JP2006221557A - 情報処理装置および該情報処理装置の状態制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 S0への高速復帰が可能な情報処理装置および該情報処理装置の状態制御方法を提供する。
【解決手段】 OSはコンピュータ1のシステムを構成する所定のデバイスのデバイスステートをD3に遷移させる(ステップ S201)。ステップS201では、D3hotに遷移可能なデバイスに対してはD3hotに遷移させ、D3hotに遷移させることができないデバイスに対してはD3coldに遷移させる。System BIOS13aはACアダプタが接続状態であると判別し(ステップ S202 Yes)、D3coldに遷移したデバイスがあるならば、System BIOS13aはD3coldのデバイスを初期化することでD0に遷移させる(ステップ S205)。その後、System BIOS13aはCPU10の状態をCx状態に遷移させる(ステップ S206)。
【選択図】 図8
【解決手段】 OSはコンピュータ1のシステムを構成する所定のデバイスのデバイスステートをD3に遷移させる(ステップ S201)。ステップS201では、D3hotに遷移可能なデバイスに対してはD3hotに遷移させ、D3hotに遷移させることができないデバイスに対してはD3coldに遷移させる。System BIOS13aはACアダプタが接続状態であると判別し(ステップ S202 Yes)、D3coldに遷移したデバイスがあるならば、System BIOS13aはD3coldのデバイスを初期化することでD0に遷移させる(ステップ S205)。その後、System BIOS13aはCPU10の状態をCx状態に遷移させる(ステップ S206)。
【選択図】 図8
Description
本発明は、情報処理装置の状態制御方法に関し、特に、ACPI仕様にて定義付けられているS0へ高速に復帰可能な状態に遷移させる方法に関する。
近年、バッテリ駆動可能な各種パーソナルコンピュータが開発されている。この類のパーソナルコンピュータでは、電力消費の低減、およびシステムステートを動作状態に復帰させるまでの時間の短縮を図るためのパワーマネージメント技術が開発されている。パワーマネージメント技術に関して、ACPI仕様(Advanced Configuration and Power Interface Specification)が知られている。
ACPI仕様では、動作状態、停止状態の他、動作状態および停止状態の間のシステムステートとして、複数のスリープ状態が規定されている。
ACPI仕様は、S0からS5までのシステムステートを定義している。S0は動作状態(システムの電源が入っており、ソフトウェアが実行中の状態)、S5はオフ状態(ソフトウェアの実行が終了し、システムの電源が入っていない状態)であり、S1からS4はS0からS5の間の状態(スリープ状態と呼ぶ、ソフトウェアの実行状態を保持しつつシステムの動作が停止している状態)である。
S1ではシステムを構成する全てのコンポーネント(CPUやメモリ、各チップセット等)の内容(コンテキスト)および、それらに供給される電源は保持されている。ただし、CPUに対するクロックの供給が停止される。S1での消費電力はスリープ状態の中で最大だが高速にS0へ戻ることが可能である。
S2ではCPUおよびシステムキャッシュへ電源が供給されない。従って、S1の要する消費電力と比較して、S2の要する消費電力は減少する。
S3ではシステムメモリ(および一部のチップセット)の電源を保持する。つまりシステムメモリ(および一部のチップセット)の内容が保持される。S3で必要な消費電力はS2で必要な消費電力と比較してさらに少なくなる。
S4ではハードディスク等の不揮発性記憶装置(non−volatile storage)にシステムメモリ等の内容が全て保存され、不揮発性記憶装置以外のコンポーネントへの電源供給は停止される。S4の消費電力はスリープ中の消費電力の中で最小(S5の状態に等しい)だが、S0へ復帰するのにスリープ状態の中で最も時間を要する。つまりスリープ状態の中で、最も「深い」スリープ状態である。
なお、S0から各スリープ状態へ遷移する前に、システムメモリ等に記憶される内容は保存されており、S1ないしS4からS0への復帰時には、保存されている内容が復元されるので、S0復帰後にソフトウェアの継続的動作が可能である。
各システムステートの消費電力の大小関係、およびS1ないしS5からS0への復帰時間の大小関係は、次の通りである。
消費電力;S0>S1>S2>S3>S4>S5
復帰時間: S1<S2<S3<S4<S5
上述にて説明したACPI仕様にて定義付けられるシステムステートの中のスリープ状態に関連する技術として、コンピュータの電源供給の変化に応じてスリープ状態間の遷移をダイナミックに行うことを可能とする技術があった(特許文献1参照。)。
特開平11−194846号公報(第17頁、第11図)
上の特許文献1に開示された技術を用いると、ACPI仕様にて定義付けられるシステムステートの中のスリープ状態間の遷移をダイナミックに行うことで例えばS5からS3に遷移させることが可能である。S5からS3へ遷移することで、S0への復帰に要する時間も短縮することが可能となる。
しかしながら、ACPI仕様にて定義づけられている例えばS3といったシステムステートからS0へ復帰させるのに要する時間よりも短い時間でS0に復帰させたいというユーザの要望もある。
そこで、本発明は、S0への高速復帰が可能な情報処理装置および該情報処理装置の状態制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係わる情報処理装置は、ACPIにて規定された仕様をサポートするデバイスと、ACPIにて規定された仕様をサポートするプロセッサと、前記デバイスの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第1の状態に遷移させる第1の状態制御手段と、
前記プロセッサの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第2の状態に遷移させる第2の状態制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、請求項11に係わる状態制御方法は、ACPIにて規定された仕様をサポートするデバイスと、ACPIにて規定された仕様をサポートするプロセッサと、を具備する情報処理装置にて使用される前記情報処理装置の状態制御方法において、前記デバイスの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第1の状態に遷移させ、前記プロセッサの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第2の状態に遷移させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、S0への高速復帰が可能な情報処理装置および該情報処理装置の状態制御方法を提供することが可能となる。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称す。)1のディスプレイユニット3を本体2に対して開いた状態の一例を示す斜視図である。
コンピュータ1は本体2とディスプレイユニット3とから構成される。ディスプレイユニット3には、LCD(Liquid Crystal Display)4を有する表示装置が組み込まれており、LCD4はディスプレイユニット3のほぼ中央に位置される。
ディスプレイユニット3は、本体2に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられる。本体2は略箱形の形状を有しており、本体2の上面にはキーボード5、コンピュータ1の電源オン/オフするためのパワーボタン6等が配置される。パワーボタン6はコンピュータ1を使用開始する際、押し下げ操作される。
本体2の例えば背面部にはACアダプタ7を接続するためのケーブルが接続されるコネクタが設けられる。ACアダプタ7は商用電源といった外部電源に接続されており、ACアダプタ7はコンピュータ1に電源を供給する。次に、コンピュータ1の構成について説明する。
図2はコンピュータ1の構成の一例を示す図である。
ホストハブ(第1のブリッジ回路)11には、CPU10、メインメモリ13、グラフィックスコントローラ15およびI/O(Input/Output)ハブ20が接続されている。
ホストハブ11はシステムバス12を介してCPU10と接続される。ホストハブ11はメインメモリ13へのアクセスを制御するメモリコントローラを内蔵する。
CPU10はコンピュータ1のシステムを制御するメインプロセッサである。CPU10は外部記憶装置であるHDD21からメモリバス14を介してメインメモリ13にロードされる、オペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムを実行する。
また、CPU10はBIOS−ROM27からメインメモリ23にロードされたSystem BIOS(Basic Input Output System)13aを実行する。
ホストハブ11にAGP(Accelerated Graphics Port)バス16を介して接続されるグラフィクスコントローラ15はLCD4にデジタル表示信号を出力する。グラフィクスコントローラ15にはビデオメモリ(VRAM)17が接続されており、グラフィックスコントローラ15はOS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ17に描画されたデータをLCD4に表示する。
ホストハブ11と例えばハブインターフェイスといった専用バスで接続されるI/Oハブ(第二のブリッジ回路)20は、LPC(Low pin count)バス26上の各デバイスを制御する。
I/Oハブ20は、シリアルATA規格をサポートするシリアルATAバス21aを介して外部記憶装置でありシリアルATA規格をサポートするHDD21と接続される。
HDD(磁気ディスクデバイス)21は磁気ディスクデバイスである。HDD21にはオペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムおよびアプリケーションプログラムを使用することで生成されたデータ等が記憶される。
また、I/Oハブ20には、LANコントローラ24、オーディオコーディック23、BIOS-ROM27およびCMOS29が接続される。
LANコントローラ24は通信コントローラであり、MAC(Media Access Controller)と物理層(PHY)トランシーバが実装される。LANコントローラ24は所定の通信プロトコルに従って他の通信装置と通信を行い、通信速度の異なる複数の通信モードで通信を行うことが可能である。
LANコントローラ24にはLANコネクタ24aが接続される。LANコネクタ24aの一例として、絶縁用トランスフォーマで構成されるRJ−45コネクタ等が挙げられる。
オーディオコーディック23はI/Oハブ20とAC(Audio Codec)97(22)を介して接続される。オーディオコーディック23は、サウンド入出用のコーディックの一種である。オーディオコーディック23は、入出力されるサウンドのコーディック部等を有する。
オーディオコーディック23にはAMP25aが接続される。AMP25aはオーディオコーディック23にて生成されたサウンド信号を増幅する。AMP25aによって増幅されたサウンド信号はスピーカに送出され、スピーカは可聴周波数帯の音波を出力する。
BIOS−ROM27はSystem BIOS13a等を記憶する記憶媒体である。BIOS−ROM27として使用される記憶媒体は、プログラムの書き換えが可能である記憶媒体、例えばフラッシュメモリ等である。
System BIOS13aは各種ハードウェアにアクセスするためのファンクション実行ルーチンを体系化したプログラムである。System BIOS13aには、システムに対するパワーオン時に各種デバイスの初期化及びテストを行うIRTルーチンと、各種ハードウェアを制御するためのドライバ群が含まれる。
CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)29にはRTC(Real Time Clock)29aが内蔵される。RTC29aは日時をカウントするモジュールであり、システム電源オフ状態時においても内蔵電池から供給される電源を用いて動作する。
CMOS29には、BIOSのSetup画面にて指定された設定内容等が記憶される。
LPCバス26上にはエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)23が接続される。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)28は、電力管理等を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)ユニット5を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
EC/KBC28にはキーボード5とパワーボタン6とPSC(Power Supply Controller)30とが接続される。
EC/KBC28は、PSC30と共同してシステム電源のオン/オフ等を制御する電源シーケンス制御機能、および電源ステータス通知機能等を有する。
電源ステータス通知機能とは、PSC30と共同してレジューム処理ルーチンの開始要因となるウェイクアップイベントの発生を監視し、ウェイクアップイベント発生時にシステム管理割り込みSMI(System Management Interrupt)を用いてSystem BIOS13aにイベントが発生した旨を通知する機能である。
ウェイクアップイベントとして、パワーボタン6の押下げ操作に応じた電源スイッチ30aのオン、本体2に対してディスプレイユニット3を閉状態から開状態にする操作に応じたパネルスイッチ30bのオン等がある。
EC/KBC28は、System BIOS13aと通信を行うためのI/Oポートを有する。System BIOS13aはI/Oポートを介してEC/KBC28に設けられるコンフィグレーションレジスタに対してリード/ライトを行うことで、発生したイベントを示すステータスのリード、監視および通知するイベントの種類の設定を行う。EC/KBC28とPSC30との間の通信はI2Cバスを介して行われる。
PSC30はACアダプタ31または二次電池32から供給される電力をコンピュータ1内の各モジュールに供給する。二次電池32は交換可能に設けられる。ACアダプタ31からコンピュータ1に電源が供給されている場合、ACアダプタ31から供給される電力は、PSC30を介して二次電池32に蓄積される。
ユーザがパワーボタン6を操作すると、EC/KBC28はパワーボタン6が操作されたことを検出する。EC/KBC28は、パワーボタン6が操作されたことを検出すると、例えば本コンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するようにPSC30に通知する。PSC30はEC/KBC28からの通知に基いて、ACアダプタ31または二次電池32からコンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するように制御する。次に、本発明に関わるシステムステートについて説明する。
図3は、本発明に関わるシステムステートとACPIにて規定されているシステムステートとの関係の一例を示す第1の図である。
本発明に関わるシステムステートとして、S3_fast(St2)と称するステートを定義する。S3_fast(St2)はS0(St1)とS3(St3)との間に位置づけられるステートであり、S3(St3)からS0(St1)に復帰する時間よりも早い時間でS0(St1)に復帰することが可能なステートである。
ACPIにて定義されるシステムステートからS3_fast(St2)への遷移形態として、S5(St5)からS3_fast(St2)への遷移(tr3)、S4(St4)からS3_fast(St2)への遷移(tr2)、S3(St3)からS3_fast(St2)への遷移(tr1)がある。
また、S3_fast(St2)からACPIにて定義されるシステムステートへの遷移形態として、S3_fast(St2)からS0(St1)への遷移(tr4)がある。次に、S3_fastモードの設定操作について説明する。
図4は、ユーザによるS3_fastモードの設定操作後、システムステートをS5またはS4に遷移させる処理の一例について説明するフローチャートである。
コンピュータ1を使用するユーザは、S3_fastモードがアクティブ(有効)になるように設定する(ステップS10)。この設定方法として、例えば図5に示すようにOSを起動する前にBIOSのSetup画面を表示させS3_fastモードを設定する方法等がある。
BIOSのSetup画面を表示させてS3_fastモードを設定する場合(図5参照)、「Stanby」の項目を"fast"に設定する。一方、APCIで規定されているS3モードを設定する場合、「Stanby」の項目を"nomal"に設定する。
ユーザがBIOSのSetup画面を介してS3_fastモードを設定した場合、S3_fastモードであることを示す値はCMOS29に記憶される。図4に示すフローチャートに戻る。
ユーザはS3、S4またはS5からS3_fastに復帰するためのレジューム処理が開始される日時(または時刻)を設定する(ステップS11)。レジューム処理開始の日時(または時刻)設定は例えばBIOS設定画面を用いて行う(図5参照)。日時(または時刻)設定後、設定された日時になるとRTC29aのウェイクアップによりSystem BIOS13aはレジューム処理を開始する。システムステートがS3_fastに遷移する起動要因として、指定された日時でのレジューム開始が設定されている場合、設定された日時にレジューム処理が開始されるとシステムステートは例えばS3、S4またはS5からS3_fastに遷移する。
ステップS10およびステップS11の設定を行った後、ユーザはコンピュータ1のシステムステートをS3、S4またはS5に遷移させる操作を行う(ステップS12)。この操作の一例として、コンピュータ1のシステムステートがS0にて図6にて示すウィンドウを表示させて電源オフ処理を開始させるための操作を行う(図6のウィンドウ中で、「電源オフ」を選択)ことでS5に遷移させる、図6にて示すウィンドウを表示させてハイバネーション処理を開始させるための操作を行う(図6のウィンドウ中で、「ハイバネーション」を選択)ことでS4に遷移させる、または、図6に示すウィンドウを表示させてスタンバイ処理を開始させるための操作を行う(図6に示すウィンドウを表示させて「スタンバイ」を選択)ことでS3に遷移させる、といった操作等が挙げられる。
ユーザがこれらの操作を行うと、コンピュータ1のシステムステートはS3、S4またはS5に遷移する(ステートSSt1)。次に、S5、S4またはS3からS3_fastへの遷移について説明する。
図7は、S5、S4またはS3からS3_fastへ遷移するための処理シーケンスの一例について説明するフローチャートである。
スタンバイモードはS3_fastモードに設定されておりコンピュータ1のシステムステートがS3、S4またはS5において、図4に示すフローチャートのステップS11で設定したレジューム処理が開始される日時になったならば(ステップ S101 Yes)、RTC29aのウェイクアップによりシステムは起動する(ステップ S102)。
System BIOS13aはRTC29aのウェイクアップを検出すると、RTC29aのウェイクアップがS3_fastに遷移するための起動要因であるか否かを判別する(ステップ S103)。
System BIOS13aが、RTC29aのウェイクアップがS3_fastに遷移するための起動要因である、と判別した場合(ステップ S103 Yes)、S3_fastに遷移するための処理が行われる(ステップ S104)。なお、システムステートをS3、S4またはS5からS3_fastに遷移させる場合、システムステートはS3、S4またはS5からS0に遷移した後、S0からS3_fastに遷移する。S3_fastに遷移するための処理が終了すると、システムステートはS3_fastになる(ステートSSt2)。
一方、System BIOS13aが、RTC29aのウェイクアップがS3_fastに遷移するための起動要因ではない、と判別した場合(ステップ S103 No)、S0に遷移するための処理が行われる(ステップ S105)。S0に遷移するための処理が終了すると、システムステートはS0になる(ステートSSt3)。次に、ステップS104にて行われるS3_fastに遷移するための処理について説明する。
図8は、S3_fastに遷移するための処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。
まず、OS13bはコンピュータ1のシステムを構成する所定のデバイスのデバイスステートをD3に遷移させる(ステップ S201)。
デバイスステートとはACPIにて定義されたデバイスパワーマネージメントのためのステートであり、D0からD3までのステートがある。D0はデバイスが完全にアクティブな動作ステートであり、D3はデバイスコア等を除く部分に電源が供給されない動作ステートである。
D3にはD3hotとD3coldの2つのステートがある。D3hotはシステムの復帰時にデバイスの初期化を行うことなくD3からD0へ遷移可能なステートである。D3coldはシステムの復帰時にデバイスの初期化を行った後、D3からD0へ遷移可能な動作ステートである。
D3hotからD0へ遷移するまでの時間とD3coldからD0へ遷移するまでの時間を比較すると、D3hotはD0へ遷移する際、デバイスの初期化を行わなくてもよいため、D3hotはD3coldと比較してより早くD0へ遷移することが可能である。ステップS201では、D3hotに遷移可能なデバイスに対してはD3hotに遷移させ、D3hotに遷移させることができないデバイス(例えばグラフィックコントローラといったデバイス)に対してはD3coldに遷移させる。
デバイスの状態がD3へ遷移した後、System BIOS13aはEC/KBC28に内蔵されているレジスタの値をリードすることでACアダプタ7が接続状態であるか否かを判別する(ステップ S202)。
System BIOS13aはACアダプタが接続状態であると判別した場合(ステップ S202 Yes)、EC/KBC28に対してAC In Wake Up処理許可を通知する(ステップ S203)。AC In Wake Up処理とは、ACアダプタ7がコンピュータ1に接続されたことをウェイクアップ要因として行われるウェイクアップ処理である。
さらに、System BIOS13aはEC/KBC28に対してS3_fastに遷移する旨を通知する(ステップ S204)。System BIOS13aはD3coldのデバイスを初期化することでD0に遷移させる(ステップ S205)。
その後、System BIOS13aはCPU10の状態をCx状態に遷移させる(ステップ S206)。CPU10のCx状態とは、System BIOS13aによるS0への復帰時のCPU10の初期化処理が不要であり、かつ、CPU10ができるだけ省電力状態である状態のことを指す。
CPU10がC4をサポートしている場合、System BIOS13aはCPU10の状態をC4状態に遷移させる。CPU10のC4状態とはCPU10へのクロック供給を停止した状態である。CPU10がC4をサポートしていない場合、CPU10の状態をC2状態に遷移させる。
S0への復帰時にデバイスおよびCPUを初期化する必要のない状態であるS3_fastを設けることで、S0への復帰を高速に行うことが可能となる。また、S3_fast時のCPU10の状態をCx状態に遷移させておくことで、省電力化を図ることが可能となる。
図9は、S3_fastとACPIにて規定されているシステムステートとの関係の一例を示す第2の図である。
S3_fast(St2)の定義は図3を用いて説明したとおりである。ACPIにて定義されるシステムステートからS3_fast(St2)への遷移形態として、S0(St1)からS3_fast(St2)への遷移(tr5)およびS3(St3)からS3_fast(St2)への遷移(tr1)
がある。
がある。
また、S3_fast(St2)からACPIにて定義されるシステムステートへの遷移形態として、S3_fast(St2)からS3(St3)への遷移(tr6)およびS3_fast(St2)からS0(St1)への遷移(tr4)がある。次に、S0からS3_fastへの遷移について説明する。
図10は、S0からS3_fastへの遷移するための処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。
コンピュータ1を使用するユーザは、S3_fastモードがアクティブ(有効)になるように設定する(ステップS301)。この設定方法として、例えば図11に示すようにOSを起動する前にBIOSのSetup画面を表示させS3_fastモードを設定する方法、または図12に示すようにOS13bを起動した後、S3モードおよびS3_fastモードのうちの何れかのモードを設定するユーティリティを起動させてS3_fastモードを設定する方法等がある。
BIOSのSetup画面を表示させてS3_fastモードを設定する場合(図10参照)、「Stanby」の項目を"fast"に設定する。APCIで規定されているS3モードを設定する場合、「Stanby」の項目を"nomal"に設定する。
さらに、ユーザは、所定のイベントの発生時からS3_fastからS3への遷移処理開始時までの時間を、BIOSのSetup画面を表示させて指定する。後述にて説明するが、本実施形態では所定のイベントとしてコンピュータ1からACアダプタ7を取り外すイベントを一例に挙げる。
一方、ユーティリティを起動させてS3_fastモードを設定する場合(図11参照)、「Stanby」の項目にて"fast"を選択する。APCIで規定されているS3モードを設定する場合、「Stanby」の項目にて"nomal"を選択する。ユーザがユーティリティを起動させてS3_fastモードを設定する場合、所定のイベントの発生時からS3_fastからS3への遷移処理開始時までの時間として、例えばデフォルト値として設定されている時間が使用される。
BIOSのSetup画面またはユーティリティを介してS3_fastモードを設定した場合、S3_fastモードであることを示す値はCMOS29に記憶される。
BIOSのSetup画面またはユーティリティを介してS3_fastモードを設定した場合、S3_fastモードであることを示す値はCMOS29に記憶される。
ユーザはコンピュータ1のシステムステートをS0からスタンバイ状態に遷移させたいので例えば図6に示すようなウィンドウを表示させてスタンバイ処理を開始させるための操作を行う(ステップ S302)。
System BIOS13aはスタンバイモードとしてS3_fastモードが設定されているか否かを判別する(ステップ S303)。System BIOS13aがスタンバイモードとしてS3_fastモードが設定されていると判別した場合(ステップ S303 Yes)、S3_fastに遷移するための処理が行われる(ステップ S304)。ステップS304で行われる処理は、図8に示すフローチャートを用いて説明した処理である。
S3_fastに遷移するための処理が終了すると、システムステートはS3_fastになる(ステートSSt2)。
一方、System BIOS13aがスタンバイモードとしてS3_fastモードが設定されていない、すなわちS3モードが設定されていると判別した場合(ステップ S303 No)、S3に遷移するための処理が行われる(ステップ S305)。
S3に遷移するための処理が終了すると、システムステートはS3になる(ステートSSt4)。次に、S3_fastからS3への遷移およびS3からS3_fastへの遷移について説明する。
図13は、S3_fastからS3への遷移のフローおよびS3からS3_fastへの遷移のフローの一例を説明したフローチャートである。
ユーザが、S3_fast(ステートSSt2)のコンピュータ1に接続されているACアダプタ7を取り外したとする。System BIOS13aが、ACアダプタ7の取り外しイベントが起動要因である、と判別した場合(ステップ S401 Yes)、ACアダプタの取り外しイベント発生時から所定の時間が経過されたか否かを判別する(ステップ S402)。この所定の時間は、図11を用いて説明したとおりユーザがBIOS設定画面を表示させて時間を指定することで、設定することが可能である。
System BIOS13aが、ACアダプタが取り外された後、所定の時間が経過した、と判別した場合(ステップ S402 Yes)、S3_fastからS3に遷移するための処理が行われる(ステップ S403)。S3_fastからS3に遷移するための処理については、後述にて説明する。S3に遷移するための処理が終了すると、システムステートはS3になる(ステートSSt4)。
コンピュータ1からACアダプタ7が取り外された場合、所定の時間が経過した後、システムステートをS3_fastからS3に遷移させることで、コンピュータ1がACアダプタ7ではなく二次電池32の供給する電力で駆動中にてS3_fast時よりも長時間に亘って駆動することが可能となる。
一方、System BIOS13aが、ACアダプタ7の取り外しイベントが起動要因である、と判別しなかった場合(ステップ S401 No)、S3_fastからS0に遷移するための処理が行われる(ステップ S404)。S0に遷移するための処理が終了すると、システムステートはS0になる(ステートSSt3)。
ユーザが、S3_fastから遷移したS3(ステートSSt4)のコンピュータ1にACアダプタ7を接続したとする。System BIOS13aが、ACアダプタ7の接続イベントが起動要因である、と判別した場合(ステップ S405 Yes)、S3からS3_fastに遷移するための処理が行われる(ステップ S406)。なお、S3からS3_fastに遷移するための処理は、図8を用いて説明した処理である。S3_fastに遷移するための処理が終了すると、システムステートはS3_fastになる(ステートSSt2)。
S3のコンピュータ1にACアダプタ7が接続された場合、システムステートをS3からS3_fastに遷移させることで、S3からS0へ復帰する場合と比較して、S0へ高速に復帰することが可能となる。
一方、System BIOS13aが、ACアダプタ7の接続イベントが起動要因である、と判別しなかった場合(ステップ S405 No)、S3からS0に遷移するための処理が行われる(ステップ S407)。S0に遷移するための処理が終了すると、システムステートはS0になる(ステートSSt3)。次に、S3_fastからS3へ遷移させるための処理シーケンスについて説明する。
図14は、S3_fastからS3へ遷移させるための処理シーケンスの一例について説明するフローチャートである。
System BIOS13aが、ACアダプタが取り外された後、所定の時間が経過した、と判別した場合、System BIOS13aはメインメモリ13(および一部のチップセット)の電源を保持しつつ、デバイスステートがD3である所定のデバイスへの電源供給を停止する(ステップ S501)。なお、図9に示すステップS205で説明した初期化処理によってD0に遷移した所定のデバイスに対しての電源供給も停止する。ステップS501にて行われる処理は、System BIOS13aがI/Oハブ20にS3遷移処理を通知することで行われる。
さらに、System BIOS13aはCPU10への電源供給を停止する(ステップ S502)。ステップS502にて行われる処理は、System BIOS13aがI/Oハブ20にS3遷移処理を通知することで行われる。
なお、本実施形態では、S3_fastのコンピュータ1からACアダプタ7が取り外された後、所定の時間が経過するとシステムステートがS3_fastからS3に遷移する実施形態を説明したが、コンピュータ1に対するACアダプタ7の接続の有無に係わらず、システムステートが任意のステートからS3_fastに遷移した後、所定の時間が経過するとS3_fastからS3に遷移する、という構成であってもよい。
本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示されている全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…コンピュータ、2…本体、3…表示ユニット、4…LCD、
5…キーボード、6…パワーボタン、7…ACアダプタ、10…CPU、
13a…System BIOS、13b…OS、
28…EC/KBC、29a…RTC、
5…キーボード、6…パワーボタン、7…ACアダプタ、10…CPU、
13a…System BIOS、13b…OS、
28…EC/KBC、29a…RTC、
Claims (18)
- ACPIにて規定された仕様をサポートするデバイスと、
ACPIにて規定された仕様をサポートするプロセッサと、
前記デバイスの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第1の状態に遷移させる第1の状態制御手段と、
前記プロセッサの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第2の状態に遷移させる第2の状態制御手段と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1の状態制御手段は、前記デバイスの状態を省電力状態に遷移させる手段を含み、前記第2の状態制御手段は、前記プロセッサの状態を省電力状態に遷移させる手段を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記第1の状態制御手段が前記デバイスの状態を第1の状態に遷移させ、前記第2の状態制御手段が前記プロセッサの状態を第2の状態に遷移させる時刻を指定する設定手段と、
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記第1の状態制御手段および前記第2の状態制御手段が機能することを有効にするか否かを設定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記デバイスおよび前記プロセッサに供給される電源を提供するACアダプタと、
前記ACアダプタが本情報処理装置に接続されているか否かを判別する判別手段と、
前記デバイスの状態が前記第1の状態でありかつ前記プロセッサの状態が前記第2の状態にて、前記判別手段が本情報処理装置に前記ACアダプタが接続されていないと判別した場合、メインメモリを除く前記デバイスおよび前記プロセッサへの電源供給を停止させる電源制御手段と、をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記判別手段が本情報処理装置に前記ACアダプタが接続されていないと判別した場合、前記ACアダプタが本情報処理装置から取り外されてから所定の時間が経過した後に前記電源制御手段は前記デバイスおよび前記プロセッサへの電源供給を停止させることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
- 前記所定の時間を指定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- 前記デバイスおよび前記プロセッサへの電源供給を停止している状態にて、前記判別手段が本情報処理装置に前記ACアダプタが接続されていると判別した場合、前記第1の状態制御手段は前記デバイスの状態を前記第1の状態に遷移させ、前記第2の状態制御手段は前記プロセッサの状態を前記第2の状態に遷移させることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
- ACPIにて規定された仕様をサポートするデバイスと、
ACPIにて規定された仕様をサポートするプロセッサと、
前記デバイスの状態をD3hot状態に遷移させ、かつ、前記D3hot状態に遷移させることが不可能なデバイスの状態をD3cold状態に遷移させる第1の状態制御手段と、
前記デバイスの状態をD3cool状態に遷移させた後、D3cool状態のデバイスを初期化する手段と、
前記プロセッサの状態をCx状態に遷移させる第2の状態制御手段と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - ACPIにて規定された仕様をサポートするデバイスと、ACPIにて規定された仕様をサポートするプロセッサと、を具備する情報処理装置にて使用される前記情報処理装置の状態制御方法において、
前記デバイスの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第1の状態に遷移させ、
前記プロセッサの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要である第2の状態に遷移させる、ことを特徴とする状態制御方法。 - 前記デバイスの状態を復帰時に行われる初期化処理が不要でありかつ前記デバイスの状態を省電力状態に遷移させ、前記プロセッサの状態を復帰時に行われる初期化が不要でありかつ前記プロセッサの状態を省電力状態に遷移させることを特徴とする請求項10記載の状態制御方法。
- 前記デバイスの状態を前記第1の状態に遷移させ、かつ前記プロセッサの状態を前記第2の状態に遷移させる時刻を指定することを特徴とする請求項10記載の状態制御方法。
- 前記デバイスの状態を前記第1の状態に遷移させる機能および前記プロセッサの状態を前記第2の状態に遷移させる機能を有効にするか否かを設定することを特徴とする請求項10記載の状態制御方法。
- 前記デバイスおよび前記プロセッサに供給される電源を提供するACアダプタが前記情報処理装置に接続されているか否かを判別し、
前記デバイスの状態が前記第1の状態でありかつ前記プロセッサの状態が前記第2の状態にて、前記情報処理装置に前記ACアダプタが接続されていないと判別された場合、前記デバイスおよび前記プロセッサへの電源供給を停止することを特徴とする請求項10記載の状態制御方法。 - 前記情報処理装置に前記ACアダプタが接続されていないと判別された場合、前記ACアダプタが前記情報処理装置から取り外されてから所定の時間が経過した後に前記デバイスおよび前記プロセッサへの電源供給を停止することを特徴とする請求項14記載の状態制御方法。
- 前記所定の時間を指定することを特徴とする請求項15記載の状態制御方法。
- 前記デバイスおよび前記プロセッサへの電源供給を停止している状態にて、前記情報処理装置に前記ACアダプタが接続されていると判別された場合、前記デバイスの状態を前記第1の状態に遷移させ、前記プロセッサの状態を前記第2の状態に遷移させることを特徴とする請求項14記載の状態制御方法。
- ACPIにて規定された仕様をサポートするデバイスと、ACPIにて規定された仕様をサポートするプロセッサと、を具備する情報処理装置にて使用される前記情報処理装置の状態制御方法において、
前記デバイスの状態をD3hot状態に遷移させ、
前記D3hot状態に遷移させることが不可能なデバイスの状態をD3cold状態に遷移させ、
前記デバイスの状態をD3cool状態に遷移させた後、D3cool状態のデバイスを初期化し、
前記プロセッサの状態をCx状態に遷移させることを特徴とする状態制御方法。
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