JP2006239433A - サイズ可変側面開口を備えた生検装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚に近接した疑わしい病変の生検を行うことができるコア生検装置を提供すること。
【解決手段】***組織生検サンプルなどの組織サンプルを得るための生検装置。生検装置は、刺入先端部を有する外側カニューレ、カッター内腔、そのカッター内腔に連通した側面組織ポート、および側面組織ポートの先端側に配置された少なくとも1つの流路を含むことができる。内側カッターを、側面組織ポートを越えてカッター内腔内を前進させて組織サンプルを切除することができる。組織サンプルの切除後、内側カッターを側面組織ポートの基端側に引き戻す前に、内側カッターを用いて側面組織ポートの先端側に位置する流路の覆いと露出を交互に行うことができる。
【選択図】図1

Description

開示の内容
〔関連出願の相互参照〕
本願は、本発明の譲渡人に譲渡された、ヒブナー(Hibner)らによる2003年9月30日出願の米国特許出願第10/676,944号(名称:「内部検体採集機構を備えた生検器具(Biopsy Instrument with Internal Specimen Collection Mechanism)」)およびシセナス(Cicenas)らによる2003年12月10日出願の米国特許出願第10/732,843号(名称:「サンプルチューブを備えた生検装置(Biopsy Device with Sample Tube)」)に言及することを以って相互参照し、これらの特許出願を本明細書の一部とする。
〔発明の分野〕
本発明は、生検装置に関し、詳細には、組織を切除するためのカッターを備えた生検装置に関する。
〔発明の背景〕
組織の診断および治療は、研究が進行中の分野である。サンプリングおよび/または試験のために組織サンプルを採取するための医療装置は、当分野で知られている。例えば、***生検サンプルの採取に用いられるMAMMOTOMEという商標で現在出回っている生検器具は、エシコン・エンド‐サージェリー社(Ethicon Endo-Surgery, Inc.)によって販売されている。
様々な生検装置が、言及することを以ってその開示内容の全てを本明細書の一部とする2001年8月14日発行の米国特許第6,273,862号、2001年5月15日発行の同第6,231,522号、2001年5月8日発行の同第6,228,055号、2000年9月19日発行の同第6,120,462号、2000年7月11日発行の同第6,086,544号、2000年6月20日発行の同第6,077,230号、2000年1月25日発行の同第6,017,316号、1999年12月28日発行の同第6,007,497号、1999年11月9日発行の同第5,980,469号、1999年10月12日発行の同第5,964,716号、1999年7月27日発行の同第5,928,164号、1998年7月7日発行の同第5,775,333号、1998年6月23日発行の同第5,769,086号、1997年7月22日発行の同第5,649,547号、1996年6月18日発行の同第5,526,822号、およびヒブナー(Hibner)らによる2003年10月23日公開の米国特許出願第2003/0199753に開示されている。
これらの一般に知られている陰圧吸引式コア生検装置は、より大きなサンプルを陰圧吸引により吸引してカッターで切除する所望の機構を有する。このような大きなサンプルは、診断用の疑わしい病変の少なくとも一部を含む可能性が高いサンプルを採取できるため、針生検よりも有用である。加えて、このような既知の生検装置の中には、プローブを取り外さずに複数のサンプルを採取できるものもある。これにより、サンプル採取間の不便な操作が減り、時間が短縮される。また、疑わしい病変の完全な切除に十分なサンプルを採取するのが容易になる。
陰圧吸引、特に別個の吸引内腔と組み合わせるこのような生検装置のプローブの広い側面開口は、多数の所望の特徴を有する。しかしながら、コア生検プローブでは、皮膚に近い病変を採取するのが困難な場合がある。これは、***が小さく、特にアクセス方向の選択を制限する位置決め固定具で***が圧迫されているときに困難な場合が多い。プローブの側面開口が部分的に露出すると、プローブの検体ボウルが大気圧にさらされて陰圧吸引が無効になることがある。さらに、カッターが組織内に前進する前に皮膚が検体ボウル内に脱出し、これにより、皮膚が切除されて術後の苦痛および傷がひどくなることがある。
従って、皮膚に近接した疑わしい病変の生検を行うことができるコア生検装置が強く要望されている。
〔発明の概要〕
本発明は、従来のこれらおよび他の問題を解消するために、サンプルの採取のために選択的に長手方向に大きさを変えることができる側面開口を備えたプローブ組立体を有するコア生検装置を提供する。基端ブロック部材を、側面開口の基端部分をブロックするように側面開口に選択的に配置して、カッターチューブを引き戻し、次いで組織サンプルを採取するために前進するときに組織の外層が側面開口の基端部分に脱出しないようにすることができる。従って、不快感を与えたり、醜い傷跡を残すことなく、患者の皮膚に近接した病変の組織サンプルを採取することができる。
本発明の態様に一致する一態様では、装置は、側面開口の少なくとも基端部分を覆うプローブ部分に一致する大きさの湾曲部分を含む。この側面開口の上部は、湾曲部分に取り付けられた、プローブを少なくとも部分的に覆って係合するように構成された係合構造によって保持される。湾曲部分に取り付けられたグリップ部分により、使用者が、所望に応じて、湾曲部分を側面開口の基端部分に対して長手方向に配置することができる。従って、別のサンプルの採取のための次の移動の前に、カッターチューブを完全に引き戻して組織サンプルを除去する必要がある場合にも、生検装置は追加の機能を利用できる。
本発明の別の態様では、患者の皮膚に近接した病変の生検を行うための方法を提供する。この方法は、カッター内腔の先端部に近接した側面開口をブロックする最も先端側の位置まで、カッターチューブを先端側に移動させるステップと、側面開口が病変に整合するようにカッター内腔を患者の皮膚内に挿入するステップと、側面開口の基端部分がカッター内腔の基端側に延在するように、患者の皮膚の外面に対して内側の位置までカッター内腔を引き戻すステップと、側面開口内に組織を脱出させるステップと、カッター内腔を先端側に移動させて組織サンプルを切除するステップによって実施される。カッターチューブ自体を用いて、患者の皮膚の外部に露出した側面開口の部分をブロックすることで、切除サイクルの際に皮膚が切除されるのを防止できる。
本発明のこれらおよび他の目的および利点は、添付の図面および以下の説明から明らかになるであろう。
〔発明の詳細な説明〕
本明細書は、本発明を具体的に示し、かつ明確に請求する添付の特許請求の範囲で結ばれているが、本発明は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めばより良く理解できるであろう。
コアサンプリング生検装置は、プローブの側面開口の先端部分が疑わしい病変の近傍に配置されたときに外側組織層がプローブに接触する部分に相当する側面開口の基端部分をブロックする機能が追加され、挿入点に近接した組織サンプルを切除できる柔軟性を有する。この基端ブロック機能は、一般に知られている生検装置に取り付けることができる別個の部材によって達成できるため、既存の資本投資が経済的にてこ入れされる。第1の例示的な形態では、組織サンプルを回収するためにサンプリング間にプローブから完全に引き戻されるロングストローク・カッターを備えた生検装置が、サイズ可変側面開口が望ましい場合に用いられる。別法として、第2の例示的な形態では、カッターの位置とは独立した組織サンプル回収部を有する生検装置が、基端ブロック機構としてカッターを用いてサイズ可変側面開口を可能にするために用いられる。
ロングストローク生検装置
図1‐図3において、既に言及した米国特許第6,273,862号に詳細に開示されている生検システム10が、各サンプルを回収するためにプローブ(針または穴あけ器とも呼ぶ)12を取り外すことなく、陰圧吸引と組み合わせた長い切除ストロークで、診断および治療に適した複数の一定の大きさのコア生検サンプルを採取する。多くの場合、プローブ12に長い側面開口(ポート)を維持することが比較的大きなサンプルの回収に有用であるが、疑わしい病変が外皮に近接して映し出される場合もある。このような生検でプローブ12を配置すると、側面開口14の基端部分が患者の体外に露出し、生検システム10の陰圧吸引が機能しなくなる。加えて、続く切除ストロークにより、側面開口14内に脱出しうる皮膚の部分が切除され、挿入点における不快感および傷が不必要に増大してしまう。好都合なことに、プローブスリーブ16として図1の例事例的な形態に示されている基端開口ブロック部材が、プローブ12に有利に取り付けられており、所望に応じて、側面開口14の基端部分を選択的に覆うように先端側に配置することができる。
生検システム10は、プローブ12の基端側に取り付けられたハンドル20を有するプローブ組立体18を含む。生検システム10は、手動ユーザーインターフェイスとして機能する取外し可能なホルスター22と、診断システム(例えば、磁気共鳴映像法(MRI))(不図示)から離れて配置できる制御モジュール24に対する機械的および電気的な接続をさらに含む。制御モジュール24は、流体収集システム26、制御ユニット28、および動力伝達源30を含む。ハンドル20は、取外し可能なホルスター22に取外し可能に取り付けられる。これらの部品が、生検装置(ハンドピース)32と呼ばれる軽量で人間工学的な形状の手動操作部分を成している。ハンドピース32は、第1の陰圧チューブ34および第2の陰圧チューブ36によって流体収集システム26に接続されている。第1および第2の陰圧チューブ34,36はそれぞれ、第1のコネクタ38および第2のコネクタ40によって流体収集システム26に取外し可能に接続されている。第1のコネクタ38は、雄型部分42および第1の陰圧チューブ34に取り付けられた雌型部分44を有する。第2のコネクタ40は、雌型部分46および第2の陰圧チューブに取り付けられた雄型部分48を有する。コネクタの雄型部分および雌型部分42,44,46,48は、第1のチューブ34と第2のチューブ36が誤って逆に流体収集システム26に接続されるのを防止するためにこのように取り付けられる。取外し可能なホルスター22は、第1の回転軸50、第2の回転軸52、および制御コード54を含む。第1および第2の回転軸50,52は、操作者が片手でハンドピース32を容易に操作できるように有利に可撓性を有する。制御コード54により、ハンドピース32が動力伝達源30および制御ユニット28に機能的に接続されている。
取外し可能なホルスター22とハンドル20は、見易くするために別々に示されているが、処置の際には組み立てられていることを理解されたい。一対のタブ60,62が、ホルスター上側シェル64のそれぞれの側面から横方向に延出し、ハンドル20の中空ハンドルハウジング70の左右のアンダーカット・レッジ66,68内に挿入される。操作者がハンドピース32を握り易いように、複数の凹み72が中空ハンドルハウジング70に設けられている。ホルスター22の下側シェル76のチューブスロット74により、第1および第2の陰圧チューブ34,36を受容するための空間が形成されている。医師が一方の手で超音波イメージング装置などを操作しながら他方の手でハンドピース32を操作できるように、第1のスイッチ78、第2のスイッチ80、および第3のスイッチ82が、取外し可能なホルスター22の先端部分に取り付けられている。スイッチ78,80,および82は、動力伝達源30、流体収集システム26、および制御ユニット28を操作するために設けられている。取外し可能なホルスター22の先端部のリッジ84は、操作者がハンドピース32を握りやすく、かつスイッチ78,80,および82を操作し易いように設けられている。また、リッジ84は、ハンドピース32のどこを適切に把持するかについて操作者に感触で伝えることができる。
ハンドル20は、第1の陰圧チューブ34の一部を視認できるように窓86を備えている。第1および第2の陰圧チューブ34,36は、シリコーンチューブなどの可撓性の透明または半透性な材料から形成されている。これにより、チューブ34,36内を流れる物質を視認することができる。ハンドル20に窓86が設けられているため、操作者は、プローブ12が挿入されている組織から目を離さずに、第1の陰圧チューブ34内の流れを確認することができる。組織サンプリング面90への両側からのアクセスを可能にする横方向の開口88が中空ハンドルハウジング70の先端部に設けられている。患者から採取した組織は、操作者またはアシスタントが組織サンプリング面90から回収する。
図2は、ハンドル20の組立分解等角図である。ハンドルハウジング70は、ポリカーボネートなどの硬質の生体適合性プラスチックからそれぞれ射出成形された左ハンドルシェル92および右ハンドルシェル94から形成されている。ハンドル20の組立ての最後で、左右のハンドルシェル92,94が、接合縁96に沿った超音波溶接または当分野で周知の任意の他の方法によって互いに接合される。
プローブ12は、カッター内腔100を画定する、通常は金属である細長いカッターチューブ98を含む。患者から採取する組織を受容するための側面開口14が、カッターチューブ98の先端部の側面に形成されている。陰圧内腔104を画定する細長い管状の金属製の陰圧チャンバーチューブ102がカッターチューブ98に沿って接合されている。カッター内腔100は、側面開口14によって画定された「ボウル」108の底部に配置された複数の陰圧孔106によって陰圧内腔104に連通している。これらの孔106は、流体を除去するのに十分な大きさであるが、陰圧チャンバーチューブ102に連通した第1の陰圧チューブ34を介して切除された組織部分を除去できるほど大きくはない。尖った金属製の先端部110が、プローブ12の先端部に取り付けられる。この先端部110は、***などの軟組織に刺入するようにデザインされている。この実施形態では、尖った先端部110は、三面からなるピラミッド状の先端であるが、他の形状の先端構造にすることもできる。
さらに図2を説明すると、プローブ12の基端部が、ユニオンスリーブ112に取り付けられる。ユニオンスリーブ112は、その内部を通る長手方向の孔114、幅が広くなった中心部分116、およびその中心部分116を通る横方向の孔118を有する。ユニオンスリーブ112はまた、それぞれのハンドルシェル92,94から延出した一対のユニオンスリーブ・リブ120上の左右のハンドルシェル92,94の間に取り付けられる。細長い金属製のチューブカッター122が、先端方向および基端方向の両方向に容易にスライドできるように、ユニオンスリーブ112の長手方向の孔114およびプローブ12のカッター内腔100の中で軸方向に直線状に配置される。カッター122がカッターチューブ98の基端部と軸方向に直線状に配置された位置でスライド可能に維持されるように、一対のカッターガイド124が各ハンドルシェル92,94に一体成形されている。カッター122は、その全長に亘るサンプル内腔126を有する。カッター122の先端部は、カッター122が回転したときにカッターの刃128に当接した組織を切除するためにカッターの刃128を成すように尖っている。カッター122の基端部は、カッター歯車132のカッター歯車の孔130の中に取り付けられる。カッター歯車132は、金属またはポリマーから形成することができ、それぞれが当分野で周知の典型的な平歯車の歯の構造を有する複数のカッター歯車の歯134を有する。
図2において、カッター歯車132は、カッター歯車の歯134と噛合するようにデザインされた複数の駆動歯車の歯106を有する細長い駆動歯車136によって駆動される。駆動歯車136の役割は、カッター歯車132およびカッター122が長手方向に移動するときにこれらを回転させることである。駆動歯車136は、耐久性および強度を得るためにステンレス鋼などの金属から形成してもよいし、MRIに適合するように非鉄材料から形成してもよい。駆動歯車の先端車軸138が、駆動歯車136の先端部から延出し、左ハンドルシェル92に内部に成型された車軸支持リブ140内に取り付けられる。歯車軸142が、駆動歯車136の基端部から延出し、左ハンドルシェル92に内部に同様に成型された歯車軸支持リブ(不図示)によって支持される。左交差ピン146が、駆動歯車136を回転させるための係合手段として歯車軸142の基端部に取り付けられている。
さらに図2を説明すると、カッター歯車132が回転しているときにそのカッター歯車132を保持して先端方向および基端方向に移送するために、キャリッジ148が設けられている。例示されている形態では、キャリッジ148は、硬質ポリマーから成型され、雌ねじが設けられた孔150および側面から延出したキャリッジフット152を備えた円筒状である。キャリッジフット152には、カッター歯車の歯134が駆動歯車の歯137に適切に噛合するように適切な向きにカッター歯車132を回転可能に保持するための凹部154が形成されている。キャリッジ148は、駆動歯車136に平行な細長い送りねじ156に、雌ねじが設けられた孔150を介して取り付けられる。送りねじ156は、複数の従来のねじ山158を有し、ステンレス鋼から形成することができる。送りねじ156が一方向に回転すると、キャリッジ148が先端側に移動し、送りねじ156が逆方向に回転すると、キャリッジ148が基端側に移動する。カッター歯車132が、ねじの回転方向に従って先端側または基端側に移動し、カッター122が前進または後退する。この形態では、送りねじ156が右ねじとして示されているため、時計回り(基端方向から先端方向を見た場合)に回転すると、キャリッジ148が先端方向に移動する。制御ユニット28で操作できるように用意すれば、左ねじを送りねじ156として用いることも可能である。先端側ねじ車軸160および基端側ねじ軸162がそれぞれ、送りねじ156の先端部および基端部から延出している。先端側ねじ車軸160は、右ハンドルシェル94の先端ねじ支持部163内に回転可能に取り付けられ、基端側ねじ軸162は、同様に右ハンドルシェル94の基端ねじ支持部164に回転可能に取り付けられる。右交差ピン166が、回転させるための係合手段としてねじ軸162の基端部に取り付けられている。
図2および図3も、既に説明した第1および第2の陰圧チューブ34,36を示している。第1の陰圧チューブ34の先端部が、ユニオンスリーブ112の横方向の開口118内に挿入固定されるポリマー陰圧継ぎ手168に取り付けられる。これにより、カッター内腔100の流体が流体収集システム26に連通する。第1の陰圧チューブ34は、中空ハンドルハウジング70内の送りねじ156および駆動歯車136の上の空間に受容され、開口170を通って中空ハンドルハウジング70の基端部から延出している。第2の陰圧チューブ36は、細長い金属製のチューブ組織リムーバ172の基端部に流体が連通するように取り付けられる。第2の陰圧チューブ36は、第1の陰圧チューブ34と共に中空ハンドルハウジング70から開口170の外側に延出する。断片化した組織部分が組織リムーバ172を介して流体収集システム26に送られるのを防止するべく、ストレーナ174が組織リムーバ172の先端部に取り付けられている。組織リムーバ172は、チューブカッター122内にスライド可能に挿入される。組織リムーバ172は、左右のハンドルシェル92,94の内部の一対の基端支持部176の間に取り付けられ、生検器具の操作中は常に静止している。カッター122が第1の位置まで完全に引き戻されると、組織リムーバ172の先端部が、カッター122の先端部とほぼ同じ位置にくる。カッター122の先端部は、完全に引き戻された第1の位置では、組織サンプリング面90に対して垂直で基端側に位置する垂直壁178のわずかに先端側である。
図3において、右アクセス孔180が、右ハンドルシェル43の基端部に設けられている。右アクセス孔180により、動力伝達源30に機能的に結合するために送りねじ156の基端部にアクセスすることができる。同様に、左アクセス孔(不図示)が、左ハンドルシェル92に設けられており、動力伝達源30に機能的に結合するために駆動歯車136の基端部にアクセスすることができる。
組織リムーバ172は2つの機能を有する。その1つは、カッター内腔100内の流体の排出を助けることである。これは、第2の陰圧チューブ36を組織リムーバ172の基端部に取り付けて達成できる。組織リムーバ172の先端部がカッター内腔100内に挿入されるため、カッター内腔100が流体収集システム26に連通する。もう1つの機能は、以下に示すようにカッター122から組織を除去することである。組織サンプルが採取されると、カッター122が側面開口14のすぐ先端側の第4の位置まで前進し、切断された組織部分184が、カッター122の先端部のサンプル内腔126内に保持される。次いで、カッター122が第1の位置まで移動し、カッターの刃128が垂直壁178のすぐ先端側にくる。カッター122のこの位置では、組織リムーバ172の先端部(常に静止した状態)が、カッター122の先端部とほぼ同じ位置にある。従って、サンプル内腔126内に保持されたかなり大きな組織部分の全てが、サンプル内腔126から組織サンプリング面90上に押し出される。次いで、操作者またはアシスタントが組織部分184を回収することができる。
特に図3を参照すると、左ハンドルシェル92が除去されたハンドル20の等角図が、図3の構成要素の配置を示している。第1の陰圧チューブ34の一部も、見易くするために除去されている。図示されているように、キャリッジ148が、完全に引き戻された位置にあるため、カッター122も完全に引き戻された位置すなわち第1の位置にある。カッターの刃128は、ハンドルハウジング70の垂直壁178よりもわずかに先端側に位置している。キャリッジ148のフット152は、中空ハンドルハウジング70の底部の内側のキャリッジガイド面186に沿ってスライドするように構成されている。カッター軸方向トランスミッション188は、キャリッジ148、送りねじ156、およびねじ軸162を含む。カッター回転方向トランスミッション190は、駆動歯車136、カッター歯車132、および歯車軸142を含む。
図4は、取外し可能なホルスター22の組立分解等角図である。ホルスター上側シェル64およびホルスター下側シェル76はそれぞれ、ポリカーボネートなどの硬質生体適合性プラスチックから射出成形される。組立ての最後で、シェル64,76は、ねじ(不図示)または当分野で周知の他のタイプの留め具が複数の整合孔192に挿入されて互いに結合される。歯車駆動軸194およびねじ駆動軸196が、取外し可能なホルスター22の基端側密閉部分内に保持されている。これらの軸は、溝200を有するグラメット198から延出している。溝200により、グラメット198を、ホルスター上側および下側シェル64,76のそれぞれのシェルの縁202に保持されるように取り付けることができる。グラメット198により、第1の回転軸50が歯車駆動軸194に回転可能に取り付けられ、第2の回転軸52がねじ駆動軸196に回転可能に取り付けられる。第1の回転軸50は、グラメット198の左の孔204内に回転可能に挿入される。第2の回転軸52は、右の孔206内に回転可能に挿入される。グラメット198はまた、取外し可能なホルスター22に対する制御コード54の歪み解放アタッチメントとなる。
さらに図4を用いて説明すると、歯車駆動軸194は、上側および下側ホルスターシェル64,76の内側の第1の壁部210および第2の壁部212に形成された一対の歯車駆動取付け部208に回転可能に支持される。ねじ駆動軸196は、同様にねじ駆動取付け部214上に回転可能に支持される。左カップラー216が、駆動歯車軸194の先端部に取り付けられている。左カップラー216は、歯車軸142に取り付けられた左交差ピン146と回転可能に係合できるように左カップラー開口218を有する。図2に示されているハンドル20が取外し可能なホルスター22に取り付けられると、歯車軸142が、歯車駆動軸194に回転可能に係合される。同様に、ねじ駆動軸196は、ねじ軸162の交差ピン166と回転可能に係合する右カップラー開口221を備えた右カップラー220を有する。左右のカップラー216,220はそれぞれ、駆動取付け部208および214の対応する部分に形成されたスラスト・スロット226に回転可能に挿入されるカップラーフランジ222,224を有する。これらのカプラーフランジ222,224は、駆動軸180,182の軸荷重を支える。
図4および図4Aを用いて説明すると、取外し可能なホルスター22は、詳細を後述するように電気信号を制御ユニット28に供給するために、ねじ回転センサ228(部品番号HEDR‐81002Pとしてヒューレットパッカード社(Hewlett-Packard)が販売)をさらに含む。回転センサ228は、ホルスター上側シェル64の内部に取り付けられ、ねじ駆動軸196の真上に位置している。溝付きホイール230が、ねじ駆動軸196に取り付けられ、回転センサ228内に受容された発光ダイオード(不図示)の前まで延びている。溝付きホイール230が回転すると、遮られていた光ビームが、電子的に検出されて制御ユニット28に送信され、ねじ駆動軸の回転速度(カッターチューブの軸方向の前進または後退速度)および動作の開始からのねじの回転数(カッター122の瞬間的な軸方向の位置)についての情報が送られる。回転センサのリード線232が、グラメット198を通過し、制御コード54内の導線の束の一部となっている。
取外し可能なホルスター22は、ホルスター上側シェル64の内側に取り付けられたスイッチ78,80,82を有する。スイッチ78,80,および82は、制御コード54内に受容された複数の導線234に電気的に接続されている。第3のスイッチ82は、ハンドピース32と流体収集システム26との間の流体の連通を制御し、かつ様々なコマンドに応答するために制御ユニット28をセットする。第2のスイッチ80は、基端方向のカッター122の運動を制御し、かつ様々なコマンドに応答するために制御ユニット28をセットする。第1のスイッチ78は、先端方向のカッター122の運動を制御し、様々なコマンドに応答するために制御ユニット28をセットする。スイッチ78,80,82の機能は、第1の実施形態について述べたものに限定されるものではない。また、ハンドピース32上のスイッチ78,80,82の物理的な位置は、図4に示された位置に制限されるものではない。
スリーブを用いたロングストローク生検装置の側面開口の調節
図5および図6において、プローブスリーブ16は、生検システム10から取り外され、プローブ14にスナップ嵌めできるように長手方向下側部分に沿って有利に開口している。具体的には、基端カラー302が、プローブ12の横断面に相当する欠けた数字8の形状の内側輪郭304(図5)を有する。基端カラー302の下部開口306が、基端カラー302の右下部分が可撓性固定リップ312として支持されずに延出するように、より幅の広い弧状開口310を有するフランジ308内に外側に向かって広がっている。先端側に突き出たハーフチューブ314が、基端カラー302に取り付けられている。ハーフチューブ314は、内側に向いた左右のリッジ316,318で、プローブ12の上部をアーチ型に覆う。左右のリッジ316,318は、プローブ12の縮径部320にスライド可能に長手方向に係合するべく、ハーフチューブ314のそれぞれの横方向の下縁に沿って延在している。ハーフチューブ314は、図7A‐図7Cに例示されているように、組織内への挿入点における挿入をスムーズにする面取り縁322(図6)まで先端側に延びている。プローブスリーブ16は、初めは側面開口14の基端側に位置し(図7A)、次いで側面開口14の基端部分を越えてスライドし、表面に近接した生検処置が有利に可能となり(図7B)、さらに前方に移動して側面開口14を完全にブロックする(図7C)。
図8Aに示されているように、使用の際は、側面開口14が疑わしい病変342に近接して配置されるまでプローブ12を皮膚340内に挿入する。陰圧が、カッターチューブ122内のサンプル内腔126を基端側に通る矢印344、および陰圧内腔104内のボウル106の陰圧孔108を通る矢印346として示されている。陰圧の助けにより、疑わしい病変342の一部がプローブ12のボウル106内に脱出する。図8Bでは、カッターチューブ122が、回転しながら先端側に移動して生検サンプルを切除している。矢印348によって示されているように、切除された組織の吸引を助けるためにサンプル内腔126を介した基端側への吸引を続けるとともに、切除するためにボウル106内への組織の脱出を維持するべく陰圧内腔104を介したボウル106の陰圧孔108からの吸引も続ける。図8Cでは、カッターチューブ122は、その最も先端側の位置に達している。組織サンプル184が図2に示されているストレーナ174によってサンプリング面90に押し出されるまで、図3に示されている垂直壁178のすぐ先端側までカッターチューブ122を基端側に引き戻すことで、組織サンプル184が組織から分離されて移送される。
可変開口器具を備えたショートストローク生検装置
図9に示されている第2の例示的な形態では、ショートストロークコアサンプリング生検システム510が、片手で快適に保持して操作することができるハンドピース530を含む。ハンドピース530は、プローブ組立体532および取外し可能に接続されたホルスター534を含むことができる。プローブ組立体532は、第1の横方向チューブ538および第2の軸方向チューブ540などによって真空源536に機能的に接続することができる。第1および第2のチューブ538,540は、シリコーンチューブ、PVCチューブ、またはポリエチレンチューブなどの可撓性の透明または半透明の材料から形成することができる。透明な材料を用いることにより、チューブ538,540内を流れる物質を視認することができる。
第1のチューブ538は、複数の流体源に接続するためのY型コネクタ542を含むことができる。Y型コネクタ542の第1の基端部は、制御モジュール546の第1のソレノイド制御回転弁544まで延ばすことができ、Y型コネクタ542の第2の基端部は、制御モジュール546の第2のソレノイド制御回転弁548まで延ばすことができる。制御モジュール546の第1のソレノイド制御回転弁544は、横方向チューブ538に対して真空源536または圧縮空気源550に機能的に接続することができる。本明細書において、圧縮空気は大気圧またはそれ以上の圧力を指すことを理解されたい。ある構成では、弁544が作動すると、真空源536からチューブ538に陰圧がかかり、弁544が作動しないと、圧縮空気源550から圧縮空気がチューブ538に供給される。ソレノイドを備えた弁544は、破線554で示されているように、制御モジュール546のマイクロプロセッサ552によって制御することができる。マイクロプロセッサ552を用いて、プローブ組立体532内に移動可能に支持されたカッター555(図12に示されている)の位置に基づいて自動的に弁544の位置を調節することができる。制御モジュール546の第2のソレノイド制御回転弁548を用いて、チューブ558に生理食塩水供給源556(生理食塩水供給バッグなど、または生理食塩水の加圧レザバーなど)を接続するか、またはチューブ558の基端部を閉止することができる。例えば、ハンドピース530上の1つのスイッチ560が作動したときに、マイクロプロセッサ552で回転弁548を作動させて生理食塩水を供給することができる。回転弁548が作動すると、第1の回転弁544が自動的に作動を停止(マイクロプロセッサ552などによって)し、横方向チューブ538内での陰圧と生理食塩水との相互作用を防止することができる。ストップコック561を横方向陰圧チューブ538に設けて、所望に応じてチューブ538内に生理食塩水を直接シリンジで注入することができる。例えば、シリンジでの注入により、チューブ内の生理食塩水の圧力を上昇させて、組織が目詰まりした流体通路など、起こり得るあらゆる目詰まりを落とすことができる。
一形態では、軸方向陰圧チューブ540を用いて、真空源536から組織貯蔵組立体562を介してプローブ組立体532に陰圧をかけることができる。軸方向チューブ540は、プローブ組立体532内のカッター555を介して陰圧をかけて、切除前の側面開口564内への組織の脱出を助けることができる。切除後に、軸方向チューブ540の陰圧を利用して、切除された組織サンプルをプローブ組立体532から組織貯蔵組立体562内に吸引するのを助けることができる。この詳細については後述する。
ホルスター534は、ハンドピース530を制御モジュール546に機能的に接続するための制御コード566、およびホルスター534を駆動モータ570に接続するための可撓性の回転軸568を含むことができる。電源572を用いて制御モジュール546にエネルギーを供給し、制御コード566を介してホルスター534に電力を供給することができる。スイッチ560が、操作者が片手でハンドピース530を操作できるようにホルスター上側シェル574に取り付けられている。片手で操作ができるため、操作者の他方の手が自由となり、例えば超音波イメージング装置を保持することができる。スイッチ560は、カッター555を手動で運動させるための2位置ロッカースイッチ576を含むことができる(例えば、ロッカースイッチを前方に移動させると、カッター555が前方(先端側)に移動して組織をサンプリングし、ロッカースイッチ576を後方に移動させると、カッター555が逆(基端)方向に移動する)。別法では、カッター555は、制御モジュール546によって自動的に作動させることができる。要求に応じて操作者が横方向チューブ538内に生理食塩水を流すことができるように追加のスイッチ578をホルスター534に設けることができる(例えば、スイッチ578は、使用者によって押されると、チューブ538に生理食塩水が流れるように弁548を作動させるように構成することができる)。
図10は、ホルスター534が取り外されたプローブ組立体532を示している。プローブ組立体532は、例えばポリカーボネートなどの硬質の生体適合性プラスチックからそれぞれ射出成形することができる上側シェル580および下側シェル582を含む。プローブ組立体532の組立ての最後で、限定するものではないが、超音波溶接、留め具、締まり嵌め、および接着接合を含め、プラスチック部品を接合するための任意の様々なよく知られた方法によって、上側シェルおよび下側シェル580,582を接合縁584に沿って互いに接合することができる。
図11A‐図12は、プローブ組立体532の詳細を例示している。図11Aは、基端側に引き戻されたカッター組立体およびキャリッジ586を示している。図11Bは、ある程度前進したカッター組立体およびキャリッジ586を示している。図11Cは、先端側に前進したカッター組立体およびキャリッジ586を示している。特に、図12を参照されたい。プローブ組立体532は、患者の皮膚に挿入して組織サンプルを得るためにプローブ組立体532のハンドル589の先端部に位置する生検針(プローブ)588を含むことができる。針588は、カッター555を受容するための上部カッター内腔592と流体および空気の通路となる下部陰圧内腔594を含むことができる細長い金属製のカニューレ590を含む。カッター555は、カニューレ590内に配置することができ、カッター内腔592内に同軸上に配置することができる。
カニューレ590は、円形または楕円形の断面を含む任意の好適な断面形状を有することができる。患者から切除される組織を受容するための側面開口564が、カニューレ590の先端部に近接してその基端側に設けられている。針588の尖った先端は、カニューレ590の先端部に取り付けられる別個のエンドピース596から形成することができる。エンドピース596の尖った先端を用いて、側面組織受容ポートがサンプリングする組織塊に配置されるように患者の皮膚に刺入することができる。エンドピース596は、図示されているように2面からなる平坦な形状の先端または患者の軟組織を刺入するのに適した任意の他の形状にすることができる。
針588の基端部は、ユニオンスリーブ598に取り付けることができる。ユニオンスリーブ598は、長手方向の貫通孔600およびこの貫通孔600の幅の広い中心部分に形成された横方向の開口602を有する。横方向チューブ538の先端部は、ユニオンスリーブ598の横方向の開口602内に挿入して固定することができる。この取付けにより、下部陰圧内腔594と横方向チューブ538との間で流体(気体または液体)が連通する。
細長いチューブカッターとすることができるカッター555は、上部カッター内腔592内に少なくとも部分的に配置することができ、かつカッター内腔592内に移動および回転のために保持されうる。カッター555は、先端方向および基端方向の両方向に移動できるように陰圧内腔594内に支持されうる。カッター555は、側面開口564を介して上部カッター内腔592内に受容された組織を切断するために尖った先端部606を有することができる。カッター555は、限定するものではないが、金属、ポリマー、セラミック、または組み合わせられた材料を含め、任意の好適な材料から形成することができる。カッター555は、側面開口564を介してカッター内腔592内に受容されている組織を切除するために、先端部606が側面開口564の基端側の位置(図11Aに例示)から側面開口564の先端側の位置(図11Cに例示)まで移動するように、好適なカッター駆動組立体607によってカッター内腔592内を移動させることができる。代替の実施形態では、側面組織受容ポートを含むことができる内側カニューレ針と同軸的にスライドする外部カッター(不図示)を用いることができる。
ユニオンスリーブ598は、カッター555とユニオンスリーブ598とが適切に整合するようにプローブ上側シェル580とプローブ下側シェル582との間に支持されている。カッター555は、その長さに亘って軸方向に延在するサンプル内腔608を備えた中空チューブとすることができる。カッター555の基端部は、カッター歯車610の軸方向の孔の中に通すことができる。カッター歯車610は、金属またはポリマーとすることができ、複数のカッター歯車の歯612を備えている。カッター歯車610は、カッター歯車の歯612と噛合するようにデザインされた複数の駆動歯車616を有する回転駆動軸614によって駆動させることができる。駆動歯車の歯616は、図11A‐図11Cに例示されているように、カッター555が最も基端側の位置から最も先端側の位置に移動するときにカッター歯車の歯612が係合するように駆動軸614の長さに沿って延在させることができる。駆動歯車の歯616は、駆動シャフト614が回転するときに常にカッター555が回転するようにカッター歯車の歯612と連続的に噛合することができる。駆動軸614は、組織を切除するためにカッターが側面開口564内を先端側に移動するときにカッター555を回転させる。駆動軸614は、液晶ポリマー材料などの硬質の加工プラスチックから射出成形してもよいし、金属または非金属材料から形成してもよい。駆動軸614は、その駆動軸614から先端側に延びた第1の軸端部620を含む。軸端部620は、プローブシェル580,582の内側に成型された支持面構造622などによってプローブ下側シェル582内に回転可能に支持される。同様に、第2の軸方向端部624が、回転駆動軸614から基端側に延び、同様にプローブ下側シェル582の内側に成型することができる第2の支持面構造626内に支持される。回転駆動軸614がプローブ下側シェル582内に取り付けられたときに軸614が回転可能に支持され、かつ軸614の可聴ノイズが抑制されるように、Oリングおよびブッシュ(不図示)を、軸方向端部620,624のそれぞれに設けることができる。
図11A‐図12に示されているように、駆動キャリッジ634が、カッター歯車610を保持し、先端方向および基端方向の両方向への移動の際にカッター歯車およびそこに取り付けられたカッター555を移送するようにプローブ組立体532に設けられている。駆動キャリッジ634は、硬質ポリマーから形成することができ、軸方向に貫通した円柱状の孔636を有する。一対のJ型フック延長部640が、駆動キャリッジ634の一側から延びている。フック延長部640は、駆動キャリッジ634の基端方向および先端方向への移動の際にカッター歯車610およびカッター555が基端方向および先端方向に移動するようにカッター歯車610の両側でカッター555を回転可能に支持する。フック延長部640は、カッター歯車の歯612が駆動歯車の歯616に噛合するようにカッター555およびカッター歯車610を適切な向きに整合させる。
駆動キャリッジ634は、移動軸642に支持される。軸642は、カッター555および回転駆動軸614に概ね平行に支持される。送りねじ型駆動を利用することにより、移動軸642の回転で駆動キャリッジ634が移動する(従って、カッター歯車610およびカッター555も移動する)。軸642は、その外面に送りねじのねじ山644などの雄ねじ構造を含む。ねじ山644は、駆動キャリッジ634の孔636の中に延在する。ねじ山644は、孔636の内面に設けられた螺旋雌ねじ構造(不図示)に係合する。従って、軸642が回転すると、駆動キャリッジ634が、軸642のねじ構造644に沿って移動する。カッター歯車610およびカッター555は、駆動キャリッジ634と共に移動する。軸642の回転方向を逆にすると、駆動キャリッジ634およびカッター555の移動方向が逆になる。移動軸642は、液晶ポリマー材料などの硬質の加工プラスチックから射出成形してもよいし、金属または非金属材料から形成してもよい。送りねじの雄ねじ構造644を備えた移動軸642は、成型、機械加工、または他の方法で形成することができる。同様に、駆動キャリッジ634も、成型または機械加工で、孔636に螺旋雌ねじを形成することができる。軸642の回転により、キャリッジ、カッター歯車610、およびカッター555が、軸642の回転方向によって先端方向または基端方向に移動し、これによりカッター555がプローブ組立体532内を移動する。カッター歯車610がカッター555に固着されるため、カッター555は、駆動キャリッジ634と同じ方向および同じ速度で移動する。
ある形態では、送りねじのねじ山644の先端部および基端部で、有効ピッチ幅が0となるように螺旋雄ねじが短くカットされている。ねじ山644の最も先端部分および最も基端部分では、駆動キャリッジ634がねじ山634から外れるため、軸642の連続的な回転にもかかわらず、駆動キャリッジ634の移動が、軸642によって適切に行われなくなる。圧縮コイルばね650aおよび650b(図12)などの付勢部材が、ねじ山644の先端部および基端部に近接して軸642上に配置される。ばね650a,650bは、キャリッジがねじ山644から外れると、キャリッジ634を付勢して送りねじのねじ山644に再び係合させる。軸642が同じ方向に回転し続けると、0ピッチ幅のねじ山とばね650a,650bとの組合せにより、駆動キャリッジ634、従ってカッター555が軸の端部で「自由回転」する。軸642のねじ部分の基端部で、駆動キャリッジ634がばね650aに係合する。軸642のねじ部分の先端部で、駆動キャリッジ634がばね650bに係合する。駆動キャリッジ634がねじ山644から外れると、ばね650aまたは650bが駆動キャリッジ634に係合して付勢し、これにより駆動キャリッジ634が軸642のねじ山644に再び係合し、軸642の回転が続くと、駆動キャリッジ634がねじ山644から再び外れる。従って、軸642が同じ方向に回転する限り、駆動キャリッジ634(およびカッター555)は自由回転し、ばね650aまたは650bによるねじ山644の付勢と軸642の回転によるねじ山644からの脱落が交互に起こり、カッター555の先端部が基端方向および先端方向に短い距離移動する。カッターが図11Cに示されている最も先端側の位置にあり、カッター555の先端部606が側面開口564の先端側に位置する場合、ばね650bが、駆動キャリッジ634に係合し、駆動キャリッジ634がねじ山644から外れる度に、駆動キャリッジ634を付勢してねじ山644に係合させる。従って、カッター555が前進し、カッター555の先端部606が側面開口564を越えて組織を切除し、図11Cに示されている位置まで先端側に移動した後、軸642の回転が続くと、軸642の回転方向が逆になるまで(図11Aに示されている位置までカッター555を先端側に引き戻すように)、先端部606が前後に振動し、基端側および先端側に短い距離移動する。駆動キャリッジ634のわずかな移動(ねじ山644に係合する移動と、ばね650bの付勢力に対してねじ山644と係合解除する移動)により、カッター555の先端部606がカニューレ590内を繰り返し短い距離往復運動する。この距離は、ねじ山644のピッチにほぼ等しくすることができ、カッターが側面開口564に亘って移動する距離よりも短い。カッター555のこの往復運動により、後述するように、側面開口564の先端側に配置された少なくとも1つの流体通路の覆いと露出が交互に行われうる。
送りねじのねじ山644の0ピッチ幅の端部により、カッター555の軸方向の移動に対する所定のストッパーが形成され、これによりカッター555がねじ山の先端部または基端部に近づくときに駆動キャリッジ634(すなわち、カッター555)の速度を落とす必要がない。この所定のストッパーにより、軸642に対する駆動キャリッジ634の位置合せ精度の要求が低くなり、生検処置開始時の較正時間が短縮される。移動軸642の最も先端側の位置および最も基端側の位置における駆動キャリッジ634の自由回転により、処置の際に軸642を正確な回数回転させる必要がなくなる。むしろ、移動軸642は、駆動キャリッジ634が送りねじのねじ山644の全長に亘って移動して0ピッチ幅のねじ山まで到達させるには、少なくとも最小回転数、移動させればよい。加えて、駆動キャリッジ634の自由回転により、装置をホーム位置に戻す必要がなく、初めにホルスター534に取り付けないでも患者の組織にプローブ組立体532を挿入することができる。プローブ組立体532が挿入されたら、ホルスター534を取り付けてサンプリングを開始することができる。
図12に示されているように、カッター歯車610のすぐ基端側のカッター555の基端部から基端側に延ばすことができる非回転後部チューブ652を設けることができる。後部チューブ652は、中空とすることができ、カッター555と実質的に同じ内径にすることができ、カッター555と同じ材料から形成することができる。カッター555と後部チューブ652との間にシール654を配置して、後部チューブ652とカッター555との間を気密シールした状態で、カッター555が後部チューブ652に対して回転できるようにすることができる。後部チューブ652の全長に亘って延在し、かつカッター555のサンプル内腔608に整合した後部内腔656を設けることができる。後部内腔656により、切除された組織サンプルをサンプル内腔608からプローブ組立体532を介して組織貯蔵組立体562に移送することができる。サンプル内腔608と後部内腔656を軸方向に整合させて、組織サンプルの移送のために側面開口564と組織貯蔵組立体562との間に連続的で概ね直線的な障害のない通路を形成することができる。カッター555およびチューブ652の内面を、潤滑剤(hydrolubricous material)でコーティングして、切除された組織サンプルの基端側への移送を容易にすることができる。
チューブ652を駆動キャリッジ634に固定するために、後部チューブ652によって支持することができる、その後部チューブ652から先端側に延出した横方向延長部658を設けることができる。この延長部658により、チューブ652が駆動キャリッジ634に連結され、これによりチューブ652がカッター555と共に移動し、切除サイクルの間、内腔608と内腔656の密閉された連通が維持される。
図13A‐図13Cは、生検システム510の切除サイクルにおけるカッター555の運動を示す簡易模式図である。図13Aに示されているように、カッター555は、最も先端側に位置し、切除先端部606が側面開口564の最も先端の縁の先端側に位置する。この位置は、プローブ組立体532が挿入準備されたときと同じである。
プローブ組立体532がこのように配置されると、カッター555が、図13Bに示されているように予めプログラムされた距離、引き戻される。これにより、短寸のサンプルの採取に適した有効側面寸法に自由に縮小される。プローブ(針)588は、側面開口のブロックされていない先端部分675が疑わしい病変676に近接すると共に、体組織673の外面672が側面開口564の基端側のブロックされた部分674を覆う点まで挿入されている。図示されているように、切除サイクルの開始時に、下側陰圧チューブ594内に横方向の陰圧力(矢印677)をかけることができる。陰圧力677は、真空源536からチューブ538、およびユニオンスリーブ598(図13Bには不図示)によって形成された流路を介して下側陰圧内腔594に伝達することができる。この陰圧力677により、切除のために疑わしい病変676の一部がボウル671の内側の脱出した位置に維持される。使用者がスイッチ576を作動させて、カッター555が針588内を先端側に移動し始めたときに、マイクロプロセッサ552を用いて弁544を作動させ、陰圧力677をかけることができる。横方向の陰圧力677が、側面開口564の下側に位置する流路678、および側面開口564の先端側に位置する1または複数の流路679を介して側面開口564にかかる。
サンプル内腔608を介した軸方向の陰圧力680と共に横方向の陰圧力677を用いて、組織サンプル682を側面開口564内に吸引することができる。組織サンプル682が側面開口564内に吸引されたら、カッター555を回転させながら先端側に移動させて、周囲組織から組織サンプル682を切除することができる。組織サンプル682が切除されたときにその組織サンプル682をサンプル内腔608内に吸引するために、カッター555が前進している間、下部陰圧内腔594およびサンプル内腔608を介して陰圧力677,680が維持される。図13Bに示されているように、カッター555が前進すると、そのカッター555が流路678を横断するようにスライドし、流路678を通る横方向の陰圧力677が連続的にブロックされていく。
図13Cに示されているように、カッター555が最も先端側の位置に達すると、流路678が、カッター555によって完全にブロックされうる。流路679が開いているため、通路678のブロックにもかかわらず、ディバイダ670を介して下部陰圧内腔594とサンプル内腔608の連通が維持される。
カッター555がその最も先端側の位置に到達して自由回転し始めてから所定の時間が経過したら、回転弁544のソレノイドへのエネルギーの供給をマイクロプロセッサ552によって停止するか、または他の方法でソレノイドを制御して、横方向の圧力677を図13Cの矢印683として示されている前方への加圧空気(大気圧またはそれ以上)に替えることができる。加圧空気は、横方向チューブ538を介して陰圧内腔594に送ることができる。ポート孔678がカッター555によって閉じられているため、加圧空気は、流路679を介して上側カッター内腔592に送られ、サンプル682の先端面に力がかかる。サンプル682の先端面に作用するこの押す力が、カッター555のサンプル内腔608を介した軸方向の陰圧力680(引く力)と協働して、サンプル682を、図13Cに示されているように、カッター555のサンプル内腔608内を移動させることができる。別法では、サンプル682の先端面に加圧空気を用いて力を加えるのではなく、生理食塩水などの加圧流体を、下部陰圧内腔594および流路679を介して案内し、サンプル682の先端面に力を加えることができる。カッター555により側面開口564が流体(気体または液体)の流れから遮断されているため、外側カニューレおよび側面開口564を取り囲む組織が流体にさらされない。
組織サンプル682が、プローブ組立体532を介して組織収集組立体562に向かって基端側に移動するときに、カッター555をその最も先端側の位置に維持することができる。別法では、カッター555は、次の切除サイクルの準備として側面開口564を通って初めの位置に向かって引き戻すことができる。カッター555が部分的にブロックした位置まで引き戻され、組織サンプルが組織貯蔵組立体562まで移送されたら、陰圧内腔594を介して横方向の陰圧力677を再びかけて、次の組織サンプルを側面開口564内に吸引する。カッター555の移動の際、カッター555はディバイダ670と協働して、カッター内腔592を陰圧内腔594から分離することができる。
切除サイクルの際に、カッター555は、組織受容側面開口564のすぐ基端側の位置または部分的にブロックする位置から選択される点から側面開口564のすぐ先端側の点まで移動する。切除された組織サンプル682は、カッター555と共に(カッターの先端部にサンプルが保持された状態で)針588内を基端側に移動し、ある種の従来の装置におけるノックアウトピンで排出されるのではなく、カッター555のサンプル内腔608の全長に亘って案内され、カッター555の基端部から排出される。従って、切除ストロークの長さを、側面開口564の長さよりもわずかに長い距離まで短縮することができる。この短縮されたストロークの長さでは、切除サイクルの間中、カッター555の先端部(および所定長さのカッター555)を針588内に維持することができ、カッター555の全長をプローブハウジング(ハンドル)589内および針588の基端部内に受容する必要がなくなる。加えて、移動軸642がカッター555を側面開口564の長さよりもわずかに長い距離移動させるだけでよいため、短縮された切除ストロークの長さによって移動軸642の必要な長さが短くなる。移動軸の長さを短くすることができ、かつプローブハウジング(ハンドル)589内にカッターの全長を受容する必要がないため、ハンドピース530の長さを短くすることができる。本発明では、短縮された切除ストロークによって、カニューレ590内をカッターを前進および後退させるために必要な時間が短縮されるため、各組織サンプルの採集に必要な時間も短縮される。
生検システム510が、所望に応じて有効に縮小された側面開口のモードを有利に支持することを理解されたい。カッター555の基端側への移動距離が短縮されたため、***の断面積が薄くなるまで圧縮された場合でも、生検システム510を患者に用いることができる。このような条件下では、生検針588は***内に挿入されるが、側面開口564の基端部は***内まで挿入されない。短縮されたカッターの移動距離により、側面開口564の長さが効果的に短縮され、それぞれのサンプリングサイクルの際にカッター555の尖った先端縁606が患者の皮膚に接触するのが防止される。カッターの移動距離の短縮は、処置の前または最中に使用者が制御モジュール546に配置されたマイクロプロセッサ552にプログラムすることができる。
短縮された刺入先端部
図14において、プローブ組立体18,532のプローブ712が、カッター内腔726の側面開口724の先端部722に対する「デッドスペース」を減らすために、従来から知られている刺入先端部よりも長手方向の長さが短い(例えば、約2mm短い)刺入先端部720を有利に備える。一般に知られている「デッドスペース」は、約8mmの場合が多い。従って、胸壁または***の内側に近接した病変を、病変を大幅に越えて刺入しなくても、サンプリングすることができる。刺入先端部720は、図示されているような平坦な刃またはピラミッド型の先端、尖った先端を備えた丸い円錐形、直交する平坦な刃、または他の形状にすることができる。
代替の方法および装置として、長手方向の長さが短縮された刺入先端部を、開口した先端部を有するスリーブから延出したオブチュレータに含めることができる。刺入先端部が外科処置部位に到達したら、オブチュレータを取り外し、生検装置のプローブまたは端部が尖っていないスタイラスと交換する。生検装置の尖っていない先端部を先端側に移動させて、刺入先端部が占めていた位置に配置し、皮膚または胸壁の障壁に近づけることができる。
本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが、当業者には、このような実施形態が単なる例示目的であることが明らかであろう。当業者であれば、添付の特許請求の範囲および概念から逸脱することなく、様々な変更形態、変形形態、および置換形態に想到するであろう。加えて、本発明に関連して説明したそれぞれの要素は、その要素の機能を果たす手段として代わりに説明することができる。
例えば、コアサンプリング生検装置の側面開口の基端側ブロック機構を、カッターの選択可能な位置または取外し可能なスリーブとするのではなく、プローブの一体にすることができる。例えば、ギロチンドアを、プローブの内部または外部にスライド可能に取り付け、所望に応じて側面開口を短くするために装置のハンドルから遠隔制御または手動で位置合わせすることができる。
別の例として、スリーブは、回転によりブロック位置または非ブロック位置になるように長手方向に段がついた凹部を含むことができる。このようなスリーブは、特に円形のプローブに有用であろう。スリーブの基端側に配置されたターンホイールが、条件変更のために回転方向および現在位置を表示することができる。
別の例として、側面開口の基端部分に亘ってブロック部材を脆く取り付けることができる。完全な大きさのサンプルを採取する際は、このブロック部材を取り外して廃棄することができる。
さらに別の例として、同様のプローブスリーブを、陰圧吸引に依存しない生検システム(例えば、超音波イメージングの際にプローブのボウル内に組織を震わせる)に有利に用いることができる。
〔実施の態様〕
(1)生検装置において、
先端部に近接した側面開口を有する刺入チューブであって、前記側面開口を介して脱出する組織を受容するためのボウル部分が前記刺入チューブ内に画定されている、前記刺入チューブと、
前記刺入チューブ内を長手方向に移動可能なカッターチューブと、
前記脱出した組織を切除するために前記カッターチューブを前記側面開口に亘って先端側に移動させることができるように機能的に構成されたカッター駆動組立体と、
前記側面開口の基端部分に亘って選択的に配置可能なブロック部材と、
を含む、生検装置。
(2)実施態様(1)に記載の生検装置において、
前記ブロック部材がプローブスリーブを含む、生検装置。
(3)実施態様(2)に記載の生検装置において、
前記プローブスリーブが、前記カッターチューブから選択的に取外し可能なカラーを含む、生検装置。
(4)実施態様(2)に記載の生検装置において、
陰圧吸引システムと、
前記刺入チューブの前記ボウル部分に連通するように前記刺入チューブの長さに沿って取り付けられた陰圧内腔であって、陰圧吸引プローブおよび前記陰圧吸引システムを構成する、前記陰圧内腔と、
をさらに含み、
前記プローブスリーブが、前記刺入チューブおよび前記陰圧内腔に係合する形状の周囲部分をさらに含む、生検装置。
(5)実施態様(2)に記載の生検装置において、
前記プローブスリーブが、基端側に取り付けられた、使用者が把持しやすい形状のアクチュエータを含む、生検装置。
(6)実施態様(1)に記載の生検装置において、
前記カッター内腔が刺入先端部を含み、前記側面開口の先端部から前記刺入先端部の最も先端側の端部までのデッドスペース長手方向距離が7.8mm未満である、生検装置。
(7)実施態様(6)に記載の生検装置において、
前記デッドスペース長手方向距離が約6mmである、生検装置。
(8)実施態様(1)に記載の生検装置において、
前記ブロック部材が、前記カッターの基端部分を含み、前記カッター駆動組立体が、前記基端部分が前記側面開口を完全にブロックする最も先端側の位置から、前記側面開口を部分的にブロックするより基端側の位置まで移動する切除サイクルを行うように機能的に構成されている、生検装置。
(9)実施態様(8)に記載の生検装置において、
制御回路をさらに含み、前記制御回路が、前記カッター駆動組立体を作動させて、前記側面開口を部分的にブロックするブロック位置まで前記カッターチューブを引き戻し、次いで長さが短い組織サンプルを可能にする前記最も先端側の位置まで前記カッターチューブを移動させるように機能的に構成されている、生検装置。
(10)実施態様(8)に記載の生検装置において、
前記カッターチューブの長手方向の位置に応じて位置信号を生成する移動センサと、
前記側面開口の先端部と基端部との間の長手方向の位置に一致するブロック位置の値を含むメモリと、
をさらに含み、
前記制御回路が、前記ブロック位置の値にアクセスし、そのブロック位置の値と現在の位置信号とを比較し、前記ブロック位置の値まで前記カッター駆動組立体を作動させるように、さらに機能的に構成されている、生検装置。
(11)実施態様(10)に記載の生検装置において、
前記メモリ内に前記ブロック位置の値を設定するように機能的に構成されたユーザー入力をさらに含む、生検装置。
(12)生検装置のプローブの先端部分に近接した側面開口の基端部分をブロックするための装置において、
前記プローブが、前記側面開口を介して脱出した組織サンプルを切除するために移動カッターチューブを含むカッター内腔を画定しており、
前記装置が、
前記側面開口の少なくとも前記基端部分を取り囲む前記プローブの部分に一致する大きさの湾曲部分と、
前記湾曲部分に取り付けられ、前記プローブを少なくとも部分的に覆って係合するように構成された係合構造と、
前記側面開口の前記基端部分に対して前記湾曲部分を長手方向に配置するために前記湾曲部分に取り付けられたグリップ部分と、
を含む、装置。
(13)実施態様(12)に記載の装置において、
前記プローブが、前記側面開口を備えたカッター内腔、および前記カッター内腔の先端部に連通するように前記カッター内腔に取り付けられた陰圧内腔を含み、前記係合構造が、前記カッター内腔および前記陰圧内腔の少なくとも一部分に対して位置合わせする、装置。
(14)患者の皮膚に近接した病変の生検を行うための方法において、
カッターチューブを、カッター内腔の先端部に近接した側面開口をブロックする最も先端側の位置まで前記カッター内腔内を先端側に移動させるステップと、
前記側面開口を前記病変に整合するように前記カッター内腔を前記患者の皮膚内に挿入するステップと、
前記側面開口の基端部分が前記カッター内腔の基端側に延在するように、前記患者の皮膚の外面に対して内側の位置まで前記カッター内腔を引き戻すステップと、
組織を前記側面開口内に脱出させるステップと、
前記カッター内腔を先端側に移動させて組織サンプルを切除するステップと、を含む、方法。
(15)実施態様(14)に記載の方法において、
前記カッター内腔を引き戻すステップが、前記側面開口の前記先端部と前記基端部との間の位置に一致する値を受け取るステップと、この値となる病変に近接した位置を決定するステップと、を更に含む、方法。
(16)実施態様(15)に記載の方法において、
前記プローブを介して陰圧をかけて組織を前記側面開口内に脱出させるステップを更に含む、方法。
(17)実施態様(15)に記載の方法において、
陰圧内腔を介して前記カッター内腔の前記先端部、そして前記カッターチューブの前記先端部内に正の空気圧をかけるステップと、陰圧を前記カッターチューブの基端部にかけて、前記カッターチューブを介して組織サンプルを基端側に引き込むステップと、を更に含む、方法。
(18)実施態様(14)に記載の方法において、
前記プローブを再配置して、前記プローブの前記側面開口を先端側に完全に覆うステップと、
前記側面開口の前記基端部に近接した位置まで前記カッター内腔を引き戻して、前記側面開口を組織に対して完全に露出させるステップと、
組織を前記側面開口内に脱出させるステップと、
前記カッター内腔を先端側に移動させて組織サンプルを切除するステップと、を更に含む、方法。
(19)(14)に記載の方法において、
前記カッターチューブの現在位置を検出するステップと、
その検出した位置に応じて前記カッターチューブの位置を制御する閉ループをさらに含む、方法。
ホルスターがプローブ組立体から分離して描かれている、軟組織の採取のためにロングストローク・カッターを有するハンドピースを備えたコアサンプリング生検システムの部分等角図および部分模式図である。 図1のプローブ組立体の組立分解等角図である。 組織サンプルがカッターの先端部から除去されてハンドルの組織サンプリング面に移され、第1の完全に引き戻された位置にあるカッターを示す、左ハンドルシェルが取り外されたプローブ組立体の等角図である。 ホルスターの組立分解等角図である。 第1の完全に引き戻された位置にあるカッターを示す、プローブ組立体およびホルスターの先端部分を上方から見た断面図である。 図1の線5‐5に沿って見たプローブおよびプローブスリーブの正面からの断面図である。 図1のプローブスリーブの等角図である。 プローブスリーブが側面開口を露出させる基端位置にある、図1の生検システムのプローブの等角図である。 プローブスリーブがより先端側の位置で側面開口を部分的にブロックする、図1の生検システムのプローブの等角図である。 プローブスリーブが側面開口を完全にブロックする最も先端側の位置にある、図1の生検システムのプローブの等角図である。 陰圧吸引により組織がプローブのボウル内に脱出した、図7Bの線8‐8の長手方向中心線に沿って見たプローブおよびプローブスリーブの左側断面図である。 陰圧吸引によりボウル内に組織が脱出した、カッターチューブがプローブのカッター内腔内を回転しながら移動するときに切除された組織がサンプル内腔内に吸引されている、図7Bの線8‐8の長手方向中心線に沿って見たプローブおよびプローブスリーブの左側断面図である。 陰圧吸引により完全に切除された組織サンプルがサンプル内腔内を引き込まれているとともに、陰圧内腔を介して完全に移動したカッターチューブの先端部に圧縮空気がかけられている。図7Bの長手方向中心線8‐8に沿って見たプローブおよびプローブスリーブの左側断面図である。 皮膚の外面に近い生検サンプルを採取するためにプローブの側面開口の基端部分をブロックする、切除ストロークを行うように有利に構成されたショートストロークカッターを備えたハンドピースを含む代替の生検システムの部分等角図および部分模式図である。 ホルスターが取り外された図9のハンドピースのプローブ組立体の等角図である。 カッターおよびキャリッジ組立体が基端位置にある図10の線11‐11に沿って見たプローブ組立体の等角断面図である。 カッターおよびキャリッジ組立体が基端位置と先端位置との間に位置する図10の線11‐11に沿って見たプローブ組立体の等角断面図である。 カッターおよびキャリッジ組立体が先端位置にある図10の線11‐11に沿って見たプローブ組立体の等角断面図である。 図10のプローブ組立体の組立分解等角図である。 カッターが最も先端側に位置し、その切除先端部が側面開口の最も先端の縁の先端側に位置する、長手方向中心線に沿って見た図10のプローブ組立体のプローブの模式的な側断面図である。 カッターが側面開口の下側のプローブのボウル内の部分的にブロックする位置にあり、陰圧吸引により側面開口の先端部分内に組織が脱出し、組織の挿入点を密閉するためにカッターが露出された、長手方向中心線に沿って見た図10のプローブ組立体のプローブの模式的な左側断面図である。 カッターが完全に先端側に移動し、切除された組織サンプルが加圧空気によりカッターの基端側に押されるとともに、陰圧吸引により基端側に引き込まれている、長手方向中心線に沿って見た図10のプローブ組立体のプローブの模式的な左側断面図である。 長さが短縮された刺入先端部を備えた図1および図9のプローブ組立体のプローブの先端部の左側面図である。

Claims (13)

  1. 生検装置において、
    先端部に近接した側面開口を有する刺入チューブであって、前記側面開口を介して脱出する組織を受容するためのボウル部分が前記刺入チューブ内に画定されている、前記刺入チューブと、
    前記刺入チューブ内を長手方向に移動可能なカッターチューブと、
    前記脱出した組織を切除するために前記カッターチューブを前記側面開口に亘って先端側に移動させることができるように機能的に構成されたカッター駆動組立体と、
    前記側面開口の基端部分に亘って選択的に配置可能なブロック部材と、
    を含む、生検装置。
  2. 請求項1に記載の生検装置において、
    前記ブロック部材がプローブスリーブを含む、生検装置。
  3. 請求項2に記載の生検装置において、
    前記プローブスリーブが、前記カッターチューブから選択的に取外し可能なカラーを含む、生検装置。
  4. 請求項2に記載の生検装置において、
    陰圧吸引システムと、
    前記刺入チューブの前記ボウル部分に連通するように前記刺入チューブの長さに沿って取り付けられた陰圧内腔であって、陰圧吸引プローブおよび前記陰圧吸引システムを構成する、前記陰圧内腔と、
    をさらに含み、
    前記プローブスリーブが、前記刺入チューブおよび前記陰圧内腔に係合する形状の周囲部分をさらに含む、生検装置。
  5. 請求項2に記載の生検装置において、
    前記プローブスリーブが、基端側に取り付けられた、使用者が把持しやすい形状のアクチュエータを含む、生検装置。
  6. 請求項1に記載の生検装置において、
    前記カッター内腔が刺入先端部を含み、前記側面開口の先端部から前記刺入先端部の最も先端側の端部までのデッドスペース長手方向距離が7.8mm未満である、生検装置。
  7. 請求項6に記載の生検装置において、
    前記デッドスペース長手方向距離が6mmである、生検装置。
  8. 請求項1に記載の生検装置において、
    前記ブロック部材が、前記カッターの基端部分を含み、前記カッター駆動組立体が、前記基端部分が前記側面開口を完全にブロックする最も先端側の位置から、前記側面開口を部分的にブロックするより基端側の位置まで移動する切除サイクルを行うように機能的に構成されている、生検装置。
  9. 請求項8に記載の生検装置において、
    制御回路をさらに含み、前記制御回路が、前記カッター駆動組立体を作動させて、前記側面開口を部分的にブロックするブロック位置まで前記カッターチューブを引き戻し、次いで長さが短い組織サンプルを可能にする前記最も先端側の位置まで前記カッターチューブを移動させるように機能的に構成されている、生検装置。
  10. 請求項8に記載の生検装置において、
    前記カッターチューブの長手方向の位置に応じて位置信号を生成する移動センサと、
    前記側面開口の先端部と基端部との間の長手方向の位置に一致するブロック位置の値を含むメモリと、
    をさらに含み、
    前記制御回路が、前記ブロック位置の値にアクセスし、そのブロック位置の値と現在の位置信号とを比較し、前記ブロック位置の値まで前記カッター駆動組立体を作動させるように、さらに機能的に構成されている、生検装置。
  11. 請求項10に記載の生検装置において、
    前記メモリ内に前記ブロック位置の値を設定するように機能的に構成されたユーザー入力をさらに含む、生検装置。
  12. 生検装置のプローブの先端部分に近接した側面開口の基端部分をブロックするための装置において、
    前記プローブが、前記側面開口を介して脱出した組織サンプルを切除するために移動カッターチューブを含むカッター内腔を画定しており、
    前記装置が、
    前記側面開口の少なくとも前記基端部分を取り囲む前記プローブの部分に一致する大きさの湾曲部分と、
    前記湾曲部分に取り付けられ、前記プローブを少なくとも部分的に覆って係合するように構成された係合構造と、
    前記側面開口の前記基端部分に対して前記湾曲部分を長手方向に配置するために前記湾曲部分に取り付けられたグリップ部分と、
    を含む、装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、
    前記プローブが、前記側面開口を備えたカッター内腔、および前記カッター内腔の先端部に連通するように前記カッター内腔に取り付けられた陰圧内腔を含み、前記係合構造が、前記カッター内腔および前記陰圧内腔の少なくとも一部分に対して位置合わせする、装置。
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