他方の固有周波数(fo)の整数倍にすることができ、その結果、一方の蓄積エネルギーを大きく(完成モーメントを大きく)することで、固有周波数は下がり、他方の鋼球44の振動継続時間を長くすることができる。
As apparent from the data shown in FIG. 2, when the external force F is applied once to the one
また、この圧電発電装置30によれば、部品点数を大幅に削減することができ、コストダウンと共に、装置を非常に小さくすることができる。
In addition, according to the piezoelectric
尚、上記実施例1では、上記弾性支持体41,42と基部材40との連結を、溶接で行う場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、ねじ止めやかしめ止め、或は強力な接着剤を用い或はハンダ付け等の公知の手段で一体的に連結することもできる。
In addition, in the said Example 1, although the case where the connection with the said
ところで、上記圧電セラミックス体10は、この実施例1では、同一材質、同一形状、同一厚さの2枚の板状の圧電セラミックス素子10a,10bを、各圧電セラミックス素子10a,10bの分極の極性を同一方向にし、かつ、該圧電セラミックス素子10a,10b間に、りん青銅や真鍮等の導電性金属で10μm〜50μmの厚さに形成された極薄の金属電極11を配置し、これら圧電セラミックス素子10a,10bと金属電極11を接合して構成されている。
By the way, in the first embodiment, the piezoelectric
圧電セラミックス素子は、チタンジルコン酸亜鉛系の素材が用いられ、また、クッション材12としては、合成樹脂材、ゴム材或はこれらをスポンジ状に形成した軟質材料を用いることができ、具体的には発泡ポリエチレンが好適である。また、板バネ13は金属製に限らず、合成樹脂製の板材でも良く、さらに、この実施例1では、鋼球43,44を、圧電セラミックス体10が破壊されていない程度に重量が重く発電効率が良好なタングステンや鉄などを用いることができ、また、圧電セラミックス体10の鋼球衝突面部をプロテクトするプロテクタ14は、加工性に優れたリン青銅やステンレス等の硬い金属或は合成樹脂などを用いることができる。
The piezoelectric ceramic element is made of a titanium zirconate-based material, and the
そして、この実施例1では上記金属電極11を上記極薄の厚さとすることで、該金属電極11による機械的な抵抗をごく僅かに抑えることができ、2つの圧電セラミックス素子10a,10bと金属電極11の接合面を中心(伸縮しない部位)にたわみ振動が発生したとしても、該たわみ振動の金属電極11による減衰を可及的に小さく抑えることができる。尚、この実施例1の構成では、一方の側の圧電セラミックス素子10aが伸長すれば他方の側の圧電セラミックス素子10bは収縮し、かつ出力電圧の電極は逆方向となり、両圧電セラミックス素子10a,10bは並列に接続された発電構成となる。
In the first embodiment, the
また、この実施例1では、上記たわみ振動が行われると、一方の圧電セラミックス素子10a(又は10b)で伸長と伸縮との両方の作用が行われて、分極が打ち消されるということがなく効率的に発電が行われる。発電された電気エネルギーとしての電流は、両圧電セラミックス素子10a,10b及び金属電極11に導電接続されたリード線15を用いて取り出される。
In the first embodiment, when the flexural vibration is performed, the piezoelectric
尚、本実施例1では、2枚の圧電セラミックス素子10a,10bを、金属電極11を介装して積層した場合を例にとり説明したが、各圧電セラミックス素子10a(10b)自体を、それぞれ積層構造とすることができる。この積層構造では、複数枚の圧電セラミックス素子を接合(この場合は分極の極性も同一方向に)して、一方の圧電セラミックス素子10a(又は10b)を形成する。このように、圧電セラミックス素子10a(又は10b)自体を積層構造とし、これを例えば弾性特性を有する接着材により接合した場合には、この弾性効果により、材質的に強度に欠ける圧電セラミックス体10の曲がりが容易になって曲げ強度を維持することができる。尚、この発明において、圧電セラミックス体10の外形形状は特に限られるものではなく、円形、楕円形、三角形、四角形或いは多角形等、利用実施に対応させて適宜の形状のものを用いることができる。
In the first embodiment, the case where two piezoelectric
また、この実施例1に用いられる板バネ13は、その中央部のみ或いは両端部を接着材で圧電セラミックス体10をクッション材12を介して固着することで、圧電セラミックス体10の振動を減衰させないように構成されている。圧電セラミックス体10が振動する場合、この圧電セラミックス体10を支持する部材は圧電セラミックス体10の振動を減衰させる要因になり、この減衰要因を取り除くために、クッション材12及び板バネ13を用いて極力圧電セラミックス体10を自由な状態におく。圧電セラミックス体10の歪みは、圧電セラミックス自体が持つ固有振動となって暫くの間、継続する。この固有振動を長く継続させるためには、この固有振動を圧電セラミックス体10以外の他の構成体に伝えないことが重要である。圧電セラミックス体10の固有振動は、電気エネルギーとして変換されるが、その他の構造体の振動は全て機械的な抵抗となって固有振動エネルギーを吸収してしまい、電気エネルギーとして取り出すことができない。このため、この実施例1では、圧電セラミックス体10と他の構造体との間で上記固有振動が伝達しないような柔らかな接触を実現するための手段としてクッション材12及び板バネ13を用いることで、圧電セラミックス体10の固有振動を長く継続させることができ、発電効率が良くなる。勿論、このクッション材12及び板バネ13は圧電セラミックス体10に加えられる衝撃を緩和する作用をも有する。
Further, the
尚、上記実施例1では、上記圧電セラミックス体10を所謂並列構造とした場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、本出願人が先に提案した所謂直列構造ものを用い、或いは、従来の公知構造からなる圧電セラミックス体を用いることができることは勿論であるが、最も発電効率が高いのは本実施例1に係る圧電セラミックス体10の構造である。
In the first embodiment, the case where the piezoelectric
図3は、上記圧電発電装置30の発電部50で発電された電流を整流させる回路部30を示しており、該回路部60の充電部61には、整流手段62と充電手段63と判定手段64と放電スイッチ手段65とが備えられている。整流手段62は、発電部50で出力された交流電力を整流して脈流にする手段である。充電手段63は、整流手段62により得られた脈流を直流として充電する手段である。判定手段64は、充電手段63の充電量を圧電素子10の発電のタイミングに応じて間欠的に監視し判定する手段である。この手段では、充電量は監視の際にごく少量消費されるが、間欠的に監視しているので監視による電力の消費を抑え、充電量への影響を低減させている。放電スイッチ手段65は、判定手段64により充電手段63の充電量が発信可能なレベルに達したことが判定されたときに、充電手段63の放電を開始させ、後段の発信部70に電力を供給する手段である。
FIG. 3 shows a
発信部70には、通信制御手段71と信号スイッチ手段72と信号スイッチ手段73と放電停止手段74とが備えられている。通信制御手段71は、通信に必要な動作を行う手段であり、この手段は充電部61から電力が供給されることで開始される。この手段では、動作の開始により信号スイッチ手段72をONさせるように働くとともに、発信のためのデータを信号発生手段73に渡す。信号スイッチ手段72は、通信制御手段71によりONされて、信号スイッチ手段73に電力を供給する手段である。
The
信号スイッチ手段73は、通信制御手段71より受け取った発信のためのデータを信号に変換して発信する。放電停止手段74は、充電部61からの電力の供給を停止させるように放電スイッチ手段65を動作させる手段である。この手段は、通信制御手段71が発信のために必要なデータを全て信号スイッチ手段73に渡し終わったら、通信制御手段71により動作させられる。
The
図4は回路図であり、S点、+点、−点により接続される。整流手段62はダイオードD1〜D6により全波整流の回路が形成されており、発電部50から出力された交流電力をここで整流し脈流として後段に出力する。発電部50から取り出された4本のリード線のうち3本のリード線が結線され、3本のリード線が6個のダイオードD1〜D6に接続されている。
FIG. 4 is a circuit diagram, which is connected by S point, + point, and-point. The
充電手段63は、コンデンサC1を備えている。このコンデンサC1は、充電電池に代替してもよい。整流手段62で整流された脈流は、コンデンサC1に直流として逐次充電され、鋼球44が圧電セラミックス体10に衝突して発電を繰り返すたびにコンデンサC1の両端の電圧が高くなる。
The charging means 63 includes a capacitor C1. The capacitor C1 may be replaced with a rechargeable battery. The pulsating flow rectified by the rectifying means 62 is sequentially charged as a direct current to the capacitor C1, and the voltage across the capacitor C1 increases each time the
放電スイッチ手段65には、自己保持型電流スイッチが用いられている。本実施例では、相補トランジスタを用いており、PNPトランジスタTr1とNPNトランジスタTr2とを組み合わせている。この放電スイッチ手段65では、b点に、c点の電圧より約0.6V(Tr1により決まる値)低い電圧が印加されると、Tr1がONとなり、ほぼ同時にTr2がONとなる。このように放電スイッチ手段65がON状態となると、c点とd点の間はきわめて低いインピーダンスとなる。そして、充電手段63のコンデンサC1に貯めた電力を放電し、きわめて少ないロスで通信制御手段71に供給する。そして、このON状態は、自己保持状態となり放電停止するまで継続する。
The discharge switch means 65 is a self-holding type current switch. In this embodiment, complementary transistors are used, and the PNP transistor Tr1 and the NPN transistor Tr2 are combined. In this discharge switch means 65, when a voltage approximately 0.6V (a value determined by Tr1) lower than the voltage at point c is applied to point b, Tr1 is turned on, and Tr2 is turned on almost simultaneously. Thus, when the discharge switch means 65 is turned on, the impedance between the points c and d becomes extremely low. Then, the electric power stored in the capacitor C1 of the charging
判定手段64は、コンデンサC2,C3と抵抗R1,R2を備えている。C3は誤動作防止用に設けたものである。コンデンサC2と抵抗R1は、圧電素子10からの出力である図5中に示すa点と放電スイッチ手段65の図5中に示すb点との間に設けられている。そして、この時定数で充電量の判定の際にb点に電圧を印加する時間を決めている。a点には鋼球44が圧電素子10に衝突する度に交流電力が発生するが、この電圧は、コンデンサC1の両端の電圧にダイオードD6の上棟方向の電圧を加えた値である。そして、コンデンサC1が充電により電圧上昇するとともにa点の交流電圧も上昇する。つまり、a点ではコンデンサC1両端の直流電圧にほぼ比例した交流電圧が、鋼球44が衝突するたびに、すなわち間欠的に得られる。そしてこのa点での交流電圧は、抵抗R1とコンデンサC2の時定数で決めたごく短時間で印加される。b点の電圧は抵抗R1,R2の分配比により決められ、上述したようにb点の電圧がc点の電圧よりも約0.6V(Tr1により決まる値)低い電圧の値を超えると放電スイッチ手段65がONとなる。
The
ここでは、b点の電圧は、
c点の電圧×(1−R2/(R1+R2))
で示されるため、このb点の電圧がc点の電圧よりも約0.6V低い電圧「c点の電圧−約0.6V」と等しくなったときが判定の閾値となり、これをもって充電量のレベルを判定する。
Here, the voltage at point b is
Voltage at point c x (1-R2 / (R1 + R2))
Therefore, when the voltage at the point b becomes equal to the voltage “voltage at the point c−about 0.6 V” that is about 0.6 V lower than the voltage at the point c, the threshold value for the determination is obtained. Determine the level.
このため、R1とR2を調整することで放電を開始させる充電量を発信可能なレベルに調整することができる。このレベルは発信する信号に応じて任意に設定される。 For this reason, by adjusting R1 and R2, it is possible to adjust the charge amount for starting discharge to a level at which transmission is possible. This level is arbitrarily set according to the signal to be transmitted.
通信制御手段71は、通信制御回路75とコンデンサC7と抵抗R8とFET1を備えている。コンデンサC7は動作安定用に設けたものである。抵抗R8とFET1は通信制御回路75と信号スイッチ手段72を低消費電力でインターフェースするためのレベル変換に設けたものである。充電部61からの放電により通信制御回路75に電力が供給されると、通信制御回路75の内部で発信に必要な手順が実行される。なお、通信制御回路75は消費電力の小さいものである。
The communication control means 71 includes a
信号スイッチ手段72は、PNPトランジスタTr4と抵抗R6,R7とコンデンサC6を備えている。信号発生手段73を構成する信号発生回路76が比較的大電力を必要とするために、この信号スイッチ手段72では大電力用トランジスタスイッチTr4を使って、信号発生回路76に電力を供給するよう構成している。信号スイッチ手段72では、通信制御回路75からの発信開始の指令がFET1と抵抗R7を通ってトランジスタTr4をONさせると、信号スイッチ手段73で発信を開始させるよう動作する。
The signal switch means 72 includes a PNP transistor Tr4, resistors R6 and R7, and a capacitor C6. Since the
信号発生手段73は、上記信号発生回路76とアンテナ77を備えており、信号スイッチ手段72から電力が供給されると、通信制御回路72から受け取った発信のためのデータを無線信号に変換してアンテナ77から発信する。
The signal generation means 73 includes the
放電停止手段74は、PNPトランジスタTr3と抵抗R4,R5とコンデンサC4,C5とを備えている。コンデンサC4,C5は、誤動作防止用に設けている。この手段では、通信制御回路75が発信のために必要なデータを信号発生回路76に送出し終えたら、通信制御回路75から抵抗R4を通してトランジスタTr3をONさせる信号を出力する。トランジスタTr3がONとなると放電スイッチ手段65の自己保持は解除となり、コンデンサC5に貯まっていた電力の放電は停止して、発信動作は終了する。
The discharge stopping means 74 includes a PNP transistor Tr3, resistors R4 and R5, and capacitors C4 and C5. Capacitors C4 and C5 are provided for preventing malfunction. In this means, when the
図3のブロック図に示すように、発電部50の出力が回路部60に取り出される。回路部60には、発電部50で発生した交流電力を整流して充電する充電部61と発信部70とが備えられている。そして、発信部70から発信された信号は、受信装置(中継装置)80の受信部81に受信され、警報部82が例えば管理センター等に設置されている表示部84にどの部位に設置された本装置が警報を発したのかを音や光により通知とともに、ネットワーク83を介してあらかじめ設定した外部にも通知する。
As shown in the block diagram of FIG. 3, the output of the
このように、本実施例1では、回路部60で、圧電セラミックス体10が発電するたびにその出力から交流電圧を取り出し、これを判定手段64に用いて充電量を判定している。このような充電量の間欠的な判定は、充電量が増加するタイミングで効率よく判定される。その上、判定のために無駄な電力を消費することが大幅に抑制されるので、発信に必要な電力を素早く充電して発信部70に供給できる。
As described above, in the first embodiment, every time the piezoelectric
発信部70から発信された信号は受信装置(中継装置)80の受信部81に受信され、警報部82で警報等の処理が実行される。この警報は、音や光、あるいは音声で行なわれると同時に、ネットワーク83を介して関係施設へと同時に通報される。
The signal transmitted from the transmitting
以上説明したように、この実施例1に係る圧電発電装置は、ワイヤー2の移動状態(ワイヤー2の引っ張りによる移動状態、及び、引き戻されたときの移動状態)をそのまま直接に回転加振体105に伝達して該回転加振体105を回転させ、該回転加振体105の複数の羽根103で一方の鋼球43を連続的に順次殴打することができる。また、構成も簡易なので、低コストで提供することができると共に、故障も少ないので、この種の装置には好適である。
As described above, in the piezoelectric power generation device according to the first embodiment, the
さらに、上記回転加振体105の軸102の中心から鋼球殴打部としての羽根103の先端までの長さ寸法L4は、上記軸102の中心から本体101の外周までの長さ寸法L3に対して長い寸法に設定されているので、外力Fの作用によるロッド1の移動量が2〜3mm程度であっても、これを大きな外力Fに変換して鋼球43を強く殴打することが可能となり、大きな電力を短時間で得ることができるので、無電源でも確実にセンサー部90を作動させることができる。
Further, the length dimension L4 from the center of the
また、回転加振体105の一回の回転により一方の鋼球43に複数の羽根103で連続的に外力付与することによって、圧電セラミックス体10への殴打が連続的に順次繰り返される。その結果、従来の鋼球を用いた圧電発電装置で得られる電流出力よりも数十倍以上の発電量を確実に得ることができ、実用レベルの発電量を、よりコンパクトで廉価に確保することができる。
Further, by continuously applying an external force to one
さらに、ワイヤー2をスプリング7により所定の方向にテンションを加えておくことにより、ワイヤー2の引っ張りによる移動、及び、引き戻されたときの移動の両方向の移動で圧電発電装置30を発電して発信に必要な電力を素早く充電して発信部70に供給することができ、警報を確実に発信させることができる。
Furthermore, by applying tension to the
図5は、この発明の実施例2に係る圧電発電装置の構成を示す平面図であり、図6は、この実施例2に係る圧電発電装置の構成を示す側面図である。
FIG. 5 is a plan view showing the configuration of the piezoelectric power generation apparatus according to
前記実施例1では、圧電発電装置30を一基配設した場合を例にとり説明したが、この実施例2にあっては、圧電発電装置30に外力Fを付与する外力付与装置(外力を付与する手段)100の回転加振体105を中心として該圧電発電装置30を複数個(この実施例2の場合は7個)放射状になるようにセンサー部90に配設してある。
In the first embodiment, the case where one piezoelectric
図5及び図6に示すように、回転加振体105の円柱状の本体101の中央のフランジ部101aの上部と下部に板状の羽根103が放射状に複数(この実施例2では上段に偶数個の4枚、上段と同じ位置の下段に偶数個の4枚)突設されている。また、複数の圧電発電装置30の上下段の各羽根103に対向する位置に一方の鋼球43が上下にそれぞれ設けられている。即ち、一方の鋼球43は段当たり奇数個の7個ずつ設けられている。さらに、他方の鋼球44も上下にそれぞれ設けられており、これにより、圧電セラミックス体10は上下、左右に各一対ずつ設けられている。
As shown in FIGS. 5 and 6, a plurality of plate-
この場合、第1番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43A(他方の鋼球を符号44A)で、第1番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43a(他方の鋼球を符号44a)で、第2番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43B(他方の鋼球を符号44B)で、第2番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43b(他方の鋼球を符号44b)で、第3番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43C(他方の鋼球を符号44C)で、第3番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43c(他方の鋼球を符号44c)で、第4番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43D(他方の鋼球を符号44D)で、第4番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43d(他方の鋼球を符号44d)で、第5番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43E(他方の鋼球を符号44E)で、第5番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43e(他方の鋼球を符号44e)で、第6番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43F(他方の鋼球を符号44F)で、第6番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43f(他方の鋼球を符号44f)で、第7番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球を符号43G(他方の鋼球を符号44G)で、第7番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球を符号43g(他方の鋼球を符号44g)で、それぞれ示す。尚、一方の鋼球を総称して符号43で、他方の鋼球を総称して符号44で示す。
In this case, one upper steel ball of the first piezoelectric
そして、図6に示すように、円柱状の本体101の下面に固定されて該本体101と共に回転する円柱状の軸102にワイヤー2の中途部が巻き付けられており、このワイヤー2に外力Fが作用して引っ張られたり、引き戻されたときに回転加振体105が軸102を支点として回動する。これにより、その本体101の上下段に等間隔毎に放射状に突設された各羽根103が、第1番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43A、第2番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43b、第3番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43C、第4番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43d、第5番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43E、第6番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43f、第7番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43G、第1番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43a、第2番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43B、第3番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43c、第4番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43D、第5番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43e、第6番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43F、第7番目の圧電発電装置30の下段の一方の鋼球43g、第1番目の圧電発電装置30の上段の一方の鋼球43Aと、順次殴打する。
As shown in FIG. 6, a midway portion of the
このように、いずれか一つの圧電発電装置30の発電量によりセンサー部90が作動するように構成したことで、いずれか一つの圧電発電装置30が故障しても、他の圧電発電装置30でこれをカバーすることができる。
In this way, by configuring the
また、ワイヤー2の引っ張りや引き戻しの移動速度が速い場合でも、いずれか一つの圧電発電装置30の発電量によりセンサー部90を確実に作動させることができる。即ち、ワイヤー2の引っ張りや引き戻しの移動速度が速い場合に、複数の羽根103を用いて一方の鋼球43を殴打(加振)すると、始めの羽根103で一方の鋼球43を加振した後、まだ該鋼球43が振動している間に次の羽根103が該鋼球43の振動を妨害するおそれがあったが(ワイヤー2の速度が遅い場合には問題は発生しないが)、回転加振体105に上下2段の複数の羽根103を設ける構成とすることにより、速いワイヤー2の動きが発生してもどれか1つ以上の圧電発電装置30の鋼球43は振動を妨げられることなく発電を続けることができる。
Further, even when the moving speed of the pulling and pulling back of the
図10は、この発明に係る圧電発電装置を利用した土石流検知装置の配置状態を示す説明図である。この土石流検知装置は、土石流Wの上流から下流にかけて該土石流Wを跨ぐように複数本のロッド1をそれぞれ立設し、該複数のロッド1,1,‥間にワイヤー2を上記土石流Wを跨ぐように該土石流Wの上流から下流にかけて並列(この実施例では土石流Wの流れに対して交差するように4本のワイヤー2を並列に配置)になるように複数張設し、該複数のワイヤー2の各一端部を各実施例の圧電発電装置30を内蔵した各センサー部90(上流より下流にかけて90A,90B,90C,90Dとする。)にそれぞれ繋げてある。
FIG. 10 is an explanatory view showing an arrangement state of the debris flow detection device using the piezoelectric power generation device according to the present invention. In this debris flow detection device, a plurality of
上記土石流Wは、川の上流から下流に流れるため、一旦土石流Wが発生すると、上流のセンサー部90Aから下流のセンサー部90Dまで反応する。この際に、上流のセンサー部90Aから下流のセンサー部90Dまでの信号発生時刻を、t1、t2、t3、t4とし、a1=t2−t1、a2=t3−t2、a3=t4−t3とすると、a1+a2+a3>0ならば危険度A、a1+a2>0又はa2+a3>0ならば危険度B、a1>0又はa2>0又はa3>0ならば危険度C、いずれも満たさない場合は、誤動作とする。
Since the debris flow W flows from the upstream to the downstream of the river, once the debris flow W is generated, it reacts from the
このように、土石流Wを横切る4本のワイヤー2の各一端部に前記各実施例の圧電発電装置30を内蔵したセンサー部90をそれぞれ繋げた構成としたことにより、土石流Wの危険度の検出の精度を上記のように高めることができる。これにより、圧電発電装置を崖崩落検知装置Kとして使用することができる。勿論、この発明にあっては、本圧電発電装置を土石流検知センサーとして用いるだけではなく、水等の液体流力や風などの気体流力、固体による力、或はこれらの混合物(例えば、崖崩れ又は地滑り等)の移動による力を検知するセンサーとしても使用できる。
As described above, the detection of the risk of the debris flow W is achieved by connecting the
尚、前記実施例2によれば、上下2段に羽根と鋼球を設けたが、上中下3段に設けても良い。また、羽根は各段に4枚、鋼球は各段に7個設けたが、これらの数に限らす、羽根を各段に偶数枚、鋼球を各段に奇数個設けるようにすれば良い。 In addition, according to the said Example 2, although the blade | wing and the steel ball were provided in the upper and lower two steps, you may provide in upper, middle, and lower three steps. In addition, four blades are provided in each stage and seven steel balls are provided in each stage. However, the number of blades is limited to this number, and even numbers of blades are provided in each stage and odd numbers of steel balls are provided in each stage. good.
K 土石流検知装置
1,1,1,‥ ロッド
2 ワイヤー
4 クラック
10 圧電セラミックス体
30 圧電発電装置
40 基部材
41,42 弾性支持体
43,44 鋼球
43 一方の鋼球
44 他方の鋼球
43A〜43G 鋼球
43a〜43g 鋼球
44A〜44G 鋼球
44a〜44g 鋼球
90 センサー部
90A〜90D センサー部
100 外力付与装置
102 支点
103 羽根
105 回転加振体
K debris
Claims (3)
上記一方の鋼球に外力を付与する手段は、上記ワイヤーの中途部に巻き付けられて回動すると共に、周囲に複数の羽根を突設した回転加振体で構成され、該回転加振体は、外力が作用したときに軸を支点として回転して、上記羽根が上記一方の鋼球を殴打して該一方の鋼球に外力を付与することで、他方の鋼球が共振作用によって振動を連続して繰り返すことで、センサー部の駆動に必要な電力を自己発電するように構成したことを特徴とする圧電発電装置。 At least one piezoelectric ceramic body, a base member formed of a spring material, an elastic support fixed to a vertical portion of the base member, and the piezoelectric ceramic body fixed to both ends of the elastic support, respectively. A piezoelectric power generator is configured with a hard steel ball that strikes and impacts the piezoelectric ceramic body,
The means for applying an external force to the one steel ball comprises a rotating vibration body having a plurality of blades projecting around the wire and rotating around the wire. When an external force is applied, the shaft rotates as a fulcrum, and the blade strikes the one steel ball to apply an external force to the one steel ball, so that the other steel ball vibrates due to a resonance action. A piezoelectric power generation apparatus configured to self-generate electric power necessary for driving a sensor unit by repeating it continuously.
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KR101041998B1 (en) | 2009-07-21 | 2011-06-16 | 부산대학교 산학협력단 | Piezoelectric Generator Using Layered Structure |
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