JP2006248477A - 水中航走体の航走制御方法及び水中航走体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 航走パターンは目標物回りの周回航走に限定されるが、搭載機器や制御を簡略化できて、小型で安価の水中航走体の航走制御方法及び水中航走体を提供する。
【解決手段】
自律型の水中航走体10において、目標物Oとの距離rを検出する水中位置センサ14から得られる目標物Oからの距離rから、前記水中航走体10が前記目標物Oから所定の距離r0を保持しながら前記目標物Oの周りを周回するように水中航走体10を制御する。また、前記所定の距離r0を、該水中航走体10の没水深度Hに応じて変化させる。
【選択図】 図4
【解決手段】
自律型の水中航走体10において、目標物Oとの距離rを検出する水中位置センサ14から得られる目標物Oからの距離rから、前記水中航走体10が前記目標物Oから所定の距離r0を保持しながら前記目標物Oの周りを周回するように水中航走体10を制御する。また、前記所定の距離r0を、該水中航走体10の没水深度Hに応じて変化させる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、内部に動力源を持ち水中を移動しながら計測・観察を行う無索の自律型の水中航走体の航走制御方法及び水中航走体に関する。
母船等からの操作を受けることなく、無索で独立して水中を航行する自律型の水中航走体を、その航行の目的に応じて設定された経路に沿って航走させるための自動航走制御装置が提案されている。
その一つとして、水流等の外乱の有る場合でも、目標点間を直線的に航走できるように、水中航走体の対水速度及び対地速度を検出するドップラー式超音波速度計と、加速度と初期位置とから水中航走体の位置を検出する慣性航法装置(INS)を備えて、ドップラー式超音波速度計の検出信号から潮流速度を算出し、この潮流速度を考慮した進行方向速度成分と船首方位を算出する自律型水中航走体の航走制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この航走制御装置では、予め定めた航路に沿って水中航走体を航走させることが可能で、重要観測点などを確実に通過させることができ、また、目標点において旋回する時でも、水中航走体の船首の方位が基準の航路の方位から外れた場合に、外れた量に応じた大きさの船首方位の補正を行うため、水中航走体を速やかに基準の航路に復帰させることができる。
しかしながら、このような航走制御装置では、所定の経路に沿った動きをさせるために、水中における絶対位置(地球に対する位置)を水中航走体の航走制御装置で検出する必要があり、そのために、ドップラー超音波速度計や慣性航法装置等を搭載する必要がある。そのため、高度で複雑な航路航行を実現できる反面、水中航走体の機体が大型化し、また、水中航走体が高価になり、用途が限られてしまう等の問題がある。
特開2003−127983号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、航走パターンは目標物周りの周回航走に限定されるが、搭載機器や航走制御アルゴリズムを簡略化できて、小型で安価の水中航走体の航走制御方法及び水中航走体を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の水中航走体の航走制御方法は、自律型の水中航走体において、目標物との距離を検出する水中位置センサから得られた目標物からの距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する。
または、前記水中位置センサが更に目標物の方位を検出し、前記水中位置センサから得られた目標物の方位と距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御することを特徴とする。
あるいは、方位センサから得られた水中航走体の絶対方位と、前記水中位置センサから得られた目標物との距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御することを特徴とする。
これらの構成により、航走パターンは目標物周りの周回航走に限定されるが、母船又は水中に音響中継器(トランスポンダ)等の目標物を配置すると共に、この目標物との距離、あるいは、目標物の方位と距離、あるいは、航走体の絶対方位、即ち、目標物との相対位置を検出する水中位置センサ、あるいは、航走体の絶対方位を検出する方位センサを水中航走体に搭載し、比較的簡単な航走制御をするだけで、周回運動をできるようになる。そのため、水中航走体自身が自分の対地位置(絶対位置)を測定したり、推定することが不要になり、ドップラー超音波速度計や慣性航法装置等の高価な装置を廃止でき、また、航走制御アルゴリズムも簡略化できる。
また、上記の水中航走体の航走制御方法において、前記所定の距離を、該水中航走体の没水深度に応じて変化させることにより、目標物を中心にした円筒状等の多様な周回航路に沿って水中航走体を航走させることができるようになる。
更に、上記の水中航走体の航走制御方法において、目標物を移動することにより、水中航走体の航走領域を広げたり、予め海底に幾つかの目標物を配置し、周回目標の目標物を順次切り替えていくことにより、より広範な範囲に水中航走体を航走させることができ、調査範囲を容易に広げることができる。
そして、上記の目的を達成するための本発明の水中航走体は、自律型の水中航走体において、目標物との距離を検出する水中位置センサを搭載すると共に、該水中位置センサから得られる目標物からの距離から、該水中航走体を前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する航走制御装置を備えて構成される。
または、前記水中位置センサが更に目標物の方位を検出すると共に、前記水中位置センサから得られる目標物の方位と距離から、該水中航走体を前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する航走制御装置を備えて構成される。
あるいは、水中航走体の絶対方位を検出する方位センサを備え、前記方位センサから得られた水中航走体の絶対方位と、前記水中位置センサから得られた目標物との距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する航走制御装置を備えて構成される。
これらの構成により、上記の水中航走体の航走制御方法を実施できる。
本発明の水中航走体の航走制御方法及び水中航走体によれば、ドップラー超音波速度計や慣性航法装置等の高価な装置や、これらの検出値に基づく絶対位置の演算等を必要とすることなく、比較的単純な水中位置センサや方位センサと航走制御アルゴリズムで、目標物周りの周回航走が可能になるので、航行のための装置、機構や制御を単純化でき、水中航行のための装置重量が軽くなり、水中航走体を小型化、軽量化できる。その結果、低価格化でき、広く普及できる水中航走体を提供できるようになる。
以下図面を参照して本発明に係る水中航走体の航走制御方法及び水中航走体の実施の形態について説明する。
図1に示すように、この水中航走体10は、母船などから操縦されること無く、自分で判断して行動する無索の自律型の水中航走体で、機体11、航走のための推進器12、方向舵13、昇降舵14、航走制御のための方位センサ15、水中位置センサ16、電子制御機器17、電池18等を備えて構成される。
この 電子制御機器17には、水温センサ、塩分濃度センサ、深度センサ等の観測用各種センサ(図示していない)からのデータを記憶する装置や、カメラ、照明等(図示していない)の観測装置を制御する機器や浮上時の無線通信用装置等と共に、水中航走体10の航走を制御する航走制御装置17aが備えられている。
そして、図2の制御ブロックダイヤグラムに示すように、この水中航走体10の航走の制御のための制御は、次のように行われる。
第1の実施の形態では、水中位置センサ16からの音源距離rを電子制御機器17の航走制御装置17aに入力する。
この第1の実施の形態では、水中位置センサ16は、図3に示すように、音響中継器(トランスポンダ)等の目標物Oと水中航走体10の基準点Sとの距離rを検出するセンサであり、音波到達時間計測(SBL)方式の装置、音波到達時間計測(SSBL)方式の装置、ソナー、画像追尾装置、レーザー追尾装置等を使用することができる。
そして、図4に示すように、この航走制御装置17aでは、水中航走体10の目標物Oに対する距離rから、新たな方位修正量Δψを算出し、この方位修正量Δψで、水中航走体10を航走させるように、推進器12、方向舵13、昇降舵14等を操作する。つまり、現時点における目標物からの距離rが所定の距離r0との差(r−r0)がゼロになるように、推進器12、方向舵13、昇降舵14等を制御する。
より詳細には、図4に示すように、船首方向ψ0として、ψを時計回りを+(プラス)とし、航走の目標とする所定の距離をr0とする場合に、次のように、新たな方位修正量Δψは、水中航走体10の位置rから、時計回りの周回では方位修正量Δψ(=K1×(r−r0))で、反時計回りの周回では方位修正量Δψ(=−K1×(r−r0))で算出される。K1は、機体11の特性や制御の時間間隔に応じて決まる正の係数であり、予め実験やシミュレーション計算等により最適な数値が設定される。
そして、この新たな方位修正量Δψを取るように、航走制御装置17aは、方向舵13制御用に方向用舵角δ1を、昇降舵14制御用に昇降用舵角δ2を、推進器12用に回転数nを算出して、それぞれの機器に出力し、これらを制御する。
また、第2の実施の形態では、水中位置センサ16からの音源方位θ、音源距離rを電子制御機器17の航走制御装置17aに入力する。
この第2の実施の形態では、水中位置センサ16は、図3に示すように、音響中継器(トランスポンダ)等の目標物Oに対する水中航走体10の方位θと、目標物Oと水中航走体10の基準点Sとの距離rを検出するセンサであり、音波到達時間計測(SBL)方式の装置、音波到達時間計測(SSBL)方式の装置、ソナー、画像追尾装置、レーザー追尾装置等を使用することができる。
そして、図4に示すように、この航走制御装置17aは、水中航走体10の目標物Oに対する相対位置(r,θ)から、新たに方位修正量Δψを算出し、この方位修正量Δψになるように、つまり、現時点における目標物からの距離rが所定の距離r0との差(r−r0)がゼロになるように、推進器12、方向舵13、昇降舵14等を制御する。この制御には、フィードバック制御、フォワードフィード制御、予測制御等の各種制御を用いることができる。
より詳細には、図3に示すように、音源方位θを、水中航走体10の前方にある場合を0°とし、右舷側にある場合を+(プラス),左舷側にある場合を−(マイナス)とし、また、航走の目標とする所定の距離をr0とする場合に、方位修正量Δψは、水中航走体10の位置(r,θ)から、時計回りの周回では(Δψ=(θ−90°)+K2×(r−r0))で、反時計回りの周回では(Δψ=(θ+90°)−K2×(r−r0))で算出される。なお、K2は、機体11の特性や制御の時間間隔に応じて決まる正の係数であり、予め実験やシミュレーション計算等により最適な数値が設定される。
そして、航走制御装置17aは、この方位修正量Δψに基づいて、方向舵13制御用に方向用舵角δ1を、昇降舵14制御用に昇降用舵角δ2を、推進器12用に回転数nを算出して、それぞれの機器に出力し、これらを制御する。なお、この方位修正量Δψは、新たな絶対方位ψと現時点での絶対方位ψ0との差(ψ−ψ0)である。
つまり、水中航走体10に搭載された水中位置センサ16により、母船又は水中の固定点に設置した中継器(トランスポンダ)等の目標物Oに対する水中航走体10の距離r及び相対方位θを計測し、計測された相対方位θが90度(真横)で、計測された距離rが予め設定された所定の距離r0になるように水中航走体の方位Δψ=ψ−ψ0を制御し、目標物Oを中心に周回させる。
また、第3の実施の形態では、方位センサ15からの現在の絶対方位(北に対する方位)ψ0と、水中位置センサ16からの音源距離rを電子制御機器17の航走制御装置17aに入力する。この第3の実施の形態では、水中位置センサ16は、第1の実施の形態と同様なものを使用する。但し、水中航走体10の船首方向の絶対的な方向ψ0を検出するセンサである方位センサ15には、精度の高い、ジャイロコンパス、真方位型FOG、真方位型RLGC等を使用する。
そして、図4に示すように、この航走制御装置17aでは、水中航走体10の目標物Oからの距離rと現在の絶対方位ψ0とから、新たに目指すべき絶対方位ψに対して、この方向ψに向けるように、推進器12、方向舵13、昇降舵14等を制御する。
より詳細には、図4に示すように、絶対方位ψ0,ψを、北を0°として時計回りを+(プラス)とし、航走の目標とする所定の距離をr0とする場合に、次のように、新たな絶対方位ψは、目標からの距離rと現時点での絶対方位ψ0から、時計回りの周回では(ψ=ψ0+K3×(r−r0))で、反時計回りの周回では(ψ=ψ0−K3×(r−r0))で算出される。なお、K3は、機体11の特性や制御の時間間隔に応じて決まる正の係数であり、予め実験やシミュレーション計算等により最適な数値が設定される。
そして、航走制御装置17aは、この新たな方位ψに、即ち、方位修正量Δψ(=ψ−ψ0)で、水中航走体10を航走させるように、方向舵13制御用に方向用舵角δ1を、昇降舵14制御用に昇降用舵角δ2を、推進器12用に回転数nを算出して、それぞれの機器に出力し、これらを制御する。
また、第4の実施の形態では、方位センサ15からの現在の絶対方位(北に対する方位)ψ0と、水中位置センサ16からの音源方位θ、音源距離rを電子制御機器17の航走制御装置17aに入力する。この第4の実施の形態では、水中位置センサ16は、第2の実施の形態と同様なものを使用する。但し、水中航走体10の絶対的な方向ψ0を検出するセンサである方位センサ15には、精度の高い、ジャイロコンパス、真方位型FOG、真方位型RLGC等を使用する。
そして、図4に示すように、この航走制御装置17aでは、水中航走体10の目標物Oに対する相対位置(r,θ)と現在の絶対方位ψ0とから、新たに目指すべき絶対方位ψに対して、この方向ψに向けるように、推進器12、方向舵13、昇降舵14等を制御する。
より詳細には、図4に示すように、絶対方位ψ0,ψを、北を0°として時計回りを+(プラス)とし、また、音源方位θを、水中航走体10の前方にある場合を0°とし、右舷側にある場合を+(プラス),左舷側にある場合を−(マイナス)とし、また、航走の目標とする所定の距離をr0とする場合に、次のように、新たな絶対方位ψは、水中航走体10の位置(r,θ)と現時点での絶対方位ψ0から、時計回りの周回では(ψ=ψ0+(θ−90°)+K4×(r−r0))で、反時計回りの周回では(ψ=ψ0+(θ+90°)−K4×(r−r0))で算出される。なお、K4は、機体11の特性や制御の時間間隔に応じて決まる正の係数であり、予め実験やシミュレーション計算等により最適な数値が設定される。
そして、航走制御装置17aは、この新たな方位ψに、即ち、方位修正量Δψ(=ψ−ψ0)で、水中航走体10を航走させるように、方向舵13制御用に方向用舵角δ1を、昇降舵14制御用に昇降用舵角δ2を、推進器12用に回転数nを算出して、それぞれの機器に出力し、これらを制御する。
つまり、水中航走体10に搭載された水中位置センサ16により、母船又は水中の固定点に設置した中継器(トランスポンダ)等の目標物Oに対する水中航走体10の距離r及び相対方位θを計測し、計測された相対方位θが90度(真横)で、計測された距離rが予め設定された所定の距離r0になるように、水中航走体の方位Δψ=ψ−ψ0を制御し、目標物Oを中心に周回させる。
そして、上記の第1から第4のそれぞれの実施の形態において、この周回制御は、タイマーにより進水から所定時間経った後に開始したり、深度センサ(図示しない)等により所定の深度に到達してから開始したりする。また、タイマーにより周回制御開始から所定時間経った後に終了したり、深度変化の有る場合は、深度センサ等により所定の深度に到達した時に終了したりする。
また、図5に示すように、この水中航走体10の航走において、同一の深度Hを保持するように制御すると、同一深度Hの円周上の航路となる。
更に、深度方向に関して、水中航走体10が、一周した後に、深度を変化させて更に同一の深度を保持するように制御することを繰返すと、目標物を中心とする球体面の航路となる。また、図5において、深度を変化させると共に、所定の距離r0を、水中航走体10の没水深度Hに応じてr02 =(H−h)2 +rc2 (hは目標物の没水深度、rcは周回円の水平方向の半径)の関係に基づいて変化させることにより、固定した目標物Oを中心にした円筒状の航路とすることもできる。また、周回航走中に水中航走体10を上昇させたり、下降させたりして深度を変化させるとスパイラル状の航路とすることができる。
一方、水中航走体10の航走深度を、目標物Oの深度hと関係付けて、水中航走体10に目標物Oとの相対深度Hを維持するように、昇降舵14を自動制御するように構成する。そして、船から吊り下げた目標物Oの深度を変化させたり、固定点に係留した目標物Oの深度を変化させることにより、水中航走体10の航路を立体的なものとすることができる。
そして、水平方向の領域の拡大に関しては、図5に示すように、目標物Oを吊り下げた船1を移動させることにより、広い範囲で水中航走体10を航走させることができる。また、図6に示すように、海底に複数の目標物(音源)Oを配置し、これらの複数の目標物Oを順次切り換えることによっても、調査を広げることができる。
なお、水平方向の方向転換に関しては、上記の方向舵13を使用する方法の代わりに、水中航走体10の機体の左右に配置した推進器を使用する方法を用いてもよい。また、垂直方向の方向転換や移動に関しても、上記の昇降舵14を使用する方法の代わりに、垂直スラスタや機体の上下に配置した複数の前後方向推進のスラスタを使用する方法を用いてもよい。
また、本発明は、上記の実施の形態のようにプロペラ等の推進器12を装備した自走の場合に限定されるものではなく、浮力や重力を利用したグライダータイプの場合にも適用できる。
1 船
10 水中航走体
11 機体
12 推進器
13 方向舵
14 昇降舵
15 方位センサ
16 水中位置センサ
17 電子制御機器
17a 航走制御装置
H 没水深度
O 目標物(音源)
r 目標物との距離
r0 所定の距離
θ 目標物の方位
10 水中航走体
11 機体
12 推進器
13 方向舵
14 昇降舵
15 方位センサ
16 水中位置センサ
17 電子制御機器
17a 航走制御装置
H 没水深度
O 目標物(音源)
r 目標物との距離
r0 所定の距離
θ 目標物の方位
Claims (7)
- 自律型の水中航走体において、目標物との距離を検出する水中位置センサから得られた目標物からの距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御することを特徴とする水中航走体の航走制御方法。
- 前記水中位置センサが更に目標物の方位を検出し、前記水中位置センサから得られた目標物の方位と距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御することを特徴とする請求項1記載の水中航走体の航走制御方法。
- 方位センサから得られた水中航走体の絶対方位と、前記水中位置センサから得られた目標物との距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御することを特徴とする請求項1記載の水中航走体の航走制御方法。
- 前記所定の距離を、該水中航走体の没水深度に応じて変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水中航走体の航走制御方法。
- 自律型の水中航走体において、目標物との距離を検出する水中位置センサを搭載すると共に、該水中位置センサから得られる目標物からの距離から、該水中航走体を前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する航走制御装置を備えたことを特徴とする水中航走体。
- 前記水中位置センサが更に目標物の方位を検出すると共に、前記水中位置センサから得られる目標物の方位と距離から、該水中航走体を前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する航走制御装置を備えたことを特徴とする請求項5記載の水中航走体。
- 水中航走体の絶対方位を検出する方位センサを備え、前記方位センサから得られた水中航走体の絶対方位と、前記水中位置センサから得られた目標物との距離から、該水中航走体が前記目標物から所定の距離を保持しながら前記目標物の周りを周回するように制御する航走制御装置を備えたことを特徴とする請求項6記載の水中航走体。
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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