JP2006207070A - 糸の製法及び該製法により製造された糸 - Google Patents

糸の製法及び該製法により製造された糸 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ロータ式オープンエンド精紡において、糸を原料の一つとし、その糸を開繊して新たな糸を製造する方法及び該方法により製造された糸を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る糸の製法は、ロータ式オープンエンド精紡機を使用し、当該精紡機の繊維束供給口であるコレクター1におけるフィードローラ2とプレッサー3との隙間を0.05mm以上、プレッサー3の圧力を3kg/平方mに調整し、繊維長51mm以下の繊維により構成されるスライバーと繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり0.6g以上の糸とからなる7g以上の繊維束をコレクター1に供給して3s〜40sの糸を製造することを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータ式オープンエンド精紡機による糸の製法及び該製法により製造された糸に関し、特に、該精紡機に供給する繊維束として糸を使用して糸を製造する糸の製法及び該製法により製造された糸に関する。
特許文献1には、異種類の繊維集合体を芯糸と鞘糸、あるいはラッピング糸とするコア糸またはラップド糸を製造できる、オープンエンド・ロータスパン・ハイブリッドヤーンの製造装置、製造方法およびオープンエンド・ロータスパン・ハイブリッドヤーンを提供することを課題として、異種類の繊維集合体、特に綿繊維からなるスライバおよびポリエステル連続繊維からなる供給糸をそれぞれ所定の繊維含有割合で、機台中の異なる供給部に入れて、供給糸は可変モータによって制御された一対のフィードローラ、ならびにテンサ等の張力付与手段を介した後、張力測定器と中空軸部を通りロータ内部へ導かれて、綿繊維がポリエステル糸を包み込むように加撚し、巻取ローラで巻取ることによって、異種類の繊維集合体から1回の精紡工程で、綿・ポリエステルのオープンエンド・ロータスパン・ハイブリットヤーンを得る製造方法が示されている。
また、当該特許文献1に記載の従来技術の欄には、カバーヤーン、複合糸、スラブヤーンの製造方法及び装置が示されている。
これら公知技術において、供給される糸は、糸そのものは加工せずに芯糸として使用し、スライバとして供給される繊維を鞘糸として芯糸の回りに巻き付けて糸を製造する方法及び装置である。
特開2001−288627
しかしながら、糸を原料として使用し、その糸を開繊して新たな糸を製造するというような手法は採用されていない。
混紡糸を製造する際には、一般に、混綿工程や練条工程において異種の繊維を混合する方法が採用されているが、このような製造方法では小ロット多品種の糸の生産には不向きである。例えば、1Kg分だけの混紡糸を製造することは実際上不可能であり、混紡率3%以下の繊維を混紡する場合には均等に混合することは不可能である。また、混打綿工程から精紡工程を得て糸になるまでに時間を要し、しかも、糸になって始めてその混紡率が適切か否かが判断されるため、混紡率を変更しようとすると、最初からやり直さなければならず、時間と経費に大きな無駄が生ずる。
そこで本発明者は、鋭意研究を重ね、ロータ式オープンエンド精紡において、糸を原料の一つとし、その糸を開繊して新たな糸を製造する方法を見出した。
本発明に係る糸の製法は、ロータ式オープンエンド精紡機において、その開繊ローラに糸又は糸を含む繊維束を供給し、該糸又は糸を含む繊維束を開繊ローラにより開繊し、新たな糸を製造することを特徴とするものである。
また、本発明に係る糸の製法は、ロータ式オープンエンド精紡機の繊維束供給口であるコレクターにおけるフィードローラとプレッサーとの隙間を0.05mm以上、プレッサーの圧力を3kg/平方m以上に調整し、繊維長51mm以下の繊維により構成されるスライバーと繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり0.6g以上の糸とからなる7g以上の繊維束を、コレクターに供給して3s〜40sの糸を紡出することを特徴とするものである。
このように、ロータ式オープンエンド精紡機を調整し、原料として使用するスライバと糸とを限定することにより、原料としての糸を開繊し、紡出番手は制限されるが新たな糸を紡出することが可能になった。
また、本発明に係る糸の製法は、ロータ式オープンエンド精紡機の繊維束供給口であるコレクターにおけるフィードローラとプレッサーとの隙間を0.05mm以上、プレッサーの圧力を3kg/平方m以上に調整し、繊維長51mm以下の繊維により構成される粗糸と繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり0.6g以上の糸とからなる7g以上の繊維束を、コレクターに供給して3s〜40sの糸を紡出することを特徴とするものである。
このように、ロータ式オープンエンド精紡機を調整し、原料として使用する粗糸と糸とを限定することにより、原料としての糸を開繊し、紡出番手は制限されるが新たな糸を紡出することが可能になった。
さらに、本発明に係る糸の製法は、ロータ式オープンエンド精紡機の繊維束供給口であるコレクターにおけるフィードローラとプレッサーとの隙間を0.05mm以上、プレッサーの圧力を3kg/平方m以上に調整し、繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり7g以上の糸からなる繊維束を、コレクターに供給して3s〜30sの糸を製造することを特徴とするものである。
このようにすれば、紡出番手は制限されるが、糸のみを原料として新たな糸を紡出することができる。
上記した本発明に係る糸の製法によれば、精紡工程で、異種の繊維を混紡することが可能となる。また、混紡糸を1Kgから製造可能であり、混紡率3%で均等に混合することも可能であるから、小ロット多品種の生産に十分に対応でき、即座に糸を製造することができる。さらに、色糸、トップ、杢糸を製造する場合、精紡工程において染め糸を原料として使用するので、前紡工程を汚さずに製造できる利点がある。しかも、製品としての効力がなくなった糸や不良糸を再利用することができ、製造コストを削減できる。
また、このような糸の製法により製造された糸は、製織工程や編組工程においても使用に耐え得るだけの十分な強力及び伸度を有しており、糸として申し分のない使用ができる。
以下に、本発明に係る糸の製法の好適な実施例1及び2について詳述する。
図1に示すロータ式オープンエンド精紡機(豊田自動織機製作所製BD200型オープンエンド精紡機)を使用する。当該精紡機による糸形成過程について説明すると、精紡機の繊維束供給口であるコレクター1におけるフィードローラ2とプレッサー3に繊維束4が供給され、供給された繊維束4はフィードローラ2により開繊ローラ5に移送される。移送された繊維束4は、コーミングローラ5により開繊され、開繊された繊維は高速回転するロータ6に供給される。ロータ6に供給された開繊繊維7は、ロータ6の回転によりロータ最大径部の内壁面8に圧着集積される。この圧着集積された開繊繊維7の一部に種糸を挿入し糸を引き出せば、開繊繊維7が内壁面8から引き剥がされ、引き剥がされた開繊繊維7にロータ6の1回転毎に1つの撚りがかけられて収束繊維束9が形成され、ガイドチューブ11を通り、連結した紡出糸10が形成され、送り出しローラ12により引き出されて巻き取られる。本発明においては、上記の繊維束4がスライバと糸とを組み合わせた場合と糸のみからなる場合とがある。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸aを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸aの内容:色彩:ピンク
紡出番手:39.66番手
撚り数:30.5回/インチ
ドラフト倍率:124.8倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり3.2g
混合内容:20番手双糸の着色糸3本
10番手単糸の白色糸7本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり7g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:2.29回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):32.7m/分
[評価]
得られた紡出糸aは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸bを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸bの内容:色彩:クリーム色
紡出番手:39.66番手
撚り数:30.5回/インチ
ドラフト倍率:124.8倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり3.2g
混合内容:20番手双糸の着色糸4本
10番手単糸の白色糸6本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり7g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:2.29回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):32.7m/分
[評価]
得られた紡出糸bは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸cを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸cの内容:色彩:若草色
紡出番手:39.66番手
撚り数:30.5回/インチ
ドラフト倍率:124.8倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり3.2g
混合内容:20番手双糸の着色糸4本
10番手単糸の白色糸6本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり7g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:2.29回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):32,7m/分
[評価]
得られた紡出糸cは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸dを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸dの内容:色彩:ブルー
紡出番手:39.66番手
撚り数:30.5回/インチ
ドラフト倍率:124.8倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり3.2g
混合内容:20番手双糸の着色糸6本
10番手単糸の白色糸4本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり7g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:2.29回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):32.7m/分
[評価]
得られた紡出糸dは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸eを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸eの内容:色彩:パープル
紡出番手:39.66番手
撚り数:30.5回/インチ
ドラフト倍率:154.2倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり2.6g
混合内容:20番手双糸の着色糸6本(パープル4本、ブルー2本)
10番手単糸の白色糸2本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり10g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:1.86回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):32.7m/分
[評価]
得られた紡出糸eは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸fを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸fの内容:色彩:チャコール
紡出番手:39.83番手
撚り数:30.5回/インチ
ドラフト倍率:145.0倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり4.8g
混合内容:20番手双糸の着色糸15本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり7g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:1.97回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):32.7m/分
[評価]
得られた紡出糸fは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸gを製造した。その実施結果は以下のとおりである。なお、使用糸と使用スライバとから本発明に係る繊維束が構成される。
[実施結果]
紡出糸gの内容:色彩:ピンク
紡出番手:25.10番手
撚り数:26.8回/インチ
ドラフト倍率:149.1倍
[実施条件]
使用糸の内容:平均繊維長35mmのエジプト綿製
重量:6yd当たり3.2g
混合内容:10番手単糸の着色糸10本
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70を38%とバックシルクノイル62%との混合
重量:6yd当たり16g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:2.43回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:8000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:30000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):28.4m/分
[評価]
得られた紡出糸gは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
比較例
図1に示す構造を有するロータ式オープンエンド精紡機を使用し、下記の実施条件の下で、紡出糸hを製造した。その実施結果は以下のとおりである。
[実施結果]
紡出糸aの内容:色彩:白
紡出番手:39.04番手
撚り数:26.89回/インチ
ドラフト倍率:122.9倍
[実施条件]
使用スライバの内容:平均繊維長35mmのエジプト綿ギザ70
重量:6yd当たり10.2g
紡出条件:フィードローラ径:25.0mm
フィードローラ回転数:2.64回/分
フィードローラとプレッサーの隙間:0.1mm
プレッサーの圧力:3kg/平方m
コーミングローラ回転数:9000rpm
ロータ径:60mm
ロータ回転数:27000rpm
送り出しローラの回転速度(紡出スピード):25.5m/分
[評価]
得られた紡出糸fは、製織及び編粗において十分耐え得る強力及び伸度を有することが確認できた。
[比較試験]
上記のうち、紡出糸a、d、f、hについて、それぞれ10本以上の紡出糸を製造し、強力及び伸度を測定し、平均強力、強力CV(強力のバラツキ)、平均伸度及び伸度CV(伸度のバラツキ)を算出した。また、紡出糸の品質の度合を調べるため、番手CV(番手のバラツキ)を算出し、U%(糸むら)を測定した。その結果は以下の表1のとおりであり、申し分のない結果が得られた。
Figure 2006207070
ロータ式オープンエンド精紡機の紡出部の構造を示す概略図である。
符号の説明
1・・・コレクター
2・・・フィードローラ
3・・・プレッサー
4・・・繊維束
5・・・開繊ローラ
6・・・ロータ
7・・・開繊繊維
8・・・ロータの内壁面
9・・・収束繊維束
10・・紡出糸
11・・ガイドチューブ
12・・送り出しローラ

Claims (5)

  1. ロータ式オープンエンド精紡機において、その開繊ローラに糸又は糸を含む繊維束を供給し、該糸又は糸を含む繊維束を開繊ローラにより開繊し、新たな糸を製造することを特徴とする糸の製法。
  2. ロータ式オープンエンド精紡機の繊維束供給口であるコレクターにおけるフィードローラとプレッサーとの隙間を0.05mm以上、プレッサーの圧力を3kg/平方m以上に調整し、
    繊維長51mm以下の繊維により構成されるスライバーと繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり0.6g以上の糸とからなる7g以上の繊維束を、
    コレクターに供給して3s〜40sの糸を紡出することを特徴とする糸の製法。
  3. ロータ式オープンエンド精紡機の繊維束供給口であるコレクターにおけるフィードローラとプレッサーとの隙間を0.05mm以上、プレッサーの圧力を3kg/平方m以上に調整し、
    繊維長51mm以下の繊維により構成される粗糸と繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり0.6g以上の糸とからなる7g以上の繊維束を、
    コレクターに供給して3s〜40sの糸を紡出することを特徴とする糸の製法。
  4. ロータ式オープンエンド精紡機の繊維束供給口であるコレクターにおけるフィードローラとプレッサーとの隙間を0.05mm以上、プレッサーの圧力を3kg/平方m以上に調整し、
    繊維長51mm以下の繊維により構成される6yd当たり7g以上の糸からなる繊維束を、
    コレクターに供給して3s〜30sの糸を紡出することを特徴とする糸の製法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の糸の製法により紡出されたことを特徴とする糸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011195971A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Daiwabo Holdings Co Ltd 複合糸、及びそれを用いた織編物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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