JP2006250200A - 転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転時における転動体の姿勢を安定化させて揺動を抑制するとともに、保持器の剛性を高めることで高速回転時にもトルク変動の少ない転がり軸受を提供する。
【解決手段】相対回転可能に配設された一対の軌道輪(外輪1及び内輪2)と、軌道輪間に組み込まれた複数の転動体5と、転動体5を保持する環状の保持器6とを備えており、保持器6には、転動体5を保持する複数のポケット7が周方向に設けられ、それぞれのポケットには、保持器端面6cの少なくとも一方側に、転動体5組み込み用に開口部7bが形成されている転がり軸受Aにおいて、側板15を開口部7bに取り付けることにより、転動体を回転自在に保持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重、モーメント荷重を受けられる軸受に関するものであり、ロボット、医療機器、食品機械、半導体/液晶製造装置、ダイレクトドライブモータ、工学及びオプトエレクトロニクス装置などの産業機械に使用される転がり軸受に関するものである。
従来、一つの軸受でラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重、モーメント荷重を受けら
れるものとして、例えば特許文献1に示すような転がり軸受が知られている。かかる転がり軸受は、図6,7に示すように、相対回転可能に配設された一対の軌道輪を構成する外輪100と内輪200との間に、複数の転動体500が環状の保持器600で保持されて組み込まれている。各転動体500は、その回転軸が周方向に沿って交互に交差状に傾斜して配設されており、その転動面500aが常に外輪100の軌道面100bと内輪200の軌道面200a(若しくは軌道面100aと200b)にそれぞれ一点ずつ合計二点110(若しくは120)で回転自在に接触している。
このような転がり軸受において、転動体500は、転動面500aの両側に、平面部500bが対向して設けられており、これら平面部500bは、例えば玉の両側を切断して形成することができる。このような形状を成した転動体500の軌道輪間における姿勢を安定させるため、保持器600には、転動体500を保持する複数のポケット700が周方向に設けられている。それぞれのポケット700には、周方向に相対する二面のポケット面(周方向保持面)700aが形成されているとともに、軸方向には一面のポケット面(軸方向保持面)700bが形成されている。なお、軸方向保持面700bと相対する側には転動体500挿入用の開口部700dが形成されており、軸方向保持面700bは、転動体500の平面部500bの傾斜の向きに対応した傾斜角を成して形成されている。
ところで、従来の転がり軸受において、保持器600は、転動体500を保持するためのポケット面(周方向保持面700a及び軸方向保持面700b)を有しているが、軸方向保持面700bと転動体500の平面部500bとのすきまが大きいと、開口部700d側は何ら保持されていないため、転動体500の姿勢が不安定となり、回転時に両軸方向に揺動する場合がある。
また、保持器600は軸方向には保持面700bのみが形成され、保持面700bと相対する側には開口部700dが形成されているため、開口部700d方向への転動体500の揺動量によっては、トルク変動が大きくなる可能性がある。
さらに、開口部700dの存在により、保持器600自体の剛性を高めることが困難であるため、特に軸受を高速回転させた際、保持器600が弾性変形する場合がある。そうなると、転動体500の揺動量がさらに大きくなるおそれもある。このような状態で軸受を高速回転し続けると、転動体500や軌道溝300、保持器600などが磨耗してしまう場合もある。
特開2004−190734号公報
本発明は、このような課題を解決するためになされており、その目的は、回転時における転動体の姿勢を安定化させて揺動を抑制するとともに、保持器の剛性を高めることで高速回転時にもトルク変動の少ない転がり軸受を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の転がり軸受は、相対回転可能に配設された一対の軌道輪と、軌道輪間に組み込まれた複数の転動体と、転動体を保持する環状の保持器とを備えており、保持器には、転動体を保持する複数のポケットが周方向に設けられ、それぞれのポケットには、保持器端面の少なくとも一方側に、転動体組み込み用の開口部が形成されている転がり軸受において、側板を開口部に取り付けることにより、転動体を回転自在に保持したものである。
この発明において、保持器に設けられたポケットと側板には、転動体を保持する保持面が設けられている。また、側板は、保持面が相互に連結され、全体として環状を成している。この場合、転動体は、玉の一部分を切断して成る少なくとも一つの平面部を有し、該平面部に直交する回転軸を中心に回転自在に該平面部でポケットに保持されるとともに、各ポケットに保持された状態において、隣り合う転動体の回転軸は、交互に交差し、かつ、転がり軸受の軸方向に対して傾斜している。
本発明によれば、保持器のポケットに転動体組み込み用に形成された開口部に側板を取り付け、転動体を回転自在に保持したことにより、回転時における転動体の姿勢を安定化させて揺動を抑制するとともに、保持器の剛性を高めることで高速回転時にもトルク変動の少ない転がり軸受を実現することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る転がり軸受について、添付図面を参照して説明する。
なお、本発明は、本実施形態に限定して解釈されるものではなく、その発明の範囲内において設計変更可能である。
図2に示すように、転がり軸受Aは、相対回転可能に配設された一対の軌道輪(外輪1と内輪2)と、外輪1と内輪2との間に転動自在に組み込まれた複数の転動体5と、転動体5を回転自在に保持する環状の保持器6とを備えており、外輪1及び内輪2は、互いに同心円状を成して対向配置されている。
転動体5は、図2,3に示すように、転動面5aの両側に、平面部5bが対向して、且つ平行に設けられており、これら平面部5bは、例えば玉の両側を切断して形成することができる。本実施形態では、一例として、各平面部5bは、互いに同一の大きさの対称形状を成し、転動体5の回転軸5cに直交して配置されている。
また、外輪1の内周には、周方向に沿って外輪軌道溝1aが形成され、一方、内輪2の外周には、外輪軌道溝1aに対向して周方向に沿って内輪軌道溝2aが形成されている。複数の転動体5は、外輪軌道溝1aと内輪軌道溝2aとの間に組み込まれ、その転動面5aが双方の軌道溝1a,2aに沿って転動する。これにより、外輪1と内輪2とが相対回転可能となる。
複数の転動体5は、平面部5bに直交する回転軸5cを中心として、回転自在に保持器6のポケット7にそれぞれ1つずつ保持されている。また、各転動体5は、各ポケット7に保持された状態において、隣り合う転動体5の回転軸5cが、交互に交差し、かつ、軸方向T2に対して傾斜するよう配列されている。これにより、ラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重、モーメント荷重をそれぞれ受けることが可能となる。
図1及び図2に示すように、保持器6は、環状に形成され、周方向T1に沿って複数のポケット7が設けられており、複数の転動体5は、それぞれ1つずつ各ポケット7に回転自在に保持されるようになっている。各ポケット7には、周方向T1に対向した2つの周方向保持面7aが設けられており、軸方向T2の一方側には、転動体5をポケット7に挿入するための開口部7bが形成されているとともに、軸方向T2の他方側には、開口部に7bに対向して1つの軸方向保持面7cが設けられている。
このような構成において、開口部7bからポケット7に挿入された転動体5は、2つの周方向保持面7aで周方向T1両側から保持されるとともに、一方の平面部5bが軸方向保持面7cで保持される。本実施形態では、一例として、隣り合う転動体5の回転軸5cが交互に交差するように、複数の転動体5を外内輪間に組み込む場合を想定している。別の言い方をすると、各転動体5は、それぞれ、ラジアル方向Lに対して所定の傾斜角度θを成して外内輪間に組み込まれる。この場合、転動体5を角度θだけ傾斜させることにより、各平面部5bも同一角度θだけ傾斜した状態に位置付けられる。
このため、一方の平面部5bを保持する軸方向保持面7cは、その面全体で均等に平面部5bを保持できるように、角度θだけ傾斜している。図2を参照して具体的に説明すると、転動体5がラジアル方向Lに対して角度θを成してポケット7に保持された状態において、一方の平面部5bを保持するように軸方向保持面7cは、外輪1に対向した面6aから内輪2に対向した面6bに亘って傾斜して構成されている。
なお、同図には隣り合う転動体5が図示されていないが、同図に示された転動体5に隣接した転動体(以下、隣接転動体という)5を保持するポケット7において、隣接転動体5は、ラジアル方向Lに対して角度θだけ反対側に傾斜している。この場合、隣接転動体5の一方の平面部5bも同一角度θだけ傾斜するため、当該平面部5bを保持する軸方向保持面7cもラジアル方向Lに対して角度θだけ反対側に傾斜して構成される。
このように、隣り合う転動体5の傾斜角度θを互い違いに交差させて複数の転動体5を外内輪間に組み込んで保持器6で保持することにより、ラジアル荷重やアキシアル荷重あるいはモーメント荷重に対して高い負荷を有する転がり軸受を構成することができる。
なお、図1において、軸方向保持面7cをハッチングで示したが、これは断面を示す意図ではなく、軸方向保持面7cの配置を明確にすることを意図したものである。また、軸方向保持面7cの傾斜角度は、ラジアル方向Lに対する転動体5の傾斜角度θを考慮して任意に設定されるため、ここでは特に角度限定はしない。
上述したような転がり軸受Aにおいて、保持器6の複数のポケット7にそれぞれ形成された開口部7bには、側板15が取り付けられるようになっており、各開口部7bに側板15を取り付けることにより、開口部7bからポケット7に挿入された転動体5は、軸方向保持面7cと側板15との間で回転自在に保持される。
ポケット7に保持された転動体5は、軸方向保持面7cで片側(一方の平面部5b)が保持された状態となるが、開口部7bに側板15を取り付けることにより、転動体5は、その双方の平面部5bが軸方向保持面7cと側板15とで両側から保持される。
具体的に説明すると、側板15には、開口部7bに嵌まり込んで転動体5の平面部5bを保持する保持部H1が設けられており、保持部H1には、軸方向保持面7cに対向した
部分に、ポケット7内の転動体5の平面部5b(軸方向保持面7cで保持された一方の平面部5bとは反対側の面)を保持する保持面15bが形成されている。
この場合、保持面15bは、保持器6の軸方向保持面7cと同一の角度θで傾斜しており、かかる保持面15bが形成された保持部H1を開口部7bに取り付けることにより、ポケット7内において、転動体5の双方の平面部5bは、軸方向保持面7cと側板の保持面15bとで両側から保持され、その結果、転動体5を角度θだけ傾斜した状態に位置決めすることができる。
保持部H1は、保持器6の軸方向T2同一側で隣り合う開口部7bにそれぞれ嵌まり込むことが可能なように相互に連結されている。このように本実施形態では、側板15は、複数の保持部H1に加えて、各保持部H1を連結するための複数の連結部H2も備えており、連結部H2は、保持部H1が嵌まり込む開口部7bと軸方向T2で同一側の保持器6の端面6cと当接しながら、これらの保持部H1を相互に連結している。これにより、側板15は、全体として環状を成している。
この場合、一例として、側板15は、保持器6の外径6a及び内径6bとそれぞれ略同径の外内径を持つ環状に形成することができる。
なお、本実施形態では、開口部7bは、軸方向T2の両側に設けられているため、側板15も、軸方向T2の両側に2個一組で取り付けられている。例えば、図1においては、一方の側板15の保持部H1と他方の側板15の連結部H2とが、軸方向T2でそれぞれ対向するように取り付けられている。
側板15を開口部7bに取り付ける方法としては、例えば側板15を開口部7bに溶接する方法や、図示しないリベットで締結する方法などを適用することができるが、本実施形態では一例として、側板15を開口部7bに圧入して取り付ける方法を採用する。
この場合、側板15には、保持部H1の周方向両側に、ポケット7の2つの周方向保持面7aに対向した圧入部P1がそれぞれ設けられており、側板15を開口部7bに取り付ける際に、各圧入部P1を周方向保持面7aに沿って圧入し、各圧入部P1と周方向保持面7aとを互いに圧接させることにより、保持部H1を開口部7bに堅牢に且つ位置ずれすることなく固定することができる。
このような取り付け方法によれば、保持部H1の保持面15bは、軸方向保持面7cに対向して位置決め固定されるため、かかる保持面15bと軸方向保持面7cとで両側から保持された転動体5は、転がり軸受Aの動作中に、傾斜角度θの姿勢を保持し続けることが可能となり、揺動を抑えた安定した回転(転動)状態を維持することができる。
また、開口部7bに取り付けられた側板15は、当該開口部7bの補強部材としての機能を発揮するため、保持器6の剛性を高めることが可能となる。この結果、転がり軸受Aの高速回転時にもトルク変動の少ない安定した回転状態を維持することが可能となる。
なお、本実施形態では、側板15は、保持部H1が開口部7bを埋設する構成とはしていないが、開口部7bを一部あるいは全部埋設するような構成のものであってもよく、本発明の範囲内において任意に設計変更可能である。ここで、回転時に転動体5が軸方向T2へ揺動するのを抑止する効果及び保持器6の剛性を高めるために補強する効果を最大限に発揮させる観点からは、側板15は、保持部H1が開口部7bを埋設する構成とする方が望ましい。
さらに、本実施形態では、側板15は、保持部H1が連結部H2により連結された環状を成しているが、保持部H1を備えている限り、連結部H2は設けなくともよく、本発明の範囲内において任意に設計変更することができる。
なお、側板15の材料は、特に限定するものではないが、例えば、冷間圧延鋼板(SPCC)などを用いることができ、本発明の範囲内において適宜選択可能である。
また、外輪1と内輪2及び転動体5の材料としては、例えば、通常、高炭素クロム軸受鋼が用いられるが、使用環境に応じて耐食性や、耐熱性を向上させる場合にはステンレス鋼やセラミックなどを適宜選択することができる。
また、保持器6としては、プレス保持器、樹脂保持器などが適宜選択できるので、その材料としては、例えば、黄銅や鉄などの金属や、ポリアミド66(ナイロン66)・ポリフェニレンサルファイド(PPS)などの合成樹脂等を適宜選択することができる。
図2中において、8はシール溝であり、本実施形態では、該シール溝に密封板(シール、シールド)は取り付けていないが、必要に応じて適宜取り付けることができ、該密封板を含め、その他の構成を追加・変更等することは、本発明の範囲内で可能である。
本実施形態では、転動体5は、各平面部5bが、同一の大きさの対称形状を成すものとして説明したが、異なる大きさの非対称形状であってもよく、本発明の範囲内において任意に設計変更可能である。
例えば、転動体5は、図4に示すような玉の両側に異なる大きさの非対称の平面部5b,5dを有するものや、図5に示すような玉の片側だけを切断して一つの平面部5eを設けたものとすることができる。さらに、図示は省略するが、非平行状の平面部を設け、該平面部のいずれかに直交する回転軸を有するものとすることもできる。
さらにまた、平面部5b(5d,5e)の形状・大きさも任意であって、本発明の範囲内において適宜最適なものに設計することが可能である。
また、本実施形態では、各ポケット7に回転自在に保持された状態で隣り合う転動体5は、それぞれの回転軸5cを交差させているが、交差させないようにしてもよい。例えば、転動体5は、ラジアル方向Lに立たせて配列することができる。
さらにまた、転動体5を配列する方法としては、周方向T1に交互でなくともよく、特に限定されない。すなわち、1つ置きに交差してもよく、1つ置きに交差しなくとも2つ置きに交差、あるいは2つ1つ1つ2つなどのように交差していてもよく、いずれも本発明の範囲内であって任意に選択して配列することが可能である。なお、各転動体5を保持する保持器6の各ポケット7も、転動体5のこのような配列に対応して設けることができる。
本発明の実施形態に係る転がり軸受を一部省略して内輪方向から示す概略平面図。 本発明の実施形態に係る転がり軸受を一部省略して示す縦断面図。 本発明に係る転がり軸受に組み込まれる転動体の一実施形態を示す斜視図。 本発明に係る転がり軸受に組み込まれる転動体の他の実施形態を示す斜視図。 本発明に係る転がり軸受に組み込まれる転動体の他の実施形態を示す斜視図。 特許文献1に示す従来の転がり軸受を一部省略して示す概略断面図。 特許文献1に示す従来の転がり軸受における保持器への転動体組み込み方向を一部省略して示す概略平面図。
符号の説明
A 転がり軸受
1 外輪
2 内輪
5 転動体
6 保持器
6c 保持器端面
7 ポケット
7b 開口部
15 側板

Claims (4)

  1. 相対回転可能に配設された一対の軌道輪と、
    軌道輪間に組み込まれた複数の転動体と、
    転動体を保持する環状の保持器とを備えており、
    保持器には、転動体を保持する複数のポケットが周方向に設けられ、それぞれのポケットには、保持器端面の少なくとも一方側に、転動体挿入用の開口部が形成されている転がり軸受において、
    側板を開口部に取り付けることにより、転動体を回転自在に保持したことを特徴とする転がり軸受。
  2. 保持器に設けられたポケットと側板には、転動体を保持する保持面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 側板は、保持面が相互に連結され、全体として環状を成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の転がり軸受。
  4. 転動体は、玉の一部分を切断して成る少なくとも一つの平面部を有し、該平面部に直交する回転軸を中心に回転自在に該平面部でポケットに保持されるとともに、各ポケットに保持された状態において、隣り合う転動体の回転軸は、交互に交差し、かつ、転がり軸受の軸方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の転がり軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010106174A1 (de) * 2009-03-20 2010-09-23 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Kugelrollenlager, insbesondere zur aufnahme kombinierter radial- und axiallasten

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