JP2006250163A - ボールねじ機構 - Google Patents

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JP2006250163A
JP2006250163A JP2005063607A JP2005063607A JP2006250163A JP 2006250163 A JP2006250163 A JP 2006250163A JP 2005063607 A JP2005063607 A JP 2005063607A JP 2005063607 A JP2005063607 A JP 2005063607A JP 2006250163 A JP2006250163 A JP 2006250163A
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JP2005063607A
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Shingo Saito
伸吾 齋藤
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NSK Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

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Abstract

【課題】
製造コストを抑えながらも、容易且つ確実にチューブをナットに固定できるボールねじ機構を提供する
【解決手段】
固定部材5が拡大部2cに到達したときは、側壁5b、5bの弾性変形が少し戻り側壁5b、5bの側面で拡大部2cの表面を付勢した状態で、更にチューブ4側から底壁5aが押圧されることで、側壁5b、5bの上端部が段部2d、2dに当接し、それによりガタがなく、しかも高い保持力でチューブ4を固定してその抜け止めを図ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一般産業用機械に組付けられたり、或いは自動車に使用されたりするボールねじ機構に関するものである。
近年、車両等の省力化が進み、例えば自動車のトランスミッションやパーキングブレーキなどを手動でなく、電動モータの力により行うシステムが開発されている。そのような用途に用いる電動アクチュエータには、電動モータから伝達される回転運動を高効率で軸線方向運動に変換するために、ボールねじ機構が用いられる場合がある。
ここで、通常、ボールねじ機構は、ねじ軸と、ナットと、両者間に形成された転走路内を転動するボールとからなるが、いわゆるチューブ式のボールねじ機構においては、転走路の一端から他端へとボールを戻すために、チューブと呼ばれる部材をナットに取り付けている。特許文献1のボールねじ機構に用いられているチューブは、ナットに対してねじ止めされたチューブ押さえにより固定されているが、チューブ押さえを取り付けるために、ナットに取り付け座面やねじ孔を形成しなければならず、又チューブ押さえや固定用のねじが必要となるため、コストも増大するという問題がある。
一方、特許文献2に開示されたボールねじ機構においては、チューブ取り付け孔にチューブを装着した後、くさび部材を取り付けることで、その固定を行っている。
特開2004−100815号公報 実開昭58−76851号公報
しかるに、特許文献2のくさび部材は、特許文献1のようにチューブ押さえを用いる場合に比較して、ボールねじ機構のコストを低減できるが、チューブ取り付け孔に対して摩擦のみで係合しているため、特にナットの回転速度が高い用途に用いると、遠心力が摩擦にうち勝ってチューブが抜け出す恐れもある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストを抑えながらも、容易且つ確実にチューブをナットに固定できるボールねじ機構を提供することを目的とする。
本発明のボールねじ機構は、
外周面に雄ねじ溝を形成したねじ軸と、
前記ねじ軸を包囲するように配置され且つ内周面に雌ねじ溝を形成したナットと、
対向する両ねじ溝間に形成された転走路に沿って転動自在に配置された複数のボールと、
前記ナットの取り付け孔内に配置されたチューブと、
前記取り付け孔内において前記チューブの外方に装着された固定部材と、を有し、
前記取り付け孔は、前記ナットの半径方向外方より半径方向内方において寸法が大きくなる拡大部を有し、前記固定部材は、前記拡大部に係合していることを特徴とする。
本発明によれば、前記ナットの取り付け孔に前記チューブを挿入した後、その外方に前記固定部材を装着し前記拡大部に係合させることで、前記チューブを固定することができる。すなわち、前記固定部材は、前記取り付け孔内の拡大部に係合しているため、従来技術のくさび部材に比べると、確実にチューブの固定を行うことができる。
ができる。
前記固定部材は、前記取り付け孔に進入するときは弾性変形し、前記拡大部に到達した時点で前記弾性変形が戻るようになっていると、前記固定部材の取り付けが容易になるので好ましい。
前記固定部材は、金属製の薄板をプレスすることで形成されていると製造が容易であるので好ましい。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態であるボールねじ機構の上面図であり、図2は、図1の構成を矢印II方向に見た図であり、図3は、図1の構成をIII-III線で切断して矢印方向に見た図であり、図4は、図3の構成において矢印IVで示す部位を拡大して示す図であり、図5は、図1の構成をV-V線で切断して矢印方向に見た図であり、図6は、固定部材の斜視図である。
図3において、被駆動部材に連結され、回転不能且つ軸線方向にのみ移動可能に支持されたねじ軸1の外周面には、雄ねじ溝1aが形成されている。不図示のハウジングに対して回転のみ可能に支持された円筒状のナット2は、ねじ軸1を包囲するように配置され且つ内周面に雌ねじ溝2aを形成している。複数のボール3が、対向する両ねじ溝間に形成された螺旋状の転走路内を転動自在となるように配置されている。
ナット2の外周には、取り付け孔2bが形成されており、ここに図4,5に示すチューブ4が後述する態様で取り付けられるようになっている。チューブ4は、取り付け孔2bに沿って略U字状に曲がった管状の部材であり、その内部がボール3の循環路となっている。取り付け孔2bは、図5に示すように、ナット2の内周の雌ねじ溝2aに2カ所で連通してなり、ここにチューブ4の両端が嵌合している。又、取り付け孔2bは、図4に示すように、全体的にはチューブ4の幅と同じ幅W2を有するが、ナット2外周近傍に形成した拡大部2cの幅W3より狭く(W2<W3)なっている。従って、取り付け孔2bの半径方向外方端と、それより半径方向内方に位置する拡大部2cとの間には、段差2dが形成されている。
チューブ4の外方に配置される固定部材5は、金属製(バネ鋼であると好ましい)の薄板をプレスして形成されている。より具体的には、図4,6に示すように、底壁5aと、底壁5aの両側面から直角から少し開いた状態で延在する一対の側壁5b、5bとから一体的に形成されている。なお、側壁5b、5bの先端の間隔W1は、拡大部2cの幅W3よりわずかに大きくなっている。
本実施の形態の動作を説明すると、不図示の電動モータによりナット2が回転駆動されると、転走路を転動し且つチューブ4内の循環路を介して転走路の一端から他端へと循環するボール3により、かかる回転運動がねじ軸1の軸線方向運動に効率よく変換され、それに連結された不図示の被駆動部材を軸線方向に移動させることができる。
本実施の形態にかかるボールねじ機構のチューブ4の組み付けについて、分解断面図である図7を用いて説明する。図7において、ナット2内にボール3を装填した後、その取り付け孔2bにチューブ4を挿入し、その外方から固定部材5を挿入する。固定部材5を、取り付け孔2b内に進入させるときは、底壁5a側を内方に向けて押し入れるようにすれば、底壁5aに対して側壁5b、5bが互いに近接する方向に曲がるように弾性変形し(このときW1=W2となる)、従って取り付け孔2bの壁面との間で生じる摩擦力による抵抗しか生じないのでスムーズに挿入を行える。即ち、固定部材5の挿入に際しては特殊な工具は必要なく、例えば単純な棒状の工具で押し込むだけで足り、製造が容易である。
一方、図3に示すように、固定部材5が拡大部2cに到達したときは、側壁5b、5bの弾性変形が少し戻り、側壁5b、5bの側面で拡大部2cの対向する表面を付勢した状態で、更にチューブ4側から底壁5aが押圧されることで、側壁5b、5bの上端部が段部2d、2dに当接し、それによりガタがなく、しかも高い保持力でチューブ4を固定してその抜け止めを図ることができる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
本実施の形態であるボールねじ機構の上面図である。 図1の構成を矢印II方向に見た図である。 図1の構成をIII-III線で切断して矢印方向に見た図である。 図3の構成において矢印IVで示す部位を拡大して示す図である。 図1の構成をV-V線で切断して矢印方向に見た図である。 固定部材の斜視図である。 ナットの分解断面図である。
符号の説明
1 ねじ軸
2 ナット
3 ボール
4 チューブ
5 固定部材

Claims (3)

  1. 外周面に雄ねじ溝を形成したねじ軸と、
    前記ねじ軸を包囲するように配置され且つ内周面に雌ねじ溝を形成したナットと、
    対向する両ねじ溝間に形成された転走路に沿って転動自在に配置された複数のボールと、
    前記ナットの取り付け孔内に配置されたチューブと、
    前記取り付け孔内において前記チューブの外方に装着された固定部材と、を有し、
    前記取り付け孔は、前記ナットの半径方向外方より半径方向内方において寸法が大きくなる拡大部を有し、前記固定部材は、前記拡大部に係合していることを特徴とするボールねじ機構。
  2. 前記固定部材は、前記取り付け孔に進入するときは弾性変形し、前記拡大部に到達した時点で前記弾性変形が戻るようになっていることを特徴とする請求項1に記載のボールねじ機構。
  3. 前記固定部材は、金属製の薄板をプレスすることで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボールねじ機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016053385A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 日本精工株式会社 ボールねじ装置

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