JP2006221308A - 異常検出方法および制御装置と、これらを用いた制御システム - Google Patents

異常検出方法および制御装置と、これらを用いた制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 モータの運転状況の把握や解析を可能にし、アラーム検出にかかる処理時間を短縮にする。
【解決手段】 各指令値S1,S2,S3と各許容値との差分の総和より演算して各積算値とし、各積算値22,27,32を履歴データとして各積算値データ履歴23,28,33に記録し、各積算値22,27,32が各アラーム閾値24,29,34を超えると各アラームを検出し、各アラーム処理を実行する各監視部20,25,30を備え、各積算値22,27,32や各積算値データ履歴23,28,33を上位装置10から読み出せるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械、ロボット等を制御する制御システムにて使用される制御装置の過負荷検出方法に関する。
従来の制御装置について、図を用いて説明する。図7は、従来の制御装置の構成図である。図において、1は制御装置であり、上位装置10が出力する位置指令値S1と位置検出器19からの位置フィードバック信号S4との偏差により速度指令値S2を生成する位置制御部11と、位置制御部11からの速度指令値S2と速度検出器18からの速度フィードバック信号S5との偏差により電流指令値S3を生成する速度制御部12と、速度制御部12からの電流指令値S3と電流フィードバック信号S6との偏差によりモータ8に通電する電流を生成する電流制御部13から構成される。10は上位装置であり、制御装置1に位置指令値S1を出力する機能を有している。8はモータであり、制御装置1の電流制御部13により通電された電流に基づいて動作する。18は速度検出器であり、モータ8の速度を検出する。19は位置検出器であり、モータ8の位置を検出する。なお、図において、速度制御器18は位置検出器19により兼用してもよい。
上記のような従来の制御装置における過負荷検出は、電流指令値、あるいは電流制御部により検出される電流値の許容電流値に対する割合が、ある大きさを超え、それが一定時間経過すると、過負荷アラームとして所定のアラーム処理が行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−16233号公報(第5−6頁、図44)
従来の制御装置は、単に過負荷アラームを検出して運転を停止させることしかできなかった。そのため、過負荷アラームが発生するたびに上位装置から与える位置指令値を変えて運転させてみるといった試行錯誤的な試みが必要になり、上位装置において、過負荷アラームが発生しない位置指令値パターンを生成(プログラミング)するのに手間がかかるという問題があった。また、許容電流値に対する割合がある大きさを超え、それが一定時間経過すると、過負荷アラームとするようになっているため、時間経過を計測するソフトウェア処理が必要となり、過負荷アラーム検出のためのソフトウェア処理が複雑になるというような問題もあった。
また、モータのアラームの種類には過負荷だけでなく、過速度や偏差過大等もあり、1種類ではエラー分析は不十分であり、各々の運転状況によりエラー分析する必要があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、アラームが発生するまでのモータ運転中の状況を上位装置等から読み出せるようにし、上位装置においてモータの運転状況の把握や解析を可能にし、アラームを発生しやすい位置指令値パターンを修正する、あるいは回避するといった、上位装置における位置指令値パターン生成の手間を抑えるとともに、アラーム検出のためのソフトウェア処理を簡単にし、アラーム検出にかかるCPUの処理時間を短縮できる異常検出方法および制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、上位装置からの位置指令値と位置フィードバック信号とにより速度指令値を生成する位置制御部と、前記位置制御部からの速度指令値と速度フィードバック信号とにより電流指令値を生成する速度制御部と、前記速度制御部からの電流指令値と電流フィードバック信号とによりモータに通電する電流を生成する電流制御部とを備えた制御装置において、
前記上位装置からの位置指令値と位置フィードバック値との差と、許容偏差値との差分の総和より偏差を偏差演算部で演算して偏差積算値とし、前記偏差積算値を履歴データとして偏差積算値データ履歴に格納し、前記偏差積算値が偏差過大アラーム閾値を超えると偏差過大アラームを検出し、実行する偏差過大アラーム処理する工程と、
前記位置制御部からの速度指令値と許容速度値との差分の総和より過速度を過速度演算部で演算して過速度積算値とし、前記過速度積算値を履歴データとして過速度積算値データ履歴に格納し、前記過速度積算値が過速度アラーム閾値を超えると過速度アラームを検出し、実行する過速度アラーム処理する工程と、
前記速度制御部からの電流指令値と許容電流値との差分の総和より過負荷を過負荷演算部で演算して過負荷積算値とし、前記過負荷積算値を履歴データとして過負荷積算値データ履歴に格納し、前記過負荷積算値が過負荷アラーム閾値を超えると過負荷アラームを検出し、実行する過負荷アラーム処理する工程と、
前記モータの状態を計測する温度、振動や湿度センサなどからなる外部センサからの状態値と許容状態値との差分の総和より異常度を偏差演算部で演算して状態積算値とし、前記状態積算値を履歴データとして状態積算値データ履歴に格納し、前記状態積算値が異常アラーム閾値を超えると異常アラームを検出し、実行する異常アラーム処理の少なくともいずれか1つのアラーム処理を実行する工程からなるものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記異常アラームを検出した場合、前記偏差、前記過速度、前記過負荷または前記状態の積算値の前記偏差、前記過速度、前記過負荷または前記状態の積算値データ履歴への格納を停止するものである。
また、請求項3に記載の発明は、上位装置からの位置指令値と位置フィードバック信号とにより速度指令値を生成する位置制御部と、前記位置制御部からの速度指令値と速度フィードバック信号とにより電流指令値を生成する速度制御部と、前記速度制御部からの電流指令値と電流フィードバック信号とによりモータに通電する電流を生成する電流制御部とを備えた制御装置において、
位置指令値と位置フィードバック値との差と、許容偏差値から偏差過大積算値を偏差演算部で演算して、前記偏差積算値を履歴データとして偏差積算値データ履歴に記録するとともに、偏差積算値から偏差過大アラームを検出するとともに偏差過大アラーム処理を実行する偏差過大監視部と、
速度指令値と許容速度値から過速度積算値を過速度演算部で演算して、前記過速度積算値を履歴データとして過速度積算値データ履歴に記録するとともに、過速度積算値から過速度アラームを検出すると過速度アラーム処理を実行する過速度監視部と、
電流指令値と許容電流値から過負荷積算値を過負荷演算部で演算して、前記過負荷積算値を履歴データとして過負荷積算値データ履歴に記録するとともに、過負荷積算値から過負荷アラームを検出するとともに過負荷アラーム処理を実行する過負荷監視部と、
前記モータの状態を計測する外部センサからの信号をもとに運転状況を監視する異常監視部との少なくとも1つを有するものである。
また、請求項4に記載の発明は、上位装置からの位置指令値と位置フィードバック信号とにより速度指令値を生成する位置制御部と、前記位置制御部からの速度指令値と速度フィードバック信号とにより電流指令値を生成する速度制御部と、前記速度制御部からの電流指令値と電流フィードバック信号とによりモータに通電する電流を生成する電流制御部とを備えた制御システムにおいて、前記上位装置等から偏差、過速度、過負荷または状態の積算値および偏差、過速度、過負荷または状態の積算値データ履歴の少なくともいずれか1つについて、読み出し、グラフの表示、モータ運転状況の解析および位置指令値パターン生成の機能が具備されたものである。
請求項1に記載の発明によると、異常アラーム検出のためのソフトウェア処理が簡単となり、異常アラーム検出にかかるCPUの処理時間を短縮でき、その結果、他の処理をCPUが実行可能となり、制御装置の性能を向上させることができる。
また、請求項2、請求項3および請求項4に記載の発明によると、異常アラームが発生するまでのモータの運転状況を上位装置等から読み出せるようになっており、上位装置でグラフ表示をさせる等を行うことにより、モータの運転状況の把握や解析が可能となり、異常アラームを発生しやすい位置指令値パターンを修正する、あるいは回避するといった、上位装置における位置指令値パターン生成の手間を抑えることができる。さらに、また、配線の断線や漏電等の異常を検出することができ、モータに接続されたロボットや工作機械等の損傷を未然に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の制御装置の構成図である。図において、1は制御装置であり、制御装置1は、上位装置10からの位置指令値S1と位置検出器19からの位置フィードバック信号S4との偏差と、許容偏差値との差分の総和より偏差過大を演算し、偏差積算値32に格納し、偏差積算値32を履歴データとして偏差積算値データ履歴33に格納するとともに、偏差積算値32が偏差過大アラーム閾値34を超えると偏差過大アラームを検出し、偏差過大アラーム処理を実行する偏差過大演算部31を有する偏差過大監視部30と、位置制御部11からの速度指令値S2と許容速度値との差分の総和より過速度を演算し過速度積算値27に格納し、過速度積算値27を履歴データとして過速度積算値データ履歴28に格納するとともに、過速度積算値27が過速度アラーム閾値29を超えると過負荷アラームを検出し、過負荷アラーム処理を実行する過速度演算部26を有する過速度監視部25と、位置制御部11からの速度指令値S2と速度検出器18からの速度フィードバック信号S5との偏差により電流指令値S3を生成する速度制御部12と、速度制御部12からの電流指令値S3と許容電流値との差分の総和より過負荷を演算し過負荷積算値22に格納し、過負荷積算値を履歴データとして過負荷積算値データ履歴23に格納するとともに、過負荷積算値22が過負荷アラーム閾値24を超えると過負荷アラームを検出し、過負荷アラーム処理を実行する過負荷演算部21を有する過負荷監視部20と、速度制御部12からの電流指令値S3と電流フィードバック信号S6との偏差によりモータ8に通電する電流を生成する電流制御部13から構成される。
偏差積算値32、過速度積算値27および過負荷積算値22や偏差積算値データ履歴33、過負荷積算値データ履歴28および過負荷積算値データ履歴23は、制御装置に接続されている表示装置や上位装置から読み出せるようになっている。なお、表示装置や上位装置からの読出しは制御装置との通信処理の一部であり、公知の手段が多数あるので説明を省略する。
また、各積算値データ履歴23,28,32は、ある大きさのリングメモリとなっており、一番古いデータが最新のデータで更新されるようになっている。
10は上位装置であり、制御装置1に位置指令値S1を出力する機能を有している。8はモータであり、制御装置1の電流制御部13により通電された電流に基づいて動作する。18は速度検出器であり、モータ8の速度を検出する。19は位置検出器であり、モータ8の位置を検出する。なお、図において、速度制御器18は位置検出器19により兼用してもよい。
また、モータ温度を計測するセンサ35からの信号をもとに運転状況を監視する異常監視部36を具備している。センサ35は、モータ8の通電状況や動作状況に応じた内部温度を測定するように配置されており、熱伝対や抵抗等が用いられ、上位装置10に接続されている。
本発明が特許文献1と異なる部分は、過負荷監視部20、過速度監視部25および偏差過大監視部30を備え、モータ温度を計測するセンサ35からの信号をもとに運転状況を監視する異常監視部36を具備した部分である。
ある一定のサンプリング周期で実行される各監視部のソフトウェア処理について、フローチャートを図2から図5を用いて説明する。
はじめに偏差過大のフローチャートについて図2を用いて説明する。
ステップ1では、上位装置10からの位置指令値a、許容偏差値b、偏差積算値前回値Psumoから偏差積算値Psumを計算する。
Psum=(a−b)+Psumo
また、次回演算のために、上記演算結果を偏差積算値前回値Psumoに格納する。
Psumo=Psum
なお、偏差積算値前回値Psumoの初期値は0である。
次に、ステップ2では、偏差積算値Psumと偏差過大アラーム閾値Povrを比較し、偏差積算値Psumが偏差過大アラーム閾値Povrより小さければ、ステップ3を実行し、そうでなければ偏差過大アラームと判断し、ステップ4を実行する。
ステップ3では、偏差積算値Psumを履歴データとして偏差積算値データ履歴に格納する。
ステップ4では、偏差過大アラームと判断し、所定の偏差過大アラーム処理を実行する。偏差過大アラームと判断した場合は、偏差過大アラームとなる以前の偏差積算値データの履歴を残しておくため、偏差積算値データ履歴の更新は行わないようにしている。
次に、過速度のフローチャートについて図3を用いて説明する。
ステップ1では、位置制御部11からの速度指令値a、許容速度値b、過速度積算値前回値Vsumoから過速度積算値Vsumを計算する。
Vsum=(a−b)+Vsumo
また、次回演算のために、上記演算結果を過速度積算値前回値Lsumoに格納する。
Vsumo=Vsum
なお、過速度積算値前回値Vsumoの初期値は0である。
次に、ステップ2では、過速度積算値Vsumと過速度アラーム閾値Vovrを比較し、過速度積算値Vsumが過速度アラーム閾値Vovrより小さければ、ステップ3を実行し、そうでなければ過速度アラームと判断し、ステップ4を実行する。
ステップ3では、過速度積算値Vsumを履歴データとして過速度積算値データ履歴に格納する。
ステップ4では、過速度アラームと判断し、所定の過速度アラーム処理を実行する。過速度アラームと判断した場合は、過速度アラームとなる以前の過速度積算値データの履歴を残しておくため、過速度積算値データ履歴の更新は行わないようにしている。
次に過負荷処理のフローチャートについて図4を用いて説明する。
ステップ1では、速度制御部12からの電流指令値a、許容電流値b、過負荷積算値前回値Lsumoから過負荷積算値Lsumを計算する。
Lsum=(a−b)+Lsumo
また、次回演算のために、上記演算結果を過負荷積算値前回値Lsumoに格納する。
Lsumo=Lsum
なお、過負荷積算値前回値Lsumoの初期値は0である。
次に、ステップ2では、過負荷積算値Lsumと過負荷アラーム閾値Lovrを比較し、過負荷積算値Lsumが過負荷アラーム閾値Lovrより小さければ、ステップ3を実行し、そうでなければ過負荷アラームと判断し、ステップ4を実行する。
ステップ3では、過負荷積算値Lsumを履歴データとして過負荷積算値データ履歴に格納する。
ステップ4では、過負荷アラームと判断し、所定の過負荷アラーム処理を実行する。過負荷アラームと判断した場合は、過負荷アラームとなる以前の過負荷積算値のデータの履歴を残しておくため、過負荷積算値データ履歴の更新は行わないようにしている。
次に、モータ内部温度のソフトウェア処理を示すフローチャートについて図5を用いて説明する。
ステップ1では、モータ定常運転時の内部温度a、許容温度b、温度上昇積算値前回値Tsumoから温度上昇積算値Tsumを計算する。
Tsum=(a−b)+Tsumo
また、次回演算のために、上記演算結果を温度上昇積算値前回値Tsumoに格納する。
Tsumo=Tsum
なお、過速度積算値前回値Tsumoの初期値は定常値である。
次に、ステップ2では、温度上昇積算値Lsumと温度上昇アラーム閾値Tovrを比較し、温度上昇積算値Tsumが温度上昇アラーム閾値Tovrより小さければ、ステップ3を実行し、そうでなければ温度上昇アラームと判断し、ステップ4を実行する。
ステップ3では、温度上昇積算値Tsumを履歴データとして温度上昇積算値データ履歴に格納する。
ステップ4では、温度上昇アラームと判断し、所定の温度上昇アラーム処理を実行する。温度上昇アラームと判断した場合は、温度上昇アラームとなる以前の温度上昇積算値データの履歴を残しておくため、温度上昇積算値データ履歴の更新は行わないようにしている。
次に、モータの運転状況の監視方法について説明する。過負荷監視部20、過速度監視部25、偏差過大監視部30および異常監視部36の全てが、上位装置10により常に監視されていても良いが、例えば、図6に示す速度台形の位置指令に対して、加減速時には過負荷監視を行い、一定速度時には過速度監視を行い、位置決め時には偏差課題監視を行うように、積算値を監視することもできる。さらに、各監視部20,25,30,36の各々を組み合わせて、モータの運転状況に合わせて、発生頻度の高い項目を監視することもできる。
このように、各アラームが発生するまでのモータの運転状況を上位装置等から読み出せるようになっており、上位装置でグラフ表示をさせる等を行うことにより、モータの運転状況の把握や解析が可能となり、各アラームを発生しやすい位置指令値パターンを修正する、あるいは回避するといった、上位装置における位置指令値パターンの生成を容易にできる。また、配線の断線や漏電を検出することができ、モータに接続されたロボットや工作機械等の損傷を未然に防止することができる。
ここで、実施例では温度を測定するセンサをモータ内部に配置し、計測するようにしていたが、モータが接続されたロボットや工作機械等の機器内部でも良く、温度が上昇すると予想される部位であれば良く、1つだけでなく複数個を配置しても良い。
また、ここでは外部センサに温度センサを用いて説明したが、振動、湿度や光度等の物理的または電磁気的なセンサなどでも良く、機器に応じて用いることができる。
本発明の実施例を示す制御装置の構成図 本発明の制御装置における偏差過大監視部のソフトウェア処理を示すフローチャート 本発明の制御装置における過速度監視部のソフトウェア処理を示すフローチャート 本発明の制御装置における過負荷監視部のソフトウェア処理を示すフローチャート 本発明の制御装置における異常監視部のソフトウェア処理を示すフローチャート 本発明の過負荷,過速度,偏差過大の監視領域を示す速度台形図 従来の制御装置の構成図
符号の説明
1 制御装置
10 上位装置
11 位置制御部
12 速度制御部
13 電流制御部
18 速度検出器
19 位置検出器
20 過負荷監視部
21 過負荷演算部
22 過負荷積算値
23 過負荷積算値データ履歴
24 過負荷アラーム閾値
25 過速度監視部
26 過速度演算部
27 過速度積算値
28 過速度アラーム閾値
29 過速度積算値データ履歴
30 偏差過大監視部
31 偏差演算部
32 偏差積算値
33 偏差過大アラーム閾値
34 偏差積算値データ履歴
35 温度センサ
36 異常監視部
8 モータ

Claims (4)

  1. 上位装置からの位置指令値と位置フィードバック信号とにより速度指令値を生成する位置制御部と、前記位置制御部からの速度指令値と速度フィードバック信号とにより電流指令値を生成する速度制御部と、前記速度制御部からの電流指令値と電流フィードバック信号とによりモータに通電する電流を生成する電流制御部とを備えた制御装置において、
    前記上位装置からの位置指令値と位置フィードバック値との差と、許容偏差値との差分の総和より偏差を偏差演算部で演算して偏差積算値とし、前記偏差積算値を履歴データとして偏差積算値データ履歴に格納し、前記偏差積算値が偏差過大アラーム閾値を超えると偏差過大アラームを検出し、実行する偏差過大アラーム処理する工程と、
    前記位置制御部からの速度指令値と許容速度値との差分の総和より過速度を過速度演算部で演算して過速度積算値とし、前記過速度積算値を履歴データとして過速度積算値データ履歴に格納し、前記過速度積算値が過速度アラーム閾値を超えると過速度アラームを検出し、実行する過速度アラーム処理する工程と、
    前記速度制御部からの電流指令値と許容電流値との差分の総和より過負荷を過負荷演算部で演算して過負荷積算値とし、前記過負荷積算値を履歴データとして過負荷積算値データ履歴に格納し、前記過負荷積算値が過負荷アラーム閾値を超えると過負荷アラームを検出し、実行する過負荷アラーム処理する工程と、
    前記モータの状態を計測する温度、振動や湿度センサなどからなる外部センサからの状態値と許容状態値との差分の総和より異常度を偏差演算部で演算して状態積算値とし、前記状態積算値を履歴データとして状態積算値データ履歴に格納し、前記状態積算値が異常アラーム閾値を超えると異常アラームを検出し、実行する異常アラーム処理との少なくとも1つのアラーム処理を実行する工程からなることを特徴とする異常検出方法。
  2. 前記アラームを検出した場合は、前記偏差、前記過速度、前記過負荷または前記状態の積算値の前記偏差、前記過速度、前記過負荷または前記状態の積算値データ履歴への格納を停止することを特徴とする請求項1記載の異常検出方法。
  3. 上位装置からの位置指令値と位置フィードバック信号とにより速度指令値を生成する位置制御部と、前記位置制御部からの速度指令値と速度フィードバック信号とにより電流指令値を生成する速度制御部と、前記速度制御部からの電流指令値と電流フィードバック信号とによりモータに通電する電流を生成する電流制御部とを備えた制御装置において、
    位置指令値と位置フィードバック値との差と、許容偏差値から偏差過大積算値を偏差演算部で演算して、前記偏差積算値を履歴データとして偏差積算値データ履歴に記録するとともに、偏差積算値から偏差過大アラームを検出するとともに偏差過大アラーム処理を実行する偏差過大監視部と、
    速度指令値と許容速度値から過速度積算値を過速度演算部で演算して、前記過速度積算値を履歴データとして過速度積算値データ履歴に記録するとともに、過速度積算値から過速度アラームを検出すると過速度アラーム処理を実行する過速度監視部と、
    電流指令値と許容電流値から過負荷積算値を過負荷演算部で演算して、前記過負荷積算値を履歴データとして過負荷積算値データ履歴に記録するとともに、過負荷積算値から過負荷アラームを検出するとともに過負荷アラーム処理を実行する過負荷監視部と、
    前記モータの状態を計測する外部センサからの信号をもとに運転状況を監視する異常監視部との少なくとも1つを有することを特徴とする制御装置。
  4. 上位装置からの位置指令値と位置フィードバック信号とにより速度指令値を生成する位置制御部と、前記位置制御部からの速度指令値と速度フィードバック信号とにより電流指令値を生成する速度制御部と、前記速度制御部からの電流指令値と電流フィードバック信号とによりモータに通電する電流を生成する電流制御部とを備えた制御システムにおいて、
    前記上位装置等から偏差、過速度、過負荷または状態の積算値および偏差、過速度、過負荷または状態の積算値データ履歴の少なくとも1つについて、読み出し、グラフ表示、モータ運転状況の解析および位置指令値パターン生成の機能が具備されたことを特徴とする制御システム。
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