JP2006244945A - 有機エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法、並びに電子機器 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法、並びに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 良好な封止効果を得られるとともに、発光素子に接続される配線を良好且つ円滑に設けることができる有機エレクトロルミネッセンス装置を提供する。
【解決手段】 有機エレクトロルミネッセンス装置Sは、基板1と、基板1の第1領域Rと貼り合わせられる第2領域Cを有し、基板1との間で発光素子3を封止する封止空間K1を形成する封止部材2とを備えている。第1領域Rは、封止空間K1側の端部E1と封止空間K1の外側の外部空間K2側の端部E2とを接続するように設けられた平坦面11と、平坦面11近傍に設けられた壁面14A〜14Dとを有している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス(EL:electroluminescence)装置及びその製造方法、並びに電子機器に関するものである。
有機EL装置は、発光物質を含む発光層を陽極及び陰極の電極層で挟んだ構成の発光素子を有しており、陽極側から注入された正孔と、陰極側から注入された電子とを発光能を有する発光層内で再結合し、励起状態から失括する際に発光する現象を利用して、光を射出する。発光素子は大気中の水分によって劣化し易いため、有機EL装置においては、発光素子を大気から保護するために封止することが行われている。下記特許文献1には封止に関する技術の一例が開示されている。
特開2001−210464号公報
従来の技術は、基板と封止部材との貼り合わせ領域に凹部及び凸部を設け、これら凹部と凸部とを噛み合わせる構成である。これによれば、発光素子が設けられた封止空間とその封止空間の外側の外部空間との間の気体(空気)が通る流路の実質的な距離(実効封止長)を大きくすることができるため、封止効果を高めることができる。ところが、封止空間に設けられた発光素子とその封止空間の外側の外部空間に設けられた外部素子とを接続する配線の一部が基板と封止部材との貼り合わせ領域に設けられる場合、基板と封止部材との貼り合わせ領域に鋭利な角部があると、角部によって配線が劣化し易くなる可能性がある。また、配線を形成するときには、例えば蒸着やスパッタリングなどの所定の手法で基板上にアルミニウム等の金属膜を成膜し、その後、所定の手法を用いてパターニングするが、角部が鋭利であると、角部において金属膜を円滑に成膜することが困難となる可能性がある。また、角部が鋭利で凹部又は凸部の段差が大きいと、パターニングを円滑に行うことができなくなる可能性もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、良好な封止効果を得られるとともに、発光素子に接続される配線を良好且つ円滑に設けることができる有機エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法、並びに電子機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置は、第1部材と、前記第1部材上に形成された発光素子と、前記第1部材の第1領域と貼り合わせられる第2領域を有し、前記第1部材との間で発光素子を封止する封止空間を形成する第2部材とを備え、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記封止空間側の端部と前記封止空間の外側の外部空間側の端部とを接続するように設けられた平坦面と、前記平坦面近傍に設けられた壁面とを有し、前記壁面は、第1方向と平行な第1面と、前記第1方向とは異なる第2方向と平行な第2面とを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1領域及び第2領域のそれぞれは、封止空間側の端部と外部空間側の端部とを接続する平坦面を有しているので、この平坦面に配線を設けることにより、配線の劣化を防止することができる。そして、平坦面近傍に、少なくとも第1面及び第2面を有する壁面を設けることにより、平坦面と第1面及び第2面とによって形成される流路(封止空間と外部空間との間の気体が通る流路)を曲げて実効封止長を大きくすることができ、良好な封止効果を得ることができる。
ここで、「実効封止長」とは、発光素子が設けられた封止空間とその封止空間の外側の外部空間との間の気体が通る流路の実質的な距離(長さ)であって、第1領域と第2領域との間において封止空間と外部空間とを最短距離で結ぶ直線に沿う流路の総延長を意味する。換言すれば、第1領域と第2領域との間で形成される流路の断面視における総延長を意味する。実効封止長が大きければ、封止空間と外部空間との間の流路も長くなり、第1領域と第2領域との間に設けられる接着剤の量も多くなるため、良好な封止効果を得ることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記第1面は、前記封止空間から前記外部空間へ向かう所定方向とほぼ平行に設けられ、前記第2面は、前記外部空間及び前記封止空間の少なくともいずれか一方と対向するように設けられている構成を採用することができる。
これによれば、第2面によって実効封止長を大きくすることができ、封止空間と外部空間との気体の流通を抑制することができ、良好な封止効果を得ることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは複数の所定位置のそれぞれに設けられた凹部又は凸部を有し、前記壁面は前記凹部の内側面又は前記凸部の外側面を含む構成を採用することができる。
これによれば、第1領域及び第2領域に複数の凹部及び凸部を形成することで、第1面及び第2面を円滑に設けることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記凹部又は前記凸部は前記封止空間から前記外部空間へ向かう所定方向に関して複数設けられるとともに、前記所定方向に複数設けられた凹部又は凸部のそれぞれは、前記所定方向と交わる方向に関してずれた位置に設けられている構成を採用することができる。
これによれば、第1面及び第2面を所望の位置関係で形成することができ、配線の劣化を防止しつつ、良好な封止効果を得ることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記第1領域と前記第2領域とを貼り合わせた状態において、前記第1領域と前記第2領域とが互いに噛み合うように、前記凹部及び前記凸部が形成されている構成を採用することができる。
これによれば、第1、第2領域に互いに噛み合う凹部及び凸部を設けたので、第1部材と第2部材との位置ずれを防止し、良好な封止効果を得ることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記壁面は前記封止空間側の端部と前記外部空間側の端部とを接続するように設けられ、その少なくとも一部が曲げられている構成を採用することができる。
これによれば、クランク状の平坦面が形成され、配線の劣化を防止しつつ、良好な封止効果を得ることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記封止空間に設けられた前記発光素子と前記外部空間に設けられた外部素子とを接続する配線部を備え、前記配線部は、前記平坦面に設けられている構成を採用することができる。
これによれば、外部素子と発光素子とを配線部で良好に接続することができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置において、前記第1部材は、前記第1領域の封止空間側と前記外部空間側とのそれぞれに、前記第1領域の平坦面と接続するとともに該平坦面とほぼ面一の平坦領域を有し、前記配線部は、前記平坦面と前記平坦領域とのそれぞれに連続するように設けられている構成を採用することができる。
これによれば、角部による配線部の劣化を抑制することができる。
本発明の電子機器は、上記記載の有機エレクトロルミネッセンス装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、発光素子を良好に封止し、配線の劣化を防止できるので、高性能の電子機器を提供することができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法は、第1部材の第1領域及び第2部材の第2領域のそれぞれに、平坦面と前記平坦面近傍に壁面とを形成する工程と、前記第1部材の前記第1領域と前記第2部材の前記第2領域とを貼り合わせ、前記第1部材と前記第2部材との間に発光素子を封止するための封止空間を形成する工程とを有し、前記平坦面を、前記封止空間側の端部と前記封止空間の外側の外部空間側の端部とを接続するように形成するとともに、前記壁面を、第1方向と平行な第1面と、前記第1方向とは異なる第2方向と平行な第2面とを有するように形成することを特徴とする。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法において、前記第1領域と前記第2領域とを貼り合わせたとき、前記第1領域と前記第2領域とが互いに噛み合うように、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれに、前記壁面を形成するための凹部又は凸部を設ける構成を採用することができる。
これによれば、第1、第2領域に互いに噛み合う凹部及び凸部を設けることにより、第1部材と第2部材との位置ずれを防止しつつ、第1領域と第2領域を貼り合わせることができ、良好な封止効果を得ることができる。
本発明の有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法において、前記第1領域と前記第2領域とを貼り合わせるときに、前記第1領域及び前記第2領域の一方の前記壁面の第1面と第2面との接続部と、他方に設けられたマークとを用いて、前記第1領域と前記第2領域とを位置合わせする構成を採用することができる。
これによれば、第1面及び第2面を有する第1領域と第2領域とを所望の位置関係で良好に貼り合わせることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。そして、水平面内における所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれに直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。更には、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係る有機EL装置の要部断面図である。図1において、有機EL装置Sは、基板(第1部材)1と、基板1上に設けられた発光素子3と、基板1との間で発光素子3を封止する封止空間K1を形成する封止部材(第2部材)2とを備えている。封止部材2は断面視下向きコ字状に形成されている。封止部材2は、基板1の第1領域Rと対向し、第1領域Rと貼り合わせられる第2領域Cを有している。第1領域Rは、基板1の上面のうち発光素子3が設けられている部分の外側に設定されている。第2領域Cは、封止部材2の下端面に設定されている。そして、第1領域Rと第2領域Cとが接着剤8を介して貼り合わせられることによって、平板状の基板1と封止部材2との間で発光素子3を封止する封止空間K1が形成される。
発光素子3は、基板1上に形成された陽極4と、正孔輸送層5と、発光層6と、陰極7とを備えている。封止空間K1に設けられた発光素子3の陽極4と、封止空間K1の外側の外部空間K2に設けられた駆動素子30とは配線31を介して電気的に接続されている。また、不図示ではあるが、封止空間K1に設けられた発光素子3の陰極7と、外部空間K2に設けられた駆動素子30とも配線31を介して電気的に接続されている。駆動素子30は基板1上に設けられており、配線31の一部は基板1上に設けられている。また、封止空間K1にはゲッター剤と呼ばれる乾燥剤9が設けられている。乾燥剤9により、封止空間K1に配置されている発光素子3の水分による劣化が抑制される。
図2は第1領域R及び第2領域C近傍を示す要部拡大断面図、図3は図1のA−A線断面矢視図、図4は封止空間K1の−X側の第1領域Rを示す斜視図である。これらの図に示すように、第1領域Rは、複数の所定位置のそれぞれに設けられた凸部14を有している。凸部14は島状に複数設けられている。凸部14どうしの間には凹部13が設けられている。凹部13の上面(+Z側を向く面)11は平坦面である。平坦面(上面)11は、第1領域Rの封止空間K1側の端部E1と外部空間K2側の端部E2とを接続するように、連続して設けられている。
また、基板1は、第1領域Rの封止空間K1側と外部空間K2側とのそれぞれに、第1領域Rの平坦面11と接続するとともに平坦面11とほぼ面一の平坦領域AR1、AR2を有している。
凸部14は、XY平面に対して垂直な方向から見たとき、ほぼ四角形状に形成されている。凸部14の上面(+Z側を向く面)12はほぼ平坦面である。凸部14は4つの外側面(壁面)14A〜14Dを有しており、XY平面に対してほぼ垂直に設けられている。外側面14Aは、−Y側を向き、Y軸とほぼ垂直に交わる面である。外側面14Bは、+X側を向き、X軸とほぼ垂直に交わる面である。外側面14Cは、+Y側を向き、Y軸とほぼ垂直に交わる面である。外側面14Dは、−X側を向き、X軸とほぼ垂直に交わる面である。外側面14A〜14Dは平坦面11の近傍に設けられている。本実施形態においては、外側面14A〜14Dは平坦面11と接続されている。なお、外側面14A〜14Dと平坦面11との間に、粗面な領域が設けられていてもよい。
凸部14の4つの外側面14A〜14Dのうち、外側面14A、14CはX軸方向とほぼ平行に設けられている。また、外側面14B、14Dは、X軸方向とは異なるY軸方向とほぼ平行に設けられている。図4に示すように、封止空間K1の−X側の第1領域Rにおいては、封止空間K1から外部空間K2へ向かう方向とX軸方向とが平行であり、外側面14A、14Cは、封止空間K1から外部空間K2へ向かう方向(X軸方向)とほぼ平行に設けられた構成となっている。また、図4において、外側面14Bは、封止空間K1と対向するように設けられており、外側面14Dは外部空間K2と対向するように設けられている。
図4において、凸部14は、封止空間K1から外部空間K2へ向かうX軸方向に関して複数(3列)設けられる。そして、X軸方向に複数設けられた凸部14のそれぞれは、X軸方向と交わるY軸方向に関してずれた位置に設けられている。図4に示す封止空間K1の−X側の第1領域Rにおいては、X軸方向に関して3列設けられている。
そして、図3に示すように、第1領域Rは所定幅を有するロ字状に設けられており、凸部14は、第1領域Rの幅方向に関して、3列ずつ設けられている。具体的には、封止空間K1の+Y側の第1領域Rにおいては、凸部14は、封止空間K1から外部空間K2へ向かうY軸方向に関して3列設けられる。そして、Y軸方向に3列設けられた凸部14のそれぞれは、Y軸方向と交わるX軸方向に関してずれた位置に設けられている。そして、封止空間K1の+Y側の第1領域Rに設けられた凸部14の4つの外側面14A〜14Dのうち、外側面14B、14Dは、封止空間K1から外部空間K2へ向かうY軸方向と平行であり、外側面14Aは、封止空間K1と対向するように設けられており、外側面14Cは外部空間K2と対向するように設けられている。
同様に、封止空間K1の−Y側の第1領域Rにおいては、凸部14は、封止空間K1から外部空間K2へ向かうY軸方向に関して3列設けられる。そして、Y軸方向に3列設けられた凸部14のそれぞれは、Y軸方向と交わるX軸方向に関してずれた位置に設けられている。そして、封止空間K1の−Y側の第1領域Rに設けられた凸部14の4つの外側面14A〜14Dのうち、外側面14B、14Dは、封止空間K1から外部空間K2へ向かうY軸方向と平行であり、外側面14Cは、封止空間K1と対向するように設けられており、外側面14Aは外部空間K2と対向するように設けられている。
また、封止空間K1の+X側の第1領域Rにおいては、凸部14は、封止空間K1から外部空間K2へ向かうX軸方向に関して3列設けられる。そして、X軸方向に3列設けられた凸部14のそれぞれは、X軸方向と交わるY軸方向に関してずれた位置に設けられている。そして、封止空間K1の+X側の第1領域Rに設けられた凸部14の4つの外側面14A〜14Dのうち、外側面14A、14Cは、封止空間K1から外部空間K2へ向かうX軸方向と平行であり、外側面14Dは、封止空間K1と対向するように設けられており、外側面14Bは外部空間K2と対向するように設けられている。
図2に示すように、第2領域Cは、下方(−Z方向)に突出する凸部17を有しており、凸部17以外の部分は凹部18となっている。凹部18の下面(−Z側を向く面)16は平坦面である。凸部17の外側面はXY平面に対してほぼ垂直に設けられている。凸部17の下面(−Z側を向く面)15も平坦面である。そして、第1領域Rと第2領域Cとを貼り合わせた状態において、第1領域Rと第2領域Cとが互いに噛み合うように、凹部13、凸部14、及び凸部17、凹部18のそれぞれが形成されている。具体的には、第1領域Rの凸部14と第2領域Cの凹部18とが噛み合い、第1領域Rの凹部13と第2領域Cの凸部17とが噛み合っている。そして、第1領域Rと第2領域Cとを貼り合わせたとき、凸部14の上面12と凹部18の下面16とが対向し、凹部13の上面11と凸部17の下面15とが対向し、凸部14の外側面と凹部18の内側面とが対向する。
封止空間K1に設けられた発光素子3と外部空間K2に設けられた駆動素子30とを接続する配線31は、第1領域Rの平坦面11に設けられている。したがって、複数の凸部14の外側面14A〜14Dどうしの間に設けられた平坦面11に設けられる配線31は、外側面14A〜14Dに沿うように曲げられ、第1領域Rの端部E1と端部E2との間において複数の曲がり角を持ったクランク状に形成される。
そして、配線31は、平坦面11と平坦領域AR1、AR2とのそれぞれに連続するように設けられている。このように、端部E1、E2には段差がないので、配線31の劣化の防止等を実現することができる。
本実施形態の有機EL装置Sは、発光素子3からの発光を基板1側から装置外部に取り出す形態、所謂ボトム・エミッションである。基板1は、光を透過可能な透明あるいは半透明材料、例えば、透明なガラス、石英、サファイア、あるいはポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリエーテルケトンなどの透明な合成樹脂などによって形成されている。
陽極4は、印加された電圧によって正孔を正孔輸送層5に注入するものであり、例えば、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)などの透明導電膜により形成されている。
正孔輸送層5は、陽極4の正孔を発光層6に輸送・注入するためのものであり、公知の材料を用いることができる。例えば、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロールなどを用いることができる。更に具体的には、3,4−ポリエチレンジオシチオフェン/ポリスチレンスルフォン酸(PEDOT/PSS)などを用いることができる。
発光層6は、陽極4から正孔輸送層5を経て注入された正孔と、陰極7から注入された電子とを結合して蛍光を発生させる機能を有する。発光層6を形成する材料としては、蛍光あるいは燐光を発光することが可能な公知の発光材料を用いることができる。例えば、ポリフルオレン誘導体(PF)、(ポリ)パラフェニレンビニレン誘導体(PPV)、ポリフェニレン誘導体(PP)、ポリパラフェニレン誘導体(PPP)、ポリビニルカルバゾール(PVK)、ポリチオフェン誘導体、ポリメチルフェニルシラン(PMPS)などのポリシラン系などを用いることができる。
また、発光層6と陰極7との間に電子輸送層を設けてもよい。電子輸送層は、発光層6に電子を注入する役割を果たすものである。電子輸送層を形成する材料としては、オキサジアゾール誘導体、アントラキノジメタン及びその誘導体、ベンゾキノン及びその誘導体、ナフトキノン及びその誘導体、アントラキノン及びその誘導体、テトラシアノアンスラキノジメタン及びその誘導体、フルオレノン誘導体、ジフェニルジシアノエチレン及びその誘導体、ジフェノキノン誘導体、8−ヒドロキシキノリン及びその誘導体の金属錯体などを用いることができる。
陰極7は、発光層6へ効率的に電子注入を行うことができる仕事関数の低い金属、例えばアルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、金(Au)、銀(Ag)又はカルシウム(Ca)等の金属材料から形成されている。
そして、駆動素子30が配線31を介して発光素子3に駆動信号を供給すると、陽極4と陰極7との間に電流が流れ、発光素子3が発光して透明な基板1の外面側に光が射出される。
封止部材2は、外部空間K2から封止空間K1に対して大気が侵入するのを遮断するものであって、ガラスや石英、合成樹脂、あるいは金属など水分透過率の小さい材料によって形成されている。ガラスとしては、例えば、ソーダ石灰ガラス、鉛アルカリガラス、ホウケイ酸ガラス、アルミノケイ酸ガラス、シリカガラスなどを用いることができる。合成樹脂としては、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリエーテルケトンなどの透明な合成樹脂などを用いることができる。金属としては、アルミニウムやステンレス等を用いることができる。
乾燥剤9としては、シリカゲル、ゼオライト、活性炭、酸化カルシウム、酸化ゲルマニウム、酸化バリウム、酸化マグネシウム、五酸化リン、塩化カルシウムなどを用いることができる。
接着剤8は、ロ字状に設定された第1領域R(又は第2領域C)の全域に設けられる。接着剤8としては、安定した接着強度を維持することができ、気密性が良好なものであれば特に限定されない。本実施形態の接着剤8には、紫外光(UV)の照射により硬化する光硬化性エポキシ樹脂が用いられている。
<有機EL装置の製造方法>
次に、上述した構成を有する有機EL装置Sを製造する工程の一部である、有機EL装置Sの封止部分の形成方法について、図5のフローチャート図、及び図6〜図10に示す模式図を参照しながら説明する。
以下で説明する製造工程は、基板1の第1領域R及び封止部材2の第2領域Cのそれぞれを加工する加工装置40と、基板1を支持可能なステージ80と、基板1の第1領域Rと封止部材2の第2領域Cとを位置合わせするアライメント装置50と、基板1に対して接着剤8を塗布可能な塗布装置60と、所定の波長を有する光を射出可能な照射装置70とを備えた製造装置100によって行われる。また、以下で説明する製造工程の一部は、光学素子3の劣化を防ぐために、窒素ガスやアルゴンガスなどの不活性ガス雰囲気下で行われる。
まず、製造装置100は、加工装置40を用いて、基板1の第1領域Rに凹部13及び凸部14を形成する(ステップSP1)。
図6は加工装置40によって基板1の第1領域Rに凹部13及び凸部14が形成される様子を示す図である。本実施形態の加工装置40は、所望の形状を有するモールド(型)41を備えたナノインプリント装置を有している。まず、図6(A)に示すように、加工装置40は、モールド41と基板1とを、基板1のガラス転移温度以上に加熱する。次いで、図6(B)に示すように、加工装置40は、モールド41を基板1に押し付け、一定時間保持する。その後、図6(C)に示すように、加工装置40は、モールド41と基板1とを、基板1のガラス転移温度以下に冷却し、モールド41と基板1とを離す。これにより、基板1の第1領域Rに、所望の形状を有する凹部13及び凸部14、すなわち平坦面11及び外側面14A〜14Dが形成される。製造装置100は、加工装置40を用いて、封止空間K1側の端部E1と外部空間K2側の端部E2とを接続するように平坦面11を形成するとともに、互いに異なる方向を向く外側面14A〜14Dを形成する。
なお、加工装置40は、マイクロブラスト装置を有していてもよい。マイクロブラスト装置は、図7の模式図に示すように、圧縮空気等のキャリアガスにより加速された微細な砥粒43をノズル42から噴出させ、基板1に衝突させることにより、加工を行うものである。
なお、基板1に対して凹部13及び凸部14を形成する方法としては、上述の方法に限られず、例えば、エッチング法、レーザ加工法、掘削法など公知のあらゆる方法を用いることができる。
同様に、加工装置40は、封止部材2の下端面に設定された第2領域Cを加工し、この第2領域Cに凸部17及び凹部18を形成する。製造装置100は、第1領域Rと第2領域Cとを貼り合わせたとき、第1領域Rと第2領域Cとが互いに噛み合うように、凹部13及び凸部14、並びに凸部17及び凹部18のそれぞれを形成する。
次に、製造装置100は、基板1上に配線31を形成する。配線31を形成する場合、製造装置100は、例えば蒸着やスパッタリングなどの所定の手法で基板1上にアルミニウム等の金属膜を成膜する。製造装置100は、第1領域Rの平坦面11に金属膜をムラ無く形成することができる。
次いで、製造装置100は、フォトリソグラフィ法などの所定の手法を用いて金属膜をパターニングする。製造装置100は、平坦面11に設けられた金属膜を円滑にパターニングすることができる。こうして、図4に示したように、配線31の一部が第1領域Rの平坦面11に沿ってクランク状に形成される。
次に、製造装置100は、基板1上に陽極4及び陰極7を含む発光素子3を設けた後、図8(A)に示すように、発光素子3を備えた基板1をステージ80上に載置する。ステージ80は、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、θZ方向のそれぞれに移動可能となっている。ステージ80は、例えば真空チャック等によって基板1を保持する。
また、製造装置100は、所定の搬送装置90を用いて、封止部材2をステージ80近傍まで搬送する。搬送装置90は、封止部材2とステージ80上の基板1とを対向させる。製造装置100は、基板1を保持したステージ80のX軸、Y軸、Z軸、θX、θY、θZ方向に関する位置を計測可能な第1計測装置81と、封止部材2を保持した搬送装置90のX軸、Y軸、Z軸、θX、θY、θZ方向に関する位置を計測可能な第2計測装置91とを備えている。製造装置100は、第1計測装置81及び第2計測装置91を用いて、基板1及び封止部材2の位置を計測可能である。製造装置100は、第1、第2計測装置81、91の計測結果をモニタしつつ、アライメント装置50を用いて、第1領域Rと第2領域Cとを位置合わせする(ステップSP2)。
図9はアライメント装置50が第1領域Rと第2領域Cとを位置合わせしている様子を示す図である。アライメント装置50はCCDカメラを有しており、所定の計測領域を有している。第1領域Rに対応する基板1の下面にはマーク51が設けられている。なお、マーク51は基板1の上面の第1領域Rに設けられていてもよい。アライメント装置50のCCDカメラはステージ80の内部に設けられており、基板1の下面に設けられたマーク51を下方(−Z側)から観察可能である。また、図9(B)に示すように、凸部17のうち例えばX軸に垂直な外側面とY軸に垂直な外側面との接続部はマークとして機能する。以下の説明においては、互いに異なる方向を向く2つの外側面の接続部を適宜、「エッジ部52」と称する。本実施形態においては、基板1は透明であるため、アライメント装置50のCCDカメラは、エッジ部52を基板1の下方からマーク51と同時に観察可能である。なお、エッジ部52は第2領域Cの複数の所定位置のそれぞれに設けられており、マーク51は複数のエッジ部52のうち少なくとも2つに対応するように設けられている。そして、アライメント装置50のCCDカメラも複数のマーク51に応じて複数設けられている。
製造装置100は、アライメント装置50を用いて、第2領域Cの凸部17のエッジ部52と、第1領域Rのマーク51とを同時に観察する。上述のように、アライメント装置50は複数のCCDカメラを有しており、複数のCCDカメラのそれぞれの計測領域上においてマーク51の位置とエッジ部52の位置とが合致したとき、第1領域Rと第2領域Cとが所望の位置関係となるように、マーク51や凹部13、凸部14、凸部17、凹部18の位置などが予め形成されている。すなわち、アライメント装置50の計測領域上においてマーク51とエッジ部52とが合致したとき、第1領域Rの凹部13、凸部14と、第2領域Cの凸部17、凹部18とが互いに噛み合うようになっている。製造装置100は、第1、第2計測装置81、91の出力をモニタしつつ、基板1を保持したステージ80と封止部材2を保持した搬送装置90とを相対的に移動し、マーク51とエッジ部52とをアライメント装置50の計測領域上において合致させる。製造装置100は、マーク51とエッジ部52とが合致したときのステージ80及び搬送装置90の位置、すなわち第1、第2計測装置81、91の計測結果を記憶する。
なお、凸部17のエッジ部を用いずに、基板1及び封止部材2のそれぞれに位置合わせ用のマークを設け、これらマークを用いて第1領域Rと第2領域Cとの位置合わせを行うようにしてもよい。
次に、図8(B)に示すように、製造装置100は、封止部材2を保持した搬送装置90を所定位置に退避させた後、塗布装置60を用いて、ステージ80上に保持されている基板1の第1領域Rに接着剤8を塗布する(ステップSP3)。
塗布装置60は、液状体の接着剤8を定量的に吐出する液滴吐出装置を有している。液滴吐出装置としては、ディスペンサやインクジェット装置が挙げられる。塗布装置60は、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、θZ方向に移動可能に設けられている。塗布装置60は、ステージ80上に保持されている基板1に対して相対的に移動しつつ接着剤8を吐出することにより、基板1上に接着剤8を所定のパターンで配置(塗布)する。なお、接着剤8を基板1上に塗布するに際し、ステージ80側を移動させつつ塗布してもよいし、塗布装置60とステージ80とのそれぞれを移動させつつ塗布してもよい。
基板1の第1領域Rに接着剤8を塗布した後、製造装置100は、第1領域Rと第2領域Cとが所望の位置関係となるように、第1、第2計測装置81、91の出力をモニタしつつ、ステージ80及び搬送装置90を移動する。上述のように、ステップSP2において、製造装置100は、アライメント装置50の計測領域上においてマーク51とエッジ部52とが合致したときのステージ80及び搬送装置90の位置、すなわち第1領域Rと第2領域Cとが所望の位置関係にあるときの第1、第2計測装置81、91の計測結果を記憶している。したがって、製造装置100は、第1、第2計測装置81、91の出力をモニタしつつ、この第1、第2計測装置81、91の出力(計測結果)と前記記憶情報とが一致するように、ステージ80及び搬送装置90の位置を調整することにより、第1領域Rと第2領域Cとを所望の位置関係にすることができる。この所望の位置関係とは、上述のように、第1領域Rの凹部13、凸部14と、第2領域Cの凹部18、凸部17とを互いに噛み合わせることができる位置関係である。
次に、図8(C)に示すように、製造装置100は、搬送装置90に保持された封止部材2の第2領域Cと、ステージ80に保持された基板1の第1領域Rとを接近させ、基板1と封止部材2とを所定の力で押圧し、第1領域Rと第2領域Cとを接着剤8を介して貼り合わせる(ステップSP4)。製造装置100は、第1領域Rと第2領域Cとを貼り合わせるときに、第2領域Rの凸部17のエッジ部52と、第1領域Rに設けられたマーク51とを用いて第1領域Rと第2領域Cとを位置合わせしているので、第1領域Rと第2領域Cとを所望の位置関係で良好に貼り合わせることができる。
次いで、製造装置100は、照射装置70を用いて、接着剤8に対して所定の波長を有する光(紫外光)を照射する(ステップSP5)。なお、図9(C)においては、照射装置70は、封止部材2の上方から光を照射しており、封止部材2が透明な場合、照射装置70から射出された光を接着剤8まで到達させることができる。この場合、照射装置70から射出された光が発光素子3に照射されないように、所定位置に光を遮るマスク71を配置することができる。また、照射装置70から射出された光を光ファイバなどで接着剤8近傍まで導くようにしてもよい。また、封止部材2が不透明な場合には、照射装置70は、基板1の下方、もしくは側方から接着剤8に対して光を照射することにより、接着剤8を硬化することができる。この場合も、照射装置70から射出された光が発光素子3に照射されないように、所定位置に光を遮るマスク71を配置することができる。
以上説明したように、第1領域Rに、封止空間K1側の端部E1と外部空間K2側の端部E2とを接続する平坦面11を設け、第2領域Cに、平坦面11に対応する平坦面15を設けたので、平坦面11に配線31を設けることにより、配線31の劣化を防止することができる。そして、平坦面11、15近傍に、外部空間K2から封止空間K1へ向かう方向とほぼ平行な外側面と、外部空間K2又は封止空間K1と対向する外側面を設けたので、平坦面と凸部の外側面とによって形成される流路(封止空間K1と外部空間K2との間の流路)をXY方向に曲がりくねらせて実効封止長を大きくすることができ、良好な封止効果を得ることができる。本実施形態においては、第1領域Rの平坦面11と、互いに隣り合う凸部14の外側面14A、14Cと、凸部14と噛み合う第2領域Cの凹部18の平坦面(下面)16及び内側面とによって、流路が形成されている。
そして、実効封止長を長くすることができるため、図1に示すように、封止部材2の側壁部の幅D1、ひいては第1、第2領域R、Cの幅D1を小さくしても、良好な封止効果を得ることができる。したがって、幅D1を小さくして、光取り出し領域の幅D2、ひいては光取り出し領域の面積を大きくすることができる。
また、第1、第2領域R、Cに互いに噛み合う凹部13、18及び凸部14、17を設けたので、基板1と封止部材2との位置ずれを防止し、良好な封止効果を得ることができる。
なお、本実施形態においては、第1領域Rの凸部14を島状に設けているが、第1領域Rの凹部13を島状に設け、凸部14の上面(平坦面)12を封止空間K1側の端部E1と外部空間K2側の端部E2とを接続するように設けてもよい。この場合、封止空間K1と外部空間K2との間の流路は、第1領域Rの凸部14の上面12と、第2領域Cの凹部18の平坦面16及び内側面(壁面)によって形成される。
なお、本実施形態においては、第1領域Rの凸部14の平面視における形状はほぼ四角形状であり、流路は90°曲げられているが、流路が曲げられる角度は90°でなくてもよく、任意の角度でよい。すなわち、凸部14の平面視における形状は菱形であってもよい。また、凸部14の平面視における形状は、三角形状や円形状など、任意の形状でよい。第2領域Cには、第1領域Rの凸部及び凹部と噛み合う凹部及び凸部が形成される。
なお、本実施形態においては、平坦面と凸部の外側面とによって形成される流路はXY方向に曲げられ、配線31も流路に沿ってXY方向に曲げられてクランク状に形成されているが、配線31は必ずしも曲げられている必要はない。例えば、互いに隣り合う凸部14どうしの間の距離が大きく、流路のXY方向の幅が大きい場合には、配線31を直線状にしても、第1領域Rの封止空間K1側の端部E1と外部空間K2側の端部E2とを接続することができる。
なお、本実施形態において、接着剤8は基板1の第1領域Rに塗布される構成であるが、封止部材2の第2領域Cに接着剤8を塗布してから基板1と封止部材2とを貼り合わせてもよいし、第1領域R及び第2領域Cのそれぞれに接着剤8を塗布してもよい。
なお、本実施形態においては、搬送装置90が封止基板2を保持して基板1に対して押圧する構成であるが、ステージ80が基板1を保持して封止基板2に対して押圧する構成とすることももちろん可能である。
なお、本実施形態においては、接着剤8として光硬化性接着剤を用いているが、基板1と封止部材2とを接着可能な接着剤であればよく、熱硬化性接着剤、あるいはEB(エレクトロンビーム)硬化性接着剤などを用いることも可能である。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について図10を参照して説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については説明を簡略若しくは省略する。図10において、第1領域Rには、封止空間K1側の端部E1と外部空間K2側の端部E2とを接続する外側面14A、14Cを有する凸部14が設けられている。そして、外側面14A、14Cの一部が曲げられている。そして、第1領域Rの平坦面11と、互いに隣り合う凸部14の外側面14A、14Cと、それに噛み合う第2領域Cの凹部18の平坦面16及び内側面とによって、XY方向に曲げられた流路が形成されている。また、第2領域Cには、第1領域Rの凸部14及び凹部13に噛み合う凹部18及び凸部17が設けられている。そして、配線31が、外側面14A、14Cの形状に沿うように曲げられた状態で平坦面11に設けられている。
このような構成によっても、平坦面と凸部の外側面とによって形成される流路(封止空間K1と外部空間K2との間の流路)をXY方向に曲がりくねらせて実効封止長を大きくすることができ、良好な封止効果を得ることができる。
なお本実施形態においても、配線31は必ずしも曲げられている必要は無く、直線状であってもよい。また、本実施形態において、外側面14A、14Cの曲げられた部分の角度は90°でなくてもよく、任意の角度でよい。また、配線31を凸部14の上面12に設けてもよい。
なお、上記第1、第2実施形態においては、第1領域Rのほぼ全域に凹部(凸部)が設けられ、第2領域Cのほぼ全域に凸部(凹部)が設けられ、第1領域Rと第2領域Cとはほぼ全域にわたって噛み合っているが、第1領域Rの一部に凹部(凸部)を設け、第2領域Cの一部に凸部(凹部)を設ける構成であってもよい。そして、第1領域Rと第2領域Cとが噛み合う領域は、第1、第2領域R、Cの一部であってもよい。
<電子機器>
次に、上記実施の形態の有機EL装置Sを備えた電子機器の例について説明する。
図11(A)は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図11(A)において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記の有機EL装置Sを用いた表示部を示している。
図11(B)は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図11(B)において、符号1100は時計本体を示し、符号1101は上記の有機EL装置Sを用いた表示部を示している。
図11(C)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図11(C)において、符号1200は情報処理装置、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1206は上記の有機EL装置Sを用いた表示部を示している。
図11(A)〜(C)に示す電子機器は、上記実施の形態の有機EL装置Sを備えているので、高寿命の有機EL表示部を備えた電子機器を実現することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、発光素子3の発光が基板1を介して外面側に射出される形式、所謂ボトム・エミッションの例を用いて説明したが、発光素子3の発光が基板1と逆側の陰極7側から封止部材2を介して射出される形式、所謂トップ・エミッションであっても適用可能である。この場合、封止部材2や陰極7としては、光の取り出しが可能な透明あるいは半透明材料が用いられる。
また、本発明の有機EL装置は、図11に示した表示装置に用いられるばかりでなく、感光体に光を照射する光書き込みヘッドのような発光装置にも適用可能である。
第1実施形態に係る有機EL装置を示す要部断面図である。 図1の要部拡大断面図である。 図1のA−A線断面矢視図である。 基板の第1領域を模式的に示す斜視図である。 有機EL装置の製造方法を説明するためのフローチャート図である。 有機EL装置の製造方法を説明するための模式図である。 有機EL装置の製造方法を説明するための模式図である。 有機EL装置の製造方法を説明するための模式図である。 有機EL装置の製造方法を説明するための模式図である。 第2実施形態に係る有機EL装置を示す要部拡大断面図である。 有機EL装置を備えた電子機器の一例を示す図であり、(A)は携帯電話、(B)は腕時計型電子機器、(C)は携帯型情報処理装置のそれぞれ斜視図である。
符号の説明
1…基板(第1部材)、2…封止部材(第2部材)、3…発光素子、11…上面(平坦面)、12…上面(平坦面)、13…凹部、14…凸部、14A〜14D…外側面(壁面)、15…下面(平坦面)、16…下面(平坦面)、17…凸部、18…凹部、AR1、AR2…平坦領域、C…第2領域、K1…封止空間、K2…外部空間、R…第1領域、S…有機EL装置

Claims (12)

  1. 第1部材と、
    前記第1部材上に形成された発光素子と、
    前記第1部材の第1領域と貼り合わせられる第2領域を有し、前記第1部材との間で発光素子を封止する封止空間を形成する第2部材とを備え、
    前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは、前記封止空間側の端部と前記封止空間の外側の外部空間側の端部とを接続するように設けられた平坦面と、前記平坦面近傍に設けられた壁面とを有し、
    前記壁面は、第1方向と平行な第1面と、前記第1方向とは異なる第2方向と平行な第2面とを有する有機エレクトロルミネッセンス装置。
  2. 前記第1面は、前記封止空間から前記外部空間へ向かう所定方向とほぼ平行に設けられ、前記第2面は、前記外部空間及び前記封止空間の少なくともいずれか一方と対向するように設けられている請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  3. 前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれは複数の所定位置のそれぞれに設けられた凹部又は凸部を有し、
    前記壁面は前記凹部の内側面又は前記凸部の外側面を含む請求項1又は2記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  4. 前記凹部又は前記凸部は前記封止空間から前記外部空間へ向かう所定方向に関して複数設けられるとともに、前記所定方向に複数設けられた凹部又は凸部のそれぞれは、前記所定方向と交わる方向に関してずれた位置に設けられている請求項3記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  5. 前記第1領域と前記第2領域とを貼り合わせた状態において、前記第1領域と前記第2領域とが互いに噛み合うように、前記凹部及び前記凸部が形成されている請求項3又は4記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  6. 前記壁面は前記封止空間側の端部と前記外部空間側の端部とを接続するように設けられ、その少なくとも一部が曲げられている請求項1又は2記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  7. 前記封止空間に設けられた前記発光素子と前記外部空間に設けられた外部素子とを接続する配線部を備え、
    前記配線部は、前記平坦面に設けられている請求項1〜6のいずれか一項記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  8. 前記第1部材は、前記第1領域の封止空間側と前記外部空間側とのそれぞれに、前記第1領域の平坦面と接続するとともに該平坦面とほぼ面一の平坦領域を有し、
    前記配線部は、前記平坦面と前記平坦領域とのそれぞれに連続するように設けられている請求項7記載の有機エレクトロルミネッセンス装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項記載の有機エレクトロルミネッセンス装置を備えた電子機器。
  10. 第1部材の第1領域及び第2部材の第2領域のそれぞれに、平坦面と前記平坦面近傍に壁面とを形成する工程と、
    前記第1部材の前記第1領域と前記第2部材の前記第2領域とを貼り合わせ、前記第1部材と前記第2部材との間に発光素子を封止するための封止空間を形成する工程とを有し、
    前記平坦面を、前記封止空間側の端部と前記封止空間の外側の外部空間側の端部とを接続するように形成するとともに、前記壁面を、第1方向と平行な第1面と、前記第1方向とは異なる第2方向と平行な第2面とを有するように形成する有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法。
  11. 前記第1領域と前記第2領域とを貼り合わせたとき、前記第1領域と前記第2領域とが互いに噛み合うように、前記第1領域及び前記第2領域のそれぞれに、前記壁面を形成するための凹部又は凸部を設ける請求項10記載の有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法。
  12. 前記第1領域と前記第2領域とを貼り合わせるときに、前記第1領域及び前記第2領域の一方の前記壁面の第1面と第2面との接続部と、他方に設けられたマークとを用いて、前記第1領域と前記第2領域とを位置合わせする請求項11記載の有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法。
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