JP2006251261A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池の特性を生かした熱及び水の利用を行うことで、画像品質の安定した画像を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 湿度センサ93で検知された湿度が適正値よりも低い場合には、加湿弁91から隔壁90内部に供給される気体を多くする一方、除湿弁92から隔壁90内部に供給される気体を少なくする。湿度センサ93で検知された湿度が適正値よりも高い場合には、加湿弁91から隔壁90内部に供給される気体を少なくする一方、除湿弁92から隔壁90内部に供給される気体を多くする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、燃料電池の熱制御装置および燃料電池を主電源あるいは補助電源として使用することが可能な画像形成装置に関する。
近年、環境問題ならびにエネルギー問題の観点から燃料電池自動車、定置用燃料電池、および携帯用燃料電池への適用を目指した燃料電池技術の開発が活発化している。燃料電池の種類としては、水素と空気もしくは酸素を燃料とする固体高分子型燃料電池あるいはリン酸電解質型燃料電池が主流であるが、メタノールと空気もしくは酸素を燃料とするDMFC(Direct Methanol Fuel Cell)直接メタノール型燃料電池もあり、比較的安価で取り扱いも容易であることから、携帯機器などの小型機器の電源への利用が図られている。
このような状況において、画像形成装置においてその一部あるいは全ての電源を燃料電池で置き換える開発が行われている。この際、燃料電池ではその発電過程において熱と水を発生するため、これらを電力とは別に画像形成装置で利用することが行われている。
特許文献1には、電源として燃料電池を備え、ここから得られる熱及び水を有効に利用することで、安定した画質の画像を出力できる画像形成装置が提案されている。
特許文献1では、その熱を定着の熱に利用したり、発生した水をヒータ等で加熱して画像形成装置の加湿に使うことなどが示されているが、まだ、十分に燃料電池の特性を生かされているものではない。例えば、水の利用で燃料電池で発生した水を利用して装置の加湿を行う実施例として、燃料電池から発生した水を貯蔵するタンクを設け、ここに貯められた水をヒータ等で加熱して加湿している。一般に燃料電池で生成される水はスタック内で高温の状態で生成するので水蒸気の状態で存在しており、例えば、燃料の希釈に水を利用するためにこれを冷却して液化することが行われている。これを再び、加熱して水蒸気にして加湿に利用することは非常に無駄が多く、燃料電池の特性が十分に生かされているとは言えない。
また画像形成装置全体を加湿する場合、装置内の湿度をできるだけ一定にするなど管理が困難であり、加湿しすぎて結露するなど逆に不具合が生じる可能性がある。電子写真方式の画像形成装置では、主に記録媒体の含水分が紙の抵抗値を変えて転写不良を起こしたり、湿度が高すぎて、重送するなど搬送の信頼性を低下させるなどの問題があり、これまでも記録媒体の含水分を調整したり、含水分に応じて転写電界強度などのプロセス条件を変えることが行われている。
特許文献2には、高湿、低湿どちらの環境においても記録材の状態を一定に保てる給紙装置を備えることで高品質な画像が得られる画像形成装置が提案されている。特許文献3には、記録媒体カセット内に、湿度センサと、除湿用ヒータと、加湿機とからなる湿度調整装置を設け、湿度センサの出力に応じて除湿用ヒータと加湿機をオン、オフして記録媒体カセット内の湿度を所定の範囲に保つ画像形成装置が提案されている。特許文献4には、シート貯留用給紙カセットと、該給紙カセットより給紙されるシートを案内搬送するシート搬送路と、該シート搬送路中に設けられたシートカール量測定手段とを有する画像形成装置において、前記給紙カセット内に設けられた湿度調整手段と、前記シートカール量測定手段の出力に応じて前記湿度調整手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置が提案されている。
また、画像形成装置では、両面に画像を転写する場合、片面に画像を転写して、熱定着し、裏面側に画像を形成するということが行われている。この際、熱定着により、記録媒体に含まれている水分が蒸発して、記録媒体のサイズが若干小さくなり、表面と裏面で画像に縮尺が変化してしまったり、裏面では記録媒体の抵抗が高くなるため、表面の場合と同じ電流を流すためには電圧を高くする必要があり、転写電界用の高圧電源に負担がかかったり、十分な絶縁設計を行わないと放電してしまったりしてしまうという問題があった。画像の大きさが変化することに関しては、
特許文献5には、予め記録媒体の変化に合わせて画像サイズを変えておくことにより、装置内の湿度変化、記録媒体の種類の違いに影響されず、記録媒体の裏面に設定された倍率で正確に画像を形成する画像形成措置が提案されている。
特許文献6には、片面定着後の記録媒体に対して裏面を転写する前に加湿する機構を設けて記録媒体の含水分を調整する画像形成装置が提案されている。特許文献6では、画像形成装置に水を補給して、それを水蒸気やミストにして記録媒体に供給することが効果的であるが、水の補給やヒータなどが必要になることなど、いろいろと課題が多い。
特開2004-191582号公報 特開2003-237964号公報 特開平9-236953号公報 特開平1-75330号公報 特開2003-202789号公報 特開平9-26732号公報
本発明では、燃料電池の特性を生かした熱及び水の利用を行うことで、画像品質の安定した画像を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明の第1の画像形成装置は、燃料電池を電源として駆動し、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、燃料電池で生成された水で記録媒体の含水分を調整する調湿手段を備える。
この発明の第2の画像形成装置は、第1の画像形成装置において、調湿手段は、記録媒体に画像を形成する前に記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第3の画像形成装置は、第1の画像形成装置において、記録媒体を収容する給紙カセットを備え、調湿手段は、給紙カセットに収容された記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第4の画像形成装置は、第1の画像形成装置において、記録媒体に画像を転写する転写手段と、転写された画像を記録媒体に定着させる定着手段とを備え、調湿手段は、片面に画像を定着した後、裏面に画像を転写する前に記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第5の画像形成装置は、第1の画像形成装置において、記録媒体を反転させる反転手段を備え、調湿手段は、反転手段において記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第6の画像形成装置は、第1から第5までの画像形成装置において、調湿手段は、燃料電池のカソードで生成された水蒸気を含む気体を用いて記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第7の画像形成装置は、第6の画像形成装置において、燃料電池は、水蒸気を冷却する凝縮器を有し、調湿手段は、凝縮器で冷却された水蒸気を含む気体により記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第8の画像形成装置は、第1から第7までの画像形成装置において、燃料電池は、燃料電池のカソードで生成された水蒸気を冷却する凝縮器を有し、調湿手段は、凝縮器において水蒸気を冷却するために用いた気体により記録媒体の含水分を調整する。
この発明の第9の画像形成装置は、第1から第8までの画像形成装置において、調湿手段は、記録媒体の含水分を調整する空間を囲う隔壁を有し、隔壁は、記録媒体を搬送する搬送経路と、燃料電池から水を含む気体を隔壁内に吸気する吸気口と、隔壁内に隔壁内の気体を画像形成装置外へ排出する排気口とを含む複数の開口をもつ。
この発明の第10の画像形成装置は、第6から第9までの画像形成装置において、記録媒体周辺の湿度を検出する湿度検知手段と、検出された湿度に応じて燃料電池から調湿手段に送られる気体の送量を調整する送量調整手段とを備える。
この発明の第11の画像形成装置は、第1から第9までの画像形成装置において、記録媒体に画像を熱により定着させる定着装置と、定着装置において発生する熱を調湿手段に移送する熱移送手段とを備える。
この発明の第12の画像形成装置は、第1から第10までの画像形成装置において、燃料電池において発生する熱を調湿手段に移送する熱移送手段を備える。
本発明の画像形成装置によれば、燃料電池で発生した水を利用して外部から水を補給することなく、表面又は裏面の転写前に記録媒体の含水分を調整し、安定した転写を行い、高画質の画像を形成することができる。
第1の実施形態の画像形成装置1は、図1の構成図に示すように、自動原稿送り装置10(ADF)と読み取りユニット11と給紙部12と転写部13とフィニッシャ14と燃料電池15と調湿部16と制御部17とを備える。なお、本明細書では画像形成装置として電子写真方式の複写機について説明するが、本発明は燃料電池を電源とする各種画像形成装置に適用することができる。
自動原稿送り装置10は、原稿台20と給送ローラ21と給送ベルト22と排送ローラ23と原稿セット検知部24とを有する。原稿台20は、原稿の画像面を上にして原稿束が置かれる。原稿セット検知部24は、原稿台20に原稿があることを検知する。給送ローラ21は、原稿台20に置かれた原稿束の一番下の原稿を1枚ずつ順次送り出す。給送ベルト22は、給送ローラ21から送られた原稿を読み取りユニット11のコンタクトガラス30上の所定位置に給送する。排送ローラ23は、読み取りを終了して給送ベルト22で送られる原稿を排紙する。給送ローラ21と給送ベルト22と排送ローラ23とは、搬送モータにより駆動される。
読み取りユニット11は、コンタクトガラス30と走査光学系31とを有する。コンタクトガラス30は、自動原稿送り装置10で送られる原稿を載置させる。走査光学系31は、露光ランプ32と第1ミラー33と第2ミラー34と第3ミラー35とレンズ36とCCDイメージセンサ37とを有し、露光ランプ32で原稿に光を照射し、反射光を第1ミラー33と第2ミラー34と第3ミラー35とレンズ36とを通じてCCDイメージセンサ37に入射させ、CCDイメージセンサ37で原稿画像を読み取り電気信号に変換する。露光ランプ32と第1ミラー33とは第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー34と第3ミラー35とは第2キャリッジ上に固定されている。第1キャリッジと第2キャリッジとは、原稿像を読み取る際に光路長が変わらないように、2対1の相対速度で、スキャナ駆動モータにより機械的に操作される。
給紙部12は、第1給紙カセット40と第2給紙カセット41と第3給紙カセット42と第1給紙装置43と第2給紙装置44と第3給紙装置45と縦搬送ユニット46とを有する。第1給紙カセット40と第2給紙カセット41と第3給紙カセット42とは、それぞれ、普通紙などの各種記録媒体を収容している。第1給紙装置43は第1給紙カセット40に収容された記録媒体を給紙し、第2給紙装置44は第2給紙カセット41に収容された記録媒体を給紙し、第3給紙装置45は第3給紙カセット42に収容された記録媒体を縦搬送ユニット46に給紙する。縦搬送ユニット46は、給紙された記録媒体、または、反転部56から送られる記録媒体を感光体50に当接する位置まで搬送する。
転写部13は、感光体50と書き込みユニット51と現像ユニット52と搬送ベルト53と定着ユニット54と排紙ユニット55と反転部56とを有する。感光体50は、回転駆動されて像担持体として機能する。
書き込みユニット51は、レーザ出力ユニット57と結像レンズ58とミラー59とをもつ。レーザ出力ユニット57は、レーザ光源であるレーザダイオードと、モータにより高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)とを内部に搭載し、読み取りユニット11で読み込まれた画像データに基づいて感光体50をレーザビームにより走査することにより潜像を書き込む。
現像ユニット52は、感光体50に書き込まれた潜像を現像してトナー像を形成する。なお、感光体50の一端近傍のレーザビームが照射される位置には、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。搬送ベルト53は、感光体50と等速で回転し、給紙部12から送られる記録媒体を搬送しながら、感光体50との対向部で記録媒体にトナー像を転写させる。定着ユニット54は、転写後の転写紙にトナー像を定着させる。
排紙ユニット55は、定着後の転写紙の案内経路を切り替え、記録媒体の片面に画像を作像する場合には記録媒体をフィニッシャ14側へ案内し、記録媒体の両面に画像を作像する場合には反転部56側に記録媒体を案内する。反転部56は、両面印刷する記録媒体を一旦、反転ユニットにストックし、一方の面にさらに画像を形成する場合には、経路を下側に切り替え、ストックした記録媒体を縦搬送ユニット46に給紙し、両面の作像を終了していれば、経路を上側に切り替え、両面に画像が転写された記録媒体をフィニッシャ14に排出する。
フィニッシャ14は、切り替え板60と通常排紙トレイ61とステープラ62とステープル台63とジョガー64とステープル完了排紙トレイ65とを有する。切り替え板60は、転写部13から排出された記録媒体の案内経路を切り替え、上方の通常排紙トレイ61側と下方のステープル台63側とのいずれかに案内する。通常排紙トレイ61は、原稿毎、または画像メモリによりソーティングされたコピー部毎に前後に移動することにより、切り替え板60及び搬送ローラを通じて排紙される記録媒体を簡易的に仕分ける。ステープル台63は、切り替え板60及び搬送ローラを通じて送られた記録媒体を一時的に保持する。ジョガー64は、ステープル台63に記録媒体が1枚排紙される毎に紙端面を揃える。ステープラ62は、一部のコピー完了と共に記録媒体を綴じる。ステープル完了排紙トレイ65は、ステープラ62で綴じられた後、自重により落下する記録媒体群を収納する。
燃料電池15は、画像形成装置1の動作に必要な電力を供給する電源としての機能を有し、画像形成装置に対してその側面に配置されている。なお、燃料電池15は、画像形成装置1全体の電力を発電する主電源であっても、商用電源その他の電源に対する補助電源であってもよい。燃料電池15は、燃料や生成水の配管や発電時の発熱の問題などの観点から、画像形成装置1に対する熱や水の悪影響を防止するため、まとめて画像形成装置1の外装に接触するように配置されることが望ましい。なお、燃料電池15は、他の位置に配置されるものであってもよく、構成要素の一部を画像形成装置1の内部に配置したものであってもよい。
燃料電池15は、メタノールを燃料とするアクティブ型のダイレクトメタノール燃料電池(DMFC)で構成されている。なお、燃料電池15は、液体燃料では直接水素を燃料とするものなど他の物質を燃料とするものであってもよい。直接水素を燃料とする燃料電池15は、画像形成装置に組み込む場合に水素を貯えるための高圧容器などを必要とし、扱いにくいため、燃料電池15は取り扱いの容易なメタノール等の液体燃料を使用するDMFCであることが好ましい。DMFCには、アクティブ型とパッシブ型との2つの方式がある。アクティブ型のDMFCは、燃料となるメタノールや空気(酸素)をポンプやファンを使用して燃料電池に供給・循環させる方式で、構成が比較的複雑となる一方、大きな電力を得やすい特長がある。パッシブ型のDMFCは、燃料も空気も対流や濃度勾配等を利用して供給するため構成が単純で小型化に適している一方、得られる電力が小さく、希釈した燃料を用いるため燃料カートリッジが大きくなる課題がある。燃料電池15は、アクティブ型とパッシブ型とのいずれのタイプであってもよく、発電量を多く必要とする場合にはアクティブ型であることが望ましい。
燃料電池15は、図2のブロック図に示すように、高濃度燃料タンク70と燃料ポンプ71と濃度調整部72と水ポンプ73と貯水部74と燃料電池スタック75と循環ポンプ76と空気ポンプ77と凝縮器78とを有する。
燃料電池スタック75は、電解質膜80をアノード81(燃料極)とカソード82(空気極)との2つの電極ではさむ構造をもつ。アノード81に供給されるメタノール及び水から作られる水素イオンは、電解質膜80を通過し、カソード82に到達し、カソード82に供給される酸素と反応して水を生成する。アノード81とカソード82との間の一連の反応により両電極間に電流が流れる。
高濃度燃料タンク70は、燃料のメタノールを、その容量を減らすために高濃度(50〜60wt%)で貯えている。燃料ポンプ71は、高濃度燃料タンク70から高濃度のメタノールを濃度調整部72に供給する。貯水部74は、カソード82で生成された水を貯水する。水ポンプ73は、貯水部74の水を濃度調整部72へ送る。濃度調整部72は、高濃度燃料タンク70から送られる高濃度のメタノールを、貯水部74から送られる生成水で2〜6wt%程度まで希釈する。循環ポンプ76は、濃度調整部72で希釈された低濃度のメタノールを燃料電池スタック75へ供給し、循環させる。空気ポンプ77は、ブロアによって空気を送ることによりカソード82に酸素を供給するとともに、カソード82の生成水を凝縮器78へ送り出す。燃料電池スタック75は、反応により60〜70℃程度の高温になっており、カソード82の生成水は水蒸気の状態で送り出される。凝縮器78(ラジエータ)は、カソード82から送り出される水蒸気を、ファン83で取り込んだ外気との熱交換により40〜50℃にまで冷却し、液化する。カソード82の生成水を凝縮器78で冷却及び液化して貯水した水を希釈に用いることにより、水を補給する必要がない。
調湿部16は、図3の部分構成図に示すように隔壁90と加湿弁91と除湿弁92と湿度センサ93と熱移送部材94とを有する。
隔壁90は、第1給紙カセット40と第2給紙カセット41と第3給紙カセット42とを囲うように形成され、複数の開口が設けられている。なお、調湿部16は、複数の給紙カセットを囲うものであっても、個々の給紙カセットを囲うものであってもよい。
隔壁90の複数の開口には、記録媒体を通過させる搬送経路95と、隔壁90に気体を流入させるために下方に設けられた吸気口96と、隔壁90の内部から気体を画像形成装置1の外部に排気するために上方に設けた排気口97とが含まれる。すなわち、隔壁90内部は、搬送経路95と吸気口96と排気口97とを除いて可及的密閉状態とされている。隔壁90内部を可及的密閉状態とすることにより、吸気口96から送られる気体は排気口97から直接画像形成装置1の外へ排出されるため、隔壁90内部の水蒸気を含む湿度の高い気体が、湿度の低い画像形成装置1の他の部分に拡散することによる結露の発生を防止することができる。
加湿弁91は、カソード82に供給されて凝縮器78で冷却された酸素、空気、液化されなかった水蒸気などを、供給量を調整しながら吸気口96から隔壁90内へ供給することにより、記録媒体の含水量を調整する加湿手段として機能するとともに、利用しない気体を画像形成装置1の外へ排出する。加湿弁91による気体の供給は、空気ポンプ77による送風の力を利用する。空気ポンプ77の送風を利用することにより、新たに送風手段を設ける必要がなく、配管を分岐して隔壁90内に送るだけで効率よく含水量を調整することができる。
記録媒体の含水量の調整に、カソード82で生成した水を水蒸気の状態で利用することにより、カソード82の生成水を液化した状態で利用する場合に比較して、再加熱して水蒸気にする必要がなく、高効率に生成水を利用することができる。凝縮器78を通過後の気体は、外気に比べて高温かつ高湿度であるため加湿を行うには十分であり、隔壁90内との温度差が少ないため結露による不具合が発生しにくい。
除湿弁92は、ファン93により取り込まれて凝縮器78で熱交換に使用された後の高温の気体を、供給量を調整しながら吸気口96から隔壁90内へ供給することにより、除湿手段として機能するとともに、利用しない気体を画像形成装置1の外へ排出する。凝縮器78を冷却した空気は外気に比べて高温であるため隔壁90内の温度を上げることにより、隔壁90内の相対湿度を下げ、記録媒体の含水分を減少させる。除湿弁92から吸気口96までの経路内には、例えばゼオライト、シリカゲル、5酸化リン、塩化マグネシウムなど吸湿性の材料98が配置されている。除湿性の材料98を設けることにより、隔壁90内により低湿の空気を送ることができる。隔壁90内部への送風を行っていないときに経路内を送風して機外へ排気することにより、吸湿性の材料98を再生することができる。
発電時に高温となる燃料電池スタック75を熱源として高温の空気を作り、作られた高温の空気を給紙カセットに送ることにより除湿手段を構成した場合、新たな送風手段を設ける必要があり電力の消費を増やす。一方、本実施形態は、凝縮器78へ送付する送風手段であるファンの風圧を利用しているため、新たな送風手段が不要であり、装置を小型化することができ、エネルギー効率を向上させることができる。
湿度センサ93は、隔壁90内部の湿度を検知する。なお、記録媒体の抵抗を測定し、抵抗値から含水分を予測する方法は、各記録媒体毎に抵抗値を測定することが困難であり、また、測定結果のばらつきの平均化方法及び調湿方法に課題が多いため、湿度センサ93を用いることが望ましい。
熱移送部材94は、燃料電池15で発生した熱を調湿部16に伝達するヒートパイプで構成される。加湿弁91から送られる気体は、湿度が高いため、給紙カセット内との温度差により結露を発生させ、記録媒体を濡らすおそれがある。熱移送部材94で調湿部16を加熱することにより、ヒータを設けて電力を使用することなく、調湿部16における結露を防止することができる。
制御部17は、画像形成装置1の各構成部材を制御することにより画像形成動作全体を制御するとともに、湿度センサ93で検知された湿度が適正値よりも低い場合には、加湿弁91から隔壁90内部に供給される気体を多くする一方、除湿弁92から隔壁90内部に供給される気体を少なくする。制御部17は、湿度センサ93で検知された湿度が適正値よりも高い場合には、加湿弁91から隔壁90内部に供給される気体を少なくする一方、除湿弁92から隔壁90内部に供給される気体を多くする。制御部17は、加湿弁91及び除湿弁92と協働することにより、湿度センサ93で検出された湿度に応じて燃料電池15から調湿部16に送られる気体の送量を調整する送量調整手段として機能している。
隔壁90内部の湿度が低い場合には記録媒体の含水分が少ないと予測されるため、水蒸気を含む空気を隔壁90内に送ることにより、転写前の記録媒体の含水分を上げて、転写に適した抵抗値とすることができる。記録媒体の含水量を適切に調整することにより、転写時の記録媒体の抵抗の変動による転写のプロセス条件の変動を抑え、安定して転写を行わせることができ、高画質な画像が形成される。
第1の実施形態の画像形成装置1によれば、燃料電池15で発生した水を利用して、転写前に記録媒体の含水分を調整するため、外部から水を補給することなく記録媒体を加湿して安定した転写を行うことができる。第1の実施形態の画像形成装置1によれば、給紙カセットの内部に長時間収容された記録媒体の含水分を、静止状態で適当な状態に調整することができるため、記録媒体の搬送中において調湿を行う場合に比較し、含水量の調整にかかる時間を十分に確保することができるとともに、給紙カセットから記録媒体を搬送する際の重送の確率を減少させ、搬送の信頼性を向上させることができる。
第2の実施形態の画像形成装置2は、図4の構成図に示すように第1の実施形態と異なり、隔壁90が縦搬送ユニット46を囲うように形成され、感光体50の手前で記録媒体の含水分を調整する。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このように、燃料電池15で発電時に発生する熱と水を、必要に応じて画像形成装置2内の記録媒体搬送経路上の給紙部12から転写部13までの間のどこかに供給し、記録媒体の含水分を適当な状態にしてから、転写を行うことにより、環境変動により記録媒体の含水分が変化しても、画像を記録媒体上に転写する際のプロセス条件を安定させ、常に高画質の画像を得ることができる。
第2の実施形態の画像形成装置2によれば、燃料電池15で発生した水を利用して、転写前に記録媒体の含水分を調整するため、外部から水を補給することなく記録媒体を加湿して安定した転写を行うことができる。
第3の実施形態の画像形成装置3は、第1の実施形態の調湿部16に代えて図5の構成図及び図6(a)の部分構成図に示すように、反転部56を囲うように設けた調湿部100を備える点で第1の実施形態と異なり、他の構成は第1の実施形態と同様である。調湿部100は、第1の実施形態と異なり反転部56を囲う隔壁101と、第1の実施形態と同様の加湿弁91と除湿弁92と湿度センサ93とを有する。隔壁101が反転部56を囲うことにより、調湿部100は、表面の定着後、裏面の転写前に記録媒体の含水分を調整することができる。表面の定着により記録媒体の含水分は失われるため、調湿部100を設けることにより裏面転写前に失われた含水分を補給することができる。
なお、調湿部100は図6(b)の部分構成図に示すように定着ユニット54で発生する排熱を隔壁101に伝達して加熱する熱移送部材102をもつものであってもよい。熱移送部材102は、定着ユニット54の近傍に設けられた熱交換部からヒートパイプを通じて隔壁101に熱を移送する。隔壁101に定着ユニット54の熱を伝達して温度を高くすることにより、隔壁101の中面に結露が生じることを防止することができる。隔壁101内を加熱する熱源として定着ユニット54の排熱を利用することにより、ヒータなどを設けることによる新たな電力消費を必要とせずに隔壁101内の結露を防止することができる。なお、熱移送部材102は、他の構成により熱を伝達するものであってもよい。また、隔壁101内を加熱する方法は、調湿部100を定着ユニット54に近接させて配置する方法であってもよく、例えば、定着ユニット54の排熱をファンで行う場合には排熱の機外排出経路を通じて隔壁101の温度を上げる方法であってもよい。
なお、熱移送部材102は、図6(c)の部分構成図に示すように燃料電池15で発生する排熱を隔壁101に伝達することにより、隔壁101を加熱する熱移送部材103であってもよい。例えば燃料電池スタック75で発生した熱をヒートパイプで構成した熱移送部材103により隔壁101へ伝達し、隔壁101の温度を高くすることにより隔壁101内部の結露を防止することができる。燃料電池15の排熱を利用することにより、特に新たな電力消費を伴うことなく結露を防止することができる。
なお、定着後、裏面転写前の記録媒体の含水分を調整する位置は、反転部56に限られるものではなく、記録媒体搬送経路上の定着後、裏面転写前であればいずれの位置であってもよい。表面転写前の記録媒体の搬送経路に重なる部分で記録媒体の含水分を調整する場合、転写が表面時と裏面時とのいずれであるかによって含水分の調整を行うか行わないかを切替える必要があり動作が煩雑となるため、表面転写前の記録媒体の搬送経路に重ならない部分で記録媒体の含水分を調整することが好ましい。
第3の実施形態の画像形成装置3によれば、燃料電池15で発生した水を利用して、表面の定着後、裏面転写前に記録媒体の含水分を調整するため、外部から水を補給することなく記録媒体を加湿して安定した転写を行うことができる。第3の実施形態の画像形成装置3によれば、裏面転写時の記録媒体の含水分を表面転写時に近い状態にすることにより、裏面転写時に表面転写時と近い転写電界で転写を行うことができ、常に高画質の画像を得ることができる。
なお、画像形成装置3は、第1の実施形態の画像形成装置1のように、表面転写前の記録媒体の含水分を調整する機能を併せ持つものであってもよく、表面転写前と裏面転写前とのいずれにおいても記録媒体の含水分の調整を行うことにより、表面と裏面との両方でより安定して高画質な画像を両面に形成することができる。
第4の実施形態の画像形成装置4は、第3の実施形態の調湿部100に代えて雰囲気ではなく記録媒体110に直接に水分を補給する調湿部111を備える。他の構成は第3の実施形態と同様である。
具体的には、調湿部111は、第3の実施形態と同様の加湿弁91と除湿弁92に加えて調湿ローラ112と対向ローラ113とを有する。調湿ローラ112は、図7(a)の斜視図に示すように中心軸114と表層115とをもつ。中心軸114は、直線の管で形成され一端に吸気口116をもち表面には管の内部から外部へ水蒸気を通す複数の微細孔117が設けられている。表層115は、連泡に発泡させたスポンジ層で構成されている。対向ローラ113は調湿ローラ112に対向して配置され、調湿ローラ112との間に記録媒体を挟んで搬送する。加湿弁91から送られる水蒸気を含んだ気体と、除湿弁92から送られる高温の気体とは、吸気口116から中心軸114内部に供給され、中心軸114の表面の微細孔117から吹き出し表層115に送られ、表層115を湿らせる。湿った表層115は、定着後の記録媒体の含水分を直接調整する。
なお、調湿部111は、調湿ローラ112と対向ローラ113との構成に替えて図7(b)の斜視図に示すように、記録媒体の搬送方向に直交する方向に並ぶ複数のノズルから、直下を通過する記録媒体に水蒸気を含んだ空気を吹き出す調湿ノズル118をもつものであってもよい。なお、調湿部111は、調湿ローラ112と調湿ノズル118とを併用するものであってもよい。調湿部111は、隔壁で調湿ローラ112または調湿ノズル118の周囲を囲い、画像形成装置4内の他の部分に水蒸気が拡散しないようにすることが望ましい。
反転部56において雰囲気で記録媒体の含水分を調整すると、記録媒体110が反転部56にとどまる時間は短いことから、十分な調湿に間に合わない場合がある。一方、本実施形態の調湿部111のように、記録媒体に対して直接水分を補給する場合には、記録媒体の含水分を短時間で十分に調整することができる。
第4の実施形態の画像形成装置4によれば、燃料電池15で発生した水を利用して、表面の定着後、裏面転写前に記録媒体の含水分を短時間で調整するため、外部から水を補給することなく記録媒体を加湿して安定した転写を行うことができる。第4の実施形態の画像形成装置4によれば、裏面転写時の記録媒体の含水分を表面転写時に近い状態にすることにより、裏面転写時に表面転写時と近い転写電界で転写を行うことができ、常に高画質の画像を得ることができる。
第5の実施形態の画像形成装置5は、図8の全体構成図に示すように、第3の実施形態の画像形成装置3においてさらに転写前湿度センサ120を備える。転写前湿度センサ120は、画像形成装置5内部の例えば記録媒体を貯えている給紙カセット付近の湿度を検知する。なお、転写前湿度センサ120は、転写前の記録媒体の湿度を検知できる場所であれば他の場所に設置されるものであってもよい。
制御部17は、転写前湿度センサ120で検出された湿度に基づいて、転写前の記録媒体の含水分を予測し、予測された含水分に合わせて定着後の記録媒体の含水分調整を行い、表面転写時と裏面転写時との記録媒体の含水分をほぼ同等にすることができるので転写プロセスを安定させ、両面に高画質な画像を形成することができる。
転写時の記録媒体の含水分は環境により変動するため、転写プロセスの条件は環境に合わせて調整される。転写前湿度センサ120により転写前に記録媒体の含水分を検知し、制御部17の制御により表面転写前と裏面転写前の記録媒体の含水分の状態を同等とすることにより、表面転写時の含水分に合わせた転写プロセスの条件で裏面側を転写することができる。
第5の実施形態の画像形成装置5によれば、燃料電池15で発生した水を利用して、表面転写時と裏面転写時との記録媒体の含水分をほぼ同等にすることができるので転写プロセスを安定させ、両面に高画質な画像を形成することができるとともに、外部から水を補給することなく記録媒体を加湿して安定した転写を行うことができる。
第1の実施形態の画像形成装置の構成図である。 燃料電池のブロック図である。 第1の実施形態の調湿部を含む詳細な構成図である。 第2の実施形態の画像形成装置の構成図である。 第3の実施形態の画像形成装置の構成図である。 第3の実施形態の調湿部を含む詳細な構成図である。 第4の実施形態の調湿部の構成図である。 第5の実施形態の画像形成装置の構成図である。
符号の説明
1;画像形成装置、2;画像形成装置、3;画像形成装置、4;画像形成装置、
5;画像形成装置、10;自動原稿送り装置、11;読み取りユニット、12;給紙部、
13;転写部、14;フィニッシャ、15;燃料電池、16;調湿部、17;制御部、
20;原稿台、21;給送ローラ、22;給送ベルト、23;排送ローラ、
24;原稿セット検知部、30;コンタクトガラス、31;走査光学系、
32;露光ランプ、33;第1ミラー、34;第2ミラー、35;第3ミラー、
36;レンズ、37;CCDイメージセンサ、40;第1トレイ、41;第2トレイ、
42;第3トレイ、43;第1給紙装置、44;第2給紙装置、45;第3給紙装置、
46;縦搬送ユニット、50;感光体、51;現像ユニット、52;書き込みユニット、
53;搬送ベルト、54;定着ユニット、55;排紙ユニット、56;反転部、
57;レーザ出力ユニット、58;結像レンズ、59;ミラー、60;切り替え板、
61;通常排紙トレイ、62;ステープラ、63;ステープル台、64;ジョガー、
65;ステープル完了排紙トレイ、70;高濃度燃料タンク、71;燃料ポンプ、
72;濃度調整部、73;水ポンプ、74;貯水部、75;燃料電池スタック、
76;循環ポンプ、77;空気ポンプ、78;凝縮器、80;電解質膜、
81;アノード、82;カソード、90;隔壁、91;加湿弁、92;除湿弁、
93;湿度センサ、94;熱移送部材、95;搬送経路、96;吸気口、97;排気口、
98;吸湿性の材料、100;調湿部、101;隔壁、102;熱移送部材、
103;熱移送部材、104;記録媒体、110;記録媒体、111;調湿部、
112;調湿ローラ、113;対向ローラ、114;中心軸、115;表層、
116;吸気口、117;微細孔、118;調湿ノズル、120;転写前湿度センサ。

Claims (12)

  1. 燃料電池を電源として駆動し、記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記燃料電池で生成された水で記録媒体の含水分を調整する調湿手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記調湿手段は、記録媒体に画像を形成する前に記録媒体の含水分を調整する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録媒体を収容する給紙カセットを備え、
    前記調湿手段は、給紙カセットに収容された記録媒体の含水分を調整する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体に画像を転写する転写手段と、
    転写された画像を記録媒体に定着させる定着手段とを備え、
    前記調湿手段は、片面に画像を定着した後、裏面に画像を転写する前に記録媒体の含水分を調整する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 記録媒体を反転させる反転手段を備え、
    前記調湿手段は、前記反転手段において記録媒体の含水分を調整する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記調湿手段は、前記燃料電池のカソードで生成された水蒸気を含む気体を用いて記録媒体の含水分を調整する請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記燃料電池は、前記水蒸気を冷却する凝縮器を有し、
    前記調湿手段は、前記凝縮器で冷却された水蒸気を含む気体により記録媒体の含水分を調整する請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記燃料電池は、前記燃料電池のカソードで生成された水蒸気を冷却する凝縮器を有し、
    前記調湿手段は、前記凝縮器において前記水蒸気を冷却するために用いた気体により記録媒体の含水分を調整する請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記調湿手段は、記録媒体の含水分を調整する空間を囲う隔壁を有し、
    前記隔壁は、記録媒体を搬送する搬送経路と、前記燃料電池から水を含む気体を前記隔壁内に吸気する吸気口と、前記隔壁内に隔壁内の気体を画像形成装置外へ排出する排気口とを含む複数の開口をもつ請求項1から請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 記録媒体周辺の湿度を検出する湿度検知手段と、
    検出された湿度に応じて前記燃料電池から前記調湿手段に送られる気体の送量を調整する送量調整手段とを備える請求項6から請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体に画像を熱により定着させる定着装置と、
    前記定着装置において発生する熱を前記調湿手段に移送する熱移送手段とを備える請求項1から請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記燃料電池において発生する熱を前記調湿手段に移送する熱移送手段を備える請求項1から請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP2020184018A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム

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