JP2006236478A - 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びに記録制御用のコンピュータプログラム - Google Patents

情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びに記録制御用のコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
ユーザが、例えば記録媒体に記録された情報を、整理整頓しつつ、より簡便に記録、複製又は移動せしめることを可能とする。
【解決手段】
(i)コンテンツを少なくとも含む情報を記録可能なデータエリア(102)と、(ii)情報の属性に基づいて、情報を第1記録媒体(HDD)から第2記録媒体(100)へ記録、複製又は移動させる自動編集記録を起動させるための起動情報を記録可能な起動情報記録エリア(105)とを備える。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えばレーザ光を照射することによって記録及び再生が可能な、例えばDVDや、CD(Compact Disc)等の情報記録媒体、当該情報記録媒体に情報を記録するためのDVDレコーダ等の情報記録装置及び方法、並びに、記録制御用のコンピュータプログラムの技術分野に関する。
最近、(i)情報記録装置においては、例えばDVDレコーダー等の情報記録再生装置が家庭に普及され、市場が拡大しつつある。この情報記録装置は、例えば自動的に録画(記録)する機能等を備え、多機能化する傾向がある。他方で、この情報記録装置等を含むAV(Audio Video)機器の操作に不慣れな、例えばお年寄り等のユーザへの普及も進行している。
このような多機能化の実現と、ユーザによる操作性の向上とを両立させるため、自動的に録画予約を行う機能や、より簡単な操作により録画予約を行う機能を備える情報記録装置も市場に出現している。
また、例えばHDD(Hard Disc Drive)等の大容量記録媒体を内蔵したDVDレコーダー等の情報記録再生装置も市場に出現している。しかしながら、例えばHDD等の大容量記録媒体は、情報記録再生装置に固定され、可搬性がなく、記録容量にも限界がある。このため、ユーザが録画したコンテンツ等の情報を永久的に保存するには、記録型DVD等の可搬性のある情報記録媒体への記録が一般的に行われている。
他方、(ii)例えば放送番組を搬送する放送波においては、ドラマや、アニメや、スポーツ等の放送番組コンテンツに、操作メニュー等のプログラムが付加され、例えばDVDやVTR等の情報記録媒体に記録されるという、所謂、パッケージソフト化されることに対する需要も、ユーザ側やコンテンツ製作者側で大きくなっている。
また、地上波デジタル放送が将来的に開始されることによって、番組チャンネル数が増加されデータ量の飛躍的な増加が推測される。
加えて、放送番組コンテンツに対する著作権保護を強固にするための暗号化及び復号化システムの構築も早急に必要となっている。
更に、他方、(iii)情報記録媒体においては、2種類の物理的特性を併せ持つハイブリッド型光ディスクが提案されている。詳細には、このハイブリッド型光ディスクは、例えばCD−R、DVD−R、又は、DVD−RW等の記録型光ディスクと同様の記録可能な記録領域と、例えばCD−ROM、DVD−ROM等の再生専用型光ディスクと同様の再生専用の記録領域とを、一枚の光ディスクの外周寄り領域及び内周寄り領域に分けて併せ持つ情報記録媒体である。
加えて、映画コンテンツ等の記録情報の著作権の保護や、機密性の確保は、一般的に、暗号化キー等の暗号化情報に基づいた暗号化システムによって実現されている。詳細には、この暗号化システムにおいては、暗号化情報は、記録情報と共に、予め記録されていたり、ネットワーク等の外部から取得されたりする。
特開2003−249022号公報 特開2002−140822号公報 特開2001−266362号公報 特開2000−331412号公報
しかしながら、ユーザが、例えばHDD内臓型のDVDレコーダーに含まれるHDD等の一の記録媒体に記録(録画)したコンテンツを永久に保存したい場合、例えば記録型DVD等の可搬性のある他の記録媒体へ、所望のコンテンツを複製(コピー)又は移動(ムーブ)しなければならない。この場合、ユーザは、一の記録媒体に記録され蓄積された、多数の種々様々なコンテンツの中から所望のコンテンツを取捨選択し、コンテンツのグルーピング(分類)の編集、及びタイトルや放送回等のコンテンツの属性に基づいた階層構造の編集等の整理整頓をして、所望のコンテンツを記録、複製又は移動しなければならない。このため、この整理整頓を伴った所望のコンテンツの記録、複製又は移動に際して、ユーザは多大な時間と労力とを掛けなければならないという技術的な問題点を有している。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、ユーザが、例えば記録媒体に記録された情報を、整理整頓しつつ、より簡便に記録、複製又は移動することを可能ならしめる情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報記録装置として機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の情報記録媒体は、映像情報、音声情報、及び文字情報のうち少なくともいずれか1つのコンテンツを含む情報を記録可能なデータエリアと、前記情報の属性(タイトル)に基づいて、第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録(自動的に、所望コンテンツを取捨選択し、属性の分類や属性の階層構造を編集しつつ他の媒体へ記録(移動)させる)を起動させるための起動情報を記録可能な起動情報記録エリアとを備える。
上記課題を解決するために、請求項19に記載の情報記録装置は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する情報記録装置であって、前記情報を記録する記録手段と、第1記録媒体(HD)に記録されている情報のうち、一の属性(タイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(放送回「全て」)を保持する情報を検索する検索手段と、前記検索された情報を、前記第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ記録させるように前記記録手段を制御する制御手段とを備える。
上記課題を解決するために、請求項20に記載の情報記録装置は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する情報記録装置であって、前記情報を記録する記録手段と、前記情報の属性(タイトル)に基づいて、第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を制御する制御情報を取得する取得手段と、前記取得された制御情報に基づいて、前記自動編集記録を行わせるように前記記録手段を制御する制御手段とを備える。
上記課題を解決するために、請求項21に記載の情報記録方法は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する記録手段を備えた情報記録装置における情報記録方法であって、第1記録媒体(HD)に記録されている情報のうち、一の属性(タイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(放送回「全て」)を保持する情報を検索する検索工程と、前記検索された情報を、前記第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ記録させるように前記記録手段を制御する制御工程とを備える。
上記課題を解決するために、請求項22に記載の情報記録方法は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する記録手段を備えた情報記録装置における情報記録方法であって、前記情報の属性(タイトル)に基づいて、第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を制御する制御情報を取得する取得工程と、前記取得された制御情報に基づいて、前記自動編集記録を行わせるように前記記録手段を制御する制御工程とを備える。
上記課題を解決するために、請求項23に記載のコンピュータプログラムは、請求項19に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記記録手段、前記検索手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
上記課題を解決するために、請求項24に記載のコンピュータプログラムは、請求項20に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記記録手段、前記取得手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態としての本発明の実施形態に係る情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラムについて順に説明する。
(情報記録媒体の実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る情報記録媒体について説明する。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態は、映像情報、音声情報、及び文字情報のうち少なくともいずれか1つのコンテンツを含む情報を記録可能なデータエリアと、前記情報の属性に基づいて、第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を起動させるための起動情報を記録可能な起動情報記録エリアとを備える。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態によれば、自動編集記録を起動させるための起動情報を記録可能な起動情報記録エリアを備えて構成されている。ここに、本願発明に係る「自動編集記録」とは、コンテンツを少なくとも含む情報の属性に基づいて、情報を第1記録媒体(例えばHD:Hard Disc)から第2記録媒体(例えば光ディスク)へ、自動的に記録、複製又は移動させる動作を意味する。特に、本発明の情報記録媒体は、第1記録媒体、及び第2記録媒体のうちいずれか一方であってもよい。或いは、第1記録媒体や、第2記録媒体とは異なる、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標)やSDメモリカード(Secure Digital memory card)等の第3記録媒体であるようにしてもよい。尚、当該情報記録媒体に記録される予定の、情報は、コンテンツ製作者側で決定されてもよいし、ユーザ側で決定されてもよい。
従って、当該情報記録媒体が、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入されるだけで、HD等の第1記録媒体に記録され蓄積された情報から、自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する情報が取捨選択され、当該情報記録媒体に記録、複製又は移動される。
この結果、ユーザは、所望のコンテンツの記録、複製又は移動を、より短時間に、且つ大幅に省力化して行うことが可能となる。より詳細には、ユーザは、情報記録媒体毎に、所望のコンテンツが整理された、ユーザ固有のオリジナルの情報記録媒体を、より簡便に作成することが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の一の態様では、前記自動編集記録は、更に、ユーザが所望する前記コンテンツを含む前記情報の属性に基づいて、前記情報を複製又は移動させる。
この態様によれば、例えばコンテンツ製作者側、又はユーザ側において、コンテンツを含む情報を自由に決定することが可能となるので、コンテンツの配信をより柔軟且つ適切に行うことが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様では、前記起動情報記録エリアには、前記起動情報として、前記自動編集記録を起動可能か否かを示すフラグ情報が記録可能である。
この態様によれば、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置において、より迅速且つ的確に、自動編集記録を起動可能か否かが判定されることが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様では、前記起動情報記録エリアには、前記起動情報として、前記属性(例えばタイトル)を示す属性情報(例えばコンテンツ参照情報)が記録可能である。
この態様によれば、情報記録媒体に記録された属性情報に基づいて、当該情報記録媒体に記録される情報のグルーピング(分類)の編集、及びタイトルや放送回等の情報の属性に基づいた階層構造の編集等の整理整頓を自動的に行いつつ、情報の自動編集記録を行うことが可能となる。
特に、属性情報は、メタデータによって構成されるようにしてもよい。ここに本願発明に係る「メタデータ」とは、例えば画像データ等の実データとは別に、当該実データの形式、性質、又は識別情報等の、実データに追加されるデータを記述した情報を意味する。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様では、前記起動情報記録エリアには、前記起動情報として、前記自動編集記録を制御するための制御情報(自動編集録画プログラム)が記録可能である。
この態様によれば、例えば自動編集録画プログラム等の制御情報は、後述される情報記録装置による、例えばローディング等の初期動作において、情報記録媒体の起動情報記録エリアから読み出され、初めて格納されるようにしてもよい。
この結果、情報記録装置の機能に依存しない自由度の高い自動編集記録を行うことが可能となる。
上述した制御情報に係る態様では、前記属性情報(コンテンツ参照情報)は、前記属性として、複数種類の属性要素(タイトルや日付や放送時間等)を示し、前記制御情報は、前記複数種類の属性要素のうち少なくとも一つに基づいて、前記自動編集記録を制御するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば自動編集録画プログラム等の制御情報の制御下で、複数種類の属性要素(タイトルや日付や放送時間等)に基づいて、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する管理形態に近い管理形態で、自動編集記録を行うことが可能となる。
尚、自動編集記録と同時に又は相前後して、この自動編集記録に対応するように、属性情報に保持される属性要素に関する情報を更新するようにしてもよい。
更に、上述した制御情報に係る態様では、前記複数種類の属性要素は、当該属性要素の性質に基づいて、階層構造を形成可能であり、前記制御情報は、前記複数種類の属性要素における階層構造に基づいて、前記自動編集記録を制御するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば自動編集録画プログラム等の制御情報の制御下で、属性要素の性質に対応される階層構造をなす複数種類の属性要素に基づいて、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する管理形態により近い管理形態で、自動編集記録を行うことが可能となる。
上述した制御情報に係る態様では、前記複数種類の属性要素は、当該属性要素の性質に基づいて、階層構造を形成可能であり、前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、当該自動編集記録の完了後に、前記階層構造に基づいて、前記情報を再生させるように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば自動編集録画プログラム等の制御情報の制御下で、自動編集記録の完了後に、属性要素の性質に対応される階層構造をなす複数種類の属性要素に基づいて、自動編集記録された情報を、自動的に再生させるので、ユーザの利便性を高めることが可能となる。
上述した制御情報に係る態様では、前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、前記第1記録媒体(HD)に記録されている情報のうち、一の属性(例えばタイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(例えば放送回「全て」)を保持する情報を、前記第2記録媒体(光ディスク)へ、複製又は移動させるように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば自動編集録画プログラム等の制御情報の制御下で、一の属性に対応される他の属性に基づいて、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する管理形態により近い管理形態で、自動編集記録を行うことが可能となる。
上述した制御情報に係る態様では、前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、一の属性(タイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(放送回「全て」)を保持する情報を、外部ネットワーク、又は放送信号から、所定の時間に、前記第1記録媒体(HD)に記録させるように構成してもよい。
このように構成すれば、本発明に係る情報記録媒体を、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入するだけで、例えば放送番組の搬送波に含まれる電子番組表(EPG)等を介して、記録したい所望のコンテンツを自動的に検索し、この検索されたコンテンツを自動的に第1記録媒体(例えばHD)に記録するように、予約設定することが可能となる。
この結果、ユーザは、所望のコンテンツの第1記録媒体への、記録、複製又は移動を、より短時間に、且つ大幅に省力化して行うことが可能となる。
更に、上述した制御情報に係る態様では、前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、更に、前記他の属性(放送回「全て」)を保持する情報を、外部ネットワーク、又は放送信号から、所定の時間に、前記第2記録媒体(光ディスク)に記録させるように構成してもよい。
このように構成すれば、本発明に係る情報記録媒体を、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入するだけで、例えば放送番組の搬送波に含まれる電子番組表(EPG)等を介して、記録したい所望のコンテンツを自動的に検索し、この検索されたコンテンツを自動的に第2記録媒体(例えば光ディスク)に記録するように、予約設定することが可能となる。
この結果、ユーザは、所望のコンテンツの第2記録媒体への、記録、複製又は移動を、より短時間に、且つ大幅に省力化して行うことが可能となる。
上述した起動情報記録エリアに係る態様では、前記起動情報記録エリアには、前記属性情報(コンテンツ参照情報)、及び前記制御情報(自動編集録画プログラム)のうち少なくとも一方の取得を制御するための取得制御情報(取得プログラム)が記録可能であるように構成してもよい。
このように構成すれば、取得制御情報の制御下で、属性情報、又は制御情報が取得されるので、情報記録媒体において、予め備えるべき情報を最小限にすることができるので、情報記録媒体に汎用性を持たせることが可能となる。
更に、上述した取得制御情報に係る態様では、前記取得制御情報(取得プログラム)は、外部ネットワーク(Internet)を介した前記一方の取得を、制御するように構成してもよい。
このように構成すれば、インターネット等の外部ネットワークを介して、属性情報、又は制御情報が、より迅速に且つ的確に取得されることが可能となる。
更に、上述した取得制御情報に係る態様では、前記取得制御情報(取得プログラム)は、放送信号に含まれる電子番組表(EPG:Electric Program Guide)を介した前記一方の取得を、制御するように構成してもよい。
このように構成すれば、放送番組の搬送波に含まれる電子番組表(EPG)等を介して、属性情報、又は制御情報が、より迅速に且つ的確に取得されることが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様では、(i)前記情報を暗号化又は復号化するための鍵となるキー情報、(ii)前記暗号化又は復号化を制御する暗復号化制御情報、及び(iii)前記暗号化又は復号化を管理しつつ、前記情報の再生を制御する再生制御情報のうち少なくとも一つを記録可能な制御情報記録エリアを更に備える。
この態様によれば、例えば暗号化又は復号化を管理しつつ、情報の再生を制御する再生制御情報に基づいて、暗号化及び復号化システムが構築されるので、著作権保護をより強固にすることが可能となる。
本発明の情報記録媒体に係る実施形態の他の態様では、前記情報に付加される付加情報(特典映像や広告等)を記録可能な付加情報記録エリアを更に備える。
この態様によれば、例えば自動編集録画プログラム等の制御情報の制御下で、例えば特典映像情報、コンテンツを説明するテキストデータ、又は広告情報等を含む付加情報が情報に付加されることで、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する管理形態により近い管理形態で、自動編集記録を行うことが可能となる。
上述した各種エリアに係る態様では、前記起動情報記録エリア、前記制御情報記録エリア、及び前記付加情報記録エリアのうち少なくとも一つにおいては、各種情報がプリ記録されるように構成してもよい。
このように構成すれば、自動編集記録を行う上で予め必要な情報が、当該情報記録媒体にプリ記録されている。このため、ユーザは、当該情報記録媒体を、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入するだけで、簡単に自動編集記録を行うことが可能となる。
上述した各種エリアに係る態様では、前記情報記録媒体は、(i)前記データエリア、及び(ii)前記情報の再生のみを専ら行うための再生専用エリア(例えばROM(Read Only Memory)部)を少なくとも備えたハイブリッド型の情報記録媒体であり、前記起動情報記録エリア、前記制御情報記録エリア、及び前記付加情報記録エリアのうち少なくとも一つにおいては、各種情報が前記再生専用エリアの一部として予めプリ記録されているように構成してもよい。
このように構成すれば、本発明に係る情報記録媒体に各種情報がプリ記録された、ハイブリッド型の情報記録媒体が使用されることで、暗号化及び復号化システムをより簡便に構築し、著作権保護をより強固にすることが可能となる。
加えて、自動編集記録を行う上で予め必要な情報が、当該情報記録媒体にプリ記録されている。このため、ユーザは、当該情報記録媒体を、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入するだけで、簡単に自動編集記録を行うことが可能となる。
(情報記録装置の実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る情報記録装置について説明する。
本発明の情報記録装置に係る第1実施形態は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する情報記録装置であって、前記情報を記録する記録手段と、第1記録媒体(HD)に記録されている情報のうち、一の属性(タイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(放送回「全て」)を保持する情報を検索する検索手段と、前記検索された情報を、前記第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ記録させるように前記記録手段を制御する制御手段とを備える。
本発明の情報記録装置に係る第1実施形態によれば、制御手段の制御下で、検索手段によって、第1記録媒体(HD)に記録されている情報のうち、一の属性(タイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(放送回「全て」)を保持する情報が検索される。
そして、制御手段の制御下で、記録手段によって、検索された情報が、第2記録媒体(光ディスク)に記録される。
従って、第2記録媒体が、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入されるだけで、第1記録媒体に記録され蓄積された情報から、自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する情報が取捨選択され、第2記録媒体に記録、複製又は移動される。
この結果、ユーザは、所望のコンテンツの記録、複製又は移動を、より短時間に、且つ大幅に省力化して行うことが可能となる。
本発明の情報記録装置に係る第2実施形態は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する情報記録装置であって、前記情報を記録する記録手段と、前記情報の属性(タイトル)に基づいて、第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を制御する制御情報を取得する取得手段と、前記取得された制御情報に基づいて、前記自動編集記録を行わせるように前記記録手段を制御する制御手段とを備える。
本発明の情報記録装置に係る第2実施形態によれば、制御手段の制御下で、取得手段によって、自動編集記録を制御する制御情報が取得される。
そして、制御手段の制御下で、記録手段によって、自動編集記録の動作において決定された情報が、第2記録媒体(光ディスク)に記録される。
従って、第2記録媒体が、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入されるだけで、第1記録媒体に記録され蓄積された情報から、自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望する情報が取捨選択され、第2記録媒体に記録、複製又は移動される。
この結果、ユーザは、所望のコンテンツの記録、複製又は移動を、より短時間に、且つ大幅に省力化して行うことが可能となる。
(情報記録方法に係る実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る情報記録方法について説明する。
本発明の情報記録方法に係る第1実施形態は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する記録手段を備えた情報記録装置における情報記録方法であって、第1記録媒体(HD)に記録されている情報のうち、一の属性(タイトル「春のソナタ」)に対応される、他の属性(放送回「全て」)を保持する情報を検索する検索工程と、前記検索された情報を、前記第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ記録させるように前記記録手段を制御する制御工程とを備える。
本発明の情報記録方法に係る第1実施形態によれば、上述した本発明の情報記録装置に係る第1実施形態が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録装置に係る第1実施形態が有する各種態様に対応して、本発明の情報記録方法に係る第1実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本発明の情報記録方法に係る第2実施形態は、属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する記録手段を備えた情報記録装置における情報記録方法であって、前記情報の属性(タイトル)に基づいて、第1記録媒体(HD)から第2記録媒体(光ディスク)へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を制御する制御情報を取得する取得工程と、前記取得された制御情報に基づいて、前記自動編集記録を行わせるように前記記録手段を制御する制御工程とを備える。
本発明の情報記録方法に係る第2実施形態によれば、上述した本発明の情報記録装置に係る第2実施形態が有する各種利益を享受することが可能となる。
尚、上述した本発明の情報記録装置に係る第2実施形態が有する各種態様に対応して、本発明の情報記録方法に係る第2実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るコンピュータプログラムについて説明する。
本発明の記録制御用のコンピュータプログラムに係る第1実施形態は、上述した本発明の情報記録装置に係る第1実施形態(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記記録手段、前記検索手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明の記録制御用のコンピュータプログラムに係る第2実施形態は、上述した本発明の情報記録装置に係る第2実施形態(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記記録手段、前記取得手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明に係るコンピュータプログラムの第1及び第2実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報記録装置に係る第1及び第2実施形態を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報記録装置に係る第1及び第2実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る第1及び第2実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の情報記録媒体に係る実施形態によれば、データエリアと、起動情報記録エリアとを備える。従って、当該情報記録媒体を、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入するだけで、HDD等に記録され蓄積されたコンテンツから自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望するコンテンツが取捨選択され、この情報記録媒体に記録、複製又は移動される。
また、本発明の情報記録装置及び方法に係る第1及び第2実施形態によれば、記録手段及び工程、制御手段及び工程、並びに、検索手段及び工程、若しくは、取得手段及び工程を備える。従って、当該情報記録装置に、情報記録媒体が挿入されるだけで、HDD等に記録され蓄積されたコンテンツから自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望するコンテンツが取捨選択され、この情報記録媒体に記録、複製又は移動される。
また、本発明のコンピュータプログラムに係る第1及び第2実施形態によれば、コンピュータを上述した本発明の情報記録装置に係る第1及び第2実施形態として機能させるので、情報記録装置をして、情報記録媒体が挿入されるだけで、HDD等に記録され蓄積されたコンテンツから自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望するコンテンツが取捨選択され、この情報記録媒体に記録、複製又は移動される。
上述した、本発明の実施形態によれば、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望するコンテンツの記録、複製又は移動を、より短時間に、且つ大幅に省力化して行うことが可能となる。
(1)情報記録媒体
先ず、図1から図5を参照して、本発明の情報記録媒体の実施例について詳細に説明する。
(1−1)基本構成
先ず図1を参照して、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクの基本構造について説明する。ここに、図1は、本発明の情報記録媒体の第1実施例に係る、記録型の光ディスクの基本構造を示し、複数のエリアを有する光ディスクを概略的に示した平面図(図1(a))、及び、当該平面図に対応付けられると共に、その径方向におけるエリア構造を図式的に示した概念図(図1(b))である。図2は、本発明の情報記録媒体の第1実施例に係る、記録型の光ディスクの記録層における、初期状態の記録領域(左側部)と、本発明に係る属性情報、及び制御情報のうち少なくとも一方が記録済み状態の記録領域(右側部)とを図式的に示した平面図である。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、光ディスク100は、例えば、DVDと同じく直径12cm程度のディスク本体上の記録面に、センターホール1を中心として本実施例に係るリードインエリア101、データエリア102、又は、リードアウトエリア103が設けられている。そして、光ディスク100の例えば、透明基板106に、記録層が積層されている。そして、この記録層の各記録領域には、例えば、センターホール1を中心にスパイラル状或いは同心円状に、例えば、グルーブトラック及びランドトラック等のトラック10が交互に設けられている。また、このトラック10上には、データがECCブロック11という単位で分割されて記録される。ECCブロック11は、記録情報がエラー訂正可能なデータ管理単位である。
尚、本発明は、このような三つのエリアを有する光ディスクには特に限定されない。例えば、リードインエリア101又はリードアウトエリア103が存在せずとも、以下に説明するデータ構造等の構築は可能である。また、リードインエリア101又はリードアウト103は更に細分化された構成であってもよい。
また、本実施例に係る光ディスク100は、図1(b)に示されるように、例えば、透明基板106に、本実施例に係る記録層が積層された構造をしている。このような記録型の光ディスク100の記録再生時には、図1(b)中、下側から上側に向かって照射されるレーザ光LBの集光位置を記録層に合わせることによって、各種情報の記録又は再生が行われる。
具体的には、図2中の左側部に示されるように、本発明の情報記録媒体の第1実施例に係る、記録型の光ディスクの記録層は、(i)起動情報記録エリア105、及び(ii)例えば追記的に情報を記録可能なデータエリア102を備えて構成されるようにしてもよい。尚、記録層の記録領域において、データエリア102と、起動情報記録エリア105とが交互に形成されていてもよい。
(i)本願発明に係る起動情報記録エリア105は、例えば情報の再生のみ可能な再生専用型の属性を保持してもよい。即ち、起動情報記録エリア105においては、一般的に、改ざんすることを不可能とすべき情報や、プログラム等の制御情報が、例えばエンボスピットの形成によって、予め記録されるようにしてもよい。或いは、起動情報記録エリア105は、情報の書き換えが可能な記録型の属性を保持するようにしてもよい。更に、或いは、起動情報記録エリア105は、再生専用型の属性を保持する一の領域と、記録型の属性を保持する他の領域との両者が混在する、所謂、ハイブリッド型の光ディスクの記録領域において存在するようにしてもよい。
より具体的には、起動情報記録エリア105においては、例えば、次に示される情報が記録(又は、予めプリ記録)されるようにしてもよい。
必須的に記録される情報として、(i−1)本発明の属性情報に係る「コンテンツ参照情報」、(i−2)本発明の制御情報に係る「自動編集録画プログラム」、(i−3)本発明の取得制御情報に係る「取得プログラム」を挙げることができる。尚、これらの属性情報等の詳細については、後述される。
選択的に記録される情報として、(i−4)暗号化のためのキー情報、及び本発明の暗号化制御情報に係る、コンテンツを暗号化して記録するための「暗号化プログラム」、(i−5)復号化のためのキー情報、及び本発明の復号化制御情報に係る、コンテンツを復号化して記録するための「復号化プログラム」、(i−6)本発明の再生制御情報に係る、暗号化又は復号化を管理しつつ再生を制御する「再生用プログラム」、(i−7)例えば特典映像情報、コンテンツを説明するテキストデータ、又は広告情報等を含む付加情報を挙げることができる。尚、再生用プログラムは、所謂、プレーヤソフトであり、例えばPC(Personal Computer)等において、コンテンツの著作権保護を強固にした再生動作を実現することが可能である。また、再生用プログラムは、ユーザにとって不可視の記録領域にプリ記録されるのが望ましい。
尚、上述した(i−1)から(i−6)までの情報は、例えばHDD内臓型のDVDレコーダー等の情報記録装置のメモリ等の記憶手段に格納されるようにしてもよい。
(ii)データエリア102においては、例えばHDD内臓型のDVDレコーダー等の情報記録装置によって、例えばHDD等の記録媒体に記録(録画)された映像コンテンツ等の情報を記録可能である。そして、情報が記録後は、記録済みの領域と未記録の領域とが、データエリア102において形成される。
また、情報記録媒体に汎用性を持たせるために、上述した(i−1)「コンテンツ参照情報」、又は(i−2)「自動編集録画プログラム」は、「取得プログラム」によって、インターネットや電子番組表(EPG)等を介してダウンロードされ、データエリア102に記録されるようにしてもよい。
また、本実施例に係る光ディスク100は、従来の単層型(1層型)の光ディスクに限定されるものではなく、例えば2層片面(デュアルレイヤ)や2層両面(デュアルレイヤーダブルサイド)等の2層型の光ディスクであってもよい。
更には、例えば3層以上の記録層を有する多層型の光ディスクであってもよい。詳細には、本発明の情報記録媒体の第1実施例に係る光ディスクは、上述した第1の層に加えて記録、第2の記録層、及び、第3の記録層を備える多層構造をしたハイブリッド型の光ディスクであってもよい。この場合、光ディスクは、(i)上述したようにデータエリア102と、起動情報記録エリア105とが混在して構成される第1の記録層、(ii)起動情報記録エリアだけを備えて構成される第2の記録層、及び(iii)データエリアだけを備えて構成される第3の記録層を備えて構成されるようにしてもよい。
(1−2)属性情報の具体例
次に、図3から図5を参照して、本発明の「属性情報」の具体例について説明する。ここに、図3は、本発明の「属性情報」の一の具体例である「コンテンツ情報」に含まれる、本発明の「属性要素」を図式的に示した模式図(図3(a))、及び「属性情報」の他の具体例である「コンテンツ参照情報」に含まれる、「属性要素」の階層構造を図式的に示した模式図(図3(b))である。
図3(a)に示されるように、本発明の「属性情報」の一の具体例である「コンテンツ情報」は、例えば放送番組等のコンテンツにおける「属性要素」として、次のような情報を示すようにしてもよい。「属性要素」として、具体的には、(i)例えば「QB3分クッキング」等の「タイトル名」、(ii)例えば「料理番組」等の「ジャンル名」、(iii)例えば「2005年1月7日」等の「日付」、(iv)例えば「午後6時45分」等の「放送時間」、(v)例えば「8ch」等の「チャンネル番号」、(vi)例えば「第52回」等の「放送回」、(vii)例えば「山川太郎」等の「出演者名」、(viii)例えば「和食」等の「見出し」、(iv)例えば「4月」等の「放送月」等を挙げることができる。
図3(b)に示されるように、本発明の「属性情報」の他の具体例である「コンテンツ参照情報」においては、コンテンツを管理するために、階層構造をした「属性要素」を示すようにしてもよい。即ち、「コンテンツ参照情報」においては、例えば3つの階層に基づいて、属性要素を示すようにしてもよい。
具体的には、上位の階層において、属性要素「1」、又は属性要素「2」等を示す。属性要素「1」に属される中位の階層においては、属性要素「1−1」、又は属性要素「1−2」等を示す。属性要素「1−1」に属される下位の階層においては、属性要素「1−1−1」、又は属性要素「1−1−2」等を示す。
尚、各属性要素には、上述したコンテンツ情報に含まれる属性要素を指定することができる。また、上位の階層と、その階層に属される下位の階層は、何の制限も無く自由に決定することができる。具体的には、属性要素「1」に「タイトル名」を指定し、属性要素「1−1」に「日付」を指定してもよい。他方、逆に、属性要素「1」に「日付」を指定し、属性要素「1−1」に「タイトル名」を指定してもよい。
更に、具体的には、図4及び図5に示されるように、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望するコンテンツの管理形態に基づいて、「属性要素」の階層構造を決定してもよい。ここに、図4は、本発明の「属性要素」の階層構造の一及び他の具体例を、コンテンツの管理形態に着目して、図式的に示した模式図(図4(a)、図4(b)、及び図4(c))である。図5は、本発明の「属性要素」の階層構造の他の具体例を、コンテンツの管理形態に着目して、図式的に示した模式図である。
図4(a)に示されるように、例えば放送番組等のコンテンツが、例えば「連続ドラマ」である場合、2つの階層を保持する階層構造が構築されるようにしてもよい。即ち、この階層構造において、上位の階層である属性要素「1」に「タイトル名」を指定し、その下位の階層である属性要素「1−1」や「1−2」等に「放送回」を指定するようにしてもよい。よって、属性要素「1」において、「春のソナタ」が代入され、属性要素「1−1」において、「第1回」と代入され、属性要素「1−2」において、「第2回」と代入され、以下記録された順番に従って、「第3回」、「第4回」、・・・と代入される。
また、図4(b)に示されるように、例えば放送番組等のコンテンツが、例えば「料理番組」である場合、「タイトル名」を基準とした、3つの階層を保持する階層構造が構築されるようにしてもよい。即ち、この階層構造において、上位の階層である属性要素「1」に「タイトル名」を指定し、中位の階層である属性要素「1−1」や「1−2」等に「放送月」を指定し、下位の階層である属性要素「1−1−1」や「1−1−2」等に「見出し」を指定するようにしてもよい。よって、属性要素「1」において、「QB3分クッキング」が代入され、属性要素「1−1」において、「4月」と代入され、属性要素「1−2」において、「5月」と代入され、属性要素「1−1−1」において、「和食」と代入され、属性要素「1−1−2」において、「洋食」と代入され、以下記録された順番に従って、「中華」、「トルコ風」、・・・と代入される。
更に、また、図4(c)に示されるように、例えば放送番組等のコンテンツが、例えば「料理番組」である場合、「ジャンル名」を基準とした、3つの階層を保持する階層構造が構築されるようにしてもよい。即ち、この階層構造において、上位の階層である属性要素「1」に「ジャンル名」を指定し、中位の階層である属性要素「1−1」や「1−2」等に「見出し」を指定し、下位の階層である属性要素「1−1−1」や「1−1−2」等に「タイトル名」を指定するようにしてもよい。よって、属性要素「1」において、「料理番組」が代入され、属性要素「1−1」において、「和食」と代入され、属性要素「1−2」において、「洋食」と代入され、属性要素「1−1−1」において、「QB3分クッキング」と代入され、属性要素「1−1−2」において、「今週の料理」と代入され、以下記録された順番に従って、「明日の料理」、「食べ辛抱万歳」、・・・と代入される。
更に、また、図5に示されるように、録画(記録)されるコンテンツを想定し、このコンテンツを説明するテキストデータや、特典映像情報や、広告情報等を含む付加情報が、当該光ディスクに、予めプリ記録され、録画(記録)されたコンテンツと共に、グルーピング(分類)して編集されるようにしてもよい。
即ち、例えば放送番組等のコンテンツが、例えば「連続ドラマ」である場合、2つの階層を保持する階層構造が、付加情報が付加されて構築されるようにしてもよい。即ち、この階層構造において、上位の階層である属性要素「1」に「タイトル名」を指定し、その下位の階層である属性要素「1−1」や「1−2」等に「放送回」を指定し、この属性要素「1−1」や「1−2」等に付加情報が夫々付加されるようにしてもよい。よって、属性要素「1」において、「春のソナタ」が代入され、属性要素「1−1」において、「第1回」と代入され、この「第1回」に対応される「コンテンツデータ」に加えて、この「第1回(第1話)」のあらすじを説明するテキストデータや特典映像情報等の付加情報が付加されて構築されるようにしてもよい。また、属性要素「1−2」において、「第2回」と代入され、この「第2回」に対応される「コンテンツデータ」に加えて、この「第2回(第2話)」のあらすじを説明するテキストデータや特典映像情報等の付加情報が付加されて構築されるようにしてもよい。以下記録された順番に従って、「第3回」と付加情報、「第4回」と付加情報、・・・と構築されるようにしてもよい。
この結果、ユーザは、後述されように、再生の際には、例えば「放送回」の単位でグルーピング(分類)されたあらすじを説明するテキストデータや特典映像情報等を視聴することが可能となる。
(2)情報記録装置
次に図6から図11を参照して、本発明の情報記録装置に係る第1実施例について説明する。尚、以下の説明においては、受信データの記録のみならず受信データの再生を行うこともできる、例えば、HDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録再生装置を、本発明における情報記録装置の一具体例として説明を進める。
(2−1)基本構成
先ず図6を参照して、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の基本構成について説明を進める。ここに、図6は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の基本構成を概念的に示した論理ブロック図である。
図6に示されるように、情報記録再生装置1000は、(i)例えば、CPU(Central Processing Unit)等の各種制御及び管理を行う構成要素として、次の4種類の管理部を備えて構成されてもよい。即ち、(i−1)本願発明の「検索手段」の一例を構成する電子番組表(EPG)管理部101、(i−2)本願発明の「制御手段」の一例を構成する録画予約管理部102、(i−3)本願発明の「記録手段」の一例を構成する記録管理部103、(i−4)再生管理部104を備えて構成されている。
更に、情報記録再生装置1000は、(ii)本願発明の「第1記録媒体」及び「第2記録媒体」の一例を構成するHDDやDVD等を含む番組記録部200、(iii)記録系の構成要素として、チューナ301、A/D(Analog to digital)コンバータ302、MPEG2エンコーダ303、(iv)再生系の構成要素として、MPEG2デコーダ401、D/A(Digital to Analog)コンバータ、テレビモニター403、並びに、(v)ユーザとインタフェースとして、ユーザ指示入力部500を備えて構成されている。
(2−2)自動編集記録の原理
次に、図7から図11に加えて前述した図6を適宜参照して、本発明に係る自動編集記録の原理について説明する。
(2−2−1)自動編集記録の全体的な原理
先ず、図7を参照して、本発明の自動編集記録の全体的な原理について説明する。ここに、図7は、本発明の自動編集記録の全体的な原理を概念的に示した模式図である。
図7の上段部において示されるように、本発明の情報記録媒体の実施例に係る光ディスクに、本発明の属性情報に係る「コンテンツ参照情報」が、例えばコンテンツ製作者側によって、例えば起動情報記録エリア105にプリ記録される。尚、この「コンテンツ参照情報」は、前述したように、本発明の取得制御情報に係る「取得プログラム」によって、インターネットや電子番組表(EPG)等を介してダウンロードされ、データエリア102に記録されるようにしてもよい。
このことによって、「コンテンツ参照情報」がプリ記録されることによって、情報記録媒体が、自動編集記録のための媒体(以下、適宜「自動編集記録用媒体」と称す)となる。
次に、図7の中段部において示されるように、コンテンツ参照情報がプリ記録された情報記録媒体が、本発明の制御情報に係る「自動編集録画プログラム」が格納された、例えばメモリ等の記憶手段を備えた情報記録再生装置に挿入される。尚、この「自動編集録画プログラム」を実行することが可能な情報記録再生装置を、適宜「自動編集録画機能を搭載した情報記録再生装置」と称す。
次に、図7の下段部において示されるように、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、情報記録再生装置のHDDに記録され蓄積されたコンテンツから自動的に所望のコンテンツが取捨選択され、挿入された情報記録媒体に複製又は移動される。
更に、情報記録媒体にプリ記録されたコンテンツ参照情報(前述した図3から図5における説明を参照)に基づいて、当該情報記録媒体に記録されたコンテンツのグルーピング(分類)の編集、及びタイトルや放送回等のコンテンツの属性に基づいた階層構造の編集等の整理整頓を自動的に行うことが可能となる。
(2−2−2)自動編集記録の詳細な動作原理
次に、図8を参照して、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の詳細な動作原理について説明する。ここに、図8は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の詳細な動作原理を概念的に示した模式図である。
図8に示されるように、先ず、コンテンツ参照情報が起動情報記録エリア105において記録された情報記録媒体が、自動編集録画機能を搭載した情報記録再生装置に挿入されると、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、コンテンツ参照情報(図3(b)を参照)が読み込まれる(ステップS10)。
次に、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、情報記録再生装置のHDDに記録され蓄積された、例えば放送番組等の複数種類のコンテンツが夫々保持するコンテンツ情報(図3(a)を参照)が、全て読み込まれる(ステップS20)。
次に、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、読み込まれたコンテンツ参照情報と、読み込まれた全てのコンテンツ情報とが照合(比較)される(ステップS30)。
次に、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、照合(比較)の結果、階層構造を保持するコンテンツ参照情報に含まれる属性要素と一致した属性要素を保持するコンテンツ情報、及び当該コンテンツ情報に対応されるコンテンツが取捨選択的に検出される(ステップS40)。
次に、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、検出されたコンテンツが、挿入された情報記録媒体に複製又は移動される(ステップS50)。尚、複製又は移動と同時に又は相前後して、この複製又は移動に対応するように、コンテンツ参照情報に保持される属性要素に関する情報を更新するようにしてもよい。
また、コンテンツの再生の際、複製又は移動時のコンテンツ参照情報の階層構造によって示される分類に従わないようにしてもよい。即ち、コンテンツ参照情報に基づいて、例えば情報記録再生装置に格納された再生専用ソフトが新しく分類を行うようにしてもよい。
以上のように、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」における「照合」等に基づいて、情報記録再生装置のHDDに記録され蓄積されたコンテンツから自動的に、ユーザ側やコンテンツ製作者側が所望するコンテンツが取捨選択され、挿入された情報記録媒体に複製又は移動される。
更に、情報記録媒体にプリ記録されたコンテンツ参照情報(前述した図3から図5における説明を参照)に基づいて、当該情報記録媒体に記録されたコンテンツのグルーピング(分類)の編集、及びタイトルや放送回等のコンテンツの属性に基づいた階層構造の編集等の整理整頓を自動的に行うことが可能となる。
(2−2−3)自動編集記録の動作原理の一の具体例
次に、図9及び図10を参照して、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の一の具体例について説明する。ここに、図9は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の一の具体例を示したフローチャートである。図10は、図9の自動編集記録におけるサブルーチンを示したフローチャートである。
先ず、自動編集記録用媒体が、情報記録再生装置に挿入される(ステップS101)。
次に、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、自動編集記録を行うか否かが判定される(ステップS102)。具体的には、コンテンツ参照情報が情報記録媒体の所定の領域に記録されているか否かが判定されるようにしてもよい。或いは、例えばコントロールデータゾーン等の管理領域に記録されている、コンテンツ参照情報が存在するか否かを示すフラグ情報に基づいて、情報記録再生装置が判定するようにしてもよい。更に、或いは、ユーザによるボタン操作によっても、自動編集記録を行うか否かが決定されるようにしてもよい。
尚、本具体例では、「自動編集録画プログラム」は、情報記録再生装置に予め格納されているが、例えばローディング等の初期動作において、情報記録媒体から読み出され、初めて格納されるようにしてもよい。
ここで、自動編集記録を行う場合(ステップS102:Yes)、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、自動編集記録が行われる(ステップS103)。
ここで、図10を参照して、自動編集記録の一具体例について詳細に説明する。
先ず、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、例えばHDD等の記録媒体に記録(録画)されている「N個」のコンテンツに対する、「N個」のコンテンツ情報に保持される属性要素を対象として、検索が開始される(ステップS201)。尚、本具体例においては、「N個」のコンテンツがハードディスク(HD)に録画されている場合について説明する。
次に、「自動編集録画プログラム」の制御下で、「変数i」に対して、「1」が代入される(ステップS202)。
次に、「自動編集録画プログラム」の制御下で、情報記録媒体にプリ記録された、階層構造を保持するコンテンツ参照情報に含まれる「1番目」の属性要素と、HDDに録画されているコンテンツに対応されるコンテンツ情報に含まれる「1番目」の属性要素とが一致するか否かが判定される(ステップS203)。ここで、一致した場合(ステップS203:Yes)、情報記録媒体に複製又は移動すべきコンテンツとして、例えばメモリ等の記憶手段に登録(格納)される(ステップS204)。尚、この登録の代わりに、直接的に情報記録媒体に複製又は移動するようにしてもよい。
次に、「自動編集録画プログラム」の制御下で、「変数i」が、「N」に等しいか否かが判定される(ステップS205)。ここで、「変数i」が、「N」に等しくない場合(ステップS205:No)、「変数i」が、「1」だけ増加(インクリメント)される(ステップS206)。そして、再び、「自動編集録画プログラム」の制御下で、コンテンツ参照情報に含まれる「2番目」の属性要素と、HDDに録画されているコンテンツに対応されるコンテンツ情報に含まれる「2番目」の属性要素とが一致するか否かが判定される(ステップS203)。
以下、同様にして、ステップS203からステップS206が繰り返される。
他方、ステップS205の判定の結果、「変数i」が、「N」に等しくなった場合(ステップS205:Yes)、ステップS204において、複製又は移動すべきコンテンツとして、例えばメモリ等の記憶手段に登録(格納)された、全てのコンテンツが、「自動編集録画プログラム」の制御下で、情報記録媒体に複製又は移動される(ステップS207)。
次に、「自動編集録画プログラム」の制御下で、情報記録媒体にプリ記録されていたコンテンツ参照情報が、新しい情報を反映するように更新され、例えばデータエリア等において記録されるようにしてもよい(ステップS208)
再び、図9に戻る。
例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、コンテンツ参照情報によって決定された対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製又は移動されたか否かが判定される(ステップS104)。ここで、対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製又は移動された場合(ステップS104:Yes)、自動編集記録用媒体が、情報記録再生装置から排出される(ステップS105)。
他方、ステップS104の判定の結果、対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製又は移動されていない場合(ステップS104:No)、再び、自動編集記録が行われる(ステップS103)。
(2−2−4)自動編集記録の動作原理の他の具体例
次に、図11を参照して、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の他の具体例について説明する。ここに、図11は、本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の他の具体例を示したフローチャートである。尚、前述の図9における処理と同様のステップには、同様のステップ番号を付し、それらの説明は適宜、省略する。
図11に示されるように、前述したステップS104の判定の結果、対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製された場合(ステップS104:Yes)、情報記録再生装置のHDD等の記録媒体から、複製されたコンテンツが全て削除される(ステップS301)。
この結果、例えばコピーワンス規格等の著作権保護を実現するための所定のシステムを、適切に実現することが可能となる。
(3)コンテンツ参照情報等の取得方法
次に、図12から図14を参照して、コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラムの取得方法の具体例について説明する。ここに、図12は、本発明の「属性情報」に係るコンテンツ参照情報等の取得方法の一の具体例を概念的に示した模式図である。図13は、本発明の「属性情報」に係るコンテンツ参照情報等の取得方法の他の具体例を概念的に示した模式図である。図14は、本発明の「属性情報」に係るコンテンツ参照情報等の取得方法の他の具体例を概念的に示した模式図である。
(3−1)コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラムの取得方法の一の具体例
図12に示されるように、コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等がプリ記録され、格納された自動編集記録用媒体は、例えばコンテンツ製作者側等によって製造され、例えば量販店等において販売され、ユーザに流布されるようにしてもよい。或いは、例えば雑誌等の付録として添付され、ユーザに流布されるようにしてもよい。
この結果、この自動編集記録用媒体が、情報記録再生装置に挿入されることによって、自動編集録画プログラムの制御下で、自動編集記録が開始されることが可能となる。前述したように、「自動編集録画プログラム」は、情報記録再生装置に予め格納されているが、例えばローディング等の初期動作において、情報記録媒体から読み出され、初めて格納されるようにしてもよい。
(3−2)コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラムの取得方法の他の具体例
図13に示されるように、コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等は、例えば「取得プログラム」によって、インターネット等の外部ネットワークを介してダウンロードされ、データエリア102に記録されるようにしてもよい。尚、「取得プログラム」は、情報記録再生装置に予め格納されていてもよいし、例えばローディング等の初期動作において、情報記録媒体から読み出され、初めて格納されるようにしてもよい。
具体的には、図13に示されるように、先ず、情報記録媒体が挿入される(ステップS1)。次に、例えばPCドライブ等の情報記録再生装置は、インターネット等の外部ネットワークを介して、例えばサーバー等の情報配信装置に、自動的又は他動的にアクセスする(ステップS2)。次に、情報記録再生装置は、インターネット等の外部ネットワークを介して、情報配信装置から、コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等をダウンロードする(ステップS3)。次に、情報記録再生装置は、ダウンロードされたコンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等を情報記録媒体に記録する(ステップS4)。このようにして、自動編集記録用媒体の作成が完成される。
この結果、情報記録媒体において、予め備えるべき情報を持たない市販の情報記録媒体を使用することも可能であるため、情報記録媒体に汎用性を持たせることが可能となる。
(3−3)コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラムの取得方法の他の具体例
図14に示されるように、コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等は、例えば「取得プログラム」によって、放送番組の搬送波に含まれる電子番組表(EPG)等を介してダウンロードされ、データエリア102に記録されるようにしてもよい。
具体的には、図14に示されるように、先ず、情報記録媒体が挿入される(ステップS1a)。次に、例えばHDD内臓型のDVDレコーダー等の情報記録再生装置は、放送番組の搬送波を介して、例えば放送局等の情報配信基地に、自動的又は他動的にアクセスする(ステップS2a)。次に、情報記録再生装置は、放送番組の搬送波を介して、情報配信基地から、コンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等をダウンロードする(ステップS3a)。次に、情報記録再生装置は、ダウンロードされたコンテンツ参照情報や自動編集録画プログラム等を情報記録媒体に記録する(ステップS4a)。このようにして、自動編集記録用媒体の作成が完成される。
この結果、情報記録媒体において、予め備えるべき情報を持たない市販の情報記録媒体を使用することも可能であるため、情報記録媒体に汎用性を持たせることが可能となる。
(4)第2実施例に係る自動編集記録
次に、図15から図17を参照して、本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録について説明する。
(4−1)第2実施例に係る自動編集記録の詳細な動作原理
先ず、図15を参照して、本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の詳細な動作原理について説明する。ここに、図15は、本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の詳細な動作原理を概念的に示した模式図である。
図15に示されるように、先ず、コンテンツ参照情報がプリ記録された情報記録媒体が、自動編集録画機能を搭載した情報記録再生装置に挿入されると、情報記録再生装置に格納された、予約設定を含む「自動編集録画プログラム」に基づいて、コンテンツ参照情報(図3(b)を参照)が読み込まれる(ステップS10a)。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、読み込まれた、階層構造を保持するコンテンツ参照情報に含まれる属性要素が参照される(ステップS20a)。
次に、情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、参照された属性要素と一致した属性要素を保持するコンテンツが、例えば放送番組の搬送波に含まれる電子番組表(EPG)等を介して、取捨選択的に検索される(ステップS30a)。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、検索されたコンテンツが、所定の時間に、情報記録媒体のデータエリアに記録させるように予約設定が自動的に行われる(ステップS40a)。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、予約設定されたコンテンツが、所定の時間に、リアルタイムで、情報記録媒体のデータエリアに直接的に記録される(ステップS50a)。特に、予約設定の後、情報記録媒体のデータエリアへの記録に加えて、又は、代えて、例えばHDD等の記録媒体へ記録されるようにしてもよい。この場合、例えばHDD等の記録媒体へ記録された後で、第1実施例に係る自動編集記録が行われるようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る情報記録媒体を、例えばHDD搭載型のDVDレコーダー等の情報記録装置に挿入するだけで、録画したい所望のコンテンツを自動的に検索し、この検索されたコンテンツを自動的に記録(録画)するように予約設定されることが可能となる。
(4−2)第2実施例に係る自動編集記録の動作原理の一の具体例
次に、図16及び図17を参照して、本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の一の具体例について説明する。ここに、図16は、本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の一の具体例を示したフローチャートである。ここに、図17は、図16の自動編集記録におけるサブルーチンを示した一及び他のフローチャート(図17(a)及び図17(b))である。尚、前述の図9における処理と同様のステップには、同様のステップ番号を付し、それらの説明は適宜、省略する。
先ず、自動編集記録用媒体が、情報記録再生装置に挿入される(ステップS101)。
次に、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、予約設定等を含む自動編集記録を行うか否かが判定される(ステップS401)。
ここで、予約設定等を含む自動編集記録を行う場合(ステップS401:Yes)、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、自動的な予約設定が行われる(ステップS402)。
ここで、図17(a)を参照して、自動的な予約設定の一具体例について詳細に説明する。
先ず、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、情報記録媒体から読み込まれた、階層構造を保持するコンテンツ参照情報に含まれる属性要素が参照される(ステップS501)。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、参照された属性要素と一致した属性要素を保持するコンテンツが、例えば放送番組の搬送波に含まれる電子番組表(EPG)等を介して、取捨選択的に検索される(ステップS502)。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、検索されたコンテンツが、所定の時間に、情報記録媒体のデータエリアに記録させるように予約設定が自動的に行われる(ステップS503)。
再び、図16に戻る。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、予約設定されたコンテンツが、所定の時間に、リアルタイムで、情報記録媒体のデータエリアに直接的に記録される(ステップS403)。
ここで、図17(b)を参照して、予約設定されたコンテンツの記録動作の一具体例について詳細に説明する。
先ず、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、予約設定されたコンテンツが放送されるチャンネル番号や、例えば圧縮の程度を示す圧縮モード等の記録の際の各種パラメータが設定される(ステップS601)。
次に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、例えばDVD−R等の記録型の情報記録媒体が挿入されているか否かが判定される(ステップS602)。ここで、記録型の情報記録媒体が挿入されている場合(ステップS602:Yes)、更に、「自動編集録画プログラム」に基づいて、自動編集記録用媒体であるか否かが判定される(ステップS603)。ここで、自動編集記録用媒体である場合(ステップS603:Yes)、当該自動編集記録用媒体に、予約設定されたコンテンツが記録される(ステップS604)。
他方、ステップS602の判定の結果、記録型の情報記録媒体が挿入されていない場合(ステップS602:No)、及びステップS603の判定の結果、自動編集記録用媒体でない場合(ステップS603:No)、例えばHDD等の記録媒体に、予約設定されたコンテンツが記録される(ステップS605)。
再び、図16に戻る。
次に、例えば情報記録再生装置に格納された「自動編集録画プログラム」に基づいて、コンテンツ参照情報によって決定された対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製又は移動されたか否かが判定される(ステップS104)。ここで、対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製又は移動された場合(ステップS104:Yes)、自動編集記録用媒体が、情報記録再生装置から排出される(ステップS105)。
他方、ステップS104の判定の結果、対象となるコンテンツが、全て、情報記録媒体に複製又は移動されていない場合(ステップS104:No)、再び、自動的な予約設定が行われる(ステップS402)。
他方、ステップS401の判定の結果、予約設定等を含む自動編集記録を行わない場合や、既に所望のコンテンツがHD等の記録媒体に記録されている場合(ステップS401:No)、「自動編集録画プログラム」に基づいて、前述した第1実施例に係る自動編集記録を行うか否かが判定される(ステップS102)。ここで、前述した第1実施例に係る自動編集記録を行うと判定された場合(ステップS102:Yes)、前述した第1実施例に係る自動編集記録が行われる(ステップS103)。
他方、前述した第1実施例に係る自動編集記録を行わないと判定された場合(ステップS102:No)、自動編集記録用媒体が、情報記録再生装置から排出される(ステップS105)。
(5)本実施例に係る情報記録再生装置の具体例
次に、図18を参照して、本実施例に係る情報記録再生装置の具体例について説明する。
(5−1)詳細構成
先ず、図18を参照して、本実施例に係る情報記録再生装置の詳細構成について説明する。ここに、図18は、本発明の情報記録装置の本実施例に係る情報記録再生装置の詳細構成を図式的に示すブロック図である。
図18に示されるように、情報記録再生装置1000は、TV受信機1a、映像入力2、音声出力3、入力切換4、A/D(Analog to digital)コンバータ5、A/Dコンバータ6、TV信号デコーダ7、入力切換8、映像エンコーダ9、音声エンコーダ10、マルチプレクサ11、入力切換12、ドライブ1入力切換13、ドライブインターフェイス14、HDDドライブ15、HDD16、ドライブ2入力切換17、ドライブインターフェイス18、DVDドライブ19、DVD20、再生切換21、出力切換22、デマルチプレクサ23、画像デコーダ24、音声デコーダ25、出力切換26、サムネイルOSD27、TV信号エンコーダ28、D/Aコンバータ29、映像出力30、D/A(Digital to Analog)コンバータ31、音声出力32、システムCPU33、操作部34、メモリー部35、リモコン受光部36、リモコン37、デジタル受信機38、IEEE1394デコーダ39、TSインプットプロセッサ40、TSアウトプットプロセッサ41、IEEE1394エンコーダ42、及び、IEEE1394出力43を備えて構成されている。
(5−2)詳細動作
(5−2−1)放送番組の記録を行う場合
次に、図18を参照して、放送番組の記録の場合の詳細動作について詳細な構成と共に説明する。
(5−2−1−1)プログラムストリームの受信
TV受信機1aはVHF又はBSなどのRF信号を受信し、選択された受信帯域に同調して受信した信号波をIF信号に変換するとともに、TV用映像信号及び音声信号に復調して入力切換4に出力する。
入力切換4は、TV受信機1aから出力された信号、及び、映像入力2、音声入力3からの信号を選択的に切り換え、映像信号をA/D(Analog to digital)コンバータ5に、音声信号をA/Dコンバータ6に出力する。
A/Dコンバータ5は、入力切換4によって選択されたTV用アナログ信号をデジタル信号に変換してTV信号デコーダ7に出力する。
TV信号デコーダ7は、入力されたTV用デジタル信号を復号化し、NTSC方式などの通常の映像信号に変換して入力切換8に出力する。
A/Dコンバータ6は、入力切換4によって選択されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して入力切換8に出力する。
入力切換8には、TV信号デコーダ7、及び、A/Dコンバータ6から出力された映像信号及び音声信号と、例えば、HDDからDVDへダビングを行う場合、及び、DVDからHDDへダビングを行う場合、HDDドライブ15又はDVDドライブ19から出力され、デコードされた映像信号、及び、音声信号が入力される。この入力切換8は、後述されるシステムCPU33の制御に基づいて、入力された映像信号および音声信号の何れかを選択し、選択した映像信号を映像エンコーダ9に、選択した音声信号を音声エンコーダ10に出力する。
映像エンコーダ9は、入力切換8によって選択された映像信号をMPEGフォーマットの映像データに変換し、マルチプレクサ11に出力する。
音声エンコーダ10は、入力切換8によって選択された音声信号をAC−3フォーマットの音声データに変換し、マルチプレクサ11に出力する。
マルチプレクサ11は、入力された映像データおよび音声データに基づいてプログラムストリームを生成し、入力切換12に出力する。
入力切換12には、マルチプレクサ11から出力されたプログラムストリーム及び前述したTSインプットプロセッサ40から出力されたトランスポートストリームが入力される。この入力切換12は、システムCPU33の制御に基づいて入力されたストリームを選択し、ドライブ1入力切換13及びドライブ2入力切換17に出力する。
(5−2−1−2)トランスポートストリームの受信
デジタル受信機38は、例えば、地上波デジタル放送を受信する。
IEEE1394デコーダ39は、デジタル受信機38を介して入力されたIEEE1394フォーマットのトランスポートストリームを通常のトランスポートストリームに変換し、TSインプットプロセッサ40に出力する。
TSインプットプロセッサ40は、入力された通常のトランスポートストリームをHDD記録用のトランスポートストリームデータ(以下、適宜「HDD記録用TSデータ」)に変換し、入力切換12に出力する。
HDDドライブ15には、ATAPIなどの規格に準拠したドライブインターフェイス14が接続されており、ドライブインターフェイス14には、入力切換12からの出力を切り換えるドライブ1入力切換13が接続されている。このドライブ1入力切換13は、システムCPU33の制御により入力源の切り換えを行う。尚、HDDドライブ15は、入力切換12を介して入力されたストリーム(TS、又は、PS)をHDD16に記録するようになっている。
(5−2−2)HDDから外部への出力、及び、サムネイルの表示を行う場合
情報記録再生装置1000では、TSアウトプットプロセッサ41は、入力されたHDD記録用トランスポートストリームデータを通常のトランスポートストリームに変換し、IEEE1394エンコーダ42に出力する。IEEE1394エンコーダ42は、入力された通常のトランスポートストリームをIEEE1394フォーマットのトランスポートストリームに変換し、IEEE1394出力43を介して外部に出力する。またこれらHDDドライブ15に記録した各タイトルの代表番組情報を用いて、各タイトルの記録内容一覧、所謂、サムネイルをサムネイルOSD27にて表示を行うことや、システムCPU33によってメモリー部35にてトランスポートストリームのタイトル一覧表示用BML(Broadcast Markup Language)データへと変換し、TSアウトプットプロセッサ41よりIEEE1394エンコーダ42を通ってIEEE1394出力43より出力することが可能である。
(5−2−3)DVDへの記録、及び、DVDからの再生を行う場合
DVDドライブ19には、ATAPIなどの規格に準拠したドライブインターフェイス18が接続されており、ドライブインターフェイス18にはHDDドライブ15からの出力又は入力切換12からの出力を切り換えるドライブ2入力切換17が接続されている。このドライブ2入力切換17は、ドライブ1入力切換13と同様に、システムCPU33の制御により入力及び出力の切り換えを行う。また、このDVDドライブ19は、HDDドライブ15と同様に、予め記録されたストリームを読み出し、ドライブインターフェイス18を介して再生切換21に出力するとともに、入力切換12を介して入力されたストリームをDVD20に記録するようになっている。
再生切換21は、ドライブインターフェイス14を介してHDDドライブ15から出力されたストリームと、ドライブインターフェイス17を介してDVDドライブ19から出力されたストリームと、の何れか一方をシステムCPU33の制御に基づいて選択し、出力切換22に出力する。
出力切換22は、システムCPU33の制御に基づいて、再生切換21から入力されたストリームを選択的に切り換え、プログラムストリームをデマルチプレクサ23に、トランスポートストリームを後述するTSアウトプットプロセッサ41に出力する。
デマルチプレクサ23は、出力切換22によって選択されたプログラムストリームからMPEG形式を有する映像データ及びAXC−3形式を有する音声データを分離し、分離した映像データおよび音声データを、それぞれ、画像デコーダ24又は音声デコーダ25に出力する。
画像デコーダ24は、入力されたMPEG形式の映像データを復号化して映像信号に変換し、復号化されたデジタル信号を出力切換26に出力する。
音声デコーダ25は、入力されたAC−3形式の音声データを復号化して音声信号に変換し、復号されたデジタル音声信号を出力切換26に出力する。
出力切換26には、TV信号デコーダ7から出力されたデジタル映像信号及びA/Dコンバータ6から出力されたデジタル音声信号と、画像デコーダ24及び音声デコーダ25によって復号されたデジタル画像信号およびデジタル音声信号と、が入力されるようになっており、この出力切換26はシステムCPU33の制御に基づいて、入力された映像信号及び音声信号を切り換えて、映像信号をサムネイルOSD27に、音声信号をD/A(Digital to Analog)コンバータ31に、それぞれ、出力する。
サムネイルOSD27は、入力された映像信号に対して必要な文字情報等を重畳し、TV信号エンコーダ28に出力する。
TV信号エンコーダ28は、入力された映像信号を外部のモニタなどに表示させるため、TV用の映像フォーマットに変換し、D/Aコンバータ29に出力する。
D/Aコンバータ29は、入力されたTV用デジタル映像信号をアナログ信号に変換し、映像出力30を介して外部に出力する。
D/Aコンバータ31は、入力されたデジタル音声信号をアナログ信号に変換し、音声出力32を介して外部に出力する。
システムCPU33は、キー入力ポート、表示部出力ポート等の各種入出力ポートを含み、HDD16の再生及び記録、又はDVD20の再生及び記録の各処理のための全般的な機能を総括的に制御する。尚、システムCPU33は、HDD16の再生及び記録、又はDVD20の再生及び記録の際に、メモリー部35に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行し、メモリー部35に処理中のデータを一時的に保持するようになっている。
操作部34は、各種確認ボタンおよび数字キー、上下左右カーソルキー等の多数のキーから構成され、キー操作に従って、又は、リモコン受光部36から出力された所定の信号をシステムCPU33に出力する。
リモコン受光部36は、リモコン37から出射された赤外線光などの光ビームを受光し、所定の信号に変換して操作部34に出力する。
リモコン37は、操作部34と同様に、各種確認ボタンおよび数字キー、上下左右カーソルキー等の多数のキーから構成されている。
上述した実施例では、情報記録媒体の一具体例として、例えば、DVD−R又はDVD+R、或いは、DVD−RW又はDVD+RW等の追記型又は書き換え型光ディスクについて説明したが、本発明は、例えば、2層型や3層型等のマルチプルレイヤ型の光ディスクにも適用可能である。更に、ブルーレーザーを記録再生に用いるディスク等の大容量記録媒体にも適用可能である。
また、上述した実施例では、情報記録装置の一具体例として、例えば、DVD−Rレコーダー又はDVD+Rレコーダー等の追記用の情報記録再生装置について説明したが、本発明は、例えば、DVD−RWレコーダー又はDVD+RWレコーダー等の書き換え用の情報記録再生装置に適用可能である。更に、ブルーレーザーを記録再生に用いる大容量記録用の情報記録再生装置にも適用可能である。
また、上述した実施例では、放送番組の搬送波として、地上波アナログ放送、又は、地上波デジタル放送を例にとって説明したが、BS(Broadcasting Satellite)や、CS(Communication Satellite)や、インターネット等を介して、配信される放送番組等のすべての放送形態に適用可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明の情報記録媒体の第1実施例に係る、記録型の光ディスクの基本構造を示し、複数のエリアを有する光ディスクを概略的に示した平面図(図1(a))、及び、当該平面図に対応付けられると共に、その径方向におけるエリア構造を図式的に示した概念図(図1(b))である。 本発明の情報記録媒体の第1実施例に係る、記録型の光ディスクの記録層における、初期状態の記録領域(左側部)と、本発明に係る属性情報、及び制御情報のうち少なくとも一方が記録済み状態の記録領域(右側部)とを図式的に示した平面図である。 本発明の「属性情報」の一の具体例である「コンテンツ情報」に含まれる、本発明の「属性要素」を図式的に示した模式図(図3(a))、及び「属性情報」の他の具体例である「コンテンツ参照情報」に含まれる、「属性要素」の階層構造を図式的に示した模式図(図3(b))である。 本発明の「属性要素」の階層構造の一及び他の具体例を、コンテンツの管理形態に着目して、図式的に示した模式図(図4(a)、図4(b)、及び図4(c))である。 本発明の「属性要素」の階層構造の他の具体例を、コンテンツの管理形態に着目して、図式的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置の基本構成を概念的に示した論理ブロック図である。 本発明の自動編集記録の全体的な原理を概念的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の詳細な動作原理を概念的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の一の具体例を示したフローチャートである。 図9の自動編集記録におけるサブルーチンを示したフローチャートである。 本発明の情報記録装置の第1実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の他の具体例を示したフローチャートである。 本発明の「属性情報」に係るコンテンツ参照情報等の取得方法の一の具体例を概念的に示した模式図である。 本発明の「属性情報」に係るコンテンツ参照情報等の取得方法の他の具体例を概念的に示した模式図である。 本発明の「属性情報」に係るコンテンツ参照情報等の取得方法の他の具体例を概念的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の詳細な動作原理を概念的に示した模式図である。 本発明の情報記録装置の第2実施例に係る情報記録再生装置において行われる自動編集記録の動作原理の一の具体例を示したフローチャートである。 図16の自動編集記録におけるサブルーチンを示した一及び他のフローチャート(図17(a)及び図17(b))である。 本発明の情報記録装置の本実施例に係る情報記録再生装置の詳細構成を図式的に示すブロック図である。
符号の説明
100 光ディスク
101 リードインエリア
102 データエリア
103 リードアウトエリア
104 ミドルエリア
105 起動情報記録エリア
1000 情報記録再生装置
LB レーザ光

Claims (24)

  1. 映像情報、音声情報、及び文字情報のうち少なくともいずれか1つのコンテンツを含む情報を記録可能なデータエリアと、
    前記情報の属性に基づいて、第1記録媒体から第2記録媒体へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を起動させるための起動情報を記録可能な起動情報記録エリアと
    を備えることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 前記自動編集記録は、更に、ユーザが所望する前記コンテンツを含む前記情報の属性に基づいて、前記情報を複製又は移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 前記起動情報記録エリアには、前記起動情報として、前記自動編集記録を起動可能か否かを示すフラグ情報が記録可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録媒体。
  4. 前記起動情報記録エリアには、前記起動情報として、前記属性を示す属性情報が記録可能であることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  5. 前記起動情報記録エリアには、前記起動情報として、前記自動編集記録を制御するための制御情報が記録可能であることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  6. 前記属性情報は、前記属性として、複数種類の属性要素を示し、
    前記制御情報は、前記複数種類の属性要素のうち少なくとも一つに基づいて、前記自動編集記録を制御することを特徴とする請求項5に記載の情報記録媒体。
  7. 前記複数種類の属性要素は、当該属性要素の性質に基づいて、階層構造を形成可能であり、
    前記制御情報は、前記複数種類の属性要素における階層構造に基づいて、前記自動編集記録を制御することを特徴とする請求項6に記載の情報記録媒体。
  8. 前記複数種類の属性要素は、当該属性要素の性質に基づいて、階層構造を形成可能であり、
    前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、当該自動編集記録の完了後に、前記階層構造に基づいて、前記情報を再生させることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報記録媒体。
  9. 前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、前記第1記録媒体に記録されている情報のうち、一の属性に対応される、他の属性を保持する情報を、前記第2記録媒体へ、複製又は移動させることを特徴とする請求項5から8のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  10. 前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、一の属性に対応される、他の属性を保持する情報を、外部ネットワーク、又は放送信号から、所定の時間に、前記第1記録媒体に記録させることを特徴とする請求項5から9のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  11. 前記制御情報は、前記自動編集記録の制御として、更に、前記他の属性を保持する情報を、外部ネットワーク、又は放送信号から、所定の時間に、前記第2記録媒体に記録させることを特徴とする請求項10に記載の情報記録媒体。
  12. 前記起動情報記録エリアには、前記属性情報、及び前記制御情報のうち少なくとも一方の取得を制御するための取得制御情報が記録可能であることを特徴とする請求項4から11のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  13. 前記取得制御情報は、外部ネットワークを介した前記一方の取得を、制御することを特徴とする請求項12に記載の情報記録媒体。
  14. 前記取得制御情報は、放送信号に含まれる電子番組表(EPG:Electric Program Guide)を介した前記一方の取得を、制御することを特徴とする請求項12に記載の情報記録媒体。
  15. (i)前記情報を暗号化又は復号化するための鍵となるキー情報、(ii)前記暗号化又は復号化を制御する暗復号化制御情報、及び(iii)前記暗号化又は復号化を管理しつつ、前記情報の再生を制御する再生制御情報のうち少なくとも一つを記録可能な制御情報記録エリアを更に備えることを特徴とする請求項1から14のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  16. 前記情報に付加される付加情報を記録可能な付加情報記録エリアを更に備えることを特徴とする請求項1から15のうちいずれか一項に記載の情報記録媒体。
  17. 前記起動情報記録エリア、前記制御情報記録エリア、及び前記付加情報記録エリアのうち少なくとも一つにおいては、各種情報が予めプリ記録されていることを特徴とする請求項15、又は16に記載の情報記録媒体。
  18. 前記情報記録媒体は、(i)前記データエリア、及び(ii)前記情報の再生のみを専ら行うための再生専用エリアを少なくとも備えたハイブリッド型の情報記録媒体であり、
    前記起動情報記録エリア、前記制御情報記録エリア、及び前記付加情報記録エリアのうち少なくとも一つにおいては、各種情報が前記再生専用エリアの一部として予めプリ記録されていることを特徴とする請求項15、又は16に記載の情報記録媒体。
  19. 属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する情報記録装置であって、
    前記情報を記録する記録手段と、
    第1記録媒体に記録されている情報のうち、一の属性に対応される、他の属性を保持する情報を検索する検索手段と、
    前記検索された情報を、前記第1記録媒体から第2記録媒体へ記録させるように前記記録手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  20. 属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する情報記録装置であって、
    前記情報を記録する記録手段と、
    前記情報の属性に基づいて、第1記録媒体から第2記録媒体へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を制御する制御情報を取得する取得手段と、
    前記取得された制御情報に基づいて、前記自動編集記録を行わせるように前記記録手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  21. 属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する記録手段を備えた情報記録装置における情報記録方法であって、
    第1記録媒体に記録されている情報のうち、一の属性に対応される、他の属性を保持する情報を検索する検索工程と、
    前記検索された情報を、前記第1記録媒体から第2記録媒体へ記録させるように前記記録手段を制御する制御工程と
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  22. 属性を保持するコンテンツを含む情報を記録する記録手段を備えた情報記録装置における情報記録方法であって、
    前記情報の属性に基づいて、第1記録媒体から第2記録媒体へ、前記情報を複製又は移動させる自動編集記録を制御する制御情報を取得する取得工程と、
    前記取得された制御情報に基づいて、前記自動編集記録を行わせるように前記記録手段を制御する制御工程と
    を備えることを特徴とする情報記録方法。
  23. 請求項19に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記記録手段、前記検索手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  24. 請求項20に記載の情報記録装置に備えられたコンピュータを制御する記録制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記記録手段、前記取得手段、及び、前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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