JP2006236045A - Ｉｃカード機能情報出力方法及び移動通信端末装置 - Google Patents

Abstract

【課題】
移動通信端末装置において、ＩＣカード機能の価値情報を使用して取引する際に、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上するＩＣカード機能情報出力方法を提供する。
【解決手段】
移動通信端末装置のＩＣカード機能を利用した価値情報の引き落しに失敗した場合に、表示装置１３は、価値情報が不足である旨と、価値情報の追加購入を行うかどうかの利用者に問い合わせる旨を表示する。利用者がこの問い合わせの表示に応答し、価値情報の追加購入を指令した場合には、価値情報内容変更手段３４は、価値情報サーバ４２と通信し、価値情報を購入する。引き続き、利用者が、購入された価値情報を使用して、価値情報の引き落しを行う。したがって、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上することができる。
【選択図】 図４

Description

本発明は、ＩＣカード機能情報出力方法及び移動通信端末装置に係り、より詳しくは記憶された価値情報を使用して取引するＩＣカード機能を備える移動通信端末装置のＩＣカード機能情報出力方法、及び、その方法を使用した移動通信端末装置に関する。

従来から、携帯電話等の移動通信端末装置が広く普及している。こうした移動通信端末装置の機能や性能の向上は目覚しく、移動通信端末装置としての必須機能である通話機能やＥメールの送受信機能に加えて、様々な付加機能を備えたものが登場してきている。これらの付加機能として、近年において多様な分野で使用されているＩＣカードの機能を備える移動通信端末装置が実用化されている（特許文献１等参照）。

移動通信端末装置に備えられたＩＣカードの機能は、非接触型通信により、外部のリーダライタと通信を行うことができ、また、移動通信端末装置内の他の機能を制御する処理装置と情報を授受することもできる。そのため、例えば、ＩＣカードの機能として電子マネーを使用する場合を考えると、物やサービスの購入に電子マネーを使用するだけでなく、電子マネーの購入に際して、移動通信網を介した無線通信により、利用者のクレジットカードに必要な金額をチャージすると共に、購入した電子マネーを移動通信端末装置のＩＣカード機能の電子マネーに加えることも可能となっている（非特許文献１等参照）。

特開２００１−２２３６３１号公報 "Edyチャージ(入金)"、[online]、ビットワレット株式会社、[平成１７年２月４日検索]、インターネット <URL：http://www.edy.jp/edy_mobile/edy_mobile_03.html>

上述したように、移動通信端末装置において、電子マネーのような価値情報を取引する機能は利用者の利便性を向上するものとして利用されている。しかし、この機能では、価値情報の取引結果に応じて、移動通信端末装置が利用者に対して行うメッセージ等の出力は不十分なものであり、特に価値情報が十分でない場合には、利用者に対して必要なメッセージ等を出力する必要があった。

本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、移動通信端末装置において、ＩＣカード機能の価値情報を使用して取引する際に、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上するＩＣカード機能情報出力方法及びその方法を使用する移動通信端末装置を提供することを目的とする。

本発明のＩＣカード機能情報出力方法は、非接触型通信機能により、記憶された価値情報を使用して取引するＩＣカード機能を備える移動通信端末装置のＩＣカード機能情報出力方法であって、前記価値情報を使用した取引をするための前記非接触型通信を行う価値情報取引通信工程と；前記価値情報取引通信工程において、前記価値情報の内容が十分でないことにより、取引が成立しない場合に、前記価値情報の内容が不足のため前記取引が成立しない旨を、前記移動通信端末装置の出力装置に出力する価値情報不足出力工程と、を備えるＩＣカード機能情報出力方法である。

このＩＣカード機能情報出力方法では、まず、価値情報取引通信工程において、価値情報を使用した取引をするための非接触型通信を行う。ここで、「価値情報」とは、ある商品やサービスと取引することができる情報を意味し、いわゆる電子マネーや前払い式証票等においては残高情報を表すものであるが、映画の鑑賞券やサービス券等の価値情報であってもよい。この価値情報は、ＩＣカード機能のひとつとして記憶されており、例えば電子マネーの残高情報である場合には、ＩＣカード機能の非接触型通信等を介して、残高情報から引き落し等をされることが可能である。また、「ＩＣカード機能の非接触型通信」とは、リーダライタに近づけることにより通信を開始する近接型の無線通信を意味している。また、「ＩＣカード機能を備える移動通信端末装置」とは、ＩＣカード機能を備える部分が取り外せないように移動通信端末装置に内蔵されている場合だけでなく、移動通信端末装置から取り外し可能なＩＣカードを、取付けていることによりＩＣカード機能を備えている移動通信端末装置も含むものとする。

次に、価値情報不足出力工程において、価値情報取引通信工程における取引が成立しない場合で、その理由が価値情報の内容が十分でないとき、例えば、価値情報が電子マネーの残高情報である場合には、取引の対象となる商品の値段より、残高情報の値が低かったときには、価値情報の内容が不足のため取引が成立しない旨、すなわちこの例では残高不足である旨を、移動通信端末装置の出力装置に出力する。ここで「出力」には、液晶画面等の表示装置による出力だけでなく、ＬＥＤ等の光、音、振動等その他の出力も含まれる。

したがって、このＩＣカード機能情報出力方法によれば、ＩＣカード機能の価値情報を使用して取引する際に、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上することができる。

また、本発明のＩＣカード機能情報出力方法では、前記出力装置は、前記移動通信端末装置の表示装置である、とすることができる。したがって、移動通信端末装置の利用者は、表示装置に表示される情報により、価値情報が十分でないことを容易に認識することができる。

また、本発明のＩＣカード機能情報出力方法では、前記価値情報不足出力工程では、前記価値情報の内容を変更することを促す出力を更に行い、前記変更することを促す出力に従い、前記価値情報の内容を変更することを指令された場合には、前記価値情報の内容を変更する処理を行う価値情報内容変更工程を更に備える、とすることができる。ここで、「価値情報の内容を変更することを促す出力」とは、価値情報の内容の変更をするかどうかの問い合わせる出力を含むものとする。

この場合には、価値情報不足出力工程において、例えば、価値情報が電子マネーの残高情報である場合に、残高不足である旨の表示だけでなく、電子マネーの追加購入を行うかどうかの表示も行う。更に、追加購入の指令がされた場合には、価値情報内容変更工程において、電子マネーの追加購入を行い、残高を増やす処理を行う。したがって、移動通信端末装置の利用者は、価値情報が十分でない場合で、その価値情報の変更を行いたいときには、複雑な操作の必要なく、価値情報の変更を行うことができる。

ここで、前記価値情報内容変更工程は、移動通信網を介した無線通信を用いて行われる、とすることができる。したがって、移動通信端末装置の利用者は、価値情報が十分でない場合で、その価値情報の変更を行いたいときには、その場で価値情報の変更を行うことにより、スムーズに取引を完了することができる。

また、本発明の移動通信端末装置は、非接触型通信機能により、記憶された価値情報を使用して取引するＩＣカード機能を備えるＩＣカード機能手段と；前記非接触型通信による取引において、前記価値情報の内容が十分でないことにより、取引が成立しない場合に、前記価値情報の内容が不足のため前記取引が成立しない旨を出力する価値情報不足出力手段と；を備える移動通信端末装置である。

この移動通信端末装置では、ＩＣカード機能手段は、非接触型通信機能により、記憶された価値情報を使用して取引する機能であるＩＣカード機能を備える。ここで、「非接触型通信機能」は、前述したＩＣカード機能情報出力方法における「ＩＣカード機能の非接触型通信」と同様に、リーダライタに近づけることにより通信を開始する近接型の無線通信機能である。また、「価値情報」の意味は、前述したＩＣカード機能情報出力方法における意味と同じである。

また、価値情報不足出力手段は、非接触型通信による取引において、価値情報の内容が十分でない、例えば電子マネーの残高不足である、ことにより、取引が成立しない場合に、価値情報の内容が不足のため取引が成立しない旨を出力する。ここで、「出力」の意味は、前述したＩＣカード機能情報出力方法における意味と同じである。したがって、この移動通信端末装置によれば、ＩＣカード機能の価値情報を使用して取引する際に、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上することができる。

また、本発明の移動通信端末装置では、前記価値情報不足出力手段は、前記価値情報の内容を変更することを促す出力を更に行い、前記価値情報の内容を変更する処理を行う価値情報内容変更手段を更に備える、とすることができる。ここで、「価値情報の内容を変更することを促す出力」とは、前述したＩＣカード機能情報出力方法における意味と同じである。

この場合には、例えば、価値情報が電子マネーの残高情報である場合に、価値情報不足出力手段は、残高不足である旨の表示だけでなく、電子マネーの追加購入を行うかどうかの表示も行う。更に、追加購入の指令がされた場合には、価値情報内容変更手段が、電子マネーの追加購入を行い、残高を増やす処理を行う。したがって、移動通信端末装置の利用者は、価値情報が十分でない場合で、その価値情報の変更を行いたいときには、複雑な操作の必要なく、価値情報の変更を行うことができる。

以上説明したように、本発明のＩＣカード機能情報出力方法及び移動通信端末装置によれば、ＩＣカード機能の価値情報を使用して取引する際に、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上することができるという効果を奏する。

以下、本発明の一実施形態を、図１〜図６を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。

図１には、本発明の一実施形態である移動通信端末装置を含むシステム１００の構成が模式的に示されている。図１に示されるように、このシステム１００は、（ａ）移動通信端末装置である携帯電話１０と、（ｂ）携帯電話１０と近接型の無線通信である非接触型通信を行うリーダライタ５０と、（ｃ）携帯電話１０が、移動通信網と接続するために直接無線通信を行い、移動通信網の一部である基地局４１と、（ｄ）移動通信網を含むネットワーク４０と、（ｅ）ネットワーク４０に接続され、携帯電話１０内に記憶される価値情報であるバリューの追加をする際の決済等を管理するサーバであるバリューサーバ４２とを備えている。ここで、バリューとは、商品等と交換することができる前払い式証票の電子データであり、電子データの数値の大小により価値の大小が表される、いわゆる電子マネーである。

図２には、携帯電話１０の外観構成が概略的に示されている。図２に示されるように、携帯電話１０は、（ｉ）電話番号を入力するためのテンキー、及び、バリューの購入等の指令をするためのキーを有する操作部１２と、（ii）携帯電話１０の操作案内、動作状況表示する液晶表示装置を有する表示装置１３と、（iii）通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ１４と、（iv）集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン１５と、（ｖ）着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ１６と、（vi）基地局４１と無線通信を行うためのアンテナ１７とを備えている。

図３には、携帯電話１０の内部の情報処理システムである内部システム１１が概略的に示されている。内部システム１１は、（ａ）携帯電話１０のシステム全体を統括制御する制御部２１と、（ｂ）アンテナ１７を介して基地局４１と無線通信を行う送受信部２２と、（ｃ）リーダライタ５０と、非接触型通信により、バリューの引き落し等を行う機能を有するＩＣカード機能部２３と、（ｄ）ＩＣカード機能部２３が非接触型通信を行うための非接触型通信用アンテナ２４と、を備えている。

ここで、制御部２１は、（ｉ）ＩＣカード機能部２３と通信し、携帯電話１０内のバリューの管理を行うバリュー管理アプリケーション３１と、（ii）リーダライタ５０と、バリューの引き落しに関する非接触型通信を行い、バリューが不足していることにより引き落しに失敗した場合に、バリュー不足である旨と、バリューの追加購入を行うかどうかを利用者に問い合わせる旨の表示を行うバリュー不足表示制御部３２とを備えている。ここで、バリュー管理アプリケーション３１は、送受信部２２、アンテナ１７、基地局４１及びネットワーク４０を介して、バリューサーバ４２とバリュー追加のための通信を行うバリュー追加部３４を備えている。

また、ＩＣカード機能部２３は、バリューの追加や使用により、バリューを加算したり減算したりし、バリューを記憶しておくバリュー管理部３５と、非接触型通信用アンテナ２４を介して、リーダライタ５０との非接触型通信の制御を行う非接触型通信部３６とを備えている。

また、制御部２１は、不図示の中央処理装置（ＣＰＵ）、デジタル信号処理装置（ＤＳＰ）及び記憶装置（ＲＡＭ等）等のハードウェア及び中央処理装置（ＣＰＵ）により実行されるソフトウェアにより構成されている。

次に、上記のように構成された携帯電話１０におけるＩＣカード機能情報出力方法について説明する。図４には、携帯電話１０が、商品購入のためにバリューの引き落しを行う際のシーケンス図が示されている。

まず、携帯電話１０の利用者が商品の購入によるバリューの引き落しのために、携帯電話１０をリーダライタ５０に近づけると、図４において、ＩＣカード機能部２３は、非接触型通信用アンテナ２４を介して、リーダライタ５０とバリューの引き落しのための通信を行う。ここで、バリュー管理部３５には、「1,000」のバリューが記憶されており、リーダライタ５０により引き落されるべきバリューは、「1,200」であるため、引き落しの取引通信は失敗し、リーダライタ５０は、バリュー管理部３５に引き落しが失敗した旨を通知する。

引き落しが失敗した旨を通知されたバリュー管理部３５は、バリュー不足表示制御部３２に、バリュー不足であるためのエラーが発生した旨を通知する。エラーを通知されたバリュー不足表示制御部３２は、バリュー管理部３５に対して、その引き落しの取引の詳細情報であるバリューの残高情報と、引き落とそうとしたバリューの情報を要求し、それらの情報を取得する。バリュー不足表示制御部３２は、表示装置１３にバリューが不足である旨、バリュー残高及び引き落とそうとしたバリュー、及び、バリューの追加購入を行うかどうかの利用者に問い合わせる旨の表示の指令をし、表示装置１３はそれらの表示を行う。この表示の様子が図５の画面８１に示されている。

図４に戻り、画面８１で利用者が操作部１２を操作して、バリューを追加購入する指令をすると、バリュー管理アプリケーション３１が起動し、図６に示されるように、バリューの購入数を入力する画面８２が表示される。ここで、利用者が新たにバリューを「3,000」購入しようと考えた場合には、画面８２において、購入数として「3,000」を入力し、操作部１２を介して、購入する要求をする。入力後の様子が図６の画面８３に示されている。図４に戻り、バリューの購入要求を受けたバリュー管理アプリケーション３１のバリュー追加部３４は、送受信部２２等を介して、バリューサーバ４２とバリュー追加のための通信を開始する。

バリューサーバ４２は、バリュー購入の決済処理が完了すると、その旨が送受信部２２を介して、バリュー追加部３４に通知される。バリュー購入が完了した旨を通知されたバリュー追加部３４は、バリューの追加をＩＣカード機能部２３のバリュー管理部３５に指示し、バリュー管理部３５はバリューを「3,000」追加し、バリューは合計で「4,000」となる。バリューが追加されたことを確認したバリュー追加部３４は、バリュー管理アプリケーション３１を終了する。

引き続き、利用者が携帯電話１０をリーダライタ５０に近づけると、ＩＣカード機能部２３は、再び、非接触型通信用アンテナ２４を介して、リーダライタ５０とバリューの引き落しのための通信を行う。ここで、バリュー管理部３５には、「4,000」のバリューが記憶されているため、リーダライタ５０により、「1,200」のバリューが引き落され、「2,800」のバリューがバリュー管理部３５に記憶される。

以上説明したように、本実施形態では、携帯電話１０のＩＣカード機能を利用したバリューの引き落しに失敗した場合に、ＩＣカード機能部２３が、バリュー不足表示制御部３２にバリュー不足エラーを通知し、バリュー不足表示制御部３２が、表示装置１３にバリューが不足である旨と、バリューの追加購入を行うかどうかの利用者に問い合わせる旨を表示させる。

次に、バリューの追加購入を行うかどうかの問い合わせの表示に応答し、バリューの追加購入が指令された場合には、バリュー管理アプリケーション３１のバリュー追加部３４は、送受信部２２等を介し、バリューサーバ４２と通信し、バリューを購入する。引き続き、利用者が、購入されたバリューを使用して、バリューの引き落しを行う。

したがって、本実施形態では、移動通信端末装置において、ＩＣカード機能の価値情報を使用して取引する際に、取引結果に応じて、価値情報が十分でないことを確認することができ、利用者の利便性を向上することができる。

また、本実施形態では、出力装置を表示装置１３としているため、利用者は、表示装置に表示される情報により、価値情報が十分でないことを容易に認識することができる。

また、本実施形態では、表示装置１３にバリューが不足である旨と、バリューの追加購入を行うかどうかの利用者に問い合わせる旨の表示を行い、更に、バリューの追加購入を行うことができるため、利用者は、価値情報が十分でない場合で、その価値情報の変更を行いたいときには、複雑な操作の必要なく、価値情報の変更を行うことができる。

また、本実施形態では、バリューの追加購入を、移動通信網を介した無線通信を用いて行うこととしているため、利用者は、価値情報が十分でない場合には、その場で価値情報の変更を行うことにより、スムーズに取引を完了することができる。

なお、本実施形態においては、ＩＣカード機能部２３が、バリュー不足である旨のエラーを通知することとしたが、エラー等のみを通知し、バリュー不足である旨については、制御部２１が、ＩＣカード機能部２３から取得することとしてもよい。

また、本実施形態においては、バリューの追加購入に際して、バリュー管理アプリケーション３１を起動することとしたが、常時使用できる機能によりバリューを購入することとしてもよい。

また、本実施形態においては、出力は、表示装置１３における文字の表示であるとしたが、光、音、振動又は表示装置１３におけるアイコン表示等その他の出力であるとしてもよい。

また、本実施形態においては、価値情報をいわゆる電子マネーのバリューであるとしたが、その他の前払い式証票等であってもよいし、映画の鑑賞券やサービス券等のその他の価値情報であってもよい。

また、本実施形態においては、ＩＣカード機能を携帯電話に内蔵しているタイプとしたが、図７（Ａ）及び（Ｂ）にそれぞれ正面図及び背面図が示される移動通信端末装置９０のように、取り外し可能なＩＣカード９１を移動通信端末装置９０に取付けることにより、移動通信端末装置にＩＣカード機能を備えることとしてもよい。

また、本実施形態においては、移動通信端末装置として携帯電話を用いたが、その他の移動通信端末装置であってもよい。

以上説明したように本発明のＩＣカード機能情報出力方法及び移動通信端末装置は、記憶された価値情報を使用して取引を行うＩＣカード機能を備える移動通信端末装置に適用することができる。

本発明の一実施形態である移動通信端末装置を含むシステム１００を概略的に示す図である。 図１の携帯電話１０の外観構成を概略的に示す図である。 図１の携帯電話１０の内部システム１１を概略的に示す図である。 図１の携帯電話１０がバリューの引き落しを行う際のシーケンス図である。 図４のシーケンス図において、バリュー不足であった場合の表示画面を示す図である。 図４のシーケンス図において、バリューを購入する際の表示画面を示す図である。 本発明の変形例として、取り外し可能なカードを挿入することにより、ＩＣカード機能を備えるとした場合を示す図である。

符号の説明

１０…携帯電話（移動通信端末装置）、１１…内部システム、１２…操作部、１３…表示装置、１４…通話用スピーカ、１５…マイクロフォン、１６…案内用スピーカ、１７…アンテナ、２１…制御部、２２…送受信部、２３…ＩＣカード機能部（ＩＣカード機能手段の一部）、２４…非接触型通信用アンテナ（ＩＣカード機能手段の一部）、３１…バリュー管理アプリケーション、３２…バリュー不足表示制御部（価値情報不足出力手段）、３４…バリュー追加部（価値情報内容変更手段）、３５…バリュー管理部、３６…非接触型通信部、４０…ネットワーク、４１…基地局、４２…バリューサーバ、５０…リーダライタ、８１，８２，８３…画面、９０…移動通信端末装置、９１…ＩＣカード（ＩＣカード機能手段）、１００…システム。

Claims (6)

1. 非接触型通信機能により、記憶された価値情報を使用して取引するＩＣカード機能を備える移動通信端末装置のＩＣカード機能情報出力方法であって、
   前記価値情報を使用した取引をするための前記非接触型通信を行う価値情報取引通信工程と；
   前記価値情報取引通信工程において、前記価値情報の内容が十分でないことにより、取引が成立しない場合に、前記価値情報の内容が不足のため前記取引が成立しない旨を、前記移動通信端末装置の出力装置に出力する価値情報不足出力工程と、を備えるＩＣカード機能情報出力方法。
2. 前記出力装置は、前記移動通信端末装置の表示装置である、ことを特徴とする請求項１に記載のＩＣカード機能情報出力方法。
3. 前記価値情報不足出力工程では、前記価値情報の内容を変更することを促す出力を更に行い、
   前記変更することを促す出力に従い、前記価値情報の内容を変更することを指令された場合には、前記価値情報の内容を変更する処理を行う価値情報内容変更工程を更に備えることを特徴とする請求項１又は２に記載のＩＣカード機能情報出力方法。
4. 前記価値情報内容変更工程は、移動通信網を介した無線通信を用いて行われる、ことを特徴とする請求項３に記載のＩＣカード機能情報出力方法。
5. 非接触型通信機能により、記憶された価値情報を使用して取引するＩＣカード機能を備えるＩＣカード機能手段と；
   前記非接触型通信による取引において、前記価値情報の内容が十分でないことにより、取引が成立しない場合に、前記価値情報の内容が不足のため前記取引が成立しない旨を出力する価値情報不足出力手段と；を備える移動通信端末装置。
6. 前記価値情報不足出力手段は、前記価値情報の内容を変更することを促す出力を更に行い、
   前記価値情報の内容を変更する処理を行う価値情報内容変更手段を更に備えることを特徴とする請求項５に記載の移動通信端末装置。
   
   

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