JP2006243456A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像部内に収容された現像剤の流速が大きく変動する場合であっても、トナー濃度検知センサで検知した検知結果と実際のトナー濃度との差異が少なくて、トナー補給過多によるトナー飛散、キャリア飛散、地肌汚れや、トナー補給不足による画像濃度低下、キャリア付着が生じることのない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 センサ出力補正手段46は、認識手段46が現像剤Gの流速変化を認識したときの現像剤Gのトナー濃度に基いてトナー濃度検知センサ40の出力補正量を可変する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、特に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤のトナー濃度を検知しながら現像工程をおこなう画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、現像部内に収容された現像剤のトナー濃度をトナー濃度検知センサによって検知して、その検知結果(出力)に基づいて現像部内に新しいトナーを補給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、感光体ドラム等の像担持体に形成された静電潜像を現像する現像部には、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(外添剤等を含有する場合も含む。)が収容されている。そして、現像部における現像能力を維持するために、現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)が所定範囲になるように制御する。すなわち、磁気センサ、光学センサ等のトナー濃度検知センサによって現像部内の現像剤のトナー濃度を直接的又は間接的に検知して、そのセンサ出力に応じて適宜に現像部内にトナーを補給する。
特に、磁気センサは、現像部内における現像剤の透磁率変化からトナー濃度を直接的に検知できるトナー濃度検知手段として多く用いられている。具体的に、現像剤のトナー濃度が低いとき、センサ近傍のキャリア量が増加するために、透磁率が高くなってセンサ出力が上昇する。これに対して、現像剤のトナー濃度が高いとき、センサ近傍のキャリア量が減少するために、透磁率が低くなってセンサ出力が下降する。
一方、画像形成装置においては、画像形成の速度(像担持体の駆動速度)が異なる複数の制御モードを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
具体的に、高画質モードは、像担持体の駆動速度が通常時よりも遅くなるように切り替えて、解像度を上げることで(例えば、600dpiから1200dpiへの変更である。)、出力画像の高画質化を図るものである。
厚紙モードは、記録媒体の搬送速度と像担持体の駆動速度とが通常時よりも遅くなるように切り替えて、定着工程で厚紙に供給する熱量が不足するのを抑止するものである。
また、カラー画像形成装置におけるモノクロモード(単色モード)は、像担持体の駆動速度がフルカラーモードよりも速くなるように切り替えて、出力画像の生産性向上を図るものである。
このような複数の制御モードの切替時には、像担持体の駆動速度の切り替えと同時に、現像部における現像剤担持体及び搬送部材の駆動速度の切り替えもおこなわれる場合が多い。したがって、このような場合には、現像部内を流動する現像剤の流速も変動してしまうことになる。
特許文献1、特許文献2等には、制御モードの切り替えにともない現像部内の現像剤に流速変化が生じても制御モードごとに安定したトナー濃度制御をおこなうことを目的として、制御モードごとにトナー濃度検知センサの出力を補正する技術が開示されている。
特開2004−117895号公報 特開2000−227708号公報
上述した従来の画像形成装置は、トナー濃度検知センサで検知した検知結果(トナー濃度)が実際のトナー濃度と異なって、トナー補給過多によるトナー飛散、キャリア飛散、地肌汚れや、トナー補給不足による画像濃度低下、キャリア付着が生じることがあった。
具体的に、磁気センサは、流動している状態の現像剤のトナー濃度を検知するものであって、現像剤の流動状態によって出力が大きく変化することがあった。磁気センサのセンサ出力はセンサ近傍で流動するキャリア量(透磁率)によって決定されるため、厳密には、現像剤が安定して流動していなかったり、キャリアの劣化によって現像剤の流動性が変わったり、トナーの帯電電荷量の変動によって現像剤の嵩密度が変化したりすることによっても、センサの出力特性が崩れてしまうことがあった。したがって、制御モードの切り替えをおこなう場合には、現像剤の流速が大きく変動してしまうために、トナー濃度が等しくてもセンサ出力が大きく異なってしまい、トナー濃度制御不良が無視できないものになっていた。
このような不具合は、光学センサをトナー濃度検知センサとして用いた場合にも同様に生じていた。すなわち、光学センサは、流動している状態の現像剤のトナー濃度を現像剤に対する光学的反射濃度によって検知するものであって、現像剤の流動状態によって出力が大きく変化することがあった。
一方、上述の特許文献1、特許文献2等では、制御モードごとにトナー濃度検知センサの出力補正量を定めて、制御モードが切り替えられたときにその固定化された出力補正量に基いて磁気センサの出力を補正しているために、上述の不具合を解決する効果がある程度期待できる。
しかし、特許文献1、特許文献2等では、現像剤のトナー濃度が、経時に大きく変動したり、環境変動や出力画像の画像面積によって大きく変動したりした場合等には、上述の出力補正をおこなっても充分にトナー濃度制御不良を抑止することができなかった。すなわち、特許文献1、特許文献2等における磁気センサの出力補正では、トナー濃度が比較的狭い範囲で安定している場合を除いて、充分なトナー濃度制御ができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像部内に収容された現像剤の流速が大きく変動する場合であっても、トナー濃度検知センサで検知した検知結果と実際のトナー濃度との差異が少なくて、トナー補給過多によるトナー飛散、キャリア飛散、地肌汚れや、トナー補給不足による画像濃度低下、キャリア付着が生じることのない画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、トナー及びキャリアを有する現像剤を装置内に収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、前記現像部内を流動する前記現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、前記トナー濃度検知センサの出力に基いて前記現像部内に新しいトナーを補給するトナー補給手段と、前記現像部内を流動する前記現像剤の流速変化を認識する認識手段と、前記認識手段の認識結果に基いて前記トナー濃度検知センサの出力を補正するセンサ出力補正手段と、を備え、前記センサ出力補正手段は、前記認識手段が前記現像剤の流速変化を認識したときの当該現像剤のトナー濃度に基いて前記トナー濃度検知センサの出力補正量を可変するものである。
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記センサ出力補正手段は、前記認識手段が前記現像剤の流速変化を認識したときの当該現像剤のトナー濃度が高いときに、当該トナー濃度が低いときよりも、前記トナー濃度検知センサの出力補正量を大きく可変するものである。
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記トナー濃度検知センサの出力補正量を可変する程度は、前記現像剤の流動度によって定められるものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記トナー濃度検知センサの出力補正量を可変する程度は、前記現像剤の流動度が大きいときに、当該流動度が小さいときよりも、大きく定められるものである。
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記現像部は、前記像担持体に対向するとともに前記現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体の駆動に連動して駆動されるとともに前記現像剤を搬送する搬送部材と、を備え、前記認識手段は、前記現像剤担持体及び前記搬送部材の駆動速度の変化によって前記現像剤の流速変化を認識するものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項5に記載の発明において、前記像担持体の駆動速度を可変する制御モードを複数備え、前記現像剤担持体及び前記搬送部材は、前記像担持体の駆動に連動して駆動され、前記認識手段は、前記制御モードの切替によって前記現像剤の流速変化を認識するものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項6に記載の発明において、前記複数の制御モードを、モノクロモード、フルカラーモード、厚紙モード、高画質モード、のうち少なくとも2つとしたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記トナー濃度検知センサを、前記現像剤の透磁率によってトナー濃度を検知する磁気センサとしたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、平均粒径が3〜8μmの範囲内になるように形成されたものである。
また、請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、平均粒径が30〜160nmの範囲内になるように形成された無機微粒子が添加されたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項10のいずれかに記載の発明において、前記キャリアは、重量平均粒径が20〜60μmの範囲内になるように形成されたものである。
また、請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項11のいずれかに記載の発明において、前記現像部を複数備え、前記複数の現像部ごとに、前記トナー濃度検知センサと、前記トナー補給手段と、前記認識手段と、前記センサ出力補正手段と、を備えたものである。
本発明は、現像部内における現像剤の流速変化を認識したときのトナー濃度に基いて、トナー濃度検知センサの出力補正量を可変している。これによって、現像部内に収容された現像剤の流速が大きく変動する場合であっても、トナー濃度検知センサで検知した検知結果と実際のトナー濃度との差異が少なくて、トナー補給過多によるトナー飛散、キャリア飛散、地肌汚れや、トナー補給不足による画像濃度低下、キャリア付着が生じることのない画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、27は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像装置23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給するトナー補給部、51は原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部、55は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部(スキャナ)、61は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、66は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25が、一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。同様に、各現像装置23Y、23M、23C、23BKも、現像剤の寿命等に基いて、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、通常時(フルカラーモード時)の画像形成動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像装置23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像装置23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、本実施の形態の画像形成装置は、ユーザーが操作部で選択可能(切替可能)な複数の制御モードが設定されている。具体的には、上述のフルカラーモード(通常時のモード)の他に、モノクロモード、厚紙モード、高画質モードが切替可能に設定されている。
モノクロモードは、ブラック単色で画像形成をおこなう場合に選択されるもので、フルカラーモード時よりも感光体ドラム21の回転速度(駆動速度)が速くなるように制御される(高速化される。)。
厚紙モードは、記録媒体Pの厚みが所定範囲を超える場合に選択されるものであって、フルカラーモード時よりも感光体ドラム21の回転速度(駆動速度)が遅くなるように制御される(低速化される。)。
高画質モードは、出力画像の解像度を上げる場合に選択されるものであって、フルカラーモード時よりも感光体ドラム21の回転速度が遅くなるように制御される(低速化される。)。
このように、上述した複数の制御モードは感光体ドラム21の回転速度がそれぞれ異なるために、制御モードの切り替えをおこなうと、後述する現像ローラ23a(現像剤担持体)や搬送スクリュ23b、23c(搬送部材)の回転速度(駆動速度)も変化してくる。これは、現像部23の現像能力を一定に維持するために、制御モードが切り替わっても、現像領域における感光体ドラム21と現像ローラ23aとの線速比や、現像ローラ23aと搬送スクリュ23b、23cとの線速比が変わらないように設定されているためである。すなわち、現像ローラ23a及び搬送スクリュ23b、23cの駆動速度は、感光体ドラム21の駆動速度の変動に連動することになる。
したがって、制御モードの切り替えがおこなわれた場合には、現像部23内に収容された現像剤Gの流速(搬送スクリュ23b、23cの駆動速度で定まるものである。)も変動することになる。具体的に、感光体ドラム21、現像ローラ23a、搬送スクリュ23b、23cの駆動速度(回転数)がフルカラーモードに比べて高まるモノクロモードでは、現像剤Gの流速が高くなる。これに対して、感光体ドラム21、現像ローラ23a、搬送スクリュ23b、23cの駆動速度がフルカラーモードに比べて低くなる厚紙モード及び高画質モードでは、現像剤Gの流速が低くなる。
図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。図2は作像部を示す断面図であり、図3はその現像装置を示す長手方向(図2の紙面垂直方向である。)の断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング部25とが、ケース26に一体的に収納されている。クリーニング部25には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。
現像装置23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像剤担持体としての現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dと、トナー濃度検知センサとしての磁気センサ40と、で構成される。
また、現像装置23には、仕切部材23eで隔絶された第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとが設けられている。図3を参照して、第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとは長手方向両端部(仕切部材23eが介在しない範囲である。)で連通して、現像剤の循環経路を形成している。第1現像剤収容部23gには、現像ローラ23a、第1搬送スクリュ23b、ドクターブレード23d、が配設されている。第2現像剤収容部23hには、第2搬送スクリュ23c、磁気センサ40、が配設されている。
図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット23a1と、マグネット23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。マグネット23a1によって現像ローラ23a(スリーブ23a2)上に複数の磁極(主極、搬送極、汲み上げ極、剤切り極等である。)が形成される。駆動部45によって回転駆動される現像ローラ23a(スリーブ23a2)は、上述したように、制御モードの切り替えがあっても、感光体ドラム21に対する線速比が一定(例えば、線速比2.0である。)になるように制御される。
現像領域における現像ローラ23aと感光体ドラム21とのギャップ(現像ギャップ)は、0.3±0.05mmとなるように設定されている。現像ローラ23aとドクターブレード23dとのギャップ(ドクターギャップ)は、0.5±0.04mmとなるように設定されている。ドクターブレード23dは、SUS材料で形成されている。
第1搬送スクリュ23bは、直径が6mmの軸部に外径が14mmの羽根が16mmピッチで螺旋状に形成されたものである。第2搬送スクリュ23cは、第1搬送スクリュ23bとほぼ同等に形成されている。駆動部45によって現像ローラ23aとともに回転駆動される搬送スクリュ23b、23cは、上述したように、制御モードの切り替えがあっても、感光体ドラム21(又は現像ローラ23a)に対する線速比が一定になるように制御される。
現像装置23内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
本実施の形態におけるトナーTは、平均粒径が5.5μmになるように形成されている。なお、トナーTの平均粒径は、3〜8μmの範囲になるように形成することが好ましい。トナーの平均粒径が3μmよりも小さいときには、トナー像におけるトナー付着量が少なくなるために、後端白抜け、ハロー画像が発生し易くなってしまう。これに対して、トナーの平均粒径が8μmよりも大きいときには、トナーが付着すべき潜像に対してトナーが忠実に付着しにくくなるために、出力画像の粒状性が低下してしまう。
このような小粒径のトナーTを用いる場合には、高画質化が達成される反面、現像剤Gの流動度が大きくなってしまう。
ここで、流動度とは、JIS・Z2502「金属粉の流動度測定方法」に基いて測定されるものである。詳しくは、現像剤50gを穴径5mmの穴部を有するロートにセットして、その穴部から自重落下させた現像剤の流出が完了するまでの時間(現像剤流出時間)が流動度となる。したがって、流動度が小さい現像剤は流動性が良いものであって、流動度が大きい現像剤は流動性が悪いものである。
本実施の形態では、高画質化を向上するために流動度の大きい小粒径トナーTを用いているために、後述するトナー濃度制御の効果が特に大きくなる。
また、トナーTは、主として、結着樹脂、離型剤、着色剤で構成される。さらに、本実施の形態におけるトナーTは、小粒径トナーがクリーニングブレード25aをすり抜けてクリーニングブレード25aが磨耗するのを防止するために、無機微粒子が添加されている。このような添加剤としての無機微粒子は、その平均粒径が30〜160nmの範囲内になるように形成されたものであって、上述の小粒径トナーTを用いた場合であっても良好なクリーニング性を維持することができる。
また、本実施の形態において、現像剤G中のキャリアCは、その重量平均粒径が20〜60μmの範囲になるように形成されている。このような小粒径キャリアCは、小粒径トナーTがキャリア表面に接触する率(被覆率)を小さくするために必要である。すなわち、小粒径キャリアCを用いることで、小径トナーTの帯電不良が抑止されて、トナー飛散や出力画像(又は、感光体ドラム21)上の地肌汚れを防止することができる。
しかし、このような小粒径キャリアCを用いる場合には、上述の小粒径トナーTの場合と同様に、現像剤Gの流動度が大きくなってしまう。本実施の形態では、高画質化を向上するために流動度の大きい小粒径キャリアCを用いているために、後述するトナー濃度制御の効果が特に大きくなる。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23bは現像剤Gを図3中の左側に搬送して、第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23cは現像剤Gを図3中の左側(第1搬送スクリュ23bの搬送方向とは逆の方向である。)に搬送する。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、キャリアCとともに現像ローラ23a上に担持される。現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、その後にドクターブレード23dの位置に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤Gは、ドクターブレード23dの位置で適量に調整された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤G中のトナーTが、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーTが潜像に付着する。
その後、現像工程にて感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが中間転写ベルト27上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存した未転写のトナーTが、クリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bによってクリーニング部25内に回収される。
ここで、装置本体1に設けられたトナー補給手段としてのトナー補給部32は、交換自在に構成されたトナーボトル33と、トナーボトル33を保持・回転駆動するとともに現像装置23にフレッシュトナーTを補給するトナーホッパ部34と、で構成されている。また、トナーボトル33内には、トナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。また、トナーボトル33の内周面には、螺旋状の突起が形成されている。
なお、トナーボトル33内のトナーTは、現像装置23内のトナーTの消費にともない、トナー補給口23fから現像装置23内に適宜に補給されるものである。現像装置23内のトナーTの消費は、現像装置23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40(トナー濃度検知センサ)によって直接的に検知される。また、トナー補給口23fは、第2搬送スクリュ23cの長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ23cの上方に設けられている。
このようなトナー濃度制御は、現像剤Gのトナー濃度(TC)が所定範囲内になるようにおこなわれるものである。具体的には、磁気センサ40の出力(検知結果)が狙いのトナー濃度(現像剤G中のトナーTの割合である。)の範囲に対応する出力値になるように、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して現像装置23にトナーが適宜に補給される。
以下、本実施の形態で特徴的な、トナー濃度制御について説明する。
まず、フルカラーモード、モノクロモード、厚紙モード、高画質モードのうちいずれかの制御モードが操作部47で選択されると、その制御モードを認識手段としての制御部46が認識する。すなわち、認識手段としての制御部46は、現像装置23内を流動する現像剤Gの流速変化を認識することになる。
その後、センサ出力補正手段としても機能する制御部46は、制御モードの切り替えにともない、その制御モードに対応して磁気センサ40の出力を補正する。この際、磁気センサ40の出力補正量は、制御モードごとに固定化されるのではなく、制御モードが切り替えられたとき(現像剤の流速変化を認識したときである。)のトナー濃度に基いて定められる。
具体的には、制御モードが切り替えられたときに磁気センサ40によってトナー濃度が検知される(又は、制御モードが切り替えられる直前のトナー濃度のデータが読み出される。)。そして、そのトナー濃度の大きさに応じて、磁気センサ40の出力補正量が可変される。すなわち、同じ制御モード(例えば、モノクロモードである。)であっても、モード切替時のトナー濃度が異なる場合には、磁気センサ40の出力補正量も異なることになる。詳しくは、トナー濃度が高いときには、トナー濃度が低いときよりも、磁気センサ40の出力補正量が大きくなるように制御する。そして、補正した磁気センサ40の出力に基いて、トナー補給部32を制御する。
図4は、トナー濃度と磁気センサ40のセンサ出力シフト量との関係を示すグラフである。図4において、実線R1は現像剤の流動度が小さい(流動性が良い)ときのトナー濃度とセンサ出力シフト量との関係を示し、実線R2は現像剤の流動度が大きい(流動性が悪い)ときのトナー濃度とセンサ出力シフト量との関係を示す。なお、センサ出力シフト量とは、モード切替時に磁気センサ40の出力補正をおこなわなかった場合のセンサ出力の変化量である。
図4に示すように、現像剤の流動度の大きさに関わらず、トナー濃度が高くなるとセンサ出力シフト量も増加することがわかる。すなわち、現像剤のトナー濃度が経時、環境、画像面積等によって大きく変動した場合には、磁気センサ40に対して必要な出力補正量も大きくなることになる。
したがって、モード切替時におけるトナー濃度が高いときには、トナー濃度が低いときよりも、磁気センサ40の出力補正量が大きくなるように補正することで、精度の高いトナー濃度制御が可能になる。
なお、上述したトナー濃度によるセンサ出力シフト量の変動は、図4の実線R1とR2とを比較して、流動度が大きい現像剤を用いた場合に特に顕著にあらわれる。すなわち、流動度が大きい現像剤を用いた場合(本実施の形態のように小粒径トナー、小粒径キャリアを用いた場合等である。)には、トナー濃度の変化に対するセンサ出力シフト量の変化(グラフの勾配である。)が大きくなってしまう。
したがって、上述した磁気センサ40の出力補正量を可変する程度は、現像剤の流動度によって定めることが好ましい。すなわち、現像剤の種類ごとに、トナー濃度とセンサ出力シフト量との関係を導いて、その関係に基いて出力補正量の可変制御をおこなうことが好ましい。具体的には、現像剤の流動度が大きいときには、現像剤の流動度が小さいときよりも、出力補正量を可変する程度が大きく定められる。これにより、上述した本実施の形態における効果が大きくなる。
図5は、本実施の形態の効果を示すグラフである。
図5において、縦軸はフルカラーモード時(中速時)における磁気センサ40のセンサ出力を示し、横軸は厚紙モード時(低速時)における磁気センサ40のセンサ出力を示す。また、実線M1は本実施の形態におけるトナー濃度制御(モード切替時のトナー濃度に基いて出力補正量を定めるものである。)をおこなったときのものであり、実線M2は従来のトナー濃度制御(モードごとに固定した出力補正量を定めるものである。)をおこなったときのものである。
図5に示すように、本実施の形態のトナー制御をおこなった場合には、実線M1に示すように、制御モード間のセンサ出力の差異がほとんどなくなる(勾配が1の破線Sに近似する。)。これにより、本実施の形態において、制御モードの切り替えや、そのときのトナー濃度の大小に関わらず、精度の高いトナー濃度制御が可能になることが確認された。
以上説明したように、本実施の形態によれば、現像装置23内における現像剤Gの流速変化を認識したときのトナー濃度に基いて、磁気センサ40の出力補正量を可変している。これによって、現像装置23内に収容された現像剤Gの流速が大きく変動する場合であっても、磁気センサ40で検知した検知結果と実際のトナー濃度との差異が少なくて、トナー補給過多によるトナー飛散、キャリア飛散、地肌汚れや、トナー補給不足による画像濃度低下、キャリア付着の発生を抑止することができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す断面図である。 現像装置を長手方向にみた断面図である。 トナー濃度と磁気センサ出力シフト量との関係を示すグラフである。 実施の形態の効果を示すグラフである。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
23a 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
23c 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、
32、32Y、32M、32C、32BK トナー補給部(トナー補給手段)、
40 磁気センサ(トナー濃度検知センサ)、 45 駆動部、
46 制御部(認識手段、センサ出力補正手段)、
47 操作部、
G 2成分現像剤(現像剤)、 C キャリア、 T トナー。

Claims (12)

  1. トナー及びキャリアを有する現像剤を装置内に収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、
    前記現像部内を流動する前記現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知センサと、
    前記トナー濃度検知センサの出力に基いて前記現像部内に新しいトナーを補給するトナー補給手段と、
    前記現像部内を流動する前記現像剤の流速変化を認識する認識手段と、
    前記認識手段の認識結果に基いて前記トナー濃度検知センサの出力を補正するセンサ出力補正手段と、を備え、
    前記センサ出力補正手段は、前記認識手段が前記現像剤の流速変化を認識したときの当該現像剤のトナー濃度に基いて前記トナー濃度検知センサの出力補正量を可変することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記センサ出力補正手段は、前記認識手段が前記現像剤の流速変化を認識したときの当該現像剤のトナー濃度が高いときに、当該トナー濃度が低いときよりも、前記トナー濃度検知センサの出力補正量を大きく可変することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー濃度検知センサの出力補正量を可変する程度は、前記現像剤の流動度によって定められることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー濃度検知センサの出力補正量を可変する程度は、前記現像剤の流動度が大きいときに、当該流動度が小さいときよりも、大きく定められることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像部は、前記像担持体に対向するとともに前記現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体の駆動に連動して駆動されるとともに前記現像剤を搬送する搬送部材と、を備え、
    前記認識手段は、前記現像剤担持体及び前記搬送部材の駆動速度の変化によって前記現像剤の流速変化を認識することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体の駆動速度を可変する制御モードを複数備え、
    前記現像剤担持体及び前記搬送部材は、前記像担持体の駆動に連動して駆動され、
    前記認識手段は、前記制御モードの切替によって前記現像剤の流速変化を認識することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記複数の制御モードは、モノクロモード、フルカラーモード、厚紙モード、高画質モード、のうち少なくとも2つであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー濃度検知センサは、前記現像剤の透磁率によってトナー濃度を検知する磁気センサであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記トナーは、平均粒径が3〜8μmの範囲内になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記トナーは、平均粒径が30〜160nmの範囲内になるように形成された無機微粒子が添加されたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記キャリアは、重量平均粒径が20〜60μmの範囲内になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記現像部を複数備え、
    前記複数の現像部ごとに、前記トナー濃度検知センサと、前記トナー補給手段と、前記認識手段と、前記センサ出力補正手段と、を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012002942A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016126298A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 キヤノン株式会社 画像形成装置

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