JP2006248329A - ワイパアーム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロックバック規制状態のままさらに外力が作用した場合でも、アームヘッドに対するアーム部材の回動軸の近傍における破損を防止することができるワイパアームを提供する。
【解決手段】 アーム部材20を払拭面離間方向へ回動させた途中位置で付勢方向が反転されて、アーム部材20を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアーム4において、ヘッドカバー30には、アームヘッド10への着脱により、アーム部材20の払拭姿勢位置から起立姿勢位置までの回動を選択的に規制可能なストッパ壁33が設けられ、スプリング40のアームヘッド10側の係止部43には、ストッパ壁33に当接してアーム部材20の回動を規制する当接部43aが設けられ、当接部43aは、ヘッドカバー30がアームヘッド10に装着された状態で、アーム部材20を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、ストッパ壁33に当接する。
【選択図】 図4
【解決手段】 アーム部材20を払拭面離間方向へ回動させた途中位置で付勢方向が反転されて、アーム部材20を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアーム4において、ヘッドカバー30には、アームヘッド10への着脱により、アーム部材20の払拭姿勢位置から起立姿勢位置までの回動を選択的に規制可能なストッパ壁33が設けられ、スプリング40のアームヘッド10側の係止部43には、ストッパ壁33に当接してアーム部材20の回動を規制する当接部43aが設けられ、当接部43aは、ヘッドカバー30がアームヘッド10に装着された状態で、アーム部材20を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、ストッパ壁33に当接する。
【選択図】 図4
Description
本発明はワイパアームに係り、特に起立姿勢に保持可能なワイパアームに関する。
従来、リヤワイパ装置等においては樹脂製のワイパアームが使用されている。このワイパアームは、通常、ブレードラバーの交換等のメンテナンス性を考慮して、完全なロックバック状態、すなわち、スプリング力を利用してワイパアームを完全な起立姿勢に保持することができるように構成されている。
しかしながら、完全なロックバック状態にすることが可能なワイパアームの場合、例えば、洗車装置による洗車の際、洗車装置の洗浄物(布やブラシ等)が引っ掛かってしまい、意に反してロックバックされてしまうおそれがある。このように洗車の際に、意に反してロックバックされてしまった場合、洗車装置によってワイパアームが損傷を受けるおそれがあった。
しかしながら、完全なロックバック状態にすることが可能なワイパアームの場合、例えば、洗車装置による洗車の際、洗車装置の洗浄物(布やブラシ等)が引っ掛かってしまい、意に反してロックバックされてしまうおそれがある。このように洗車の際に、意に反してロックバックされてしまった場合、洗車装置によってワイパアームが損傷を受けるおそれがあった。
これを防止するため、ワイパヘッドを覆うヘッドカバーの先端部にストッパ壁を設けて、アーム部材を払拭姿勢位置と完全な起立姿勢位置との間の所定の位置までしか回動できないように規制可能なワイパアームが知られている(例えば、特許文献1参照)。このワイパアームでは、ヘッドカバーがワイパヘッドに着脱可能となっており、ヘッドカバーを取り外した状態では、アーム部材は完全な起立姿勢位置まで回動可能だが、ヘッドカバーを装着した状態では、アーム部材を払拭面離間方向へ回動させていくと、アーム部材の基端部がストッパ壁と当接してアーム部材の回動が所定の位置で規制される。このように、このワイパアームでは、ヘッドカバーの着脱によって、アーム部材の回動を所定の位置まで又は完全な起立姿勢位置までとするかを選択的に規制するようにして、使用者の意図しないロックバックによってワイパアームが損傷を受けるのを防止することができる。
しかしながら、上記ワイパアームでは、アーム部材の基端部をヘッドカバーのストッパ壁に当接させて回動を規制するため、規制状態のままさらにロックバックしようとする大きな外力が作用すると、ワイパアームが樹脂製の場合には、ワイパアームの回動軸(アームヘッドに対するアーム部材の回動軸)の近傍でワイパアームが破損してしまうことが懸念される。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、樹脂製のアーム部材の基端部を当接させて回動を規制することによってアーム部材が完全な起立姿勢状態となるのを防止可能なワイパアームにおいて、回動規制状態のままさらにロックバックしようとする大きな外力が作用した場合でも、アームヘッドに対するアーム部材の回動軸の近傍における破損を防止することができるワイパアームを提供することにある。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、樹脂製のアーム部材の基端部を当接させて回動を規制することによってアーム部材が完全な起立姿勢状態となるのを防止可能なワイパアームにおいて、回動規制状態のままさらにロックバックしようとする大きな外力が作用した場合でも、アームヘッドに対するアーム部材の回動軸の近傍における破損を防止することができるワイパアームを提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、ピボット軸に固定されるアームヘッドと、該アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共にワイパブレードが先端部に係止される樹脂製のアーム部材と、該アーム部材と前記アームヘッドとに係止され払拭姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、を含み、前記アーム部材を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させた途中位置で前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転されて、前記アーム部材を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアームにおいて、前記アームヘッド又は前記アーム部材には、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を選択的に可能とする回動選択手段が設けられ、前記押圧手段の前記アームヘッド側の係止部には、前記回動選択手段に当接して前記アーム部材の回動を規制する当接部が設けられ、該当接部は、前記アーム部材が前記回動選択手段により前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を可能とされていない場合に、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、前記回動選択手段に当接することにより解決される。
このように本発明では、回動選択手段によってアーム部材が起立姿勢位置までの回動の許容を選択されていないときは、アーム部材が払拭姿勢位置から完全な起立姿勢位置へ回動しようとすると回動選択手段によってその回動が阻止される。このとき押圧手段のアームヘッド側の係止部の当接部が回動選択手段に当接するため、アーム部材の完全な起立姿勢位置への回動力は、アーム部材だけでなく、押圧手段の当接部によっても受け止められる。これにより、アーム部材の回動選択手段との当接部位に掛かる当接力が緩和もしくは分散されて、ワイパアームの回動軸(アームヘッドに対するアーム部材の回動軸)近傍における破損を防止することができる。
また、前記課題は、本発明によれば、ピボット軸に固定されるアームヘッドと、該アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共にワイパブレードが先端部に係止される樹脂製のアーム部材と、該アーム部材と前記アームヘッドとに係止され払拭姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、を含み、前記アーム部材を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させた途中位置で前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転されて、前記アーム部材を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアームにおいて、前記アームヘッド又は前記アーム部材には、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を選択的に規制可能な回動規制手段が設けられ、前記押圧手段の前記アームヘッド側の係止部には、前記回動規制手段に当接して前記アーム部材の回動を規制する当接部が設けられ、該当接部は、前記アーム部材が前記回動規制手段により前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を規制されている場合に、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、前記回動規制手段に当接することにより解決される。
このように本発明では、回動規制手段によってアーム部材の払拭面離間方向への回動が規制されたとき、アーム部材が払拭姿勢位置から完全な起立姿勢位置へ回動しようとすると回動規制手段によってその回動が阻止される。このとき押圧手段のアームヘッド側の係止部の当接部が回動規制手段に当接するため、アーム部材の完全な起立姿勢位置への回動力は、アーム部材だけでなく、押圧手段の当接部によっても受け止められる。これにより、アーム部材の回動規制手段との当接部位に掛かる当接力が緩和もしくは分散されて、ワイパアームの回動軸(アームヘッドに対するアーム部材の回動軸)近傍における破損を防止することができる。
また、前記課題は、本発明によれば、ピボット軸に固定されるアームヘッドと、該アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共にワイパブレードが先端部に係止される樹脂製のアーム部材と、該アーム部材と前記アームヘッドとに係止され払拭姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、前記アームヘッドを覆う着脱可能なカバー部材と、を含み、前記アーム部材を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させた途中位置で前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転されて、前記アーム部材を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアームにおいて、前記カバー部材には、該カバー部材の前記アームヘッドへの着脱により、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を選択的に規制可能な回動規制部が設けられ、前記押圧手段の前記アームヘッド側の係止部には、前記回動規制部に当接して前記アーム部材の回動を規制する当接部が設けられ、該当接部は、前記カバー部材が前記アームヘッドに装着された状態で、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、前記回動規制部に当接することにより解決される。
このように本発明では、カバー部材の回動規制部によってアーム部材の払拭面離間方向への回動が規制されたとき、アーム部材が払拭姿勢位置から完全な起立姿勢位置へ回動しようとすると回動規制部によってその回動が阻止される。このとき押圧手段のアームヘッド側の係止部の当接部が回動規制部に当接するため、アーム部材の完全な起立姿勢位置への回動力は、アーム部材だけでなく、押圧手段の当接部によっても受け止められる。これにより、アーム部材の回動規制部との当接部位に掛かる当接力が緩和もしくは分散されて、ワイパアームの回動軸(アームヘッドに対するアーム部材の回動軸)近傍における破損を防止することができる。
また、具体的には、前記カバー部材に設けられた回動規制部は、前記アームヘッドを覆うカバー本体の内面から突出形成された回動規制突起とすることができる。このように、カバー部材に回動規制突起を突出形成することにより、カバー部材をアームヘッドに装着するとアーム部材の回動を規制することができ、カバー部材をアームヘッドから取り外すとアーム部材の回動の規制を解除することができる。
また、前記カバー部材は、前記アームヘッドにヒンジ部によって回動可能に連結されると好適である。このように構成すると、カバー部材をアームヘッドに対して開閉動作することによって、アーム部材の回動を規制した状態と規制を解除した状態とに容易に切り替えることができる。また、取り外し時のカバー部材の紛失および装着忘れを防止できる。
また、前記当接部は、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたときに、前記アーム部材の基端部が前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部に当接するのと略同時に、前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部に当接するように前記係止部より延出形成されていると好適である。このように構成すると、アーム部材の回動力がアーム部材の基端部と、押圧手段の当接部によって略同時に受け止められるので、当接力を分散させてワイパアームの回動軸(アームヘッドに対するアーム部材の回動軸)近傍における破損を防止することができる。
また、前記当接部は、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転される途中位置までの回動範囲内において、前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部と当接して、前記アーム部材の払拭面離間方向への回動を規制するように設定されてなると好適である。このように構成すると、押圧手段の当接部が回動選択手段,回動規制手段またはカバー部材の回動規制部と当接してアーム部材の回動が規制された状態では、アーム部材は払拭面側へ付勢されているので、アーム部材に対する払拭面離間方向への外力が解除されればアーム部材は払拭面側へ戻るので、アーム部材に掛かっていた当接力も解除される。
また、前記押圧手段は、コイルスプリングのコイル部の両端にフック状の前記係止部を有するものであり、前記当接部は、前記アームヘッド側の前記フック状の係止部から延出させて前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部に当接可能とすることができる。このようにフック状の係止部から延出させて当接部を形成することができるので、容易に製造することが可能となる。
そして、このような前記ワイパアームは、車両のリヤワイパ装置に適用するとよい。
そして、このような前記ワイパアームは、車両のリヤワイパ装置に適用するとよい。
本発明のワイパアームによれば、払拭面離間方向への回動を規制した状態において、アーム部材に掛かる負荷を緩和もしくは分散させることが可能であるので、アームヘッドに対するアーム部材の回動軸の近傍における破損を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1〜図6は本発明の一実施形態に係るものであり、図1はワイパ装置の斜視図、図2は図1のワイパアームの払拭姿勢での断面図、図3は図1のワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの分解説明図、図4は図1のワイパアームの回動規制状態での断面図、図5は図1のワイパアームの起立姿勢での断面図、図6は図1のワイパアームの回動状態を説明するための模式図である。
図7〜図12は本発明の他の実施形態に係るものであり、図7,図8はワイパアームの断面図、図9はスプリングの説明図、図10はワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの断面説明図、図11はワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの分解説明図、図12はワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの説明図である。
図1〜図6は本発明の一実施形態に係るものであり、図1はワイパ装置の斜視図、図2は図1のワイパアームの払拭姿勢での断面図、図3は図1のワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの分解説明図、図4は図1のワイパアームの回動規制状態での断面図、図5は図1のワイパアームの起立姿勢での断面図、図6は図1のワイパアームの回動状態を説明するための模式図である。
図7〜図12は本発明の他の実施形態に係るものであり、図7,図8はワイパアームの断面図、図9はスプリングの説明図、図10はワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの断面説明図、図11はワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの分解説明図、図12はワイパアームのヘッドカバー及びアームヘッドの説明図である。
以下に、本発明を車両に搭載されるリヤワイパ装置のワイパアームに適用した例を示す。図1に示すように、本例のリヤワイパ装置Wは、駆動源となるリヤワイパモータ2と、リヤワイパモータ2が駆動することにより軸線回りに減速回転するピボット軸3と、このピボット軸3の先端部に固定されてリヤガラス1(図2参照)に沿って払拭運動を行うワイパアーム4と、ワイパアーム4の先端部に連結されてリヤガラス1を払拭するワイパブレード5を主要構成要素としている。
本例のワイパアーム4は樹脂製であり、ピボット軸3に固定されるアームヘッド10と、アームヘッド10に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共に先端部にワイパブレード5が揺動可能にヒンジ結合されたアーム部材20と、アーム部材20とアームヘッド10とに係止され払拭姿勢でワイパブレード5がリヤガラス1面に押し付けられるようにアーム部材20にリヤガラス1側への押圧力を付与する押圧手段としてのスプリング40を主要構成要素としている。
本例のワイパブレード5は、トーナメント方式の保持構造を有しており、複数のレバー5aの端部に形成された保持爪5bによって、長尺状かつゴム製のブレードラバー5cが保持されている。
本例のワイパブレード5は、トーナメント方式の保持構造を有しており、複数のレバー5aの端部に形成された保持爪5bによって、長尺状かつゴム製のブレードラバー5cが保持されている。
次に、図2に基づいてワイパアーム4の要部構成について説明する。本例のアームヘッド10は樹脂製であり、基端部11にピボット軸3の先端部が挿嵌されて締結ナット3aによって締結固定されている。また、基端部11の幅方向の両側から二股状に先端側(アーム部材20側)に延びる側壁部12には、両側壁部12を繋ぐように支軸13が設けられている。支軸13は、ピボット軸3と略直交するように設けられている。さらに、アーム部材20には、支軸13と基端部11との間であって、支軸13よりも下側にピン状のスプリング係止部14を有する台座部15が一体に形成されている。
アームヘッド10の先端部には、支軸13を介して長尺状のアーム部材20が連結されている。アーム部材20は樹脂製であり、底面側が開放された断面略コ字形に形成されている。アーム部材20の基端部21側は厚肉化されており、基端部21に支軸13を挿通可能な略U字形状の取付凹部22が形成されている。また、アーム部材20の先端側には、略U字形状のスプリング係止部23が一体に形成されている。
本例のスプリング40は、コイル部41と、コイル部41の両端に形成されたフック状の係止部42,43を有している。
本例のスプリング40は、コイル部41と、コイル部41の両端に形成されたフック状の係止部42,43を有している。
アーム部材20は、取付凹部22にアームヘッド10の支軸13が挿入された状態で、アーム部材20のスプリング係止部23とアームヘッド10のスプリング係止部14に、それぞれ両端の係止部42,43が引掛けられるようにして、アームヘッド10に回動可能に取り付けられている。すなわち、アーム部材20は、アームヘッド10に対して支軸13回りに払拭面接離方向(図2の矢印A方向)へ回動可能に連結されている。
図2は、先端部に連結されたワイパブレード5がリヤガラス1面と当接した払拭姿勢位置にアーム部材20が保持された状態を示している。この払拭姿勢では、スプリング係止部14、23(即ち、スプリング40の付勢力の作用点)を結ぶ線分が支軸13に対して下方側に位置されるため、スプリング40によって支軸13を介してアーム部材20とアームヘッド10の間に掛かった引張り力により、アーム部材20にはリヤガラス1面側への押圧力が掛かっている。
図2は、先端部に連結されたワイパブレード5がリヤガラス1面と当接した払拭姿勢位置にアーム部材20が保持された状態を示している。この払拭姿勢では、スプリング係止部14、23(即ち、スプリング40の付勢力の作用点)を結ぶ線分が支軸13に対して下方側に位置されるため、スプリング40によって支軸13を介してアーム部材20とアームヘッド10の間に掛かった引張り力により、アーム部材20にはリヤガラス1面側への押圧力が掛かっている。
また、図3に示すように、アームヘッド10には、回動選択手段または回動規制手段として機能するカバー部材としての樹脂製のヘッドカバー30が着脱可能に装着されている。本例のヘッドカバー30は、必要に応じて着脱可能であるが、払拭姿勢状態をとるときには、ワイパアーム4の外観デザインの向上を図るため、アームヘッド10に装着される。
本例のヘッドカバー30は、アームヘッド10の上部側を覆う上壁部31と、アーム部材20と対向する縁部を除き上壁部31の周縁から延出されアームヘッド10の側部を覆う周壁部32を備えている。上壁部31には、先端側(アーム部材20側)が開口した略U形状の切欠部31aが形成されている。また、ヘッドカバー30には、上壁部31の内側面からスプリング係止部14の上部付近まで突出するように回動規制部としてのストッパ壁33が一体に形成されている。ストッパ壁33は、切欠部31aの奥側(長手方向の中央側)の縁部から延出する舌片状の回動規制突起である。
本例のヘッドカバー30は、アームヘッド10の上部側を覆う上壁部31と、アーム部材20と対向する縁部を除き上壁部31の周縁から延出されアームヘッド10の側部を覆う周壁部32を備えている。上壁部31には、先端側(アーム部材20側)が開口した略U形状の切欠部31aが形成されている。また、ヘッドカバー30には、上壁部31の内側面からスプリング係止部14の上部付近まで突出するように回動規制部としてのストッパ壁33が一体に形成されている。ストッパ壁33は、切欠部31aの奥側(長手方向の中央側)の縁部から延出する舌片状の回動規制突起である。
また、周壁部32の内側には、アーム部材20側に一対の支軸32aが同軸上に突出形成されており、これに対応してアームヘッド10の側壁部12に一対の軸支孔12aが形成されている。これら支軸32aが軸支孔12aに挿入されることにより、ヘッドカバー30は支軸32a回りに回動可能にアームヘッド10に取り付けられている。また、周壁部32の長手方向の中間部内側には、一対の係止突起32bが形成されており、これに対応してアームヘッド10の側壁部12の下縁には切欠凹部12bが形成されている。ヘッドカバー30が閉止状態とされたときには、アームヘッド10の切欠凹部12bにヘッドカバー30の係止突起32bが弾性的に係止され、ヘッドカバー30が不用意に開放しないようになっている。また、このときストッパ壁33はアームヘッド10の両側壁部12間に挿入された状態となる。
なお、本発明において、ヘッドカバーがアームヘッドに着脱可能であることには、ヘッドカバーを完全にアームヘッドから取り外すものだけでなく、本例のようにアームヘッドに連結された状態で開閉できるものも含まれる。ただし、本例のヘッドカバー30は、切欠凹部12bから係止突起32bの係合を外すと共に、軸支孔12aから支軸32aを取り外すことにより、アームヘッド10から容易に取り外すことができる。
図4に示すように、ストッパ壁33は、支軸13を中心とするアーム部材20の基端部上端(規制部)21aの回動軌道(点Oを中心とする円軌道)Y上に配設されており、ヘッドカバー30がアームヘッド10に装着された状態では、アーム部材20が払拭面離間方向へ所定角度回動したときに、基端部上端21aがストッパ壁33に当接(干渉)するようになっている。本例のワイパアーム4は、基端部上端21aがストッパ壁33と当接する回動角度では、アーム部材20に対してリヤガラス1面側への押圧力が掛かるように設定されている。
なお、基端部上端21aは、基端部21の後側(ピボット軸3側)の端部の上端であり、支軸13を中心にアーム部材20が回動したときに、最も大きな半径の軌跡を描く部位である。そして、基端部上端21aがストッパ壁33に当接したときの当接力は、ストッパ壁33によって支持されると共に、ストッパ壁33を介してストッパ壁33の背面を支持面11aによって支持する基端部11によっても支持される。
一方、台座部15も回動軌道Y上に配設されており、ヘッドカバー30がアームヘッド10に装着されていない状態では、図5に示すようにアーム部材20は、払拭面離間方向へ回動したときに、基端部上端21aがアームヘッド10の基端部11と当接することなく、台座部15の頂面に当接(干渉)するまで回動可能である。本例のワイパアーム4では、基端部上端21aが台座部15に当接する回動角度では、アーム部材20対してリヤガラス1面から離れる方向へ押圧力が掛かり、アーム部材20が起立姿勢に保持されるように設定されている。
一方、台座部15も回動軌道Y上に配設されており、ヘッドカバー30がアームヘッド10に装着されていない状態では、図5に示すようにアーム部材20は、払拭面離間方向へ回動したときに、基端部上端21aがアームヘッド10の基端部11と当接することなく、台座部15の頂面に当接(干渉)するまで回動可能である。本例のワイパアーム4では、基端部上端21aが台座部15に当接する回動角度では、アーム部材20対してリヤガラス1面から離れる方向へ押圧力が掛かり、アーム部材20が起立姿勢に保持されるように設定されている。
このように本例のワイパアーム4では、アームヘッド10にヘッドカバー30を装着することにより、アームヘッド10に対するアーム部材20の回動が所定角度に規制された状態(アームヘッド10に対するアーム部材20の起立姿勢位置までの回動が許容されていない状態)となる。また、アームヘッド10からヘッドカバー30を取り外すことにより、アームヘッド10に対するアーム部材20の所定角度までの回動規制が解除された状態(アームヘッド10に対するアーム部材20の起立姿勢位置までの回動が許容された状態)となる。このように、ヘッドカバー30の着脱により、アーム部材20の回動を選択もしくは規制することが可能である。
図2に示すように、本例のスプリング40では、フック状の係止部43がスプリング係止部14をリヤガラス1面側から回りこんで、スプリング係止部14とストッパ壁33の下端部との間を通って端部がストッパ壁33よりも前方(ピボット軸3から離れる方向)に位置するようにスプリング係止部14に係止されている。そして、本例の係止部43には、その端部から径方向外側へ延出するように当接部43aが形成されている。本例の当接部43aは係止部43の端部を径方向外側に折り曲げて形成したものであり、払拭姿勢ではストッパ壁33よりもスプリング係止部14回りにストッパ壁33から離間して位置している。
図4に示すように、アーム部材20が払拭面離間方向へ回動すると、当接部43aもアーム部材20と共回りする。そして、基端部上端21aがストッパ壁33に当接するときに、略同時に当接部43aもストッパ壁33の先端部に形成された当接面33aと当接するように構成されている。このように、本例のワイパアーム4では、アームヘッド10にヘッドカバー30が装着されて、アーム部材20の回動が所定角度に規制された状態(アーム部材20の起立姿勢位置までの回動が許容されていない状態)では、アーム部材20がアームヘッド10に対して所定角度回動すると、アーム部材20の基端部上端21aとスプリング40の当接部43aの両方がストッパ壁33に当接する。これにより、アーム部材20の回動が規制された状態(図2)から、さらに払拭面離間方向へ外力が加わった場合でも、この外力によって基端部上端21aとストッパ壁33間のみに負荷(当接力)が集中することなく、当接部43aとストッパ壁33間にも負荷(当接力)が掛かるので、負荷が緩和又は分散される。このように負荷が緩和もしくは分散されることにより、アームヘッド10に対するアーム部材20の回動軸の近傍である、樹脂製のアーム部材20の基端部上端21aや、ヘッドカバー30のストッパ壁33が破損してしまうことを防止することができる。
なお、本例では、ストッパ壁33への基端部上端21aと当接部43aの当接が略同時となるように当接部43aを設定しているが、これに限らず、当接部43aの方がストッパ壁33と早く当接するように設定してもよい。このように構成することにより、アーム部材20が払拭面離間方向へ回動していくと、まず当接部43aがストッパ壁33と当接して、アーム部材20の払拭面離間方向への回動が規制される。この状態で、さらに外力が掛かった場合には、スプリング40が伸びて当接部43aとストッパ壁33とが当接した状態を維持したまま、次に基端部上端21aがストッパ壁33と当接することができる。このように、外力による負荷を2段階で支持することができる。
図6は、本例のワイパアーム4の回動を説明する模式図である。図6のO点はアームヘッド10の支軸13に相当する。また、S1,S2は、それぞれ引張りスプリング40の付勢力の作用点であるスプリング係止部14,23に相当する。
図2ではワイパアーム4は払拭姿勢状態であり、スプリング係止部14,23を結ぶ線分が支軸13の下側に位置するため、アーム部材20は押圧力によって払拭面接近方向へ付勢される。
図2ではワイパアーム4は払拭姿勢状態であり、スプリング係止部14,23を結ぶ線分が支軸13の下側に位置するため、アーム部材20は押圧力によって払拭面接近方向へ付勢される。
ここで、ワイパアーム4を払拭姿勢状態として洗車装置を使って洗車をした場合、使用者が気づかないうちに、洗車装置の洗浄物(布やブラシ等)がワイパアーム4に引っ掛かり、図4に示されるように、ワイパアーム4が払拭面離間方向へ回動されることがある。
この場合、本例では、アーム部材20の基端部上端21aだけでなくスプリング40の当接部43aもヘッドカバー30のストッパ壁33と当接して、アーム部材20の支軸13回りの払拭面離間方向への回動が規制される。したがって、本例のワイパアーム4では、アーム部材20の基端部上端21aのみに負荷が集中して、この部位が破損してしまうことを防ぐことができる。そして、回動が規制された状態では、アーム部材20には、払拭面側への付勢力が掛かっているので、洗浄物が除去されればアーム部材20は払拭姿勢位置に戻る。
この場合、本例では、アーム部材20の基端部上端21aだけでなくスプリング40の当接部43aもヘッドカバー30のストッパ壁33と当接して、アーム部材20の支軸13回りの払拭面離間方向への回動が規制される。したがって、本例のワイパアーム4では、アーム部材20の基端部上端21aのみに負荷が集中して、この部位が破損してしまうことを防ぐことができる。そして、回動が規制された状態では、アーム部材20には、払拭面側への付勢力が掛かっているので、洗浄物が除去されればアーム部材20は払拭姿勢位置に戻る。
一方、ブレードラバー5cの交換作業等のメンテナンス時、あるいは、ブレードラバー5cの変形(へたり)を防止したり、ワイパブレード5の凍結による作動不良を防止したりする目的で、ワイパアーム4を完全な起立姿勢状態(ロックバック状態)にしたい場合には、図5に示されるように、まずアームヘッド10に弾性的に係止しているヘッドカバー30をアームヘッド10から取り外す。
ヘッドカバー30の取り外し後、アーム部材20を支軸13回りに払拭面離間方向へ回動させる。この場合、図6において、支軸13に相当するO点とアームヘッド10側のスプリング係止部14に相当するS1点は不動であり、アーム部材20側のスプリング係止部23に相当するS2点のみがO点を中心として円弧Tを移動軌跡として回動していく。
ヘッドカバー30の取り外し後、アーム部材20を支軸13回りに払拭面離間方向へ回動させる。この場合、図6において、支軸13に相当するO点とアームヘッド10側のスプリング係止部14に相当するS1点は不動であり、アーム部材20側のスプリング係止部23に相当するS2点のみがO点を中心として円弧Tを移動軌跡として回動していく。
アーム部材20が払拭姿勢位置R1から払拭面離間方向へ回動角θ1だけ回動した途中(節度)位置に至ると、O点とS1点とS2点の三点が同一直線Q上に位置される。この回動角θ1を境としてスプリング40の付勢方向が払拭面接近方向から払拭面離間方向に反転される。ワイパアーム4の払拭姿勢位置R1から節度位置(直線Q)までの領域A(回動角θ1未満)内においては、ワイパアーム4には払拭面接近方向への付勢力が作用し、節度位置(直線Q)から完全な起立姿勢位置R2までの領域B(回動角θ1〜回動角θ2)内においてはワイパアーム4には払拭面離間方向への付勢力が作用する。本例のワイパアーム4では、図4に示す回動規制位置は領域A内に設定されている。
ワイパアーム4が節度位置(直線Q)を越えると、スプリング40の付勢方向が払拭面離間方向に切替わるため、ワイパアーム4は、アーム部材20の基端部上端21aがアームヘッド10の台座部15の頂面に当接するまで円弧Tに沿って回動される。つまり、ワイパアーム4の払拭面離間方向への回動は、アーム部材20の基端部上端21aがアームヘッド10の台座部15の頂面に当接することで規制される。このときのワイパアーム4の回動角はθ2であり、このときのワイパアーム4の状態が図5に示す完全な起立姿勢状態(ロックバック状態)である。
このようにしてワイパアーム4を完全な起立姿勢状態にすれば、ブレードラバー5cの交換作業等のメンテナンス作業も容易に行うことができ、あるいは、ブレードラバー5cの変形(へたり)を防止したり、ワイパブレード5の凍結による作動不良を効果的に防止したりすることができる。
このようにしてワイパアーム4を完全な起立姿勢状態にすれば、ブレードラバー5cの交換作業等のメンテナンス作業も容易に行うことができ、あるいは、ブレードラバー5cの変形(へたり)を防止したり、ワイパブレード5の凍結による作動不良を効果的に防止したりすることができる。
また、本例のワイパアーム4は車両のリヤワイパ装置Wに用いられており、払拭面であるリヤガラス1が比較的急角度に配設されているため、ワイパアーム4はリヤガラス1の天地方向(重力方向)へ回動する。また、リヤワイパ装置Wは、通常、車両ボディの外側に露出した状態で配設される。したがって、ワイパアーム4の側面側から、洗浄装置の洗浄物がワイパアーム4に引っ掛かってしまう可能性が高い。しかし、本例のワイパアーム4は、その払拭面離接方向への回動を規制するストッパ壁33に、アーム部材20の基端部上端21aおよびスプリング40の当接部43aを当接させて回動を規制するように構成されているので、ワイパアーム4に掛かる負荷を一箇所に集中させることなく分散させて支持することができ、ワイパアーム4の破損を防止することが可能となる。
本例のワイパアーム4は、以下のように改変してもよい。なお、上記実施形態と実質的に同一の構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
上記実施形態では、スプリング40に設けられた当接部43aは、フック状の係止部43の端部から径方向外側へ直線状に延出するように形成されていたが、これに限らず、図7(A)に示すように係止部43の端部から径方向外側へ略半円形状に延出するように形成してもよい。また、上記実施形態では、直線状の当接部43aに適合するようにストッパ壁33には平面状の当接面33aが形成されていたが、これに限らず、略半円形状の当接部43aに適合するように曲面状に当接面33aを形成してもよい。
このように当接部43aを略半円形状とし、当接面33aを曲面形状とすることにより、図7(B)に示すように、アーム部材20が回動して当接部43aが当接面33aと当接したときに、より確実に両者を係合させてアーム部材20の回動を規制することができる。
上記実施形態では、スプリング40に設けられた当接部43aは、フック状の係止部43の端部から径方向外側へ直線状に延出するように形成されていたが、これに限らず、図7(A)に示すように係止部43の端部から径方向外側へ略半円形状に延出するように形成してもよい。また、上記実施形態では、直線状の当接部43aに適合するようにストッパ壁33には平面状の当接面33aが形成されていたが、これに限らず、略半円形状の当接部43aに適合するように曲面状に当接面33aを形成してもよい。
このように当接部43aを略半円形状とし、当接面33aを曲面形状とすることにより、図7(B)に示すように、アーム部材20が回動して当接部43aが当接面33aと当接したときに、より確実に両者を係合させてアーム部材20の回動を規制することができる。
また、当接部43aは、図8(A)に示すように係止部43の端部をさらに前方(アーム部材20側)へ直線状に延長させて形成してもよい。また、ストッパ壁33の当接面33aは、上記実施形態のようにストッパ壁33の前方(アーム部材20側)に形成するのではなく、ストッパ壁33の下端面を平面状に延長させて形成してもよい。
このように形成しても、図8(B)に示すように、アーム部材20が回動したときに、当接部43aを当接面33aに当接させてアーム部材20の回動を規制することができる。
このように形成しても、図8(B)に示すように、アーム部材20が回動したときに、当接部43aを当接面33aに当接させてアーム部材20の回動を規制することができる。
また、上記実施形態では、当接部43aは、係止部43の端部を折り曲げて形成されていたが、これに限らず、図9のように形成してもよい。図9では、当接部43aは、係止部43の端部を一旦、径方向外側に向けて折り曲げ、さらにこの状態から径方向外側へ突出した所定長さの位置で折り返して形成されている。このように当接部43aを2重に折り曲げて形成することにより、当接部43aの剛性を高め、より確実にアーム部材20の回動を規制することができる。
また、上記実施形態では、ヘッドカバー30がアーム部材20側の端部付近に形成された支軸32aを回動中心としてアームヘッド10に回動可能に取り付けられていたが、これに限らず、図10のように形成してもよい。図10に示す例では、アームヘッド10の基端部11にはアーム部材20と反対側に延出するように取付部16が形成され、ヘッドカバー30には周壁部32のうちアーム部材20と反対側に位置する部位が、ヒンジピン16aによって取付部16とヒンジ結合されている。したがって、本例のヘッドカバー30はアームヘッド10に対してヒンジピン16a回りに回動することにより、開閉可能となっている。そして、ヘッドカバー30が閉止状態となったときには、ストッパ壁33が側壁部12間に挿入された状態となる。
また、上記実施形態では、ストッパ壁を有するヘッドカバー30がアームヘッド10に装着されていたが、これに限らず、図11に示すように、アーム部材20にストッパ壁53を有するカバー部材50を装着するように構成してもよい。すなわち、図11の例では、アームヘッド10には、樹脂製のヘッドカバー30が着脱可能に装着されている。ただし、本例のヘッドカバー30には、ストッパ壁は形成されていない。このヘッドカバー30は、上記実施形態と同様に、アームヘッド10の上部側を覆う上壁部31と、アーム部材20と対向する縁部を除き上壁部31の周縁から延出されアームヘッド10の側部を覆う周壁部32を備え、上壁部31には、先端側(アーム部材20側)が開口した略U形状の切欠部31aが形成されている。
そして、ヘッドカバー30は、周壁部32の内側から同軸上に突出形成された一対の支軸32aが、アームヘッド10の側壁部12に形成された一対の軸支孔12aに挿入されることにより、支軸32a回りに回動可能にアームヘッド10に取り付けられている。また、周壁部32の長手方向の中間部内側に形成された一対の係止突起32bが、アームヘッド10の側壁部12の下縁に形成された切欠凹部12bに弾性的に係止されることにより、ヘッドカバー30はアームヘッド10を閉止状態で覆うことが可能となっている。
そして、本例では、アーム部材20の基端部21の上面および側面を覆うためのカバー部材50が別途配設されている。本例のカバー部材50は、回動選択手段または回動規制手段として機能する。このカバー部材50は、基端部21の上面を覆う上壁部51と、上壁部51の縁部から延出し基端部21の両側面を覆う側壁部52を備えている。上壁部51は、ヘッドカバー30の切欠部31a内に突出するように延出して形成されている。
上壁部51の下面には、下方へ突出してストッパ壁53が形成されている。このストッパ壁53は、上述のストッパ壁33と同様であるので説明を省略する。また、側壁部52の内面からは、同軸上に一対の支軸52aが突出形成されている。これに対応して、基端部21の外側面には、軸支孔21cが形成されている。
上壁部51の下面には、下方へ突出してストッパ壁53が形成されている。このストッパ壁53は、上述のストッパ壁33と同様であるので説明を省略する。また、側壁部52の内面からは、同軸上に一対の支軸52aが突出形成されている。これに対応して、基端部21の外側面には、軸支孔21cが形成されている。
本例のカバー部材50は、支軸52aを軸支孔21cに挿入することによってアーム部材20に取り付けられる。そして、アーム部材20に取り付けられると、ストッパ壁53は、アームヘッド10の側壁部12間に挿入された状態となる。
本例では、アーム部材20の基端部21には、カバー部材50の板厚程度の段差部21bが形成されている。なお、この段差部21bは、カバー部材50が閉止されたときに、カバー部材50とアーム部材20とを略面一にするように形成されたものである。
このように、アーム部材20にストッパ壁53を有するカバー部材50を配設してもよい。
本例では、アーム部材20の基端部21には、カバー部材50の板厚程度の段差部21bが形成されている。なお、この段差部21bは、カバー部材50が閉止されたときに、カバー部材50とアーム部材20とを略面一にするように形成されたものである。
このように、アーム部材20にストッパ壁53を有するカバー部材50を配設してもよい。
また、上記実施形態では、アームヘッド10には、その上面および側面を略覆うヘッドカバー30が装着されていたが、これに限らず、図12に示すように、アームヘッド10の一構成としてのキャップ60をアームヘッド本体部分に取り付けるように構成してもよい。図12に示す例では、キャップ60は、アームヘッド10の基端部11の上面を覆うようにキャップ状に形成されている。本例のキャップ60は、ピボット軸3および締結ナット3aの上部を覆う上壁部61と、上壁部61の縁部から下方へ延出しピボット軸3の先端部分および締結ナット3aの側面を覆う側壁部62と、上壁部61のアーム部材20側の端部から下方へ延出するストッパ壁63を備えている。本例のストッパ壁63は、上記実施形態のストッパ壁33と同様であるので説明を省略する。
本例のキャップ60は、側壁部62の下端部から数箇所に径方向内側へ延出するように係止爪62aが形成されている。本例のキャップ60は、アームヘッド10の上方からピボット軸3に被せるように装着していくことにより、係止爪62aをアームヘッド10の上面と締結ナット3aの下面との間に挟持させて、弾性的にアームヘッド10に取り付けることができる。したがって、このキャップ60は、係止爪62aの係合を外せば容易に取り外すことが可能である。そして、アームヘッド10にキャップ60が装着されると、ストッパ壁63はアームヘッド10の側壁部12間に挿入された状態となる。
このように、回動選択手段または回動規制手段としてのキャップ60を、アームヘッド10の略全体を覆うものではなく、アームヘッド10の一構成としてのキャップ60をアームヘッド10のピボット軸3との締結固定部分に取り付けるように構成してもよい。
上記実施形態では、ワイパアーム4を樹脂製としたが、ポリエチレンテレフタレート樹脂中にガラス繊維を均質に混和した熱可塑性樹脂にて形成することが、強度、剛性、低吸湿性、成形性、耐候性等の面において優れており好ましい。
このように、回動選択手段または回動規制手段としてのキャップ60を、アームヘッド10の略全体を覆うものではなく、アームヘッド10の一構成としてのキャップ60をアームヘッド10のピボット軸3との締結固定部分に取り付けるように構成してもよい。
上記実施形態では、ワイパアーム4を樹脂製としたが、ポリエチレンテレフタレート樹脂中にガラス繊維を均質に混和した熱可塑性樹脂にて形成することが、強度、剛性、低吸湿性、成形性、耐候性等の面において優れており好ましい。
1‥リヤガラス、2‥リヤワイパモータ、3‥ピボット軸、3a‥締結ナット、
4‥ワイパアーム、5‥ワイパブレード、5a‥レバー、5b‥保持爪、
5c‥ブレードラバー、10‥アームヘッド、11‥基端部、11a‥支持面、
12‥側壁部、12a‥軸支孔、12b‥切欠凹部、13‥支軸、
14,23‥スプリング係止部、15‥台座部、16‥取付部、16a‥ヒンジピン、
20‥アーム部材、21‥基端部、21a‥基端部上端、21b‥段差部、
21c‥軸支孔、22‥取付凹部、30‥ヘッドカバー、31‥上壁部、
31a‥切欠部、32‥周壁部、32a‥支軸、32b‥係止突起、
33‥ストッパ壁、33a‥当接面、40‥スプリング、41‥コイル部、
42,43‥係止部、43a‥当接部、50‥カバー部材、51‥上壁部、
52‥側壁部、52a‥支軸、53‥ストッパ壁、60‥キャップ、
61‥上壁部、62a‥係止爪、62‥側壁部、63‥ストッパ壁、
W‥リヤワイパ装置
4‥ワイパアーム、5‥ワイパブレード、5a‥レバー、5b‥保持爪、
5c‥ブレードラバー、10‥アームヘッド、11‥基端部、11a‥支持面、
12‥側壁部、12a‥軸支孔、12b‥切欠凹部、13‥支軸、
14,23‥スプリング係止部、15‥台座部、16‥取付部、16a‥ヒンジピン、
20‥アーム部材、21‥基端部、21a‥基端部上端、21b‥段差部、
21c‥軸支孔、22‥取付凹部、30‥ヘッドカバー、31‥上壁部、
31a‥切欠部、32‥周壁部、32a‥支軸、32b‥係止突起、
33‥ストッパ壁、33a‥当接面、40‥スプリング、41‥コイル部、
42,43‥係止部、43a‥当接部、50‥カバー部材、51‥上壁部、
52‥側壁部、52a‥支軸、53‥ストッパ壁、60‥キャップ、
61‥上壁部、62a‥係止爪、62‥側壁部、63‥ストッパ壁、
W‥リヤワイパ装置
Claims (9)
- ピボット軸に固定されるアームヘッドと、
該アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共にワイパブレードが先端部に係止される樹脂製のアーム部材と、
該アーム部材と前記アームヘッドとに係止され払拭姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、を含み、
前記アーム部材を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させた途中位置で前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転されて、前記アーム部材を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアームにおいて、
前記アームヘッド又は前記アーム部材には、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を選択的に可能とする回動選択手段が設けられ、
前記押圧手段の前記アームヘッド側の係止部には、前記回動選択手段に当接して前記アーム部材の回動を規制する当接部が設けられ、
該当接部は、前記アーム部材が前記回動選択手段により前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を可能とされていない場合に、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、前記回動選択手段に当接することを特徴とするワイパアーム。 - ピボット軸に固定されるアームヘッドと、
該アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共にワイパブレードが先端部に係止される樹脂製のアーム部材と、
該アーム部材と前記アームヘッドとに係止され払拭姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、を含み、
前記アーム部材を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させた途中位置で前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転されて、前記アーム部材を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアームにおいて、
前記アームヘッド又は前記アーム部材には、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を選択的に規制可能な回動規制手段が設けられ、
前記押圧手段の前記アームヘッド側の係止部には、前記回動規制手段に当接して前記アーム部材の回動を規制する当接部が設けられ、
該当接部は、前記アーム部材が前記回動規制手段により前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を規制されている場合に、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、前記回動規制手段に当接することを特徴とするワイパアーム。 - ピボット軸に固定されるアームヘッドと、
該アームヘッドの支軸に対して払拭面接離方向へ回動可能に連結されると共にワイパブレードが先端部に係止される樹脂製のアーム部材と、
該アーム部材と前記アームヘッドとに係止され払拭姿勢で前記ワイパブレードが払拭面に押し付けられるように前記アーム部材に払拭面側への押圧力を付勢する押圧手段と、
前記アームヘッドを覆う着脱可能なカバー部材と、を含み、
前記アーム部材を払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させた途中位置で前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転されて、前記アーム部材を起立姿勢位置に保持することが可能なワイパアームにおいて、
前記カバー部材には、該カバー部材の前記アームヘッドへの着脱により、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記起立姿勢位置までの回動を選択的に規制可能な回動規制部が設けられ、
前記押圧手段の前記アームヘッド側の係止部には、前記回動規制部に当接して前記アーム部材の回動を規制する当接部が設けられ、
該当接部は、前記カバー部材が前記アームヘッドに装着された状態で、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたとき、前記回動規制部に当接することを特徴とするワイパアーム。 - 前記カバー部材に設けられた回動規制部は、前記アームヘッドを覆うカバー本体の内面から突出形成された回動規制突起であることを特徴とする請求項3に記載のワイパアーム。
- 前記カバー部材は、前記アームヘッドにヒンジ部によって回動可能に連結されたことを特徴とする請求項3又は4に記載のワイパアーム。
- 前記当接部は、前記アーム部材を前記払拭姿勢位置から払拭面離間方向へ回動させたときに、前記アーム部材の基端部が前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部に当接するのと略同時に、前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部に当接するように前記係止部より延出形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパアーム。
- 前記当接部は、前記アーム部材の前記払拭姿勢位置から前記押圧手段による付勢方向が反払拭面側へ反転される途中位置までの回動範囲内において、前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部と当接して、前記アーム部材の払拭面離間方向への回動を規制するように設定されてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のワイパアーム。
- 前記押圧手段は、コイルスプリングのコイル部の両端にフック状の前記係止部を有するものであり、
前記当接部は、前記アームヘッド側の前記フック状の係止部から延出させて前記回動選択手段,前記回動規制手段または前記カバー部材の前記回動規制部に当接可能としたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のワイパアーム。 - 前記ワイパアームは、車両のリヤワイパ装置に適用されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のワイパアーム。
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