JP2006209382A - 献立供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの健康に関する要望、嗜好、目的に合致した献立を在庫食材の中から選択し安全にユーザーに配送することを管理するシステムを提供すること。
【解決手段】ユーザー端末からユーザーの健康要望、嗜好、目的等の情報を取得しセンターにおいて解析しユーザーに最適な献立を食材情報DB在庫情報DBを参照して演算選択しユーザーに献立候補として提案し該当献立の賞味期限、献立の最適調理方法、該当献立の食事環境情報をデジタル情報として献立とともにユーザーに配送しユーザーにおいてはデジタル情報を活用して安全で要望にあった献立を最適な調理プロセスで調理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報通信システムを活用した食事、献立の供給システムであり、さらにユーザー固有の食事・献立事情、要望に対応する食事献立供給システムである。
近年、人の生活習慣が変化し従来のような食事形態がとれなくなってきている。さらに同じ家庭の中でも個々人の食事に対する健康とかダイエットなどといった要求、あるいはイタリアン、中華、エスニックといった外国から入ってきた食事の要求さらに食事時間も多様化し個食といわれるようにそれぞれの人が違った時間に違った食事・献立を取るようになってきている。また食材の賞味期限に関する販売現場での捏造などといった不祥事が多発し食に関する安全神話が崩壊したこともあり、食に関する安全要求が高まってきている。
インターネットによる販売等が普及してきているが、特殊な食材を遠隔地でも手に入れるといった事は可能となってきているが、前述のようなユーザーの食に関する総合的な要求を満たすような仕組みは存在していなかったのが現状である。従来の例としては健康やスポーツ大会等に向けてネットを利用して食事等に対してアドバイスをするようなシステムは存在したが(特許文献1参照)総合的なものではなかった。
また、RF−IDなどの無線ICタグ、2次元コードなどあらゆるものがネットワークで結ばれる時代がユビキタスのなのもとに訪れようとしている近年において、食材、調理器、冷蔵庫も例外ではないが、ネットワークで結ばれた食材、調理器、冷蔵庫が連携して人の生活をより便利なものにしようというこころみは、まだ十分ではない。無線ICタグを貼った食材をIT機能を備えた冷蔵庫に格納し、中の食材の賞味期限をチェックしたり、買い物リストを作成するぐらいで、食事の支度という家事のうちもっとも労力のかかる部分に正面から取り組んだものではなかった。
さらに生活者が食事をする際には例えばイタリア料理を食べる際にはイタリアの画像とか音楽といったその食事にあった環境等を手軽に実現する容易な手段というのはなかったのが現状である。香りの分野では購入する際に該当商品の香りをネットを通じて実現するといった方法が提案(特許文献2)されているがあくまで購入補助といった仕組みである。
また食材・食事献立等はいきなりユーザーの所に出現するわけではなく配送・保管といったプロセスを含むため該当の食材・食事献立の履歴を安価に低温で保管される場所においも容易に管理可能な技術はなかったのが現状である。
特開2003−16193
特開2003−13089
本発明は前述のような要求すなわち多様化した個人の嗜好、個人の食事時間、個人の健康、ダイエットといった食事に関する目的要求、安全要求といった食事・献立を手軽にユーザーが要求に対応可能な栄養的にもバランスの取れた個人の嗜好にあった食事・献立を提供し、各個人が容易に購入できる献立供給システムを提供することである。さらに食事のみではなく例えば外来のイタリア料理を食べる際に音、画像、香り、照明がイタリアの環境であればよいといった食事そのもの以外の部分の要求にも応えるシステムが必要とされている。さらに前述したように食材・食事献立等はいきなりユーザーの所に出現するわけではなく配送・保管といったプロセスにおいても安価で食材のように低温保管されていてもその履歴が記録され安全が確認されるといったシステムが要求されている。同様に食材を扱う各所で賞味期限切れの問題が発生しているがユーザーが特に注意しなくても賞味期限切れがある場合には賞味期限切れを警告してくれるシステムも要求されている。
前述の課題を解決するために本発明者らは鋭意研究の結果以下の手段をとった。すなわちユーザー端末と前記端末と接続可能なセンターから構成された献立供給システムにおいて
A)ユーザーサイトアクセス情報取得ステップ
B)サイトアクセスステップ
C)センターユーザー情報取得ステップ
D)ユーザー別最適献立演算選択ステップ
E)ユーザーへの最適献立提案ステップ
F)ユーザー献立選択ステップ
G)発注ステップ
H)食材手配ステップ
I)配送ステップ
J)献立調理ステップ
からなる少なくとも各ステップと
a)供給する献立をユーザーに配送し、ユーザーが食べる状態まで品質を保ち保存しておく保存手段
b)ユーザーの個人健康情報、個人嗜好情報、希望献立情報、食事目的情報、要望費用情報から選ばれた少なくとも1つの情報をセンターに取得するユーザー情報取得手段
c)前記ユーザー情報から前記ユーザーに最適な献立を演算選択する最適献立演算選択手段
d)前記最適献立演算選択手段で得られた献立をユーザーに提案する提案手段
e)前記保存手段で保存された献立をユーザーが食べられる状態にする最適献立調理手段
とから構成されるようにすればよい
そして前述のユーザーアクセス情報取得ステップはユーザーの端末側でサイトのURLを近距離無線(無線LAN、ブルートゥース)、RF−ID、赤外線通信、あるいは印刷コード(2次元コード)により取得し、前記サイトアクセスステップにより前記取得したURLにて該当サイトにアクセスすればよい。
前述のユーザー情報取得ステップにおいては前述のユーザー端末からユーザー情報取得手段により取得された個人健康情報、個人嗜好情報、希望献立情報、食事目的情報、要望費用情報から選ばれた少なくとも1つの情報を前述のセンターに取得し最適献立選択演算手段において取得した情報からユーザー情報を分析演算し、それぞれのユーザーに最適な食材を選択するようにすればよい。
最適献立演算選択手段においては該当ユーザーの過去の履歴も含めて演算することを可能とするためユーザーの過去の情報を蓄積するユーザー情報蓄積手段を設けておきこのユーザー情報蓄積手段を参照して演算すればユーザーの過去の食事履歴とうも考慮することが可能となる。
前述のセンターにおいては各食材の情報も含めた食材在庫情報蓄積手段を有し、前述の献立演算選択はユーザー情報を分析演算した結果と前述の食材在庫情報蓄積手段を参照してユーザーに最適な食材から献立を選択すればよい
前述の保存手段は冷凍であり、前述の最適献立調理手段はプログラマブル加熱解凍装置であり前述の加熱解凍装置は解凍処理するため最適調理プロセス情報によりプログラマブル加熱解凍可能あるようにすれば献立あるいは献立を構成する食材に最適な解凍処理を最適なプロセスで行うことによって可能となる。
さらに前述の献立には個別識別するための献立識別IDが付与され前述の最適な解凍調理プロセスを特定する最適調理プロセス情報は該当献立識別IDと共にセンターに登録され前述のプログラマブル加熱解凍装置はネットを介してセンターに接続しこの献立識別IDにより最適調理プロセス情報を取得し前述のプログラマブル加熱解凍装置は最適調理プロセス情報により最適な調理プロセスで解凍が行われるようにすればよい。
そして前述の献立識別IDはRF−ID、印刷コード(2次元コード、バーコード)に格納されており配送される献立に添付され前述のプログラマブル加熱解凍装置はRF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダを有しておりこのRF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダによって献立識別IDを取得するようにすればよい
さらにセンターには献立識別IDと共に賞味期限情報が登録されており前述のプログラマブル加熱解凍装置は賞味期限情報判定手段が設けられ前述のセンターに接続した際に前述の賞味期限情報を取得し該当調理日時が賞味期限の後であればユーザーに警告する賞味期限警告手段を設けておけばユーザーが特に意識しなくても賞味期限切れを確実にユーザーに伝えることが可能となる。
あるいは前述のプログラマブル加熱解凍装置により解凍調理する際に最適な解凍調理プロセスを特定する最適調理プロセス情報はRF−ID、印刷コード(2次元コード、バーコード)に格納されており配送される献立に添付され前述のプログラマブル加熱解凍装置はRF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダを有しておりこのRF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダによって最適調理プロセス情報を取得しこの最適調理プロセス情報により最適な調理プロセスで解凍が行われるようにすればよい
そしてさらに前述のRF−IDあるいは印刷コードには最適調理プロセス情報と共に賞味期限情報が格納されており、前述のプログラマブル加熱解凍装置は賞味期限情報判定手段が設けられさらにプログラマブル加熱解凍装置はこの賞味期限情報を取得し該当調理日時が賞味期限の後であればユーザーに警告する賞味期限警告手段を設けておけばユーザーが特に意識しなくても賞味期限切れを確実にユーザーに伝えることが可能となる。
さらに発注ステップは決済手段を含んでおり前記ユーザー献立選択ステップにより選択した献立を発注決済することが可能とすればユーザーの端末で発注決済までのプロセスを行うことが可能となる。
さらに最適食材選択演算手段は前記ユーザー情報からユーザー別に演算を行い既存あるいは在庫の食材を使った献立に不足する栄養素がある場合には必用に応じて既存の献立に必要栄養素を加えることでユーザー別に最適化を行い食材手配において必用栄養素を該当献立に添加あるいは添付するようにすればよい。
次に食事そのものではなく食事を行う環境を提供する方法について説明する。献立供給システムであって供給する献立に関連した食事環境を音、画像、香り、照明から選ばれた少なくとも1つの要素から生成する食事環境生成手段を設けておき、供給される献立には前述の食事環境生成手段に該当献立に関連した食事環境情報を通知する食事環境情報通知手段を設けておき、ユーザーが献立を食事する際に前述の食事環境生成手段はこの食事環境情報通知手段により取得した食事環境情報により食事環境を生成するようにすればその食事と合致した例えばイタリア両氏であればイタリアの画像、音楽といった環境が実現することが可能となる。
そしてこの献立供給システムにおいてはネットで接続可能なセンターが設けられており、センターは献立にそれぞれの献立を識別するための献立識別IDを発行し、この献立識別IDは該当献立と関連する食事環境情報と共にセンターに登録されており、前述の食事環境情報通知手段はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)でありこのRF−IDあるいは印刷されたコードには前記献立識別IDが格納されており前述の食事環境生成手段は前述の献立識別IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取りネットでセンターにアクセスし前述の献立識別IDにより該当食事環境情報を取得するようにすればよい。
あるいは献立供給システムにおいてはネットで接続可能なセンターが設けられており、前記センターにはそれぞれの献立に該当する食事環境情報が食事環境情報IDと共に登録されており、前述の食事環境情報通知手段はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)でありこのRF−IDあるいは印刷されたコードには該当献立に関連する食事環境情報IDが格納されており前述の食事環境生成手段はこの食事環境情報IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取りネットでセンターにアクセスし食事環境情報IDにより該当食事環境情報を取得すればよい。
あるいは献立供給システムにおいては食事環境生成手段に食事環境情報蓄積手段が設けられこの食事環境蓄積手段には複数の食事環境情報が食事環境情報IDと共に登録されており前述の食事環境情報通知手段はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)でありこのRF−IDあるいは印刷されたコードには該当献立に関連する食事環境情報IDが格納されており前述の食事環境生成手段は前述の食事環境情報IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取り前記食事環境情報IDにより食事環境情報蓄積手段から該当食事環境情報IDにより食事環境情報を読み出してもよい
次に安価に食材・献立の履歴を記録し必要に読み出すシステムについて説明する。献立供給システムにおいて各献立の材料食材である各食材パッケージにセンサーメモリ付パッシブタイプRF−IDを設け前述の食材の保管、配送の各プロセス個所に1以上の前述のセンサーメモリ付パッシブタイプRF−IDを稼動させるための電力供給用RF−ID基地局を設けこのRF−ID基地局から所定のタイミングで電波を送出することによって前記センサーメモリ付パッシブタイプRF−IDのメモリにセンサーで取得したデータを蓄積するようにすればよい。
このRF−ID基地局は少なくとも前述の食材を保管する冷凍貯蔵庫に設置されているか、あるいはRF−ID基地局は少なくとも前記食材を配送する配送車の保管部に設置しておけば配送・保管プロセスにおいても食材・献立の履歴を記録することが可能となる。そしてこのセンサーは温度センサーであれば冷凍食品等において一番重要である温度履歴を記録しておくことが安価で容易に可能となる。
次に賞味期限切れをユーザーに効果的に警告するしくみについて述べる。献立供給システムであって供給する献立を構成する各食材のそれぞれの賞味期限切れを食する危険防ぐためにユーザーに賞味期限切れを警告する警告通知手段を設けておき、さらに献立により選ばれる在庫の各食材の賞味期限を蓄積する在庫食材賞味期限蓄積手段を設け、ユーザーにより献立が選択された際にこの献立を構成する在庫の各食材の賞味期限に関する情報を前述の在庫賞味期限蓄積手段より呼び出し該当献立を構成する食材の中よりその時点から一番近い賞味期限のものを選択しこの献立の賞味期限として登録し前述の警告通知手段により通知すればよい。
そしてこの献立供給システムにおいてはネットで接続可能なセンターおよびネット接続可能なユーザー端末が設けておき、センターはこの献立にそれぞれの献立を識別するための献立識別IDを発行し、前述の献立の賞味期限登録は献立識別IDと共にセンターに登録され、また賞味期限の警告の通知手段はユーザー端末であり、前述の献立識別IDはRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)に格納されユーザーに配送される献立パッケージに添付し、ユーザー端末によりこの献立識別IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取りネットを介してセンターにアクセスしこの献立識別IDにより該当献立の賞味期限を取得し該当日時が該当献立の食事日時より献立賞味期限が前であるかを判定し賞味期限前であればユーザー端末によりユーザーに賞味期限前であることを通知すればよい。
あるいは献立供給システムにおいてはユーザー端末が設けられており、この献立の賞味期限の登録は直接賞味期限情報をRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)に格納されることであり、ユーザー端末によりこの献立賞味期限をRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで直接読み取り該当日時がこの献立の食事日時の該当献立賞味期限が前であるかを判定し賞味期限前であればユーザー端末によりユーザーに賞味期限前あることを通知すればよい。
そしてこのユーザー端末はユーザーに音声または画像で前述の警告をユーザーに通知すればよい。こうした構成をとることによってユーザーが特に意識しなくても賞味期限切れ情報をユーザーに容易に通知することが可能となる。
調理器と食材とがITにより連携してユーザーに献立を供給するシステムについて説明する。ユーザー端末と前記端末との通信機能を設けたパッケージに詰め込まれた食材(以後、パッケージ食材と呼ぶ)、前記端末と前記パッケージ食材の少なくとも1つとの通信機能を設けた調理器(以後、IT調理器とよぶ)から構成された献立供給システムにおいて、
1)前記献立を用意するための食材をパッケージに詰め込み、前記ユーザー向けのパッケージ食材を生成するパッケージ化ステップ、
2)前記献立を構成するパッケージ食材の取扱い情報を生成し、前記取扱い情報を記憶する食材登録ステップ、
3)前記パッケージ食材を前記ユーザーへ配送する配送ステップ、
4)前記IT調理器が前記パッケージ食材を前記取扱い情報に従って調理する調理ステップ、
からなるステップを少なくとも含むシステムを採用すればよい。
ここで食材は冷凍食品を含み、前記取扱い情報は前記食材の解凍方法と保存方法から選ばれる少なくとも1つを含めばとよい。
前記ユーザー端末と前記IT調理器は一体であると、台所で家事を行っているユーザーにとって便利なシステムとなる。
前記パッケージ食材の通信機能は、近距離無線を含む通信システムによるものであると小さなチップで通信ができてよい。
前記取扱い情報は、前記パッケージ食材を前記IT調理器で制御するための調理制御情報を含むとユーザーは食材や調理器について知識を持たなくても適切な調理が出来て便利である。
前記ユーザー端末と前記パッケージ食材と前記IT調理器から選ばれる少なくとも1つとの通信機能を設けた情報センターをさらに構成要素として含むと、ここのユーザー端末やIT調理器の情報管理負担を減らすことが出来、食材の取扱い情報や注文についての情報などを効率的に管理できて良い。
前記ユーザー端末と前記情報センターとの通信は、印刷媒体に記載されたコード、画像表示媒体に映されたコードから選ばれる少なくとも1つを読み取って得られる通信先情報を利用しての通信であると、ユーザーはこのシステムへのより多くのアクセス機会を持つことが出来て便利である。
前記パッケージ食材の栄養素情報、他の食材との食べ合わせ情報、栄養素の摂取タイミング情報、体に及ぼす効果情報から選ばれ少なくとも1つの食事効果情報を登録するステップをさらに含むとユーザーに対して献立のアドバイスに参照したり、適切な献立を選ぶ参考となってよい。
前記ユーザーが自身のユーザー端末から献立を発注する発注ステップをさらに含めば、前記ユーザー端末において、前記ユーザーに提供可能な料理の種類、栄養素の組み合わせ、前記ユーザーが希望する自身の体に及ぼす効果から選ばれる少なくとも1つのカテゴリーによる選択枝を提示し、前記ユーザーの選択操作によって入力された選択情報と前記登録された食事効果情報とを参照して、献立情報を自動生成させ、該献立情報を基に前記パッケージ食材を作成すると煩雑な献立選択が簡単になって良い。
前記生成した献立情報に献立IDを割り当て、前記ユーザー及び前記パッケージ食材と関連づけて前記情報センターに登録すると、パッケージ食材の履歴など各種情報へのアクセスが容易になって便利である。
前記パッケージ食材にはセンサーが付与され、前記センサーが検知した情報は前記情報センターにおいて管理されると、食材の品質に問題が発生しても早期に発見することが出来て安全確保の面から望ましいシステムとなる。
前記献立IDは、前記パッケージ食材の取扱い情報と関連づけられていると、食材の情報へのアクセスが容易になって良い。
前記センサーはタイマー、位置センサーから選ばれる少なくとも1つを含み、前記パッケージ食材が配送される予定時間を前記IT調理器に通知し、前記IT調理器は通知された情報に基づいて自動制御されると、ユーザーはタイミング良く献立の料理を食することが出来て便利である。
前記IT調理器は、前記パッケージ食材との通信により得た前記取扱い情報を参照して、調理制御を行うとユーザーは食材や調理器について知識を持っていなくても適切に調理が出来て良い。
前記ユーザ端末、前記情報センター、前記食材パッケージ、前記IT調理器から選ばれる少なくとも1つと通信する機能を備えた冷蔵庫を構成要素としてさらに含むとシステムの連携の幅が貯蔵にまで広がって良い。
前記IT冷蔵庫は、前記パッケージ食材との通信により得た前記取扱い情報を参照して、貯蔵制御を行うと、ユーザーは食材や冷蔵庫について知識を持っていなくても適切に貯蔵が出来て良い。
前記IT冷蔵庫は、自身に収納されたパッケージ食材の情報を前記情報センターに送信し、前記発注ステップにおいてユーザーが閲覧可能であると、いちいち冷蔵庫の中身を確かめなくても良く、ドアを開けて冷気を逃がすなどのロスを防げて良い。
前記ユーザー端末と前記IT冷蔵庫は一体であると、台所で家事をしている場合に大変便利でよい。
前記IT調理器と前記IT冷蔵庫は一体化された複合機器であると、台所や部屋のスペースを効率的に使えて良い。
前記パッケージ食材はその形状が規格化され、外部からの操作により、前記複合機器内に設けられた通路を通って冷蔵部から調理部へと移動し、調理されると調理のために冷蔵庫の扉を開けることによるエネルギーロスが防げてよりいっそう効率的である。
前記配送は、前記IT冷蔵庫と前記IT調理器とを設けた移動車によって行われると、移動中に調理をしてできたての献立をユーザーに提供できるなど効果的である。
以上述べたよう本発明によればユーザーの多様化した食に対する要求すなわち健康に対する要求、個人の好みに関する嗜好要求、個人の健康、ダイエット等の目的要求に応える献立をユーザーが容易に発注することができさらに供給できるシステムを提供することが可能となる。また食事にあった画像、音楽・音声、食事、香り、照明といった食事環境が容易に提供することが可能となる。賞味期限切れの食材・食事献立も警告されるので安全にユーザーに献立を提供することが可能となる。さらに食材・食事・献立の安全を確認するために配送・貯蔵といったプロセスにおける履歴も安価に蓄積できさらに低温保存といった場所においても履歴を蓄積できるので食材・食事献立の安全の確認が容易となる。また食材・献立で重要な賞味期限の問題に関してもユーザーが特に意識しなくても賞味期限切れの警告をユーザーに伝えることが可能となる。
さらには、調理器や冷蔵庫などをIT化し、情報センターなどと連携させることにより、よりいっそう適切な食材保存や調理が出来、さらには機器を複合化したり、移動車に積載することにより、大きな相乗効果を得ることが出来る。
以下実施例に基づいて説明する。
以下さらに図に基づいてさらに詳しく説明していく。図1は本発明の1つの形態で101は街角に設置された看板であり、102は看板に取り付けられたRF−IDである。ユーザー107は携帯電話103を持っており看板101を見て気になったらサイトのアドレス情報を看板に取り付けられたRF−ID102より取得する。取得したアドレス情報を元にネットを通じて105のセンターにアクセスし各種手続きを行う。106は配送センターであり、105のセンターにおいて各種処理を行い、最適な配送センターを選択して必要情報を送信する。配送センターにおいては必要な食材を選択しユーザー107に配送する。
図2はそのときの概略フローを示したものであり、201においてユーザーの携帯電話端末により看板からサイトのURLを取得し202においてセンターにアクセスを行う。次に203においてセンサーはユーザーの個人健康情報(体重、身長、体脂肪等)、個人嗜好情報(どういった種類の食事が好みか)、該当食事のユーザーの希望献立である希望献立情報、ユーザーの食事に対しての例えばダイエット、筋力アップ、持久力アップといった目的である食事目的情報、ユーザーの希望価格である要望価格情報を携帯電話を通じて取得する。さらに204においはセンターは個人健康情報、個人嗜好情報、希望献立情報、食事目的情報、価格要望を元に該当個人の最適な献立を演算し在庫を参照して個人食事を編集生成する。そして205においてユーザーの携帯電話に最適献立の提案を表示し206でユーザーが選択を行い207において発注を行い必要ならば決済を行う。
208においてセンターは発注に基づき食材の手配を行い該当食材情報を最適な配送センターを選択し該当配送センターにその情報を送信する。209においては配送センターで必要な食材を揃えてパッケージしユーザーに配送する。さらに210において保存されている献立を調理している。以上の流れを図3においてユーザー、センター、配送センターのそれぞれの処理分担シーケンスを示した。図4は携帯電話によるサイトのアドレス取得の方法であるが401は携帯電話であり看板402に設置されたパッシブ型RF−ID403より携帯電話アドレスを取得する。あるいは404のチラシ(ポスター)に印刷されたQRコード405を携帯電話401により読み取ることにより取得してもよい。
それぞれの処理をさらに詳しく説明していくが図5は個人情報の入力からセンターにおける処理、ユーザーの選択までの流れを示した。501においてユーザーがサイトにアクセスした場合、センターがこのユーザーの個人情報を保持していないあるいは更新の必要がある場合には502においてユーザーの個人情報入力案内が表示され次に503においてユーザー端末に入力画面表示が行われる。その様子を図7、8,9、10、11に示したが、図7では身長、体重、体脂肪率、睡眠時間の各項目入力画面であり、図8では個人の嗜好情報入力画面で(a)では嗜好のうち主食の(b)では嗜好のうち量の(c)では嗜好のうち味のそれぞれの画面である。図9においては該当食事に対する希望献立であり(a)ではどういったコース(和食、中華、イタリアン、フレンチ等)が希望か(b)では和食コースを選んだ場合の希望のカテゴリーを(c)ではカテゴリーの中の希望の献立を表示している。図10では食事の目的(筋力アップ、持久力アップ、ダイエット等)そして図11では個人の要望金額入力画面である。
次に505において個人情報を蓄積しさらに蓄積した個人情報を解析するが、ここで個人の嗜好情報はそれぞれの献立の好みデータからマイニングを行いそのマイニング結果によりパターン分けを行いそのパターンと共に蓄積を行う。センターのDBの構成は図6に示すが個人健康情報DB、個人嗜好情報DB、購入献立履歴DB、個人献立目的DB、各食材情報を格納している食材情報DB、各配送センター別の食材の在庫情報からなる在庫情報DBから構成されている。506において蓄積された個人情報を解析し507において解析結果から該当個人の最適な献立演算処理を行い508において食材DB、在庫DBを参照して該当個人の献立提案を作成する。そして509でその結果をユーザー端末に表示し510においてユーザーが選択を行う。
図12はA氏の個人情報DBの一部を示したものであり、図13は食材DBの内容、図14はさらにその食材DBの栄養情報を示した。図15はA配送センターの食材在庫状況例を示したもので図16はA氏の献立の最適な目標を演算した結果で図17、図18は食材DB、在庫DBを参照して選択した献立候補A1、A2を示したものである。ここで図17の献立候補A1においてはカルシウム、ビタミンCが不足しているため添加栄養素で補助する。同様に図18の献立候補A2においては食物繊維、マグネシウム、ビタミンEが不足しているため添加栄養素で補助する。そしてこの2つの候補を図5の509でユーザーの端末に表示し510においてユーザー端末によりA1とA2から選択すればよい。
次にユーザーに配送されてからの献立の調理について説明する。図19は献立調理の様子を図示したもので1901は冷凍献立調理のための解凍加熱装置であり、1902はRF−IDリーダー1903は献立パッケージであり1904は献立パッケージに添付されているRF−IDである。このRF−IDには献立識別IDが書き込まれておりこの識別IDは最適調理プロセス情報をコード化した最適調理プロセスIDと共にセンターに登録されている。解凍加熱装置はネット経由でセンターに接続しこの献立識別IDから最適調理プロセスIDを取得する。図20はそのフローを示しており2001で献立パッケージのRF−ID(図19の1904)から解凍加熱装置1901のRF−IDリーダー1902によりネット経由でセンターの最適調理プロセスIDを読み取りこの最適調理プロセスIDから解凍加熱装置に内蔵されてメモリーから該当の調理プロセスプログラムを読み出し2002において調理プロセスの設定と行い、2003で冷凍してあった献立の調理を行えばよい。あるいは最適調理プロセス情報を献立識別IDと共にセンターに登録しておきネット経由でセンターに接続し最適調理プロセス情報をダウンロードして献立を調理してもよい。あるいはRF−IDに最適調理プロセス情報を格納して加熱装置解凍加熱装置1901のRF−IDリーダー1902により最適調理プロセス情報を取り込んでもよい。
次に配送された献立の賞味期限についての警告システムについて説明するが、そのフローは図21に示した。センターには献立識別IDと共に賞味期限が登録されており、2101では加熱装置がネットを介してセンターより賞味期限情報を取得する。次に2101においてこの配送された献立が賞味期限かどうかを判定し期限内であれば解凍加熱装置で通常どおり調理すればよく、賞味期限が切れている場合には図19に示す表示部1905に賞味期限が切れていることを警告表示すればよい。
本実施例においては一食の場合の例であるが、健康を長期的に管理しようする場合には長期的な食事(献立)計画が必要となる、その場合にはセンターにおいてはユーザーの意向を踏まえて献立計画(長期的)を生成して提案すればさらに効果的なものとなる。本実施例の構成によればユーザーは自分の健康、ダイエットなどといった要求に合致した献立を容易に発注することが可能であり、さらに安全に問題のある賞味期限切れといった危険を回避することも可能となる。
次に食事環境を提供するシステムについての説明をする。図22はその概要ブロック図であり、2201はユーザーで2202は献立パッケージ、2203は献立パッケージに添付されたRF−ID、2204は食事環境生成装置、2205は食事環境生成装置に取り付けられたRF−IDリーダー2206はセンターである。図23は食事環境生成装置のさらに詳しい説明であって、2301が食事環境生成装置コントロール部であり,2302はデスプレー、2303、2304はスピーカー、2305は香り発生装置で2306は香り発生器2307は香りカートリッジ群であり香りは特定されたカートリッジを選択して所望の香りを発生し、2308、2309は照明装置である。食事環境生成装置2204は該当食事に関連した画像、音声、香り、照明とからなる食事環境情報を取得して該当食事にあった食事環境を提供する。
図24に食事環境情報の取り扱いの1例のフローを示したが、2401においてセンター(図22の2206)はそれぞれの献立に対して献立識別IDを発行すると共にこの献立識別IDを該当献立に関連する食事環境生成情報と共に登録する。次に2402において食事環境生成装置(図22の2204)のRF−IDリーダー(図22の2205)により献立パッケージ(図22の2202)のRF−ID(図22の2203)から献立識別IDを取得する。次にネットを経由でセンター(図22の2206)に接続してこの献立識別IDにより該当の食事環境情報を取得する。そしてこの場合必要な情報を取得すればよく、動画が必要な場合は動画情報、静止画が必要な場合は静止画情報、音楽情報が必要な場合は音楽音声情報、音声情報が必要な場合は音声情報をそして香り情報が必要な場合は設置しているカートリッジに対応する香り情報ID、照明に必要な照明情報を取得する。次に取得した食事環境情報に基づき画像は図23の2302デスプレーで調理し、音は2303、2304スピーカーにおいて再生し、香りは2305で香り情報IDに基づき香りカートリッジを選択し発生すればよく、照明は2308、2309において照明情報に基づき再生(照明)すればよい。
図25に他の食事環境情報の取り扱いの例のフローを示したが、2501においてセンター(図22の2206)はそれぞれの献立・食材に関連した食事環境情報IDを発行すると共にこの食事環境情報IDを該当献立に関連する食事環境生成情報と共に登録する。次に2502において食事環境生成装置(図22の2204)のRF−IDリーダー(図22の2205)により献立パッケージ(図22の2202)のRF−ID(図22の2203)から食事環境情報IDを取得する。次にネットを経由でセンター(図22の2206)に接続してこの食事環境情報IDにより該当の食事環境情報を取得する。そしてこの場合必要な情報を取得すればよく、動画が必要な場合は動画情報、静止画が必要酔うな場合は静止画情報、音楽情報が必要な場合は音楽音声情報、音声情報が必要な場合は音声情報をそして香り情報が必要な場合は設置しているカートリッジに対応する香り情報ID、照明に必要な照明情報を取得する。次に取得した食事環境情報に基づき画像は図23の2302デスプレーで再生し、音は2303、2304スピーカーにおいて再生し、香りは2305で香り情報IDに基づき香りカートリッジを選択し発生すればよく、照明は2308、2309において照明情報に基づき再生(照明)すればよい。
図26に他の食事環境情報の取り扱いの例のブロック図を示したが、2601はユーザーで2602は献立パッケージ、2603は献立パッケージに添付されたRF−ID、2604は食事環境生成装置、2605は食事環境生成装置に取り付けられたRF−IDリーダー、2606は食事環境生成装置に設置されたストレージであり食事環境情報IDと共に食事環境情報が蓄積されている。そしてこの場合のフローを図27に示したが2701において食事環境生成装置(図26の2604)のRF−IDリーダー(図26の2605)により献立パッケージ(図26の2602)のRF−ID(図26の2603)から食事環境情報IDを取得する。次に2702においてこの食事環境情報IDによりストレージ(図26の2606)から該当の食事環境情報を取得する。そしてこの場合必要な情報を取得すればよく、動画が必要な場合は動画情報、静止画が必要酔うな場合は静止画情報、音楽情報が必要な場合は音楽音声情報、音声情報が必要な場合は音声情報をそして香り情報が必要な場合は設置しているカートリッジに対応する香り情報ID、照明に必要な照明情報を取得する。次に2703において取得した食事環境情報に基づき画像は図23の2302デスプレーで再生し、音は2303、2304スピーカーにおいて再生し、香りは2305で香り情報IDに基づき香りカートリッジを選択し発生すればよく、照明は2308、2309において照明情報に基づき再生(照明)すればよい。
本実施例においては献立識別IDあるいは食事環境情報IDといった情報はRF−IDに格納されていたがこれに限られるものではなく印刷されたQRコードを献立パッケージに印刷しておき食事環境生成装置にスキャナー、QRコード解析部を設けておきスキャナーによりQRコードを読み取ってよい。本実施例の構成によれば献立により異なった画像、」音楽、香り、照明といった食事環境を容易に実現することが可能となる。例えばイタリア料理の献立を自宅から発注する場合イタリアの環境が自宅で容易に実現することが可能となる。また本実施例においては献立パッケージにRF−IDを添付したがこれに限られるものではなく例えば料理を盛り付ける皿などにRF−IDをつけておけばその皿で食事をする際に容易に該当料理と関連する食事環境を実現することが可能となる。
次に食材の安全のための食材履歴取得方法について説明するが、その概要を図28に示す。2801は食材・献立冷凍保管庫、2802はRF−IDの基地局、2803は保管されている食材(献立)パッケージであり、2804はセンサー・メモリ付パッシブタイプRF−IDである。冷凍庫2801は-40℃に保たれていなければ冷凍食材パッケージ2803の中の食材は痛んでしまうがその履歴を記録するため基地局2802から電波を出力しセンサー、メモリ付パッシブタイプRF−IDである2804のRF−IDを稼動させる。
2804のセンサー、メモリ付パッシブタイプRF−IDのブロック図を図29に示した。ここで2901はRF−ID、2902はアンテナであり、電波を受け電力を発生し2903の制御部を起動し2904の温度センサーのデータを読み出し、2905のメモリー部に温度センサー2904から読み出した温度データを記録する。ここでは一定時間すなわち30分毎に図28の基地局2802を起動することによって図28の2804のセンサー、メモリ付パッシブタイプRF−IDに温度をセンシングし温度情報を記録していく。その記録した結果を図30に示すすが、ここでは前述のように一定時間30分毎に図28の基地局2802から電波を受けた2804のRF−IDでセンサーデータを蓄積している。そして必用に応じて2804のRF−IDのメモリ部から蓄積された食材パッケージの温度情報を読み出し安全に保管されているか確認を行なえばよい。
本実施例の構成によれば通常センサー駆動のための電池を内蔵する必要はないのでセンサーを付RF−IDのコストが安価になると共に食材保存用の冷凍保管庫内においても内蔵電池の能力が低温により発揮されないといった問題を解決することが可能となる。
次に献立の賞味期限切れをユーザーに警告する仕組みについて説明する。図31は本実施例のブロック図である。3101はユーザー、3102はユーザー発注した献立パッケージであり、配送センターでユーザーの発注した献立にそって食材をパッケージしたものである。3103は献立パッケージに添付されたRF−IDである。このRF−IDにはセンターにおいて発行された献立識別IDが格納されている。3104はユーザー端末であり、3105はRF−IDリーダーであり、献立パッケージ3102のRF−ID3103より献立識別IDを読み出す。3106はセンターであり献立識別IDと共に該当献立の賞味期限が登録される。
この献立識別IDとともに登録されている賞味期限は在庫してある各食材の賞味期限を登録しておき在庫食材賞味期限蓄積手段であるデータベースに登録しておき、ユーザーからの献立の注文が入った際にその献立にもとづいて食材を選択しパッケージングするがその際に選択された食材のそれぞれの賞味期限を在庫食材賞味期限が格納されたデータベースを参照して読み出し一番直近の日時のものをこの献立の賞味期限として献立識別IDと共に登録すればよい。
この様子を図32に示したが3201において献立の元となる各食材別の賞味期限を在庫食材賞味期限蓄積手段であるデータベースに登録する。3202においてユーザーからの発注された献立を元に献立を構成する食材を選択するとともにセンター(図31の3106)において献立識別IDを発行する。この時献立識別IDをRF−IDに格納して献立パッケージに添付する。3203においては選択された各食材の賞味期限を在庫食材賞味期限蓄積手段であるデータベース読み出し各食材の賞味期限を比較し直近のものを該当献立の賞味期限としてセンターに献立識別IDと共に登録する。
3205においてユーザー端末(図31の3104)のRF−IDリーダー(図31の3105)によってユーザーに配送された献立パッケージ(図31の3102)のRF−ID(図31の3103)より献立識別IDを取得する。3205においてユーザー端末(図31の3104)よりネットを介してセンター(図31の3106)に接続して献立識別IDにより該当献立の賞味期限を取得し3206において該当食材が賞味期限内かどうかを判定し期限が切れている場合にはユーザー端末(図31の3104)によりユーザーに画像あるいは音声で期限が切れていることを通知すればよい。
本実施例においては賞味期限の通知システムは献立識別IDを発行しRF−IDに格納して行ったがこれに限られるものではなくQRコードなどの印刷コードに格納してもよい。この場合はユーザー端末において印刷コードをスキャナー等で読み取ればよく、取得した献立識別IDによりセンターに接続して該当献立の賞味期限を取得すればよい。またセンター無しの方法すなわち献立賞味期限情報をRF−IDあるいは印刷コードに格納すればよく、この場合はユーザー端末により献立賞味期限を直接読み出し判定すればよい。
本実施例の構成によれば多様な食材を組み合わせて献立を構成する際にもそれぞれの食材がバラバラな賞味期限であるにもかかわらずユーザーに配送される時は該当献立に最適な賞味期限が設定されているとともにユーザーが賞味期限に意識しなくても賞味期限が切れていることを警告することが可能となる。
図33は、本発明の第4の形態を示した全体構成図である。ユーザー3301、ユーザーや食材、そして献立に関する情報を集中管理する情報センター3302、ユーザーが注文した献立の食材をパッケージ化して配送する配送センター3303、配送センターで用意されたパッケージ食材3304、配送されたパッケージ食材を調理するIT調理・貯蔵器3305、そして以上の構成要素を通信で結ぶネットワーク3306、無線基地局3307という構成である。
図34は、情報センター3302の内部構成図である。
ネットワークを介して他の構成要素と通信する機能を受け持つ通信部3401、データベースや通信部の制御を行う制御部3402、取扱い情報データベース3403、献立情報データベース3404、食事情報データベース3405、ユーザー情報データベース3406、パッケージ食材データベース3407という構成である。
取扱い情報データベース3403は、配送センター3303で用意されるパッケージ食材3304の保存方法や調理方法についての情報が格納されており、配送時の温度・湿度管理やIT調理・貯蔵器3305における保存・調理の必要に応じてネットワークを介した通信で呼び出されて利用される。
献立情報データベース3404には、ユーザーの希望によって生成された献立がID(献立ID)を付与して登録されており、ユーザーは献立IDを入力して自身が注文した献立を構成するパッケージ食材に関する情報にアクセスすることが出来る。
食事情報データベース3405には、各食材の含有する栄養素情報、他の食材との食べ合わせ情報、吸収の良い取得タイミング情報、体に及ぼす効果情報が格納されており、ユーザーが自分の希望にとって望ましい献立を選択するために参照される。
ユーザー情報データベース3406には、ユーザーの過去に注文した履歴、ユーザーの身体データ、ユーザーの好みが格納されている。パッケージ食材データベース3407には、配送センターでパッケージされた時間、構成食材、配送時の状態(温度、湿度)の履歴が、献立IDと関連づけて記録されている。
図35は、配送センター3303における作業フローを示したフローチャートである。指示ステップ3501において、情報センターからの献立配送の指示情報をネットワークを介して受信する。次に食材ピッキングステップ3502において、指示情報に従ってユーザー注文の献立に応じた食材のピッキングが行われる。パッケージ化ステップにおいて、ピッキングされた食材がパッケージ化されパッケージ食材となる。そして、登録ステップ3502において、パッケージ食材が献立IDと関連づけて情報センター内のパッケージ食材DB3407に登録される。配送ステップにおいて、パッケージ食材は配送車によってユーザーのもとに届けられる。
図36は、パッケージ食材の詳細構成図である。
3601はパッケージ本体であり、無線ICタグ3602、温度センサー3603が設けられており、パッキングされた食材が食材プレートA 3604、食材プレートB 3605、食材プレートC 3606という具合に格納されている。
無線ICタグは、このパッケージ食材の献立IDを保持しており、IT調理・貯蔵器からの通信要求に応じて献立IDを送信するだけでなく、温度センサー3603が予め設定した温度を感知すると、所定の信号を発するアクティブ機能を備えている。この信号は配送センターの貯蔵庫、配送車に備えられた読み取り装置3607で受信され、ネットワークを介して情報センター3302に送信され、パッケージ食材の履歴としてパッケージ食材データベースで管理される。
ここでパッケージ食材の通信機能を満たすために無線ICタグが採用されたが、赤外通信やブルートゥースなどの近距離無線、その他本発明の主旨に合う通信手段であればいかなるものでも採用できる。
IT調理・貯蔵器3305は、パッケージ食材を貯蔵する冷蔵庫機能とオーブンレンジとしての調理機能を備えた複合調理器である。さらには、無線通信機能を備え、ユーザー3301の操作により無線基地局3307、ネットワーク3306を経由して情報センター3302に接続して、ブラウザ画面から注文を行ったり、食事に関するカウンセリングを受けたりする事が出来き、ユーザーの無線端末としての役割を兼ねている。
図37は、IT調理・貯蔵器3305の内部構成図である。
パッケージ食材3601を収納した貯蔵部3701、連絡部3702、調理部3703、通信部3704、ブラウザ機能を備えた表示・操作部3705、パッケージ食材に備えられた無線ICタグと通信するためのリーダー・ライター機能を備える近距離通信部3706という構成である。
ここでスロット式に抜き差し可能になっている食材プレートA〜Cは、連絡部3702に挿入され、可動棚3707にセットされる。ここではプレートBが抜き出され可動棚に半分収まっている様子を示している。
3708は食材プレートを調理部3703に挿入するためのゲートである。ゲート3708から、調理部に納められた食材は、近距離通信部3706で読み取った献立IDを通信部3704から情報センターに送信してリクエストして得られた調理方法情報に従って調理される。このようにして、ユーザーは食材についての知識がなくても、最適な調理を施すことが出来る。さらには、貯蔵庫から調理器への移動も内部で自動的に行われるため、人の手をわずらわすことなく快適に調理を行うことが出来る。
ユーザーは表示操作部3705から通信部3704を操作して、情報センターにアクセスして、献立の注文や収納済みパッケージ食材の履歴を閲覧することが出来る。
ここで貯蔵部での各パッケージ食材の保存及び調理部での調理(解凍など戻し処理を含む)、調理後の保温(保存方法2)は、情報センターで管理される取扱い情報を参照して制御される。図38は取扱い情報の一例である。
図39は、本実施例のシステムの全体動作を示す概略フローを示したものである。
注文ステップ3901において、IT調理・貯蔵庫を通信端末としてネットワーク接続し、情報センターにアクセスし、献立の注文を行う。次に、パッケージ化ステップ3902において、配送センターで情報センターからの指示に従って食材のパッケージ化が行われ、情報センターに登録される。配送ステップ3903において、配送中の温度などの履歴情報を記録しながら、ユーザーのもとに届けられる。貯蔵ステップ3904で、パッケージ食材はIT調理・貯蔵庫の貯蔵部に納められ、取扱い情報データベースに登録されている保存情報を参照して保存される。調理ステップ3905で同様に取扱い情報データベースに登録されている調理情報をもとに調理される。
このようにして、ユーザーはパッケージに格納された食材の特性について知識をもたなくても、希望する献立を用意することが出来る。また、パッケージ食材を前提に冷蔵庫などの貯蔵器と調理器とが一体設計とすることにより、ユーザーは配送されて保管されている食材に触れることなく、調理して献立を揃えることが出来る。図40は図36で説明したパッケージ食材が食卓4001に並べられたイメージである。パッケージされていた食材であるプレートAが4002、プレートBが4003、プレートCが4004で、そのまま並べて1つの献立を構成している。
回収ステップ3906では、プレートをパッケージに戻し、そのまま回収されることにより、家庭ゴミを最小に押さえることが出来る。
図41は、実施例6の全体構成を示した概略図である。
ユーザー4101、ユーザー端末4102、プローブ屋台カー4103、補給センター4104、情報センター4106、ネットワーク4107、無線基地局4108という構成である。
ユーザー端末4102は、GPSによる測位機能を備えた携帯電話である。ネットワークを介して情報センターに接続し、ブラウザ画面からの操作によりユーザーが献立を注文する。
図42はプローブ屋台カー4103の詳細構成図である。通信部4201、位置センサー4202、パッケージ食材4204を格納したIT冷蔵庫4203、IT調理器4205、制御部4206という構成である。
補給センター4104は、ネットワークを介してプローブ屋台カー4103や情報センター4106と通信し、ユーザーの注文状況やプローブ屋台カー4103のパッケージ食材の在庫を把握し、パッケージ食材4105を用意し、補給に来るプローブ屋台カーに必要なパッケージ食材を供給する。
図43は情報センターの詳細構成図である。ネットワークを介して他の構成要素と通信する機能を受け持つ通信部4301、データベースや通信部の制御を行う制御部4302、取扱い情報データベース4303、献立情報データベース4304、食事情報データベース4305、ユーザー情報データベース4306、パッケージ食材データベース4307、プローブ屋台カー情報データベースという構成である。
取扱い情報データベース4303は、補給センター4104で用意されるパッケージ食材4105の保存方法や調理方法についての情報が格納されており、プローブ屋台カーに格納したIT冷蔵庫4203の温度・湿度管理やIT調理・貯蔵器4205における調理の必要に応じてネットワークを介した通信で呼び出されて利用される。
献立情報データベース4304には、ユーザーの希望によって生成された献立がID(献立ID)を付与して登録されており、ユーザーは献立IDを入力して自身が注文した献立を構成するパッケージ食材に関する情報にアクセスすることが出来る。
食事情報データベース4305には、各食材の含有する栄養素情報、他の食材との食べ合わせ情報、吸収の良い取得タイミング情報、体に及ぼす効果情報が格納されており、ユーザーが自分の希望にとって望ましい献立を選択するために参照される。
ユーザー情報データベース4306には、ユーザーの過去に注文した履歴、ユーザーの身体データ、ユーザーの好みが格納されている。さらには、ユーザーがアクセスしてきた端末の位置情報が記録される。
パッケージ食材データベース4307には、補給センターでパッケージされた時間、構成食材、プローブ屋台カー内での保管状態(温度、湿度)の履歴が、献立IDと関連づけて記録されている。
プローブ屋台カー情報データベース4308には、位置センサー4202が検知した位置、パッケージ食材の在庫状況が記録されている。
図44は、本実施例のシステムの全体動作を示したフローチャートである。
アクセスステップ4401において、ユーザー4101が自身の携帯電話4102からネットワーク接続して、情報センター4106にアクセスする。
次に測位ステップ4402において、携帯電話の測位機能を作動させて自位置を獲得し、情報センター内のユーザー情報データベースに記録する。注文ステップ4403では、ユーザーは携帯電話のブラウザ画面で食事に関する情報を参照しながら献立を選択し、注文する。注文の献立は献立IDが付与され、必要なパッケージ食材が決定する。
プローブ屋台カー選択ステップ4404において、記録されたユーザー位置や必要なパッケージ食材とプローブ屋台カー情報データベースとを参照して、ユーザーのもとへ献立をデリバリーするプローブ屋台カーを決定する。
自位置確認ステップ4405において、所定の間隔で位置センサー4202により自車の位置を測位する。そして、到着までの時間と調理にかかる時間の比較によるタイミング判定ステップ4406において、タイミングが悪ければ、また次の間隔で自位置を確認する。
タイミングが良いと判定されれば、調理開始ステップ4407において、制御部4206がIT調理器を制御し、調理を開始する。ここでIT冷蔵庫とIT調理器との間に通路を設け、自動搬送によりパッケージ食材を全自動調理すると、プローブ屋台カーは、ドライバー1名で操作できて効率がよい。
ステップ4408において、到着と同時に調理が終了するので、ユーザーは待たされることなく、調理された献立を得ることが出来て便利である。
このように調理のタイミングを計りながら、IT調理器を制御することで時間的ロスを防ぐことが出来、かつ配送車のオペレーターは調理のタイミングを考えることなく、移動車の運転に集中することが出来て安全である。
実施例1の概要ブロック図 実施例1の概略フロー 各分野のシーケンス 携帯電話へのURLの取り込み ユーザー端末関連のフロー センターデータベース構成 個人健康情報入力画面 個人嗜好入力画面 希望献立取得画面 目的入力画面 金額要望画面 A氏の個人情報 食材情報 A食材栄養情報 在庫状況情報 A氏の目標値演算結果 献立候補A1の栄養情報 献立候補A2の栄養情報 献立パッケージと調理器 調理プロセス 賞味期限判定のフロー 実施例2センター方式ブロック図 食事環境生成装置 食事環境生成フロー(献立識別ID方式) 食事環境生成フロー(食事環境情報ID方式) 実施例2ローカル方式のブロック図 食事環境生成フロー(ローカル方式) 実施例3のブロック図 センサー、メモリ付RF−ID 取得温度情報 実施例4の概略ブロック図 実施例4のフロー 第5の形態を示した全体構成図 情報センターの内部構成図 配送センターにおける作業フロー パッケージ食材の詳細構成図 IT調理・貯蔵器の内部構成図 取扱い情報の一例 実施例5のシステムの全体動作を示す概略フロー 食卓に並べられたパッケージ食材のイメージ図 実施例6の全体構成 プローブ屋台カーの詳細構成図 情報センターの詳細構成図 実施例6のシステムの全体動作を示したフローチャート

Claims (47)

  1. ユーザー端末と前記端末と接続可能なセンターから構成された献立供給システムにおいて
    A)ユーザーサイトアクセス情報取得ステップ
    B)サイトアクセスステップ
    C)センターユーザー情報取得ステップ
    D)ユーザー別最適献立演算選択ステップ
    E)ユーザーへの最適献立提案ステップ
    F)ユーザー献立選択ステップ
    G)発注ステップ
    H)食材手配ステップ
    I)配送ステップ
    J)献立調理ステップ
    からなる少なくとも各ステップと
    a)供給する献立をユーザーに配送し、ユーザーが食べる状態まで品質を保ち保存しておく保存手段
    b)ユーザーの個人健康情報、個人嗜好情報、希望献立情報、食事目的情報、要望費用情報から選ばれた少なくとも1つの情報をセンターに取得するユーザー情報取得手段
    c)前記ユーザー情報から前記ユーザーに最適な献立を演算選択する最適献立演算選択手段
    d)前記最適献立演算選択手段で得られた献立をユーザーに提案する提案手段
    e)前記保存手段で保存された献立をユーザーが食べられる状態にする最適献立調理手段
    とから構成されること特徴とする献立供給システム
  2. 前記ユーザーアクセス情報取得ステップはユーザーの端末側でサイトのURLを近距離無線(無線LAN、ブルートゥース)、RF−ID、赤外線通信、あるいは印刷コード(2次元コード)により取得し、前記サイトアクセスステップにより前記取得したURLにて該当サイトにアクセスすることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の献立供給システム
  3. 前記ユーザー情報取得ステップにおいては前記ユーザー端末から前記ユーザー情報取得手段により取得された個人健康情報、個人嗜好情報、希望献立情報、食事目的情報、要望費用情報から選ばれた少なくとも1つの情報を前記センターに取得し前記最適献立選択演算手段において取得した情報からユーザー情報を分析演算し、それぞれのユーザーに最適な食材を選択することを特徴とする特許請求範囲第1項記載の献立供給システム
  4. 前記最適献立演算選択手段においては該当ユーザーの過去の履歴も含めて演算することを可能とするためユーザーの過去の情報を蓄積するユーザー情報蓄積手段を有し前記ユーザー情報蓄積手段を参照して演算することを特徴とする特許請求範囲第3項記載の献立供給システム
  5. 前記センターにおいては各食材の情報も含めた食材在庫情報蓄積手段を有し、前記献立演算選択は前記ユーザー情報を分析演算した結果と前記食材在庫情報蓄積手段を参照してユーザーに最適な献立を選択することを特徴とする特許請求範囲第3項記載の献立供給システム
  6. 前記保存手段は冷凍であり、前記最適献立調理手段はプログラマブル加熱解凍装置であり前記加熱解凍装置は解凍処理するため最適調理プロセス情報によりプログラマブル加熱解凍可能あることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の献立供給システム
  7. 前記献立には個別識別するための献立識別IDが付与され前記最適な解凍調理プロセスを特定する最適調理プロセス情報は前記献立識別IDと共にセンターに登録され前記プログラマブル加熱解凍装置はネットを介して前記センターに接続し前記献立識別IDにより最適調理プロセス情報を取得し前記プログラマブル加熱解凍装置は前記最適調理プロセス情報により最適な調理プロセスで解凍が行われることを特徴とする特許請求範囲第6項記載の献立供給システム
  8. 前記献立識別IDはRF−ID、印刷コード(2次元コード、バーコード)に格納されており前記配送される献立に添付され前記プログラマブル加熱解凍装置はRF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダを有しており前記RF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダによって前記献立識別IDを取得することを特徴とする特許請求範囲第7項記載の献立供給システム
  9. 前記センターには献立識別IDと共に賞味期限情報が登録されており前記プログラマブル加熱解凍装置は賞味期限情報判定手段が設けられ前記センターに接続した際に前記賞味期限情報を取得し該当調理日時が賞味期限の後であればユーザーに警告する賞味期限警告手段を有することを特徴とする特許請求範囲第7項記載の献立供給システム
  10. 前記プログラマブル加熱解凍装置により解凍調理する際に最適な解凍調理プロセスを特定する最適調理プロセス情報はRF−ID、印刷コード(2次元コード、バーコード)に格納されており前記配送される献立に添付され前記プログラマブル加熱解凍装置はRF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダを有しており前記RF−IDリーダーあるいは印刷コードリーダによって前記最適調理プロセス情報を取得し前記最適調理プロセス情報により最適な調理プロセスで解凍が行われることを特徴とする特許請求範囲第6項記載の献立供給システム
  11. 前記RF−IDあるいは印刷コードには最適調理プロセス情報と共に賞味期限情報が格納されており、前記プログラマブル加熱解凍装置は賞味期限情報判定手段が設けられさらに前記プログラマブル加熱解凍装置は前記賞味期限情報を取得し該当調理日時が賞味期限の後であればユーザーに警告する賞味期限警告手段を有することを特徴とする特許請求範囲第10項記載の献立供給システム
  12. 前記発注ステップは決済手段を含んでおり前記ユーザー献立選択ステップにより選択した献立を発注決済することを特徴とする特許請求範囲第1項記載の献立供給システム
  13. 前記最適食材選択演算手段は前記ユーザー情報からユーザー別に演算を行い既存の献立に不足する栄養素がある場合には必用に応じて既存の献立に必要栄養素を加えることでユーザー別に最適化を行い食材手配において前記必用栄養素を該当献立に添加あるいは添付することを特徴とする特許請求範囲第1項記載の献立供給システム
  14. 献立供給システムであって供給する献立に関連した食事環境を音、画像、香り、照明から選ばれた少なくとも1つの要素から生成する食事環境生成手段を設けておき、前記供給される献立には前記食事環境生成手段に前記献立に関連した食事環境情報を通知する食事環境情報通知手段を有し、ユーザーが前記献立を食事する際に前記食事環境生成手段は前記食事環境情報通知手段により取得した食事環境情報により食事環境を生成することを特徴とした献立供給システム
  15. 献立供給システムにおいてはネットで接続可能なセンターが設けられており、センターは前記献立にそれぞれの献立を識別するための献立識別IDを発行し、前記献立識別IDは該当献立と関連する食事環境情報と共にセンターに登録されており、前記食事環境情報通知手段はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)であり前記RF−IDあるいは印刷されたコードには前記献立識別IDが格納されており前記食事環境生成手段は前記献立識別IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取りネットでセンターにアクセスし前記献立識別IDにより該当食事環境情報を取得することを特徴とする特許請求範囲第14項記載の献立供給システム
  16. 献立供給システムにおいてはネットで接続可能なセンターが設けられており、前記センターにはそれぞれの献立に該当する食事環境情報が食事環境情報IDと共に登録されており、前記食事環境情報通知手段はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)であり前記RF−IDあるいは印刷されたコードには該当献立に関連する食事環境情報IDが格納されており前記食事環境生成手段は前記食事環境情報IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取りネットでセンターにアクセスし前記食事環境情報IDにより該当食事環境情報を取得することを特徴とする特許請求範囲第14項記載の献立供給システム
  17. 献立供給システムにおいては食事環境生成手段に食事環境情報蓄積手段が設けられ前記食事環境蓄積手段には複数の食事環境情報が食事環境情報IDと共に登録されており前記食事環境情報通知手段はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)であり前記RF−IDあるいは印刷されたコードには該当献立に関連する食事環境情報IDが格納されており前記食事環境生成手段は前記食事環境情報IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取り前記食事環境情報IDにより食事環境情報蓄積手段から該当食事環境情報IDにより食事環境情報を読み出すことを特徴とする特許請求範囲第14項記載の献立供給システム
  18. 献立供給システムにおいて各献立の材料食材である各食材パッケージにセンサーメモリ付パッシブタイプRF−IDを設け前記食材の保管、配送の各プロセス個所に1以上の前記センサーメモリ付パッシブタイプRF−IDを稼動させるための電力供給用RF−ID基地局を設け前記RF−ID基地局から所定のタイミングで電波を送出することによって前記センサーメモリ付パッシブタイプRF−IDのメモリに前記センサーで取得したデータを蓄積することを特徴とする献立供給システム
  19. 前記RF−ID基地局は少なくとも前記食材を保管する冷凍貯蔵庫に設置されていることを特徴とする特許請求範囲第18 D項記載の献立供給システム
  20. 前記RF−ID基地局は少なくとも前記食材を配送する配送車の保管部に設置されていることを特徴とする特許請求範囲第18項記載の献立供給システム
  21. 前記センサーは温度センサーであることを特徴とする特許請求範囲第18項記載の献立供給システム
  22. 献立供給システムであって供給する献立を構成する各食材のそれぞれの賞味期限切れを食する危険防ぐためにユーザーに賞味期限切れを警告する警告通知手段を設けておき、献立により選ばれる在庫の各食材の賞味期限を蓄積する在庫食材賞味期限蓄積手段を有し、ユーザーにより献立が選択された際に前記献立を構成する在庫の各食材の賞味期限に関する情報を前記在庫賞味期限蓄積手段より呼び出し前記献立を構成する食材の中より賞味期限の一番直近のものを選択し前記献立の賞味期限として登録し前記警告通知手段により通知することを特徴とする献立供給システム
  23. 献立供給システムにおいてはネットで接続可能なセンターおよびネット接続可能なユーザー端末が設けられており、センターは前記献立にそれぞれの献立を識別するための献立識別IDを発行し、前記登録は献立識別IDと共にセンターに登録され、前記通知手段はユーザー端末であり前記献立識別IDはRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)に格納され前記ユーザー端末により前記献立識別IDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで読み取りネットを介してセンターにアクセスし前記献立識別IDにより該当献立の賞味期限を取得し該当日時が前記献立の食事日時より前記献立賞味期限が前であるかを判定し賞味期限前であれば前記ユーザー端末によりユーザーに賞味期限前であることを通知することを特徴とする特許請求範囲第E1項記載の献立供給システム
  24. 献立供給システムにおいてはユーザー端末が設けられており、前記献立賞味期限の登録はRF−IDあるいは印刷されたコード(バーコード、2次元コード)に格納されることであり、前記ユーザー端末により前記献立賞味期限情報はIDをRF−IDから通信で読み取るかあるいは印刷されたコードをスキャニングで直接読み取り該当日時が前記献立の食事日時より前記献立賞味期限が前であるかを判定し賞味期限前であれば前記ユーザー端末によりユーザーに賞味期限前であることを通知することを特徴とする特許請求範囲第E1項記載の献立供給システム
  25. 前記ユーザー端末はユーザーに音声または画像で前記警告を通知することを特徴とする特許請求範囲第23項あるいは第24項記載の献立供給システム
  26. ユーザー端末と前記端末との通信機能を設けたパッケージに詰め込まれた食材(以後、パッケージ食材と呼ぶ)、前記端末と前記パッケージ食材の少なくとも1つとの通信機能を設けた調理器(以後、IT調理器とよぶ)から構成された献立供給システムにおいて、
    1)前記献立を用意するための食材をパッケージに詰め込み、前記ユーザー向けのパッケージ食材を生成するパッケージ化ステップ、
    2)前記献立を構成するパッケージ食材の取扱い情報を生成し、前記取扱い情報を記憶する食材登録ステップ、
    3)前記パッケージ食材を前記ユーザーへ配送する配送ステップ、
    4)前記IT調理器が前記パッケージ食材を前記取扱い情報に従って調理する調理ステップ、
    からなるステップを少なくとも含みことを特徴とする献立供給システム。
  27. 前記食材は冷凍食品を含み、前記取扱い情報は前記食材の解凍方法と保存方法から選ばれる少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項26記載の献立供給システム。
  28. 前記ユーザー端末と前記IT調理器は一体であることを特徴とする請求項26乃至27記載の献立供給システム。
  29. 前記パッケージ食材の通信機能は、近距離無線を含む通信システムによるものであることを特徴とする請求項26乃至28記載の献立供給システム。
  30. 前記取扱い情報は、前記パッケージ食材を前記IT調理器で制御するための調理制御情報を含むことを特徴とする請求項26乃至29記載の献立供給システム。
  31. 前記ユーザー端末と前記パッケージ食材と前記IT調理器から選ばれる少なくとも1つとの通信機能を設けた情報センターをさらに構成要素として含むことを特徴とする請求項26乃至30記載の献立供給システム。
  32. 前記ユーザー端末と前記情報センターとの通信は、印刷媒体に記載されたコード、画像表示媒体に映されたコードから選ばれる少なくとも1つを読み取って得られる通信先情報を利用しての通信であることを特徴とする請求項31記載の献立供給システム。
  33. 前記登録された取扱い情報は前記情報センターで管理されることを特徴とする請求項31乃至32記載の献立供給システム。
  34. 前記パッケージ食材の栄養素情報、他の食材との食べ合わせ情報、栄養素の摂取タイミング情報、体に及ぼす効果情報から選ばれ少なくとも1つの食事効果情報を登録するステップをさらに含むことを特徴とする請求項26乃至33記載の献立供給システム。
  35. 前記ユーザーが自身のユーザー端末から献立を発注する発注ステップをさらに含み、前記ユーザー端末において、前記ユーザーに提供可能な料理の種類、栄養素の組み合わせ、前記ユーザーが希望する自身の体に及ぼす効果から選ばれる少なくとも1つのカテゴリーによる選択枝を提示し、前記ユーザーの選択操作によって入力された選択情報と前記登録された食事効果情報とを参照して、献立情報を自動生成させ、該献立情報を基に前記パッケージ食材を作成することを特徴とする請求項34記載の献立供給システム。
  36. 前記生成した献立情報に献立IDを割り当て、前記ユーザー及び前記パッケージ食材と関連づけて前記情報センターに登録することを特徴とする請求項35記載の献立供給システム。
  37. 前記パッケージ食材にはセンサーが付与され、前記センサーが検知した情報は前記情報センターにおいて管理されることを特徴とする請求項31乃至36記載の献立供給システム。
  38. 前記献立IDは、前記パッケージ食材の取扱い情報と関連づけられていることを特徴とする請求項36乃至37記載の献立供給システム。
  39. 前記センサーはタイマー、位置センサーから選ばれる少なくとも1つを含み、前記パッケージ食材が配送される予定時間を前記IT調理器に通知し、前記IT調理器は通知された情報に基づいて自動制御されることを特徴とする請求項37乃至38記載の献立供給システム。
  40. 前記IT調理器は、前記パッケージ食材との通信により得た前記取扱い情報を参照して、調理制御を行うことを特徴とする請求項26乃至39記載の献立供給システム。
  41. 前記ユーザ端末、前記情報センター、前記食材パッケージ、前記IT調理器から選ばれる少なくとも1つと通信する機能を備えた冷蔵庫(以後、IT冷蔵庫と呼ぶ)を構成要素としてさらに含むことを特徴とする請求項31乃至40記載の献立供給システム。
  42. 前記IT冷蔵庫は、前記パッケージ食材との通信により得た前記取扱い情報を参照して、貯蔵制御を行うことを特徴とする請求項41記載の献立供給システム。
  43. 前記IT冷蔵庫は、自身に収納されたパッケージ食材の情報を前記情報センターに送信し、前記発注ステップにおいてユーザーが閲覧可能であることを特徴とする請求項41乃至42記載の献立供給システム。
  44. 前記ユーザー端末と前記IT冷蔵庫は一体であることを特徴とする請求項41乃至43記載の献立供給システム。
  45. 前記IT調理器と前記IT冷蔵庫は一体化された複合機器であることを特徴とする請求項41乃至44記載の献立供給システム。
  46. 前記パッケージ食材はその形状が規格化され、外部からの操作により、前記複合機器内に設けられた通路を通って冷蔵部から調理部へと移動し、調理されることを特徴とする請求項45記載の献立供給システム。
  47. 前記配送は、前記IT冷蔵庫と前記IT調理器とを設けた移動車によって行われることを特徴とする請求項26乃至46記載の献立供給システム。



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