JP2006214644A - 保存庫 - Google Patents

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義典 竹岡
Junichi Suda
順一 須田
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Kenichi Kakita
健一 柿田
Kiyoshi Mori
貴代志 森
Naritaka Kanatsu
成登 金津
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

【課題】従来の保存庫は、貯蔵室状態を取得するためのセンサが有線であるため、壁面温度しか取得できず、貯蔵物付近温度は推測していた。このため精度良く貯蔵室状態を制御することが困難であった。
【解決手段】断熱筐体であると冷蔵庫本体11、冷却器26と、冷却器26で生成した冷気を循環させる冷気循環手段27と、第一の冷蔵室12にアンテナ誘起電圧動作温度センサ18を備え、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18が第一の冷蔵室12の情報を取得し、取得した情報を無線により発信することにより、配線を考慮することなく設置でき、任意の貯蔵状態を取得できるため、精度良く貯蔵室制御を行うことが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、センサにより取得した貯蔵室内の情報を基に貯蔵室内の制御を行う保存庫に関するものである。
従来、この種の冷蔵庫(保存庫)では、貯蔵室壁面に有線で設置された温度センサなどのセンサを用いて、冷却器や冷気循環手段などを制御し、貯蔵室内状態を制御している(例えば、特許文献1参照)。
図14は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図14に示すように、貯蔵室1と、冷却器2と、貯蔵室ファン3と、貯蔵室温度センサ4と、制御手段5から構成されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
まず、貯蔵室1である断熱筐体の中に設置された冷却器2により、冷却器2の周囲の空気が冷却される。貯蔵室ファン3により貯蔵室1の内部に冷気を循環させ、貯蔵室1の内部が冷却される。冷却された貯蔵室1の内部の温度を貯蔵室温度センサ4が取得し、貯蔵室温度センサ4の温度情報をもとに制御手段5がファンの運転と停止を切換えたり、冷却器2の運転と停止を切換えて、貯蔵室温度センサ4が取得する温度情報が所望の値となるよう制御を行い、貯蔵室1の内部の温度を制御している。
特開2000−121229号公報
しかしながら、上記従来の構成では、貯蔵室温度センサ4が有線であるため壁面以外に配置することが困難であり、壁面温度のみしか温度情報を取得することができなかった。貯蔵室1内に貯蔵する食品などの貯蔵物近傍の温度は推定によるものである。推定による温度であるため、貯蔵物の配置により冷気の流れが変化するなど、精度良く温度を取得することが困難であるという課題を有していた。また、湿度や位置センサなども同様であった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、貯蔵室内の任意の場所の貯蔵室内情報を取得することを可能とした保存庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の保存庫は、貯蔵室内の情報を無線により発信する無線センサを貯蔵室内に備えたのである。
これによって、配線を考慮することなく、任意の箇所にセンサを配置することが可能となり、任意の箇所の貯蔵室内の情報を取得することができる。
本発明の保存庫は、貯蔵室内の貯蔵物近傍の貯蔵室内状態を取得し、わずらわしい配線をなくし、かつ同時に複数箇所、複数情報を検知、制御できるため、精度良く貯蔵室内の環境を制御することが可能となる。
請求項1に記載の保存庫の発明は、扉付きの断熱筐体により形成される貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられ無線で情報をセンシングする無線センサと、前記無線センサと通信を行うアンテナと、前記無線センサによりセンシングされ前記アンテナを介して受信した前記情報を読み取る情報読取装置と、前記情報読取装置が読み取った情報を取得し貯蔵室制御を行う制御手段とを備えたものであり、配線を考慮することなく無線センサを任意の箇所に配置することができるため、無線センサが貯蔵物近傍の貯蔵室内状態を取得することが可能となり、より精度良く貯蔵室制御を行うことができる。
請求項2に記載の保存庫の発明は、請求項1に記載の発明における前記無線センサが、温度検出機能を持つものであり、貯蔵物近傍など任意の箇所の温度を取得することが可能となり、より精度良く温調制御を行うことができる。
請求項3に記載の保存庫の発明は、請求項1または2に記載の発明における前記無線センサが、湿度検出機能を持つものであり、貯蔵物近傍など任意の箇所の湿度を取得することが可能となり、精度良く前記貯蔵室内湿度管理を行うことができる。
請求項4に記載の保存庫の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサが、圧力検出機能を持つものであり、貯蔵室内の貯蔵物が置かれる任意の場所の圧力を検出することができ、貯蔵室内の貯蔵物の存在を検出することが可能となるので、貯蔵物の有無に応じた制御を行うことが可能となる。
請求項5に記載の保存庫の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサを前記扉から30cm以内に設置したものであり、貯蔵室の扉が閉状態であると認識するような貯蔵室と扉の僅かな隙間が有る場合、外気の影響を受けるため、貯蔵状態を取得し、隙間のない貯蔵状態と比較することで隙間を検出することとなり、貯蔵室と扉の隙間を考慮した運転を行い省エネを行うことができる。
請求項6に記載の保存庫の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明における前記貯蔵室内に仕切り棚を備え、前記仕切り棚に前記無線センサを設置したものであり、貯蔵室内の貯蔵状態を表すのに最も適した場所の貯蔵室中央付近の貯蔵状態を取得することとなり、複雑な推測システムなどを必要とせず、安価に精度良く貯蔵室内を制御することができる。
請求項7に記載の保存庫の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサを、2個以上備えたものであり、複数箇所の貯蔵状態を取得することとなり、高い精度での貯蔵室制御を行うことができる。さらに、複数配線を削減することになり、低コスト化につながる。
請求項8に記載の保存庫の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサの動作電源を、電池により供給するものであり、簡易な構造で無線センサが能動的に情報を発信することが可能となり、必要なときのみデータの送受信を行え、通信に必要な消費電力低減を低コストで実現することができる。
請求項9に記載の保存庫の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサの動作電源を、前記無線センサと通信を行うための電波による誘起電圧により供給するものであり、無線センサの小型化と貯蔵室内に電源供給のシステムを組み込む必要がなくなるので、保存庫の内容積効率を高くすることができる。
請求項10に記載の保存庫の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明に加えて、前記貯蔵室に供給側非接触電源と、前記無線センサに需要側非接触電源を搭載し、前記無線センサの動作電源を前記供給側非接触電源により供給するものであり、出力の大きな電力を供給することが可能で、無線センサの電波の出力を大きくすることができる。無線センサの出力を大きくすることで、通信距離を長くでき、保存庫外での情報取得が可能となる。
請求項11に記載の保存庫の発明は、扉付きの断熱筐体により形成される貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられ無線で環境情報をセンシングする無線センサと、情報を読み書きできる無線タグと、前記無線センサ、前記無線タグと通信を行うアンテナと、前記無線センサによりセンシングされ前記アンテナを介して受信した前記環境情報から制御情報を算出すると共に前記制御情報を前記アンテナを介して前記無線タグに書き込む情報読取装置と、前記無線タグに書き込まれた前記制御情報を基に前記貯蔵室内の環境を制御する環境制御手段とを備えたものであり、配線を考慮することなく、無線センサと、無線タグ搭載の環境制御手段とを任意の箇所に配置することができるため、無線センサが貯蔵物近傍の貯蔵室内の環境情報を取得することが可能となり、より精度良く貯蔵室内の環境制御を行うことができる、また、取得した環境情報をもとに算出した制御情報を、無線タグに書き込むことにより、無線タグを搭載した環境制御手段で貯蔵室の環境制御を行なうことができる。
請求項12に記載の保存庫の発明は、扉付きの断熱筐体により形成される貯蔵室と、冷却器と、前記冷却器で生成した冷気を前記冷却器と前記貯蔵室との間で循環させる冷気循環手段と、前記貯蔵室内に設けられ無線で環境情報をセンシングする無線センサと、情報を読み書きできる無線タグと、前記無線センサ、前記無線タグと通信を行うアンテナと、前記無線センサによりセンシングされ前記アンテナを介して受信した前記環境情報から制御情報を算出すると共に前記制御情報を前記アンテナを介して前記無線タグに書き込む情報読取装置と、前記無線タグに書き込まれた前記制御情報を基に前記貯蔵室内を流れる前記冷気の風量制御を行う風量制御装置とを備えたものであり、配線を考慮することなく、無線センサと、無線タグ搭載の風量制御装置を任意の箇所に配置することができるため、無線センサが貯蔵物近傍の貯蔵室内の環境情報を取得することが可能となり、より精度良く貯蔵室内の環境制御を行うことができる、また、取得した環境情報をもとに算出した制御情報を、無線タグに書き込むことにより、無線タグを搭載した風量制御装置で貯蔵室の風量制御を行なうことができる。
請求項13に記載の保存庫の発明は、請求項12に記載の発明における前記無線タグを前記風量制御装置に搭載したものであり、無線センサより取得した環境情報をもとに算出した制御情報を、情報読取装置から無線タグに書き込むことにより、無線タグを搭載した風量制御装置で貯蔵室の風量制御を行なうことができ、配線なくすことができる。
請求項14に記載の保存庫の発明は、請求項12または13に記載の発明に加えて、前記貯蔵室に供給側非接触電源、前記風量制御装置に需要側非接触電源をそれぞれ搭載し、前記風量制御装置の動作電源を前記需要側非接触電源を介して前記供給側非接触電源により供給するものであり、出力の大きな電力を供給することが可能で、無線センサの電波の出力を大きくすることができる。無線センサの出力を大きくすることで、通信距離を長くでき、保存庫外での情報取得が可能となる。
請求項15に記載の保存庫の発明は、請求項11から14のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサが、温度検出機能を持つものであり、貯蔵物近傍など任意の箇所の温度を取得することが可能となり、より精度良く温調制御を行うことができる。
請求項16に記載の保存庫の発明は、請求項11から15のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサが、湿度検出機能を持つものであり、貯蔵物近傍など任意の箇所の湿度を取得することが可能となり、精度良く前記貯蔵室内湿度管理を行うことができる。
請求項17に記載の保存庫の発明は、請求項11から16のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサ、前記無線タグを、前記扉から30cm以内に設置したものであり、貯蔵室の扉が閉状態であると認識するような貯蔵室と扉の僅かな隙間が有る場合、外気の影響を受けるため、貯蔵状態を取得し、隙間のない貯蔵状態と比較することで隙間を検出することとなり、貯蔵室と扉の隙間を考慮した運転を行い省エネを行うことができる。
請求項18に記載の保存庫の発明は、請求項11から17のいずれか一項に記載の発明における前記貯蔵室内に仕切り棚を備え、前記仕切り棚に前記無線センサ、前記無線タグを設置したものであり、貯蔵室内の貯蔵状態を表すのに最も適した場所の貯蔵室中央付近の貯蔵状態を取得することとなり、複雑な推測システムなどを必要とせず、安価に精度良く貯蔵室内を制御することができる。
請求項19に記載の保存庫の発明は、請求項11から18のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサ、前記無線タグを、2個以上備えたものであり、複数箇所の貯蔵状態を取得することとなり、高い精度での貯蔵室制御を行うことができる。さらに、複数配線を削減することになり、低コスト化につながる。
請求項20に記載の保存庫の発明は、請求項11から19のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサの動作電源を、電池により供給するものであり、簡易な構造で無線センサが能動的に情報を発信することが可能となり、必要なときのみデータの送受信を行え、通信に必要な消費電力低減を低コストで実現することができる。
請求項21に記載の保存庫の発明は、請求項11から19のいずれか一項に記載の発明における前記無線センサの動作電源を、前記無線センサと通信を行うための電波による誘起電圧により供給するものであり、無線センサの小型化と貯蔵室内に電源供給のシステムを組み込む必要がなくなるので、保存庫の内容積効率を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の保存庫の実施の形態として、食料品を貯蔵する冷蔵庫を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における保存庫の斜視図である。図2は、同実施の形態1における保存庫の機能ブロック図である。図3は、同実施の形態1における保存庫のアンテナ誘起電圧動作温度センサの動作フローチャートである。図4は、同実施の形態1における保存庫の需要側非接触電源付き圧力センサの動作フローチャートである。図5は、同実施の形態1における保存庫の電池付き湿度センサの動作フローチャートである。図6は、同実施の形態1の保存庫の貯蔵室制御の制御フローチャートである。
図1に示す冷蔵庫は、断熱筐体からなる冷蔵庫本体11に、それぞれ貯蔵室として機能する第一の冷蔵室12と第二の冷蔵室13と冷凍室14が形成される。また第一の冷蔵室12は第一の冷蔵室扉15を、第二の冷蔵室13は第二の冷蔵室扉16を、冷凍室14は冷凍室扉17を持ち、扉を閉めることで貯蔵室内の冷気が貯蔵室外と触れることがないよう密閉することができる。
第一の冷蔵室12の中には、温度検出機能を持つ無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18を中央に設置した複数の仕切り棚19と、圧力検出機能を持つ無線センサである需要側非接触電源付き圧力センサ20と、湿度検出機能を持つ無線センサである電池付き湿度センサ21を備え、壁面内に無線センサと通信を行うためのアンテナ22と、供給側非接触電源23を埋設している。
アンテナ誘起電圧動作温度センサ18は、アンテナ22より発信される電波をアンテナ誘起電圧動作温度センサ18のアンテナ周囲の磁束が変化することで、誘起電圧が発生しその誘起電圧を動作電源としている。アンテナ誘起電圧動作温度センサ18はアンテナ22からの電波の送信に応答して、温度情報を取得し、無線により情報を発信する受動型の動作を行う。
需要側非接触電源付き圧力センサ20は供給側非接触電源23から電源を供給され、需要側非接触電源付き圧力センサ20表面に圧力がかかっているかどうかを判定し、能動的に圧力情報を発信することができる。また、供給側非接触電源23は大きな電力を供給することが可能であるため、需要側非接触電源付き圧力センサ20の出力を大きくすることができる。
電池付き湿度センサ21は電源に電池を利用し、湿度の変化を測定することができ、能動的に湿度の情報を発信することができ、消費電力も小さく抑えることができる。
また、温度検出機能を持つ無線センサの動作電源は、非接触電源でも電池など何であってもかまわない。圧力検出機能と湿度検出機能も同様に電源は何であってもかまわない。さらに、無線センサ1つに複数の機能を持ってもかまわない。
無線センサは情報を無線で送信し、動作電源が有線で冷蔵庫本体11から供給されるのではないので、第一の冷蔵室12の仕切り棚19など配線が困難な場所であっても、容易に設置が可能である。
アンテナ22はアンテナ誘起電圧動作温度センサ18と、需要側非接触電源付き圧力センサ20と、電池付き湿度センサ21の無線センサから電波を受信し、受信した信号を情報読取装置24に送る。また、情報読取装置24からの信号により、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18と、需要側非接触電源付き圧力センサ20と、電池付き湿度センサ21の無線センサに電波を出力する。
情報読取装置24はアンテナ22から信号を取得し、読み取った信号を情報として制御手段25に送る。また、制御手段25の指令により、アンテナ22に電波出力するよう信号を送る。
制御手段25は、情報読取装置24からの情報を用い、冷却器26と冷気循環手段27の制御を行い、冷蔵庫本体11の貯蔵室制御を行う。また、情報読取装置24に対して、貯蔵室状態の取得を無線センサに対して要求する信号をアンテナが出力するよう指令を送る。
次に、図3を用いてアンテナ誘起電圧動作温度センサ18の動作を説明する。
まず、STEP11において、まずアンテナ誘起電圧動作温度センサ18に向けて電波が送出され、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18のアンテナで周囲の磁束が変化し誘起電圧が発生し、その起電力で動作を開始しSTEP12へ遷移する。一方、磁束の変化が無ければアンテナ誘起電圧動作温度センサ18が起動せず、フローを終了する。
STEP12において、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18が起動した状態であるので、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18の温度検出部の温度を温度状態として取得し、STEP13へ遷移する。
STEP13において、STEP12で取得した温度状態を、無線電波の信号として出力し、フローを終了する。
以上のSTEP11からSTEP13を繰り返すことで、第一の冷蔵室12に配置されたアンテナ誘起電圧動作温度センサ18は第一の冷蔵室12の温度を取得することができる。
次に、図4を用いて、需要側非接触電源付き圧力センサ20の動作を説明する。
まず、STEP21において、需要側非接触電源付き圧力センサ20上に貯蔵物を置く、もしくは需要側非接触電源付き圧力センサ20上の貯蔵物を取り除くことによる圧力の変化を検出することで動作を開始し、STEP22へ遷移。一方、変化がなければ起動せずフローを終了する。
STEP22において、圧力の変化は増大か減少かを判定する。増加の場合はSTEP23へ遷移し、減少の場合はSTEP24へ遷移する。
STEP23においては、圧力が増大したと判定されているので、圧力情報を増大とし電波を出力し、フローを終了する。
一方、STEP24においては、圧力が減少したと判定されているので、圧力情報を減少として、電波を出力し、フローを終了する。
以上の図4に示すフロー繰り返すことで、第一の冷蔵室12に配置された需要側非接触電源付き圧力センサ20が貯蔵物の有無を検出することができる。
次に、図5を用いて、電池付き湿度センサ21の動作を説明する。
まず、STEP31において湿度をセンサ部で検出し、STEP32へ遷移する。
STEP32において、検出した湿度があらかじめ設けておいた閾値と比較して、閾値を超えていれば、STEP33へ遷移する。下回っていればフローを終了する。
STEP33では、湿度が閾値を超えている場合であるので、湿度情報を閾値超過として電波を出力し、フローを終了する。
以上の図5に示すフローを繰り返すことで、第一の冷蔵室12に配置された電池付き湿度センサが湿度変化を検出することができる。
次に、図6を用いて貯蔵室制御の動作を説明する。
まず、STEP401においてアンテナ22が電波を受信したかどうかを判定する。アンテナ22が受信する電波として、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18と需要側非接触電源付き圧力センサ20と電池付き湿度センサ21から出力される。アンテナ22が電波を受信した場合、受信した電波を処理するためにSTEP402に遷移する。電波を受信しなかった場合はSTEP412に遷移する。今ここで、アンテナ22が電波を受信したとして、STEP402に遷移する。
次のSTEP402では、アンテナ22が電波を受信したので、信号を情報に変換するために、情報読取装置24に受信した信号を送る。
次のSTEP403では、情報読取装置24がアンテナ22から送られてきた信号を情報として読取る。そして、制御手段25に読取った情報を送り、STEP404へ遷移する。
次のSTEP404では、制御手段25が、情報読取装置24から送られてきた情報が温度情報かどうかを判定する。温度情報であった場合はSTEP405へ遷移する。温度情報以外であった場合はSTEP407に遷移する。今、ここでは情報読取装置24から送られてきた情報が温度情報であったとする。
次のSTEP405では、制御手段25が温度情報を取得したので、第一の冷蔵室12の目標温度と温度情報から得られる第一の冷蔵室12の温度とを比較して、第一の冷蔵室12の温度が第一の冷蔵室12の目標温度より高ければ、第一の冷蔵室12の温度を下げるよう冷却器の運転や冷気循環手段を制御する。逆に第一の冷蔵室12の温度が第一の冷蔵室12の目標温度より低ければ、第一の冷蔵室12の温度をあげるよう冷却器の停止や冷気循環手段を制御する。そして、STEP406に遷移する。
次のSTEP406では、アンテナ22がSTEP401で複数の信号を受信した場合、未処理の情報が発生してしまうため、未処理の情報がないかを判定し、無ければフローを終了する。未処理の情報が有った場合STEP404に遷移する。今、ここで未処理の情報として圧力情報と湿度情報があったとしてSTEP404に遷移する。
STEP404で、次の未処理の情報が圧力情報であるので、温度情報以外の情報となり、STEP407に遷移する。
次のSTEP407では制御手段25が、情報読取装置24から送られてきた情報が圧力情報かどうかを判定する。圧力情報であった場合は、STEP408に遷移する。圧力情報でなければSTEP411に遷移する。ここで情報は圧力情報としているので、STEP408に遷移する。
次のSTEP408では、圧力情報が増大かどうかを判定する。圧力情報が増大であれば、STEP409に遷移する。増大でなければSTEP410に遷移する。ここでは圧力情報が増大であるとし、STEP409に遷移する。
次のSTEP409では、圧力情報が増大と判定されているので、第一の冷蔵室12に貯蔵物が配置されたと判定し、貯蔵物が入庫されたとして入庫処理を行う。そしてSTEP406に遷移する。
また、STEP408で圧力情報が増大でなければ、STEP410に遷移するが、STEP410では、圧力情報が増大でないので、減少とする。第一の冷蔵室12に貯蔵物が除去されたと判定し、貯蔵物が出庫されたとして出庫処理を行う。そして、STEP406に遷移する。STEP409とSTEP410の処理を入出庫管理などの在庫管理がが可能となる。
再びSTEP406へ遷移し、今回は未処理の情報として湿度情報があるとしたので再びSTEP404に遷移する。未処理の情報が湿度情報であるので、STEP404からSTEP408へ、STEP408からSTEP411に遷移する。
次のSTEP411では、温度情報と圧力情報以外の情報であり、今回は湿度情報となる。第一の冷蔵室12密閉時、第一の冷蔵室扉15から30cmに電池付き湿度センサ21を設置しているため、第一の冷蔵室扉15を開扉時は外気の影響を受け、湿度が上昇する。つまり閾値を密閉状態での湿度よりも高い値に設定することで、閾値超過の湿度情報は第一の冷蔵室扉15によって第一の冷蔵室12が密閉されていないことを意味する。これにより、スイッチなどでは検出できない第一の冷蔵室12と第一の冷蔵室扉15の隙間を検出することができる。制御手段25は湿度情報の閾値超過をうけ、隙間検出と判断し、ドア隙間検出処理を行う。処理としては冷却器26や冷気循環手段27の制御や外部への報知などを行う。そしてSTEP406に遷移する。
今回のSTEP406では未処理情報が無いため、フローを終了する。
また、今回の説明ではSTEP401で、アンテナ22が電波を受信したとしたが、以下、STEP401でデータを受信しなかった場合について説明する。受信しなかった場合はSTEP412に遷移する。STEP412以下は、温度データを取得するためのフローとなっている。
次のSTEP412では、所定時間毎に温度データを取得するために、所定時間経過したがどうかを判定している。所定時間経過していたら、STEP413へ遷移する。所定時間が経過していなければ、フローを終了する。ここでは、所定時間経過しているとし、STEP413に遷移する。
次のSTEP413では、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18から温度データを取得するため、制御手段25から情報読取装置24に対して温度データの取得を要求する情報取得指令を送り、STEP414に遷移する。
STEP414では、情報取得指令を受けた情報読取装置24がアンテナ22に、アンテナ22がアンテナ誘起電圧動作温度センサ18に対して温度データの出力を要求する電波を出力する信号を送り、STEP415に遷移する。
STEP415では、情報読取装置24から、信号を受けたアンテナ22がアンテナ誘起電圧動作温度センサ18に対して温度データの出力を要求する電波を出力し、フローを終了する。
以上の図6に示すフローを繰り返すことで、第一の冷蔵室12の貯蔵室状態を制御手段25が把握し、適切な貯蔵室制御を行うことができる。
以上のように、本実施の形態においては、扉15付きの断熱筐体(冷蔵庫本体11)により形成される貯蔵室(第一の冷蔵室12)と、貯蔵室(第一の冷蔵室12)内に設けられ無線で情報(温度、圧力、湿度)をセンシングする無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、需要側非接触電源付き圧力センサ20、電池付き湿度センサ21)と、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、需要側非接触電源付き圧力センサ20、電池付き湿度センサ21)と通信を行うアンテナ22と、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、需要側非接触電源付き圧力センサ20、電池付き湿度センサ21)によりセンシングされアンテナ22を介して受信した情報(温度、圧力、湿度)を読み取る情報読取装置24と、情報読取装置24が読み取った情報を取得し貯蔵室制御を行う制御手段25とを備えたものであり、配線を考慮することなく無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、需要側非接触電源付き圧力センサ20、電池付き湿度センサ21)を任意の箇所に配置することができるため、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、需要側非接触電源付き圧力センサ20、電池付き湿度センサ21)が貯蔵物近傍の貯蔵室(第一の冷蔵室12)内状態を取得することが可能となり、より精度良く貯蔵室制御を行うことができる。
また、本実施の形態では、無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18が温度検出機能を持つことにより、貯蔵物近傍の温度を取得することが可能となり、より精度良く温調制御を行うことができる。
また、本実施の形態では、無線センサである電池付き湿度センサ21が湿度検出機能を持つことにより、貯蔵物近傍の湿度を取得することが可能となり、精度良く貯蔵室内湿度管理を行うことができる。
また、本実施の形態では、無線センサである需要側非接触電源付き圧力センサ20が圧力検出機能を持つことにより、貯蔵室である第一の冷蔵室12内の貯蔵物が置かれる任意の場所の圧力を検出することができ、貯蔵室である第一の冷蔵室12内の貯蔵物の存在を検出することとなり、貯蔵物の有無に応じて省エネなどの制御を行うことができる。また、貯蔵物の入出庫管理も行うことができる。
また、本実施の形態では無線センサである電池付き湿度センサ21を貯蔵室である第一の冷蔵室12内のドアから30cm以内に設置することにより、貯蔵室である第一の冷蔵室12の扉である第一の冷蔵室扉15が閉状態であると認識するような、第一の冷蔵室12と第一の冷蔵室扉15の僅かな隙間を、第一の冷蔵室12内で第一の冷蔵室扉15近傍の貯蔵状態を取得し、隙間のない貯蔵状態と比較することで隙間を検出することとなり、隙間を考慮した運転を行い省エネを行うことができる。
また、本実施の形態では貯蔵室である第一の冷蔵室12内に仕切り棚19を備え、前記仕切り棚に無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18を設置したことにより、第一の冷蔵室12の貯蔵状態を表すのに最も適した場所である第一の冷蔵室12の中央付近の貯蔵状態を取得することとなり、複雑な推測システムなどを必要とせず、安価に精度良く第一の冷蔵室12を制御することができる
また、本実施の形態では無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18と需要側非接触電源付き圧力センサ20と電池付き湿度センサ21とを複数備えたことにより、複数箇所の貯蔵状態を取得することなるので、高い精度での貯蔵室制御を行うことができる。さらに、制御手段25とセンサとの間の複数結線を除去することが可能となり、低コスト化につながる。また、制御手段25も安価なデバイスを使用することが可能となる。
また、本実施の形態では、無線センサである電池付き湿度センサ21の動作電源を電池により供給することにより、簡易な構造で無線センサが能動的に情報を発信することが可能となり、必要なときのみデータの送受信を行え、通信に必要な消費電力低減を低コストで実現することができる。
また、本実施の形態では無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18の動作電源を無線センサと通信を行うための電波による誘起電圧により供給することにより、無線センサの小型化と貯蔵室である第一の冷蔵室12内部に電源供給のシステムを組み込む必要がなくなるので、保存庫の内容積効率を高くすることができる。
また、本実施の形態では貯蔵室である第一の冷蔵室12に供給側非接触電源23と、無線センサである需要側非接触電源付き圧力センサ20に需要側非接触電源を搭載し、無線センサの動作電源を供給側非接触電源23で供給することにより、出力の大きな電力を供給することが可能で、無線センサの電波の出力を大きくすることができる。無線センサの出力を大きくすることで、通信距離を長くでき、保存庫である冷蔵庫本体11外での情報取得が可能となる。
また、本実施の形態の冷蔵庫を貯蔵用トレーとすることにより、特に可搬性が向上することとなり、容易に物品の貯蔵管理などが行えるようになる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2における保存庫の斜視図である。図8は、同実施の形態2における保存庫の機能ブロック図である。図9は、本発明の実施の形態2の保存庫の風量制御装置の斜視図である。図10は、同実施の形態2の保存庫のアンテナ誘起電圧動作温度センサの動作フローチャートである。図11は、同実施の形態2の保存庫の需要側非接触電源付き風量制御装置の動作フローチャートである。図12は、同実施の形態2の保存庫の電池付き湿度センサの動作フローチャートである。図13は、同実施の形態2の貯蔵室制御の制御フローチャートである。
図7に示す冷蔵庫は、断熱筐体からなる冷蔵庫本体11に、それぞれ貯蔵室として機能する第一の冷蔵室12と第二の冷蔵室13と冷凍室14が形成される。また第一の冷蔵室12は第一の冷蔵室扉15を、第二の冷蔵室13は第二の冷蔵室扉16を、冷凍室14は冷凍室扉17を持ち、扉15,16,17を閉めることで貯蔵室12,13,14内の冷気が貯蔵室外と触れることがないよう密閉することができる。
第一の冷蔵室12の中には、温度検出機能を持つ無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18を中央に設置した複数の仕切り棚19と、無線タグを搭載した需要側非接触電源付き風量制御装置31と、湿度無線センサである電池付き湿度センサ21を備え、壁面内に無線センサと通信を行うためのアンテナ22と、供給側非接触電源23を埋設している。
アンテナ誘起電圧動作温度センサ18は、アンテナ22より発信される電波をアンテナ誘起電圧動作温度センサ18のアンテナ周囲の磁束が変化することで、誘起電圧が発生しその誘起電圧を動作電源としている。アンテナ誘起電圧動作温度センサ18はアンテナ22からの電波の送信に応答して、温度情報を取得し、無線により情報を発信する受動型の動作を行う。
需要側非接触電源29付き風量制御装置31は供給側非接触電源23から電源を供給され、風量制御装置31の風向を可変することができるルーバー28を動作することができる。また、供給側非接触電源23は大きな電力を供給することが可能であるため、需要側非接触電源29付き風量制御装置31のルーバー28の開閉動作を大きくすることができる。またアンテナ22より発信される電波を無線タグのアンテナ周囲の磁束が変化することで、誘起電圧が発生しその誘起電圧を動作電源としている。無線タグ30はアンテナ22からの電波の送信に応答して、制御情報を取得し、無線により情報を発信する受動型の動作を行う。その制御情報により、風量制御装置31の開閉動作が決定される。
電池付き湿度センサ21は電源に電池を利用し、湿度の変化を測定することができ、能動的に湿度の情報を発信することができ、消費電力も小さく抑えることができる。
また、温度検出機能を持つ無線センサの動作電源は、非接触電源でも電池など何であってもかまわない。圧力検出機能と湿度検出機能も同様に電源は何であってもかまわない。さらに、無線センサ1つに複数の機能を持ってもかまわない。無線センサは情報を無線で送信し、動作電源が有線で冷蔵庫本体11から供給されるのではないので、第一の冷蔵室12の仕切り棚19など配線が困難な場所であっても、容易に設置が可能である。
アンテナ22はアンテナ誘起電圧動作温度センサ18と、需要側非接触電源付き風量制御装置31と、電池付き湿度センサ21の無線センサから電波を受信し、受信した信号を情報読取装置24に送る。また、情報読取装置24からの信号により、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18と、需要側非接触電源付き風量制御装置31と、電池付き湿度センサ21の無線センサに電波を出力する。
情報読取装置24はアンテナ22から信号を取得し、読み取った信号を情報として制御手段25に送る。また、制御手段25の指令により、アンテナ22に電波出力するよう信号を送る。
制御手段25は、情報読取装置24からの情報を用い、冷却器26と冷気循環手段27の制御を行い、冷蔵庫本体11の貯蔵室制御に加え、貯蔵室の風量を制御するための制御情報を算出し、無線タグ30を経由し風量制御装置31に制御情報を送る。これにより、風量制御装置は、ルーバーを適切な角度に可変、固定する。
次に、図10を用いてアンテナ誘起電圧動作温度センサ18の動作を説明する。
まず、STEP51において、まずアンテナ誘起電圧動作温度センサ18に向けて電波が送出され、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18のアンテナで周囲の磁束が変化し誘起電圧が発生し、その起電力で動作を開始しSTEP52へ遷移する。一方、磁束の変化が無ければアンテナ誘起電圧動作温度センサ18が起動せず、フローを終了する。
STEP52において、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18が起動した状態であるので、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18の温度検出部の温度を温度状態として取得し、STEP53へ遷移する。
STEP53において、STEP52で取得した温度状態を、無線電波の信号として出力し、フローを終了する。
以上のSTEP51からSTEP53を繰り返すことで、第一の冷蔵室12に配置されたアンテナ誘起電圧動作温度センサ18は第一の冷蔵室12の温度を取得することができる。
次に、図11を用いて、需要側非接触電源29付き風量制御装置31の動作を説明する。
まず、STEP61において、需要側非接触電源29付き風量制御装置31にアンテナ22、情報読取装置24を経由した制御手段25から無線タグ30に送信された制御情報の変化にて動作を開始し、STEP62へ遷移。一方、変化がなければ起動せずフローを終了する。
STEP62において、制御情報の値が増大か減少かを判定する。増加の場合はSTEP63へ遷移し、減少の場合はSTEP64へ遷移する。
STEP63においては、ルーバー開閉角度を現状より大きく開き、フローを終了する。
一方、STEP64においては、ルーバー開閉角度を現状より小さく閉じ、フローを終了する。
以上の図11に示すフロー繰り返すことで、第一の冷蔵室12に配置された需要側非接触電源29付き風量制御装置31が、制御手段25の算出した制御情報に基づき、ルーバー28を開閉することになる。
次に、図12を用いて、電池付き湿度センサ21の動作を説明する。
まず、STEP71において湿度をセンサ部で検出し、STEP72へ遷移する。
STEP72において、検出した湿度があらかじめ設けておいた閾値と比較して、閾値を超えていれば、STEP73へ遷移する。下回っていればフローを終了する。
STEP73では、湿度が閾値を超えている場合であるので、湿度情報を閾値超過として電波を出力し、フローを終了する。
以上の図12に示すフローを繰り返すことで、第一の冷蔵室12に配置された電池付き湿度センサが湿度変化を検出することができる。
次に、図13を用いて貯蔵室制御の動作を説明する。
まず、STEP801においてアンテナ22が電波を受信したかどうかを判定する。アンテナ22が受信する電波として、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18と需要側非接触電源付き風量制御装置31と電池付き湿度センサ21から出力される。アンテナ22が電波を受信した場合、受信した電波を処理するためにSTEP802に遷移する。電波を受信しなかった場合はSTEP812に遷移する。今ここで、アンテナ22が電波を受信したとして、STEP802に遷移する。
次のSTEP802では、アンテナ22が電波を受信したので、信号を情報に変換するために、情報読取装置24に受信した信号を送る。
次のSTEP803では、情報読取装置24がアンテナ22から送られてきた信号を情報として読取る。そして、制御手段25に読取った情報を送り、STEP804へ遷移する。
次のSTEP804では、制御手段25が、情報読取装置24から送られてきた情報が温度情報かどうかを判定する。温度情報であった場合はSTEP805へ遷移する。温度情報以外であった場合はSTEP807に遷移する。今、ここでは情報読取装置24から送られてきた情報が温度情報であったとする。
次のSTEP805では、制御手段25が温度情報を取得したので、第一の冷蔵室12の目標温度と温度情報から得られる第一の冷蔵室12の温度とを比較して、第一の冷蔵室12の温度が第一の冷蔵室12の目標温度より高ければ、第一の冷蔵室12の温度を下げるよう冷却器の運転や冷気循環手段を制御する。逆に第一の冷蔵室12の温度が第一の冷蔵室12の目標温度より低ければ、第一の冷蔵室12の温度をあげるよう冷却器の停止や冷気循環手段を制御する。そして、STEP806に遷移する。
次のSTEP806では、アンテナ22がSTEP801で複数の信号を受信した場合、未処理の情報が発生してしまうため、未処理の情報がないかを判定し、無ければフローを終了する。未処理の情報が有った場合STEP804に遷移する。今、ここで未処理の情報として圧力情報と湿度情報があったとしてSTEP804に遷移する。
STEP804で、次の未処理の情報が制御情報であるので、制御情報以外の情報となり、STEP809に遷移する。
次のSTEP804では制御手段25が、情報読取装置24から送られてきた情報が制御情報かどうかを判定する。制御情報であった場合は、STEP805に遷移する。制御情報でなければ終了となる。
次のSTEP806では、制御情報が増大であれば、STEP807でルーバー開度を大きくし、STEP806に遷移する。増大でなければSTEP808に遷移しルーバー開度を小さくし、STEP806に遷移する。
今回の説明ではSTEP801で、アンテナ22が電波を受信したとしたが、以下、STEP801でデータを受信しなかった場合について説明する。受信しなかった場合はSTEP812に遷移する。STEP812以下は、温度データを取得するためのフローとなっている。
次のSTEP812では、所定時間毎に温度データを取得するために、所定時間経過したがどうかを判定している。所定時間経過していたら、STEP813へ遷移する。所定時間が経過していなければ、フローを終了する。ここでは、所定時間経過しているとし、STEP813に遷移する。
次のSTEP813では、アンテナ誘起電圧動作温度センサ18から温度データを取得するため、制御手段25から情報読取装置24に対して温度データの取得を要求する情報取得指令を送り、STEP814に遷移する。
STEP814では、情報取得指令を受けた情報読取装置24がアンテナ22に、アンテナ22がアンテナ誘起電圧動作温度センサ18に対して温度データの出力を要求する電波を出力する信号を送り、STEP815に遷移する。
STEP815では、情報読取装置24から、信号を受けたアンテナ22がアンテナ誘起電圧動作温度センサ18に対して温度データの出力を要求する電波を出力し、フローを終了する。
以上の図13に示すフローを繰り返すことで、第一の冷蔵室12の貯蔵室状態を制御手段25が把握し、適切な貯蔵室制御を行うことができる。
以上のように、本実施の形態においては、扉15付きの断熱筐体(冷蔵庫本体11)により形成される貯蔵室(第一の冷蔵室12)と、貯蔵室(第一の冷蔵室12)内に設けられ無線で環境情報(温度、湿度)をセンシングする無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)と、情報を読み書きできる無線タグ30と、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)、無線タグ30と通信を行うアンテナ22と、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)によりセンシングされアンテナ22を介して受信した環境情報(温度、湿度)から制御情報を算出すると共に制御情報をアンテナ22を介して無線タグ30に書き込む情報読取装置24と、無線タグ30に書き込まれた制御情報を基に貯蔵室(第一の冷蔵室12)内の環境を制御する環境制御手段(風量制御装置31)とを備えたものである。
これにより、配線を考慮することなく、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)と、無線タグ30搭載の環境制御手段(風量制御装置31)とを任意の箇所に配置することができるため、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)が貯蔵物近傍の貯蔵室(第一の冷蔵室12)内の環境情報(温度、湿度)を取得することが可能となり、より精度良く貯蔵室(第一の冷蔵室12)内の環境制御を行うことができる、また、取得した環境情報(温度、湿度)をもとに算出した制御情報を、無線タグ30に書き込むことにより、無線タグ30を搭載した環境制御手段(風量制御装置31)で貯蔵室(第一の冷蔵室12)の環境制御を行なうことができる。
また、本実施の形態では、扉15付きの断熱筐体(冷蔵庫本体11)により形成される貯蔵室(第一の冷蔵室12)と、冷却器26と、冷却器26で生成した冷気を冷却器26と貯蔵室(第一の冷蔵室12)との間で循環させる冷気循環手段27と、貯蔵室(第一の冷蔵室12)内に設けられ無線で環境情報(温度、湿度)をセンシングする無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)と、情報を読み書きできる無線タグ30と、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)、無線タグ30と通信を行うアンテナ22と、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)によりセンシングされアンテナ22を介して受信した環境情報(温度、湿度)から制御情報を算出すると共に制御情報をアンテナ22を介して無線タグ30に書き込む情報読取装置24と、無線タグ30に書き込まれた制御情報を基に貯蔵室(第一の冷蔵室12)内を流れる冷気の風量制御を行う風量制御装置31とを備えたものである。
これにより、配線を考慮することなく、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)と、無線タグ30搭載の風量制御装置31を任意の箇所に配置することができるため、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)が貯蔵物近傍の貯蔵室(第一の冷蔵室12)内の環境情報を取得することが可能となり、より精度良く貯蔵室(第一の冷蔵室12)内の環境制御を行うことができる、また、取得した環境情報(温度、湿度)をもとに算出した制御情報を、無線タグ30に書き込むことにより、無線タグ30を搭載した風量制御装置31で貯蔵室(第一の冷蔵室12)の風量制御を行なうことができる。
また、本実施の形態では、無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18が温度検出機能を持つことにより、貯蔵物近傍の温度を取得することが可能となり、より精度良く温調制御を行うことができる。
また、本実施の形態では、無線センサである電池付き湿度センサ21が湿度検出機能を持つことにより、貯蔵物近傍の湿度を取得することが可能となり、精度良く貯蔵室内湿度管理を行うことができる。
また、本実施の形態では、情報読取装置24間で、情報を送受信できる無線タグ30を風量制御装置31に搭載したことにより、無線センサ(アンテナ誘起電圧動作温度センサ18、電池付き湿度センサ21)より取得した環境情報をもとに算出した制御情報を、情報読取装置24から無線タグ30に書き込むことにより、無線タグ30を搭載した風量制御装置31で貯蔵室(第一の冷蔵室12)の風量制御を行なうことができ、配線なくすことができる
また、本実施の形態では、無線センサである電池付き湿度センサ21を貯蔵室である第一の冷蔵室12内の扉(第一の冷蔵室扉15)から30cm以内に設置することにより、貯蔵室である第一の冷蔵室12の扉である第一の冷蔵室扉15が閉状態であると認識するような、第一の冷蔵室12と第一の冷蔵室扉15の僅かな隙間を、第一の冷蔵室12内で第一の冷蔵室扉15近傍の貯蔵状態を取得し、隙間のない貯蔵状態と比較することで隙間を検出することとなり、隙間を考慮した運転を行い省エネを行うことができる。
また、本実施の形態では、貯蔵室である第一の冷蔵室12内に仕切り棚19を備え、仕切り棚19に無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18を設置したことにより、第一の冷蔵室12の貯蔵状態を表すのに最も適した場所である第一の冷蔵室12の中央付近の貯蔵状態を取得することとなり、複雑な推測システムなどを必要とせず、安価に精度良く第一の冷蔵室12を制御することができる
また、本実施の形態では、無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18と需要側非接触電源29付き風量制御装置31と電池付き湿度センサ21とを複数備えたことにより、複数箇所の貯蔵状態を取得することになるので、高い精度での貯蔵室制御を行うことができる。さらに、制御手段25とセンサとの間の複数結線を除去することが可能となり、低コスト化につながる。また、制御手段25も安価なデバイスを使用することが可能となる。
また、本実施の形態では、無線センサである電池付き湿度センサ21の動作電源を電池により供給することにより、簡易な構造で無線センサ21が能動的に情報を発信することが可能となり、必要なときのみデータの送受信を行え、通信に必要な消費電力低減を低コストで実現することができる。
また、本実施の形態では、無線センサであるアンテナ誘起電圧動作温度センサ18の動作電源を無線センサ18と通信を行うための電波による誘起電圧により供給することにより、無線センサ18の小型化と貯蔵室である第一の冷蔵室12内部に電源供給のシステムを組み込む必要がなくなるので、冷蔵庫の内容積効率を高くすることができる。
また、本実施の形態では、貯蔵室である第一の冷蔵室12に供給側非接触電源23と、無線センサである需要側非接触電源付き風量制御装置31に需要側非接触電源29を搭載し、無線センサの動作電源を供給側非接触電源23で供給することにより、出力の大きな電力を供給することが可能で、無線センサの電波の出力を大きくすることができる。無線センサの出力を大きくすることで、通信距離を長くでき、冷蔵庫である冷蔵庫本体11外での情報取得が可能となる。
また、本実施の形態の冷蔵庫を貯蔵用トレーとすることにより、特に可搬性が向上することとなり、容易に物品の貯蔵管理などが行えるようになる。
以上のように、本発明にかかる保存庫は、任意の場所の状態の取得が可能となるので、室内情報を取得し空気調節装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における保存庫の斜視図 同実施の形態1における保存庫の機能ブロック図 同実施の形態1における保存庫のアンテナ誘起電圧動作温度センサの動作フローチャート 同実施の形態1における保存庫の需要側非接触電源付き圧力センサの動作フローチャート 同実施の形態1における保存庫の電池付き湿度センサの動作フローチャート 同実施の形態1の保存庫の貯蔵室制御の制御フローチャート 本発明の実施の形態2における保存庫の斜視図 同実施の形態2における保存庫の機能ブロック図 同実施の形態2における保存庫の風量制御装置の斜視図 同実施の形態2における保存庫のアンテナ誘起電圧動作温度センサの動作フローチャート 同実施の形態2の保存庫の需要側非接触電源付き風量制御装置の動作フローチャート 同実施の形態2における保存庫の電池付き湿度センサの動作フローチャート 同実施の形態2の保存庫の貯蔵室制御の制御フローチャート 従来の冷蔵庫の構成図
符号の説明
11 冷蔵庫本体
12 第一の冷蔵室
13 第二の冷蔵室
14 冷凍室
15 第一の冷蔵室扉
16 第二の冷蔵室扉
17 冷凍室扉
18 アンテナ誘起電圧動作温度無線センサ
19 仕切り棚
20 需給側非接触電源付き圧力センサ
21 電池付き湿度無線センサ
22 アンテナ
23 供給側非接触電源
25 制御手段
26 冷却器
27 冷気循環手段
28 ルーバー
29 需要側非接触電源
30 無線タグ
31 風量制御装置

Claims (21)

  1. 扉付きの断熱筐体により形成される貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられ無線で情報をセンシングする無線センサと、前記無線センサと通信を行うアンテナと、前記無線センサによりセンシングされ前記アンテナを介して受信した前記情報を読み取る情報読取装置と、前記情報読取装置が読み取った情報を取得し貯蔵室制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とした保存庫。
  2. 前記無線センサが温度検出機能を持つことを特徴とした請求項1に記載の保存庫。
  3. 前記無線センサが湿度検出機能を持つことを特徴とした請求項1または2に記載の保存庫。
  4. 前記無線センサが圧力検出機能を持つことを特徴とした請求項1から3のいずれか一項に記載の保存庫。
  5. 前記無線センサを前記扉から30cm以内に設置したことを特徴とした請求項1から4のいずれか一項に記載の保存庫。
  6. 前記貯蔵室内に仕切り棚を備え、前記仕切り棚に前記無線センサを設置したことを特徴とした請求項1から5のいずれか一項に記載の保存庫。
  7. 前記無線センサを2個以上備えたことを特徴とした請求項1から6のいずれか一項に記載の保存庫。
  8. 前記無線センサの動作電源を電池により供給することを特徴とした請求項1から7のいずれか一項に記載の保存庫。
  9. 前記無線センサの動作電源を前記無線センサと通信を行うための電波による誘起電圧により供給することを特徴した請求項1から7のいずれか一項に記載の保存庫。
  10. 前記貯蔵室に供給側非接触電源と、前記無線センサに需要側非接触電源を搭載し、前記無線センサの動作電源を前記供給側非接触電源により供給することを特徴とした請求項1から7のいずれか一項に記載の保存庫。
  11. 扉付きの断熱筐体により形成される貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられ無線で環境情報をセンシングする無線センサと、情報を読み書きできる無線タグと、前記無線センサ、前記無線タグと通信を行うアンテナと、前記無線センサによりセンシングされ前記アンテナを介して受信した前記環境情報から制御情報を算出すると共に前記制御情報を前記アンテナを介して前記無線タグに書き込む情報読取装置と、前記無線タグに書き込まれた前記制御情報を基に前記貯蔵室内の環境を制御する環境制御手段とを備えたことを特徴とした保存庫。
  12. 扉付きの断熱筐体により形成される貯蔵室と、冷却器と、前記冷却器で生成した冷気を前記冷却器と前記貯蔵室との間で循環させる冷気循環手段と、前記貯蔵室内に設けられ無線で環境情報をセンシングする無線センサと、情報を読み書きできる無線タグと、前記無線センサ、前記無線タグと通信を行うアンテナと、前記無線センサによりセンシングされ前記アンテナを介して受信した前記環境情報から制御情報を算出すると共に前記制御情報を前記アンテナを介して前記無線タグに書き込む情報読取装置と、前記無線タグに書き込まれた前記制御情報を基に前記貯蔵室内を流れる前記冷気の風量制御を行う風量制御装置とを備えたことを特徴とした保存庫。
  13. 前記無線タグを前記風量制御装置に搭載したことを特徴とした請求項12に記載の保存庫。
  14. 前記貯蔵室に供給側非接触電源、前記風量制御装置に需要側非接触電源をそれぞれ搭載し、前記風量制御装置の動作電源を前記需要側非接触電源を介して前記供給側非接触電源により供給することを特徴とした請求項12または13に記載の保存庫。
  15. 前記無線センサが温度検出機能を持つことを特徴とした請求項11から14のいずれか一項に記載の保存庫。
  16. 前記無線センサが湿度検出機能を持つことを特徴とした請求項11から15のいずれか一項に記載の保存庫。
  17. 前記無線センサ、前記無線タグを前記扉から30cm以内に設置したことを特徴とした請求項11から16のいずれか一項に記載の保存庫。
  18. 前記貯蔵室内に仕切り棚を備え、前記仕切り棚に前記無線センサ、前記無線タグを設置したことを特徴とした請求項11から17のいずれか一項に記載の保存庫。
  19. 前記無線センサ、前記無線タグを2個以上備えたことを特徴とした請求項11から18のいずれか一項に記載の保存庫。
  20. 前記無線センサの動作電源を電池により供給することを特徴とした請求項11から19のいずれか一項に記載の保存庫。
  21. 前記無線センサの動作電源を前記無線センサと通信を行うための電波による誘起電圧により供給することを特徴した請求項11から19のいずれか一項に記載の保存庫。
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