JP2006210000A - 電飾装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】給電部から発光部に電磁誘導で電力を供給する電飾装置において、給電部に対する発光部の設置位置や設置方向の自由度を向上させる。
【構成】給電側コイルユニット7は、磁性体13の周囲に3つの給電コイル2(A〜C)を各々別の方向に磁界を発生させる様に巻いたものである。受電部6は、磁性体14に巻いた受電コイル5に発光素子4を接続して全体を被覆体15で覆ったものである。受電部6は給電部3の表面に任意の位置関係で配置できる。給電コイル2(A〜C)を選択的に駆動すれば、選択された各給電コイル2(A〜C)に誘導電流が誘起され、発光素子4(A〜C)を選択的に発光させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、発光素子に接続された受電コイルを備えた受電部を、電源に接続された給電コイルを備えた給電部に対して非接続状態で配置し、給電部を駆動して受電部に電磁誘導により非接触で給電を行い、受電部の発光素子を発光駆動することができる電飾装置に係り、特に給電部に対する受電部の配置に関わらず発光素子を発光させることができる電飾装置に関するものである。
電飾装置の発光素子へ電力を供給する手段としては、コネクター・ソケット・半田付け等の機械的接続構造を介して供給するものが一般的であるが、この機械的接続構造の電気的・機械的信頼性を確保するためには、これを設けられるだけの十分な空間が必要であり、これが電飾装置における発光素子の自由な配置や、一旦配置した発光素子の位置替え等、電飾装置による表現の自由度を制限していた。
このような課題を解決する一方法として、電磁誘導を用いて非接触にて発光素子に電力を供給する電飾装置が提案されている。例えば、下記特許文献1には、電磁誘導により非接触手段にて電力供給する水中用の照明装置が開示されている。この装置は、1次コイルを備えて水槽の外側に配置した給電部と、2次コイルを備えて水槽の内側に防水処理を施して配置した受電部と、電磁誘導作用により前記2次コイルに発生した電力の供給を受けて発光する防水した照明装置を備えており、これによって前記照明装置を給電コードを用いることなく、点灯・消灯することができるものとされている。
また、下記特許文献2も、電磁誘導を用いて非接触にて出力側部分に電力を供給する装置を開示している。
特開2002−251901号公報 特開平11−176677号公報
しかしながら、特許文献1記載の水中用の照明装置に見られるような従来の電磁誘導式の電飾装置では、受電部と発光素子(照明装置)がリード線で結ばれており、発光素子(照明装置)の配置や位置替えはリード線を引き回して行わなければならないという煩わしさがある。そこで、リード線を省略し、発光素子(照明装置)を受電部に直接接続して一体化することも考えられるが、そのような構造を採用したとしても、給電側と受電側の磁束の方向を一致させて配置する必要があるため、給電部に対する発光部の設置位置や設置方向に制限が加えられ、非接続で発光する装置の特徴である自由度の高さを十分に生かしきれない。また、特許文献2記載の装置を電飾装置として応用した場合にも、同様に電力の供給を受ける側(出力側部分)に配置の自由度が低いという問題がある。
そこで本発明は、給電部から発光部に電磁誘導で電力の供給を行う電飾装置において、給電部に対する発光部の設置位置や設置方向を給電部と合わせる必要がなく、電飾装置の使用上の自由度を向上させることを目的とする。さらに、給電部に対して自由な配置とされた受電部の発光素子を任意のタイミングで点灯、消灯できる等、駆動状態を選択し得る制御上の自由度も高め、電飾装置としての機能をさらに向上させることができるようにすることをさらなる目的としている。
請求項1に記載された電飾装置は、電源に接続される給電コイルを備えた給電部と発光素子に接続される受電コイルを備えた受電部とを有し、前記給電コイルと前記受電コイルを電磁結合が成立する給電状態に置くことにより電磁誘導で給電部から受電部に対し非接触で給電を行う給電装置において、前記給電部が、発生する磁界の方向が互いに異なる複数の給電コイルを備えていることを特徴としている。
請求項2に記載された電飾装置は、請求項1記載の電飾装置において、複数の前記給電コイルを選択的に駆動することにより、前記受電部の前記発光素子の駆動状態を選択するように構成されたことを特徴としている。
請求項3に記載された電飾装置は、請求項2記載の電飾装置において、複数の前記給電コイルを所定の値以上の周波数で繰り返して駆動することにより、前記給電部に対して任意の位置関係で配置された前記受電部の前記発光素子を発光させるように構成されたことを特徴としている。
請求項4に記載された電飾装置は、請求項2記載の電飾装置において、複数の前記給電コイルを任意の順序で駆動し、駆動された前記給電コイルと電磁結合が成立するような位置関係で前記給電部に配置された前記受電部の前記発光素子を発光させるように構成されたことを特徴としている。
請求項5に記載された電飾装置は、請求項2記載の電飾装置において、複数の前記給電コイルを互いに異なる駆動時間で駆動することにより、駆動された前記給電コイルと電磁結合が成立するにような位置関係で前記給電部に配置された前記受電部の前記発光素子を前記駆動時間に対応する時間で発光させるように構成されたことを特徴としている。
請求項6に記載された電飾装置は、請求項1乃至5記載の電飾装置において、前記受電部は、巻き方向が異なる複数の受電コイルを有していることを特徴としている。
請求項7に記載された電飾装置は、請求項6記載の電飾装置において、複数の前記受電コイルにそれぞれ接続された前記発光素子は、前記受電コイルごとに互いに発光色が異なることを特徴としている。
請求項1に記載された電飾装置によれば、前記給電部の複数の給電コイルは互いに異なる複数方向の磁界を発生できるので、受電部を給電部に対して必ずしも一定の位置関係で配置しなくとも、受電部の受電コイルに誘導電流を発生させることができ、発光素子を発光させることができる。給電部に設ける給電コイルの数は2以上であれば、電飾の目的乃至使用時に必要とされる受電部の配置の自由度等に応じて任意であるが、一例として、異なる3方向について磁界が発生するように3つの給電コイルを給電部に設けると、受電部の受電コイルが1つであっても、給電部に対する受電部の位置関係が、3つの給電コイルが発生する磁界の3つの方向のいずれかに合致していれば、受電コイルに誘導電流を効率的に発生させて発光素子を発光させることができる。3個の受電部を磁界の3つの方向にそれぞれ合致させて給電部に配置しておけば、3つの受電部の発光素子をいずれも発光させることができる。
請求項2に記載された電飾装置によれば、請求項1記載の電飾装置による効果において、さらに、複数の前記給電コイルを駆動順序や駆動周波数等の駆動条件を選択して駆動することにより、給電部に配置する任意個数の受電部に対し、各受電部の発光素子の駆動状態を任意に選択できる。
すなわち、請求項3に記載された電飾装置によれば、請求項2記載の電飾装置による効果において、複数の前記給電コイルを所定の値以上の高い周波数で繰り返して駆動し、給電部が発生する磁界の複数の方向にそれぞれ合致させて配置された複数の受電部の各発光素子を、人間の目視上、同時に発光させることができる。
また、すなわち、請求項4に記載された電飾装置によれば、請求項2記載の電飾装置による効果において、複数の前記給電コイルを任意の順序で駆動すれば、給電部が発生する磁界の複数の方向にそれぞれ合致させて配置された複数の受電部のうち、駆動された前記給電コイルと電磁結合が成立するような位置関係にある前記受電部の前記発光素子を選択して発光させることができる。
また、すなわち、請求項5に記載された電飾装置によれば、請求項2記載の電飾装置による効果において、複数の前記給電コイルを互いに異なる駆動時間で駆動することにより(すなわち駆動信号のデューティー比を変えて駆動すれば)、駆動された前記給電コイルと電磁結合が成立するにような位置関係で前記給電部に配置された前記受電部の前記発光素子を、前記駆動時間に対応する時間長で発光させることができ、当該発光素子の発光輝度を任意に変更することができる。
請求項6に記載された電飾装置によれば、以上効果を説明した請求項1乃至5記載の電飾装置において、前記受電部に巻き方向が異なる複数の受電コイルが設けられているので、発光状態の選択の自由度がさらに向上し、表示の審美性がさらに高まる。
請求項7に記載された電飾装置によれば、請求項6記載の電飾装置において、複数の前記受電コイルにそれぞれ接続された前記発光素子は、前記受電コイルごとに互いに発光色が異なるので、発光状態の選択の自由度及び表示の審美性がさらに一層高まる。
以下、本発明を実施するために特許出願人が出願時点で最良と思う本発明の実施の形態を図1〜図10を参照して説明する。
図1〜図7は本発明の実施の形態に係る電飾装置の第1実施形態を示す。図1は同電飾装置の給電部の回路構成図であり、図2は本発明の実施の形態に係る電飾装置の受電部の回路構成図であり、図3は同受電部の断面図であり、図4は同電飾装置の使用時における断面図であり、図5は同電飾装置の第1の駆動波形図であり、図6は同電飾装置の第2の駆動波形図であり、図7は同電飾装置の第3の駆動波形図である。
図8〜図10は本発明の実施の形態に係る電飾装置の第2実施形態を示す。図8は同電飾装置の受電部の断面図であり、図9は同電飾装置の使用時における断面図であり、図10は同電飾装置の駆動波形図である。
1.第1実施形態(図1〜図7)
(1)構成等(図1〜図4)
本例の電飾装置は、給電駆動回路8に接続された給電コイル2を備えて平形乃至パネル状に構成された給電部3と、発光素子4に接続された受電コイル5を備えてブロック状等の小型発光部材として構成された受電部6を有し、前記受電部6を前記給電部3の表面等、その近傍の任意の位置に配置して、前記給電コイル2と前記受電コイル5を電磁結合が成立する給電状態に置くことにより、電磁誘導で給電部3から受電部6に対し非接触で給電を行い発光素子4を発光させる装置である。
図1に示すように、前記給電部3は、3つの給電コイル2(A,B,C)を有する給電側コイルユニット7と、この給電側コイルユニット7に駆動信号を供給する給電駆動回路8を有している。
給電駆動回路8は、電源1(電源回路もしくは電池)と、駆動信号の基準となる信号を発生する発振器9(発振回路)と、必要に応じて発振器9からの信号をもとに駆動信号に変換する分周器10(分周回路)と、各給電コイル2の駆動タイミングを制御する制御回路11と、制御回路11からの信号により給電側コイルユニット7の各給電コイル2を分周器10からの信号で交流駆動する駆動回路12((1)〜(3))とを有しており、給電側コイルユニット7の各給電コイル2(A〜C)は数kHzから数十kHzの交流にて駆動される。
図4に示すように、前記給電側コイルユニット7は、薄い平形の一つの磁性体13の周囲に3つの給電コイル2(A〜C)を各々別の方向に磁界を発生させる様に巻いたものであり、本例では各コイル2の中心において発生する磁界の方向が互いに直交する3方向となるように構成されている。本例ではコイル2が表面に直接露出しているが、受電部6を表面に安定して配置できるように磁界の到達を妨げない厚さ及び材質の材料乃至部材で表面を覆っても良い。
図2にて受電部6の回路構成を説明する。受電部6は、磁性体14と、該磁性体14に巻き込まれた一つの受電コイル5と、受電コイル5の両端に接続されて該コイル5に誘起された電力にて駆動される発光素子4(例えばLED)とを有している。発光素子4(例えばLED)は、導通方向が互いに逆になるように2個ずつ合計4個が一つの受電コイル5の両端に接続されている。
図3にて受電部6の全体構成を説明する。受電部6の磁性体14は略円柱状乃至角柱状等の柱状体であり、その周囲に受電コイル5が巻かれている。受電コイル5に接続された前記発光素子4は、受電コイル5の表面に配置されており、磁性体14、受電コイル5及び発光素子4は全体として透光性を有する樹脂等の被覆体15によりモールド等の手法で覆われており、全体として略円柱形をなす電飾のための一発光体を構成している。
本例の受電部6は、受電部6の受電コイル5が一つであるから、全体の寸法を非常に小さく収めることができ、自由な配置が可能となるように電池を一緒にパッケージした従来の発光素子等と比較しても、極めてコンパクトな構成で自由な配置が可能な電飾用の発光体を実現できる。なお、被覆体15は無色透明でも有色半透明でも良く、電飾の効果を考慮し、発光素子4の発光色に合せて自由に選択することができる。
図4に示すように、受電部6の発光素子4を発光させる場合には、受電部6を給電部3の表面に任意の位置関係で配置する。図4では、3つの受電部6(A〜C)がそれぞれ異なる位置関係で給電部3の給電側コイルユニット7上に配置されている。この状態で給電コイル2(A〜C)を選択的に駆動すれば、選択された各給電コイル2(A〜C)が、これに対応する位置関係にある受電部6(A〜C)の各受電コイル5(A〜C)に誘導電流を誘起してその発光素子4(A〜C)を選択、発光させることができる。
すなわち、ここで前記位置関係とは、駆動面では、給電部3の各給電コイル2が発生する磁界の方向と、これを受ける受電部6のコイルの方向との関係を示す。従って、給電部3のある給電コイル2が発生する磁界の方向が、受電部6の受電コイル5に誘導電流を発生させるように、該受電部6を給電部3に対して配置すれば、該受電部6の発光素子4は発光することができる。本例では給電部3が3方向の給電コイル2を備えているので、図4に示すように、受電部6は少なくとも図示する3種類のいずれの位置関係で給電部3に配置しても発光を得ることができる。なお、これら3つの位置関係には当たらない中間的な配置であっても、受電部6の受電コイル5に対して給電コイル2の発生する磁界が有効な成分を有する限りにおいて、受電部6の受電コイル5には何らかの起電力が生じ、該起電力に応じて発光素子4が発光することはもちろんである。
また、図4では、3つの受電部6(A〜C)が給電部3の給電側コイルユニット7の上面に載置されており、特に固定されていないが、給電側コイルユニット7に対する位置がずれないように、何らかの一時的固定手段で受電部6が給電側コイルユニット7から不用意に移動しないようにしてもよいし、またかかる一時的固定手段があれば受電部6を給電側コイルユニット7の側面や底面に配置することもでき、使用上の自由度がさらに高まる。
(2)駆動方法等(図5〜図7)
本例の電飾装置の駆動方法の第1例について図5を参照して説明する。
分周器からの信号(1-1) を受けた制御回路11は、各駆動回路12((1)〜(3))がそれぞれ接続された各給電コイル2(A〜C)を所定の順序及び時間長で繰り返し選択駆動するように制御し、各駆動回路12((1)〜(3))は駆動信号(1-2) 〜(1-4) を出力して各給電コイル2(A〜C)を駆動する。この駆動信号が入力されると、選択された給電コイル2は分周器10よりの信号(1-1) の周波数で交流にて駆動される(各給電コイル2(A〜C)の駆動波形(1-5) 〜(1-7) 参照)。
各給電コイル2(A〜C)が交流にて駆動されると、給電側コイルユニット7では各給電コイル2(A〜C)の巻かれた方向に応じた磁界が発生し、この磁界の方向と合う方向に設置された受電部6の受電コイル5に電圧が誘起され、その発光素子4が発光する(発光素子4(A〜C)の駆動波形(1-8) 〜(1-10)参照)。
この時、発光素子4(A)には給電コイル2(A)による電圧の他、図示のように給電コイル2(C)による比較的小さい電圧も誘起されているが、これは図4に示すように発光素子4(A)が給電側コイルユニット7の表面の端(端面近く)に設置されているため、給電コイル2(C)からの磁界影響を受けたことによる。このように給電側コイルユニット7の端面近くでは複数の給電コイル2の影響を受ける場合がある。
このような駆動において、制御回路11より各駆動回路12((1)〜(3))に入力される駆動信号(1-2) 〜(1-4) が高速に切り替えられている時(約50Hz以上の周波数)には、すべての受電部6(A〜C)の各発光素子4(A〜C)は残像により連続して点灯しているように見える。この様な動作により、発光体である受電部6は給電部3に設置される位置や方向に関わらず、すべての発光素子4を発光させることが可能となる。
次に、本例の電飾装置の駆動方法の第2例について図6を参照して説明する。
本駆動例によれば、駆動信号を選択的に出力することにより、駆動される給電コイル2で発生した磁界に対応した配置にある受電部6の発光素子4だけを選択的に発光させることが可能となる。以下に、第1の駆動例のように各受電部6(A〜C)の各発光素子4(A〜C)を連続点灯させた時と同一の輝度で、所望の選択した受電部6の発光素子4を発光させた場合の各部の波形を図6に示す。
図6の駆動例によれば、最初に受電部6(A)の発光素子4(A)のみが点灯し、その後発光素子4(C)のみが点灯し(発光素子4(A)は設置位置によるもれ発光を生じる。)、その後発光素子4(B)のみが点灯し、最後に発光素子4(A)と発光素子4(B)が点灯する。この様に、選択した給電コイル2により発光素子が発光する受電部6を変更することが可能となる。
次に、本例の電飾装置の駆動方法の第3例について図7を参照して説明する。
本駆動例は、駆動信号(3-1) 〜(3-3) のデューティー比を変化させることで各受電部6(A〜C)の各発光素子4(A〜C)の発光輝度を変更した動作例である。最初に受電部6(A)の発光素子4(A)のみ高輝度にて点灯し、その後発光素子4(B)のみが高輝度にて点灯し、その後発光素子4(C)のみが高輝度にて点灯する(発光素子4(A)は設置位置によるもれ発光を生じる。)。
2.第2実施形態(図8〜図10)
(1)構成等(図8及び図9)
図8に示すように、本例の電飾装置の受電部16は、複数の受電コイル5(a,c)と、各受電コイル5(a,c)にそれぞれ接続された複数の発光素子4(a,c)を備えている。
本例では、1個の受電部16における受電コイル5及び発光素子4の組は2組(a及びc)である。各組の発光素子4(a又はc)は4個あり、各組においては2個ずつ導通方向が逆となるように対応する組の受電コイル5(a又はc)の両端に接続されており、各組の発光素子4(a,c)の発光色は互いに異なる。
磁性体17は略角柱形であり、2つの受電コイル5(a,c)は磁性体17の周囲に互いに交差するようにそれぞれ巻かれており、各受電コイル5(a,c)に接続された各組4個の発光素子4(a,c)は各受電コイル5(a,c)の巻き方向に沿って磁性体17の各面ごとに1つずつコイル上に配置されている。従って、発光色の異なる各4個、合計8個の発光素子4が、各柱形の磁性体の8つの面に交互に配置された構成となっている。そして被覆体は、これら磁性体17、受電コイル5及び発光素子4の外形に対応した角の丸い略角柱形となってこれらの内部機構を覆っている。なお、図8では、受電部16は受電コイル5及び発光素子4の組を2組有しているが、上述したように複数であればよく、3組以上設けてもよいことはもちろんであり、その場合には受電部の全体形状を適宜発光表示に適した形状とすればよい。
本例における給電部3の構成は第1実施形態と同様であり、図9に示すように、給電側コイルユニット7の上面に受電部16が配置される。なお、図9では、給電側コイルユニット7の上面に1個の受電部16が配置されているが、もちろん2個以上配置しても良いし、その場合には各受電部16の給電側コイルユニット7に対する位置関係は同一でも異なっていても良く、電飾の目的によって任意に配置する。
(2)駆動方法等(図10)
本例における動作を図10を参照して説明する。
受電部16と給電側コイルユニット7を図9に示すような配置で設置し、図10に示すように各給電コイル2(A〜C)を所定の順序で繰り返し駆動すると、給電コイル2の駆動により給電される受電コイル5(A、C)が交互に切り替わるので、発光する発光素子4(A、C)の色彩も交互に切り替わる。すなわち、1個の受電部16における発光色を交互に切り替えて表示することができる。この場合、駆動周波数をある一定以上とすれば、2色の混色によって第3の色彩を表現することもできる。さらに、この場合、各給電コイル2(A〜C)の駆動デューティー比を適宜に変えれば、2つの発光素子4(A、C)の混色により得られる色彩を連続的に変化させるような表示も可能となる。
このように、電飾装置の表示上の審美的機能を向上させることができる。
3.その他の実施形態
第2の実施形態のような複数の受電コイル5及び発光素子4を有する受電部16を、第1の実施形態で示したような駆動例により駆動しても、高い電飾の効果を得ることができる。また、以上説明した実施形態では、給電側コイルユニット7は略パネル状であり、受電部6,16はその表面に設けることとしたが、さらに具体的な適用例としては、例えば電飾を施そうとする壁面等にこの給電側コイルユニット7を多数設け、多数の受電部6,16を所望の配置で任意に取り付けるようにすれば、高い自由度で効果の高い電飾を行うことができる。
図1は同電飾装置の給電部3の回路構成図である。 図2は本発明の実施の形態の第1の例に係る電飾装置の受電部6の回路構成図である。 図3は同受電部6の断面図である。 図4は同電飾装置の使用時における断面図である。 図5は同電飾装置の第1の駆動波形図である。 図6は同電飾装置の第2の駆動波形図である。 図7は同電飾装置の第3の駆動波形図である。 図8は本発明の実施の形態の第2の例に係る電飾装置の受電部6の断面図である。 図9は同電飾装置の使用時における断面図である。 図10は同電飾装置の駆動波形図である。
符号の説明
1…電源
2…給電コイル
3…給電部
4…発光素子
5…受電コイル
6,16…受電部
7…給電側コイルユニット
8…給電回路
9…発振器
10…分周器
11…制御回路
12…駆動回路
13,14,17…磁性体
15,18…被覆体

Claims (7)

  1. 電源に接続される給電コイルを備えた給電部と発光素子に接続される受電コイルを備えた受電部とを有し、前記給電コイルと前記受電コイルを電磁結合が成立する給電状態に置くことにより電磁誘導で給電部から受電部に対し非接触で給電を行う電飾装置において、
    前記給電部が、発生する磁界の方向が互いに異なる複数の給電コイルを備えていることを特徴とする電飾装置。
  2. 複数の前記給電コイルを選択的に駆動することにより、前記受電部の前記発光素子の駆動状態を選択するように構成された請求項1記載の電飾装置。
  3. 複数の前記給電コイルを所定の値以上の周波数で繰り返して駆動することにより、前記給電部に対して任意の位置関係で配置された前記受電部の前記発光素子を発光させるように構成された請求項2記載の電飾装置。
  4. 複数の前記給電コイルを任意の順序で駆動し、駆動された前記給電コイルと電磁結合が成立するような位置関係で前記給電部に配置された前記受電部の前記発光素子を発光させるように構成された請求項2記載の電飾装置。
  5. 複数の前記給電コイルを互いに異なる駆動時間で駆動することにより、駆動された前記給電コイルと電磁結合が成立するにような位置関係で前記給電部に配置された前記受電部の前記発光素子を前記駆動時間に対応する時間で発光させるように構成された請求項2記載の電飾装置。
  6. 前記受電部は、巻き方向が異なる複数の受電コイルを有している請求項1乃至5記載の電飾装置。
  7. 複数の前記受電コイルにそれぞれ接続された前記発光素子は、前記受電コイルごとに互いに発光色が異なることを特徴とする請求項6記載の電飾装置。
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