JP2006227140A - エッジライトパネル - Google Patents

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博典 杉江
Teruaki Takeshima
輝明 竹嶋
Mari Iwata
麻里 岩田
Masahiko Naganawa
正彦 永縄
Takayuki Ando
孝之 安藤
Kentaro Hirata
健太郎 平田
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Abstract

【課題】 エッジライトにより照射された光を効率よく利用し、対象物(写真、ポスター等)を見易く鮮明に照らすことができるエッジライトパネルを提供することを目的としたものである。
【解決手段】 エッジライトパネル1は、パネル体10が、写真30に光を照射する導光部20と、導光部20との間に写真30を挟み保持する保持プレート40とで構成され、導光部20は、外部より透視可能で且つ少なくとも写真30側の面に向かい光を照射する導光板21と、透視可能で且つ写真30及び導光板21とを密着するシリコン樹脂層25とを備えているので、バックライト方式とは違い、逆光となり写真30を見難くなるようなことはなく、また写真30へ効果的に光を照射することができるので、写真30の内容を鮮明に浮かび上がらせることが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、写真やポスター等の対象物にエッジライトを利用して均一な光を照射し、対象物をディスプレイとして飾ることができるエッジライトパネルに関するものである。
エッジライトは、照明装置として厚みを薄くすることが出来るという利点を活かし液晶のバックライトやパネル照明として利用されてきた。そして、これらを利用した従来のエッジライトパネルは、透明材料からなる導光板の一側面から蛍光灯やLEDのような線状光源を投射し、導光板の一方の表面から光を透過させ面発光させることで、対象物に光を照射させている。そして、この導光板を面発光体として作用させるために、導光板にグラデーションが付されたドットパターンの印刷又はエッチングされた乱反射面が形成されている。
このような従来のエッジライトパネルは、導光板表面から得られた光を利用し、導光板表面に装着した絵画や写真等の対象物に対し、対象物の後方から光を照射することでバックライトを利用して装飾効果を得ていた(例えば、特許文献1)。
特開2001−117516号公報(第2−3頁、図5)
しかしながら、従来のエッジライトパネルは、装着した対象物の後方からバックライトとして光を照射しているので、逆光となり対象物自体が見難くなるという問題が発生していた。
そこで、本発明は、エッジライトにより照射された光を効率よく利用し、対象物(写真、ポスター等)を見易く鮮明に照らすことができるエッジライトパネルを提供することを目的としたものである。
上記課題を解決するために請求項1記載のエッジライトパネル(1)は、光源体(50)から照射された光を端面から取り入れ、鑑賞するための対象物(30)に向けて光を照射するエッジライトパネル(1)において、外部より透視可能で、且つ前記光源体(50)からの光を端面から取り入れ、その取り入れた光を照射する面が少なくとも前記対象物(30)の前方から照射する面である導光板(21)と、前記対象物(30)の後面に設けられた保持プレート(40)と、を有し、前記導光板(21)と前記保持プレート(40)とで前記対象物(30)を挟み保持するパネル体(10)を備えたことを特徴とする。
請求項2記載のエッジライトパネル(1)は、請求項1記載のエッジライトパネル(1)において、前記パネル体(10)が、前記導光板(21)と前記対象物(30)とを密着させる密着層(25)を備えたことを特徴とする。
請求項3記載のエッジライトパネル(1)は、請求項2記載のエッジライトパネル(1)において、前記密着層(25)が、前記導光板(21)と前記対象物(30)との間に密着し、その後面に設けられた前記保持プレート(40)とも密着することを特徴とする。
請求項4記載のエッジライトパネル(1)は、請求項1乃至3の何れか記載のエッジライトパネル(1)において、前記保持プレート(40)が、片面又は両面に模様(43)が施され且つ前記導光板(21)からの光を取り入れ前記模様(43)が発光することを特徴とする。
請求項5記載のエッジライトパネル(1)は、請求項4記載のエッジライトパネル(1)において、前記模様(43)が、立体表示をする模様(43)で構成されることを特徴とする。
請求項6記載のエッジライトパネル(1)は、請求項2乃至請求項5の何れかに記載のエッジライトパネル(1)において、前記密着層(25)が、シリコン樹脂で形成されることを特徴とする。
請求項7記載のエッジライトパネル(1)は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載のエッジライトパネル(1)において、前記導光板(21)が、光を取り入れる面以外の端面に、前記導光板(21)の内部へ光を反射する反射体(22)を設けたことを特徴とする。
請求項1記載のエッジライトパネルは、対象物の前面から光が照射されるので、バックライト方式とは違い、逆光となり対象物を見難くなるようなことはなく、対象物を鮮明に浮かび上がらせるという装飾上の効果を奏する。
請求項2記載のエッジライトパネルは、請求項1記載のエッジパネルの効果に加え、パネル体が導光板と対象物とを密着させる密着層を備えているので、導光板からの光を通す密着層が空気層を発生させることなく対象物及び導光板と密着することができる。その結果、導光板からの光量の減少を抑制して対象物に光を照射することが可能となり、対象物を鮮明に浮かび上がらせるという装飾上の効果を奏する。
請求項3記載のエッジライトパネルは、請求項2記載のエッジパネルの効果に加え、密着層が、導光板と対象物との間に密着し、その後面に設けられた保持プレートとも密着する構造となっているので、導光板からの光量の減少を抑制して対象物及び保持プレートに光を照射することが可能となり、更には対象物を鮮明に浮かび上がらせるという装飾上の効果を奏する。
請求項4記載のエッジライトパネルは、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエッジライトパネルの効果に加え、片面又は両面に模様が施され且つ導光部からの光を取り入れその模様が発光する構造を持つので、照射された光が模様に反射し、その模様を浮き出させている。その結果、視覚的効果によりその前にある対象物をも浮き出させるという装飾上の効果を奏する。
請求項5記載のエッジライトパネルは、請求項4記載のエッジライトパネルの効果に加え、模様が立体表示をする模様で構成されているので、その模様があたかも奥行き又は立体感のあるように見えるので、薄く構成されたパネル体であっても、対象物を奥行きのあるパネル体の中に装着させているように見せることができる。その結果、光の効果と立体感の効果とで対象物を更に引き立たせるという装飾上の効果を奏する。
請求項6記載のエッジライトパネルは、請求項2乃至請求項5の何れかに記載のエッジライトパネルの効果に加え、密着層をシリコン樹脂で形成したので、粘性が高く剥離しても粘性が保たれているため、古い対象物を剥がして、他の新しい対象物を貼り換えて再使用することも可能となり、経済的効果の向上又は交換作業が容易となるという顕著な効果を奏する。
請求項7記載のエッジライトパネルは、請求項1乃至請求項6の何れかに記載のエッジライトパネルの効果に加え、導光板は、光を取り入れる面以外の端面に、導光板の内部へ光を反射する反射体を設けたことで、密着層へ照射される光量の減少を抑え、効率よく光を利用することができる。
以下、エッジライトパネル1について、図1から図5に基づいて、実施形態を説明するが、各実施形態について同様の構成要素には同じ符号が付してある。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態を、図1から図3に基づいて説明する。図1は、エッジライトパネル1全体を示す斜視図であり、三日月や山が写し出された写真30が飾られている。図2は、エッジライトパネル1の積層状態を示す断面図であり、後述するパネル体10の内、ハッチングが施されている領域は、光を透過しないことを表し、白色が施されている領域は、光を透過することを表している(以下他の実施形態についても同様である)。図3は、パネル体10を構成要素毎に分解した分解図である。
図1及び図2に示すように、エッジライトパネル1は、矩形状の写真30を収納したパネル体10とそのパネル体10を起立させるための台座2とで構成されている。台座2は、パネル体10を所定の見易い角度に保持できる傾斜が設けられていると共に、パネル体10を載置する際、安定して固定できるようパネル体10を保持する構造となっている。台座2内部には、光源体50が内蔵されており、光源体50は、フルカラーで発光するLED51とLED基板52とで構成されており、図示しないが商用電源又は電池によって駆動している。
次に、パネル体10を説明すると、パネル体10は、台座2内部に設けられた光源体50から光を受け写真30に向かって光を照射しうる導光部20と、写真30を導光部20との間に挟み写真30を保持する保持プレート40とによって構成されている。
次に、図2及び図3に基づいて導光部20について説明すると、導光部20は、矩形状の透明な厚さ5mm程度のアクリル樹脂で形成された導光板21と、導光板21の写真30側に透明なシリコン樹脂を全面に塗り硬化・吸着させたシリコン樹脂層25とで構成されている。その導光板21は、写真30に向かって光を照射する共に、外部から透視可能なように透明なアクリル樹脂にて設けられている。
図2及び図3に示すように、導光板21は、端面(23,22a,22b,22c)の内、下面にある導入面23を残して、左右面及び上面に、エッジ反射体22a,22b,22cが設けられている。このエッジ反射体22は、少なくとも導光板21に接する面が鏡面となる帯状の金属テープを貼り付け設けられている。端面とは、導光板21の写真30を鑑賞する面と写真30に光を照射する面以外の面をいう。
シリコン樹脂層25は、塗布し硬化した後でも粘性の高い透明な厚さ0.1mm程度のシリコン樹脂膜で構成されている。シリコン樹脂は、導光板21全面に塗布して設けられている。
次に、本発明の保持プレート40について説明すると、図2及び図3に示すように、保持プレート40は、厚さ2mm程度の透明なアクリル樹脂で形成された立体表示板41と、最背面にあり立体マーク43を浮き立たせるための背面板42とで構成されている。
立体表示板41は、導光部20からの光を取り入れることが出来るよう透明なアクリル樹脂で形成されており、表裏の表面に施された細かいドット状の凹凸により立体的に見える白色のハート状の立体マーク43が表示されている。
背面板42は、立体マーク43を浮き立たせるため、黒色無地の板状の紙面で形成されている。
そして、パネル体10は、上述したように導光部20に写真30をシリコン樹脂にて硬化吸着し、この吸着した写真30と共に、導光部20と保持プレート40との間に写真30を挟み込むような状態にして、図示しないが本体パネル10の4隅をボルト及びナット又はビス等により螺着し、導光部20と保持プレート40とを密着固定している。
(第1の実施形態における作用)
次に、光源体50より照射された光が、写真30及び立体表示板41に照射される作用について図2に基づいて説明する。
先ず、光が写真30へ照射されまでの作用について説明すると、LED51から照射された光は、導光板21の下面にある導入面23から導光板21内に取り入れられる。その取り入れられた光は、導光板21内を反射しながらシリコン樹脂層25へ照射される。また、導入板21内に取り入れられた光の内一部の光は、シリコン樹脂層25とは反する導光板21前面へも照射される。
一方、導光板21内部に取り入れられた光は、エッジ反射体22により再度導光板21内部へと反射され、導光板21内を反射しながらシリコン樹脂層25へ照射される。
そして、エッジ反射体22は、光源体50から照射された光を導光板20の下面にある導入面23から取り入れ、他の端面から外部へ光を放射しない役割と、再度光を導光板20の中心へと反射させる役割とを持っている。
ここで、シリコン樹脂層25と写真30との間に空気層がある場合には、シリコン樹脂層25を透過した光は、シリコン樹脂層25とは異なる屈折率を持つ空気層に乱反射され、光量が減少されて写真30に到達しまうため、満足する光量が得られていなかったが、このシリコン樹脂層25は粘性が高く、導光板21及び写真30に密着することができるので、空気が入らないように密着させれば後から空気層が発生するのを押さえられる。
このシリコン樹脂層25は、透過性があるが多少反射する作用をも成し得るのでシリコン樹脂層25全体に光が照射されると面全体に光を多少反射しながら、均一に面発光する。
次に、光が立体表示板41へ照射されまでの作用について説明すると、上述した作用により導光板21から照射された光は、シリコン樹脂層25を通して、写真30以外の部分から立体表示板41を透過し、表裏の表面に施された細かいドット状の凹凸により反射され、立体マーク43を綺麗に浮き出させるている。このとき、白色の立体マーク43は、LED51の光の色や明るさの変化に伴って色や明るさが変化し表示される。
そして、立体表示板41にて反射した光は、幾層もの媒体(導光板21、シリコン樹脂層25)を透過しているため、反射してもバックライト方式のように逆光となる程の光量とはならず写真30を引き立たせる程度の光量となる。
シリコン樹脂層25は、柔軟性と粘着性とを兼ね備えることで、写真30と密着すると共に写真以外の面が立体表示板41とも空気層を設けることなく密着することになる。
立体マーク43は、表裏面の凹凸の加工により見る角度によって様々な形や大きさに変化して見える。
(第1の実施形態から把握される効果)
(1)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、前面から写真30に向かい光を照射することができるので、バックライト方式とは異なり、逆光となり写真30を見難くなるようなことはない。
(2)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、導光板21から写真30に向かい光を照射することができるので、スポットライト方式の場合と比較して、写真30とスポットライトの間に人等の障害物があり影が出来てしまうことがあるが、そのような心配もなく、スポットを当てるスペースをとる必要もない。その結果、写真30を鮮明に照らすことができる。
(3)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、光源体50に強い光源を使用した際には、暗がりでも鮮明に写真30を照らすことができるような照明効果がある。
(4)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、導光板21が、写真30を収納又は保護するためのパネルも兼ねているため、全体の厚みも薄く、照明装置(光源体50)等を含めてもコンパクトに装飾照明を施すことが可能となる。
(5)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、エッジ反射体22が、他の端面から外部へ光を放射しない役割と、再度光を導光板20の中心へと反射させる役割とを持っているので、シリコン樹脂層25へ照射される光量の減少を抑えている。
(6)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、シリコン樹脂層25が、空気層に邪魔されることなく透過する光量の減少を押さえることができるので、写真30に充分な光を照射させることができる。
(7)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、シリコン樹脂層25が、均一に面発光することで、より装飾効果を向上することができる。
(8)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、シリコン樹脂層25が、粘性が高いと同時に剥離性にも優れているので、古い写真30を剥がして、他の新しい写真30を貼り換えて再使用することも可能となる。そして、このシリコン樹脂層25を使用することで経済効果又は交換作業が容易となる。
(9)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、シリコン樹脂層25が、導光板21と写真30との間に密着し、その後面に保持プレート40とも密着する構造となっているので、導光板21からの光量の減少を抑制して写真30及び保持プレート40に光を照射することが可能となり、更には写真30を鮮明に浮かび上がらせるという装飾上の効果を奏する。
(10)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、立体表示板41が、立体マーク43自体が浮かび上がり、その手前にある写真30をも浮き上がらせるように見えるので、写真30をあたかも宙に浮かせているように、またパネル体10自体が奥行きのあるように見せることができるので、結果として装飾効果を向上させている。
(11)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、立体マーク43は、見る角度によって様々な形や大きさに変化して見えるので、装飾効果を向上させている。
(12)第1の実施形態のエッジライトパネル1は、立体表示板41が、上記のように照射された光を取り入れ反射することで立体マーク43を浮き出させることができる。その結果、その前にある写真30をも浮き出させることができるので、上述した立体効果と光による効果とで装飾効果をより向上させることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態を、図4に基づいて説明する。図4は、エッジライトパネル1の積層状態を示す断面図である。
パネル体10は、導光板21とシリコン樹脂層25とで構成された導光部20と、本発明における保持プレートとしての背面板42とで構成されており、第1実施形態で説明したように導光部20に写真30をシリコン樹脂にて硬化吸着し、この吸着した写真30と共に、導光部20と背面板42との間に写真30を挟み込むような状態にして、図示しないが本体パネル10の4隅をボルト及びナット又はビス等により螺着し、導光部20と背面板42とを密着固定している。
(第2の実施形態における作用及び効果)
第1の実施形態における光源体50からの光が写真30へ照射されまでの作用と同様の作用を奏する。そして、上記作用に加え、シリコン樹脂層25を透過した光は、写真30だけでなく背面板42も照射され、その背面板42に模様等がある場合にはその模様が写し出され、写真30と共にライトアップされる。
以上、第2の実施形態から把握される効果は、第1の実施形態から把握される効果のうち(1)から(8)までの効果と同様である。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態を、図5に基づいて説明する。図5は、のエッジライトパネル1の積層状態を示す断面図である。
パネル体10は、導光部20となる導光板21と、本発明における保持プレートとしての背面板42で構成されており、導光板21と背面板42との間に写真30を挟み、図示されていないが、本体パネル10の4隅をボルト及びナット又はビス等により螺着固定されている。
(第3の実施形態における作用及び効果)
光源体50より照射された光が、写真30に照射される作用について図5に基づいて説明する。
LED51から照射された光は、導光板21の下面にある導入面23から導入板21内に取り入れられる。その取り入れられた光は、導光板21内を反射しながら、またエッジ反射体22に反射しながら、導光板21から写真30へと照射される。そして、導光板21からの光は、背面板42にも照射され、その背面板42に模様等がある場合にはその模様が写し出され、写真30と共にライトアップされる。
以上、第3の実施形態から把握される効果は、第1の実施形態から把握される効果のうち(1)から(5)までの効果と同様である。
(他の実施形態への変更例)
以上説明した実施形態を他の実施形態へ変更した例を以下に示す。
・以上の実施形態では、本体パネル10の4隅をボルト及びナット又はビス等により螺着固定する方法で説明したが、導光部20のシリコン樹脂層25の粘着力により、空気が入らないようにしながら、導光板21と写真30との間にシリコン樹脂を塗布し、その背面に保持プレート部40を密着固定してもよく、更に写真30とシリコン樹脂層25の間には空気層が入ることがないので、空気層により反射されることなく写真30に光を照射することが可能となる。
・以上の実施形態では、本発明における反射体としてのエッジ反射体22にテープ状(反射帯)のものを使用したが、液体状の塗料や印刷等でも良く、光を内部へと反射する材料を端面に、反射面として周設するものであればよく、よりきめ細かく反射面を構成できるので更に良い。また、導入面23は、光を効率よく導入させるため、細かくガラス状に綺麗に研磨して透過しやすい研磨面として設けても良い。
・以上の実施形態では、導光板21又はシリコン樹脂層25を均一に反射により発光させるには、導光板21又はシリコン樹脂層25に色を付けることで、光が導光板21又はシリコン樹脂層25の面に均一に反射させ、発光させることも可能であり、また、導光板21とシリコン樹脂層25との透過率や屈折率を変化させることで、光をシリコン樹脂層25の面で均一に反射させ、発光させることも可能となる。
・以上の実施形態では、本発明における密着層としてのシリコン樹脂層25は、粘着層としてゲル状樹脂を硬化させて形成したが、最初からシート状の物であっても良く、上述した作用が発揮できれば良い。
・以上の実施形態では、本発明における模様としての立体マーク43は、表裏面に凹凸を設けて模様を施したが、表裏面のどちらか一方にドット状の凹凸を加工し、模様が平面的に見えるものであってもよく、加工した面に光が照射され、その光を反射した任意の模様が反射表示することで装飾効果を高めるものであれば良い。
・以上の実施形態では、立体マーク43は、ハート型模様であるが、幾何学模様や象形模様であっても良い。
・以上の実施形態では、背面板42を黒色の背景としたが、黒色以外の色であっても良く、第2,3の実施形態では、透明であっても良い。
・以上の実施形態では、導光板21と立体表示板41を透明な透光性の優れているアクリル樹脂を用いて説明したが、透明なポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂であっても良い。
・以上の実施形態の導光板21は、前面へ照射される光も有効利用するために導光板21内をハーフミラー構造とすることで、写真30に照射する光量を増やすことも可能である。
・以上の実施形態では、パネル体10を矩形状で説明したが、限定することなく多角形、円、楕円等のエッジライトを利用できる形状であれば良い。
・以上の実施形態では、本発明における対象物として写真30により説明したが、他にポスターや商品ラベルや絵画等であっても良い。
・以上の実施形態では、光源体50に、LED51を使用したが、例えば、蛍光灯やネオン管等の照明装置であっても良い。
(本実施形態の応用例)
以上説明した本実施形態を応用した例を以下に示す。
以上の実施形態では、エッジライトパネル1を、写真30を内蔵した写真立てとしたが、飲食店用のメニュー立てとしたり、パネル体10を利用し光源体50を額縁等に内蔵し壁等に吊り下げることができる額縁や、パネル体10を利用し光源体50を自動販売機に内蔵し商品やポスター等を飾るディスプレイ、その他広告灯等の他の形式に利用しても良い。
第1の実施形態のエッジライトパネル1全体を示す斜視図。 第1の実施形態のエッジライトパネル1の積層状態を示す断面図。 第1の実施形態のパネル体10を構成要素毎に分解した分解図。 第2の実施形態のエッジライトパネル1の積層状態を示す断面図。 第3の実施形態のエッジライトパネル1の積層状態を示す断面図。
符号の説明
1・・・エッジライトパネル、2・・・台座、10・・・パネル体、
20・・・導光部、21・・・導光板、
22,22a,22b,22c・・・エッジ反射体、23・・・導入面、
25・・・シリコン樹脂層、30・・・写真、40・・・保持プレート、
41・・・立体表示板、42・・・背面板、43・・・立体マーク、
50・・・光源体、51・・・LED、52・・・LED基板。

Claims (7)

  1. 光源体から照射された光を端面から取り入れ、鑑賞するための対象物に向けて光を照射するエッジライトパネルにおいて、
    外部より透視可能で、且つ前記光源体からの光を端面から取り入れ、その取り入れた光を照射する面が少なくとも前記対象物の前方から照射する面である導光板と、
    前記対象物の後面に設けられた保持プレートと、を有し
    前記導光板と前記保持プレートとで前記対象物を挟み保持するパネル体を備えたことを特徴とするエッジライトパネル。
  2. 前記パネル体は、前記導光板と前記対象物とを密着させる密着層を備えたことを特徴とする請求項1記載のエッジライトパネル。
  3. 前記密着層は、前記導光板と前記対象物との間に密着し、その後面に設けられた前記保持プレートとも密着することを特徴とする請求項2記載のエッジライトパネル。
  4. 前記保持プレートは、片面又は両面に模様が施され且つ前記導光板からの光を取り入れ前記模様が発光することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエッジライトパネル。
  5. 前記模様は、立体表示をする模様で構成されることを特徴とする請求項4記載のエッジライトパネル。
  6. 前記密着層は、シリコン樹脂で形成されることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記載のエッジライトパネル。
  7. 前記導光板は、光を取り入れる面以外の端面に、前記導光板の内部へ光を反射する反射体を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のエッジライトパネル。
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