JP2006211703A - 携帯テレビ電話端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】モニターを見ながら使用した場合にも通信相手に違和感のない画像を送ることができ、また使用性に優れた携帯テレビ電話端末を提供することを課題としている。
【解決手段】カメラ12とモニター11とを備えた携帯テレビ電話端末10において、カメラ12と受話スピーカとをモニター11の上部に配置し、かつこれらを下方のモニター11側に所定角度傾斜して設ける構成とした。また、これに伴って、携帯テレビ電話端末10の前面側の上部の稜線10lfを、最大外形部分10loに比較して下方に位置させる構成とした。さらに、カメラ12を、筐体10aに形成された開口部31に対し、筐体10a側に位置決め固定する構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、カメラとモニターとを有し、無線公衆回線網を用いて画像および音声の送受信が行われる携帯テレビ電話端末に関する。
従来の携帯テレビ電話端末は、画像の入出力部となるカメラとモニター、そして音声の入出力部となるマイクとスピーカとを有している。そして、公衆回線網を介して、カメラで入力した画像情報とマイクで入力した音声情報とを通信相手に送信するとともに、通信相手から送信された画像情報と音声情報を受信して、これに基づいてモニターに画像を表示し、スピーカから音声を出力する。これによって、いわゆるテレビ電話通信が行えるようになっている。
しかしながら、上述したような従来の携帯テレビ電話端末には、以下のような問題が存在する。このような携帯テレビ電話端末では、カメラとモニターとを端末に一体に備えようとした場合、使用者は通信相手から送信された画像を見ながら通話を行うため、モニターに対面した状態で通話を行う。このとき、カメラはモニターを見ている使用者の顔を映すことになるが、例えば、モニターの下側にカメラが位置していると、カメラでは使用者の顔を下から見上げるような形で撮影することになり、通信相手に送信される顔の画像が不自然なものとなってしまう。
また、使用者の視線はモニターに向いているため、カメラとモニターとが離れていると使用者の視線がカメラから大きくずれることになり、この場合も、通信相手の見る画像は不自然なものとなる。
この他、このような携帯テレビ電話端末は、カメラとモニター、スピーカとマイク、その他にも操作用のキー等が配置されることとなるため、使いやすく機能的な配置が要求され、それと同時に端末の小型化が常に要求されているのは言うまでもない。
本発明は以上のような点を考慮してなされたもので、モニターを見ながら使用した場合にも通信相手に違和感のない画像を送ることができ、また使用性に優れた携帯テレビ電話端末を提供することを課題としている。
請求項1に係る発明は、相手方端末との間で画像データおよび音声データを送受信するデータ送受信手段を有した携帯テレビ電話端末の筐体の前面側に、撮像機能を有したカメラと画像データを表示する表示パネルとが備えられ、前記カメラの撮像レンズの光軸が前記表示パネルのパネル面に直交する方向に対し、該表示パネル側に定められた角度傾斜して配設され、前記筐体の裏面側に前記筐体に対して回動可能に連結されたスタンドが設けられて、前記筐体が設置面に対して傾斜した状態に支持されることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、前記角度が10度から15度であることを特徴としている。
カメラの撮像レンズの光軸を、表示パネルに対して、例えば10度から15度といった所定角度だけ傾斜させて設けるようにした。これにより、カメラの光軸はモニターを見ている使用者の顔に向けられることとなる。
請求項3に係る発明は、前記カメラが前記表示パネルの周囲部に配置されていることを特徴としている。
請求項4に係る発明は、前記カメラの撮像レンズが、前記携帯テレビ電話端末の筐体に形成された開口部から外部に露出して臨むよう設けられるとともに、前記カメラが前記筐体に固定されることによって、前記撮像レンズと前記開口部との位置決めがなされていることを特徴としている。
カメラを筐体に固定するようにしたので、筐体に形成された開口部とカメラとの芯ズレを防止することができる。
請求項5に係る発明は、前記音声データを出力する受話スピーカが前記カメラと並列して前記携帯テレビ電話端末の外周部に配置されるとともに、前記受話スピーカが前記表示パネルに直交する方向に対し、前記表示パネル側に定められた角度傾斜して設けられ、前記受話スピーカとカメラとが設けられている部分において、前記端末の外形稜線が、前記筐体の最大外形部分に対して前記端末の中央部側に位置するよう形成されていることを特徴としている。
このように、端末の外周部側の受話スピーカとカメラとが設けられている部分において、端末の外形稜線をその背面側の外形稜線に対して中央部側に位置させることにより、この部分において、端末が実際よりも小さく感じられる。
請求項6に係る発明は、前記携帯テレビ電話端末には、前記表示パネルに画像データを表示させた状態で使用するときに前記音声データを出力させるためのハンズフリー用スピーカが前記表示パネルの背面側に備えられるとともに、前記筐体の前面側には、前記表示パネルの外周部近傍に、ダミースピーカが形成されていることを特徴としている。
このような端末は、表示パネルに画像を表示させて使用者が表示パネルに向いた状態、いわゆるハンズフリー状態で使用する場合に、表示パネルの背面側に設けられたハンズフリー用スピーカから音声データが出力されるようになっている。このとき、表示パネルの外周部近傍に設けられた、例えば凹部、スリット、孔等のダミースピーカが形成されているので、表示パネルを見ている使用者にとっては、これら凹部、スリット、孔等のダミースピーカが、あたかもスピーカであるかのように視覚的に認識し、実際には表示パネルの背面側のハンズフリー用スピーカから音声が出力されているにもかかわらず、ダミースピーカから音声が出力されているかのように感じる。
請求項1に係る携帯テレビ電話端末によれば、カメラの撮像レンズの光軸を表示パネルに対して所定角度を傾斜して設け、筐体の裏面側に設けたスタンドにより、筐体が設置面に対して傾斜した状態に支持されるようにした。
さらに、請求項2に係る携帯テレビ電話端末によれば、より具体的にはカメラの傾斜角度を10度から15度とした。これにより、カメラはモニターを見ている使用者の顔に向けられることとなる。したがって、撮像された使用者の画像は、違和感のないものとなる。
請求項3に係る携帯テレビ電話端末によれば、カメラを表示パネルの周囲部に配置することにより、撮像される使用者の視線が大きくずれることがない。
請求項4に係る携帯テレビ電話端末によれば、カメラを筐体に固定するようにしたので、筐体に形成された孔とカメラとの芯ズレを防止することができ、端末の外観仕上を優れたものとすることができる。
請求項5に係る携帯テレビ電話端末によれば、端末の外周部側の受話スピーカとカメラとが設けられた部分において、端末の外形稜線が前記筐体の最大外形部分に対して中央部側に位置している。これにより、受話スピーカおよびカメラが設けられている部分において、端末が実際より小さく感じられるという視覚的効果が得られる。
請求項6に係る携帯テレビ電話端末によれば、表示パネルに画像させた状態で使用するとき、つまり、いわゆる表示パネルに向かってハンズフリー状態で使用する場合に、表示パネルの背面側に設けられたハンズフリー用スピーカから音声データが出力されるようになっている。このとき、表示パネルの外周部近傍に設けられた凹部、スリット、孔等のダミースピーカが形成されているので、表示パネルを見ている使用者にとっては、このダミースピーカから音声が出力されているかのように感じる。その結果、表示パネルに表示される、例えば相手の画像を見ながら、相手の音声がその周囲から出力されているように感じるため、違和感のない使用感を得ることが可能となっている。
以下、本発明に係る携帯テレビ電話端末の実施の形態の一例を、図1ないし図14を参照して説明する。図1ないし図14に示すものは、例えばPHS回線を介して、通常の音声情報による電話通信だけでなく、画像情報をやりとりすることによって、いわゆるテレビ電話通信を行うことのできる携帯テレビ電話端末10である。
ここで、図1は、前記携帯テレビ電話端末10の外観を説明する正図面であり、図2及び図3は、前記携帯テレビ電話端末10の外観を説明するそれぞれ側面図である。
図1から図3に示すように、携帯テレビ電話端末10には、その筐体10aの前面に、液晶板からなるモニター(表示パネル)11が設けられている。このモニター11は、筐体10aの上下方向(長手方向)に長い縦長の画面を有し、画像をカラー表示できるようになっている。このモニター11には、電話番号、電界ピクトなど携帯電話端末における通信機能情報及び画像情報の両方あるいはいずれか一方が表示されるようになっている。
筐体10aには、その正面側の上部に、カメラ12が設けられており、このカメラ12によって画像が撮影されるようになっている。また、モニター11の下方側には操作用の複数のキー13が設けられており、これらキー13を押下することにより、各種の操作を行うことができるようになっている。また、操作用のキー13は、筐体10aの一側部にも設けられている。
筐体10aには、その上部のカメラ12の側部に受話スピーカ15が設けられ、下方にマイク16が設けられており、マイク16によって音声入力が行われ、受話スピーカ15から相手方の音声、着信音、アラーム等が発せられるようになっている。また、筐体10aの上端には、伸縮可能なアンテナ17が設けられており、内蔵された図示しないデータ送受信手段が、アンテナ17を介して画像データ及び音声データの通信を行うようになっている。さらに、筐体10aの他側部には、コンセント等のAC電源にアダプタを介して接続される外部電源接続部18及びイヤホン等が接続される外部音声出力部19が設けられている。
また、筐体10aには、その裏面側に、バッテリーが収納された収納部に着脱される電池蓋14が設けられており、この電池蓋14には、所定角度の範囲内にて回動可能に連結されたスタンド14aが設けられている。そして、このスタンド14aを回動させて角度を広げることにより、筐体10aが設置面に対して傾斜した状態に支持されるようになっている。
このような筐体10aにおいて、カメラ12はモニター11の外周部、斜め上方に配置されている。図4に示すように、このとき、カメラ12の撮像レンズ12aの光軸Bは、モニター11の表面に直交する方向Aに対し、モニター11側、つまり下向きに所定角度、例えば10〜15度傾斜して配置されている。つまり、カメラ12の撮像レンズ12aはモニター11の表面に対して斜め下方に向いているのである。これにより、カメラ12では、モニター11を見ている使用者の顔を斜め上方から撮影する状態となり、違和感のない画像を得ることが可能となっている。
図5に示すように、このようなカメラ12は、撮像レンズ12aと、その背面側に設けられた基板部12bとから構成されている。図6に示すように、基板部12bは、所定の回路が形成されたプリント基板pが例えば三つ折りに折り畳まれた構成となっており、図4に示したように、その一端部paが、筐体10aの内部に収められたメイン基板30に電気的に接続されている。
図7および図8に示すように、筐体10aには、カメラ12の撮像レンズ12aがその前面に露出するよう、撮像レンズ12aの形状(ここでは円形)に対応した開口部31が形成されている。そして、図8に示したように、この開口部31の裏面側には、カメラ12を保持するための保持部32が後方に向けて突出形成されており、この保持部32の先端部には、カメラ12を前記した所定の角度で保持するための傾斜面32aが形成されている。そして、この傾斜面32aにカメラ12の基板部12bを押し当て、さらに、図9に示すように、開口部31の背面側に形成された係止爪33にカメラ12をはめ込むことにより、カメラ12が位置決め固定されるようになっている。
このようにして、カメラ12が、筐体10aに形成された係止爪33および保持部32によって固定されるようになっているので、図10に示すように、撮像レンズ12aの先端部が開口部31に対して芯ズレすることなく精度良く位置決めされるようになっている。これに対して、カメラ12を、例えば筐体10aの内部に収められるメイン基板30等、筐体10a以外に固定する構成とした場合には、メイン基板30等と筐体10aとの組付誤差等により、開口部31に対してカメラ12の撮像レンズ12aの先端部が芯ズレしてしまう可能性もある。
また、カメラ12に並べて配置された受話スピーカ15は、筐体10aに形成されたスピーカ孔35と、その背面側に設けられたスピーカユニット36とから構成されている。このとき、図11に示すように、スピーカユニット36は、前記カメラ12と同様に若干下向き(例えばモニター11の方向Aに対して下向きに4度)に配置されている。スピーカユニット36は、図12に示す筐体10aのスピーカ孔35の背面側に一体に設けられた保持部37に、図13に示す保持部材38を介して、下方に所定角度傾斜した状態で保持固定されるようになっている。保持部材38は例えばゴム製で、スピーカユニット36の前面側に向けて筒状部38aが突出形成されたものであり、図11に示したように、筒状部38aの先端が筐体10aにスピーカ孔35の背面側において当接するようになっている。これにより、スピーカユニット36から発せられる音声がスピーカ孔35以外の部分に拡散するのを防止するようになっている。図14は、上記のカメラ12および受話スピーカ15が、筐体10aの内部において、並列されて設けられた状態を示す正面図である。
ところで、図4あるいは図11に示すように、筐体10aの外周面の前面10afは、この前記カメラ12と受話スピーカ15とが下向きに設けられているのに伴って、モニター11が設けられている部分から上方にいくに従い前傾した形状を成している。
さらに、この筐体10aの前面10af側の上部において、前記カメラ12と受話スピーカ15とが下向きに設けられることによって、上面10auも下向きに傾斜して形成され、この上面10auと前面10afとの境界部分となる稜線(外形稜線)10lfは、筐体10aの最大外形部分10loよりも、若干下方(携帯テレビ電話端末10の中心部寄り)に位置するよう形成されている。これにより、図1に示したように、この筐体10aを前方から見た場合に、その前面10af側の上部の稜線10lfが、筐体10aの最大外形部分10loよりも若干下側(内側)に位置しているので、筐体10aが実際よりも小型に見えるという視覚的効果が得られる。
また、このような筐体10aには、いわゆるテレビ電話通信を行う場合に、モニター11に向き合って相手方の画像を見つつ、モニター11を見ている使用者自身の顔をカメラ12で撮影しながら使用することになる。このような使用形態は、携帯テレビ電話端末10の受話スピーカ15を耳に押し当て、マイク16を口の近くに位置させた状態で使用する通常の電話の使用形態とは異なる、いわゆるハンズフリー状態である。このようなハンズフリー状態においては、耳に近接させた状態で用いる受話スピーカ15からの音声は、モニター11に向かっている使用者までは届かない。このため、図4および図7に示したように、筐体10a内には、モニター11側の背面側にハンズフリー用スピーカ39が設けられている。このハンズフリー用スピーカ39は、筐体10aの背面側を振動させることにより音声を外部出力するものである。
さらに、図1に示したように、モニター11の周辺には、例えばその下部の両側に、二個一対のダミースピーカ孔(ダミースピーカ)40,40が形成されている。このダミースピーカ孔40,40は、スピーカとしての機能、つまり実際に音声を出力する機能を果たすものではない。しかしながら、モニター11の背面側に設けられたハンズフリー用スピーカ39(図4参照)から音声を出力させると、モニター11を見ている使用者にとっては、この二つのダミースピーカ孔40,40が、あたかもスピーカであるかのように視覚的に認識し、実際には表示パネルの背面側のハンズフリー用スピーカ39(図4参照)から音声が出力されているにもかかわらず、ダミースピーカ孔40,40から音声が発せられているように感じられ、その結果、違和感のない使用感を得ることが可能となっている。なお、このダミースピーカ孔40は二個一対に限るものではなく、一つでもよいし、あるいは三つ以上形成するようにしてもよい。また、その形状や配置等も図示したものに限定するものではなく、例えばモニター11の両側、下側、上側等、如何なる部分に形成するようにしてもよい。また、必ずしもダミースピーカ孔40である必要もなく、単なる凹部やスリット等としてもよいし、またその部分だけ筐体10aの他の部分と色(色の明るさを含む)を変えたり、さらには撥水ネット等を張るようにしてもよい。また、このダミースピーカ孔40を通して、筐体10a内に収められたハンズフリー用スピーカ39からの音声を実際に外部に出力するようにしても良い。
上記したような携帯テレビ電話端末10では、カメラ12がモニター11の外周部に設けられ、しかも下方に所定角度傾斜して設けられているので、カメラ12で撮影した画像は、モニター11を見ている使用者の顔を違和感なく撮影することが可能となっている。しかも、カメラ12はモニター11の上部に設けられているので、モニター11を見ている使用者の顔を上方から見下ろして撮像する形態となり、下方から見上げる場合等に加えて違和感の少ない画像を得ることができる。
また、モニター11の上方に設けられたカメラ12に並べて受話スピーカ15が設けられており、これらを上下別々に配置する場合に比較して装置の小型化に貢献することができる。加えて、受話スピーカ15は、元々、携帯テレビ電話端末10の上部に設けられているのが一般的であり、この点においても合理的な設定が成されていると言える。
また、上記の例では、図10に示したように、携帯テレビ電話端末10の幅方向の中心部に位置して携帯テレビ電話端末10の長手方向に延在する中心線Cに対し、受話スピーカ15の方がカメラ12よりも近寄って配置されている。これにより、モニター11の無い通常の携帯電話と同様、受話スピーカ15を耳に押し当て、マイク12に口を近づけて通話を行う場合に、受話スピーカ15が中央部寄りにあるため、形態テレビ電話端末10を耳に近接させて使用する際に受話スピーカ15を確実に耳に押し当てることができ、違和感なく使用することができる。
さらに、カメラ12は、筐体10aに形成された開口部31に対し、筐体10a側に形成された係止爪33および保持部32によって位置決め固定されているので、開口部31とカメラ12の撮像レンズ12aの先端部とが芯ズレすることもなく、外観仕上げを優れたものとすることができる。
加えて、カメラ12をモニター11の外周部の近接した位置に設けたので、モニター11を見ている使用者の顔をカメラ12で撮影したときに得られた画像において、使用者の視線が大きくずれている等の違和感が生じるのを防止することができる。
また、カメラ12と受話スピーカ15とを下向きに設けたことに伴って、携帯テレビ電話端末10の前面側の上部の稜線10lfを、最大外形部分10loに比較して下方(内側)に位置させる構成とした。これにより、携帯テレビ電話端末10が実際よりも小型に見えるという視覚的効果を得ることもできる。
さらには、モニター11の外周部に二個一対のダミースピーカ孔40,40を設けるようにしたので、モニター11を見ている使用者にとっては、モニター11の背面側に設けられたスピーカユニット36から出力される音声が、あたかもこれら二個一対のダミースピーカ孔40,40から出力するように感じられ、これによっても違和感のない使用感を得ることが可能となっているのである。
なお、上記実施の形態において、カメラ12をモニター11の上部に設ける構成としたが、例えば携帯テレビ電話端末10全体を縦型ではなく横型とする場合等に、モニター11の側方にカメラ12を配置する等してもよい。このように、モニター11に対するカメラ12の位置関係は、前記携帯で示した上部に限るものではなく、他の如何なる場所であってもよい。ただしこの場合、モニター11を見ている使用者を撮像したときに違和感のない画像が得られるよう、カメラ12をモニター11に対して傾斜させて配置させるのが好ましい。ただし、その傾斜角度も、上記した10度から15度に限るものではなく、また、傾斜させる方向も適宜変更することが可能である。受話スピーカ15についても同様であり、その位置や傾斜角度等、上記したものに限定するものではない。
加えて、カメラ12や受話スピーカ15を所定角度で保持する構造については、上記したものに限るものではなく、いかなる構造で保持固定するようにしても良い。また、受話スピーカ15については、保持部材38でスピーカユニット36を保持する構成について言及したが、カメラ12についても同様に、撮像レンズ12aをゴム製等、防水シール性を有した材質の部材で保持あるいはカバーするようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、携帯テレビ電話端末10で使用する電話回線としてPHS回線を用いる例を挙げたが、これのみに限定する意図はなく、PHS回線以外の、その地域に設定されている他の種々の規格による携帯電話回線等を用いるようにしても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものとしても良いのは言うまでもない。
本発明に係る携帯テレビ電話端末の一例を示す図であって、同端末の外観を示す正面図である。 図1の右側面図である。 図1の左側面図である。 前記端末においてカメラが設けられている部分を示す側断面図である。 前記カメラを示す側面図である。 同カメラを構成する基板を示す図であり、(a)基板を展開した状態を示す図、(b)基板を折り畳んだ状態を示す図である。 前記端末の筐体を示す正面図である。 同筐体のカメラが収められる部分の側断面図である。 同筐体のカメラおよびスピーカが収められる部分の平断面図である。 同筐体に前記カメラおよびスピーカが収められた状態を示す図である。 前記端末においてカメラが設けられている部分を示す側断面図である。 前記筐体のスピーカが収められる部分の側断面図である。 前記スピーカの構造を示す側面図である。 前記カメラおよびスピーカが、筐体の内部において、並列されて設けられた状態を示す正面図である。
符号の説明
10…携帯テレビ電話端末
10a…筐体
10lf…稜線(外形稜線)
10lo…最大外形部分
11…モニター(表示パネル)
12…カメラ
12a…撮像レンズ
15…受話スピーカ
31…開口部
39…ハンズフリー用スピーカ
40…ダミースピーカ孔(ダミースピーカ)
A…直交する方向
B…光軸


Claims (6)

  1. 相手方端末との間で画像データおよび音声データを送受信するデータ送受信手段を有した携帯テレビ電話端末の筐体の前面側に、撮像機能を有したカメラと画像データを表示する表示パネルとが備えられ、
    前記カメラの撮像レンズの光軸が前記表示パネルのパネル面に直交する方向に対し、該表示パネル側に定められた角度傾斜して配設され、
    前記筐体の裏面側に前記筐体に対して回動可能に連結されたスタンドが設けられて、前記筐体が設置面に対して傾斜した状態に支持されることを特徴とする携帯テレビ電話端末。
  2. 前記角度が10度から15度であることを特徴とする請求項1記載の携帯テレビ電話端末。
  3. 前記カメラが前記表示パネルの周囲部に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯テレビ電話端末。
  4. 前記カメラの撮像レンズが、前記携帯テレビ電話端末の筐体に形成された開口部から外部に露出して臨むよう設けられるとともに、前記カメラが前記筐体に固定されることによって、前記撮像レンズと前記開口部との位置決めがなされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯テレビ電話端末。
  5. 前記音声データを出力する受話スピーカが前記カメラと並列して前記携帯テレビ電話端末の外周部に配置されるとともに、前記受話スピーカが前記表示パネルに直交する方向に対し、前記表示パネル側に定められた角度傾斜して設けられ、前記受話スピーカとカメラとが設けられている部分において、前記端末の外形稜線が、前記筐体の最大外形部分に対して前記端末の中央部側に位置するよう形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯テレビ電話端末。
  6. 前記携帯テレビ電話端末には、前記表示パネルに画像データを表示させた状態で使用するときに前記音声データを出力させるためのハンズフリー用スピーカが前記表示パネルの背面側に備えられるとともに、前記筐体の前面側には、前記表示パネルの外周部近傍に、ダミースピーカが形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯テレビ電話端末。


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