JP2006240201A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2006240201A JP2005061832A JP2005061832A JP2006240201A JP 2006240201 A JP2006240201 A JP 2006240201A JP 2005061832 A JP2005061832 A JP 2005061832A JP 2005061832 A JP2005061832 A JP 2005061832A JP 2006240201 A JP2006240201 A JP 2006240201A
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Takeshi Miyata
剛 宮田
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Abstract

【課題】 本発明は、インク受け内部のインク堆積の偏りを防ぎ、インク受け部の容積を効率的に使用でき、かつ空吐出の動作時のキャリッジ位置制御方法が空吐出ヘッド駆動モードに左右されず一つの制御方法により行うことができる。
【解決手段】 本発明のインクジェット記録装置は、空吐出の動作時のキャリッジの位置をインク受け部の開口部の開口範囲で空吐出動作毎に変更するために移動手段を制御する移動制御手段を有している。
【選択図】 図3

Description

本発明は記録装置に関し、詳細には空吐出動作時のキャリッジ位置を空吐出動作毎に変更し、インク受け部のインク堆積を効果的に抑えるインクジェットプリンタ等の記録装置に関する。
一般に、インクジェット記録方式による記録装置は、インクジェットヘッドと呼ばれるインク吐出部が主走査方向へ往復移動するキャリッジに搭載され、かつ副走査方向へ搬送されながら記録媒体にインクを吐出することにより画像を形成する。このような記録装置において、印字待機中や放置時にヘッドを空気中に放置すると、時間の経過と共にインクの水分が蒸発するためインクが乾燥し、インクジェットヘッドのノズル穴近傍のインク粘度が増加しインクが吐出されにくくなる。また、粘度が増加すると吐出速度の低下や着弾精度の悪化、不吐出の原因となる。このため、インクジェットヘッドの吐出性能を回復させる手段として空吐出という印字には関係なくインクジェットヘッドを駆動して増粘したインクを排出し、吐出不良を防ぐ処理を行っている。この空吐出は、印字中、印字前後に一定の頻度で行われ、インクジェットヘッドを搭載したキャリッジがインク受け部の上部に移動し、増粘したインクをインク受け部へ吐出する処理である。
一方、近年高画質化を目的として顔料系の高粘度インクを使用するケースが多くなっている。そのため、空吐出の動作によりインク受け部に吐出された顔料系のインクは高粘度のため広がらず、樹脂成分が蒸発せずに残り、空吐出の動作の度に蓄積され、上方向に成長していく。この成長したインクをインク柱と呼ばれている。この成長したインク柱がインク受け開口部より上方へ成長すると、インクジェットヘッドと接触してノズル穴を詰まらせて吐出不良の原因となる。このインク柱は広がらず上方向にのみ成長するためインク受け部を上下方向に大きくせねばならず、記録装置の小型化、高密度化の妨げとなっている。
そこで、この対策として、特許文献1では、インク受け部の開口部の一方の端から他方の端までキャリッジが移動する間、キャリッジの移動に連動して1ドットずつあるいは数ドットずつ空吐出ポイントをスライドさせることでインク受け部の容積を効率的に使用し、インク柱の発生を防いでいる。
特開平11−091138号公報
しかしながら、特許文献1の方法によれば、空吐出の動作時のインクジェットヘッドの駆動が常に一定の駆動モードでなく、温湿度によって吐出滴数を増減したり、空吐出の動作時に複雑なインクジェットヘッドの駆動を行った場合空吐出の動作時のキャリッジ位置制御方法もそれに応じて複雑な制御が必要となってしまう。
本発明はこのような問題点を解決するためのものであり、インク受け内部のインク堆積の偏りを防ぎ、インク受け部の容積を効率的に使用でき、かつ空吐出の動作時のキャリッジ位置制御方法が空吐出ヘッド駆動モードに左右されず一つの制御方法により行うことができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明のインクジェット記録装置は、記録手段と搬送手段と回復手段とインク受け部とを具備している。記録手段はインクをノズルから吐出させるインクジェットヘッドとこのインクジェットを搭載するキャリッジとこのキャリッジを主走査方向に往復移動する移動手段とを有して記録媒体に画像形成を行う。搬送手段は主走査方向と直交する副走査方向に記録媒体を搬送する。また、回復手段はインクジェットヘッドの吐出性能の維持、回復のために空吐出を行う。更に、インク受け部は回復手段で空吐出されたインクを受けるための開口部を有している。また、本発明のインクジェット記録装置は、空吐出の動作時のキャリッジの位置をインク受け部の開口部の開口範囲で空吐出動作毎に変更するために移動手段を制御する移動制御手段を有している。よって、インク受け内部のインク堆積の偏りを防ぎ、インク受け部の容積を効率的に使用できる。その結果、顔料系の高粘度インクを使用した場合にも、局所的に蓄積されたインクがインクジェットヘッドに接触しノズル穴に詰まることによる吐出不良を防ぐことができる。更に、空吐出の動作時のキャリッジ位置制御方法を空吐出ヘッド駆動モードに左右されず一つの制御方法により行うことができる。また、印字動作中に空吐出を行う場合は、印字動作におけるキャリッジ速度を変更せず、また停止させることなく連続して空吐出動作を行うことができる。更に、キャリッジの走査方向切換時の停止のタイミングを利用して無駄な動作を生じさせず空吐出を行うことができる。
また、移動制御手段は空吐出動作時に一様乱数を用いてキャリッジの位置をインク受け部の開口部の開口範囲で空吐出動作毎にランダムに変更するように移動手段を制御することにより、インク受け部内部に偏り無く一様にインクを堆積させ、インク受け部の容積を効率的に使用できる。
更に、インク受け部が着脱自在な構成となっていることにより、インク受け部のインク堆積量が確認でき、インクが溢れる前に交換することができる。
本発明のインクジェット記録装置は、空吐出動作時のキャリッジ位置をインク受け部の開口部の範囲で空吐出動作毎に変更することでインク受け内部のインク堆積の偏りを防ぎ、インク受け部の容積を効率的に使用でき、かつ空吐出の動作時のキャリッジ位置制御方法が空吐出ヘッド駆動モードに左右されず一つの制御方法により行うことができる。
図1は本発明の一実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるインクジェットヘッドの構成を示す斜視図である。同図に示す本実施の形態例のインクジェットプリンタ等のインクジェット記録装置10によれば、図示していない移動手段によって主走査方向xへ往復移動するキャリッジ11に搭載されたインクジェットヘッド12と、主走査方向xと直交する副走査方向yへ記録媒体を搬送する搬送ベルト14、図示していない搬送ローラ、ガイド板等からなる搬送手段とを備えている。キャリッジ11は図示していないシャーシに固定されたガイドロッド13上に摺動自在に取り付けられている。また、インクジェットヘッド12のインク吐出部の維持、回復動作に行われる空吐出の動作時のインク受け部15が着脱自在に、かつ所定の位置に設けられている。
このような構成を有する本実施の形態例のインクジェット記録装置による空突出の動作の様子を示す概略断面図である図2からわかるように、空吐出の動作時にはキャリッジ11がインク受け部15の開口部直上に移動してインク吐出を行い、インクジェットヘッド12の回復を行う。
図3は本実施の形態例のインク受け部内部の時間経過に伴うインク堆積の様子を示す概略断面図である。図3の(a)〜(d)に示すように、図示していない移動手段を制御して空吐出の度にインク受け部15の開口部の開口範囲で図示していないキャリッジの位置を徐々にずらすことによってインク受け部15の内部へ偏りなく一様にインク16を溜めることができる。空吐出の位置を変更する順序はインク受け部15の開口部のどちらから始めても良く、また十分な時間経過後にインク受け部15の内部に一様にインク16を吐出できればどのような順序でも良い。
図4は本実施の形態例のインク受け部内部の時間経過に伴う別のインク堆積の様子を示す概略断面図である。図4の(a)〜(d)に示すように、記録装置の制御部(図示せず)で発生させた一様乱数によりインク受け部1の開口部の開口範囲で空吐出の動作時の図示していないキャリッジの位置が変わるため、十分な時間経過後には偏りなく一様にインク16を溜めることができる。なお、図3に示すような徐々にキャリッジ位置を変更する場合は前回の空吐出時のキャリッジ位置を記憶しておく必要があるが、図4に示すように一様乱数を用いてキャリッジ位置を変更するため前回の空吐出時のキャリッジ位置を装置内部へ記憶しておく必要がない。
図5は別の発明のインクジェット記録装置の構成を示す概略断面図である。同図に示すように、インクジェット記録装置100は、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックBKなどの複数色のインクをそれぞれ収納したインクカートリッジ101と、複数のノズルを有し各インクカートリッジ101からインクが供給される、上述した発明のインクジェットヘッド102と、インクカートリッジ101とインクジェットヘッド102を搭載したキャリッジ103と、記録紙を収納した給紙トレイ104a,104bや手差しテーブル105から記録紙を印字部106に搬送する搬送ローラ107と、印字した記録紙を排紙トレイ108に排出する排出ローラ109を有する。そして、図示していないホスト装置から送られてくる画像データを記録紙に印字するときは、キャリッジ103をガイドロッド110に沿って走査しながら、搬送ローラ107により印字部106に送られた記録紙にインクジェットヘッド102のノズルから画像データに応じてインクを噴射して文字や画像を記録する。
なお、本発明は上記実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるインクジェットヘッドの構成を示す斜視図である。 本実施の形態例のインクジェット記録装置による空突出の動作の様子を示す概略断面図である。 本実施の形態例のインク受け部内部の時間経過に伴うインク堆積の様子を示す概略断面図である。 本実施の形態例のインク受け部内部の時間経過に伴う別のインク堆積の様子を示す概略断面図である。 別の発明のインクジェット記録装置の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
1,103;キャリッジ、2,102;インクジェットヘッド、
3,110;ガイドロッド、4;搬送ベルト、5;インク受け部、
6;インク、100;インクジェット記録装置、
101;インクカートリッジ、104a,104b;給紙トレイ、
105;手差しテーブル、106;印字部、107;搬送ローラ、
108;排紙トレイ、109;排出ローラ。

Claims (3)

  1. インクをノズルから吐出させるインクジェットヘッドと該インクジェットを搭載するキャリッジと該キャリッジを主走査方向に往復移動する移動手段とを有して記録媒体に画像形成を行う記録手段と、主走査方向と直交する副走査方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、前記インクジェットヘッドの吐出性能の維持、回復のために空吐出を行う回復手段と、該回復手段で空吐出されたインクを受けるための開口部を有するインク受け部とを具備するインクジェット記録装置において、
    前記空吐出の動作時の前記キャリッジの位置を前記インク受け部の前記開口部の開口範囲で空吐出動作毎に変更するために前記移動手段を制御する移動制御手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記移動制御手段は空吐出動作時に一様乱数を用いて前記キャリッジの位置を前記インク受け部の前記開口部の開口範囲で空吐出動作毎にランダムに変更するように前記移動手段を制御する請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インク受け部が着脱自在な構成となっている請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
JP2005061832A 2005-03-07 2005-03-07 インクジェット記録装置 Pending JP2006240201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038199A (ja) * 2013-07-19 2015-02-26 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置、インクジェット記録方法

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