JP2006242334A - 摺動式等速ジョイントの抜け止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルク伝達用のローラを抜け止めするストッパリングの取付け、取外しを容易に行なうことができるようにした等速ジョイントを提供することである。
【解決手段】外輪1の開口端面に衝合されるストッパリング9を上記開口端面に沿う形状とし、そのストッパリング9の内周に外輪トラック溝5に沿って転動可能なローラ8の抜け止め用のストッパ爪10を設ける。ストッパリング9の外周に複数の係合片11を設け、その係合片11に外輪1外周の係合溝4に対して係合可能なV形折曲部12を設ける。係合片11に先端からストッパリング9の外周部に至るスリット13を形成して係合片11を弾性変形し易くし、ストッパリング9の取付け、取外しの容易化を図る。
【選択図】図1

Description

この発明は、外輪とその内側に組込まれたインボード部材の相互間でトルクを伝達する摺動式等速ジョイントの抜け止め装置に関するものである。
摺動式等速ジョイントには、トリポード形等速ジョイントと、ダブルオフセット形等速ジョイントとが存在する。
トリポード形等速ジョイントは、外輪の内面に軸方向に延びる3本のトラック溝を形成し、外輪の内側に組込まれたトリポード部材の外周に3本の脚軸を設け、各脚軸によって回転自在に支持されたローラを前記トラック溝に沿って転動自在とし、上記ローラを介して外輪とトリポード部材の相互間でトルクを伝達するようにしている。
一方、ダブルオフセット形等速ジョイントは、外輪の円筒形内面および内輪の球形外面に軸方向に延びる6本又は8本のトラック溝を形成し、径方向で対向する外輪トラック溝と内輪トラック溝に沿って転動可能なボールを外輪と内輪間に組込まれたケージで保持し、そのケージの内周に内輪の球形外面に接触案内される球形内面を設け、その球形内面とケージ外周に形成された球形外面の曲率中心をジョイントの角度中心に対して左右に等距離オフセットし、上記ボールを介して外輪と内輪の相互間でトルクを伝達するようにしている。
上記のような摺動式等速ジョイントにおいては、ブーツの取付けによって外輪の開口を覆い、そのブーツによってジョイント内部に充填されたグリースの外部への漏洩を防止すると共に、ジョイント内部にゴミが侵入するのを防止している。
ところで、摺動式等速ジョイントは外輪の内側に組込まれたトリポード部材や内輪およびケージが軸方向に移動自在であるため、実車に対する組み付け前の輸送の段階でトルク伝達子としてのローラやボールがトラック溝から抜け出ることがあり、抜け出した場合には、手探りの状態でトラック溝内にトルク伝達子を挿入する必要があるため、再組立てに非常に手間がかかるという問題があった。
そのような問題点を解決するため、特許文献1に記載されたトリポード形等速ジョイントにおいては、外輪の開口端部の内周にクリップを取付け、そのクリップによってローラを抜け止めするようにしている。
また、特許文献2に記載されたトリポード形等速ジョイントにおいては、外輪の開口端面にストッパリングを当接し、そのストッパリングの外周に形成された複数の係合片に波状の凹凸部を設け、その凹凸部を外輪の開口端部の外周に形成された凹凸部に係合してストッパリングを取付け状態に保持し、そのストッパリングの内周に形成された爪によってローラを抜け止めするようにしている。
実開平10−000194号公報 実用新案登録第2533493号公報
ところで、特許文献1に記載された等速ジョイントの抜け止め装置においては、外輪の開口端部の内周にクリップ取付け用の係合溝を旋削する必要があるため、製作コストが高く、しかも、外輪の開口端部の内周にクリップを取付けるため、そのクリップによってトリポード部材の軸方向の移動量が制限され、必要な移動量を確保しようとすれば外輪の軸方向長さが長くなるという不都合がある。
また、特許文献2に記載された等速ジョイントの抜け止め装置においては、ストッパリングの外周に設けられた係合片が外輪の外周に沿う円弧状であり、その円弧状係合片の長さ方向に波状の凹凸部を設けているため、上下凹凸部がリブの役目をし、係合片の剛性が高く、半径方向に弾性変形させることが困難である。
このため、ストッパリングの取付けに手間がかかると共に、係合片の凹凸部が外輪の凹凸部に係合するストッパリングの取付け状態で係合片を半径方向外方に弾性変形させることが困難であってストッパリングの取外しにも手間がかかり、改良すべき点が残されていた。また、外輪の開口端部の外周に波状の凹凸部を旋削する必要があるため、加工に手間がかかり、その加工コストの低減を図るうえにおいても改善すべき点が残されている。
この発明の課題は、ストッパリングの取付け、取外しを容易に行なうことができる摺動形等速ジョイントの抜け止め装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、第1の発明においては、軸方向に延びる3本のトラック溝を内径面に有し、各トラック溝に沿って転動可能なローラを介して内部に組み込まれたトリポード部材との間でトルクを伝達する外輪の開口端面にストッパリングを衝合し、そのストッパリングの内周に前記ローラの抜け止め用のストッパ爪を設け、ストッパリングの外周には外輪の開口端部の外周に沿う複数の係合片を形成し、各係合片に外輪の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用の断面V形の係合溝に係合可能なV形の折曲部を設け、かつ係合片の先端からストッパリングの外周部に至るスリットを形成した構成を採用したのである。
また、第2の発明においては、軸方向に延びる複数のトラック溝を内径面に有し、各トラック溝に沿って転動可能なボールを介して内部に組込まれたインボード部材の相互間でトルクを伝達する外輪の開口端面に内周部が各トラック溝の開口に臨むストッパリングを衝合し、そのストッパリングの外周に外輪の開口端部の外周に嵌合される円筒部を設け、その円筒部に外輪の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用のV形係合溝に対して係合可能な断面V形の折曲部を設け、上記円筒部にその開口端からストッパリングの外周部に至る複数のスリットを周方向に等間隔に設けた構成を採用したのである。
第2の発明に係るインボード部材とは、球形外面に軸方向のトラック溝が形成された内輪と、その内輪の球形外面に接触案内される球形内面を有し、その球形内面と外周に形成された球形外面の曲率中心をジョイントの角度中心に対して左右に等距離オフセットさせたボール保持用のケージとから成るものをいう。
第1の発明のように、ストッパリングの外周に複数の係合片を設け、その係合片に外輪の開口端部の外周に形成された断面V形の係合溝に係合可能なV形の折曲部を設け、かつ係合片の先端からストッパリングに至るスリットを設けたことにより、係合片を半径方向に容易に弾性変形させることができ、ストッパリングの取付け、取外しを容易に行なうことができる。
また、外輪の開口端に衝合したストッパリングの内周のストッパ爪によってローラを抜け止めするため、外輪の開口端部の内周に取付けたクリップによってローラを抜け止めする等速ジョイントに比較して外輪の軸方向長さを同じとした場合にトリポード部材の軸方向の移動量を長くとることができる。逆に、移動量を同じにすれば、外輪の軸方向長さのコンパクト化と軽量化を図ることができる。
さらに、ストッパリングの取付けは、外輪の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用の溝を利用するため、外輪にストッパリング取付け用の溝を新たに旋削する必要がなく、かつ簡素なV形の溝形状ゆえ、加工コストの低減を図ることができる。
第2の発明のように、ストッパリングの外周に設けた円筒部に外輪の外周に形成されたブーツ取付け用のV形係合溝に係合可能なV形折曲部を設け、かつ円筒部の開口端からストッパリングの外周部に至る複数のスリットを設けたことにより、円筒部を容易に拡径させることができ、外輪に対するストッパリングの取付け、取外しを容易に行なうことができる。
また、外輪の外周に形成されたブーツ取付け用の溝を利用してストッパリングを取付けるため、第1の発明と同様に、外輪にストッパリング取付け用の溝を新たに旋削する必要がなく、かつ簡素なV形の溝形状ゆえ、加工コストの低減を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3はこの発明に係る等速ジョイントの抜け止め装置の第1の実施の形態を示す。図示のように、外輪1は、軸方向に延びる3本の円弧状の凹部2を外周に有し、隣接する凹部2の外周は円筒面3とされている。この円筒面3は120°の間隔をおいた配置とされている。
円筒面3の外輪開口側の端部にはブーツ取付け用の係合溝4が形成され、その係合溝4の断面形状はV形とされている。
外輪1の内周には、上記円筒面3と同一の角度位置に軸方向に延びる3本のトラック溝5が形成されている。
外輪1の内側にはトリポード部材6が組込まれている。トリポード部材6は半径方向に延びる3本の脚軸7を外周に有し、各脚軸7によって回転自在に支持されたローラ8がトラック溝5に沿って移動自在とされている。
外輪1の開口端面にはばね鋼から成るストッパリング9が衝合され、そのストッパリング9は外輪1の開口端面に沿う形状とされている。ストッパリング9の内周にはトラック溝5の開口部両側と対向する位置にストッパ爪10が設けられ、そのストッパ爪10に対する当接によってローラ8は抜け止めされる。
ストッパリング9の外周には外輪1の各円筒面3に沿って外輪軸方向に延びる3つの係合片11が設けられている。各係合片11にはV形の折曲部12が内向きに形成され、その折曲部12は外輪1の係合溝4に係合してストッパリング9を外輪1の開口端面に衝合する取付け状態に保持している。
各係合片11には先端からストッパリング9の外周部に至るスリット13が設けられている。この係合片11は外輪1の開口端部の外周に嵌合されるブーツ14の大径端部によって押え込まれ、その大径端部の外周に装着されるブーツバンド15の締付けによって大径端部と共に締め付けられる。
ここで、ブーツ14の大径端部の内周には係合片11のV形折曲部12と係合可能なV形突部が形成されている。
第1の実施形態で示す等速ジョイントは上記の構造から成り、ストッパリング9の取付けは外輪1の内部にトリポード部材6を組込んだ後に行ない、そのストッパリング9の取付け後に、外輪1の開口端部の外周にブーツ14の大径端部を嵌合し、その大径端部をブーツバンド15の締付けにより固定する。
ストッパリング9の取付けに際しては、外輪1の開口端にストッパリング9を対向配置し、そのストッパリング9の係合片11が外輪1の円筒面3と一致するようストッパリング9の向きを調整したのち、そのストッパリング9を外輪1の端面に向けて押し込むようにする。
その押し込み時、外輪1の開口端面の外周部に対するV形折曲部12の当接により係合片11が半径方向外方に弾性変形し、上記ストッパリング9が外輪1の開口端面に衝合する位置までストッパリング9が押し込まれると、折曲部12が係合溝4に対向し、係合片11の復元弾性により、折曲部12が係合溝4に係合する。その係合によってストッパリング9は取付け状態とされ、ストッパリング9の内周に設けられたストッパ爪10によってローラ8は抜け止めされる。
ここで、係合片11は単一の折曲部12が形成されているのみであり、しかも、係合片11には先端からストッパリング9の外周部に至るスリット13が形成されているため、係合片11の剛性は比較的低く、係合片11を半径方向に容易に弾性変形させることができる。
このため、ストッパリング9を押し込む取付け時の操作力は小さく、外輪1の開口端面にストッパリング9を容易に取付けることができると共に、そのストッパリング9の取付け状態で係合片11の先端部を引き上げると、係合片11が半径方向外方に弾性変形してV形折曲部12が係合溝4から係合解除するのでストッパリング9の取外しも容易に行なうことができる。
また、ストッパリング9の内周に設けたストッパ爪10によってローラ8を抜け止めするため、トリポード部材6の軸方向の移動量を長くとることができると共に、ストッパリング9の取付けは外輪1の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用の係合溝4を利用するため、外輪1にストッパリング取付け用の溝を新たに旋削する必要もなく、かつ簡素なV形の溝形状ゆえ、加工コストの低減を図ることができる。
図4乃至図6は、この発明に係る等速ジョイントの抜け止め装置の第2の実施形態を示す。この実施形態では、等速ジョイントとしてダブルオフセット形の等速ジョイントを示し、外輪21は円筒状をなし、内周には軸方向に延びる6本又は8本のトラック溝22が周方向に等間隔に形成されている。
外輪21の内側には内輪23とケージ24とが組込まれ、内輪23の球形外面25に軸方向に延びる6本又は8本のトラック溝26が形成されている。
ケージ24は、内輪23の球形外面25に接触案内される球形内面27を有し、その球形内面27とケージ外周に形成された球形外面28の曲率中心O、Oはジョイントの角度中心Oに対して左右に等距離オフセットされている。
ケージ24には外輪トラック溝22と同数のポケット29が周方向に等間隔に形成され、各ポケット29内にボール30が収容されている。ボール30は径方向で対向する外輪トラック溝22と内輪トラック溝26に沿って転動可能とされている。
外輪21の開口端面にはばね鋼から成るストッパリング31が衝合されている。ストッパリング31の内径はその内周部が外輪トラック溝22の開口に臨む大きさとされ、その内周部においてボール30を抜け止めするようになっている。
また、ストッパリング31の外周には外輪21の開口端部の外周に嵌合される円筒部32が形成され、その円筒部32には外輪21の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用のV形係合溝33に対して係合可能な断面V字形の折曲部34が設けられている。
また、円筒部32には開口端からストッパリング31の外周部に至る複数のスリット35が周方向に等間隔に形成されている。
上記ストッパリング31の取付けに際しては、外輪21の開口端部の外周に円筒部32を嵌合する。その嵌合時、外輪21の開口端面の外周部に対する折曲部34の内面の衝合により円筒部32が拡径する。
このとき、円筒部32には複数のスリット35が形成されているため、円筒部32はスムーズに拡径して外輪21の開口端部の外周に嵌合する。ストッパリング31が外輪21の開口端面に当接すると、折曲部34が係合溝33に対向し、円筒部32が縮径して折曲部34が係合溝33に係合し、ストッパリング31は取付け状態に保持される。
ストッパリング31の取付けにより、そのストッパリング31の内周部が外輪トラック溝22の開口に臨むため、その内周部によってボール30を抜け止めすることができる。
ストッパリング31の取付け後、外輪21の開口端部の外周にブーツ14の大径側端部を嵌合し、その大径側端部の内周に形成された環状突出部16を折曲部34の外周に係合し、ブーツバンド15によりブーツ14の大径筒部および円筒部32を締付ける。
上記のように、ストッパリング31の外周に形成された円筒部32に複数のスリット35を設けたことにより、円筒部32を半径方向にスムーズに弾性変形させることができ、ストッパリング31の取付け、取外しを容易に行なうことができる。
また、外輪21の開口端面に衝合するストッパリング31によってボール30を抜け止めするため、内輪23の軸方向の移動量を長くとることができ、外輪の開口端部の内周に取付けるクリップによってボールを抜け止めする抜け止め装置に比較して外輪21の軸方向長さのコンパクト化と軽量化とを図ることができる。
さらに、外輪21の外周に形成されたブーツ取付け用の係合溝33を利用してストッパリング31を取付けるため、外輪21にストッパリング取付け用の溝を新たに設ける必要がなく、かつ簡素なV形の溝形状ゆえ、加工コストの低減を図ることができる。
この発明に係る等速ジョイントの抜け止め装置の第1の実施形態を示す縦断正面図 図1の左側面図 図1の外輪とストッパリングとを示す分解斜視図 この発明に係る等速ジョイントの抜け止め装置の第2の実施形態を示す縦断正面図 図4の左側面図 図4のストッパリングを示す斜視図
符号の説明
1 外輪
4 係合溝
5 トラック溝
6 トリポード部材
8 ローラ
9 ストッパリング
10 ストッパ爪
11 係合片
12 折曲部
13 スリット
21 外輪
22 トラック溝
23 内輪
24 ケージ
25 球形外面
26 トラック溝
27 球形内面
28 球形外面
30 ボール
31 ストッパリング
32 円筒部
33 係合溝
34 折曲部
35 スリット

Claims (3)

  1. 軸方向に延びる3本のトラック溝を内径面に有し、各トラック溝に沿って転動可能なローラを介して内部に組み込まれたトリポード部材との間でトルクを伝達する外輪の開口端面にストッパリングを衝合し、そのストッパリングの内周に前記ローラの抜け止め用のストッパ爪を設け、ストッパリングの外周には外輪の開口端部の外周に沿う複数の係合片を形成し、各係合片に外輪の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用の断面V形の係合溝に係合可能なV形の折曲部を設け、かつ係合片の先端からストッパリングの外周部に至るスリットを形成した摺動式等速ジョイントの抜け止め装置。
  2. 軸方向に延びる複数のトラック溝を内径面に有し、各トラック溝に沿って転動可能なボールを介して内部に組込まれたインボード部材の相互間でトルクを伝達する外輪の開口端面に内周部が各トラック溝の開口に臨むストッパリングを衝合し、そのストッパリングの外周に外輪の開口端部の外周に嵌合される円筒部を設け、その円筒部に外輪の開口端部の外周に形成されたブーツ取付け用のV形係合溝に対して係合可能な断面V形の折曲部を設け、上記円筒部にその開口端からストッパリングの外周部に至る複数のスリットを周方向に等間隔に設けた摺動式等速ジョイントの抜け止め装置。
  3. 前記インボード部材が、球形外面に軸方向のトラック溝が形成された内輪と、その内輪の球形外面に接触案内される球形内面を有し、その球形内面と外周に形成された球形外面の曲率中心をジョイントの角度中心に対して左右に等距離オフセットさせたボール保持用のケージとから成る請求項2に記載の摺動式等速ジョイントの抜け止め装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013079681A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Ntn Corp トリポード型等速自在継手
JP2014233675A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社伊藤製作所 フィルタープレスにおける濾枠
KR101543956B1 (ko) * 2014-03-28 2015-08-12 주식회사 포스코 커플링 장치

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