JP2006207379A - 送風ファン - Google Patents

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Osamu Ito
修 伊藤
Toshiharu Watanabe
年春 渡辺
Shinji Araki
伸二 荒木
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】 ボス部を通過する空気の量を多くすることができる送風ファンを提供する。
【解決手段】 ボス部2に設けたリブ5にファンブレード3と同様の送風方向Sへ空気流Bを生じさせる取付角θが付与されているため、リブ5の間のスリット開口8を通過する空気流Bを積極的(アクティブ)に生じさせることができる。従って、ボス部2を通過する空気Bの量が多くなり、ファンブレード3と合わせた空気流A、Bの総量を増加させることができると共に、モータ11を放熱する効果も向上する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、送風ファンに関するものである。
自動車のラジエータの前方には、ラジエータへ向けた空気流を生じさせるための送風ファンが設けられている。送風ファンは、支持されたモータが収納されるボス部を有している。ボス部は底面部を有する筒形状で、底面部がモータの回転軸に連結される。ボス部の外面には複数のファンブレードが形成されている。そして、モータにより回転させたボス部のファンブレードにより、ラジエータへ向けた空気流を生じさせることができる。
また、ボス部の底面部には複数の通気孔が形成されている。ボス部の送風方向側の空気がファンブレードによる空気流に巻き込まれて排出され、その部分が負圧になるため、この通気孔を通過する空気流が生じる。通気孔を通過した空気流はモータの外面に沿って送風方向へ流れる。ファンブレードによる空気流に加えて、ボス部の通気孔を通過する空気流が生じることにより、空気流の総量が増加してファンとしての送風性能が向上すると共に、通気孔を通過した空気流によりモータの放熱を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−321893号公報(図4参照)。
しかしながら、このような従来の技術にあっては、ファンブレードの空気流を利用してボス部の通気孔から空気を引き込む構造のため、通気孔を通過する空気の量が少なく、空気流の総量を増加させる効果及びモータを放熱する効果が小さい。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、ボス部を通過する空気の量を多くすることができる送風ファンを提供するものである。
請求項1記載の発明は、筒状のボス部の外面に複数のファンブレードを有し、該ボス部の内部にモータを収納して該モータの回転軸とボス部とを連結し、モータにより回転させたボス部のファンブレードにより、所定の送風方向へ空気流を生じさせる送風ファンであって、前記ボス部の内面とモータの回転軸とを、回転軸を中心とした放射方向に形成された複数のリブにより連結すると共に、隣接するリブ間にスリット開口を形成し、且つリブにファンブレードと同様の送風方向へ空気流を生じさせる取付角を付与したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ボス部に設けたリブにファンブレードと同様の送風方向へ空気流を生じさせる取付角が付与されているため、リブの間のスリット開口を通過する空気流を積極的(アクティブ)に生じさせることができる。従って、ボス部を通過する空気の量が多くなり、ファンブレードと合わせた空気流の総量を増加させることができると共に、モータを放熱する効果も向上する。
ボス部を通過する空気の量を多くすることができる送風ファンを提供するという目的を、筒状のボス部の外面に複数のファンブレードを有し、該ボス部の内部にモータを収納して該モータの回転軸とボス部とを連結し、モータにより回転させたボス部のファンブレードにより、所定の送風方向へ空気流を生じさせる送風ファンであって、前記ボス部の内面とモータの回転軸とを、回転軸を中心とした放射方向に形成された複数のリブにより連結すると共に、隣接するリブ間にスリット開口を形成し、且つリブにファンブレードと同様の送風方向へ空気流を生じさせる取付角を付与したことで、実現した。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施例を示す図である。この実施例では、図示せぬ自動車のラジエータの前方に配置される送風ファン1について説明する。送風ファン1は、円筒状のボス部2を有している。このボス部2の外面には5枚のファンブレード3が放射方向に形成されている。ファンブレード3は、円形のカバー4の内部で回転する。カバー4は図示せぬファンシュラウドの一部を構成する。ファンブレード3には、回転することにより送風方向Sへ向けて空気流Aを生じさせる取付角が付与されている。
ボス部2の底面側には、ボス部2の内面から中心に向けて複数のリブ5が放射状に形成されている。リブ5の中心側にはリング状の取付部6が形成され、該取付部6には一対の爪部7が形成されている。
リブ5の間にはスリット開口8が形成される。リブ5の基端側には、それぞれ傾斜部9を介して、ボス部2の内面に沿って延びる延長部10が形成されている。この延長部10は高さが低く形成されている。そして、このリブ5及び延長部10には、ファンブレード3と同様の送風方向S向けて空気流Bを生じさせる取付角θが付与されている。
ボス部2の内部には、図示せぬファンシュラウドのステー14にて支持されたモータ11が収納される。モータ11の側面とボス部2の内面との間には小さな隙間dが形成され、その隙間d内に前記リブ5の延長部10が位置している。モータ11にはリブ5の傾斜部9に相当する斜面部12が形成されている。更に、モータ11の回転軸13は、リブ5の先端にある取付部6の爪部7と係合し、該爪部7を介してモータ11の回転力をボス部2に伝達する。
従って、モータ11によりボス部2が回転すると、ファンブレード3により送風方向Sに向けた空気流Aが生じ、この空気流Aにより図示せぬラジエータを冷却することができる。
また、ボス部2に設けたリブ5にファンブレード3と同様の取付角θが付与されているため、該リブ5が回転することにより、リブ5の間のスリット開口8を通過する空気流Bを積極的(アクティブ)に生じさせることができる。従って、ボス部2を通過する空気流Bが多くなり、ファンブレード3と合わせた空気流A、Bの総量が増加してラジエータ(図示せぬ)の冷却性能が向上する。また、スリット開口8を通過してモータ11の外面に沿った状態で流れる空気流Bが多くなるため、モータ11の放熱効果も向上する。
この実施例によれば真っ直ぐ放射状に形成したリブ5に取付角θを付与する例を示したが、リブ5を湾曲した放射状(渦巻き状)に形成しても良い。
本発明の一実施形態に係る送風ファンのモータ取付け前の状態を示す側面図。 図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。 図1に係るボス部の内部を示す斜視図。
符号の説明
1 送風ファン
2 ボス部
3 ファンブレード
4 カバー
5 リブ
6 取付部
7 爪部
8 スリット開口
9 傾斜部
10 延長部
11 モータ
12 斜面部
13 回転軸
A、B 空気流
S 送風方向
d 隙間
θ 取付角

Claims (1)

  1. 筒状のボス部(2)の外面に複数のファンブレード(3)を有し、該ボス部(2)の内部にモータ(11)を収納して該モータ(11)の回転軸(13)とボス部(2)とを連結し、モータ(11)により回転させたボス部(2)のファンブレード(3)により、所定の送風方向(S)へ空気流(A)を生じさせる送風ファンであって、
    前記ボス部(2)の内面とモータ(11)の回転軸(13)とを、回転軸(13)を中心とした放射方向に形成された複数のリブ(5)により連結すると共に、隣接するリブ(5)間にスリット開口(8)を形成し、且つリブ(5)にファンブレード(3)と同様の送風方向(S)へ空気流(B)を生じさせる取付角(θ)を付与したことを特徴とする送風ファン。
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