JP2006247467A - 自走式作業車 - Google Patents

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宣和 川越
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Abstract

【課題】隣のレーンとのオーバラップ部分は、液剤が2回塗布されるため、粘度の高い液剤においては塗布後の平滑化が行われない。そのため、筋模様が床に表れる問題がある。そこで、隣のレーンとのオーバラップ部分の液剤の膜厚を一定にし得る自走式作業車を提供することを目的とする。
【解決手段】自走する作業車に関する。床面に液剤を塗布するためのノズルと、前記作業車の走行方向Xに概ね直交する横方向Yの所定の塗布幅Wにわたって前記塗布幅Wの両端近傍についての滴下量を、前記塗布幅の中央付近よりも小さくするよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、床面に対して作業を行う自走式作業車に関するものである。
作業装置に関する従来技術としては、作業液の滴下量が走行速度に比例するように制御するものが提案されている(特許文献1)。
また、ワックスが乾かないうちに重ね塗りをするよう経路を区切るものが提案されている(特許文献2)。
さらに、液体塗布の滴下ノズルを左右にスキャンする機構が提案されている(特許文献3)。
特開平8−322774号 特開平11−65657号 特開2003−010088号
(1) ワックス等の液剤を塗布する場合、隣のレーンとのオーバラップ部分は、2回塗布になるのであるが、粘度の高い液剤においては塗布後の平滑化が充分に行なわれない。そのため、乾燥後にオーバラップ部分の膜厚が厚くなるので、筋模様が床に表れるという問題がある。
そこで、本第1発明の自走式作業車に於いては、液剤を滴下するノズルを左右にスキャンすることによって作業幅に渡って液剤を滴下するように構成し、ノズルの左右位置検出手段によってノズルの位置を認識させ、ノズルがオーバラップ部分にある期間はポンプ出力を低くすることによって、オーバラップ部分の塗布膜厚が大きくなることを防ぐことにより、作業領域全体に渡って塗布膜厚の均一化が図れるように構成した。
(2) また、従来の液剤塗布用自走式作業車は、塗布膜厚の調整をする場合、液剤滴下用ポンプの出力調整により滴下量の調整を行なっていた。しかし、塗布膜厚は走行速度によって変わる。また、作業領域の全幅との関係から、隣のレーンとのオーバラップ量を調整するので、オーバラップ量が変わる。そのため、同じ滴下量でも平均膜厚が変わる為、正確に膜厚を管理するためには、走行速度やオーバラップ量を考慮して予め、計算によりポンプの出力設定値を補正しておく必要がある。したがって、設定操作が煩雑であるという課題があった。
そこで、本第2発明では、塗布膜厚入力手段により塗布膜厚を設定すると、自走式作業車が走行速度と横移動距離と塗布膜厚設定値に基づいて、ポンプ出力を自動計算するように構成している。これにより、使用者は、走行速度や隣のレーンとのオーバラップ量を気にすることなく、正確に塗布膜厚の管理を行なうことが可能になった。
(3) ワックスや消毒液などの液剤を床面に塗布する作業を自走式作業車で行なう場合、塗布品質を良好に保つためには、液剤を塗布した床面の上を車輪が走行しないことが望ましく、かつ、塗布残りが無いように隈なく作業を行なうことが要求される。
また、自走式作業車での床面液剤塗布作業では、塗布膜厚を均一にするため、複数の走行レーンの直進走行と、方向転換と、隣のレーンへの横移動とを組み合わせたジグザグ走行パターンが多く用いられている。この場合、隣のレーンの塗布領域と現在のレーンの塗布領域に隙間が生じないように、オーバラップ領域を設けるように横移動距離を設定する必要がある。
しかし、作業車の作業幅と、作業領域の幅との関係から算出した横移動距離が所定値より短くなると、レーンの直進中に、隣のレーンの既塗布領域を車輪が踏んでしまう。特に、ワックス塗布の場合には、車輪跡が残る場合があるため、横移動距離は所定値以下にはできない。また、隣のレーンと隙間が生じないようにするための横移動距離の最大値も存在するため、横移動距離の調整範囲が狭くなる。作業領域幅が狭くなるほど、作業領域幅を希望の値に正確に設定することが難しくなるという課題があった。
そこで、本第3発明の自走式作業車に於いては、作業アセンブリを、走行アセンブリに対して左右に移動可能に設置し、レーンを直進中に作業アセンブリを既作業レーン側に張り出し、その分、車輪を既作業レーンから遠ざけることによって既作業領域を車輪が踏みにくくしている。これにより、横移動距離の最小値を小さくでき、結果、横移動距離の調整範囲を拡大し、作業領域幅の設定を目標に対して正確に行なうことを可能にした。
実施例1:
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、本自走式作業車は、床上を自走するための駆動輪6a,6bを有する走行アセンブリ1と、床面に対する作業を行う作業アセンブリ22(図2)とを備えている。本作業車は、作業アセンブリ22を交換することにより、床面に対して種々の作業を行うことが可能であるが、以下の説明では、床面に液剤を塗布する作業アセンブリ22を用いる場合について例示して説明する。
走行アセンブリ1:
図1A,Bに示すように、走行アセンブリ1は、該走行アセンブリ1の走行を行うための1対の駆動輪6a,6bと、走行アセンブリ1のバランスをとるための補助輪9a,9bとを備えている。前記駆動輪6a,6bは、それぞれ、駆動モータ5a,5bによって駆動される。駆動モータ5a,5bは正逆回転可能で、たとえば、マイコンからなる制御手段8によって制御される。
直進走行時には、前記2つの駆動モータ5a,5bが同方向に回転することで、走行アセンブリ1は前進または後退することができる。旋回動作を行う際には、前記2つの駆動モータ5a,5bがそれぞれ逆方向に回転することにより旋回することができる。前記2つの駆動モータ5a,5bの回転の比率を制御することで、走行アセンブリ1はカーブ走行を行うこともできる。
作業アセンブリ22:
図2、図3に示すように、走行アセンブリ1の後部には、液剤を床に塗布する作業アセンブリ22が取り付けられる。作業アセンブリ22は、たとえば、ワックスや消毒液、光硬化性の樹脂などの液剤を床面に均一に塗布する作業を行うためのものである。
走行アセンブリ1には上面ユニット21が載置されている。上面ユニット21は、タンク保持台25と、その上に取り外し可能に搭載されるタンク21aとを備えている。タンク21aは前記液剤を貯留している。
前記作業アセンブリ22は、滴下ノズル31およびポンプ27などを備えており、ポンプ27は、液剤供給用チューブ23を介して前記タンク21aに接続されている。ポンプ27は、タンク21aの液剤を、前記液剤供給用チューブ23を介して、ノズル31へ供給する。
ノズル31:
図4に示すように、前記ノズル31は、ノズルスキャン用モータ53により、所定の速度(たとえば、1往復1〜2秒)で左右に往復移動(以下、「スキャン移動」という)され、走行アセンブリ1による前進走行に伴って床にノコギリ刃形状に液剤を滴下してゆく。床に滴下された液剤は、塗布用布29によって均一に塗り延ばされる。
ノズル移動手段:
前記ノズル31は、ノズルホルダ50に固定されている。ノズルホルダ50は、作業アセンブリ22の左右方向Yに設けられたガイド軸55に沿って左右方向Yに摺動自在に設けられている。ノズルホルダ50の端部は、タイミングベルト51に固定されている。タイミングベルト51は、作業アセンブリ22の左右の端部に設けられたプーリ52間に掛け渡されている。片側のプーリ52が、ノズルスキャン用モータ53により回動と反転を繰り返すことにより、ノズルホルダ50が左右方向Yに往復移動され、ノズル31が左右方向Yにスキャン移動される。前記ノズルホルダ50、タイミングベルト51、プーリ52およびモータ53は、ノズル移動手段を構成している。
また、前記ノズル移動手段、ノズル31、塗布用布29、タンク21aおよびポンプ27は、液剤を床面に塗布する塗布手段を構成している。
前記両プーリ52(ノズルの移動領域の両端)の近傍には、ノズルホルダ50の位置を検出するための近接センサ54が、それぞれ設けられている。近接センサ54は、ノズルホルダ50が走査範囲の両端近くに達したことを検知し、ノズル検出信号を制御手段8に出力する。
前記近接センサ54により、ノズル31が、ガイド軸55の両端付近に到達したことが検知される。一方、前記モータ53に組み込まれたエンコーダによって、モータ53の回転角が計測され、ノズル31のより詳細な位置が把握される。
なお、ノズルスキャン用モータ53に対してエンコーダを用いる代わりに、近接センサ54がノズル31を検知した後の経過時間を計測することにより、ノズル31の位置を算出しても良い。
前記塗布用布29は、図示しないモーターによって上下に昇降駆動されるようになっている。前記塗布用布29は、液剤を塗布する際には床に接触するように下ろされ、液剤を塗布せずに走行する際には床から離される。
作業アセンブリ22のスライド移動:
走行アセンブリ1の後部には、作業アセンブリ22を取り付けるための取付板11が設けられている。図1Aに示すように、前記取付板11は、スライドレール14に取り付けられ、かつ、タイミングベルト及びプーリーを介してスライド駆動モーター15に接続されている。前記取付板11は、前記スライド駆動モーター15により前記スライドレール14に沿って左右方向Yにスライド移動される。
図4に示す作業アセンブリ22の前部中央に設けた取付金具28を取付板11に接続することにより、作業アセンブリ22が走行アセンブリ1に対してスライド移動自在となっている。かかるスライド移動により、作業アセンブリ22は、図6Bに示すように、走行アセンブリ1に対して左右の水平方向Yに相対移動され、該走行アセンブリ1に対して偏芯される。
図1Aに示すように、前記走行アセンブリ1の前部には、複数の超音波式センサ(検出手段)3と、複数の光学式センサ(検出手段)17とが設けられている。これら複数のセンサのうち、2つの超音波センサ3は、走行アセンブリ1の左右にある障害物までの距離を測定する。一方、残りの超音波式センサ3および光学式センサ17は、走行アセンブリ1の前方にある障害物までの距離を測定する。前記超音波式センサ3および光学式センサ17は、各々、前記走行アセンブリ1の幅方向Xに互いに離間して設けられている。
なお、走行アセンブリ1の前部外縁部には、障害物との接触を検知するためのバンパーセンサ10が設けられている。また、前記回転中心Oの近傍には、該回転中心Oのまわりの走行アセンブリ1の回転角度(方位)を測定するジャイロセンサ(方位センサ)7が設けられている。
なお、本自走式作業車のより詳しい機器構成については、たとえば、特開2003−10088の液体塗布走行装置を採用することができる。
制御の構成:
図2に示すように、作業アセンブリ22には、該作業アセンブリ22を制御するための作業アセンブリ制御部32を構成する制御基板が搭載されている。前記制御手段8にはコネクタ12が設けられており、図3に示すように、作業アセンブリ22に設けたケーブル24を、該コネクタ12に接続することで、制御手段8と作業アセンブリ制御部32とが電気的に接続される。
作業アセンブリ制御部32:
図5に示すように、作業アセンブリ制御部32は、滴下量制御手段33、ノズル制御手段34、ノズル位置検出手段35、布昇降制御手段36および作業モジュール接触センサ制御手段37などを備えている。
滴下量制御手段33は、制御手段8からの滴下量制御信号に基づき、前記ポンプ27の制御を行ない、ノズル31から吐出する液剤の量を調整する。
ノズル制御手段34は、前記ノズル移動手段の制御を行ない、ノズルスキャン用モータ53によるノズル31の左右方向Yのスキャン移動を行わせる。
ノズル位置検出手段35は、近接センサ54からの前記ノズル検出信号と、ノズルスキャン用モータ53からの回転角とに基づき、ノズル31の位置を特定し、該ノズル位置を制御手段8に送信する。制御手段8は、該ノズル位置信号に基づき、ノズル制御手段34にノズル31の移動制御を行なわせる。
布昇降制御手段36は、前記塗布用布29の昇降駆動を制御すると共に、フォトインタラプタもしくはマイクロスイッチなどを用いた位置検知センサ(図示せず)により布の位置を検出する。
図3に示す作業アセンブリ22の左右両端と後端部には接触式センサ30が設けられている。図5の接触センサ制御手段37は、接触式センサ30のON/OFFの状態を検知し、制御手段8に送信する。接触式センサ30の検出情報は、制御手段8により、作業アセンブリ22のスライド移動や走行のフィードバック制御に用いられる。
制御手段8:
図5に示すように、走行アセンブリ1に設けられた前記制御手段8は、駆動信号出力手段39、センサ信号入力手段40、走行制御手段41、作業アセンブリ移動手段42、センサ制御手段43〜45、CPU(演算手段)46、RAM47およびROM48と、たとえば、テンキーや入力設定ボタンなどからなる塗布膜厚入力手段49a,ピッチ設定手段49bおよび速度設定手段49cとを備えている。
各手段39〜45,49a〜cとCPU46とは、それぞれ、図示しないインターフェイスにより互いに接続されている。
駆動信号出力手段39は、作業アセンブリ22を動作させるための駆動信号を液体塗布部20の制御基板32に出力し、滴下量制御手段33およびノズル移動手段34に駆動信号を出力する。 センサ信号入力手段40は、ノズル位置検出手段35、布昇降制御手段36および前記接触センサ制御手段37からの各検出信号を受け取り、CPU46に出力する。
走行制御手段41は、走行アセンブリ1の駆動モータ5a,5b(図1A)の制御を行う。
作業アセンブリ移動手段42は、図1Aのスライド駆動モーター15の回転を制御し、取付板11のスライド移動の制御を行う。
図5の前記CPU46は、該CPU46に接続された各機器39〜45からの各情報に対応して、ROM48に格納されているプログラムとRAM47に格納されている作業指令情報とに従って、走行制御手段41およびスライド制御手段42を制御すると共に、各作業アセンブリ22に対して駆動信号出力手段39から作業信号を出力させる。
RAM47は、各設定入力手段49a〜49cから入力された作業情報や、各種制御変数などを記憶するランダムアクセスメモリーである。ROM48は、プログラムを格納するリードオンリーメモリーである。
塗布膜厚入力手段49aは、塗布する液剤の膜厚の設定値を入力する手段である。
ピッチ設定手段49bは、複数の走行レーンのピッチを設定する手段である。
速度設定手段49cは、本作業車の走行速度を設定入力する手段である。
CPU46は、塗布膜厚入力手段49aにより入力された膜厚の設定値と、ピッチ設定手段49bにより入力されたピッチと、速度設定手段49cにより入力された走行速度に基づいて、滴下量制御手段33を介して液剤の滴下量を制御する。
塗布動作の説明:
本作業車の床面液剤塗布作業の動作説明に先立ち、まず、従来の作業車の塗布動作について説明する。
図6Aは、従来の自走式作業車の走行パターンの一例を示す。ワックスがけなど、床面に液剤を塗布する作業を行なう場合には、互いに平行な複数の走行レーンCを順にジグザグ走行しながら作業を行う。
ジグザグ走行パターン;
図6に示す概ね方形の領域を作業する場合には、走行アセンブリ1は、縦の第1の方向X1に直進した後、90°ターンし、横方向Yに若干直進し、再度90°ターンして、縦の第2方向X2に直進する。この縦方向Xの直進、ターン、横方向Yの直進を繰り返して、ジグザグ走行し、方形の領域を隙間なく作業する。
従来の塗布動作;
以下、従来の走行アセンブリ1の塗布動作について説明する。
床面に均等に液剤を塗布するには、互いに隣り合うレーンC間において、液剤の塗布部分の隙間を生じさせないようにする必要がある。そのため、塗布済の隣のレーンCの塗布幅Wと、今回、作業アセンブリ22によって液剤が塗布される塗布幅Wとがオーバラップするように、前述の横方向Yへの横移動距離Pを設定する必要がある。
つまり、横移動距離Pを、作業アセンブリ22の塗布幅Wよりもオーバラップ量(オーバラップする領域)の最小値dだけ小さくする必要があり、下記の(1)式の関係が成り立つ。
P≦W−d ・・・・・・・(1)
但し、P:横移動距離
W:塗布幅
d:オーバラップ量の最小値
ところで、既に塗布作業を行なった領域上を駆動輪6a,6bが通ると、特にワックス塗布などの場合には、該塗布済の領域上に駆動輪6a,6bの跡が残る場合があり、見栄えが良くない。そのため、塗装済の領域内を駆動輪6a,6bが通らないようにする必要がある。したがって、駆動輪6a,6b間の幅をEとすると、横移動距離Pには下記の(2)式で示される下限がある。
P>(W+E)÷2 ・・・・・・・(2)
但し、E:駆動輪間の幅
一方、横移動距離Pは、作業領域幅Lにも関係する。即ち、作業領域幅Lは、横移動距離Pと、レーン数Nと塗布幅Wから下記の(3)式によって定まる。
L=P×(N−1)+W ・・・・・・(3)
但し、N:レーン数
前記(3)式から、下記の(4)式が求まる。
P=(L−W)÷(N−1)・・・・・・(4)
したがって、作業領域幅Lに対して、横移動距離Pが(1)式と(2)式を満たす範囲に収まるように(4)式におけるレーン数Nの値を選択すれば良いことになる。
しかし、従来の作業車が作業を行う全領域の左右方向Yの幅を作業領域幅Lとすると、作業領域幅Lが小さい場合には(1),(2),(4)式を全て満たすレーン数Nが存在しない場合がある。
たとえば、塗布幅W=70cm、駆動輪間の幅E=30cm、オーバラップ量d=10cmとした場合、作業領域幅Lが2.6m以下になると、横移動距離Pの値が上限値(W−d)以上になったり、下限値((w+E) ÷2) 以下になったりする場合が生じる。そのため、実際には、このままでは目標の作業領域幅Lに設定することができず、当該作業領域幅Lよりも小さい値か大きい値かを設定せざるを得ない。
したがって、従来の走行パターンでは、目標とする作業領域幅Lによっては、駆動輪6a,6bの走行跡が床面に残るおそれがある。
本実施例の塗布動作;
そこで、本作業車では、作業アセンブリ22をスライド移動させて、走行アセンブリ1に対して水平方向に相対移動させることにより、前述の問題を解決している。以下、前記スライド移動について説明する。
図6Bは、本実施例の走行パターンを示している。
図6Bに示すように、本作業車が走行を開始すると、最初に第1レーンC1を走行する。その後、第2レーンC2以降では、作業アセンブリ移動手段42が、作業アセンブリ22を既作業側へスライド移動させて走行を行なう。この場合、作業アセンブリ22のスライド移動量(偏芯量)をSとすると、横移動距離の下限値は下記の(5)によって定まる。
P>(W+E)÷2−S・・・・・・(5)
但し、S:作業アセンブリ22のスライド移動量
そのため、例えば、塗布幅W=70cm、駆動輪間の幅E=30cm、スライド移動量S=15cmの場合、下限値は、従来例で説明した作業アセンブリ22をスライド移動させない場合の50cmに比べて、スライド移動量Sだけ小さくなった35cmとなる。この場合、作業領域幅Lが1.05mまで小さくなっても、横移動距離Pが上限値と下限値の間に入ることになり、作業領域幅Lの設定可能範囲を大幅に広げることができる。
横移動距離の算出;
ここで、図6Bにおいて、本作業車が最初に走行する第1レーンC1では、作業アセンブリ22を中央に位置させて走行を行なっている。
これは、作業アセンブリ22が作業を行なっていない時に、移動時の障害物の接触が少なくなることや、収納に都合が良い、持ち運びやすいなどの理由で、作業アセンブリを中央に位置させておいたほうが都合が良いからである。
また、作業開始時において、作業開始前の状態でそのまま開始させることができれば、作業開始直後に、作業アセンブリ22をスライド移動させる工程や、作業アセンブリ22のスライド移動量だけ、横方向Yに走行アセンブリ22の位置を移動させる工程が省けるので、作業時間を短縮できるからである。
本作業車が前記第1レーンC1を折り返して第2レーンC2を進む場合には、前述のように、作業アセンブリ22が走行済の第1レーンC1に向ってスライド移動された状態となる。
ここで、第1レーンC1を終了し、隣の第2レーンC2に向けて横移動する際の横移動距離P1は、破線で示す従来のレーンC間の距離Pに、第2レーンC2での作業アセンブリ22のスライド移動量Sを加算した距離としている。走行アセンブリ1が算出された横移動距離P1を移動することにより、第1レーンC1に向ってスライド移動された作業アセンブリ22の中心を第2レーンC2以降の中心に位置させるためである。前記第2レーンC2以後の横移動距離P2は、従来の横移動距離Pと同じ距離とする。
スライド移動量Sは、最後の第nレーンCnの作業を行う場合の方が、第2レーンC2の作業を行う場合より小さく設定されていてもよい。また、スライド移動量Sは、第1レーンC1および第nレーンCnの作業を行う場合の方が、第2レーンC2から第n−1レーンC(n−1)の作業を行う場合よりも小さく設定されていてもよい。
液剤の滴下量と走行速度の制御;
ところで、横移動距離Pは、入力された作業領域幅Lに応じて制御手段8が算出している。そのため、作業領域幅Lの値に応じて、横移動距離Pが変わり、結果として、オーバラップ量dが変わる為、横移動距離Pに応じて平均塗布膜厚は変化することになる。すなわち、横移動距離Pが小さいほどオーバラップ量dが大きくなるため、平均塗布膜厚は大きくなる。また、自走式作業車の走行スピードによっても、平均塗布膜厚が変化する。
作業領域の開始レーンC1と、終了レーンCnを除いたレーンC2〜C(n−1)の平均塗布膜厚Fは、毎分滴下量をG(m3/分)、走行速度をV(m/分)、横移動距離をP(m)として、下記の(6)式で表される。(開始レーンと終了レーンにおいては、オーバラップが片側のみとなるため、その分、塗布膜厚は小さくなるが、作業領域の端であるため、若干の膜厚減少は問題とならない。)
F=G/(V・P)・・・・・・(6)
(6)式より下記の(7)式が求まる。
G=F・V・P ・・・・・(7)
ここで、従来の作業車においては、塗布膜厚Fの調整は、滴下量G(ポンプの出力)を設定することにより行なわれていたため、各塗布膜厚における走行速度V、横移動距離P、滴下量Gの対応表を用意したり、滴下量Gを設定する前に(6)式で計算するなどの手間が必要であった。
これに対し、本実施例では、制御手段8は、塗布膜厚入力手段49aから入力されたピッチと、同じく入力設定された作業領域幅Lから算出した横移動距離Pと、走行速度Vを基に、(7)式から、滴下量Gを算出する。すなわち、図5のピッチ設定手段49bにより入力されたピッチが、所定幅よりも大きいときには液剤の滴下量を自動的に増大させ、一方、当該ピッチが前記所定幅よりも小さいときには液剤の滴下量を自動的に減少させている。
したがって、使用者は、作業領域サイズと所望の塗布膜厚を設定するだけで、塗布膜厚を正確に管理することができる。
なお、走行速度Vは、使用者が速度設定手段49cを用いて入力設定してもよいし、かかる入力がない場合には制御手段8が自動的に決定しても良い。
ただし、滴下量G(ポンプの出力)には上限があるため、走行速度Vには、平均塗布膜厚F、横移動距離Pの値に応じて、上限値が存在する。そのため、使用者が走行速度Vを設定した場合に、同じく設定された平均塗布膜厚F、横移動距離Pの値から滴下量算出手段により(7)式で算出される滴下量Gの値が上限を超える場合には、滴下量算出手段は、滴下量Gの値を上限値Gmaxに設定し、平均塗布膜厚F、横移動距離Pの値を優先して、新たな走行速度V´の値を下記の(8)式により計算して走行速度Vの値として設定し、その走行速度Vの値が使用者に表示される。
V´=Gmax /(F・P)・・・・・(8)
さらに詳しく説明すると、使用者が走行速度Vを設定するときには、(8)から計算される走行速度Vの値以上の値が設定できないように制御し、使用者が塗布膜厚F や作業領域幅L(もしくは横移動距離P )を設定する際には、(7)式から滴下量Gを計算し、滴下量Gの値がGmaxを超えた場合は、(8)式から新たな走行速度V´の値を計算して、走行速度Vの値として設定する。
すなわち、速度設定手段49cにより速度が設定入力されると、CPU46は、走行速度の大小に応じて滴下量が増減するように制御すると共に、前記走行速度から算出される滴下量が所定の上限値を越えた場合には、走行速度を小さくする。
したがって、走行速度に応じて液剤の滴下量や走行速度を調整することにより、膜厚を一定に保つことができる。
液剤の滴下量制御;
ところで、前記オーバラップ部分は、2回塗布が行なわれるため、均一に塗布すると、塗布膜厚は2倍になる。表面張力が小さく平滑性の良い液剤であれば、塗布後にほぼ均一化されるため問題は無い。しかし、粘度が高く表面張力が大きい液剤では、オーバラップした領域だけ、塗布膜厚が大きくなり、乾燥後、縞模様が生じ、見栄えが悪くなるおそれがある。
図5(a)のCPU46は、スキャン移動されるノズル31(図4)の位置を検出し、ノズル31がノズル移動幅NWの両端近傍100Eにあるときの滴下量Teを、ノズル31がノズル移動幅NWの中央付近100Cにあるときの滴下量Tcよりも小さくするよう、ノズル31を制御している。たとえば、オーバラップする両端部分100Eにおいては、ノズル31からの液剤の滴下量を半分にするという制御を行なう。つまり、CPU46は、横移動距離Pと塗布幅Wからオーバラップ量dを算出することにより、滴下量制御手段33に、ノズル31がノズル移動幅NWからオーバラップ量d以内の位置にある間を滴下量減少量区間100Eの期間とし、ノズル31からの滴下量を半分に減少させる。かかる制御を行うことで、塗布直後に於いて比較的均一な塗布膜厚を得ることができる。
また、別の方法として、滴下量減少量区間100Eの幅は一定とし、図6のオーバラップ量(オーバラップする領域)dに応じて、減少させる量を調節するように制御してもよい。すなわち、オーバラップ量dが大きくなるに従って、滴下量減少量区間100Eの期間での液剤の減少量を大きくするのである。
なお、前述の実施例では、ノズル31が左右方向Yにスキャン移動することにより、液剤を床面に塗布することとしたが、図7に示すように、複数の吐出口31Aを設け、各吐出口31Aから一斉に液剤を吐出するようにしてもよい。かかる場合には、両端付近の吐出口31Aに流量調節弁31Vを設け、オーバラップする部分の液剤の吐出量を調整するようにしてもよい。
また、必ずしも汎用布29を設ける必要はない。
なお、前述の各実施例では、床面に対する作業として、床面に液剤を塗布する作業を例示して説明したが、床面に対する作業としては、その他、床面のゴミを吸引して集塵する作業や、液剤を塗布した床面に赤外線や紫外線を照射する作業、床面の清拭作業など種々の作業がある。かかる場合には、作業アセンブリ22や上面ユニット21を走行アセンブリ1から取り外し、作業目的に合った作業アセンブリを走行アセンブリ1に取り付けることにより、当該作業目的に合った走行パターンが行われるようにしてもよい。
本発明は、床面に対する作業を行う自走式作業車に適用することができる。
図1Aは本発明の一実施例にかかる自走式作業車の走行アセンブリを示す平面断面図、図1Bは同走行アセンブリの側面断面図である。 同作業車の分解側面図である。 同作業車の側面図である。 作業アセンブリの平面断面を含む作業車の概略平面図である。 作業車の概略構成図である。 図6Aは従来の作業車の走行パターンを示す動作図、図6Bは本発明の作業車の走行パターンを示す動作図である。 ノズルの変形例を示す概略正面図である。
符号の説明
1:走行アセンブリ
6a,6b:駆動輪
8:制御手段
21a:タンク(塗布手段の一部)
22:作業アセンブリ
27:ポンプ(塗布手段の一部)
31:ノズル(塗布手段の一部)
34:ノズル制御手段
35:ノズル位置検出手段
41:走行制御手段
42:作業アセンブリ移動手段
49a:塗布膜厚入力手段
49b:ピッチ設定手段
49c:速度設定手段
C:レーン
NW:ノズル移動幅
W:塗布幅
Y:左右方向

Claims (9)

  1. 自走する作業車であって、
    床面に液剤を塗布するためのノズルと、
    前記作業車の走行方向に概ね直交する横方向の所定の塗布幅にわたって前記塗布幅の両端近傍についての滴下量を、前記塗布幅の中央付近よりも小さくするよう制御する制御手段とを備えた自走式作業車。
  2. 請求項1において、前記作業車の走行方向に概ね直交する横方向に前記ノズルを往復移動させるノズル移動手段と、
    前記ノズルの横方向の位置を検出するノズル位置検出手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記ノズルがノズル移動幅の両端近傍にあるときの滴下量を、前記ノズルがノズル移動幅の中央付近の位置にあるときよりも小さくするよう制御することを特徴とする自走式作業車。
  3. 請求項1もしくは2において、前記作業車は、互いに平行な複数のレーンをジグザグ走行しながら前記液剤を塗布し、互いに隣接するレーンについて液剤の塗布を行う場合に、前記塗布幅の両端近傍については互いにオーバラップするように液剤を塗布し、
    前記オーバラップする両端部分については、前記ノズルからの前記液剤の吐出量が、前記オーバラップしない中央付近に比べ小さくなるように制御される自走式作業車。
  4. 請求項1、2もしくは3において、前記作業車が複数の互いに平行な走行レーンをジグザグに走行するように制御する走行制御手段と、
    障害物の有無を検出する障害物センサと、
    走行方向を検知する方位センサと、
    互いに隣接する走行レーンのピッチと、前記塗布幅とから前記オーバラップする両端部分を算出する演算手段とを備えた自走式作業車。
  5. 互いに平行な複数の走行レーンを順にジグザグに自走する作業車であって、
    障害物の有無を検出する障害物センサと、
    走行方向を検知する方位センサと、
    液剤を床に塗布する塗布手段と、
    塗布する液剤の膜厚の設定値を入力するための塗布膜厚入力手段と、
    前記複数の走行レーンのピッチを設定するピッチ設定手段とを有し、
    塗布する膜厚の設定値および前記設定されたピッチに基づいて、前記液剤の滴下量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする自走式作業車。
  6. 請求項5において、前記設定されたピッチが大きいときには前記液剤の滴下量を増大させ、一方、前記設定されたピッチが小さいときには前記液剤の滴下量を減少させる自走式作業車。
  7. 請求項6において、走行速度を設定する速度設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、走行速度の大小に応じて滴下量が増減するように制御すると共に、前記走行速度から算出される滴下量が所定の上限値を越えた場合は、前記走行速度を小さくすることを特徴とする自走式作業車。
  8. 複数の走行レーンを順にジグザグに自走する作業車であって、
    障害物の有無を検出する障害物センサと、
    走行方向を検知する方位センサと、
    床上を自走するための駆動輪を有する走行アセンブリと、
    前記走行アセンブリの走行方向に概ね直交する水平方向に移動可能に取り付けられ、床面に対する作業を行う作業アセンブリと、
    前記作業アセンブリを走行アセンブリに対して、前記水平方向に相対移動させて偏芯させる作業アセンブリ移動手段とを有し、
    隣に走行済みのレーンがある場合は、前記相対移動により、走行済みの隣レーンに向って前記作業アセンブリをスライド移動させる自走式作業車。
  9. 請求項1において、互いに平行な第1レーンから第nレーンまでを前記ジグザグ走行して作業を行う際に、前記第1レーンおよび/または第nレーンの作業については、前記作業アセンブリの偏芯量を第2レーンから第(n−1)レーンの作業を行う場合よりも小さく設定される自走式作業車。
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