JP2006235066A - カラー画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モノカラー印刷データのみに従ってモノカラー印刷を行う場合の第1の画像形成速度よりフルカラー印刷データのみに従ってフルカラー印刷を行う場合の第2の画像形成速度が遅いカラー画像形成装置において、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる両面印刷時に、印刷モード切替に伴う画像形成速度の切替でスループットが低下しないようにする。
【解決手段】 前記カラー画像形成装置において、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる場合に、モノカラー印刷が指定されている面を前記第1,第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを印刷データ(s32、s35)にもとづいて判断し(s37)、判断した画像形成速度で該モノカラー印刷が指定されている面の画像形成を行うよう制御する(s39)。
【選択図】 図7
【解決手段】 前記カラー画像形成装置において、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる場合に、モノカラー印刷が指定されている面を前記第1,第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを印刷データ(s32、s35)にもとづいて判断し(s37)、判断した画像形成速度で該モノカラー印刷が指定されている面の画像形成を行うよう制御する(s39)。
【選択図】 図7
Description
本発明は、両面印刷が可能で、フルカラー印刷のみの場合の画像形成速度とモノカラー(モノクローム,モノクロともいう)印刷のみの場合の画像形成速度が異なる、プリンタ,複写機等のカラー画像形成装置に関し、特にその画像出力の生産性(スループット)の向上に関するものである。
に関するものである。
に関するものである。
近年、カラー画像出力の需要は年々高まっており、オフィスにおいてもカラー複写機やカラープリンタを、フルカラーとモノカラーの兼用機として導入するケースもあり、カラー画像出力が一般的なものになりつつある。
一方、一般のオフィスにおいては、通常、コピーやプリント出力するものとして、書類や文書などモノカラー画像のものが多く、カラー画像出力を行う割合がモノカラー画像出力に比べて少ないケースも多い。このような環境下では、カラー複写機やカラープリンタをモノカラーとの兼用機として使用する場合、モノカラー出力を行う頻度が高いことから、モノカラー画像出力の生産性が高いことが要求される。
従来のカラー複写機やカラープリンタにおいては、一般的にフルカラー画像形成を行う画像形成速度とモノカラー画像形成を行う画像形成速度とは同一であった。そこで、モノカラー画像出力の生産性を上げるために、モノカラー画像形成速度をフルカラー画像形成速度より上げることで、モノカラー画像出力の生産性を上げる複写機やプリンタも提案されている。
ところで、画像形成速度を変える場合には、潜像、現像、転写、搬送、定着等の速度を変更する必要が生じる。例えば、レーザの照射速度を変えるためのスキャナモータの変速や、感光ドラムの回転速度を変えるためのドラムモータの変速、あるいは、搬送、転写、定着速度を変えるためのメインモータの変速などで、画像形成速度の切替に必要な処理に要する時間が多々かかることになる。
従って、モノカラー画像のみの出力、及びフルカラー画像のみの出力の場合は画像形成速度の切替は生じない。しかし、モノカラー画像とフルカラー画像が混在した場合に画像形成速度の変更処理が必要となる。
ところが、モノカラー画像からフルカラー画像、フルカラー画像からモノカラー画像に出力を切り替える場合に、単純に出力切替に対応して画像形成速度を切り替えるように制御すると、前述のとおり画像形成速度の切替に必要な処理に時間を要するため、モノカラー/フルカラー画像混在時のスループットが低下してしまうケースが生じることになる。
そこで、スループットの低下を防ぐために、特許文献1では、モノカラー画像、フルカラー画像の混交出力を行う場合に、画像形成速度が遅いフルカラー画像の画像形成速度で印刷を行う技術が提案されている。
また、特許文献2では、最初の一部目のジョブ内容、または、全画像データの内容から画像形成速度を切り替えるタイミングを判断する技術が提案されている。また、特許文献3では、フルカラー印刷からモノカラー印刷に切り替えるときに、フルカラーの画像形成速度かモノカラーの画像形成速度に切り替えるかを印刷完了時間や連続するモノカラーページ数から判断する技術が提案されている。
特開2002−139878号公報
特開2002−268500号公報
特開2003−054080号公報
しかしながら、モノカラー印刷モードの画像形成速度とフルカラー印刷モードの画像形成速度が異なる画像形成装置で表面の印刷モードと裏面の印刷モードが異なる印刷データで両面印刷を行うと、以下のような問題が発生する。
ここで、記録材ID1(表:フルカラー)→記録材ID2(表:フルカラー)→記録材ID1(裏:モノカラー)の順序に従って、印刷データが登録された場合の両面印刷時を想定して説明する。その際の、画像形成装置の搬送パスの状態を図16に示す。
まず、ID1(表:フルカラー)の画像形成が行われる(B1)。そして、該記録材が、定着器を抜け、両面搬送路へ搬送される(C1,D1)。その反転動作と平行して、ID2(表:フルカラー)の給紙動作が開始される(D1)。ID1の記録材は、両面搬送路を両面再給紙待機位置まで搬送され、ID2の記録材は画像形成が行われる(E1)。ID1の記録材は、予約順に従い、次に裏面:モノカラーの画像形成を行う予定である。しかし、フルカラーとモノカラーでは、画像形成速度が異なるため、スキャナモータの変速等の速度切替の作業を行う必要がある。また、画像形成を行っている記録材が画像形成部に存在すると、速度切替が実施できないため、ID1の記録材は、再給紙待機位置にて待機している(F1〜H1)。ID2の記録材が定着器を抜け、画像形成装置が速度切替を開始しても、ID1の記録材は、その速度切替が終了するまで再給紙待機位置にて待機し続ける(I1)。ID2の記録材も、速度切替が終了するまで、2枚目待機位置にて待機し続ける(I1)。速度切替が終了した後、ID1の記録材は、両面搬送路から給紙され、ID2の記録材は、再給紙待機位置まで搬送される(J1〜K1)。
この例で説明したように、速度切替制御は、ID2の記録材が定着器を抜けるまで、開始できないため、ID1の記録材は、両面搬送路内で待機し続けなければならず、スループットが低下してしまうことは明白である。また、ID2の記録材は、速度切替時、ID1の記録材の給紙が開始されるまで、2枚目待機位置で待機するため、機外に記録材の一部を露出しつづる時間が長くなり、ユーザが記録材を引き抜いてしまう危険性があり、操作性に問題がある。
また、この例では、両面搬送路に2枚記録材を待機可能である画像形成装置を挙げて説明した。しかし、両面搬送路内に記録材を1枚しか待機できない画像形成装置では、速度切替実行時に両面搬送路内に2枚待機させることができず、両面印刷時の印刷モードの切替は不可能ということになる。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、印刷モードで画像形成速度が異なるカラー画像形成装置にける、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる両面印刷のケースに対して、スループットの低下を防ぐことのできるカラー画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、カラー画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)印刷データに従って記録材の表面と裏面に、フルカラー印刷モードまたはモノカラー印刷モードで画像を形成可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する制御手段とを備え、モノカラー印刷データのみに従ってモノカラー印刷を行う場合の第1の画像形成速度よりフルカラー印刷データのみに従ってフルカラー印刷を行う場合の第2の画像形成速度が遅いカラー画像形成装置において、
前記制御手段は、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる場合に、モノカラー印刷が指定されている面を前記第1,第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを印刷データにもとづいて判断し、判断した画像形成速度で該モノカラー印刷が指定されている面の画像形成を行うよう制御するカラー画像形成装置。
前記制御手段は、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる場合に、モノカラー印刷が指定されている面を前記第1,第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを印刷データにもとづいて判断し、判断した画像形成速度で該モノカラー印刷が指定されている面の画像形成を行うよう制御するカラー画像形成装置。
本発明によれば、印刷モードで画像形成速度が異なる画像形成装置にける、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる両面印刷のケースに対して、速度切替を制限することにより、スループットの低下を防ぐことができる。また、両面搬送路で機外に記録材の一部が露出する時間を減少でき、操作性の向上につながる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、カラー画像形成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて、方法の形で実施することができる。
実施例1である“カラー画像形成装置”について説明する。
本実施例は、記録媒体の表面がフルカラー印刷モード指定、裏面がモノカラー印刷モード指定である両面印刷時の速度制御にかかる例である。
本実施例は、記録媒体の表面がフルカラー印刷モード指定、裏面がモノカラー印刷モード指定である両面印刷時の速度制御にかかる例である。
まず、カラー画像形成装置の機構について説明する。
図1において、本カラー画像形成装置は、本体101に、記録材213を収納するカセットシート供給ユニット202b、ユーザによって手差しで記録材213が送り込まれるマルチシート供給トレイ202a、記録材213をカセットシート供給ユニット202b及びマルチシート供給トレイ202aから供給するシート供給ユニット219、画像処理を行う画像形成部218等を備えている。
図1において、本カラー画像形成装置は、本体101に、記録材213を収納するカセットシート供給ユニット202b、ユーザによって手差しで記録材213が送り込まれるマルチシート供給トレイ202a、記録材213をカセットシート供給ユニット202b及びマルチシート供給トレイ202aから供給するシート供給ユニット219、画像処理を行う画像形成部218等を備えている。
本カラー画像形成装置において、画像形成部218は、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色に対応する4個の感光体ドラム215a、215b、215c、215dと、各感光体ドラム215の表面を均一に帯電する帯電装置217a、217b、217c、217dと、レーザビームを照射して感光体ドラム215上の静電潜像を形成する露光手段としての光学部117a、117b、117c、117dと、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像装置216a、216b、216c、216dと、感光体ドラム215上のトナー像を記録材213に転写させる転写手段としての転写ローラ208a、208b、208c、208d等で構成されている。帯電装置217と現像装置216は、感光体ドラム215の周囲に、感光ドラム215の回転方向に従って順に配設されている。
ここで、感光体ドラム215と、帯電装置217と、現像装置216は、一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ206a、206b、206c、206dを形成している。
シート供給ユニット219によって供給された記録材213は、記録材搬送方向上流側(図の下方)から下流側(図の上方)へ向かって搬送される。
この間、搬送路中に配設されたレジストセンサ110、定着前センサ111、排紙センサ112によって記録材213が適宜検出される。
この間、搬送路中に配設されたレジストセンサ110、定着前センサ111、排紙センサ112によって記録材213が適宜検出される。
前記各センサに記録材213が検出されるタイミングに同期して、画像形成部218の各画像形成プロセスが作動し、記録材213には、プロセスカートリッジ206によって、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの順に、各色のトナー像が順次重畳転写されてカラー画像が形成される。記録材213に重畳転写されたカラートナー像は、定着器214によって加熱及び加圧され、記録材213表面に溶融定着される。その後、記録材213は排出トレイ210に排出される。
もし、記録材213の他方の面にも画像を形成する場合には、排紙センサ112にて記録材213の後端を検出したタイミングに同期して排紙ローラ対209を反転させることにより、記録材213を反転経路に案内する。反転経路に案内された記録材213は、反転搬送ローラ211a、211bによって反転経路内を搬送され、再び画像形成部218へ搬送される。
画像形成部218によって、記録材213の反対の面にカラートナー像を形成し、定着器214でカラートナー像を記録材213に溶融定着して、記録材213を排出トレイ210に排出する。
次に、本カラー画像形成装置の画像形成動作について説明する。なお、本実施例にあっては、画像形成モードとして、カラー印刷を行うカラー印刷モードと、1色のみのモノカラー印刷を行うモノカラー印刷モードを有している。
この種の画像形成装置では、4色のトナーを使ってフルカラー画像を形成するフルカラー印刷モードと、Bkのみのトナーを使ってモノカラー画像を形成するモノカラー印刷モードとを有しており、フルカラー印刷モードでは現像ローラ216をそれぞれ感光体ドラム215に当接させる。
一方、モノカラー印刷モードでは、現像ローラ216dのみを感光体ドラム215dに当接させる。これにより、モノカラー画像を形成する場合にはカラーの現像ローラ216a,216b,216cを感光体ドラム215a,215b,215cに当接させずに回転を停止させることができる。現像装置の寿命は現像ローラの回転数に支配されるのでカラーの現像ローラ216a,216b,216cの回転を停止することによってモノカラーの画像形成のためにカラーの現像装置の寿命が短くなるのを防ぐことができる。さらに、カラーの現像ローラ216a,216b,216cを感光体ドラム215a,215b,215cから離間させるので感光体ドラム215a,215b,215cの帯電をする必要が無くなる。一般に感光体ドラムは帯電時の放電によってドラム表面が削れてしまうのでモノカラー印刷モード時には感光体ドラム215a,215b,215cは回転させつつも帯電を切ることで寿命を延ばすことができる。
また、この種画像形成装置の画像形成速度を決定している支配的な項目は、定着器の定着性であり、モノカラー印刷モードでは、フルカラー印刷モードよりも記録材に転写されるトナー量が少ないことから、定着器を通過する記録材の速度を上げることができる。そこで、この特性を生かし、前述したように、モノカラー画像形成速度をフルカラー画像形成速度より上げる形態をとる。
図2は、本実施例のカラー画像形成装置の制御ブロック図である。
カラー画像形成装置本体101はホストコンピュータ104と直接またはネットワークにて接続される。ホストコンピュータ104にて作成された印刷データはコントローラ103が受信し、画像信号に変換する。コントローラ103は制御部102に状態を問い合わせ、印刷可能状態であることを確認した後、制御部102に印刷開始の指示を出す。印刷開始指示を受けた制御部102は接続された搬送制御部105、定着器駆動制御部106、光学部117a、117b、117c、117d、ドラム駆動制御部108、及び給紙制御部107を制御して、各負荷を起動するなどの印刷準備を開始する。
カラー画像形成装置本体101はホストコンピュータ104と直接またはネットワークにて接続される。ホストコンピュータ104にて作成された印刷データはコントローラ103が受信し、画像信号に変換する。コントローラ103は制御部102に状態を問い合わせ、印刷可能状態であることを確認した後、制御部102に印刷開始の指示を出す。印刷開始指示を受けた制御部102は接続された搬送制御部105、定着器駆動制御部106、光学部117a、117b、117c、117d、ドラム駆動制御部108、及び給紙制御部107を制御して、各負荷を起動するなどの印刷準備を開始する。
搬送制御部105は、搬送モータ113を駆動することによって、転写ローラ208a、208b、208c、208d及び反転搬送ローラ211a、211bの駆動を制御する。
定着器駆動制御部106は、定着モータ114を駆動することによって、定着器214及び排紙ローラ対209の駆動を制御する。
給紙制御部107は、給紙モータ115を駆動することによって、給紙ピックアップローラ203a、203b、給紙搬送ローラ204a、204b、及びレジストローラ205の駆動を制御する。
ドラム駆動制御部108は、ドラムモータ116a、116b、116c、116dを駆動することによって、プロセスカートリッジ206a、206b、206c、206dの駆動を制御する。
印刷準備を完了すると、制御部102が給紙制御部107に給紙指示を出すことにより、シート供給ユニット219によって記録材213が給紙開始される。この時、制御部102は、画像形成中状態に遷移し、画像形成中状態に遷移したことをコントローラ103に報知する。
給紙された記録材213の先端がレジストセンサ110によって検出されると、制御部102は所定時間後に印字開始信号をコントローラ103に送出する。印字開始信号を受信したコントローラ103は、印字開始信号に同期して画像信号を出力する。
コントローラ103が出力した画像信号は、光学部117によって、レーザビームのオンオフ信号に変調され、感光ドラム215上に露光される。
記録材213が搬送路に沿って搬送されるに伴い、画像形成部218が制御され、記録材213上にカラー画像が形成される。
画像形成プロセスが正常に終了し、排紙センサ112にて記録材213の後端が検出された場合、制御部102は印刷が正常に終了したと判断し、再び画像形成可能状態になったことをコントローラ103に報知する。
また、フルカラー印刷モードとモノカラー印刷モードで画像形成速度が異なることから、前の印刷データに対する印字開始信号の後で、画像形成速度が切り替わる場合は、制御部102は、印字開始信号をコントローラ103に送出する前に、画像形成の際のクロック周波数を報知する。
図3に、一般的な画像画像形成装置の両面印刷時の印刷データパターン順を示す。両面印刷時の印刷データパターンは大きく分けて、図3中、(1)と(2)で示す2種類がある。(1)は、1枚の記録材の表面と裏面の印刷データを交互に登録していくパターンである。(1)のパターンでは、例えば、ID1の記録材が、表面の印刷が終了し、両面搬送路を搬送中は、画像形成装置の画像形成部は、画像形成に寄与していないことになり、生産性が下がってしまう。そこで、通常は、(2)に示すように、ID1(表)→ID2(表)→ID1(裏)→ID3(表)…と印刷データを登録していくことで、記録材が両面搬送路にある状態でも、画像形成部が稼動するパターンを使う。
前記(1)のパターンと、(2)のパターンで印刷データ順が組まれる条件の違いは、スケジューリング可能な用紙サイズ制限の違いやスケジューリング対象ページの各レンダリング処理(描画オブジェクトのラスタ展開処理)に費やされる時間の違いによるものである。
本実施例のカラー画像形成装置では、フルカラー印刷モードとモノカラー印刷モードの画像形成速度が異なる両面印刷において、表面と裏面の印刷モードが異なる場合でも、(1)のパターンでは、記録材が両面搬送路を搬送されている時間より速度の切替動作を行う時間の方が短いため、速度切替を実施してもスループットの低下につながらない。但し、両面搬送路を搬送されている時間より速度の切替動作を行う時間の方が短い画像形成装置にも、後述の速度制御は適用される。
図4に表面がフルカラー印刷モード指定で、裏面がモノカラー印刷モード指定で、(2)のパターンに従い、両面印刷の印刷データが登録されたときの従来(速度制限を行わない)のタイミングチャートを示す。ID2(表:フルカラー)→ID1(裏:モノカラー)、ID1(裏:モノカラー)→ID3(表:フルカラー)、と各印刷データ間で、速度の切替動作を実行するため、スループットが著しく低下してしまう。
そこで、本実施例では、ID2(表:フルカラー)→ID1(裏:モノカラー)の印刷データ切替時に、ID1(裏:モノカラー)の次の印刷データ内容から、フルカラーの画像形成速度のままプリントを行うべきかどうかを判断する。
この判断に関するフローチャートを図5に示す。なお、図5において、対象としている印刷データの、裏面のモノカラーページ指定、とする。
第1のステップT10として、対象とする印刷データが、裏面モノカラーページであり、その対応データの表面ページがフルカラーページの印刷データであるかチェックする。不適合ならば、フルカラーからモノカラーへの印刷モード切替に伴う速度切替を行うと判断する。このステップT10に適合した場合、次のステップT11に移る。次のステップT11では、裏面のモノカラーページの次の印刷データがフルカラーであるか判断する。次の印刷データがフルカラーの場合は、速度切替に伴うダウンタイムが大きいと判断し、速度切替を省略し、裏面モノカラーをフルカラーの速度で画像形成を行うべきと判断し、裏面ページをフルカラーの画像形成速度で搬送すると設定する(T12)。つぎの印刷データが、モノカラーの場合は、速度切替を行ったほうが、ダウンタイムは小さいと判断し、通常通り、速度切替を行うと判断する。T10,T11のステップで、速度切替を行うと判断された場合は、ステップT15に移り、速度の切替を実施する。T12,T15が終了した後、フルカラー画像形成のために現像、帯電等の高圧印加等の印刷モードチェンジに係る処理(T13)を行う。そして、裏面の給紙動作を開始する(T14)。
まとめると、次の印刷データが、フルカラー印刷であれば、フルカラーの画像形成速度のままプリントを行ったほうが、スループットが向上すると判断し、印刷モードの切替のみ行い、速度の切替を行わず、プリントを継続する。次の印刷データが、モノカラー印刷の印刷データであれば、通常通り、速度切替を行うように判断する。図4と同じ画像形成処理を、本実施例に従い、速度切替を行わないで実行した場合のタイミングチャートを図6示す。図4よりも、スループットが向上することが分かる。
図7に、フルカラーからモノカラーへの速度切替を実行しないように判断した場合のエンジン(図2の制御部102に相当)とコントローラ103とのやりとりのシーケンスを示す。エンジンは、コントローラからフルカラー印刷モード印刷予約、給紙開始指示を受ける(s32,s33)。この印刷予約は、図6中のID2(表:フルカラー)s21に当たる。次いで、エンジンは、記録材搬送を開始し、所定タイミングで、コントローラに対し、印字開始信号を報知する(s33)。コントローラは、印字開始信号を受信すると、該印刷データに対する画像データをエンジンに転送し(s34)、記録材上に画像が形成される。この画像形成中、コントローラは、エンジンに対して、次の印刷データとして、モノカラー印刷モード印刷予約(s35)、給紙開始指示を送信する(s36)。エンジンは、ここで、前記手順に従い、搬送速度の判断を行う。ここでは、フルカラー印刷モードの画像形成速度のまま、フルカラーの画像形成を行うと判断したとすると、次には、エンジンは、コントローラに対し、フルカラー印刷モードの画像形成速度で画像形成を行うことを報知するために、次の印刷データにおける画像クロックを報知する(s39)。そして、給紙を開始し、前印刷データ同様、印字開始信号を報知する(s40)。
以上が本実施例の実施形態である。この実施形態を採ることにより、フルカラー印刷モードからモノカラー印刷モードへのダウンタイムを削減でき、スループットの低下を防止できる。
実施例2である“カラー画像形成装置”について説明する。本実施例では、記録材の表面がモノカラー印刷モード指定、裏面がフルカラー印刷モード指定である両面印刷時の速度制御の例について説明する。
本実施例のカラー画像形成装置の構成は、実施例1とがほぼ同一であるため、共通する部分については説明を省略する。
図8に表面がモノカラー印刷モード指定で、裏面がフルカラー印刷モード指定で、両面印刷の印刷データが登録されたときの従来のタイミングチャートを示す。ID2(表:モノカラー)→ID1(裏:フルカラー)、…と各印刷データ間で、速度の切替動作を実行するため、スループットが著しく低下してしまう。
そこで、本実施例では、ID1(表:モノカラー)の画像形成の開始前に、裏面の印刷モードが表面と異なり、フルカラー印刷モードであると、認識している場合は、ID1(表:モノカラー)の画像形成速度をフルカラーの画像形成速度でプリントを行うべきであると判断する。
この判断に関するフローチャートを図9に示す。
第1のステップT20として、表面の印刷データがモノカラーページであるか判断する。不適合ならば、モノカラーの画像形成速度で駆動を開始する(T25)。適合した場合は、次のステップT21に移る。次のステップT21では、裏面の印刷データがこの時点で既に判明しており、かつ、裏面の印刷データが、フルカラー印刷モードであるか判断する。不適合ならば、モノカラーの画像形成速度で駆動を開始する(T25)。裏面ページがフルカラーである場合は、速度切替を挟むことになり、ダウンタイムが大きいと判断し、速度切替を省略するために、表面モノカラーをフルカラーの速度で画像形成を行うべきと判断し、表面モノカラーのページをフルカラーで画像形成速度で搬送すると設定する(T22)。そして、設定したとおり、フルカラーの画像形成速度で、駆動を開始する(T23)。T23,T25が終了した後、表面の給紙動作を開始する(T24)。
第1のステップT20として、表面の印刷データがモノカラーページであるか判断する。不適合ならば、モノカラーの画像形成速度で駆動を開始する(T25)。適合した場合は、次のステップT21に移る。次のステップT21では、裏面の印刷データがこの時点で既に判明しており、かつ、裏面の印刷データが、フルカラー印刷モードであるか判断する。不適合ならば、モノカラーの画像形成速度で駆動を開始する(T25)。裏面ページがフルカラーである場合は、速度切替を挟むことになり、ダウンタイムが大きいと判断し、速度切替を省略するために、表面モノカラーをフルカラーの速度で画像形成を行うべきと判断し、表面モノカラーのページをフルカラーで画像形成速度で搬送すると設定する(T22)。そして、設定したとおり、フルカラーの画像形成速度で、駆動を開始する(T23)。T23,T25が終了した後、表面の給紙動作を開始する(T24)。
図8のケースで、本実施例に従い、速度切替を行わないと判断した場合のタイミングチャートを図10示す。図8よりも、スループットが向上することが分かる。
図11に、裏面の情報に従い、フルカラーの画像形成速度で画像形成を行うと判断した場合のエンジンとコントローラとのやりとりのシーケンスを示す。モノカラー印刷モード印刷予約(表)、モノカラー印刷モード印刷予約(表)、フルカラー印刷モード印刷予約(裏)、給紙開始指示を受ける(s74,s62,s63,s64)。この時点で、1枚目の記録材の表面と裏面のカラー印刷モードが異なり、裏面がフルカラー印刷モードであることから、表面のモノカラーの印刷データをフルカラーの画像形成速度で画像形成すると判断し、フルカラーの画像形成速度で駆動を開始する(s65)。
次いで、エンジンは、指定された画像形成速度と異なることから、画像クロックを報知する(s66)。次いで、記録材搬送を開始し、所定タイミングで、コントローラに対し、印字開始信号/TOPを報知する(s67)。コントローラは、/TOP受信すると、該印刷データに対する画像データをエンジンに転送し(s69)、記録材上に画像が形成される。
以上が本実施例2の実施形態である。この実施形態を採ることにより、モノカラーからフルカラーへ印刷モードが切り替わることが判明している場合には、モノカラー印刷モードの画像形成をフルカラーの画像形成速度で実行することにより、モノカラー印刷モードからフルカラー印刷モードへのダウンタイムを削減でき、スループットの低下を防止できる。
実施例3である“カラー画像形成装置”について説明する。本実施例では、記録材の表面がフルカラー印刷モード指定、裏面がモノカラー印刷モード指定である両面印刷時に後続する印刷データの内容から速度切替の是非を判断する例について説明する。
本実施例のカラー画像形成装置の構成は、実施例1とがほぼ同一であるため、共通する部分については説明を省略する。
図12に両面印刷の印刷データが登録されたときの従来のタイミングチャートを示す。ID2(表:フルカラー)→ID1(裏:モノカラー)、…と各印刷モード間で、速度の切替動作を実行するため、スループットが著しく低下してしまう。
そこで、本実施例では、画像形成装置は、ID2(表:フルカラー)→ID1(裏:モノカラー)の印刷データ切替時に、ID1(裏:モノカラー)の次の印刷データ内容から、フルカラーの画像形成速度のままプリントを行うべきかどうかを判断する。
この判断に関するフローチャートを図13に示す。なお、図13において、対象としている印刷データは、裏面のモノカラーページ指定、とする。
第1のステップT30として、裏面モノカラーページであり、その対応データの表面ページがフルカラーページの印刷データであるかチェックする。不適合ならば、フルカラーからモノカラーへの印刷モード切替に伴う速度切替を行うと判断する。このステップT30に適合した場合、次のステップT31に移る。次のステップT31では、当該の裏面のモノカラーページに後続する印刷データを参照し、当該のモノカラーページの後でフルカラーの印刷データが登場するまでにモノカラーページが連続する数をカウントする。次いで、T32では、T31で算出したモノカラーページ連続数が、あらかじめ決まった値より大きいか否かを判断する。モノカラーページ連続数が所定数より小さい場合は、速度切替に伴うダウンタイムが大きいと判断し、速度切替を省略し、裏面モノカラーから連続するページをフルカラーの速度で画像形成を行うべき、と判断し、裏面ページをフルカラーの画像形成速度で搬送すると設定する(T32)。モノカラーページ連続数が所定数より大きい場合は、速度切替を行ったほうが、ダウンタイムは小さいと判断し、通常通り、速度切替を行うと判断する。T30,T32のステップで、速度切替を行うと判断された場合は、ステップT36に移り、速度の切替を実施する。T33,T36の処理が終了した後、フルカラー画像形成のために現像、帯電等の高圧印加等の処理(T34)を行う。そして、裏面の給紙動作を開始する(T35)。
図12に示すと同じ印刷モード,印刷データを、本実施例に従い、速度切替を行わないと判断して印刷する場合のタイミングチャートを図14示す。図12よりも、スループットが向上することが分かる。
モノカラーページ連続数と比較する所定値は、画像形成装置の画像形成速度、及び、画像形成速度の切替時間等のパラメータから最適値を設定しておく。あるいは,所定数をホストコンピュータなどの外部装置から設定するようにしてもよい。
図15に、フルカラーからモノカラーへの速度切替を実行しないように判断した場合のエンジンとコントローラとのやりとりのシーケンスを示す。エンジンは、コントローラからフルカラー印刷モード予約、モノカラー印刷モード予約、モノカラー印刷モード予約、モノカラー印刷モード予約、フルカラー印刷モード予約、給紙開始指示を受ける(s102,s103,s104,s105,s107)。
エンジンは、ここで、前記手順に従い、搬送速度の判断を行う(s108)。ここでは、フルカラー印刷モードの画像形成速度のまま、フルカラーの画像形成を行うと判断し、次には、エンジンは、コントローラに対し、フルカラー印刷モードの画像形成速度で画像形成を行うことを報知するために、次の印刷データにおける画像クロックを報知する。
次いで、エンジンは、記録材搬送を開始し(s109)、所定タイミングで、コントローラに対し、印字開始信号/TOPを報知する。コントローラは、印字開始信号を受信すると、該印刷データに対する画像データをエンジンに転送し(s110)、記録材上に画像が形成される。この画像形成中、コントローラは、給紙開始指示を送信する(s111)。
以上が本実施例3の実施形態である。本実施形態を採ることにより、より効率的な判断をできるようになり、フルカラー印刷モードからモノカラー印刷モードへのダウンタイムを削減でき、スループットの低下を防止できる。
実施例4である“カラー画像形成装置”について説明する。本実施例では、記録材の表面がフルカラー印刷モード指定、裏面がモノカラー印刷モード指定である両面印刷時に両面待機する記録材の枚数から速度切替の是非を判断する例について説明する。
本実施例のカラー画像形成装置の構成は、実施例1とがほぼ同一であるため、共通する部分については説明を省略する。
発明の開示で図16を用いて説明したように、モノカラー印刷モードの画像形成速度とフルカラー印刷モードの画像形成速度が異なる画像形成装置で表面の印刷モードと裏面の印刷モードが異なる印刷データで両面印刷を行うと、速度切替が終了するまで、記録材は、両面搬送路内で待機し続けなければならず、スループットが低下する。また、両面搬送路内に記録材が2枚目待機位置で待機し、2枚目は、機外に記録材の一部を露出してしまう。
カラー画像形成装置の両面搬送部の駆動構成等から、両面搬送路内に記録材を1枚しか待機できない画像形成装置では、速度切替実行時に両面搬送路内に2枚待機させることができず、両面印刷時の印刷モードの切替は不可能ということになる。
そこで、本実施例では、カラー画像形成装置は、ID2(表:フルカラー)→ID1(裏:モノカラー)の印刷データ切替時に、データ切替を行うことにより、両面搬送路内に待機することになる記録材の枚数を算出し、その算出枚数から、フルカラーの画像形成速度のままプリントを行うべきかどうかを判断する。
この判断に関するフローチャートを図17に示す。なお、図17において、対象としている印刷データは、裏面のモノカラーページ指定、とする。
第1のステップT40として、裏面モノカラーページであり、その対応データの表面ページがフルカラーページの印刷データであるかチェックする。不適合ならば、フルカラーからモノカラーへの印刷モード切替に伴う速度切替を行うと判断する。このステップT40に適合した場合、次のステップT41に移る。次のステップT41では、当該の裏面のモノカラーページに伴う速度切替を実行した場合に、速度切替終了タイミングで、両面搬送路に待機する記録材の数をカウントする。次いで、T42では、T41で算出した両面搬送路内の記録材の待機枚数が、あらかじめ決まった値より大きいか否かを判断する。所定数より小さい場合は、速度切替を省略し、裏面モノカラーから連続するページをフルカラーの速度で画像形成を行うべき、と判断し、裏面ページをフルカラーの画像形成速度で搬送すると設定する(T42)。記録材の待機枚数が所定数より大きい場合は、通常通り、速度切替を行うと判断する。T40,T42のステップで、速度切替を行うと判断された場合は、ステップT46に移り、速度の切替を実施する。T43,T46の処理が終了した後、フルカラー画像形成のために現像、帯電等の高圧印加等の処理(T44)を行う。そして、裏面の給紙動作を開始する(T45)。
両面搬送路内の記録材の待機枚数と比較する所定値は、画像形成装置の駆動構成のパラメータから最適値を設定しておく。
以上が本実施例4の実施形態である。本実施形態を採ることにより、両面搬送部の構成により待機枚数が制限されるカラー画像形成装置において、記録材の搬送上問題の無いフルカラーからモノカラーへの切替が実行できる。
102 制御部
103 コントローラ
218 画像形成部
103 コントローラ
218 画像形成部
Claims (7)
- 印刷データに従って記録材の表面と裏面に、フルカラー印刷モードまたはモノカラー印刷モードで画像を形成可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する制御手段とを備え、モノカラー印刷データのみに従ってモノカラー印刷を行う場合の第1の画像形成速度よりフルカラー印刷データのみに従ってフルカラー印刷を行う場合の第2の画像形成速度が遅いカラー画像形成装置において、
前記制御手段は、記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる場合に、モノカラー印刷が指定されている面を前記第1,第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを印刷データにもとづいて判断し、判断した画像形成速度で該モノカラー印刷が指定されている面の画像形成を行うよう制御することを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1に記載のカラー画像形成装置において、
前記制御手段は、記録材の表面に対する指定印刷モードがフルカラー印刷モードであり、記録材の裏面に対する指定印刷モードがモノカラー印刷モードである場合に、記録材の裏面画像形成前に、裏面の画像形成速度を前記第2の画像形成速度で画像形成するかどうかを判断することを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1に記載のカラー画像形成装置において、
前記制御手段は、記録材の表面画像形成前に、記録材の表面に対する指定印刷モードがモノカラー印刷モードであり、記録材の裏面に対する指定印刷モードがフルカラーモードであることが判明している場合に、表面の画像形成速度を前記第2の画像形成速度で画像形成を行うように制御することを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項1に記載のカラー画像形成装置において、
前記制御手段は、前記第1と第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを判断する対象である、モノカラー印刷モード指定の印刷面から連続するモノカラー印刷モードの印刷面数を算出し、算出された印刷面数が所定数以下の場合、前記対象のモノカラー印刷モードの印刷データを前記第2の画像形成速度で画像形成すると判断することを特徴とするカラー画像形成装置。 - 請求項4に記載のカラー画像形成装置において、
前記所定数は、当該カラー画像形成装置の外部から設定可能であることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 印刷データに従って記録材の表面と裏面に、フルカラー印刷モードまたはモノカラー印刷モードで画像を形成可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する制御手段とを備え、モノカラー印刷データのみに従ってモノカラー印刷を行う場合の第1の画像形成速度よりフルカラー印刷データのみに従ってフルカラー印刷を行う場合の第2の画像形成速度が遅いカラー画像形成装置における画像形成方法であって、
記録材の表面に対する印刷モードと記録材の裏面に対する印刷モードが異なる場合に、モノカラー印刷が指定されている面を前記第1,第2のいずれの画像形成速度で画像形成するかを印刷データにもとづいて判断し、判断した画像形成速度で該モノカラー印刷が指定されている面の画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1に記載のカラー画像形成装置において、
表面フルカラー印刷モードから裏面モノカラー印刷モードへの印刷モード切替を行うモノカラー印刷モードの印刷データの画像形成の前に、前記第2の画像形成速度から前記第1の画像形成速度への速度切替を行う場合に、
当該速度切替終了時に両面搬送路内に待機することになる記録材の枚数の算出する算出手段を備え、
前記制御手段は、前記算出手段により、速度切替時の両面搬送路内の記録材待機枚数を算出し、当該算出結果が、あらかじめ決められた所定数値以下の場合、
当該モノカラー印刷モードの印刷データを前記第2の画像形成速度で画像形成すべき、と判断することを特徴とするカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005047261A JP2006235066A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | カラー画像形成装置および画像形成方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013084290A (ja) * | 2012-12-12 | 2013-05-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 処理装置、画像形成装置、画像形成システム、処理プログラム |
JP2015020337A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016021048A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-02-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005047261A patent/JP2006235066A/ja not_active Withdrawn
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