JP2006216997A - 通信機器接続装置、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

通信機器接続装置、方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 1対1の通信が可能な通信機器を使用して、三箇所以上の拠点間の通信を可能とする。
【解決手段】 拠点側通信機器12、14、16にそれぞれが接続され、拠点側通信機器12、14、16のそれぞれと1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器32、34、36と、接続装置側通信機器32が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器32に接続されている拠点側通信機器12以外の拠点側通信機器14、16に送信し、接続装置側通信機器34が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器34に接続されている拠点側通信機器14以外の拠点側通信機器12、16に送信し、接続装置側通信機器36が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器36に接続されている拠点側通信機器16以外の拠点側通信機器12、14に送信するMCU40を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1対1の通信が可能な通信機器を使用して三箇所以上の拠点間の通信を可能とする技術に関する。
従来より、テレビ会議システム(例えば、DVTS: Digital Video Transport System)を使用して、ある一つの拠点と他の一つの拠点との間で動画像などの送受信を行う(peer to peer機能)ことができる(例えば、非特許文献1を参照)。なお、DVTSによれば、ある一つの拠点から、他の複数の拠点へ送信を行うマルチキャスト機能も実現できる。
中神雄一、"2003年度合同大学地学教育"、[online]、2003年6月、インターネット<URL: http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/〜mosir/prepri/2003/goudou/chigaku/intro.HTML>
しかしながら、従来技術のようなテレビ会議システムによれば、三箇所以上の拠点間の送受信が行えない。すなわち、peer to peer機能によれば、二箇所の拠点間でしか通信が行えない。マルチキャスト機能によれば、三箇所の拠点をA,B,Cとすると、拠点Aから拠点B,Cに送信することはできるが、拠点Bから拠点A,Cに送信することはできないし、拠点Cから拠点A,Bに送信することもできない。
そこで、本発明は、1対1の通信が可能な通信機器を使用して、三箇所以上の拠点間の通信を可能とすることを課題とする。
本発明にかかる通信機器接続装置は、1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器と、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御手段とを備えるように構成される。
上記のように構成された通信機器接続装置によれば、1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置が提供される。
接続装置側通信機器は、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である。通信制御手段は、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する。
なお、本発明にかかる通信機器接続装置は、前記通信制御手段が、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器にも、当該接続装置側通信機器を介して送信するようにしてもよい。
本発明にかかる通信機器接続方法は、1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器を有する通信機器接続装置を用いて通信機器を接続する方法であって、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御工程を備えるように構成される。
本発明は、1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器を有する通信機器接続装置を用いて通信機器を接続する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は、1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器を有する通信機器接続装置を用いて通信機器を接続する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる通信機器接続装置1を使用する通信システムの構成を示す図である。通信機器接続装置1は、拠点側通信機器12、14、16とネットワーク20を介して接続されている。拠点側通信機器12は拠点Aに、拠点側通信機器14は拠点Bに、拠点側通信機器16は拠点Cに配置されている。
拠点側通信機器12は、画像・音声取得器12a、画像・音声出力器12b、PC(パーソナルコンピュータ)12cを有する。画像・音声取得器12aは、拠点Aに居る人物を撮像し、かつ、その人物の音声を取得する。画像・音声取得器12aは、例えば、周知のビデオカメラである。画像・音声出力器12bは、受けた画像信号および音声信号を、画像および音声に変換して出力し、拠点Aに居る人物に視聴させる。画像・音声出力器12bは、例えば、周知のディスプレイおよびスピーカである。
PC(パーソナルコンピュータ)12cは、通信機器接続装置1との通信を行うためのものである。図2は、PC(パーソナルコンピュータ)12cの構成を示す機能ブロック図である。PC12cは、送信部120a、受信部120b、画面設定送信部120cを有する。
送信部120aは、画像・音声取得器12aから画像信号および音声信号を取得して、ネットワーク20を介して、通信機器接続装置1に送信する。
受信部120bは、通信機器接続装置1から受けた画像信号および音声信号を、画像・音声出力器12bに与える。
画面設定送信部120cは、画像・音声出力器12bにおける画像の表示法の設定を通信機器接続装置1に送信するためのものである。画面設定送信部120cは、画像・音声出力器12bによって、画像の表示法の設定のメニューを表示させておく。そして、拠点Aに居る人物が、メニューから任意のものを選んでリモートコントローラなどにより入力する。すると、画面設定送信部120cが、入力された選択肢を受けて、通信機器接続装置1に送信する。画面設定送信部120cは、ウェブブラウザとしての機能を有する周知のユーザインタフェースにより実装できる。なお、画像・音声出力器12bに表示させるメニューは、後述する画像切換設定部46からネットワーク20を介して受信する。
なお、画像の表示法の設定のメニューは、例えば、どの人物の画像を表示するかということの選択肢を含む。この選択肢は、例えば、(1)拠点A、B、Cに居る人物を表示する、(2)拠点A、Bに居る人物を表示する、(3)拠点Cに居る人物を表示する、といったものが考えられる。すなわち、拠点A、B、Cに居る人物を、3人全部表示するか、任意の2人を表示するか、任意の1人を表示するかを選択できる。
また、PC12cが上記のような機能を果たすために、一般的なテレビ会議システム用のソフトウェアをインストールしておく。なお、DVTS(Digital Video Transport System)というソフトウェアをインストールしておいてもよい。DVTSは、WIDEプロジェクトにより開発された動画像配信のためのソフトウェアである。
拠点側通信機器14は、画像・音声取得器14a、画像・音声出力器14b、PC(パーソナルコンピュータ)14cを有する。画像・音声取得器14a、画像・音声出力器14b、PC(パーソナルコンピュータ)14cは、それぞれ画像・音声取得器12a、画像・音声出力器12b、PC(パーソナルコンピュータ)12cと同様な構成であり説明を省略する。
拠点側通信機器16は、画像・音声取得器16a、画像・音声出力器16b、PC(パーソナルコンピュータ)16cを有する。画像・音声取得器16a、画像・音声出力器16b、PC(パーソナルコンピュータ)16cは、それぞれ画像・音声取得器12a、画像・音声出力器12b、PC(パーソナルコンピュータ)12cと同様な構成であり説明を省略する。
通信機器接続装置1は、接続装置側通信機器32、34、36、MCU(通信制御手段)40を備える。
接続装置側通信機器32は、拠点側通信機器12に、ネットワーク20を介して接続されている。接続装置側通信機器32は、拠点側通信機器12と、1対1で送受信を行う。ここで、「1対1で送受信を行う」ということは、拠点側通信機器12が送信した信号は接続装置側通信機器32が受信し、接続装置側通信機器32が送信した信号は拠点側通信機器12が受信するということを意味する。拠点側通信機器12が送信した信号は接続装置側通信機器34、36が受信することは無く、接続装置側通信機器32が送信した信号を拠点側通信機器14、16が受信することも無い。
接続装置側通信機器32は、PC(パーソナルコンピュータ)32a、D/Aコンバータ32b、A/Dコンバータ32cを有する。
PC(パーソナルコンピュータ)32aは、PC12cと通信を行うパーソナルコンピュータである。図3は、PC(パーソナルコンピュータ)32aの構成を示す機能ブロック図である。PC32aは、受信部320a、送信部320bを有する。
受信部320aは、送信部120aから送信されてきた画像信号および音声信号を受信し、D/Aコンバータ32bに与える。
送信部320bは、A/Dコンバータ32cから画像信号および音声信号を受け、ネットワーク20を介して、PC12cに送信する。
また、PC32aが上記のような機能を果たすために、一般的なテレビ会議システム用のソフトウェアをインストールしておく。なお、DVTS(Digital Video Transport System)というソフトウェアをインストールしておいてもよい。DVTSは、WIDEプロジェクトにより開発された動画像配信のためのソフトウェアである。
D/Aコンバータ32bは、受信部320aから画像信号および音声信号(デジタル信号である)を受け、アナログ信号に変換し、MCU(通信制御手段)40に与える。
A/Dコンバータ32cは、MCU(通信制御手段)40から画像信号および音声信号(アナログ信号である)を受け、デジタル信号に変換し、送信部320bに与える。
接続装置側通信機器34は、拠点側通信機器14に、ネットワーク20を介して接続されている。接続装置側通信機器34は、拠点側通信機器14と、1対1で送受信を行う。接続装置側通信機器34は、PC(パーソナルコンピュータ)34a、D/Aコンバータ34b、A/Dコンバータ34cを有する。PC(パーソナルコンピュータ)34a、D/Aコンバータ34b、A/Dコンバータ34cは、それぞれPC(パーソナルコンピュータ)32a、D/Aコンバータ32b、A/Dコンバータ32cと同様な構成であり説明を省略する。
接続装置側通信機器36は、拠点側通信機器16に、ネットワーク20を介して接続されている。接続装置側通信機器36は、拠点側通信機器16と、1対1で送受信を行う。接続装置側通信機器36は、PC(パーソナルコンピュータ)36a、D/Aコンバータ36b、A/Dコンバータ36cを有する。PC(パーソナルコンピュータ)36a、D/Aコンバータ36b、A/Dコンバータ36cは、それぞれPC(パーソナルコンピュータ)32a、D/Aコンバータ32b、A/Dコンバータ32cと同様な構成であり説明を省略する。
図4は、MCU(Multiple Control Unit:通信制御手段)40の構成を示す機能ブロック図である。音声混合部42、画像受信部44、画像切換設定部46、画像スイッチ48を有する。なお、図4においては、拠点側通信機器12から受信した音声信号を(1)、画像信号を(P)と記載し、拠点側通信機器14から受信した音声信号を(2)、画像信号を(Q)と記載し、拠点側通信機器16から受信した音声信号を(3)、画像信号を(R)と記載する。
音声混合部42は、D/Aコンバータ32b、D/Aコンバータ34b、D/Aコンバータ36bから、それぞれ音声信号(1)、(2)、(3)を受ける。そして、音声信号(1)を、A/Dコンバータ34cおよびA/Dコンバータ36cに与え、音声信号(2)を、A/Dコンバータ32cおよびA/Dコンバータ36cに与え、音声信号(3)を、A/Dコンバータ32cおよびA/Dコンバータ34cに与える。
すなわち、音声混合部42は、接続装置側通信機器32の受信した音声信号(1)をD/Aコンバータ32bを介して受け、接続装置側通信機器32に接続されている拠点側通信機器12以外の拠点側通信機器14および拠点側通信機器16に、接続装置側通信機器34(が有するA/Dコンバータ34c、PC34a)および接続装置側通信機器36(が有するA/Dコンバータ36c、PC36a)を介して送信する。
また、音声混合部42は、接続装置側通信機器34の受信した音声信号(2)をD/Aコンバータ34bを介して受け、接続装置側通信機器34に接続されている拠点側通信機器14以外の拠点側通信機器12および拠点側通信機器16に、接続装置側通信機器32(が有するA/Dコンバータ32c、PC32a)および接続装置側通信機器36(が有するA/Dコンバータ36c、PC36a)を介して送信する。
さらに、音声混合部42は、接続装置側通信機器36の受信した音声信号(3)をD/Aコンバータ36bを介して受け、接続装置側通信機器36に接続されている拠点側通信機器16以外の拠点側通信機器12および拠点側通信機器14に、接続装置側通信機器32(が有するA/Dコンバータ32c、PC32a)および接続装置側通信機器34(が有するA/Dコンバータ34c、PC34a)を介して送信する。
画像受信部44は、D/Aコンバータ32b、D/Aコンバータ34b、D/Aコンバータ36bから、それぞれ画像信号(P)、(Q)、(R)を受ける。さらに、画像受信部44は、画像信号(P)、(Q)、(R)を、画像スイッチ48に与える。
画像切換設定部46は、拠点側通信機器12の画面設定送信部120cから画像の表示法の設定を受ける。同様に、拠点側通信機器14および拠点側通信機器16からも、画像の表示法の設定を受ける。ここでは、仮に、拠点側通信機器12からは、「拠点A、B、Cに居る人物を表示する」という設定を、拠点側通信機器14からは、「拠点Aに居る人物を表示する」という設定を、拠点側通信機器16からは、「拠点A、Bに居る人物を表示する」という設定を受けたとする。画像切換設定部46は、受けた設定を、画像スイッチ48に与える。
画像スイッチ48は、画像受信部44から受けた画像信号(P)、(Q)、(R)を、画像切換設定部46から受けた設定に従い、A/Dコンバータ32c、A/Dコンバータ34cおよびA/Dコンバータ36cに与える。
すなわち、画像スイッチ48は、接続装置側通信機器32の受信した画像信号(P)をD/Aコンバータ32bを介して受け、接続装置側通信機器32に接続されている拠点側通信機器12以外の拠点側通信機器14および拠点側通信機器16に、接続装置側通信機器34(が有するA/Dコンバータ34c、PC34a)および接続装置側通信機器36(が有するA/Dコンバータ36c、PC36a)を介して送信する。さらに、画像スイッチ48は、接続装置側通信機器32に接続されている拠点側通信機器12にも、画像信号(P)を、接続装置側通信機器32(が有するA/Dコンバータ32c、PC32a)を介して送信する。
また、画像スイッチ48は、接続装置側通信機器34の受信した画像信号(Q)をD/Aコンバータ34bを介して受け、接続装置側通信機器34に接続されている拠点側通信機器14以外の拠点側通信機器12および拠点側通信機器16に、接続装置側通信機器32(が有するA/Dコンバータ32c、PC32a)および接続装置側通信機器36(が有するA/Dコンバータ36c、PC36a)を介して送信する。
さらに、画像スイッチ48は、接続装置側通信機器36の受信した画像信号(R)をD/Aコンバータ36bを介して受け、接続装置側通信機器36に接続されている拠点側通信機器16以外の拠点側通信機器12に、接続装置側通信機器32(が有するA/Dコンバータ32c、PC32a)を介して送信する。
なお、このときの画像・音声出力器12b、14bおよび16bの表示態様を図5に示す。画像・音声出力器12bには、図5(a)に示すように、画像信号(P)、(Q)、(R)に対応する、拠点A、B、Cに居る人物の画像が表示される。画像・音声出力器14bには、図5(b)に示すように、画像信号(P)に対応する、拠点Aに居る人物の画像が表示される。画像・音声出力器16bには、図5(c)に示すように、画像信号(P)、(Q)に対応する、拠点A、Bに居る人物の画像が表示される。
また、図5においては、画像が重ならないように表示している例を示したが、必ずしもこのような表示態様に限定されない。図6は、画像・音声出力器12bの表示態様の変形例を示す図である。図6に示すように、拠点A、B、Cに居る人物の画像を重ね合わせて表示してもよい。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
まず、拠点A、B、Cに居る人物が、それぞれ、画像・音声出力器12b、14b、16bを利用して、画像の表示法の設定(どの人物の画像を表示するかということの選択肢)を選択し、選択肢をPC12c、14c、16cに入力する。
入力された選択肢は、ネットワーク20を介して、通信機器接続装置1の画像切換設定部46に送信する。画像切換設定部46は、画像の表示法の設定を画像スイッチ48に与える。
その後、画像・音声取得器12aが、拠点Aに居る人物を撮像し、かつ、その人物の音声を取得する。画像・音声取得器14aが、拠点Bに居る人物を撮像し、かつ、その人物の音声を取得する。画像・音声取得器16aが、拠点Cに居る人物を撮像し、かつ、その人物の音声を取得する。
PC12c、14c、16cは、それぞれ、画像・音声取得器12a、14a、16a、が取得した画像信号および音声信号を、ネットワーク20を介して、通信機器接続装置1のPC32a、34a、36aに送信する。
PC32a、34a、36aは、D/Aコンバータ32b、34bおよび36bを介して、音声信号(1)、(2)、(3)および画像信号(P)、(Q)、(R)をMCU(通信制御手段)40に与える。
MCU(通信制御手段)40の音声混合部42は、音声信号(1)を、A/Dコンバータ34cおよびA/Dコンバータ36cに与え、音声信号(2)を、A/Dコンバータ32cおよびA/Dコンバータ36cに与え、音声信号(3)を、A/Dコンバータ32cおよびA/Dコンバータ34cに与える。
よって、音声信号(2)、(3)が、PC32aおよびネットワーク20を介して、拠点側通信機器12に送信される。拠点側通信機器12のPC12cは音声信号(2)、(3)を受信すると、画像・音声出力器12bに音声信号(2)、(3)を与える。これにより、拠点Aに居る人物は、音声信号(2)、(3)に相当する音声(拠点B,Cに居る人物の音声)を画像・音声出力器12bから聴くことができる。
また、音声信号(3)、(1)が、PC34aおよびネットワーク20を介して、拠点側通信機器14に送信される。拠点側通信機器14のPC14cは音声信号(3)、(1)を受信すると、画像・音声出力器14bに音声信号(3)、(1)を与える。これにより、拠点Bに居る人物は、音声信号(3)、(1)に相当する音声(拠点C,Aに居る人物の音声)を画像・音声出力器14bから聴くことができる。
なお、音声信号(1)、(2)が、PC36aおよびネットワーク20を介して、拠点側通信機器16に送信される。拠点側通信機器16のPC16cは音声信号(1)、(2)を受信すると、画像・音声出力器16bに音声信号(1)、(2)を与える。これにより、拠点Cに居る人物は、音声信号(1)、(2)に相当する音声(拠点A,Bに居る人物の音声)を画像・音声出力器16bから聴くことができる。
MCU(通信制御手段)40の画像受信部44は、画像信号(P)、(Q)、(R)を受信して、画像スイッチ48に与える。画像スイッチ48は、画像切換設定部46から受けた設定に従い、画像信号(P)、(Q)、(R)をA/Dコンバータ32cに与え、画像信号(P)をA/Dコンバータ34cに与え、画像信号(P)、(Q)をA/Dコンバータ36cに与える。
よって、画像信号(P)、(Q)、(R)が、PC32aおよびネットワーク20を介して、拠点側通信機器12に送信される。拠点側通信機器12のPC12cは画像信号(P)、(Q)、(R)を受信すると、画像・音声出力器12bに画像信号(P)、(Q)、(R)を与える。これにより、拠点Aに居る人物は、画像信号(P)、(Q)、(R)に相当する画像(拠点A,B,Cに居る人物の画像)を画像・音声出力器12bから観ることができる(図5(a)参照)。
また、画像信号(P)が、PC34aおよびネットワーク20を介して、拠点側通信機器14に送信される。拠点側通信機器14のPC14cは画像信号(P)を受信すると、画像・音声出力器14bに画像信号(P)を与える。これにより、拠点Bに居る人物は、画像信号(P)に相当する画像(拠点Aに居る人物の画像)を画像・音声出力器14bから観ることができる(図5(b)参照)。
なお、画像信号(P)、(Q)が、PC36aおよびネットワーク20を介して、拠点側通信機器16に送信される。拠点側通信機器16のPC16cは画像信号(P)、(Q)を受信すると、画像・音声出力器16bに画像信号(P)、(Q)を与える。これにより、拠点Cに居る人物は、画像信号(P)、(Q)に相当する画像(拠点A,Bに居る人物の画像)を画像・音声出力器16bから観ることができる(図5(c)参照)。
本発明の実施形態によれば、拠点側通信機器12、14および16が、それぞれ、接続装置側通信機器32、34および36と1対1で送受信を行うことができれば、三箇所の拠点A,B,Cに居る人物の間で画像および音声の通信が可能である。すなわち、拠点Aに居る人間の画像および音声を拠点B,Cに居る人物が視聴でき、拠点Bに居る人間の画像および音声を拠点A,Cに居る人物が視聴でき、拠点Cに居る人間の画像および音声を拠点A,Bに居る人物が視聴できる。
ここで、拠点側通信機器12、14および16は、それぞれ、他の通信機器と1対1で送受信を行うことができればそれで充分であり、拠点側通信機器12、14および16に複雑な装置やソフトウェアを組み込む必要が無く、簡易に三箇所の拠点A,B,C間の通信を実現できる。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各部分(例えば、MCU(通信制御手段)40)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の実施形態を実現できる。
本発明の実施形態にかかる通信機器接続装置1を使用する通信システムの構成を示す図である。 PC(パーソナルコンピュータ)12cの構成を示す機能ブロック図である。 PC(パーソナルコンピュータ)32aの構成を示す機能ブロック図である。 MCU(Multiple Control Unit:通信制御手段)40の構成を示す機能ブロック図である。 画像・音声出力器12b、14bおよび16bの表示態様を示す図である。 画像・音声出力器12bの表示態様の変形例を示す図である。
符号の説明
1 通信機器接続装置
12、14、16 拠点側通信機器
12a、14a、16a 画像・音声取得器
12b、16b、16b 画像・音声出力器
32、34、36 接続装置側通信機器
40 MCU(通信制御手段)

Claims (5)

  1. 1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、
    前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器と、
    前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御手段と、
    を備えた通信機器接続装置。
  2. 請求項1に記載の通信機器接続装置であって、
    前記通信制御手段は、前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器にも、当該接続装置側通信機器を介して送信する、
    通信機器接続装置。
  3. 1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器を有する通信機器接続装置を用いて通信機器を接続する方法であって、
    前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御工程、
    を備えた通信機器接続方法。
  4. 1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器を有する通信機器接続装置を用いて通信機器を接続する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御処理、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 1対1で送受信が可能な通信機器を三個以上接続する通信機器接続装置であって、前記通信機器に接続され、前記通信機器と1対1で送受信を行う通信機器である接続装置側通信機器を有する通信機器接続装置を用いて通信機器を接続する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記接続装置側通信機器が受信した信号を受けて、当該接続装置側通信機器に接続されている通信機器以外の前記通信機器に、前記接続装置側通信機器を介して送信する通信制御処理、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
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