JP2006243381A - 撮影装置 - Google Patents

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修司 野瀬
Norifumi Iimura
典史 飯村
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Abstract

【課題】 フリッカ光源下で撮影を行なっても適正露出となる撮影装置を提供する。
【解決手段】 商用電源周波数50Hzまたは60Hzで照明光の強弱変化が現れるようなフリッカ光源下でフラッシュを伴う撮影を行なう場合にフリッカの影響をなくして正しく調光を行なえるようにする。双方の0点が一致する50msを処理サイクルとして、全押し後最初の50msの間に被写界からの受光光量Q1を求めて、次の50msの間にプリ発光光の受光光量Q2を求めて、次の50msで本発光時の発光光量(Q1−Q2)を求めて、本発光時に正確な発光光量で発光を行なう。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮影操作に応じてフラッシュ発光を伴う撮影を行なう撮影装置に関する。
撮影操作に応じてフラッシュ発光を行なうフラッシュ発光装置を備えている撮影装置は多い。そのような撮影装置の中にはフラッシュ光の発光光量を適正な値に制御する調光機能を有するものもある。このような調光機能としては大別して本発光に備えてプリ発光を行なって本発光時の発光光量を算出するもの(以降プリ発光タイプという)とフラッシュ光の、被写界からの反射光を調光センサにより受光して受光した光量が所定値になったらフラッシュ光の発光を停止させるもの(以降調光センサタイプという)とがある。
ところで、室内で撮影を行なうときには室内灯の明るさによってはフラッシュ光を発光して撮影を行なった方が良い場合がある。
このような場合に上記プリ発光タイプの調光機能を有する撮影装置で撮影を行なった場合には、照明となる室内灯のちらつきにより本発光時の発光光量が正確に算出されずに露出オーバや露出不足等が生じる場合がある。
これは照明となる室内灯のほとんどが、関東においては50Hzの周波数を持つ商用電源から電力の供給を受けるものであり、関西においては60Hzの商用周波数の商用電源から電力の供給を受けるものであるため、上記50Hz、60Hzといった商用電源周波数に同期して照明の光量に強弱変化(以降においてはこのような室内灯をフリッカ光源という)が現われることによる。
特許文献1には、1フレームの画像を構成する2フィールドのフィールド信号ごとにフラッシュ光の発光パラメータを変えてフィールドごとの画像の色のばらつきを抑える技術が提案されているが、これはメインコンデンサの電圧変化に伴うキセノン管の分光特性の違いを解消する技術であってフリッカ光源下での撮影により発生する露出オーバ、露出不足を解消しようというものではない。
特開2000−250103号公報
本発明は上記問題点を解決し、フリッカ光源下でフラッシュ光を伴う撮影を行なったとしても適正露出となる撮影装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を達成する本発明の撮影装置は、撮影操作に応じてフラッシュ発光を伴う撮影を行なう撮影装置において、
撮影に先立って所定光量のプリ発光を行なうとともに撮影時に制御された光量で本発光を行なうフラッシュ発光部と、
被写界がフリッカ光源による照明下にあった場合の照明光の強弱変化に関し同一の位相となる時間間隔で、フラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出する光量算出部と、
撮影時に、上記フラッシュ発光部を上記光量算出部で算出された光量で発光させる光量制御部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、上記光量算出部によって被写界がフリッカ光源による照明下にあった場合の照明光の強弱変化に関し同一の位相となる時間間隔で、フラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とがそれぞれ測定されこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量が算出される。
そうすると、照明光の強弱変化に関し同一の位相となる時間間隔でフラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量つまり照明光の光量と、プリ発光時の光量とがそれぞれ測定され、フリッカがないのと同じように本発光時のフラッシュ光の光量が正しく算出される。
すなわち、フリッカ光源下でフラッシュを伴う撮影を行なったとしても適正露出となる撮影装置が実現される。
ここで、被写界がフリッカ光源による照明下にあるか否かを検出するフリッカ検出部を備え、
上記光量算出部は、上記フリッカ検出部により被写界がフリッカ光源による照明下にあることが検出された場合に、被写界がフリッカ光源による照明下にあった場合の照明光の強弱変化に関し同一の位相となる第1の時間間隔で、フラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するとともに、上記フリッカ検出部により被写界がフリッカ光源による照明下にはないことが検出された場合に、上記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔でフラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するものであることが好ましい。
上記フリッカ検出部を備えると、そのフリッカ検出部によりフリッカ光源であることが検出された場合には、上記光量算出部の、照明光の強弱変化に関し同一の位相となる第1の時間間隔での2回の測定(初回は非発光で、次にプリ発光を行なって)によりその光量算出部で本発光時の光量が正しく算出され、フリッカ光源ではないことが検出されたときには、上記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔での2回の測定(初回は非発光で、次にプリ発光を行なって)により本発光時の光量が算出される。
そうすると、フリッカ光源であった場合には、フリッカ光源の影響を取り除くようにして正確な発光光量の算出が行なえて、フリッカ光源ではなかった場合には高速処理が行なえるようになる。
また、半押しと全押しとの2段押し型のレリーズボタンを備え、
上記光量算出部は、全押しにより動作するものであって、
上記レリーズボタンが全押しまで一気に押された場合には、
上記光量算出部が前記第2の時間間隔でフラッシュ非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するものであることが好ましい。
上記レリーズボタンが一気に押された場合には、シャッタチャンスの方が大事であると考えて上記光量算出部によって上記第1の時間間隔よりも短い上記第2の時間間隔で本発光時のフラッシュ光の光量が算出される。
そうすると、レリーズボタンの全押し時に短時間のうちに露出調整が行なわれてシャッタチャンスでのシャッタ押下タイミングの方が優先されて的確なタイミングで撮影が行なわれるようになる。
ここで、撮影条件が異なる複数の撮影モードの中から所望の撮影モードを選択するモード選択部を備え、
上記モード選択部で選択された撮影モードによっては、上記光量算出部が上記第2の時間間隔でフラッシュ非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の発光光量を算出するものであることが好ましい。
上記モード選択部で選択された撮影モードが例えばスポーツモードのようなものであった場合には、被写界が動くため比較的高速シャッタで撮影を行なう場合が多い。そこで、撮影モードの中の例えばスポーツモードが選択された場合にも、上記レリーズボタンが一気押しされたときと同様に上記第1の時間間隔よりも短い第2の間隔で調光処理が行なわれるようになっていると都合が良い。
そうすると、高速シャッタの方が優先されて調光処理が短時間のうちに行なわれて被写界の動きがリアルに撮影されるようになる。
さらに上記フリッカ検出部が、被写界がフリッカ光源による照明下にあるか否かを検出するとともに、被写界がフリッカ光源による照明下にある場合にフリッカの周期を検出するものであって、
上記光量算出部は、上記フリッカ検出部で検出された周期に同期した第1の時間間隔で
フラッシュ非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の発光光量を算出するものであることが好ましい。
そうすると、上記フリッカ検出部によって関東であればフリッカ光源の強弱変化の周期が50Hzに同期しているものであることが検出され、関西であれば60Hzに同期しているものであることが検出される。
その結果、それらの周期のうちのいずれかにあわせて上記第1の時間間隔を定めることができるようになるため、より一層の高速処理が可能となる。
本発明によれば、フリッカ光源下でフラッシュ光を伴う撮影を行なったとしても適正露出となる撮影装置が実現される。
図1、図2は、本発明の一実施形態としてのデジタルカメラの、それぞれ前面および背面を斜め上から見た斜視図である。
図1に示すデジタルカメラ10の前面には、本体から突出した繰出状態にあるレンズ鏡胴10_1が示されている。このレンズ鏡胴10_1は図1に示す繰出状態とその繰出状態の筒長よりも筒長を収縮させて本体内に収容された沈胴状態とを有する。
また、このレンズ鏡胴10_1の内部には、焦点距離可変なズームレンズからなる撮影レンズ10_1aが備えられている。さらに、このデジタルカメラ10の前面には、撮影時にフラッシュ光を発するフラッシュ発光窓10_2が備えられ、このデジタルカメラ10のボディ上面には5このカメラに撮影指示を与えるシャッタボタン10_4が配備されている。
また、図2に示すデジタルカメラ10の背面には、T/W(テレ/ワイド)切替レバー10_51、撮影/再生切替ボタン10_52、ファンクションボタン10_53、4方向キー10_54、OKキー10_55、DISP/BACKキー10_56といった操作キー群10_5、および画面表示用のLCDパネル10_301が配備されている。
ここで、操作キー群10_5の中のT/W切替レバー10_51は、撮影レンズ10_a1の焦点距離切替用のレバーである。また、撮影/再生切替ボタン10_52は、1回押すごとにこのデジタルカメラ10のモードを撮影モードと再生モードとに切り替えるためのボタンである。
さらにファンクションボタン10_53は、これを押すとLCDパネル10_301上にメニューが表示される。その後4方向キー10_54の左右ボタンでメニューを切り替え、4方向キー24の上下ボタンでそのメニュー中のいずれかの項目を選択し、OKキー10_55を押すことによりその選択した項目が設定される。この操作により、撮影モードの中の様々な項目例えばスポーツモードの設定であるとか、ISO感度の設定であるとか、フラッシュ発光の有無の設定であるとかが行われ、さらに再生モードの中の様々な項目の設定も行われる。
さらに、DISP/BACKキー10_56は例えば再生モードにおいてLCDパネル10_301上に表示される画像の表示態様(1枚の画像のみ表示/複数枚のサムネイル画像を並べて表示など)を順次切り替えたり、表示画像を1つ前の画面に戻したりするときに押下するキーである。
図3は、図1、図2に示すデジタルカメラ10の回路構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ10の動作は、CPU10_47によって統括的に制御されている。この例のCPU10_47はプログラムメモリ10_471を内蔵するものであり、そのプログラムメモリ内に記憶されているプログラムにしたがってこのデジタルカメラ10の動作に関する処理が実行される。このプログラム内に調光処理の記述もある。
ここで、このデジタルカメラ10の回路構成を画像信号の流れに沿って簡単に説明しておく。
図3には撮像素子(ここではCCD固体撮像素子が用いられているので以降の説明においてはCCDと記載する)10_41以降の回路を働かせるために必要な撮影レンズも図示されており、その撮影レンズがどのようなものであるかを示すため、その撮影レンズの主要な構成要素であるズームレンズ10_1a1とフォーカスレンズ10_1a2とが図示されている。これらのレンズを含む撮影レンズ10_1aにより後段のCCD10_41に被写体光を結像させてそのCCD10_41に被写体光を表わす画像信号の生成を行なわせている。
以降、CCD10_41にどのように画像信号を生成させ、またどのように生成した画像信号を後段の回路へと伝達していくかを説明していく。
まず、電源が投入され撮影/再生切替ボタン10_52が撮影モード側にあったときに液晶モニタ10_301上に表示されるスルー画を表わす画像信号の流れを説明する。
CCD10_41にスルー画用の画像信号の生成を行なわせるにあたっては、後述するCPU10_47の制御の基、図示しないタイミングジェネレータに露光開始信号および露光終了信号を所定の周期で繰り返しCCD10_41に供給させることによりCCD10_41にスルー画を表わす画像信号の生成を所定の周期ごとに行なわせている。このタイミングジェネレータ(図示せず)からの露光終了信号に応じてCCD10_41での露光を終了させた後、ほぼ同時に露光を終了させた、スルー画を表わす画像信号(以降RGB信号)をCCD10_41から出力させている。
このようにしてA/D変換回路10_42にスルー画用のRGB信号が出力されてきたら、A/D変換回路10_42によりアナログのRGB信号がデジタルのRGB信号に変換される。そうしたらデジタルのRGB信号が後段の画像入力コントローラ10_43によりバスライン10_100に導かれる。
この画像入力コントローラ10_43によりバスライン10_100に導かれた、スルー画用のデジタルのRGB信号は画像信号処理回路10_44に供給され、この画像信号処理回路10_44でデジタルのRGB信号からデジタルのYC信号に変換される。その画像信号処理回路10_44で変換されたYC信号が表示部10_30の駆動制御部10_300に供給され表示部10_30の液晶モニタ10_301上にYC信号に基づく画像が表示される。このYC信号は、所定の周期ごとにCCD10_41で生成されるものであるから、液晶モニター10_301上には所定の周期ごとにYC信号に基づく画像が切り替えられて表示されるようになる。このようにしておくと液晶モニタ10_301上に撮影レンズ10_1aが向けられた方向の被写界がそのままスルー画として表示される。
つまり、光学ファインダを覗かずに液晶モニタ10_301をファインダ代わりに視認する様にしてもシャッタチャンスにシャッタボタン10_4を押下することにより撮影が行なえる。
ここで、スルー画を見てシャッタチャンスに撮影を行なおうとしてシャッタボタン10_4が半押し状態になると一方のスイッチ(以降第1の接点という)10_4Aが接続されてCPU10_47によって半押し状態が検知され、全押し操作されると他方のスイッチ10_4B(以降第2の接点という)も接続されて全押しされたことがCPU10_47によって検知される。
CPU10_47は、半押しを検知したときにAE検出回路10_60およびAF検出回路10_61それぞれに所定の処理を行なわせて、全押しを検知したときにタイミングジェネレータ(図示せず)にシャッタスピードに応じた露光開始信号および露光終了信号をCCD10_41に向けて出力させる。
上記AE検出回路10_60には露出設定に必要な被写界輝度の検出等を行なわせていてこのAE検出回路10_60での検出結果に応じてCPU1_47は図示しない絞りの開口径を調節したり、全押し時にフラッシュ発光装置10_20にフラッシュ光の発光を行なわせたりしている。
また上記AF検出回路10_61には、CPU10_47の制御の基、モータドライバ10_49に指示してフォーカスレンズ10_1a2を最至近点から最遠点まで移動させているときの、途中の複数の位置それぞれで被写体コントラストの検出を行なわせて各位置で検出された被写体コントラストのピークを合焦点とするような処理を行なわせている。
このようにして全押し時にCCD10_41に結像させていた画像を表わす画像信号をCCD10_41に出力させた後、A/D変換回路10_42によりデジタル信号に変換されたRGB信号が画像入力コントローラ10_43によってバスライン10_100に導かれる。
このバスライン10_100に導かれたRGB信号は一旦メモリ(SDRAM)10_62にすべて記憶され、その後、メモリ10_62から読み出されて画像信号処理回路10_44に供給される。この画像信号処理回路10_44によってRGB信号がYC信号に変換され、変換されたYC信号が今度は圧縮処理回路10_44に供給され、圧縮処理回路1_44でJPEG圧縮される。さらにそのJPEG圧縮されたYC信号が記録部10_63に供給され、記録部10_63によって画像データとともに圧縮情報などのヘッダ情報が画像ファイル(Exifファイル)となって記録メディア10_64に記録される。
以上のような構成を持つ本実施形態のデジタルカメラ10は、プリ発光タイプの調光機能を有するものであって、CPU10_47がAE検出回路10_60の検出結果に基づいてフラッシュ発光の要有りと判定したときにはシャッタボタン10_4が全押しされたことを受けてフラッシュ発光装置10_20にプリ発光および本発光を行なわせるようにしている。
本実施形態においては、上記課題を解決するため、CPU10_47がフラッシュ発光装置10_20にプリ発光をいきなり行なわせずにまずは全押し直後の被写界輝度つまり光源の照明光量をAE検出回路10_60に検出させて、第1の時間間隔後にプリ発光を行なわせて再度AE検出回路10_60に照明光量とプリ発光光との合計光量を検出させて、双方の差をとって本発光時の光量を定めるようにしている。ここでは室内灯がフリッカ光源であった場合に50Hz、60Hzどちらのフリッカ光源であっても対応することができるように、双方の周期となる50msを本発明にいう第1の時間間隔として照明光量の検出とプリ発光光の検出とを順次行なうようにしている。このようにしておくとフリッカ光源下であっても、フリッカ光源の影響を受けることなく本発光時の発光光量が正確に算出され正確に算出された光量で本発光が行なわれるため、画面全体にわたって適正露出が得られる。
ここで、本発明のデジタルカメラ10がフリッカ光源の影響を受けることなく正確に調光処理を行なうことができる訳を説明する。
図4は 、フリッカ光源の照明光の強弱変化に関し同一の位相となる時間間隔がどの程度であるかを説明する図である。
図4(a)には、50Hzの商用電源周波数を持つ電源から電力が供給されて照明が行なわれているときの照明光の強弱変化が示されており、図4(b)には、60Hzの商用電源周波数を持つ電源から電力が供給されて照明が行なわれているときの照明光の強弱変化が示されている。
図4(a)、図4(b)には、横軸を時間とし、縦軸を振幅として、フリッカ光源の電極間に商用電源周波数を持つ電源電圧が整流され印加されて照明が行なわれているときに脈動により照明光の強弱変化が現れているとしてその電源電圧の整流波形が示されている。図4(a)に示すように50Hzのときには1/50sが周期であるから、整流されると10msごとの半波が観察されることになり、60Hzのときには1/60sが周期であるから、整流されると、8.33msごとの半波が観察されることになる。
図4(a)に示す50Hzの振幅値0の点と図4(b)に示す60Hzの振幅値0の点とが一致するのが50msごとになり、この50msごとにフラッシュ光非発光状態での照明光量(例えば図中TP1で示すところ)を測定して、プリ発光光の光量(図中TP2で示すところ)を測定すれば、50Hzであっても60Hzであっても強弱変化に関し同位相となるのでフリッカの影響をなくしたかのように見せることができる。
そこで、図4(c)に示すように50msごとに被写界からの受光光量の検出とプリ発光時の受光光量の検出とを50msごとに行なうようにしている。
ここで、図4(c)と図3とを参照して調光処理を詳細に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ10では、半押し時にフレーミングが変更されることもあるということを考えて、全押しタイミングを調光処理の起点として処理を開始するようにしている。
まず、シャッタボタン10_4が全押しされたら、CPU10_47は、最初の50msの間にフラッシュ発光装置10_20に発光を行なわせずに被写界からの受光光量をCCD10_41に受光させ受光させた光量を表わす画像データをAE検出回路10_60に向けて出力させてAE検出回路10_60に被写界の照明光量の検出を行なわせる。この最初の処理時間50msの間にCPU10_47はフリッカ光源による照明光量の検出結果を受け取る。
次に、フラッシュ発光装置10_20にプリ発光を行なわせてフリッカ光源による照明光量とプリ発光光量との合計光量をCCD10_41に受光させ受光させた光量を表わす画像データをAE検出回路10_60に向けて出力させてAE検出回路10_60に合計光量の検出を行なわせる。この2周期目の50msの間にCPU10_47は、その合計光量を受け取る。そして次の3周期目の50msの間にその合計光量から2周期目の50msの間に受け取った照明の光量を減算してプリ発光光の光量を正確に算出する。最後の周期の50msの間に算出された光量を達成する時間分、フラッシュ発光装置に本発光を行なわせる。
このように50msサイクルで処理を行なうようにすると、50Hzの商用電源周波数の電源から電力の供給を受けて動作する光源であっても、60Hzの商用電源周波数の電源から電力の供給を受けて動作する光源であっても、それらのフリッカ光源からの照明光の強弱変化の影響が排除され正確な調光処理が行なわれるようになる。
ここで、調光処理を含めたこのデジタルカメラ10の撮影処理すべてを受け持つCPU10_47の動作を説明する。
図5は、CPU10_47が行なう撮影処理を示すフローチャートである。
このフローの処理はシャッタボタン10_4が半押しされたときに開始される。
ステップS501でAE検出回路10_60にAE処理を行なわせる。AE検出回路10_60にAE処理を行なわせたら今度はステップS502でAF検出回路10_61にAF処理を行なわせる。そして次のステップS503へ進みシャッタボタン10_4が一気押しされたかどうかを判定する。ここで2つの接点10_4A,10_4Bが双方とも瞬時のうちに接続状態になったことを受けて一気押しであると判定したら、Yes側に進み、ステップS511でタイムラグを考慮してタイミングジェネレータおよびAE検出回路、さらにフラッシュ発光部に指示して高速周期で調光を行なう。ここでは、CCD10_41の読出速度の最高速度に近い5msを本発明にいう第2の時間間隔として、非発光でAE検出回路10_60に照明光量を検出させてその後、第2の時間間隔である5ms後にフラッシュ発光装置10_20にプリ発光を行なわせてプリ発光光と照明光量との合計光量をAE検出回路10_60に検出させている。
次のステップS509へ進んで本発光時の光量を算出して、ステップS510へ進んで撮影時にフラッシュ発光部10_20にステップS509で算出した光量で本発光を行なわせてこのフローの処理を終了する。
また、ステップS503でシャッタ一気押しされていないと判定したときにはNo側へ進みステップS504でスポーツモードであるかどうかを判定する。このステップS504でスポーツモードであると判定したらYes側へ進みステップS512へ進んで全押し操作を待つ。ステップS512で全押しされたと判定したら、ステップS511へ進んで以降ステップS509、ステップS510の処理を行なってこのフローの処理を終了する。
またステップS504でスポーツモードではないと判定したらNo側へ進みステップS505でフリッカの検出を開始する。次のステップS506でフリッカがあるかないかを判定して、ステップS506でフリッカがないと判定したら、No側へ進みステップS513で全押しを待つ。このステップS513で全押しされたと判定したら、ステップS511へ進みステップS509,ステップS510の処理を行なってこのフローの処理を終了する。
さらにステップS506でフリッカありと判定したら、Yes側へ進みステップS507で全押し操作を待つ。このステップS507で全押しされたと判定したら、フリッカの影響を受けない周期(図4に示した50ms周期)で調光を行なってステップS509、ステップS510の処理を行なってこのフローの処理を終了する。
このようにすると、照明がフリッカ光源であった場合には、フリッカ光源の影響を取り除くようにして正確な発光光量の算出を行なってから本発光が行なえて、フリッカ光源ではなかった場合には高速の調光処理が行なえるようになる。
すなわち、フリッカ光源下でフラッシュ光を伴う撮影を行なったとしても適正露出が得られる撮影装置が実現される。また、シャッタチャンスが大事であると思われるような場合、例えば一気押しされたような場合や撮影モードがスポーツモードであった場合には、撮影装置がシャッタチャンスを優先させて高速調光を行なって高速シャッタでの撮影が可能となる撮影装置も実現される。
なお、図5のステップS505のフリッカ検出は、ステップS503、ステップS504の判定の後で行なっているが、ステップS505自体はそれほど多大な時間が係る訳ではなく、ステップS503の前段、あるいはステップS503とステップS504との中間にあっても良い。
図6は、第2の実施形態を示す図である。
図1に示す外観と図2に示す内部の構成は同様のものであるが、図2に示すCPU10_47内の内蔵メモリ10_471に記述されているプログラムの内容が図2のものとは異なる。
ここで、図6を参照してその異なる手順を説明する。
図5では、フリッカ光源の強弱変化が商用電源周波数50Hzに同期したものであっても商用電源周波数60Hzに同期したものであってもフリッカ光源の影響と取り除くことができるような周期(50ms)での処理が行なわれていた。
これに対し、図6に示す第2実施形態では、フリッカ光源の強弱変化が商用電源周波数50Hzに同期したものであるか、60Hzに同期したものであるかをステップS607で検出するようにしている。
このように商用電源周波数まで検出することができるようになると、図1では50msの周期で行なう必要があった処理がステップS609、ステップS609Bのように50msよりも短い例えば8.33ms周期や10msec周期で行なえるようになる。
以上を踏まえてフローの処理を説明していく。
このフローの処理は、図6と同様にシャッタボタン10_4が半押しされたときに開始される。
ステップS601でAE検出回路10_60にAE処理を行なわせる。AE検出回路10_60にAE処理を行なわせたら今度はステップS602でAF検出回路10_61にAF処理を行なわせる。そして次のステップS603へ進みシャッタボタン10_4が一気押しされたかどうかを判定する。ここで2つの接点10_4A,10_4Bが双方とも瞬時のうちに接続状態になったことを受けて一気押しであると判定したら、Yes側に進み、ステップS612でタイムラグを考慮してタイミングジェネレータおよびAE検出回路、さらにフラッシュ発光部に指示して高速周期で調光を行なう。ここでは、CCD10_41の読出速度の最高速度に近い5msを本発明にいう第2の時間間隔として、非発光でAE検出回路10_60に照明光量を検出させてその後、第2の時間間隔である5ms後にフラッシュ発光装置にプリ発光を行なわせてAE検出回路にプリ発光光と照明光量との合計光量を検出させている。
次のステップS610へ進んで本発光時の発光光量を算出して、ステップS611へ進んで撮影時にフラッシュ発光部10_20にステップS610で算出した光量で本発光を行なわせる。
また、ステップS603でシャッタが一気押しされずに、半押しのままであったら、No側へ進みステップS604でスポーツモードが指定されているかどうかを判定する。ここでスポーツモードが指定されていると判定したら、Yes側へ進んでステップS614で全押しされたかどうかを判定する。ここで全押しされたと判定したら、ステップS612へ進んで一気押しされたときと同様、高速周期で調光処理を行なってステップS610で発光光量を算出してステップS611で本発光を行なってこのフローの処理を終了する。
ここまででシャッタが一気押しされたとき、もしくは被写体が移動するのを撮影するときに用いられるスポーツモードが指定されたときの高速処理の内容が示されている。
ステップS603で一気押しされないのでNo側へ進み、さらにステップS604でスポーツモードが指定されていないのでNo側へ進んだ場合には、ステップS605でフリッカ検出処理を開始する。次のステップS606へ進んでフリッカ有り無しを判定してフリッカ無しと判定したらNo側へ進みステップS614で全押し操作を待つ。このステップS614で全押しされたと判定したらステップS612へ進んで調光処理を高速に行なって次のステップS610で発光光量を算出して次のステップS611で本発光を行なってこのフローの処理を終了する。
ステップS606で、フリッカ有りと判定したらYes側へ進んでステップS607で何Hzのフリッカであるかを判定する。このステップS607で50Hzのフリッカであると判定したら、ステップS608Bへ進み、ステップS608Aで全押しを待って全押しされたと判定したら、ステップS609Bへ進んで10ms周期の強弱変化の影響を受けない周期で調光処理を行なって、次のステップS610で発光光量を算出する。次のステップS611で算出した発光光量でフラッシュ光を発光して撮影処理を行なってこのフローの処理を終了する。
また、ステップS607で60Hzのフリッカであると判定したら、ステップS608Aへ進み、ステップS608Aで全押しを待って全押しされたと判定したら、ステップS609Aへ進んで8.33ms周期の強弱変化の影響を受けない周期で調光処理を行なって、次のステップS610で発光光量を算出する。次のステップS611で算出した発光光量でフラッシュ光を発光して撮影処理を行なってこのフローの処理を終了する。
ここで、ステップS605のフリッカ検出、ステップS606のフリッカ有り、ステップS607の何Hzフリッカの3ステップの処理(図中Aで示す部分)の詳細を図7、図8を参照して説明する。
図7は、フリッカ光源の強弱変化が商用電源周波数50Hzに起因するものであるか、60Hzに起因するものであるかを判定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS701で、8msのシャッタスピードでフラッシュ光非発光状態での露光を行なう。25ms経ったら次のステップS702で、今度は同じシャッタスピードでプリ発光を行なって二回目の露光を行なう。
ステップS703で一回目の露光で得た光量と、二回目の露光で得た光量とを減算する。次のステップS704へ進み減算結果Qが±100の間にあるかどうかを判定してYesだったらステップS706へ進み、100以上であったら50Hzのフリッカ有りと判定してステップS705へ進み、50Hzの商用電源周波数に起因するフリッカであると判定する。
また、ステップS704でYes側に進んだらステップS706で今度は2msのシャッタスピードでフラッシュ光非発光状態での露光を行なう。20ms経過したら次のステップS707へ進み、今度はフラッシュ発光装置にプリ発光を行なわせて2msのシャッタスピードで露光を行なう。ステップS708で一回目の露光で得た光量と二回目の露光で得た光量とを減算する。次のステップS709へ進み減算結果Qが±100の間にあるかどうかを判定してYesだったらフリッカ無しと判定してステップS711へ進みこのフローの処理を終了する。ステップS709で100以上であると判定したら60Hzの商用電源周波数に起因するフリッカありと判定してステップS710へ進みこのフローの処理を終了する。
このようにすると、フリッカの内容が、商用電源周波数50Hzに起因するものであるか、60Hzに起因するものであるか、またフリッカがないかが識別される。
なお、ステップS709では、露光量の差をそのまま用いて判定しているが、露光量の対数をとってEV値にしてから判定するようにしても良い。例えば露光量の境界値である±100が、EV値になると±0.3EVになる。また、2回露光を行なって減算を行なっているが、2回より多くの回数の露光を行なっても良い。
図8は、図7に示すフローチャートの処理を説明するための図である。
図8(a)は、1/50s(50Hz)の周期で強弱関係が現れているときと、1/60s(60Hz)の周期と強弱関係が現れているときとの時間のずれを示す図である。実線が50Hzを示し、点線が60Hzを示す。
図8(b)は、図7に示すフローチャートのステップS701からステップS705までの処理を説明する図であって、8msのシャッタスピードで一回目の露光が行なわれたときと25ms後に二回目の露光が行なわれたときの時間関係を示す図である。
この図8(b)には、商用電源周波数50Hzの方で電力が供給されて動作するフリッカ光源であるかどうかを判定する根拠が示されている。
図4にも示したように50Hzの場合には、半波整流されると10msごとに0点が現われ、60Hzの場合には8.33msごとに0点が現われる。第1の実施形態では、50Hzであっても60Hzであっても同じ様に処理が行なえるように50msごとに処理を行なうようにした。
しかし、50msごとに処理を行なうようにすると少々処理に時間がかかり過ぎるので、第2の実施形態では、起点を除いて50Hz側の強弱変化の0点が現れる付近には60Hz側の強弱変化のピークが現れ、逆に60Hzで0点が現れる付近には、50Hzではピークが現れるということに着目してそれらの付近で複数回の露光を行なうようにすることで50Hzと60Hzとの識別を行なうように工夫している。
図8(b)に示すように一回目の露光では、50Hzの場合と60Hzの場合の強弱変化がほぼ同じ様な状況にあるので、50Hzの場合の露光量と60Hzの場合の露光量との間にさほど差がない。ところが25ms後の二回目の露光では、50Hzの場合の露光量と60Hzの場合の露光量との間に差が出てくる。図8(b)からも明らかなように、時間0msにおいては50Hzの強弱関係と60Hzの強弱関係とが、ほぼ同じ位相関係になっているのに対し、25ms後においてはほぼ90度ずれた位相関係になっている。このため、図8(b)に示すような露光を2回行なったときに、60Hzの場合においては二回目の露光量と一回目の露光量が100よりも小さくなるのに対して、50Hzの場合においては二回目の露光量と一回目の露光量との間に光量にしてかなりの差(図7には光量差100>Q,Q<―100としてある)が現れてくる。つまり、25msごとに8msの露光を複数回行なった場合に奇数回目と複数回目との露光量に差が現われたら、50Hzの商用電源周波数で動作するフリッカ光源が用いられていると判定することができる。
一方、60Hzの商用電源周波数で動作するフリッカ光源が用いられていると判定するためには、例えば50Hzでは0点になって60Hzではピークが現れるところ、つまり20ms付近で露光を行なえば良いことになる。
図8(c)に示すように、20msごとに2msのシャッタスピードで複数回露光を行なうようにすると、今度は、60Hzの商用電源周波数で動作するフリッカ光源が用いられていると判定することができるようになる。
上記は一例であって、シャッタボタンを全押しした後、上記フローを実行すると少々時間を要してしまうが、例えば、室内で撮影を行なっているときには撮影者があまり速い速度で移動しないとしてスルー画を表示している最中に室内灯が商用電源周波数50Hzからの電力の供給を受けて動作するものであるか、商用電源周波数60Hzからの電力の供給を受けて動作するものであるかを撮影の直前に判別するようにしておくと、上記フローの処理を全押し後に行なう必要がなくなり、調光処理の処理サイクルを例えば8.33ms周期まで短くすることも、10ms周期まで短くすることもできる。
以上説明したように、フリッカ光源下でフラッシュ光を伴う撮影を行なったとしても適正露出となる撮影装置が実現される。
本発明の一実施形態としてのデジタルカメラの前面を斜め上から見た斜視図である。 本発明の一実施形態としてのデジタルカメラの背面を斜め上から見た斜視図である。 図1、図2に示すデジタルカメラ10の回路構成を示すブロック図である。 フリッカ光源の照明光の強弱変化に関し同一位相となる時間間隔がどの程度であるかを示す図である。 CPUが行なう撮影処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態を示す図である。 フリッカ光源の強弱変化が商用電源周波数50Hzに起因するものであるか、60Hzに起因するものであるかを判定する処理の手順を示すフローチャートである。 図7に示すフローチャートの処理を説明するための図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
10_1 ズーム鏡胴
10_1a 撮影レンズ
10_1a1 ズームレンズ
10_1a2 フォーカスレンズ
10_2 閃光発光窓
10_4 シャッタボタン
10_4A 第1の接点
10_4B 第2の接点
10_30 表示部
10_301 液晶モニタ
10_41 撮像素子(CCD)
10_42 A/D変換回路
10_43 画像入力コントローラ
10_44 画像信号処理回路
10_45 圧縮処理回路
10_47 CPU
10_48 10_49 モータドライバ
10_60 AE検出回路
10_61 AF検出回路
10_62 メモリ(SDRAM)
10_63 メディアコントローラ
10_64 記録メディア
10_66 モータドライバ
10_100 バスライン

Claims (5)

  1. 撮影操作に応じてフラッシュ発光を伴う撮影を行なう撮影装置において、
    撮影に先立って所定光量のプリ発光を行なうとともに撮影時に制御された光量で本発光を行なうフラッシュ発光部と、
    被写界がフリッカ光源による照明下にあった場合の照明光の強弱変化に関し同一の位相となる時間間隔で、フラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出する光量算出部と、
    撮影時に、前記フラッシュ発光部を前記光量算出部で算出された光量で発光させる光量制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 被写界がフリッカ光源による照明下にあるか否かを検出するフリッカ検出部を備え、
    前記光量算出部は、前記フリッカ検出部により被写界がフリッカ光源による照明下にあることが検出された場合に、被写界がフリッカ光源による照明下にあった場合の照明光の強弱変化に関し同一位相となる第1の時間間隔で、フラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するとともに、前記フリッカ検出部により被写界がフリッカ光源による照明下にはないことが検出された場合に、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔で、フラッシュ光非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 半押しと全押しとの2段押し型のレリーズボタンを備え、
    前記光量算出部は全押しにより動作するものであって、
    前記レリーズボタンが全押しまで一気に押された場合には、前記光量算出部が前記第2の時間間隔でフラッシュ非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するものであることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  4. 撮影条件が異なる複数の撮影モードの中から所望の撮影モードを選択するモード選択部を備え、
    前記モード選択部で選択された撮影モードによっては、前記光量算出部が前記第2の時間間隔でフラッシュ非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するものであることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  5. 前記フリッカ検出部が、被写界がフリッカ光源による照明下にあるか否かを検出するとともに、被写界がフリッカ光源による照明下にある場合にフリッカの周期を検出するものであって、
    前記光量算出部は、前記フリッカ検出部で検出された周期に同期した第1の時間間隔で
    、フラッシュ非発光時の被写界からの受光光量とプリ発光時の被写界からの受光光量とをそれぞれ測定しこれらの受光光量に基づいてフラッシュ光の本発光時の光量を算出するものであることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
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