JP2006234974A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 色調特性の異なるメインLCDとサブLCDより構成される両面LCDモジュールに対して、一枚の導光板でそれぞれのLCDに最適な色調の照明光を提供する。
【解決手段】 微小な凹凸が形成された導光体の端部に、メインLCDとサブLCDを照明する為の第一のLEDを設けると共に、サブLCDの近傍に色調補整用の第二のLEDを設ける。第一と第二のLEDの発光色を混色することにより、サブLCD側に最適な色調の照明を提供することが可能となる。
【選択図】 図2
【解決手段】 微小な凹凸が形成された導光体の端部に、メインLCDとサブLCDを照明する為の第一のLEDを設けると共に、サブLCDの近傍に色調補整用の第二のLEDを設ける。第一と第二のLEDの発光色を混色することにより、サブLCD側に最適な色調の照明を提供することが可能となる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、携帯電話等に使用される液晶表示装置に関し、一枚の導光体で両面液晶表示素子を照明するバックライトの構造に係わるものである。詳しくは、効果的にバックライト照明光の色調の補正を行う為のLEDの配置方法に関するものである。
折畳み式の携帯電話等に用いられるメインLCD部とサブLCD部より構成される両面LCDモジュールには、従来、それぞれのLCDを照明する為に2組のバックライトが用いられてきた。また、両面LCDモジュールを薄型化する目的で、一枚の導光板で、メインLCDとサブLCDを照明する。いわゆる両面発光タイプのバックライトも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−279963号公報
両面LCDモジュールの薄型化を目的とした、一枚の導光板より構成される両面発光バックライトは、光源となるLEDをメインLCDとサブLCDで共用する為に、メインLCD側とサブLCD側の照明色は共通の色調となる。ここで、メインLCDとサブLCDが異なる色透過特性を持つ場合、以下のような問題が発生する。すなわち、メインLCDに最適なバックライトの色調が得られる様にLEDを選択した場合、サブLCD側では最適な色調が得られず、表示品位を落として使わざるを得なかった。
そこで、本発明は、導光体の端部に、メインLCDとサブLCD双方を照明する為の第一のLEDと、サブLCDの表示エリアのみを照明する第二のLEDをサブLCD表示エリアに近い導光板の端部に配置する。サブLCDを表示する際は、第一のLEDと第二のLEDを同時に点灯し、両LEDからの光を混色することにより、最適な色調の照明を得るものである。
すなわち、本発明の液晶表示装置は第一の液晶表示素子と、第一の液晶表示素子より表示面積の小さい第二の液晶表示素子と、第一の液晶表示素子と第二の液晶表示素子の間に設けられ、第一の液晶表示素子と第二の液晶表示素子に照明光を照射する導光体を備えており、第一の液晶表示素子と第二の液晶表示素子を照明するために第一のLEDが導光体の第一の入光部に、第二の液晶表示素子の表示部を照明するために第二のLEDが導光体の第二の液晶表示素子近傍に位置する第二の入光部に設けられている。
ここで、第二のLEDは第二の液晶表素子の色調を補正する波長を発光する。具体的には、第一のLEDが白色であり、第二のLEDの発光色が青色、赤色、及び緑色のいずれかである。また、導光板の発光面の一方には第一のLED方向からの光線を発光面に出射させる微細な凹凸が形成され、他方の面には第二のLED方向からの光線を発光面に出射させる微細な凹凸が形成されている。このとき、一方の面に形成された微細な凹凸は第一のLEDの発光軸に対して直交し、他方の面に形成された微細な凹凸は第二のLEDの発光軸に対して直交している。
ここで、第二のLEDは第二の液晶表素子の色調を補正する波長を発光する。具体的には、第一のLEDが白色であり、第二のLEDの発光色が青色、赤色、及び緑色のいずれかである。また、導光板の発光面の一方には第一のLED方向からの光線を発光面に出射させる微細な凹凸が形成され、他方の面には第二のLED方向からの光線を発光面に出射させる微細な凹凸が形成されている。このとき、一方の面に形成された微細な凹凸は第一のLEDの発光軸に対して直交し、他方の面に形成された微細な凹凸は第二のLEDの発光軸に対して直交している。
サブLCDを照明する時は、第一のLEDと第二のLEDを同時に点灯させて両LEDの光を混色することにより、目的の色調を得る。これにより、サブLCDの表示品位を向上させることができる。さらに、第二のLEDが照明する範囲はサブLCDの表示エリアのみでよいことになるので、第二のLEDには発光出力の小さなLEDを使うことができるため、消費電力が大幅に増えることも無い。
本発明の液晶表示装置は、カラー表示液晶よりなるメインLCDと、メインLCDに比較して表示エリアの小さいサブLCDが、互いに表示面を外側に向け背中合わせに、配置されている。メインLCDとサブLCDの間には、LEDからの光を両面に発光する導光板が設置される。第一のLEDは、メインLCDとサブLCD双方を裏面より照明する為に導光板端部の最適な位置に配置される。第一のLEDには、メインLCDの色透過特性に合わせ最適な色調の白色LEDが選択されている。各LCDと導光板の間には、必要輝度等に応じて適宜輝度上昇フィルム等が設置される。
第二のLEDは、サブLCDを照明する為に用いられる。サブLCDの表示エリアに近接する導光板の端部に配置することにより、導光体入光部からサブLCD照明エリアまでの光の損失が少なく、照明する面積も小さい為、第二のLEDを駆動する為の消費電力も少なく済む。
メインLCDは、第一のLEDを点灯することによって照明される。サブLCDがカラー液晶よりなる場合は、第一のLEDを点灯すると共に第二のLEDを点灯し、両LEDの発光色を混色することにより、サブLCDの色透過特性に最適な色調の照明を提供することが可能となる。
さらに、本発明に用いられる導光板は、第一のLEDからの光と第二のLEDからの光を共に効率良く、出射する為に、導光板の表面に微小な凹凸がつけられている。微小の凹凸は、第一及び第二のLEDの各光線に対して効率良く出射できるように、形状や配置密度、配置方向が決められる。
また、第一のLEDと第二のLEDは、導光板への入光位置が異なるため、サブLCD側の照明特性は、見る方向により色調の不均一性が発生する。光の混合をする目的の光拡散特性を有する光学シートが、導光板とサブLCDの間には設置される。
また、カラーLCDは赤、緑、青の3色のフィルターを持つことにより、各フィルターを通る光の量を液晶のシャッター効果により調整し、カラー表示を実現している。したがって、第二のLEDの発光色を、赤、青、緑の3原色から選択することにより、最も効果的に色調を補正することが出来る。
以下、両面発光導光体に第二のLEDを装備した実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例による液晶表示装置の構成を図1に示す。メインLCD4とサブLCD5は表示面を互いに外側に向けるように配置される。メインLCD4とサブLCD5の間には導光板1が配置されている。導光板1は、アクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂を成型して作られ、表面には、微小な凹凸が形成されている。白色LED2が導光板の端部に配置される。色調補整用LED3は、サブLCD5近傍の導光体端部に配置される。LCD上の正面輝度を上昇させる目的で導光板とメインLCDの間に、2枚の輝度上昇フィルム7、8が、導光板とサブLCDの間にも2枚の輝度上昇フィルム9、10が配置される。また、導光板1とサブLCD5の間には、白色LED2よりの光と、色調補整用LED3の光が導光体表面より出射する際の指向特性を和らげ、混色するための拡散板6が設置されている。白色LED2より発生した光は、導光体1の端部より入光し導光体内で全反射を繰り返しながら進む。微小な凹凸に当った光は、光路を曲げられ、導光板1の表面より出射し、メインLCD4とサブLCD5を照明する。
図2は、本実施例によるLEDと導光板の配置図を示す。導光板の上辺部には、3個の白色LEDが設置され、その照明範囲は発光エリア24で示される。発光エリア24はメインLCD4の表示エリアより大きく設定されている。また、導光体の両側辺部には、色調補正用の2個のLED23が備えられる。その照明範囲は発光エリア25で示され、サブLCDの表示エリアより大きく設定されている。
図3は、本発明に最適な導光体の例を示す。導光板のサブLCD側面には、白色LEDからの光を効率良く導光板の表面に出光する為に、主光軸方向に垂直な微小な溝31が形成されている。微細な溝31の間隔は、白色LEDの入光部に近いところほど広く、遠くなるに従い狭くなっている。これにより、導光板から均一に発光するようになる。また、導光体のメインLCD側面には、色調補整用LEDからの光を効率良く導光体の表面に出光する為に、色調補正用LEDの光軸に垂直な微細な溝32が形成されている。メインLCDを表示する時は、第一のLEDを点灯し照明する。サブLCDを照明する際は、第一のLEDと第二のLEDを同時に点灯する。第一のLEDと第二のLEDに流れる電流の量と比率を変更することにより、最適な発光量と色調を得ることが可能となる。また、色調補正用LEDを点灯した場合、メインLCD側には色ムラが発生してしまうが、両LCDを同時に使うことは無いため、メインLCDは全面黒表示にしておくのが良い。もしくは、折りたたみ式携帯電話の場合は、メインLCD側は閉じていて見えない為、問題は無い。
なお、上述した実施例は本発明の1例を示すのみであり、発光部位の数や配置や導光板表面の微細凹凸の形状等、種々の変形が可能である。
導光板が一枚で、両面LCDの照明光を提供できるので、携帯電話等の薄型化に貢献できる。さらに、サブLCDの色調を、容易に調整できるので、表示品位を向上させられるばかりでなく、白色LEDと色調調整用LEDに流れる電流をコントロールすることにより、使用者個人の好みにあった色調の表示画面を実現することも可能である。
1 導光板
2 白色LED
3 色調補整用LED
4 メインLCD
5 サブLCD
6 拡散フィルム
7 輝度上昇フィルム1
8 輝度上昇フィルム2
9 輝度上昇フィルム3
10 輝度上昇フィルム4
24 メインLCD照明エリア
25 サブLCD照明エリア
31 第一の微細な溝
32 第二の微細な溝
2 白色LED
3 色調補整用LED
4 メインLCD
5 サブLCD
6 拡散フィルム
7 輝度上昇フィルム1
8 輝度上昇フィルム2
9 輝度上昇フィルム3
10 輝度上昇フィルム4
24 メインLCD照明エリア
25 サブLCD照明エリア
31 第一の微細な溝
32 第二の微細な溝
Claims (6)
- 第一の液晶表示素子と、前記第一の液晶表示素子より表示面積の小さい第二の液晶表示素子と、前記第一の液晶表示素子と前記第二の液晶表示素子の間に設けられ、前記第一の液晶表示素子と前記第二の液晶表示素子に照明光を照射する導光体を備える液晶表示装置において、
前記第一の液晶表示素子と前記第二の液晶表示素子を照明するために前記導光体の第一の入光部に設けられた第一のLEDと、前記第二の液晶表示素子の表示部を照明するために前記導光体の前記第二の液晶表示素子近傍に位置する第二の入光部に設けられた第二のLEDを備えることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第二のLEDが、前記第二の液晶表素子の色調を補正する発光波長を備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記第一のLEDが白色であり、第二のLEDの発光色が青色、赤色、及び緑色のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記導光板の発光面の一方には、前記第一のLED方向からの光線を発光面に出射させる微細な凹凸を有し、他方の面には、前記第二のLED方向からの光線を発光面に出射させる微細な凹凸を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
- 前記一方の面に形成された微細な凹凸は、前記第一のLEDの発光軸に対して直交し、前記他方の面に形成された微細な凹凸は、前記第二のLEDの発光軸に対して直交することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
- 前記導光板と前記第二の液晶表素子の間に、光拡散特性を有する光学シートが配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046101A JP2006234974A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005046101A JP2006234974A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006234974A true JP2006234974A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37042726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005046101A Pending JP2006234974A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006234974A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012252952A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Minebea Co Ltd | 発光装置 |
WO2014030375A1 (en) * | 2012-08-21 | 2014-02-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Backlight unit and video display apparatus using the same |
US9205626B2 (en) | 2012-08-13 | 2015-12-08 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005046101A patent/JP2006234974A/ja active Pending
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