JP2006246497A - コンテンツ復号装置、コンテンツ受信装置、コンテンツ復号方法、コンテンツ受信方法およびコンテンツ復号プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理機構1Aは、LSIメーカ3Aから権利保護LSIの供給を受け、鍵などの情報を書き込んだ権利保護LSIを受信機メーカ4Aに供給する。視聴者は、受信機メーカ4Aから受信機6Aの提供を受けて、放送局5Aから放送される無料放送を受信する。管理機構1Aは、放送局5Aに対して無料放送に関するロット番号、ワーク鍵Kwの更新情報、リボーク情報を送信する。放送局5Aは、無料放送(地上デジタル放送)の際、放送信号とともにワーク鍵Kwなどの更新情報を暗号化して送信する。受信機6Aは、無料放送を受信して、ワーク鍵Kwの更新やリボーク命令に対応する。
【選択図】 図1
Description
まず、本発明の実施の形態1について全体のシステムから説明する。図1は本発明の実施の形態1による地上デジタル放送権利保護システムを示す図である。
さて、上述した実施の形態1では、管理機構がLSIメーカから供給される管理保護LSIに対して鍵などの書き込みを行うようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に説明する実施の形態2のように、LSIメーカ側で管理保護LSIに鍵などを書き込むようにしてもよい。以下に、前述の実施の形態1と相違する部分についてのみ説明し、共通部分の説明およびその効果についての記載は省略する。
さて、前述の実施の形態1,2では、放送局から定期的にワーク鍵Kwの更新情報が送信されたり、リボーク命令が送信されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に説明する実施の形態3のように、放送局においては、ユーザすなわち視聴者の要求に応じてワーク鍵Kwの更新などのサービスを行うようにしてもよい。以下に、前述の実施の形態1,2と相違する部分について強調して説明し、共通部分の説明およびその効果についての詳細な記載は省略する。
さて、前述した実施の形態1,2,3は、それぞれ無料放送を前提とした一例を示していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下に説明する実施の形態4のように、有料放送にも適用させるようにしてもよい。以下に、前述の実施の形態2のシステムをベースとして、追加の部分について強調して説明し、共通部分の説明およびその効果についての詳細な記載は省略する。
さて、上述した実施の形態4のシステムにおいては、以下に説明する実施の形態5のように、有料放送チャンネルの追加登録を行うようにしてもよい。以下に説明する実施の形態5においては、前述した実施の形態4と共通する構成および効果についての説明を省略する。
さて、前述した実施の形態1〜5の受信機においては、ワーク鍵Kwの更新において具体例を示していなかったが、以下に説明する実施の形態6のように、旧ワーク鍵Kwと新ワーク鍵Kwとを混在させて受信機側の現ワーク鍵Kwとの照合から新ワーク鍵への足並みを揃える更新処理を行うようにしてもよい。以下に説明する実施の形態6においては、前述した実施の形態1〜5のいずれにも変形部位を適用可能であり、共通する構成および効果についての説明を省略する。
さて、前述した実施の形態1〜6においては、ワーク鍵Kwの更新を送信信号すなわち放送波パケットにより行うようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、電話回線やインターネット回線を通じて上述の更新を行うようにしてもよく、この場合には、以下に説明する実施の形態7のように、更新情報の正当性を担保する仕組みであってもよい。以下に説明する実施の形態7においては、前述した実施の形態1〜6のいずれにも適用可能であり、共通する構成および効果についての説明を省略する。
さて、前述した実施の形態1〜7においては、リボーク情報について具体例を示していないが、以下に説明する実施の形態8にように、放送局と受信機間でリボークパケットの授受を行うようにしてもよい。以下に説明する実施の形態8においては、前述した実施の形態1〜7のいずれにも適用可能であり、共通する構成および効果についての説明を省略する。
さて、上述した実施の形態1〜8においては、管理機構と放送局間をインターネット回線を用いて通信可能に接続し、管理機構から放送局への暗号情報および復号情報の更新、リボーク依頼などの通知を前記インターネット回線を介して行うようにしてもよい。
また、上述した変形例1では、インターネット回線を用いていたが、本発明はこれに限定されず、管理機構と放送局間をVPN回線を用いて通信可能に接続し、管理機構から放送局への暗号情報および復号情報の更新、リボーク依頼などの通知をVPN回線を介して行うようにしてもよい。
前記放送局は、
権利保護のための暗号情報と暗号化された放送信号とを重畳して送信信号を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された送信信号を地上波を用いて送信する送信手段と、
を備え、
前記受信機は、
前記地上デジタル放送システムのために供給される1以上の受信機に対して所定の単位で割り振られ、かつ暗号化された送信信号を復号化するための復号情報をあらかじめ記憶しておく記憶手段と、
前記送信手段により送信された送信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された送信信号を前記記憶手段に記憶された復号情報にしたがって復号することにより放送信号を再生する再生手段と、
を備えたことを特徴とする地上デジタル放送システム。
前記放送局は、
権利保護のための暗号情報と暗号化された放送信号とを重畳して送信信号を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された送信信号を地上波を用いて送信する送信手段と、
前記受信機からユーザ個別暗号情報を受信した場合に前記受信機に対してユーザ個別にサービス情報を送信する個別送信手段と、
を備え、
前記受信機は、
前記地上デジタル放送システムのために供給される1以上の受信機に対して所定の単位で割り振られ、暗号化された送信信号を復号化するための復号情報およびユーザ個別暗号情報をあらかじめ記憶しておく記憶手段と、
前記送信手段により送信された送信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された送信信号を前記記憶手段に記憶された復号情報にしたがって復号することにより放送信号を再生する再生手段と、
前記放送局に対して前記記憶手段に記憶されたユーザ個別暗号情報を送信して前記放送局より返信されるユーザ個別のサービス情報を受信する個別受信手段と、
を備えたことを特徴とする地上デジタル放送システム。
前記地上デジタル放送システムのために供給される1以上の受信機に対して所定の単位で割り振られ、かつ暗号化された送信信号を復号化するための復号情報をあらかじめ記憶しておく記憶手段と、
権利保護のための暗号情報と暗号化された放送信号とが重畳された送信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された送信信号を前記記憶手段に記憶された復号情報にしたがって復号することにより放送信号を再生する再生手段と、
を備えたことを特徴とする地上デジタル放送権利保護装置。
前記地上デジタル放送システムのために供給される1以上の受信機に対して所定の単位で割り振られ、暗号化された送信信号を復号化するための復号情報およびユーザ個別暗号情報をあらかじめ記憶しておく記憶手段と、
前記放送局から送信された信号であって、権利保護のための暗号情報と暗号化された放送信号とが重畳された送信信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された送信信号を前記記憶手段に記憶された復号情報にしたがって復号することにより放送信号を再生する再生手段と、
前記放送局に対して前記記憶手段に記憶されたユーザ個別暗号情報を送信して前記放送局より返信されるユーザ個別のサービス情報を受信する個別受信手段と、
を備えたことを特徴とする地上デジタル放送権利保護装置。
2A、2B、2C、2D IDC
3A、3B、3C、3D LSIメーカ
4A、4B、4C、4D 受信機メーカ
5 放送局
5A、5B、5C、5D 放送局
6 受信機
6A、6B、6C、6D 受信機
7 インターネット回線
7D IDC
8 VPN回線
63A、63C、63D、63E、63F 権利保護LSI
Claims (17)
- 所定の単位で共通に割り振られた第一の復号鍵を記憶する第一の記憶手段と、
前記第一の記憶手段に記憶されている第一の復号鍵を利用して、放送局より受信した第一の暗号鍵により暗号化された第二の復号鍵を復号する第二の復号鍵復号手段と、
前記第二の復号鍵復号手段により復号された第二の復号鍵を利用して、放送局より受信した第二の暗号鍵により暗号化されたコンテンツ鍵を復号するコンテンツ鍵復号手段と、
前記コンテンツ鍵復号手段により復号されたコンテンツ鍵を利用して、放送局より受信した暗号化されたコンテンツを復号するコンテンツ復号手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ復号装置。 - 前記所定の単位は、前記コンテンツ復号装置の製造メーカ単位であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ復号装置。
- 前記所定の単位は、前記コンテンツ復号装置の製造ロット単位であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ復号装置。
- 前記所定の単位は、前記コンテンツ復号装置の機種単位であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ復号装置。
- 前記第一の復号鍵とは異なる単位で共通に割り振られた第三の復号鍵を記憶する第三の記憶手段をさらに備え、
前記第二の復号鍵復号手段は、前記第三の記憶手段に記憶されている第三の復号鍵も利用して、放送局より受信した第三の暗号鍵も利用して暗号化された前記第二の復号鍵を復号することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ復号装置。 - 前記第二の復号鍵復号手段は、放送局より前記第一の暗号鍵により暗号化されたリボーク指令情報を受信した場合には、前記第一の復号鍵による前記第二の復号鍵の復号を行わないことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ復号装置。
- 前記コンテンツ鍵復号手段は、放送局より前記第二の暗号鍵により暗号化されたリボーク指令情報を受信した場合には、前記第二の復号鍵による前記コンテンツ鍵の復号を行わないことを特徴とする請求項1または6に記載のコンテンツ復号装置。
- 所定の単位で共通に割り振られた第一の復号鍵を記憶する第一の記憶手段と、
放送局より第一の暗号鍵を利用して暗号化された第二の復号鍵を受信する第二の復号鍵受信手段と、
前記第一の記憶手段に記憶されている第一の復号鍵を利用して、前記第二の復号鍵受信手段により受信した第二の復号鍵を復号する第二の復号鍵復号手段と、
放送局より第二の暗号鍵を利用して暗号化されたコンテンツ鍵を受信するコンテンツ鍵受信手段と、
前記第二の復号鍵復号手段により復号された第二の復号鍵を利用して、前記コンテンツ鍵受信手段により受信したコンテンツ鍵を復号するコンテンツ鍵復号手段と、
前記コンテンツ鍵復号手段により復号されたコンテンツ鍵を利用して、放送局より受信した暗号化されたコンテンツを復号するコンテンツ復号手段と、
を備えたことを特徴とするコンテンツ受信装置。 - 前記所定の単位は、前記コンテンツ受信装置の製造メーカ単位であることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ受信装置。
- 前記所定の単位は、前記コンテンツ受信装置の製造ロット単位であることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ受信装置。
- 前記所定の単位は、前記コンテンツ受信装置の機種単位であることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ受信装置。
- 前記第一の復号鍵とは異なる単位で共通に割り振られた第三の復号鍵を記憶する第三の記憶手段をさらに備え、
前記第二の復号鍵受信手段は、放送局より第三の暗号鍵も利用して暗号化された前記第二の復号鍵を受信し、
前記第二の復号鍵復号手段は、前記第三の記憶手段に記憶されている第三の復号鍵も利用して、前記第二の復号鍵受信手段により受信した前記第二の復号鍵を復号することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ受信装置。 - 前記第二の復号鍵復号手段は、放送局より前記第一の暗号鍵により暗号化されたリボーク指令情報を受信した場合には、前記第一の復号鍵による前記第二の復号鍵の復号を行わないことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ受信装置。
- 前記コンテンツ鍵復号手段は、放送局より前記第二の暗号鍵により暗号化されたリボーク指令情報を受信した場合には、前記第二の復号鍵による前記コンテンツ鍵の復号を行わないことを特徴とする請求項8または13に記載のコンテンツ受信装置。
- コンテンツ復号装置が、
第一の記憶手段に記憶されている所定の単位で共通に割り振られた第一の復号鍵を利用して、放送局より受信した第一の暗号鍵により暗号化された第二の復号鍵を復号する第二の復号鍵復号ステップと、
前記第二の復号鍵復号ステップにより復号された第二の復号鍵を利用して、放送局より受信した第二の暗号鍵により暗号化されたコンテンツ鍵を復号するコンテンツ鍵復号ステップと、
前記コンテンツ鍵復号ステップにより復号されたコンテンツ鍵を利用して、放送局より受信した暗号化されたコンテンツを復号するコンテンツ復号ステップと、
を実行することを特徴とするコンテンツ復号方法。 - コンテンツ受信装置が、
放送局より第一の暗号鍵を利用して暗号化された第二の復号鍵を受信する第二の復号鍵受信ステップと、
前記第一の記憶手段に記憶されている所定の単位で共通に割り振られた第一の復号鍵を利用して、前記第二の復号鍵受信ステップにより受信した第二の復号鍵を復号する第二の復号鍵復号ステップと、
放送局より第二の暗号鍵を利用して暗号化されたコンテンツ鍵を受信するコンテンツ鍵受信ステップと、
前記第二の復号鍵復号ステップにより復号された第二の復号鍵を利用して、前記コンテンツ鍵受信ステップにより受信したコンテンツ鍵を復号するコンテンツ鍵復号ステップと、
前記コンテンツ鍵復号ステップにより復号されたコンテンツ鍵を利用して、放送局より受信した暗号化されたコンテンツを復号するコンテンツ復号ステップと、
を実行することを特徴とするコンテンツ受信方法。 - コンテンツ復号装置としてのコンピュータに、
所定の単位で共通に割り振られた第一の復号鍵を記憶する第一の記憶手段に記憶されている第一の復号鍵を利用して、放送局より受信した第一の暗号鍵により暗号化された第二の復号鍵を復号する第二の復号鍵復号ステップと、
前記第二の復号鍵復号ステップにより復号された第二の復号鍵を利用して、放送局より受信した第二の暗号鍵により暗号化されたコンテンツ鍵を復号するコンテンツ鍵復号ステップと、
前記コンテンツ鍵復号ステップにより復号されたコンテンツ鍵を利用して、放送局より受信した暗号化されたコンテンツを復号するコンテンツ復号ステップと、
を実行させることを特徴とするコンテンツ復号プログラム。
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JP2006081231A JP4246746B2 (ja) | 2006-03-23 | 2006-03-23 | コンテンツ復号装置、コンテンツ受信装置、コンテンツ復号方法、コンテンツ受信方法およびコンテンツ復号プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006081231A JP4246746B2 (ja) | 2006-03-23 | 2006-03-23 | コンテンツ復号装置、コンテンツ受信装置、コンテンツ復号方法、コンテンツ受信方法およびコンテンツ復号プログラム |
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- 2006-03-23 JP JP2006081231A patent/JP4246746B2/ja not_active Expired - Lifetime
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